チャリンコのライトが駐輪場で盗まれました。

つくばエクスプレスの柏の葉キャンパス駅に新オフィスを構えまして早2ヶ月立ちました。柏の葉キャンパスからオフィスまでは割と距離があるのでチャリンコを買って利用していたわけですが、本日有料の駐輪場に留めておいたチャリンコのライトが盗まれていました。サドルだけ盗まれるのも萎えるかと思いますが、ライトも萎えますね。取り外しができるライトだったのですが、その取り外しの台座まで丁寧に盗まれていたので、サドルなどのいたずらではなく、実用的な盗人の様です。5月にオフィスを引っ越して、柏の葉キャンパス駅前のららぽーとのインチキ自転車屋で買った自転車なのですが、本当にインチキであらゆる点がへぼいものを買ってしまいました。ライトも例外に漏れずへぼく、夜付けていても全く明るくなく、前が見えません。せっかく盗んでいったのなら、そのライトで幸せになってほしいものですが、おそらく実用面で却下されていると思うので、私の損害と盗人の労力が人類全体として無駄になってしまいました。自転車は安かろう悪かろうで、やはり良いものを使いたいですね。

そういえばM1グランプリでチュートリアルが決勝で”ちりんちりん”というネタをやっていましたが、あれは良いネタでしたね。(M1のはyoutubeから削除されていました。同等のネタです)

Microsoft XBOX360 Project Natal @ E3など、ゲーム業界はクリエイティブですね。

ゲームは全くやらないのですが、過去にMicrosoft xbox360, Nintendo Wii, Sony PS3を購入し、PS3だけ残してあります。E3というゲーム業界の大きなイベントが、ちょうど今開催されているらしく、各社新しいゲーム機・周辺機器、ゲームソフトを発表しているようです。車でいうと東京モーターショーみたいな感じなのでしょうか?映像を見ている限り、かなり各社金を掛けているようで、大きなイベントの様です。

さて、Microsoft, Nintendo, Sonyの3大ゲーム機会社ですが、今回のE3では、人間のモーションキャプチャー関係のコントローラーで熾烈な戦いをしています。Nintendo WiiのWiiリモコンが話題を呼び、ゲーマー以外の顧客(女性まで)を取り込んだ事、また近未来的な観点からハヤりの様ですね。その中でもXBOX360用のProject Natalというのは面白そうです。

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Project Natal image courtesy from Engadget Japanese

参考:Microsoft Xbox360のページ プレスリリース Project Natal @ microsoft xbox 360

参考:動画:Xbox 360のモーション操作アクセサリ「Project Natal」発表 @ Engadget

後者の方は実際に動いている動画が見られます。つまり、Wiiリモコンなどのコントローラーを持たずに、テレビの下にあるセンサー(カメラの様です)だけで人間の動きを三次元的に検出するというものです。センサーを見る限り複数チャネルでセンシング(画像処理)をしているので奥行きなどはとれそうな気がしますが、良くできていますね。ゴルフスイングなんか、詳細に解析してくれるソフトがでそうです(すぐに買います)。Xbox用だけではなく、Nintendoも脈拍が測れるWiiバイタリティセンサーの発表や、SonyのPS3 モーションコントローラーなど各社がんばっているようです。PS3のモーションセンサーはXboxに比べて、コントローラーを使うようですが、ゴルフクラブのグリップだと思えば違和感がありません(そればっかり)。

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Sonyのモーションセンサー image courtesy from Engadget Japanese

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Wii バイタリティ・センサー image courtesy from Engadget Japanese

人間の複雑な動きを取り込めるのはゲームだけではなく多くの応用が利きますね。ゴルフスイングはもちろん、より高度なダイエット・エクササイズ、能・歌舞伎などの動き、ダンスなどのレッスン、いろいろ可能性がありますね。今まで体に何点ものセンサーを付けて大規模なシステムを使ったモーションキャプチャーが家庭用ゲーム機でできるわけですから、素敵な進歩だと思います。

それにしても、ゲーム業界はこんな不況の時代でもクリエイティブですね。ポリフォニーデジタルのグラン・ツーリスモなどのゲームを始め、CMでやっているPS3版のファイナルファンタジーなど、内容が面白いかは私にはわかりませんが、クリエイティブパワーを感じる業界だと思います。テレビ各局が不況で厳しく、視聴率モデルが既に限界であることから、テレビ番組のクリエイティブ面のクオリティは残念ながら落ちる一方です。インターネットに関してもblog / アフィリエート、adwordsなどの台頭で本当に素敵な記事が埋もれてしまうことも多く、マッシュアップばかりで、新規の記事が少ない気がします(今回の私のブログの様に、素敵な新製品を貼り付けて突っ込むだけの前進しない記事達です。基本的には避けたいところです)。インターネットなどを通して、情報を得やすくなったのは間違いないですが、この便利さは、新しい物・コンテンツ作りには少し弊害になっているかもしれませんね。私もこのようなマッシュアップ記事は避けて、負けじと新しい物を想像していきたいものです。

実施直前のエコポイントの使い方(むしろ実施前購入が買い時?)・抜け道・問題点を考える。

明後日5/15から、一部対象製品(エアコン・地デジ対応テレビ・冷蔵庫の一部)にエコポイントという政府発行のバーチャルマネー(ポイント)制度が実施されます。
もうクダクダっぷり最高のこの政策ですが、エコポイントの使い方などは一切未決定のまま、明後日からポイントの発行だけ始まる状態です。今回のエントリーでは、このエコポイントの想定される使い方、裏道(?)、問題点などについて考えたいと思います。

昨日5/12にエコポイントの対象製品に対するポイント額が発表されました。

経済産業省:エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業におけるエコポイント数及び交換商品等の基本的考え方について

これを見ると、いわゆるビックカメラなどで導入されているポイントとはちがい、税込み価格の割率ではなく、46インチ以上のテレビなら一律36000ポイントというものです。
ここで、経産省の公式ページでは36000”ポイント”と発表されているのに、めざましテレビを始め、多くの報道は、1ポイント=1円として、36000円と報道しているページが多々ありました。これは大丈夫なのでしょうか?後から10ポイント=1円とかなったら暴動が起きそうですね(笑)。経産省のページをざっと見た感じ、あくまで1ポイント=1円とは書いていないので注意は必要です。まぁ、マスコミがこれだけフライング報道しているので大丈夫だと思いますが・・・。

現在のマスコミの報道では、対象商品を購入した際の”領収書”および”保証書”をとっておけば、後に設立されるエコポイント管理団体という官僚が好きそうな団体が設置され、エコポイントを発行してくれるようです。詳しくは、

経済産業省:Q&A グリーン家電普及促進事業

などを参照すると現時点での状態が公開されています。報道では、”領収書”、”保証書”だけと報道されていますが、この公式ページを見ると注文書なども必要になるケースがあるので注意が必要です。
また肝心のエコポイントをどのように使うのかは、未だ決まっておらず、このあたりが非常にグダグダです。

ここまでの情報が現時点でのエコポイントに関する情報です。ここでこのエントリーを終えてしまうとただのニュースなので、少し考えます。

1)エコポイント報道先行に対する買い控え

エコポイントは1ヶ月~半月くらい前からニュースなどで流れているため、5/15のエコポイント実施まで消費者が購入を待っているといういわゆる買い控え現象が起こっている様です。実際には補正予算も”この時期に代表がフラフラしている野党”などが審議しているためまだ可決されていませんので、仕方がありませんが、これだけエコポイントの名前が報道されてしまっては、今更否決は無いでしょう。とはいえ、エコポイント報道に対して、知人二人もテレビ購入を待っているため、身近でみても買い控えは起こっています。
メーカーとしては買い控えは困るとは思いますが、所詮1ヶ月程度売り上げが落ちてもそんなには問題ない気がしていました。しかし、昨日の日立製作所などの赤字っぷりを見るとこの時期は決算期が多く、甚だ迷惑な話ですね。
さて、買い控えが起こっているので今テレビが安い様です。たとえば、BRAVIAの52インチの新型液晶テレビ(KDL-52W5)などは、ビックカメラで45万円(+15%還元:実質38.5万程度)に対して、価格コム(kakaku.com)の最安では、29.8万円と、10万近い差が出ています。価格コムの最安店は、実質店舗営業はなく、ネット通販専門としてぎりぎりの利益で多く売るビジネスモデルを採用しているため、ビックカメラなどと比べるとやはり値段の差はつきます。とはいえ、この最新機種で10万円の差は結構大きい気がするのでもしかしたら、このエコポイント買い控えで値崩れしている可能性はあります。

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Sony BRAVIA KDL-52W5の価格推移@kakaku.com

実際にkakaku.comの値段推移を見るとエコポイントが報道された4月中旬から10万近く落ちているため、買い控えによる低価格化はあるかもしれません。また価格コムの上位店舗は、いろいろな理由でとにかくキャッシュを回す必要がある・また倉庫の面積に限界があるため在庫は抱えられないなどの理由で、ビックカメラなどの大型店舗に比べ買い控えは困る状態にあると予想されます。そういう意味で、このエコポイント実施前は、ちゃんと使えるか分からないエコポイントよりもお買い得かもしれません。ここで注意ですが、価格コムの上位店舗は、いろいろな理由でいきなり倒産する可能性もありますので、必ず着払いで購入すべきですので、どうぞお気をつけください。先払いで商品が届かない、または在庫ありで注文しても実は在庫がないなどのトラブルがあるようですのでとにかく着払いが良いと思います。

そこで、思ったのですが、着払いの場合、領収書は、”届いた日”になります。つまり、今日購入し、5/15到着にすれば、領収書は5/15になるため、もうエコポイントの恩恵が得られるのではないか!!??と考えました(誰でも思いつくか・・・)

先ほどの経済産業省:グリーン家電普及促進事業のQ17を見ると

Q17 5月15日以降の購入が対象となりますが、支払い日、納品日等どの時点を購入日と判断するのですか。
A17 代金をお支払いした日(=領収書に記載される日)により判断します。ただし、テレビ通販・ネットショッピングで商品を購入した場合は、納品書・購入証明書に記載されている日付により判断します。また、クレジット払いの場合(一括もローンも)は、クレジットカードを提示し、売上票にサインした日になりますが、領収書が発行されない場合もあるので、「お客様控え」でも、購入された商品の型番が記載されていれば、領収書の代わりとしてそこに記載された日付で判断することは可能です。

ここで”納品書・購入証明書に記載されている日付”がやっかいです。領収書という意味では5/15の日付になりますが、今日購入した場合は、この納品書がどうなるのでしょうか??一方で報道で”領収書”と”保証書”と報道してしまっているので、結果的には着払いの領収書だけでいけそうな気がします??う~む。グレーですがどうなんでしょうか。言うまでもなく不正を促すサイトではありませんが、実際に商品が到着するのと、領収書の日付は5/15なので、商品を使い始めるのも5/15からですし、問題ない気がするのですがどうなんでしょうか!??

このあたりは経産省の窓口などに相談していただきたいですが、5/15に商品が届いて、お金を払うという原理を考えれば今日5/15到着の着払いで買うのはありな気がします。そうなると、買い控えで安い(かもしれない)今日・明日は実はお得じゃないでしょうか?5/15に、卸価格を上げる可能性はありますが、下げることはおそらくないかと思います(ボーナス商戦で数を売るために下げるメーカーもあるかもしれません)。少なくとも在庫がどんどん掃ける小売店は値段を上げるかもしれません。36000ポイントの大型テレビは1~2万円分値段が上がるかもしれませんね。

今回のエコポイントは、ポイントをどうやって使うかまだ未決定ですし、もしそのポイントはエコ商品(今回のテレビ・冷蔵庫・エアコン)のみにしか使えないというシステムだしたらすぐにテレビは買わない可能性もあるので結局使えないポイントになるかもしれません。そういう意味では、

・買い控えが起こって値段が下がり気味の5/15実施前
・5/15でみんなが飛びつき、実施後は在庫切れが多発する!?(かも)
・着払い5/15到着ならエコポイントは発行される??(経産省に要確認)

などの理由で実施前の今日・明日は実は狙い目かもしれません。
言わずもがなですが、全く責任はとれません。

2)エコポイントの問題点

エコポイントに関する問題点は多々あります。ちょっと考えただけで起こりうる問題を箇条書き列挙します。

■エコポイント管理団体が本当に管理できるのか?
これからできるらしいエコポイント管理団体ですが、政府・官僚さんたちは、領収書と保証書(製造番号・シリアルナンバー)を確認しエコポイントを発行する管理団体を作ると簡単に言っていますが、いったい誰がやるのでしょうか?おそらく経産省がまた一つの管理団体・法人を作ることになるのですが、また長妻議員が好きそうな構図です。
さらに、年金記録があれだけ抜けがあった状態で、”領収書”と”保証書”で本当に管理できるのでしょうか??領収書は、ビックカメラなどのレシートでは商品名はしっかりと記載されていますが、その製品名と商品のシリアルナンバーはどう整合をとるのでしょうか?ビックカメラのレジで出てくる感熱紙の領収書(レシート)は、税法上、正式な領収書として処理はできますが、何せ感熱紙なので手書きの領収書を書き直してもらうことがあります。その場合に、その領収書で製品名とシリアルナンバーの整合はとれるのでしょうか?
まだまだ問題はあります。例えば、シリアルナンバーは、メーカーによっては、ABC000001, ABC000002, ABC000003など数字続きの様な違うナンバーを推定できる商品があります。悪どい業者が、上記の理由で整合が取りにくい領収書と、買ってもいないシリアルナンバーでエコポイントを取得した場合、本当に購入した人が後から申請した場合、既にこの番号は登録されているという検出ができるのでしょうか?また検出された場合、その悪徳業者と購入した人は争う事になるわけですが、その場合、個人情報をその管理団体が把握しなければならず、製品1個1個に購入した人の情報が入り、個人情報なんたらで、またややこしくなりそうです。
少なくともポイント申請時に、その製造シリアルナンバーが過去に申請されていないことを確認する全国的にリアルタイムなシステムを構築しなければならず、また何百億くらいシステム開発費が掛かりそうです。これはまた時間と金(税金)が掛かりそうな話です。
仮に製品シリアルナンバーで唯一排他で処理できないエコポイント管理システムなら、転売業者が卸価格で買って、ポイント申請して、消費者に商品を高く売るみたいな構図が簡単に予想されますね。

■エコポイントはどうなるのか?どうやって使えるのか?
商品券などに交換などと発表されていますが、全く詳しいことは決まっていません。同じくエコポイント対象製品だけ購入できる商品券になるなら、テレビ・冷蔵庫・エアコンなど簡単に2~3年は持ちますので、私の様な一人暮らしの場合、なかなか使うことはない気がします。おそらく36000円の商品券を30000円で売りますみたいなヤフーオークションや、また町のチケットショップに、エコポイント商品券が溢れそうですね。

そのエコポイント商品券を使って購入した場合、またテレビを買えばエコポイントが付くのでしょうか?

領収書の記載はどうなるのでしょうか?30000円分エコポイントを使っても、販売店側からすれば30000円減の領収書にはならず、おそらく商品価格が領収額になると思います。その場合、我々消費者は、30000円分はどう処理をすれば良いのでしょうか?エコポイント発行時に日本円と1:1の関係で収入と見れば良いのかもしれませんが、この辺うまく整合がとれるのでしょうか?ビックカメラなどの還元ポイントで購入しても現金が動いていないので領収書は発行できませんし、この辺はどうするのでしょうか?

このエコポイントから現金相当に変えるのが、焦点となりそうです。個人的にはチケット屋やヤフオクなどで多少ポイントが下がっても使いやすい現金化を目指した方が良いような気がします。エコポイントはエコポイント対象商品しか購入できないなどになったら尚更です。

■そもそもエコなのか?
そういえば、京都議定を始め、エコを推進している国な気がしましたが、この制度は全くエコではありません。確かにエコに貢献する低消費電力の電化製品が対象とはなっていますが、まだまだ使える商品を買い換えて廃棄するほど地球にダメージを与えるものはありません。小売店のエコポイント対応なり、エコ管理団体立ち上げなり、動く人件費・コストなどを考えると全くエコではありません。エコロジーではなく、エコノミーポイントですね。

■そもそも政府が発行するバーチャルマネーは、日本円じゃないのか?
ビックカメラがビックポイントを発行するのは、
A)ビックポイントはビックカメラしか使えずリピーター・お抱えができる
B)ピックポイント利用時は、ポイントがたまらないので10%還元といっても、実は10%還元はされていないトリックがある
C)会社経理上、見た目の額が大きいのでなんか有利?(たぶん)
です。ビックカメラがポイントを発行するにはそれなりに戦略があるわけですが、それを政府がやろうというのですからおかしな話です。政府発行といえば、1円・10円・100円・500円の日本円(硬貨)があるじゃないですか。ここはエコポイント商品券ではなく、幻の政府紙幣 or 硬貨発行にしてもらいたいです(つまり現金支給)。それなら日本円なので扱いやすいと思います。

そもそもお金ってなんでしょうか?物々交換の時代に対して、一定の基準を作ったのが金であって、生きていくためには食料がいる。食料を買うためにはお金を払うというもので、お金自体、人間が決めたバーチャルなものです。今ポイントブームではありますが、政府まで日本円以外に変なバーチャルマネーを作るのはやめてください。こんな面倒な事をするより、1,2年消費税なしにすれば良いことだと思います(ぶっちゃけ)

留意点:この内容はエコポイント実施前の不確かな情報で述べているため、内容に全く責任を負えませんのであしからず。

gmailのSMTPを使って独自ドメインメールを送信する際のspf設定

タイトルの通り、一般の方には全く不要な情報なので読み進めていただく必要はございません。
大した情報ではありませんが、備忘録もかねて書いておきます。

独自ドメインを取得しメールサーバを構築・管理している方は、最近のspamメール対策に苦労されていることと思います。かく言う私も、linuxベースでメールサーバを構築し多くのドメインのメールを管理しておりますが、spamメール対策を講じるのが面倒大変になってきました。多量なspamを検出する機能の実装ももちろん大変ですが、この最近問題なのは、gmail, yahooメール, hotmailなどの大手が運用するフリーメールがspam対策を堅固に実装し、独自で構築したメールサーバからのメールはしれっとspamと判定してしまうことです。spamhouseなどのようにメールサーバのブラックリスト化もされておりますが、意図しないところで自分のサーバーがリスト化されたり、悩まされる日々です。

詳しくは述べませんが、その対策として、spf(sender policy framework)DKIMなどがなんとな~く台頭してきました。少し前はspfとDomainkeysだったのですが、Domainkeysは似たようなDKIMに移行しつつありますね。最近メールサーバーを久々に構築する機会があり、せっかくなので、マルチドメイン(バーチャルドメイン)+spf+DKIM+SMTP-Auth +TLS(POP3s, IMAP4s)でてんこ盛りサーバーをあげてやろうと数時間格闘しましたが、DKIMだけうまく行かず断念致しました。qmailベースだったのですが、DomainKeysは比較的容易に実装できたのですが、DKIMはまだまだ難しい感じでした。久々オープンソースのソースコードの読んで改変しつつがんばったのですが、しょうがないですな・・。

さて、今回のブログの本題であるspfに関してです。最近、独自ドメインを取得してgmailの自分のアカウントに転送し、gmailで送受信(FROMはそのドメインのメールアドレスを使う)している方もいらっしゃるかと思います。つまりSMTPをgmailのサーバーを使うという構図です。その場合、いわゆるそのドメインのMXレコードに当たっているホスト(SMTP)以外からメールが送信される訳ですから、最近の状況ですとかなりspam判定される事が多くなります。そこでspfを、DNSのTXTレコードに登録するわけですが、gmailは莫大なサーバーですのでSMTPのIPアドレスがどれになるか予想がつきません。私も困ったなと思っていたわけですが、spfの仕組みをよく考えればDNSに問い合わせれば取得できます。まったく当たり前の話ですが、とぼけていて実行していませんでした。

linuxのdigコマンドなどを使えば便利です。

$ dig gmail.com txt    ←gmail.comドメインTXTレコードをDNSに問い合わせます。

この結果は

;; ANSWER SECTION:
gmail.com.              300     IN      TXT     “v=spf1 redirect=_spf.google.com”

となります。gmail.comは、_spf.google.comにリダイレクトしています。リダイレクトは指定されたドメインにチェックを転送する機能の様です。そこで再度問い合わせます。

$ dig _spf.google.com txt    ←_spf.google.comドメインTXTレコードをDNSに問い合わせます。

この結果は

;; ANSWER SECTION:
_spf.google.com.        203     IN      TXT     “v=spf1 ip4:216.239.~~googleさんに迷惑をかけないため途中省略~~.144.0/20 ?all”

という感じで、複数のIP/マスクで表示されます。このipをgmailベースで送信する可能性のあるドメインのTXTレコードに追加しておけば良いわけです。(gmailと同じようにredirectで_spf.google.comに指定しておくのも良いかと思います)
この結果、gmailから送ったメールを、spf対応の受信サーバーで受信したところ、

Received-SPF: pass (0: SPF record at _spf.google.com designates 209.85.xxx.xxx as permitted sender)

となり無事にpassになりました。いままでsoftfailでしたのでこの辺気がかりでしたが、はやくちゃんと理解すれば良かったです。spfは実装も簡単ですが、実際にはこうやってdnsに問い合わせれば簡単にIPを取得できるわけですし、spam業者がこのIPをspfに加えてspamを送れば送信できてしまうわけですから、spfも時間の問題かもしれませんね。ちなみにGmail先生はSPF+DomainKeys+DKIMを全て実装しています。さすがですな。

熱海に行ってみて、いろいろと思う。

観光・温泉の名所として名の知られた静岡県の熱海に行ってきました。

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iPhoneの底辺カメラ。へぼすぎる・・・。

・温泉がある
・新幹線(各駅で)品川から40分
・(有名な)観光地

となれば、ここは行ってみる価値があるということで、突然思い立って日帰りで行ってきました。過去に車で通過したことがありますが、町に降りていろいろ回ったのは今回が初めてでした。

結果的には、うんこ終わった観光地でした。

・タクシーの運転手さんが酷い・・・(変な営業をしてくる)
・町が完全に荒廃している。あらゆるものが古く・錆びている。栄華を誇ったホテル群も多くが崩れた・放置されたままで廃墟の様である。
・町に全く活気がない。土曜日の晴れの日に人が全くいない。
・観光ポイントが午後4:30にほとんど閉まる。夕飯まで行くところがない。
・観光ポイントの内容が酷すぎる(コンセプトがなく、何でも詰め込んでおけ、下ネタに走るなど・・)
・最後の望みであった海産物がまずい。

これ以上解説してもしょうがないのですが、とにかく酷い状況でした。かつて日本の有名な文豪たちが籠もって作品を書いたリゾートとは全く思えませんでした。おそらく30年前くらいまでは海外旅行もまだ身近ではなく、旅行といったら熱海みたいな文化があったのでしょうね。2,3万で海外に行ける時代に、あの状況では観光地としては難しいかなと思ったのが正直なところです。

たとえば、熱海秘宝館というのがありましたが、完全な下ネタ限定の博物館で、入る気にもなりません。バブル時代におっさんたちがよっぱらないながら入って喜んでいた情けない状況が目に浮かびます。

とはいえ、熱海だけがこういう状態ではありません。私の出身の長野県上田市も、先日帰省した際に休日にもかかわらず町のメインストリートのお店はほとんど閉まっており(いわゆるシャッター商店街)、活気がゼロでした。私が高校生の頃はもう少しナウなヤングたちがブイブイいわせていた感じがありましたが、今のヤング達はどこにいってしまったのでしょうか。

熱海は栄華を誇っていた頃とおそらく観光戦略を全く変えておりません。はっきりいってしまえば、飛行機・インターネットで世界が近くなった現代では全く勝ち抜けないと思います。こういう状況でも国内観光地では、人気がある場所もありますので、そういう意味では勉強不足なので、もう少し努力してもらいたいです。とはいえ、大きく変えるのもお金がかかるので、とりあえず現状維持が続き、現在の荒廃につながっているのでしょうね。こうなったら、東京の浅草はなやしき同様に、ギャグ路線でいくしかないかもしれません(日本一遅いコースターや、民家を通ると同じテイストで、チープさをアピールみたいな)・・・。と書きましたが難しいでしょうね。

私としては、海がとても綺麗でしたので、あの景色と海産物が良ければ、もうちょっと何とかなる気がしましたが、創業70年以上の老舗寿司屋に入り、そのまずさに驚愕しました。40分で品川に出られるわけで、ご主人は1時間もあれば築地に寿司を食べる機会もあると思うのです。そういった客観的な判断をする機会はなかったのでしょうか。老舗=おいしいという構図はあまり成り立ちませんが、あれだけ海が近くてあれだけ新鮮ではない寿司も逆に驚きました。現実問題として、土曜日にお客が私一人という状況なのでネタが回っていないことは容易に想像できました。そうなれば自然とネタも古くなるでしょうし、悪循環ですね。東京の築地は市場も近くて、人も多くてネタの回転も良いですから、格差は広がるばかりですね。

現在の政治でも、日本のインフラ整備(高速道路・新幹線・飛行機)などには未だに大きな予算が配分されていますが、その”表向き”の名目は、”インフラを整備して地方に移動しやすくなり、発展する。都市からの情報が地方に届く”という様なことを言っています。もちろん政治家・官僚たちは裏の利権の方が本当の目的ではありますが、この50年の日本のインフラ整備においての成果は、その名目とは全く逆方向に働いています。移動が便利になったことにより、地方の良いもの(若手人材、地方物産、地方特産物・食べ物、地方文化、地方お土産)はすべて東京(都市)側に移動しました。東京駅ではそれこそ全国のお土産を買うことができます。博多のとんこつ、佐世保バーガー、味噌カツ、牛タン、あらゆる地方ものは東京で大人気です。逆に、近くなったことで、東京から地方に出かけることが少なくなったと思います。そういう意味で品川から40分の熱海は、観光戦略の失敗もありますが、魅力がないのでしょうね。国内旅行は高いですから、近場ならディズニー、ちょっと遠出なら、ハワイ、韓国、(北海道・沖縄)という感じになってしまうのはしょうがないと思います。逆に旭山動物園・美ら海水族館の人気があるのは、やっぱりちょっと遠いのが良いのかもしれませんね(旅行した気分になりますし)。

この不景気に熱海がモーレツなV字回復をすることはおそらく厳しいと思いますが、逆に40分の距離なのでゴミゴミした銀座、お台場、六本木で(買うものがなく)ブラブラするよりは、あの誰もいない海沿いで散歩するのは、アリかなと思いました。突っ込みどころ満載ですのでそれもおもしろいですし、あとせめて飯が旨ければ、お台場にいくなら熱海みたい戦略はちょっとあるかもしれません。あまりにかわいそうな荒廃っぷりなので、是非皆様、熱海に足を運んであげてください。

************ 2009.05.14 追記

Dairaさんのブログエントリ(熱海)によると、熱海の魅力はなんといっても温泉ということです。そういえば、私は日帰りの熱海であり、温泉には浸かりませんでした。観光協会でも温泉はおすすめされましたし、”熱海温泉郷”でもありますし、温泉に入ってこないといけませんでした。次回に行くときに温泉に是非いってみようと思いました。

SMAPの草彅剛氏の逮捕について考える。

昨日、国民的アイドルグループ(こんな表現は古いですが・・)SMAPの草彅氏が、ミッドタウン近くの公園で公然わいせつの容疑で逮捕された様です。
トップアイドルとなるとストレスも一般人とは比較にならないですし、大変なことかと思いますが、公然わいせつは犯罪と決められているわけですから、さすがに擁護はするわけではありません。今回のブログでは草彅氏の日頃のストレスや酒癖などを書くつもりはありません。

私が注目すべき問題は、草彅氏逮捕により、降板が決まった総務省の”地デジ普及推進メインキャラクター”問題です。世界一早くアナログ放送をやめる日本において、地デジの早い認知と普及に掛けていた総務省は、今回の問題で”キャラとして不適切”とすぐに降板を決めました。鳩山大臣は、”最低の人間だ”まで述べています。世界恐慌のこの時代に地球のエコ問題を利用して、エコポイントによる消費の拡大を謀っている政府にとって、今回の逮捕は黙認できないと判断したのでしょう。事情はわかります。逮捕された人物で地デジを宣伝するのは、教育的にも良くないですし、仕方ない判断でしょう。

 しかし、問題は既に何万枚も刷ってしまった草彅氏の地デジ普及ポスターです。2万枚近いポスターを廃棄するということですが、この破棄する人件費、焼却費、その前にこのポスターを作った制作費、紙代、印刷代、諸経費はそれなりに掛かっている(掛かってくる)わけです。鳩山大臣は怒り心頭で、”降板だ、破棄だ”といっていましたが、ここは刷ってしまったものを単純に捨てない方法を考えるべきだと思います。

そうです。国民的アイドルなのですから、そのファンに貴重なポスターということで、”町中のポスターを持っていっていいよ”作戦です。ポスター制作費は返ってきませんが(もともと事件を起こさなくても返ってこないですし)、廃棄費はこれで掛かりません。ファンも降板になったことで希少価値があがったポスターですから、WINWINの関係と言えます。ここで、そのポスターを政府公認のオークションなどとしてはいけません。その宣伝費、担当者の人件費でその売り上げはマイナスでしょう。何もしないで事が済むことが”低コスト”で”エコ”なのです。

このブログでさんざん述べていますが、”動けばエコにならない”ことが多いです。エコポイントも、消費刺激(買い控えでむしろマイナス方向?)策とはいえますが、エコにはおそらくつながらないでしょう。政府が発行する電子マネーというのも筋が悪い話です。では、今の硬貨や幻の政府紙幣はなんなのでしょうか?エコポイントなど使わずにそのまま政府発行のお金で減額なり減税なりすればいいと思います。エコポイント導入によって相当人が動いてコストが掛かると思いますし。

漫画”ブラックジャックによろしく”の佐藤秀峰氏の公式サイトが凄すぎる。

幼少期にドラゴンボールやスラムダンクなどの漫画をよく読んでおりましたが、大学進学後にはほとんど読まなくなってしまいました。他に楽しみが増えてきたこと、単純に面白そうな漫画がなかったことなどの理由からですが、それでも何作か漫画は不定期(または漫画喫茶で一気読み)に読んでおります。その中で佐藤秀峰氏の”ブラックジャックによろしく”という漫画を見たときに、凄い内容の漫画だなぁと感心したものです。その”ブラックジャックによろしく”の漫画が、ネットで1巻30円で読めるサービスが始まるようです。500円出して単行本を買う気にはなれないですが、30円だったらと考えてしまう値段設定ですね。その記事を読んだ折りに、佐藤氏の公式サイトを覗いてみることにしました。

佐藤秀峰 on Web

このサイトでの注目は”プロフィール”のページです。佐藤氏の漫画家を目指してから、現在に至るまでの過程が非常にリアルに”漫画形式”で公開されており、その内容にびっくりしました。漫画家に本当になれるのか?という苦悩と苦心、漫画家の過酷な労働環境、出版社の傍若無人ぷり、その全てが大変リアルに描かれており、驚くとともに、あれを公開する佐藤氏が凄いと思いました。もし”ブラックジャックによろしく”の漫画をご存じなくても、あのプロフィールは大変興味深いので、是非ご覧になって頂ければと思います。漫画家の苦労がよくわかります。私もいろいろ考えさせられました。

(祝) WBC日本2連覇と雑感

WBCで日本が2連覇を達成しましたね。私は仕事中だったのでリアルタイムでは見られませんでしたが、ドキドキして結果を期待しておりました。帰ってから映像を見ましたが、本当にすばらしい活躍で、心底感動いたしました。私は、ナショナリズムをぶつけるなら、戦争ではなく、スポーツでと考えていますので、野球にしろ、サッカーにしろ、オリンピックにしろ日本代表はあらゆるスポーツでモーレツに応援しています。そういう意味でも今回の優勝は大変嬉しく、こんな末端のブログではありますが、選手たちに賛辞を贈りたいと思います。

ぶっちゃけ、今回のWBCは、前回の北京オリンピックの結果も含め、決勝ラウンドにも進めないだろうと思っていました。ちょうど野村監督と同じような印象を持っていました。WBC前にさんざんメディアで放送されていた各国のチーム(特に、キューブ、プエルトリコ、ドミニカなど)の怪力っぷり、体のでかさなどを見て、こりゃだめだろうと思っていたわけです。しかし結果的には日本が優勝しました。この結果などを踏まえて私が感じた今回のWBCに関する雑感を書いておきたいと思います。

まず、今日の日経(朝刊)の1面は、小沢一郎の政治献金の記事でした。朝ズバで、野球のイチローと小沢一郎で両方イチロウというような話題をしていましたが、はっきりいって日経の一面がWBC優勝の記事じゃなかったことが非常に残念でした。日経は東スポとは違うぜ、経済新聞だぜとでも言いたかったのでしょうか。日本の経済を考える新聞ですよね。野党代表の政治献金のネガティブな記事と、WBC優勝はどちらが”経済的”なのでしょうか?WBCの記事としても、ただ優勝だと述べなくても、その経済効果なり、これだけ不景気でテレビ離れ、熱狂離れしている時代に、多くの人が応援していることを”経済的”に書けば良いと思うのです。もちろん賛否両論あるとは思いますが、今日の一面にWBCの記事を大きく取り上げられなかった日経のナンセンスっぷりにビビりました。逆に優勝の記事の陰で、政治献金問題を静かに通すのが問題と考えたのでしょうが・・。

次に日本の”コンパクト野球”という言葉に関してです。実況がよく”日本のコンパクト野球が世界に通用する”みたいな話をしていました。今回世界一になったわけですが、日本チームはほとんどホームランを打っていません。4番に稲葉を置くあたりを見ても、とにかく繋いで1点1点ジワジワ野球がキーワードでした。野球をエンターテイメントと見た場合、日本の野球は見ていて面白くないと思います。決勝が日本・韓国のアジア対戦でしたから、(もともと人気がない)アメリカ、キューバあたりはおそらく決勝なんてまったく注目されていなかったでしょう。全力のストレートで勝負し、フル・スイングでホームランをかっ飛ばすキューバなどのチームからすれば日本の小憎らしいコンパクト野球は、おそらく”みみっちく”見えるのではないでしょうか。
私は、コンパクト野球には基本的に反対で、それこそキューバみたいな野球の方が見ていて楽しいのですが、今回の1点の攻防の場面が多かったWBC全体を通して、この野球は本当に日本らしいと思いました。フェラーリやポルシェのスピード(見た目)重視に対して、日本の低燃費車文化。平らなヨーロッパの大地を力任せで走る世界最高速重視のTGVと、起伏、カーブの多い中で紙コップのコーヒーをこぼさないで走れる新幹線。体格の小さい日本人が、体の大きな怪力外国人に野球というルール内で勝つ方法として、みみっちくても”コンパクト野球”というアプローチは素晴らしいと思いました。

このコンパクト野球ですが、ホームランを狙わずとにかく塁に出て、バントで繋いでゆく野球というもの”だけではない”というのが今回WBCを通して気づいたことです。日本選手は、圧倒的に”基礎技術”が安定していました。日本のプロ野球は歴史が長く、その世界に憧れリトルリーグ、部活、高校野球と巨大なヒエラルキー構造が歴史を持って構築されています。その中で土壌として身についている一つ一つの基礎技術は本当に安定していて、その安定感が今回の結果を生んでいると思いました。やはり、キューバやアメリカ、韓国も含め大事な場面でエラーが多く、そのエラー後に精神的ダメージで更にミスを誘発する機会がありました。このエラーの少なさは、このコンパクト野球という大量得点を生まないアプローチの地を固めているものだと思います。日本のサッカー代表を見ていて、気になるのはこの点です。ヨーロッパや南米サッカーに比べて日本代表のプレーはトラップ・パス・シュートなどの基礎技術が不安定な気がします。枠に飛ばない、トラップが足元に確実に落ちないなど、そのあたりの基礎技術が日本サッカーにはなく、世界トップで争えない壁である気がしました。

10回表のイチローは、やはり賛辞をおくらざるを得ません。不調とマスコミに連日叩かれていましたが、あの場面で打席に回ってくるタイミングと、そこで結果を残せるイチローは、実力+スター性がありますね。失礼にもあの場面を仮に自分が立っていたらと想像するだけでも緊張しますし楽しそうだなと感じました。

今回のWBCの日本の優勝を通して、日本の文化や、経済・技術に関しても日本の立ち位置などをいろいろ考えさせられました。日本は、体が小さくても(資源がなくても)、やるべきアプローチがあるなという感想を改めて感じました。

Googleがぶっ壊れて(一時的だけど)思ったこと。脱Googleにできるだけ。

土曜夜23時頃からGoogleが壊れています。検索すると”このサイトはコンピューターに損害を与える可能性があります。”と出て、全ての検索結果が危険と判断されています。米国Googleでもそうですし、”Google”のサイト自体も危険と判断されていますので、完全にトラブルですね。Googleの技術力があれば、もう数時間で復活すると思いますが、この機に少しGoogleの存在に依存しすぎているのを感じました。

久しぶりにYahoo! Japanを使ってみましたが、全く論外で使い物になりませんでした。こう1,2時間家で仕事をしているときにGoogleが落ちると困りますね。つまりインターネットを使用する際、Googleに依存しすぎているのに恐怖を感じます。

メールも一部Gmailを使っていますし(@spacewalker.jpメールも使っていますが)、スケジュールもGoogle Calendarです。Gmailはメールの内容をGoogleにパーシング(解析)されていますし、Calendarもリサーチされているでしょう。全世界の人類の今考えている事(メールの内容)、今日やろうとしていること(スケジュール)をGoogleが抑えているわけです。やっぱりこれは怖いですね。メールの単語のランキングをとるだけで、どんなことがこれからハヤリつつあるかなど未来マーティングできますものね。それに対して事前に投資しておけば、しばらくGoogleの一人勝ちです。

私はiPhoneのスケジューラーとGoogle Calendarを連動させていて、スケジュール管理しています。一見進んでいるように見えますが、Googleが潰れる、iPhoneが壊れるなどしたら私の記憶の範囲しかクライアントに会えません。

そろそろ脱Googleを少しずつ考えないといけないですね。私のBlogは自分のサーバーですが、メールもスケジュールもできるだけローカルサーバーで管理できるようにしたいものです。今更Gmailの強力なスパムフィルタから離れられるかわかりませんが・・・。

そういえば、ブログ・日記などAmebloとかmixiとかお使いの方が多いかと思いますが、是非バックアップは定期的に取られてくださいね。米国で某ブログ会社が潰れた時に、もう次の転職やらでエンジニアは1日で散ってしまい、ボランティアでもデータを保護してくれませんでした。皆様の大切な日記も一瞬でなくなる可能性がありますので、どうぞオンラインに依存しすぎないで、バックアップをお忘れ無く。

TBS「世界遺産」と「THE世界遺産」について

TBSの長寿番組「世界遺産 : The World Heritage」が、今年の4月からリニューアルし、「THE 世界遺産」に変わりました。

旧番組「世界遺産:The World Heritage」のホームページ

新番組「THE 世界遺産」のホームページ

私はこのTBS世界遺産が大好きで、毎週Blu-rayに録画しており、家で仕事をしている時、ご飯を食べている時などかなりの確率でその映像を流しています。
その名の通り、ユネスコの世界遺産を紹介する番組で、TBSとソニー監修で製作されている素晴らしいクオリティの番組でした。その番組が放送開始から10年近く経過した今年3月に1つの区切りを迎え、4月から「THE 世界遺産」としてリニューアルスタートしたのです。そのリニューアルから半年経ちましたが、どうしても新番組「THE 世界遺産」に馴染めません。その不満と、視聴者の中で起こっている不思議な現象について紹介したいと思います。

新番組で不満なものを列挙してみます。

1)テーマ曲:これは新テーマ曲が悪いわけではありません。綺麗な曲、演奏だと思います。これは単純に旧番組のテーマ曲が印象的すぎて、個人的に好き過ぎることに尽きると思います。”Sony Presents”の後にギターでテーマ曲が入った時点で全身金縛りだったのが、今は全くありません。むしろ”Sony Presents”が同じだけに、つい体が構えてしまい、新番組のテーマが流れると肩すかしを食らった感じです。

2)番組のタイトル映像:世界で極めて有名な世界遺産群(ピラミッド、チチュンイッツァ、マチュピチュなど)をアニメ風のタッチの映像と新テーマ曲で流れるわけですが、これが何とも安っぽくて旧番組の荘厳さのかけらもありません。チープ感丸出しで力が抜けます。

3)THE世界遺産のフォント(自体)。何ですかあのフォントは。日本語WindowsのMSゴシックに迫る最低のフォントです。何であのフォントを選択したのか理解に苦しみます。

4)ナレーター・声のトーン。旧番組は素晴らしい世界遺産を最低限の説明で静かにゆっくりと説明していました。中村勘太郎さんなどの声も含め、本当に静かな雰囲気で、ゆったりと紅茶でも飲みながら見られたのですが、新番組はしゃべりまくりです。番組中ずっと解説していて音声を消したくなります。日本の”間”の心とでもいうのでしょうか。しゃべらない美しさ、行間を読む感覚みたいな、とにかく綺麗な映像からその素晴らしい世界遺産を感じることができた旧番組に比べ、新番組はウザいほどしゃべりすぎです。解説されて多くの解説付きで見るより、人類・自然が作り上げたすばらしい世界遺産を自分の感性で感じることができた点が旧番組の素晴らしさでした。

こうやって不満を書き上げ、客観的に見てみると、”単純に旧番組が個人的に好きだっただけじゃないか”と思いました。実際にそうだと思います。
新番組から見始めている方は、全く理解できないと思います。しかしこの感覚は私だけではありませんでした。新番組のTHE 世界遺産の公式サイトにある掲示板および、某巨大掲示板(2ちゃんだけど・・)で、全く同じ事が圧倒的に書き込まれています。もう何百というコメントが書き込まれており、

・旧番組のスタイルに戻せ
・フォント・自体が悪い(本当にこれを言っている人が他にもいました)
・ナレーターがしゃべりすぎ

という内容が書き込まれています。ここまで来ると旧番組は視聴者が勝手に思っている宗教みたいなものですね。
もう、”新番組がダメなのはわかったから、旧番組を再放送しろ”の大合唱になっています(笑)

TBSの演出サイドとしては、子供に見せたい番組として常に上位を位置しているこの番組を、深夜から夕方6時の時間帯に移動し、10年もやっていてメジャーな世界遺産はとっくに放送し終え、超マイナーな世界遺産しか放送できなくなっていた旧番組に区切りをつけ、新番組としてピラミッドなどのメジャーどころを撮影・放送しなおすという意図があったようです。しかし、もう旧番組に私と同じように取り付かれたようなフリークがおり、新番組の腑抜けっぷりに憤慨しているのです。TBS側としては、旧番組に宗教とも言えるような熱い視聴者達が居たことに驚いているのではないでしょうか。

私としては、新番組はとりあえず見ますが、全く見る気合いが入らないので、その他大勢と同じく、旧番組のハイヴィジョン放送が始まった頃からBS-iあたりで放送することを望んでおり、新サイトの掲示板に既に書き込みました(笑

旧世界遺産は、BDレコーダーを発売日に買って、それ以降の放送は全てブルーレイに録画してあります。
つまり1年少し期間しか旧番組は録画していませんが、その中で極めて素晴らしい回がありました。

ガウディの作品群の回でした。

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もう、大変な素晴らしい番組でした。ガウディが大好きなこと、上で述べた旧番組の素晴らしい演出、2週間に渡る特別な扱い、全てにおいて素晴らしい番組でした。
興味のある方は遊びに来てもらえれば、素敵な音響と紅茶付きでご覧頂けます。