SMAPの草彅剛氏の逮捕について考える。

昨日、国民的アイドルグループ(こんな表現は古いですが・・)SMAPの草彅氏が、ミッドタウン近くの公園で公然わいせつの容疑で逮捕された様です。
トップアイドルとなるとストレスも一般人とは比較にならないですし、大変なことかと思いますが、公然わいせつは犯罪と決められているわけですから、さすがに擁護はするわけではありません。今回のブログでは草彅氏の日頃のストレスや酒癖などを書くつもりはありません。

私が注目すべき問題は、草彅氏逮捕により、降板が決まった総務省の”地デジ普及推進メインキャラクター”問題です。世界一早くアナログ放送をやめる日本において、地デジの早い認知と普及に掛けていた総務省は、今回の問題で”キャラとして不適切”とすぐに降板を決めました。鳩山大臣は、”最低の人間だ”まで述べています。世界恐慌のこの時代に地球のエコ問題を利用して、エコポイントによる消費の拡大を謀っている政府にとって、今回の逮捕は黙認できないと判断したのでしょう。事情はわかります。逮捕された人物で地デジを宣伝するのは、教育的にも良くないですし、仕方ない判断でしょう。

 しかし、問題は既に何万枚も刷ってしまった草彅氏の地デジ普及ポスターです。2万枚近いポスターを廃棄するということですが、この破棄する人件費、焼却費、その前にこのポスターを作った制作費、紙代、印刷代、諸経費はそれなりに掛かっている(掛かってくる)わけです。鳩山大臣は怒り心頭で、”降板だ、破棄だ”といっていましたが、ここは刷ってしまったものを単純に捨てない方法を考えるべきだと思います。

そうです。国民的アイドルなのですから、そのファンに貴重なポスターということで、”町中のポスターを持っていっていいよ”作戦です。ポスター制作費は返ってきませんが(もともと事件を起こさなくても返ってこないですし)、廃棄費はこれで掛かりません。ファンも降板になったことで希少価値があがったポスターですから、WINWINの関係と言えます。ここで、そのポスターを政府公認のオークションなどとしてはいけません。その宣伝費、担当者の人件費でその売り上げはマイナスでしょう。何もしないで事が済むことが”低コスト”で”エコ”なのです。

このブログでさんざん述べていますが、”動けばエコにならない”ことが多いです。エコポイントも、消費刺激(買い控えでむしろマイナス方向?)策とはいえますが、エコにはおそらくつながらないでしょう。政府が発行する電子マネーというのも筋が悪い話です。では、今の硬貨や幻の政府紙幣はなんなのでしょうか?エコポイントなど使わずにそのまま政府発行のお金で減額なり減税なりすればいいと思います。エコポイント導入によって相当人が動いてコストが掛かると思いますし。

SMAPの草彅剛氏の逮捕について考える。」への2件のフィードバック

  1. 初めてコメントします(汗)。

    草なぎさんの件については、我々の間でもいろいろな意見があります・・
    と思いきや、ほぼ統一した見解がまとまっております。
    ①逮捕する案件ではない。注意して自宅に帰させるのがオチのはず。
    ②とすると、目的は自宅捜索。いわゆる昨今蔓延が問題となっている件について。
      しかし、自宅捜索はありえない。別件捜索差押という違法をはらむ問題があり。
    ③そして当然の起訴猶予。しかし本人及び周辺の関係者には多大な迷惑を被らせる  という社会的不利益。

    詳しくはゴルフしながらでも笑

  2. yukiくん

    おお。コメントサンキューです。
    やっぱり専門家の立場的にもいわくつきの逮捕だったのですねぇ。
    私自身は草彅氏の逮捕はどうでもよいのですが、それにしても家宅捜索はやりすぎかなぁと素人目に思っていました。
    いろいろな社会的な損害が不利益が発生するのは予測された上での行動ですのでなにかくさいものがあったのでしょうね。

    ゴルフ、いきましょう。楽しみにしています。

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