根津の御菓子司”笹屋”の生菓子と”しぶや黒田陶苑”で田中佐次郎展

先日の茶道の稽古で、”根津にある`笹屋`さんの御菓子が美味しいよ”と先生にお勧め頂きました。ちょうど大学で会議があったので、その帰りに根津駅近くの御菓子司”笹屋”さんに寄ってみました。

公式サイト:文京区根津の和菓子屋の笹屋菓子舗。

サイトがとても素敵なので是非ご覧ください。


(iPhone 4sなので写りが悪いですが)

若奥様に対応して頂き、先生の名前を出しましたらもちろんご存じでした。本来は事前に必要数・御菓子の要求を注文をしておくものみたいですね。とりあえず、売っていた季節の生菓子を2つ買ってきました。

落ち葉ですな。なんて素敵。まさかあれだけ甘い物が苦手だったのに、和菓子を買ってきて、(三脚を使って写真を撮り)、お抹茶で頂く生活をするとは思いませんでした。最近、このような和菓子が美味しくてたまりません。もちろんお抹茶があることが前提ですが。それにしても綺麗ですね。

家に持ち帰ってきて、家での薄茶のお点前練習の際に美味しく頂きました。11月はお稽古が一度しかなかったので、もう殆ど記憶が薄れてしまいました。今週末はお稽古なのでまた正してもらわないと。

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さて話は変わり先日のお話。お知り合いに誘われて渋谷にある黒田陶苑さんで現在行っていた田中佐次郎先生の展示会に行って参りました。

参考:唐津山瀬 田中佐次郎展 今週の展示会 – 黒田陶苑 (2012/11/23~27 *もう終わってしまいました)

”一楽二萩三唐津”。茶の湯の世界で、茶人達に愛されてきた茶陶の表現です。京都の楽焼、山口の萩焼、北九州の唐津焼。そんな唐津の素敵な陶器を見られるということで、楽しみに行って参りました。

正直見てもよく分からなかったのですが、田中先生が直接いろいろ解説して下さいまして、その奥深さや難しさや苦労を感じ取ることができました。やはり試行錯誤の繰り返しで、失敗を重ねて良い物ができるとのこと。我々衛星開発と一緒ですね。失敗は時間の無駄の様ですが、実は1つの選択肢を消去しているわけで、それは前進だと思っています。田中先生もむしろ滅茶苦茶な試行やったときこそ新しい物ができあがるとのことでした。あらゆるところから土を集め(その数、現在で700種類を越えるとのこと)、窯を巧みに起こして、”面白く”焼き上げて行くと。

抹茶茶碗に興味があって足を運びましたが、他にもぐい吞み、徳利など実に色が綺麗で、実力のある唐津焼の素晴らしさが(素人ながらに)分かりました。唐津の中でも山瀬という山奥に窯をお持ちとのことですが、いつか訪れてみたいです。


しぶや黒田陶苑サイトから(勝手に)引用。田中佐次郎先生 ”極光茶碗 ”

この極光茶碗は素晴らしかったのですが凄い高価な値段がついていました。しかも売却済みでした。なんと、この展示会に誘ってくれたお知り合いの同僚さんが購入されたとのこと。うーん、凄い・・。もちろん手が届く値段ではありませんが、良いものを見るといろいろ発見がありますね。

 

Garmin Fenix 初期衛星捕捉遅延問題その後。

さて、普段使いの腕時計として使っているGarmin Fenixですが、GPSをOnにして衛星からの電波を受信し、位置決定をするまでの”初期捕捉”時間が遅いという問題に関して、以前ブログで触れました。

参考:Garmin Fenixの新ファームウェア(v2.9)が公開と初期捕捉遅延問題について。

Forerunner 610が、都内のビルで衛星からの電波をかなり遮られている状態でも、さっと(30秒以内)で初期捕捉が完了するのに対して、Garmin Fenixは、下手をすれば5分経っても初期捕捉が完了しないことがあります。

前のブログで、GPS Onを”できるだけ空の視界がひらけた場所”で行うということで、ちょっとしたコツを紹介しましたが、それを3週間程度毎日使っていて、更に傾向が分かりましたので、追加報告。

1)Garmin Fenixの”Start GPS”は、必ず空の視界が十分に開けたところで行うべき。
2)Garmin Fenixは、”Start GPS”から50秒~60秒までの間は、最後に位置を決定できた場所や、衛星の(それなりに新しい)軌道情報、現在の時刻などを用いて、初期捕捉を早く完了する”早い”サーチを行っている様です。つまり、私の様に朝(出勤)、夜(退勤)時にシティーサイクルに乗りながら計測記録していますが、前日夜に家に着いたときの情報をおそらく記録していて、全世界ではなく、東京の自宅付近だと仮定して、位置決定計算をするわけです。この辺りを工夫することで、計算量が圧倒的に減るので初期捕捉が早く終わるわけですね。50~60秒の時に、Fenixのタイマーを見ていると、表示が一瞬固まります。その際に、位置が決定できていればOK。決定できない場合は、この”早い”サーチから、もっと計算処理がかかる計算に切り替わっているような気がします。
3)つまり、この”Start GPS”から1分間、良好のGPS電波状態を保ってあげるのがFenixの初期捕捉を明確に早くするコツです。この間、移動するのもあまり良くない傾向です(Forerunner 610はどんどん移動していても初期捕捉しちゃうのですが・・・)
4)視界の悪い場所で”Start GPS”してしまうと、1分間で位置決定ができず、いろいろ処理の重い(?この辺りは推測ですが)捕捉をはじめるのか、全然位置が決まらなくなります。酷い時は5分経っても初期捕捉が終わらないということがありました。

Fenixを1ヶ月以上使ってきて思うことは、
・初期捕捉を工夫すればとりあえず1分で完了できるので、Forerunner 610よりは面倒だけど、このデメリットはある程度許容できる。本来の使い方である山トレイルなどのGPS電波良好の環境で使う分にはおそらく全く問題ないと思われる。
・FenixのGarmin ConnectへのアップロードがUSBのみというのは、まぁ大して面倒ではないです。どちらにしろバッテリー充電で帰宅時に繋ぐわけですし。
・時計自体がやや大きいので注意が必要です。女性ではさすがに大きすぎるのではないかなと。
・ランニングの計測、バイクの計測をちゃんとやり、普段使いをしたいのであるならForerunner 610。初期捕捉はコツなんぞ使わなくても圧倒的に早くすぐ出発ができます。そしてバッテリーの減りも早い(笑)。つまりGPS Onでのバッテリー時間が約4~5時間でトレーニングが終わるスポーツの方なら、良い普段使いの時計だと思います。
・Fenixは、あくまでトレイルや登山、散歩などがメインの人が有効かなと。おそらくランニングやバイクの人はあまり想定されていないかと思われます。バッテリーも持ちはとても良いので、やはり(長時間)歩く人系かな。よって、旅好きの人にはお勧めです。旅先でずっとGPSをOnにしておけば、歩いた軌跡が残せて面白いですね。(その辺は今の時代はスマホの領分かな)
・ランとバイクと(+スイム)をトレーニングとして使うなら文句なく910XT。しかしどうもランニング時のペース表示がおかしい気はする。
・当たり前だけど、Forerunner 610, 910xt, Fenixは全て用途が違う製品なので、上に書いたような内容は至極当然のことで、適材適所で使ってくださいな。あくまで、トレーニングや移動記録を常時したい+普段使いもしたいという私の個人的な要求の視点から述べたものです。普段使いの時計にGarminお勧めですよ。時間も電波時計なんて比較にならない精度で正確ですし、610, Fenixは、日付・曜日も出るので便利です。高級な時計も素敵ですが、絶対に正確な時計も本来の時計の機能として素敵です。

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本ブログのGarmin Fenixの別記事は、”garmin fenix 検索“。

初の大井埠頭トレと若洲朝トレ

実は大井埠頭に行ったことがありませんでした。少し問題がありましたよね。それで避けていたのと、自宅からは何となく出にくいかなという印象で行く機会がありませんでした。今回、大井埠頭でのトレーニングのお誘いを受けて初入りしました。自宅から10kmで若洲と距離的に変わらなかったという事が判明。到着までに信号も多いですし、最後大井埠頭に入っていくところの立体がややこしく、少し面倒な感じでした。埠頭に入ってしまえば広々として走りやすい場所ですね。路面状態は、所々凹凸があったりして多少道が悪いところがありますが、走りやすい道でした。

トレーニングに誘ってくれた変態トライアスリート(アイアンマン)と、名前は書けないけど某トップレーサーも含めグルグル開始。当たり前ですが乗り方が綺麗でもの凄く乗り方がシャープで格好良かったです。パッキパキでした。こういう機会は良い経験になり有り難いです。

少し時間が経って、今度は別のジャンルの某トップアスリートと合流しグルグル開始。やはり凄いパワーでした。バッキバキでした。世界で戦ってきている人達は違いますね。いやはや良いトレーニングになりました。普段の朝トレからちゃんと回して行かないと彼らと差が開く一方ですね(トレーニング云々で、レースで張り合えるようなレベルの方達じゃないけどさ)。ちょいと携帯品の関係でクリンチャーにせざるを得ずMadone + ENVE 45クリンチャーで参加しましたが、こんな貴重な機会ならAeolusで参加すべきでした。少しでも反則飛び道具使っていかないと(笑)。

さて、大井埠頭トレは先日のお話でした。

今朝の朝トレは相変わらずの若洲海浜公園。距離的に大井埠頭と一緒ってことは分かったけど、やはり自宅からの出やすさと若洲の風景の綺麗さを考えると、朝トレはこちらかなという印象。
もう随分寒くなってきて、シューズカバーも厚手のグローブも使っています。雪国の人から見ればチョロい寒さかもしれませんが、それなりにスピードも出ていますし。どんなに寒くなっても、日が短くても、減らないのが釣り人です。彼らの釣り好きは大した物です。

今朝はSuperflyで行ってきましたが、相変わらず良いバイクだなぁと感心しながら。10kgの車体重量なのでMadoneから比べれば4kg、スピコンから比べれば2kg違うわけですが、ウリのBB95がとにかく良くて、太く軽く包まれているようなBBで、回していてもとても気持ち良いのです。タイヤが太くて空気圧も低いので振動吸収は言わずもがな。寒くてカチカチになってくる季節は体に優しいです。

さて、トレーニングの時も、通勤時の時もそうですが、車道を走る際にマスクをしないのはどうなのかなと思っています。以前ブログでも書きましたが、私は朝トレ時・通勤時は、使い捨てマスクを必ずしています。 排気ガス対策もそうですし、この時期は乾燥冷気が直接のどに入るのも良くないですし、少し酸素が取りにくいのでトレーニングにも(?)なるし、見た目以外どう考えてもしたほうが良いかと。東京などでは、そのマスクも2~3日敢えて交換せずに使ってみれば如何に空気が汚れているか明確にわかります。トレーニング時間も毎日1時間以上になるし、マスクは必須かなと思っています。都内で見かけるローディーがみんな、(自転車用でもなんでも)マスクをせずに排気ガスの中を走っている姿をみるので体に悪そうだなぁと。おそらく20~30年後にはガソリン車は激減し、そもそも排気ガスって何?っていう時代が来ると思います。昔よりはエコカー競争で相当排気ガスも低減されてきましたが、0になる時代が来ることを考えると、都内で自転車に乗るときはマスクが必須だと思うんですけどね。

初冬のステルビオ峠。

初冬のステルビオ峠のすごく素敵な写真たちが、以下の記事に掲載されていました。

Early Winter on the Passo dello Stelvio | Cycling Tips

(一枚だけ引用)
Image from  “Photography and Words by Jered Gruber”

実に寒そうです。素敵な写真が掲載されていますので、是非ご覧くだされ。

参考までに同サイトの2012ジロの20ステージの写真。
Giro d’Italia – Stage 20 | Cycling Tips

五島美術館とお抹茶と茶菓子と。

茶道・茶の湯に関わる都内の美術館といえば、東京急行電鉄(東急)創業者の五島慶太の個人コレクションを元に作った五島美術館です。”です”とか断言しておりますが私も最近知ったのですが。

公式サイト:五島美術館 (ごとうびじゅつかん)

楽家初代長次郎の楽茶碗(と言われている)も所蔵しているということで、是非行きたいと思っておりました。ちなみに五島氏は私の実家(長野県上田市)の隣の青木村出身らしく、昔から東急といえば、何となく身近に感じていたような。まさか茶道具を通して五島美術館に訪れることになるとは。東急上野毛駅から徒歩5分なのですが、なにせ私の地元出身の親友の家から同じく徒歩5分。何度も通っていた場所なのに興味がなければ通過してしまうのですから、人生は常にアンテナを貼っていなければ機会損失ですね。茶道に限らず、いろいろなものに興味を持ってこれからも生きてゆきたいです。あっというまに終わってしまうのでね。


(撮影ミスです)TS-E 24mm F3.5L IIのシフト・チルトレンズで行ったのですが、レンズがチルトしていたようです。五島美術館の文字が少しぼけているのはその為です。


さて、長次郎の楽茶碗を見られるのかと、早歩きで入場。(1000円)

結果として、全くお茶の道具は見られませんでした・・・・。どうも五島さんの個人コレクションはあまりに数が多いのと、最近までこの美術館は改築していたとのことで、そのコレクションを時代別に分けて展示しているとのことでした。茶の湯が利休によって大成を迎えた安土桃山時代ではなく、その前の鎌倉・室町時代の展示展であり、掛け軸や書が中心の展示内容でした。国宝の紫式部日記絵巻など、貴重な展示物はたくさんあったのでもちろん素晴らしかったのですが残念です!

(現在の展示):時代の美 第2部 鎌倉・室町編 (2012年11月23日(金)―12月24日(月))

つまり次回の2013年1月5日からの第3部 桃山・江戸編 で茶道具が一気に展示されるとのこと。というわけで年明けにもう一度行こうかと思います。

それにしてもこの五島美術館の近所のセレブな住宅っぷりが素敵でした。素敵なお屋敷ばかり。

 

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さて、帰りには銀座の三越B2に行き、その日の夕飯の食材と、お抹茶と和菓子コーナーへ。


お抹茶は2週間前に2種買いましたが、7割程度終わっていたので、今度は茶舗を替えた抹茶を買ってみました。
宇治の茶舗”松北園”の”口切り抹茶”。

”口切り”とは、5月中旬頃に摘み取られた葉茶を茶壺に詰め、蓋を封紙で留めて保管するそうです。そうすることで味が良くなるとのこと。だいたい半年経った今の時期にその茶壺の口の封を切って開けた抹茶が”口切り抹茶”ということです。普通の抹茶に比べるとちょいと高めですが、味は絶対に自信があると説明を受けました。とうことで、これを選択しました。

さて、茶菓子は、裏千家で長年茶道をやっているお友達に”たねや”の和菓子は何でもおいしいよ!と教えて頂き、さっそくたねやさんに。

今回は、たねやさんの代表的なお菓子である”栗月下(くりげっか)”の一番小さいサイズを。立てて写真を撮ろうとしたけど立たないので横にして。
包み紙も素敵ですね。フォトジェニックです!

(い草の上敷が、ただの敷物なので写真の様に波打ってしまい大変です)

 

(黒文字要らないですが)栗月下とはこんな感じのお菓子。昔食べたこともある気がしますが、ザ・定番なんでしょうね。きっと。
とても美味しかったです。お抹茶の前に頂くと、和菓子は本当に美味しいです。

 


とりあえず、家での(合っているかわからない(笑))薄茶の点前自己練習で”口切り抹茶”と”栗月下”を頂きました。

お菓子もお抹茶も私のようなテキトーな点前でも十分に美味しく。せっかくなので、前回購入した一保堂茶舗の”月影”と”今昔”を3つの茶碗に同時に点てて飲み比べてみました。なかなか面白いですね。抹茶の違いはもちろん、茶碗に対して思わぬ発見がありとても興味深く。その発見はまた書きたいと思いますが、家で(あっているか分かりませんが)いろいろやってみると、発見があって実に面白いです。

抹茶を飲み過ぎましたが、眠気に全然関係のないタイプなので夜はぐっすり。最近、寝る前にお抹茶を頂くのが楽しみになりました。

花器と茶道具いとうや商店

最近何度か通っている茶道具と花器を扱っている”いとうや商店”さん。

お店の公式サイト:http://www.f4.dion.ne.jp/~ito-ya/
お店の楽天でのサイト:http://www.rakuten.co.jp/ito-ya1108/

大正3年創業の歴史のある茶道具を扱う専門店ですが、ご主人の伊藤さんが私の様なド素人にも懇切丁寧に解説してくれます。私としては家で薄茶のお点前の練習をするための最低限の茶道具を安価にと考えて足を運んだ訳ですが、そんな冷やかしの客にも丁寧に解説してくれるためとても勉強になります。


(勝手に撮影しちゃって大丈夫かな・・。なので小さめの写真で)

お店の中には、茶碗から始まってあらゆるお茶の道具が揃っていてとても楽しいです。茶道の先生のご自宅でお稽古を受けておりますが、その時節にあった道具をさらっと用意して、それを使わせて頂いています。床から始まって、茶花、茶碗、お菓子と解説を頂き、毎度勉強になっておりますが、茶道具のお店で、多くの道具を比較して見るのもとても勉強になります。いやらしい話で言えば、値段の差を同時に比較して見られるので、ああ、このあたりで手を抜いていて安いのねとか分かっちゃうので面白いものです。

お店としてはあらゆるお客さんに対応するため、同じ道具でもピンからキリまで揃えてあります。ご主人と話していて、たとえば500円高くなっちゃうけど、最低限これを使った方が家での稽古でも使いやすいなどいろいろアドヴァイスをもらったりしています。上を見ればとても手を出せるものではありませんが、こうやって道具の”コダワリ”を見るのは、どんな分野(趣味)でも楽しいところですね。利休は最後に高価なものではなく、あくまで草の物を好んだようなので、その辺りも興味深いところです。

ここに書いてしまって良いかわかりませんが、いとうやさんは今月20日より半年に一度のセールをやっています。この3連休ももちろんやっていて、いろいろお得だったりしますので、もしご興味があれば足を運んでみてはいかがでしょうか?

ところで、茶道具といえば、東京の茶道具やさんたちは関専会(関東花器茶器専門店会)というのを形成しているようです。
いとうやさんのページに、関専会のリストがありますが、都内はけっこうお店がありますね。散歩がてらいろいろ行ってみようかな。
関専会(関東花器茶器専門店会)加盟店 @ いとうや商店のページ

 

 

(久しぶりに)足の小指を激しくヒット!

今朝、風呂場(ユニットバス)に入る段差の所で、左足の小指(というより、薬指と中指)を激しくヒットしました。今回は、立ちながら靴下をはいていたら、靴下がずれバランスを崩しそのまま左足が段差に激突という素人的なぶつけ方。これは今までの小指ヒットとは傾向が違うのでノーカウントか?とも思いましたが、痛みには違いがないのでカウントで。

このブログで定期的に上がってくる同内容の記事ですが、私は2004/7/14以降、足の小指を激しくヒットしたのをカウントしデータベース化しています。

最新小指ヒットデータベース
・2012/11/21 朝、自宅の風呂場に入る段差に左足を激しくヒット(歩くと痛む・・)
・2011/3/31 オフィスで物を運んでいるときに棚に右脚を激しくヒット(流血手前)
・2007/12/26 自宅のリビングからバスルームに移動するエリアで右足小指を激しくヒット(流血)
・2006/08/20自宅のキッチンからリビングに移るエリアで右足小指を激しくヒット
・2005/11/04 研究室で重い机の足に右小指を激しくヒット
・2005/07/14 研究室で扉に足の小指激しくヒット
・2005/03/02研究室(実験室)で先輩の実験装置の角に右の小指激しくヒット
・2004/07/14 研究室のシンクの角に右の小指激しくヒット

現在のヒット率:8 / (40 * (365 * 8.333)) =  0.00657%

詳しくは、過去の記事”足の小指激しくヒット平穏術”を参照頂きたいのですが、要するに泣きそうになる位痛い足の小指のヒットを、”ああ、この柱にいつも小指をぶつける”とか思うのではなく、どのくらいの確率で足の小指をヒットしているかを定量的に評価して、如何に小指のヒットが希有であるかに驚き、むしろ痛みを有り難く思うという現実逃避プロジェクト(笑)。結局痛いんですけどね。

占いと同じで当たった時、外れた時の印象だけ覚えていて、全く外れている日は記憶に残っていない。それだけであの占いは良く当たるとか、都合良く考えちゃうものです。足の小指も”いつも”この柱・・・・と思わずに、これだけ足の小指をヒットせずに柱をすり抜けていると考えると、むしろ微笑ましく、ほんの少しだけ痛みを忘れる(気になります)

 

 

Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular (その3)

今朝の朝トレも若洲へMadone + Bontrager Aeolus 7 D3 (チューブラー)で行ってきました。

Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular (その1)
Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular (その2)

上記2つの記事でも述べましたが、本当に素晴らしいホイールで実に気持ち良く乗っていて楽しいです。とにかく、シャキシャキの加速し易さでちょっとスピードに乗ればふわっと伸びて行く。・・・というような抽象的な表現をはじめたらこのブログも残念な感じになってしまいますが、このホイールばかりはまさにこんな感じで明らかに良い。実にお勧めのホイールです。

ODのトライアスロンでは、ロードバイクで出場されている方も多いと思うのですが、Madoneなどにこのホイールを付けるだけでも随分変わるのでは無いかと。アイアンマンに行く際には、スピコン+このホイールで完璧かと。

若洲のいつものストレート。朝トレかなり寒くなってきました。

7cmという高さは(急坂が続かなければ)実に良い感じ。ディスクホイールに慣れてしまったためか、このホイールで横風でふらつくことはほとんどないです。

この写真を見れば、タイヤより明確にリムが太いのが分かりますね。このタイヤと太リムの段差を埋めるのが流行っていますね。Mavic CXR80や、今度Bontragerから出るクリンチャータイヤR4 Aeroなどもしかり。やり過ぎな気がしますが、効果が”走りに影響するか?”は興味があるところです。

あとは、各方面で絶賛されているMavic CXR80と是非比較したいです。The Bike Journalでは、Superfix EvoにCXR80を履かせたバイクがあるので、近々Aeolus 7 D3あたりと比較やってくれないかな。

長崎カステラ本家”福砂屋”のカステラと薄茶。

お友達の長崎旅行のお土産に長崎カステラ本家 “福砂屋” のカステラを頂きました。創業寛永元年(1624年)の歴史あるカステラ。

せっかくですので、家での薄茶のお点前の練習前に頂きました。お茶菓子として。フクサつながりで。

日本橋文明堂(文明堂東京)の浦和工場がちょうど家から50km地点にあり、自転車で往復100kmとほどよい距離から、定期的に文明堂の工場窯出しカステラを食べています。しかし、 福砂屋の元祖カステラとは全然ちがいますね。正直、福砂屋のカステラの方が甘さの芯が強く、単純に言って美味しいと思いました。もちろん味のアプローチが違うだけで、好みの問題だと思いますが、何か懐かしいカステラの味が福砂屋で、妙に上品なカステラが文明堂の印象。とても美味しく頂きました。

部屋の片隅に本間(京間)一畳の上敷きを敷いてお点前の練習をしておりますが、なにせこの薄い上敷きの下はフローリング。正座が痛くて仕方がありません。いわゆる超時間の正座が痛いのではなく物理的に堅くて痛いです。なんとかせねば。


(ものすごい微妙な写真ですが・・影が・・・)

あとは、写真でも分かるようにただの敷物ですからシワが寄ってしまい波打っちゃうのが残念ですね。茶筅を置くとその波で倒れちゃったり。

今月はお稽古が一回しかないので、次回までに忘れてしまいそうで心配です。

ミュージカルRENTと帝国ホテルのパンケーキ。

さて、随分前に予約していたミュージカルRENT @ シアタークリエ(日本語版)を見に行ってきました。

公式サイト:http://www.tohostage.com/rent2012/

“Seasons of Love”があまりに有名なミュージカルで、N.Y.での公開前日に全てを手がけたJonathan Larsonが亡くなったという事実もこのミュージカルを伝説化させている一因と言われています。(参照:レント (ミュージカル) – Wikipedia
“Seansons of Love”は、ちょうとキリンの缶コーヒーFireの江口洋介さんのCMで使われていますね。

”家賃”の意味を示している”RENT”ですが、NYでのHIV、同性愛、ドラッグ・・様々な問題に直面しながら今を生きることに、とにかく必死なボヘミアニズムの若者達を描いたミュージカルです。そもそもRENTを手がけたJonathan Larsonがミュージカルを手がけるまでに、このストーリーの様な生活をしていたようで、まさに本人の体験も含め描かれたようです。非常に荒廃したNYの片隅で若者達の苦悩と葛藤が伝わってきます。

今回のシアタークリエでのRENTは日本語版。このミュージカルは非常に早口で、ストーリー的にもスラング的な汚い言葉がたくさん飛ぶので、英語版の歌もかなり早口です。それを無理矢理日本語にしているので、歌になっていない箇所や、日本語でも聞き取りづらい箇所はありましたが、ソニンさん含めキャストの皆さんは非常にパワフルで素晴らしいパフォーマンスをしてくれました。もちろん英語版が音楽的に聞けばかっこいいのでしょうけど、RENTの作品力は今回のキャストさんのパフォーマンスで十分に伝わりました。何となくお客さんにプロが混ざっていた感じがありましたが(笑)、会場も盛り上がり一体となって楽しめました。

まだ今月一杯やっているようなので、ご興味があるかたは是非。

ミュージカルを見た後は、定期的に通っている帝国ホテルのパークサイドダイナーへ。

最近、東京ではやたらめったら”行列の出来る”パンケーキ屋がオープンして、パンケーキに1時間待ちというような意味の分からない現象が起こっています。パンケーキといえば、この パークサイドダイナーの超定番のパンケーキも良いですよ。流行っているパンケーキみたいにフワフワだったり、超甘かったりとは違いますが、コンベンショナルなパンケーキもお勧めです。見た目も実に美しく。