アンパンマンは教育的アニメなのでしょうか?

この三連休は実家に帰ってきています。朝5:30にアンパンマンがやっていたので、久しぶりに(むしろ初めて)真剣に見てみました。従兄弟の子育て話や、知人の子供事情から、今でも子供たちに大人気のアニメということで、今の感性でもう一度見てみようと思ったからでした。

 今回見た話のあらすじは、以下の様な流れでした。

1)特別なステッキを振りかざすことで、そこに迷路を作れるキャラAが登場
2)キャラAが友達の為に迷路を作り、迷路で遊んでいる。
3)バイキンマン+どきんちゃんが登場し、その迷路を作るステッキを奪う
4)そのステッキを使ってキャラAおよび友達を巨大迷路に閉じ込める。
5)アンパンマンが助けにくる。
6)ドキンちゃんのUFOには、顔に水を掛けるホースとマントを切る巨大はさみがついており、アンパンマンの顔をふやけさせて、マントを切り、地上に落ちたところを巨大迷路に閉じ込める
7)ジャムおじさん+バタコさん登場。新しい顔にチェンジし、アンパンチでバイキンマン+どきんちゃんを地面にたたきつける。
8)ステッキを使って今までで最も巨大な迷路に閉じ込めて、助かったキャラAと友達は笑顔でその話が終了

という流れでした。私自身、小さい頃にアンパンマンを見て育ったわけではないので、この影響を受けていませんが、今回の話を冷静に見てみると割と残酷な内容なのかなと思いました。

いたずらっ子という位置づけのバイキンマンですが、今回のUFOの仕様を見ても、アンパンマンの弱点にピンポイントに攻めるもので、大変インテリジェンスと言えます。これだけ高度な頭脳とエンジニアリングセンス(そもそもUFOを作っている)を考えると、いたずらに対して、それを止めさせに行くという話し合いでの交渉の余地はなかったのでしょうか。ただのいたずらにしてはやり過ぎという意見もあるかと思いますが、バタコさん、ジャムおじさんが”パン職人”でも無いにも関わらず半永久的に顔を焼いてきて体力の回復を謀ることを知っている上で、下半身攻撃をしていません(少なくとも私は見たことがありません)。あれだけの技術力を持った明晰なバイキンマンでしたら、弱点は顔ではなく、下半身であることは、過去の数百回の戦いの上で学んでいるはずです。それを致命傷ではない顔に攻撃を集中し、回復のスキを与えていることからして、ただ仲間に入れて欲しいという寂しがり屋ではないかと判断すべきではないでしょうか。

顔をチェンジされたアンパンマンは、ドラえもんでいえばジャイアン的であり、とりあえずアンパンチでぶっ飛ばします。バイキンマンのような急所を外すといった考慮や、交渉などの余地はなく、とりあえずぶっ飛ばします。ここまで圧倒的ですと、アンパンチは、のび太のくせに生意気だ的なそれをいったら何でも正当化してしまうような無謀な制裁と言えます。

こう考えてみるとアンパンマンとはいったい何なのか?どういう意図があるのかよく分からなくなってきます。制作者側もウルトラマンなどと同等のとりあえず正義と悪というテキトーな構図でやっていて何にも考えていないのかもしれません。しかし、もう何十年も子供達に圧倒的な影響力があることを考えると、制作者側の意図(どこかに公開されているのかもしれませんが)や教育的要素を聞いてみたいところです。また子供達にアンパンマンを語らせた時に、”バイキンマンは悪だから正義がやっつけなければならない”と答えるのでしょうか。一方で大人向けの水戸黄門や東山の金さんが素敵な番組かというと、話のレベルは全く持って同じレベルな気もしてきます。たぶん、何にも考えていないのでしょうね。

私としてはピタゴラスイッチなどのような想像力をかき立てる番組をもっともっと増やしてほしいですし、理系離れが進む現状を考えると、”エンジニア魂バイキンマン”などのアニメも作って欲しいです(全然面白くなさそうですが・・)

総裁選・総選挙(笑

技術立国と呼ばれていた物作りの国家、経済は影を潜め 、金融経済に確実にシフトしている日本において、今回のリーマンブラザーズの破綻は、やはり海の向こうの話ではなく、日本経済にも少なからず影響が出ていますね。AIGは何とか米国政府下に置かれて守られたようですが、”アリコ”をはじめ散々有名人を使って宣伝していた外資系の保険各社も一瞬で崩壊しそうな状況まで追い詰められました。日本国内では、事故米、産地偽装などの食品業界、教育・教師のモラルハザードと、物価高、原油高に我慢の限界が来ている第一産業など、何とも問題が山積みで大変な状況になってきました。リーマンの件もそうですが米国経済の停滞により、唯一の頼みであった貿易黒字も今後期待できず、もう借金なのか現実味もなかった国債も好き勝手に”印刷”できそうにありません。

まぁ、人類の歴史を見れば戦後数十年経てば国家・経済が破綻するという歴史を繰り返しているわけですが、そんな状況下での出来レースの総裁選、10/26に決まった総選挙という政治家のくだらないシャッフルゲームに、憤りを通り越して失笑という気持ちで一杯です。登場曲まで用意するというくだらない演出をしている連中から少なくともこの国の舵取りが選ばれる訳です。世間の目と同様に私も誰がなっても期待しておりませんし、だいたい5人立候補している時点で、自民党は5つに分かれないのが意味がわかりません(わかるけど)。前段の山積みの問題に刺激を与えられる政治力があるとは思えませんが、総裁選が10月下旬であることを考えるとあと2ヶ月は国会は動きそうにありません。KYでも、あなたたちとは違うでも良いのですが、とにかくシャッフルしても期待していないので、国会で1秒でも議論してもらいたいものです。本当に総裁になりたいのなら、今の状況はやばいので、立候補を取り下げてリーマンショックでも事故米対策でも考えますと言って、辞退するのも次回の総選挙への良いパフォーマンスになると思うのですけどね。

宇宙を扱っている以上、国家なんていう枠組にとらわれない視点をと思っておりますが、完全に切り離された生活はできませんので、少しでも期待が持てるような動きをしてもらいたいものです。我々としては何ができるでしょうか。温故知新という言葉がありますし、記憶、記録を残す・参照できるのが人類が他の生物とは違って有している技能ですから、戦後50年過ぎに政治が崩壊した過去の事例を”米国”のGoogle先生にでも尋ねてみましょうか。

10年使ったNTT DocomoからSoftbankへ移行しまーす。(iPhoneへ)

2012/11/15 追記: SIM FREE iPhone 4sでDocomoに復帰しました。iPhone 4s SIMロックフリー版をDocomo網で使う。その1。

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その前に、秋葉原で起こった痛ましい事件に関して、電気パーツやスピーカーなどを求めて、もう何百回と通っている交差点であることからしても、他人事とは思えず本当に悲しく思っております。また、模倣犯が発生する可能性が高いのでしばらく銀座、新宿、秋葉原などの歩行者天国でのお歩きの際はお気を付けください。銀座に突っ込む可能性がある気がしてきました。

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さて、AppleのiPhoneが3G対応になり、日本のキャリアに乗っかることになりました。私はNTT Docomoが採るかと思っていましたが、Softbankに持って行かれましたね。極めてミーハーではありますが、最近、携帯電話の料金が全く使っていないのにも関わらず大変高額で、また、ここまで携帯を使わない人間なのに新機能だけに注力しているDocomoとおつきあいする必要もないため、そろそろキャリア変更しようかなと思い始めました。

大学時代にPHS、携帯と普及しはじめ、意地でも携帯を持たないと拒否していた痛い学生で、同級生よりも随分遅く携帯電話に加入致しました。携帯電話のサイトやアプリなどは多く開発しておりますが、自身はほとんど携帯を使わず、メールも未だに顔文字も出せないくらい苦手で、パソコンからメールを打っている完全時代遅れ男であります。

全く調べていないのですが、何となくDocomoよりはSoftbankのほうが安いのかなという安直な理由と、ソフトウェア開発環境が充実しているiPhoneを使ってみたいという理由で、今回Softbankに移行してみようかなと思い始めました(実際にiTouchを使ったアプリ開発の案件があったため)。

さて、iPhone on Softbankの発売日は7/11の様です。これは多いにモメそうな様相です。どう考えても低価格のiPhone 3Gを求める客は多そうで、PS3の発売日の抗争が再燃しそうな気がしてきました。Softbankは中国人割引がありますので、まず中国人留学生が集まってきそうですし、3G携帯ですからハードだけ買ってヤフオク転売なども起こりそうな気がします。発売日にミーハーに買いに行くのかわかりませんが、いずれ移行したいと考えています。あと、ホワイトプラン?でしょうか、よく分からないので通話を全くしない、メールをたまにやる程度で一番安いプランを教えてください。

追記:

もう少し書きますと、日本の3大キャリア、GSMなどもう電話網で音声を通信する時代ではありません。2G, 3Gと発展しているなどと言われていますが、それはいずれハシゴを外され、注目すべきはやはり無線LAN系列の通信網です。iPhoneのSDKにマイクのAPIがあるか調べて居ませんが、音声をドライブできれば、IPベースの会話はもちろんできるわけで、各キャリアが一番恐れている構図でもあります。802.16系、802.20系が成熟し、50kmくらいの広域無線LANのインフラが出揃った場合、3大キャリアの電話網のアンテナなど必要なく、無線LANで音声もウェブもメールも事が済みますね。日本の汚い電柱・電線も軽減できる点にも注目です。iPhone 3Gはもちろん802.16系には対応していませんが、次々世代あたりで視野に入ってくるでしょう。むしろそちらが携帯・モバイルの主流になることは明白で、そういう意味でもSoftbankに乗り換えというより、IPモバイルインフラへの移行第一歩といったところでしょうか。この携帯のIP化の流れに対して、Appleはとても良い位置にいます。はっきりいってキャリアの売り上げはどうでもよく、端末を配布してシェアをとってしまえば良いわけで、いずれ訪れるIP化の波に良い位置で乗っています。Appleは現状の無線LAN規格である802.11nの仕様策定にも積極的ですし、無線LAN系は昔から気合いを入れているので、このあたりに注力しているのでしょう。コンテンツはGoogle, ネットへのゲートウェイはAppleという構図になるのかもしれないですね。以上戯言でした。

ドイツ・ブレーメンを観る。

海外に限らず町中を歩いている時は、いつもその街を良く観るようにしています。そんな些細なことはブログに書くこともないのですが、せっかくドイツ・ブレーメンに来たのですから、私が今回観た物をざっくばらんに紹介します。

1) 自転車事情を観た。
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・日本と同じく、自転車の止めるところには困っている。

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・街の木にチャリンコをくくりつけている確率50%
・チャリンコのカゴが後ろに着いている確率80%

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・歩道と車道とチャリンコ道がちゃんと分けられている確率100%
(赤色の部分がチャリンコ道)
 自動車による交通事故死者数が10000を割り久しいですが、チャリンコ絡みの死者数は増大しています。日本は歩道がない、路上駐車で狭い、その状態でチャリンコが抜けていくので、この問題は急務です。今更難しいですが、このくらい広いチャリンコ道があればその数も減っていくのではないでしょうか。

2)ブレーメン人を観た
・男性の身長の平均は178cm *宮下目測
・女性の身長の平均は168cm *宮下目測
・学生っぽい人々のジーンズ率95%
・ブレーメン人のジーンズ率75%
・日本と違って、電車を待っている人が携帯をいじっている確率3%  (3%は通話。メールは皆無)
・逆に、電車を待っている人が何か食っている確率65%
・歩きたばこをしている若い女性50%
・男性が短髪95%
・トラム、車が居なくても信号を守る確率95%

3) 人々のモラルを観た
 ドイツは各都市を回りましたが、各町中にはトラムと呼ばれる路面電車が張り巡らされています。驚くのは、その電車はチケットを見せる機会が皆無に等しいことです。つまり、キセルをしても全くわからない状態です。日本人のように完璧に運賃を管理しているのに慣れている卑しい国民性からは、みんなキセルするのでは?と思いますが、その疑問を持っていることすら恥ずかしいと思うくらい、皆さん、ちゃんと切符を買って誰に見せることもなくトラムを利用しています。上にも書いたとおり、彼らは車が居なくても信号を守っています。信号に関しては私もどんなに細い道でも信号を守っているため、日本人の無視っぷりに常に腹立たしく思っていますが、ドイツに来ると、この誰もチェックしないチケットのシステムと、信号を守る国民性に大変感心しています。この国民性を見ると、刑罰を重くしてモラルコントロールする日本の法制度はやっぱり間違っているのではないかと思います。政治家、経営者、法律家も法の目をくぐることばかりに目を向けるようになってしまっていますよね。本来、モラルがあり”基本は守ってくれる”という前提が無ければ法律なんて成立しないわけで、どんなに複雑にしても抜け道を考えるような状態である今、まずモラルを教えないと駄目だと思っています。一方でたばこやゴミのポイ捨てはとても多く、その辺が残念です。

4) 車・トラムの動きのなめらかさを観た。
 ドイツに来て思うのは、タクシーにのっても、トラムにのっても、極めて加速・減速がスムーズでほとんど揺れないことです。今回、この理由を結構考えてみました。

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トラム

・石畳は、人が何百年も歩いているのでつるつるであり、道路自体が非常に平らで滑らか。
・アスファルトも日本のアスファルトとは少し違い、細かい石が散りばめられているのか、足をズリズリしても、スルっと滑るようなつるつるである。

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わかり辛いですが、正面が平らでつるつるのアスファルトです。

 欧州にいくと石畳が大変綺麗な町並みが多いのですが、その石畳のほとんどは何百年も人が歩いているからか、本当につるつるです。また石畳に比べて柔らかいアスファルトも同じようにつるつるであり、この上を走る車は大変滑らかに加速します。日本の車がどんなに優秀で衝撃を吸収しても、まずこの道路から違う気がしました。どの国とは言いませんが、3月になると問題のない道路を、わざと破壊し、再度作っている現状では、アスファルトも新調されてつるつるにならないのかなと思いました。確かにタクシーの90%はメルセデスですので、その車の性能で滑らかなのかもしれませんが、恐らく大因はこの滑らかな石畳、アスファルトでしょう。

・トラム、電車のレールのつなぎ目がない

 トラムも同様に非常になめらかな加速・減速をします。今度は道路のつるつるとは関係ないため、なぜか?と思いましたら、なんとレールにつなぎ目がありませんでした。ご存じの通り、日本の電車の”ガタン・ゴトン”は、レールのつなぎ目を車輪が通るときに鳴る音です。このつなぎ目に隙間が空いているのは夏の炎天下でレールが延びるのを逃がすためなのですが、なぜかトラム、またDB(ドイツ鉄道)のレールにも隙間がありませんでした。

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・レールが完全に溶接されてくっついている

 もちろんブレーメンにも夏・冬の寒暖差はあるので同じように伸びる問題はあると思うのですが、隙間は空いていません。特殊な金属、または寒暖差が少ないのでしょうか。このため、トラムは非常に静かで滑らかに走っています。

 以上の様に、ブレーメンを初めドイツでは、大変乗り物の乗り心地が良い気がします。道のつるつるさを触ったり、電車の継ぎ目を写真に撮るなど、どう見ても怪しい行動ですが、こういう理由であの滑らかさが実現していることがわかったのは大きな収穫でした。またトラムというシステムは良いものです。日本の電車はストップの場所が厳密に決められているため、少しでもオーバーすると戻ったり大変な時間のロスが多いシステムです。トラムでは、トラムストップの場所がトラムの長さの2倍くらいあるので、止まる場所なんてテキトーです。そのテキトーっぷりが、出発・停止の効率を格段に上げていて、どんどん流れているという感じです。日本の真面目さが逆にスループットを低下している現実を見ました。鉄道業界、新幹線で良い気になっていないで、もっと考えることは多いようです。

・トラムの運転手が足を組んで余裕っぷりで運転している確率60%:逆にその余裕でも大丈夫なロバスト設計になっている。

5)ブレーメンの町並みを観た

 昨日の記事でも紹介しましたが、町並みをもうちょっと紹介。
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最近思うことたくさん。

1)ニュースの変な前振りに疑問を感じる。

例えば、畑からメロンが大量に盗まれて、その犯人は猪だったみたいなニュースがあるとします。
民放の何社かのニュースでは、以下の様に読むことがあります。

「意外なものが犯人でした」

カメラワークを切り替え、アナウンサーがアップになる。

「~県のある農家でメロンが大量に盗まれ、その犯人は猪でした」

録画映像に切り替わる。

ここでとても違和感なのが、「意外なものが犯人でした」とような前振りです。
数秒後に答えを言うこの前振りは、ニュースで必要あるのでしょうか?
限られた時間で多くのニュースを読む方が、よっぽど役に立つと思いますし、
全く無駄ではないかと思うのです。
「意外なものが犯人でした」という前振りに、”え?なんだろう?何が犯人だったんだろう”みたいな家族の談笑光景なぞ全く想像できません。

2)Blu-rayHD DVD

誰が見ても勝敗が明らかであった次世代記録メディア抗争ですが、一応終結しましたね。
HD DVDが負けた理由は多々ありますが、日本人にとって”エイチディーディーヴィーディ”と口を動かす数が多すぎたのも問題だと思います。
略すのが得意な日本人であっても、元々High DifinitionDigital Versatile Discが略されてHD DVDになっているわけで、それ以上略すことができません。HDだけだったらいわゆるハイヴィジョン映像になるわけで、DVDだけだと昔のDVDになるわけで、結局”エイチディーディーヴィーディ”と言わざるを得ません。こんなものネーミング的には完全に論外です。
Blu-rayは既にBDで通じますし、良い名前を付けましたね。新規格がコケることが多かったSonyとしては良かったのではないでしょうか。

3)地デジのSMAP草薙くんのCMを疑問に思う。

地デジの実力を見せつけるのであれば、あのホワイトバランスというか色合いの悪さを何とかするべきだと思います。
草薙くんの顔色も悪く、不健康そうに見えます。それこそ日本の四季なり京都なり、
16.8Mbpsブロックノイズが出ない程度の静かな映像をガッツリ映したほうが圧倒的に効果があるのと思っています。
ただ、地デジのハイヴィジョン映像をCMで見ている人は、対応のテレビを既に導入している人であり、
地アナ(地上派アナログ)で見ている人には、その美しさは響かないですよね。

4)地方に道路が必要なのか疑問に思う。

財源が欲しいだけだとは思いますが、高速道路、新幹線など高速で便利な気がする交通インフラは、
都会・都心の”情報”→地方に流れて地方が活性化ではなく、地方の”人(若者)”→都心に移動という流れしか生みません。
そんなことは、この何十年かの流れを見れば明らかですが、とにかく道路が欲しいのでしょうね。
救急車が迅速に通れないと主張するなら医師の確保と病院の確保(どちらも大変ではありますが)の議論をした方が”建設的”です。
800兆円の借金がある国にも関わらず、お金が来る前提で予算を組んでいる感覚を何とか断ち切らないと、正にJAPAiNですね。

5)地方のスーパーアピールは、都道府県内の自給率100%ではないか?

最近の環境ブームは、環境ビジネスブームとも言えるわけで、その一部(かなり?)は、儲け話に環境を使い、消費者・一般人の善意も空振りに終わるだけではなく、より環境を痛めていることが少なくありません。一方で地産地消フードマイレージの低減というセンスはとても良く、やはり地元で”旬”な物を食べるということは地球環境的にも極めて正常です。この際、6字熟語にして適時地産地消とでも言うのでしょうか、無理に長期保存したり、温度管理して変な時期に栽培するのではなく、地球の四季のリズムに合わせて地元で生産し、地元で消費したいものです。
さて、日本の自給率を見ると怖いほど不安になるわけですが、のらりくらりの国会を見ていると、自給率を上げようと思っている議員はあまりいなそうです。地産地消・フードマイレージの事を考えても、どこかの地方都道府県内で100%自給率を実現できないでしょうか。地元の長野あたりなんかでできれば、凄く良いアピールになりますし、都道府県の内ループで自給率を競わせるのはどうですか。旬じゃない野菜を地球の裏側から持ってこなくても良いですし。

6)Nikonの企業CM”光の世界”が妙にかっこいい。

キムタクのデジカメのCMではなく、Nikonの企業CM “光の世界” が、黄色っぽいイメージで山下達郎さんの楽曲で流れています。

nikon_cm_title.jpg
リンク先でCMも見られます。

山下さんの独特の雰囲気なのか、黄昏時っぽい黄色いイメージのCMの雰囲気なのかわかりませんが、妙にかっこいいCMだと思っています。
ニコンが長年の歴史の中で光を操ることをまじめに取り組んできたようなイメージを受けます。(完全にCM制作者の意図にハマっていますが)

私は過去に、ニコンから乗り換えた経緯があります。初めて買ったディジタル一眼レフはNikonのD70でした。とても良いカメラだったのですが一度凝り出すとレンズなども集めたくなる企業的には格好のターゲットとなる性格であるため、D70を使っている内に、いずれはもっと良いカメラと考えていました。D70は当時とても良いカメラだったのですが、その上のクラスのNikonのカメラは正直ちょっと頼りないスペックでした。プロは、そんなスペックでも撮れるのかもしれませんが、私のような未だに素人の領域をでない者にとって、カメラの性能が良くなれば写真も良くなるのではないかという完全なる錯覚と妄想に駆られてきます。一眼レフの魔力は色々写真を撮るうちに、様々なレンズが欲しくなってくることです。そのレンズ一本一本は決して安いものではなく、またメーカー毎に互換性がありません。つまりNikonで行くと決めたら、しばらくはNikon用のレンズを買い続けていくことになるわけです。そんなときにNikonが仮に潰れてしまうと、その資産であるレンズが使えなくなるのではないか?という不安を貧乏人なら考えてしまうのです。兄も使っている理由でD70を買ったわけですが、D70が出た頃からのCanonのディジタル一眼の性能は頭一つ出ていました。というわけで、私はNikonのボディ、レンズをすべて売り、Canonに完全移行したのでした。今でも判断は間違っていなかったと思いますし、最近まで、Canonのディジタル一眼レフは全ラインナップで圧倒的な性能でした。しかし、昨年あたりから、NikonもD3, D300などの素晴らしいカメラを発売し、Canon一人勝ちの時代ではなくなってきました。Canonを使っている自分から見てもNikonのD3, D300はとても素晴らしいカメラだと思いますし、D70当時にこのカメラがあったら、Canonに行くことはなかったかなと思います。最近の好調っぷりを感じ、今回のCMを見ると、がんばっているなぁという印象を持ったわけです。2ちゃんねる、kakaku.comなどでの、Nikon派とCanon派の闘争はくだらなすぎて大変面白いです。みんな金持ちで両方持っていればこんな議論は起きることはなく、単純に自分が決めてレンズを買い揃えてしまったメーカーを養護したいために、他社派を叩くという構図です。まぁ切磋琢磨ということで両社はもちろん、カメラメーカーはこれからも世界を牽引してもらいたいものです。

7)Let’s Noteにそろそろ飽きてきた。

バッテリーが長時間持ち、重さ1.2キロで頑丈という性能に魅力を感じPanasonicのレッツノートシリーズ(W2から始まるシリーズ)を使い続けてきました。W2 -> W4 -> W5と3台目になるわけですが、そろそろ飽きて来たというのが本音なところです。1)ダサいデザインが全く改善されない点。2)軽量、長持ち、頑丈はLet’s Noteだけではなくなった。3)頑丈とかいいながら、W2, W4, W5(現機種)すべてにおいて、ヒンジの部分が破損した。4)高い

このあたりを考慮すると次は、VAIOかなと思い始めています。Let’s Noteの前に2回連続でVAIOを買ってバッテリーの持ちの悪さ、そこら中が壊れるなど”一生VAIOは買わない”と決めてLet’s Noteに移行したのですが、最近Sonyは何となく印象が良く、SSD搭載のVaio Type T (Premium)は見た目もかっこいいし、壊れる部分も少ないのではないか?と思い始めています。背中にVAIOっていうロゴが書いていなければ最高なのでVAIOの構造設計をしている後輩に頼んだのですが、それはダメだろうということでした。何か素敵なノートPCを見つけたら教えてください。

8)TBS 世界遺産が終わる(リニューアル)

愛してやまないTBS世界遺産が3月で終わり、THE 世界遺産としてリニューアルするようです。深夜にやっていた荘厳な雰囲気の番組が夕方になりなんかチャラチャラしそうで気になります。映像クオリティは大丈夫だとは思いますが、あの何とも言えない雰囲気は続いて欲しいと思っています。世界遺産の番組はNHKも含め何局もやっていますが、やはりTBS+Sonyの番組が一番好きだったので、ヘボい番組にはしてもらいたくないなと思っています。

BlogエンジンをMovableTypeからWordPressに変更

今まで、このブログはMovable Typeという超メジャーなブログエンジンを用いていました。Movable Typeは大変多機能で良いエンジンだと思いますが、再構築を必要とするスタティック表示システムであるため、記事数が数百を超えたあたりから記事の投稿・再構築などが非常に時間がかかるようになりました。更に、MovableType4から更に遅くなり、記事の投稿に10分程度かかるという最悪の環境でした。そこで、今回MovabyleTypeのシェアを急激に食いつつあるWordPressにシステムを変更致しました。

 Wordpressは、表示をダイナミックに表示するため再構築の作業がなく大変快適です。またシステムもシンプルでMovableTypeからの記事インポートも一発でできました。Movable Typeのライセンスもやや面倒になってきたので、同じくwordpressに流れる方は今後多いのではないかと予想されます。

ブログのデザインなどはこれから変更していく予定です。また、RSSフィードなどもURLが変わっておりますので、ブログの左下のMETAから新しいURLを参照ください(いやらしいけど)

追記:数日使ってみましたが、やはりWordPressはとても使い勝手が良いです。テーマの豊富さ、カスタマイズのし易さ、プラグインの充実、そして何よりも動作が軽いという点で、Movable Typeよりも格段に優れていると思います。

トヨタが旅客ジェット機事業へ参入

トヨタ、旅客ジェット機事業への参入を検討=関係筋
3月5日9時36分配信 ロイター

 [東京 5日 ロイター] 三菱重工業<7011.T>が事業化を進めている旅客ジェット機開発計画への参画をトヨタ自動車<7203.T>が検討していることが5日、わかった。関係者によると、トヨタは三菱重工から打診を受け、三菱重工が設立する製造会社への出資を検討している。

上記の引用のように、トヨタが三菱重工の事業に出資を検討しているようです。
YS-11引退以来、国産の旅客機はないわけですが、これで少し拍車がかかると良いですね。
戦後、GHQにより航空の研究は制限され、その後スーパー301などいろいろなブロックはあったわけですが、もうそういう時代ではない気がしています。

トヨタの生産方式と、ロケット・戦闘機など工芸的な一品生産の三菱重工がうまくマッチして、量産で且つ、高性能な旅客機が生まれることを願っています。
今、あらゆる製品が昔ほどの耐久性を求められなくなり、とりあえず動けばよいというエンジニアリングになりつつあります。とりあえず動けばよいという考え方ですと、人件費が安い国のプロダクトを買えば良く、とてもこの国の経済状態では太刀打ちできません。しかし世界中で日本車が使われている理由は安さだけではなく、燃費が良く耐久性があるというからという話を聞いたことがあります。
エコカーは日本が世界を牽引しているわけですから、エコ飛行機のような、環境にやさしく、安く、安全な日本らしい旅客機ができるのを期待したいところです。

私としては、一品工芸生産とトヨタ量産方式が混ざったときにどのような利点・欠点などがあったかなど、良い製品ができたあとにエンジニア達に聞いてみたいところです。

* ちなみに三菱重工とトヨタが私の勝手に想像する生産スタイルをしているかわかりません。あくまでイメージだけで語っております。

mixiの日記についての新規約

mixiをご利用でないかたにはどうでも良い内容です。

私も一応mixiをやっているのですが、その利用規約が4月1日から改正されるようですね。

その内容が少し興味深かったので、紹介することにしました(久しぶりにブログで書くべきないのではないですが)

mixi利用規約 平成20年4月1日 制定
http://mixi.jp/rules_sample.pl

注目は18条です。

第18条 日記等の情報の使用許諾等
1本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。
2ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。

mixi利用規約から引用

こういう利用規約を細かく読むのは大変ですが、割と強烈な事を書いている気がしました。皆様はいかがでしょうか。私は、こちらのBlogがメインでそのRSSをmixiに渡しているわけですが、それも”本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合”に該当するかが気になるところです。ウェブに公開しているため、情報の流出は防げないと思いますが、ここまで明確に、”何かに利用しそうな”気配は気になるところです。
おそらく1000万人を超えたあたりで、このユーザーの日記情報をmixiの次なるマーケティングビジネスなどに展開を考えているのでしょうね。日記のワードを切り抜いて、その日記の”性別”、”住所”、”年齢”、”興味あること(コミュから)”の属性が付いてドライブできるので、効果的なマーケティングが狙えるのは一目瞭然です。
この規約をどうこう言うつもりはありませんが、一応mixiは会員制で閉鎖的な面も有していることから、日記などでの公開情報が4/1以降、思わぬ方向で動く可能性があるので、一応書かせていただきました。

また、同様にGreeに関しても調べてみました。

2.ユーザーが本サービスを利用して投稿・編集した文章、画像、映像(動画)等の著作権については、当該ユーザーその他既存の権利者に留保されるものとします。ただし、本サービスを利用して投稿・編集された文章、画像、映像(動画)等については、グリーおよびグリーと提携するサイトまたはその他の媒体・サービスにおいて、グリーが必要と判断する処置を行った上で、グリーが利用できるものとします。ユーザーは、本項に基づくグリーによる著作物の利用について、著作者人格権を行使しないものとします。

3.前項に定めるユーザーが本サービスを利用して投稿・編集した文章、画像、映像(動画)等についての著作権を除き、本サービスおよび本サービスに関連する一切の情報についての著作権およびその他知的財産権はすべてグリーまたはグリーにその利用を許諾した権利者に帰属し、ユーザーは無断で複製、譲渡、貸与、翻訳、改変、転載、公衆送信(送信可能化を含みます)、伝送、配布、出版、営業使用等をしてはならないものとします。

こうみるとGreeもmixiほどではないですが、同じような事を言っていますね。mixiよりもGreeは同級生・同窓生まわりに強い印象があるので、少し注意が必要かもしれませんね。

会員制にしろ、インターネット上に情報を公開しているわけですから、今回の規約に限らず気を遣う必要はあるかもしれません。最近驚いたことがありまして、amazon.co.jpのウィッシュリストという買いたい物リストを自分のアカウントにブックマーク的に保存できるのですが、あの内容は自分の本名とともにインターネット上に公開されています(非公開にできますが、デフォルト設定が公開です)。そのため、はっきり言ってしまえば卑猥なDVDやマニアックな商品をウィッシュリストに入れると本名とともにGoogleなどで引っかかることがありますので注意が必要です。私はマニアックなJazz CDのリストの登録でしたが、一時はしっかりと本名でGoogleにひっかかりました。

全くこのブログの方向性とは関係のない内容でした。

久々に足の小指を激しくヒットデータベース

昨日、家のキッチンの柱に、右足の小指を激しくヒットしてしまいました。普段はスリッパを履いているのですが、その時は風呂上がりの裸足で歩いていた時でした。今回は、あまりのヒットに流血までしてしまう大惨事に(だたの切り傷ですが・・)。しかし、私はこのようなヒットでも、決して怒らず(痛くて怒れないけど)ニコニコ暮らしております。

こういう事故が起こると、”この柱はいつも小指をぶつける”などのイメージが沸きがちですが、この”いつも”という評価は慎重にならなければなりません。詳しくは、過去のエントリー(2005/07/14 ”足の小指激しくヒット平穏術”)を参照して頂きたいのですが、簡単に紹介すれば,小指をヒットした日付を記録し,”いかに小指ヒットが希有なこと”と認識し,痛さを記念に思い、むしろ”ヒット君こんにちは”的に平穏にごまかそうという素敵な術である.

最新小指ヒットデータベース
・2007/12/26 自宅のリビングからバスルームに移動するエリアで右足小指を激しくヒット(流血)
・2006/08/20 自宅のキッチンからリビングに移るエリアで右足小指を激しくヒット
・2005/11/04 研究室で重い机の足に右小指を激しくヒット
・2005/07/14 研究室で扉に足の小指激しくヒット
・2005/03/02 研究室(実験室)で先輩の実験装置の角に右の小指激しくヒット
・2004/07/14 研究室のシンクの角に右の小指激しくヒット

普段、家の中をうろうろし、1日平均40回程度、小指をヒットしうる柱・扉などを通過すると仮定する。3年間半で6回のヒット数であるから

足の小指激しくヒット率(打率): 6 / (40 * (365 * 3.5)) = 0.01174%

たった0.012%程度の極めて低い確率です。また、人生80年だとすると約137回しか”小指をヒット”できないことになります。
ここまでくると、小指のヒットがサプライズプレゼントのように愛おしく感じてきませんか?(流血しているけど)
未だに指がジンジンしていますが、こんな方法で痛みを和らげるのはいかがでしょうか?

時限爆弾の赤と青のラインのどちらを切ったら良いかを考察する

今クールのフジテレビ月9ドラマは、”ガリレオ”というドラマでした。第3回位(?)と最終話だけ、たまたま家に居たので見ることができました。福山雅治さんが天才物理学者を演じ、天才的な頭脳で様々な事件を解決していくという物語でした。第3話(?)では、大きな地震が起こる不思議な家の事件で、その振動を解明する計算式に、バネの振動に関する運動方程式がかかれていたため、少しは数学者の監修が入っているのかな?という印象でした。しかし、最終回はとても酷い内容でした。東京が吹っ飛ぶ規模の破壊力がある時限爆弾装置に、柴咲コウさん演じるヒロインが閉じこめられるというどうしようもない内容だけでなく、その装置の外観の酷さ(古臭さ)と、その回路基板があまりに酷いものでした。その装置を天才的な(?)頭脳で解体していくわけですが、DIPタイプのいわゆる74ロジックIC(標準ロジックIC)が数十個ついているようなボードがあり、とても最先端とは思えないものでした。プログラマブルな論理回路が当たり前のこの時代に、明らかに20年位前の古い回路であり、途中でWindowsの起動音が聞こえたりと回路を少しでも知っている人なら、”あり得ない”の大合唱が聞こえてきそうな回路でした。極めつけは、時限爆弾のカウントダウンタイマーに赤と青の2つのラインがつながっていてどちらを切るか迷うというベタな展開でした。結果は、赤でも青でもなく、奥に埋もれていたピンクのラインを切ることで爆発直前にタイマーが止まるという展開でしたが、今回のエントリーでは、映画・ドラマでよく見受けられる時限爆弾の赤・青の2本ラインに実際に出会したときにどちらを切れば良いか考察してみたいと思います。実にくだらないエントリーです。

まず、仮に出会した時にやるべきことは逃げることです。回路を考える前に逃げるようにしてください。このエントリでは、もう爆発まで10秒を切っており、10秒以内では、爆発規模を考えて自分が助からない、または今回のドラマのような展開で知人が爆弾に備え付けられている場合でかつ、なぜかポケットにニッパーが入っている場合を仮定しています。また、”赤・青”の2本のみ爆発カウントタイマーにつながっていると仮定します。ガリレオの最終回の様に、青・赤以外に何十本もある場合は、たとえ10秒でも安全な場所を探すほうが賢明です。

条件である”青・赤の2本のみタイマーにつながっている”というシステムを考えた時に、どういう回路構成が成立しうるかいろいろ考えて見ました。まず、いちいち犯人が青・赤のラインを使って、しかも一つを切ったら爆発で、もう一つならタイマーが止まるなんていう設計にするのか?かなり疑問ですが、とりあえずこの仮定を元に考えてみました。

*パターン(1):爆弾を起動させる電源ラインを赤・青で引き回し、タイマー側のスイッチで起動させる方式

timer_bomb_circuit1.jpg

切るべきライン:赤・青どちらを切ってもタイマーは止まらないが、爆発はしない。
解説:一般的には一番ありがちな回路である気がします。おそらく、赤・青ともに”太い”ラインが使われている可能性が高いです(直線抵抗を減らすため)。しかしこの回路だと、1/2の確率で間違えたら爆発するという条件を満足できません。

*パターン(2):爆弾を起動させるスイッチを制御するデジタルラインを赤・青で引き回す方式
timer_bomb_circuit2.jpg

切るべきライン:赤・青のどちらを切っても”爆発する”か、”爆発しない”である。

2本のラインを、ディジタル信号とディジタルグランドで使う場合です。その信号により爆弾側のスイッチを制御し、爆弾を起動させる方式です。ここで図のPull up / Pull downの部分がポイントです。おそらくスイッチを制御するディジタルラインが切断されたとき(浮いた時)の処理はなされている可能性が高いと思われます。つまり、ラインが切断されたときに、スイッチが入るか、スイッチが切れるかは犯人が意図的に仕組むことができます。しかしここは、おそらく”切断時はスイッチが切れる=爆発しない”設計にしている可能性が高いのではないかと思われます。理由は東京を吹っ飛ばす程度の爆弾であった場合、その回路の開発中にラインの切断などは起こりうる現象であり、安全側を考えるとここは切れる方向に設定している気がします。こう考えると、この回路の場合、青・赤どちらを切っても、”タイマーはとまりませんが、0秒になっても爆発しない”ことが考えられます。この場合も1/2の確率で爆発する仕組みになっていません。

*パターン(3):タイマーなどは爆弾側に含まれており、タイマーの時刻データのみ青・赤ラインで配線している方式
timer_bomb_circuit3.jpg

切るべきライン:どちらを切ってもタイマーの表示は止まるが、爆発は止められない。

パターン1が仕組みとしてはありがちですが、現実的な回路で考えると、この方式も多い気がします(2本しか配線がないという条件なので)。この方式の場合、どちらを切っても時刻カウントの表示は止まりますが(むしろ表示されなくなる)、爆発自体を制御するタイマーが止まらないので爆発は回避できません。この場合も1/2の確率で爆発する仕組みになっていません。

*他のパターンも当然あり得ます。

結論

■赤・青で迷う必要はない。
 映画などによくある赤・青の2本のみがタイマーから出ている時限爆弾は、1/2の確率で爆発するというシステムは少ないのではないかと思われる。もちろん1/2の確率で爆発させる回路は考えれば実現できますが、犯人がいちいち複雑な回路を組む必要性がないと思われます。むしろ、”どちらでも良いから切るか、切らないか”を悩むべきである。

■青でも赤でもラインは切るべきである。
 犯人も爆弾開発中に誤動作を防ぐためにある程度フェールセーフな設計にしている可能性はあります(たとえば、タイマーにつながっている2本が何らかの原因で開発中に切れたときにも爆発はしない設計)。そのため、どうせ切らないで爆発してしまうなら、”切った方がいいのではないか?”と思われます(言い切るのも危険ですが・・・)パターン3の場合があるので、タイマーの表示が止まっただけでは安心せず、少しでも逃げるべきです。

全くもってくだらないエントリーとなりましたが、現実問題として、2本のラインしか出ていないようなタイマーはまずないでしょう(笑)また、もしラインを切ることを考えるのであれば、タイマー近くのラインではなく、爆弾を発火させる直前のラインを切るべきです。おそらく高電圧・高電流が掛かるので、ラインは太いはずです。太い線を探しましょう。
というわけで、”ガリレオ”の最終回を含め、ライン2本のどちらを選ぶなんていうシチュエーションはあり得ないので、そろそろこのベタなシーンはやめてもらいたいものです。