人から学ぶ以外に、撮影技術を広げるには、自ら体感として気がつくことが有効だと考えています。今回の動画では、撮影時に敢えて「制約を課す」ことで、その不自由な環境の中で撮影しなければならないという状況から、自ら気がつき、撮影の幅を拡張する方法を紹介します。
皆さんもいろいろな分野に関して経験はあるかと思いますが、例えば、利き手の右手を骨折したときに、左手しか使えない状況でドリブルを練習していたら、いつの間にか左手も上手になっていたなど、制約をポジティブに捉え、克服しようとすると能力は拡張するものです。最新のカメラのあらゆる撮影自動化は、カメラの発展と共に拡張してきた素晴らしい技術ですが、敢えてそういう機能をOffにし(制約)、カメラが担っている自動化の部分を手動でやってみることでいろいろな気づきがあると思います。
本動画では、カメラの制約は自己の撮影能力を拡張し得る話から始め、後半は私が考えた色々な制約を紹介してゆきます。またも長い動画で締まりの無い内容となってしまいました。カメラ初心者の方達もベテランの方達も、新しい発見があると思いますので、いろいろな制約(撮影縛り)を課して楽しんでいただければと思っています。私も自戒の意味も含め、「組写真制約」などを挑戦して何か新しい発見がないか試してみたいと思います。
<動画の内容>
0:00 動画概要「写真技術を自ら拡張させるには?」導入
6:15 制約1「ズームレンズ禁止」
10:24 制約2「JPEG撮って出し(RAW現像禁止)」
15:23 制約3「マニュアル撮影モード」・露出計など
22:41 制約4「撮影後プレビューを見ない」
25:39 制約5「フィルムカメラ(デジカメ禁止)」
29:55 制約6「撮影条件制約(組写真・定時観測・ノルマ等)」
32:14 他の制約集「他メーカー、センサーサイズ制約等」
34:39 まとめ「カメラは制約を掛けやすいプロダクト、一通り制約を試すと、カメラの差異は気にならならず、撮影に集中できる。年齢からくる制約とは?究極の制約とは!?」
<参考リンク> ・動画中のAPEX式露出表:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%…)
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