東京都港区の公園(有栖川、白金、芝公園)での地表・砂場での放射線測定

2011/04/25追記:本記事の一番したのまとめで少し解説を追記しました。
2011/04/25追記:大変基本的なレベルのミスをしてしまいました。一般の年間被爆限界は、バックグランドを除いた値で評価しなければなりません。よって事故前の測定点のバックグランドが”わからないため”、厳密な値を評価できません。よって、結果よりもやや低いと考えるべきと思われます。その関連で後半の内容を修正致しました。
2011/04/26追記:今回は以下の条件の下、”バックグラウンドを含めたデータ”を淡々と公開しているものです。この数値に関してどう考えるべきか?などの判断はこの記事では致しません。多くの情報がネットに溢れておりますので、その情報などを併せてご自身で判断頂ければと思います。

*************** 以下本分 *****************

先日行ったのと同様に、今日は港区の公園の地表・土の上などでの放射線を計測してきました。
参考(前回の計測@東京都中央区日本橋のデータ:道路、地表、砂場、歩行時などの高さの違いによる放射線量調査@東京都中央区日本橋

今回も先日購入した米国Black Cat System GM-45ガイガーカウンターを用いて計測しました。主にお子様が遊ぶと思われる砂場、土の上、草の上、滑り台の上などで計測してきました。昨日は一日大雨でしたので、それも一応ご留意ください。

その前に、私のブログでも紹介しているように放射線に関する情報をまとめたページがございますので、併せてご覧下さい。
https://www.spacewalker.jp/rad | 放射線関連のトップページ

◆測定条件◆
日時:2011/04/24 朝7~11時頃
場所:東京都港区界隈の公園など
測定装置:Black Cat System GM-45 Geiger Counter Radiation Detector
放射線単位・概算:GM-45から取得されるCPM(Counts per Minute)を、Cs137にてキャリブレーションした参考サイトを元に換算する。0.00333 x CPM = μSv/h @ GM-45固有換算式。よってあくまで概算値であることに留意。
測定条件:1Hzサンプリング、5分間(場所固定)=300サンプルを単純算術平均。レート量を単純算術平均で評価することには一考の余地がある。一方で明らかな増大などがあるか確認する調査であるためこの方法で代用した。
場所決定指針:全箇所、上に屋根はなく雨などが降れば直接ぬれる場所を選定。
留意:原発事故前の各点のバックグランドは計測できておりません(当然だけど)。その為、バックグランドも含めた値であることをご承知置きください。

◆測定場所◆*後半のグラフの1~19の番号に対応
●港区立白台児童遊園:地図→http://goo.gl/maps/ZuL9

(1)砂場

(2)滑り台の上

(3)滑り台の下

(4)ベンチの上

●白金台どんぐり児童遊園:地図→http://goo.gl/maps/Iw6j

(5)ベンチの上

(6)土の上

(7)草の上

(8)公園の土の道の上

●港区立有栖川宮記念公園:地図→http://goo.gl/maps/ikPp

(9)有栖川公園前から公園にはいって直ぐの所のベンチの上

(10)有栖川公園前から公園にはいって直ぐの土の上(池のまわり)

(11)有栖川公園の上の段に上がっていく途中の道(土の上)

(12)有栖川公園の上の段の馬の銅像の前の広場(土の上)

(13)有栖川公園の上の段の砂場

(14)有栖川公園の上の段の滑り台

(15)有栖川公園の上の段のシーソー

(16)有栖川公園の上の段の噴水まわり

(17)有栖川公園の一番上の、弁当を食べる用の草の上(花見をやるところ)

●愛育幼稚園:地図→http://goo.gl/maps/MCfG
(18)愛育幼稚園入り口

●港区芝公園(日本で最も古い公園の一つ:豆知識):地図→http://goo.gl/maps/D1cW
(19)芝公園

◆測定結果◆(バックグランドは、事故前を計測できていないため、引いておりません。バックグランドを含んだ値であることに留意)
●港区立白台児童遊園
(1)砂場 : 0.154μSv/h
(2)滑り台の上 : 0.170μSv/h
(3)滑り台の下 : 0.164μSv/h
(4)ベンチの上 : 0.212μSv/h

●白金台どんぐり児童遊園
(5)ベンチの上 : 0.175μSv/h
(6)土の上 : 0.131μSv/h
(7)草の上 : 0.206μSv/h
(8)公園の土の道の上 : 0.194μSv/h

●港区立有栖川宮記念公園
(9)ベンチの上 : 0.185μSv/h
(10)直ぐの土の上(池のまわり) : 0.191μSv/h
(11)途中の道(土の上) : 0.208μSv/h
(12)銅像の前の広場(土の上) : 0.179μSv/h
(13)砂場 : 0.144μSv/h
(14)滑り台 : 0.177μSv/h
(15)シーソー : 0.160μSv/h
(16)噴水まわり : 0.228μSv/h
(17)弁当を食べる用の草の上 : 0.210μSv/h

●愛育幼稚園
(18)愛育幼稚園入り口 : 0.205μSv/h

●港区芝公園
(19)芝公園 : 0.198μSv/h

◆測定結果グラフ◆

各点における放射線量平均:場所は上記の場所番号と対応している。縦軸は、μSv/h。

◆まとめ◆
・今回の調査で、各点における(地表に対する相対高さの違う測定点)明確な違いは見られなかった。つまり、一部の動画サイトなどであった、高い位置の値が、地表につけたら数十倍になったとか、そういう明確な(数倍の)差は見受けられませんでした。
・安価なガイガーカウンターの算術平均(300サンプル)であり、シンチレータ+フォトマルなどをもちいた厳密な測定値でないことにご留意頂きたいです。
・一般の方の年間照射量は、1mSv/year 以下(1年間で1ミリシーベルト以下)とされています。つまり、約0.114μSv/h。しかしこれは、バックグランド(その場での自然からもともと受けている放射線量)を引いた分で評価しなければなりません。今回の測定結果は、バックグランドを含んでいるため注意が必要です。バックグランドを引いた上で0.114μSv/hと比較しなければなりません。しかし残念ながら各測定点の原発事故前のバックグランドは計測できていないため、厳密な評価はできません。一方で#19のコメントで、日本各地の自然放射線量マップが提示されておりますので、参考になさってください。ただし単位がGyなので留意が必要です。

道路、地表、砂場、歩行時などの高さの違いによる放射線量調査@東京都中央区日本橋

◆このページに検索などから来られた方は”東京都中央区日本橋の放射線量計測+Twitter Bot公開。”を先にご覧ください。

◆2011/04/24追記:港区の公園でも計測してきました東京都港区の公園(有栖川、白金、芝公園)での地表・砂場での放射線測定

**************************

先日購入しました米国Black Cat System GM-45ガイガーカウンターを用いて、今朝地下の橋、公園などに行き”高さの違いによる放射線量”を計測してきました。 と言いますのも、ネット、動画サイト、知人からの情報などで、全国各地で放射線は計測されていますが、地表すれすれと高さのある場所では放射線量が違うのではないか?という意見を頂いているからです。
3/22,3/23の東京での大雨で大気中にある放射線が地表に落ち込み放射線量が明確に増大しました。そうなると、確かに公園の砂場、アスファルト・コンクリートなどの歩行面など低い場所で放射線が高い・貯まっているのではないか?という懸念です。公園の砂場などはお子様が素手で遊びますし、その汚れた指で土が口に入るかもしれません。またアスファルト・コンクリートの高さはペットたちの高さであり、一応計測してみることにしました。

◆測定条件◆
日時:2010/04/20 朝6~7時頃
場所:東京都中央区日本橋界隈の橋および公園など
測定装置:Black Cat System GM-45 Geiger Counter Radiation Detector
放射線単位・概算:GM-45から取得されるCPM(Counts per Minute)を、Cs137にてキャリブレーションした参考サイトを元に換算する。0.00333 x CPM = μSv/h @ GM-45固有換算式。よってあくまで概算値であることに留意
測定条件:1Hzサンプリング、5分間(場所固定)=300サンプルを単純算術平均。レート量を単純算術平均で評価することには一考の余地がある。一方で明らかな増大などがあるか確認する調査であるためこの方法で代用した。
場所決定指針:全箇所、上に屋根はなく雨などが降れば直接ぬれる場所を選定。

◆測定場所◆
(1)橋の入り口にあるオブジェクトの上(橋の道路からの相対高さ156cm)*上に屋根なし

*測定時にはPCの影響を避けるためPCは下に置いた。

2)橋の入り口付近の地表「コンクリート」(相対高さ0cm)*上に屋根なし

3)橋の入り口付近の土の上(相対高さ0cm)*上に屋根なし

4)橋から公園までの歩行(顔の高さ約165cm)

5)公園のベンチの上(相対高さ約80cm)

6)公園の砂場(相対高さ0cm)*上に屋根なし

7)公園から家までの歩行(顔の高さ約165cm)
8)部屋の外のベランダ(相対高さおそらく35mくらい)

◆測定結果◆
1)橋の入り口にあるオブジェクトの上 = 平均0.288μSv/h
2)橋の入り口付近の地表「コンクリート」 = 平均0.339μSv/h
3)橋の入り口付近の土の上 = 平均0.235μSv/h
4)橋から公園までの歩行 = 平均0.193μSv/h
5)公園のベンチの上 = 平均0.251μSv/h
6)公園の砂場 = 平均0.159μSv/h
7)公園から家までの歩行 = 平均0.201μSv/h
8)部屋の外のベランダ = 平均0.184μSv/h

◆測定結果グラフ◆

Fig.1 各点における放射線量平均:場所は左から1)~8)に対応している。縦軸は、μSv/h。


Fig.2 各点における放射線量の推移。縦軸は、μSv/h。このグラフを載せた理由は、各点に明確な差が見えないことを示すため。

◆まとめ◆
・今回の調査で、各点における(地表に対する相対高さの違う測定点)明確な違いは見られなかった。
・あくまで東京都中央区日本橋界隈での結果なので、他所での傾向と一緒であるとは言い切れないことにご留意頂きたい。
・安価なガイガーカウンターの算術平均(300サンプル)であり、シンチレータ+フォトマルなどをもちいた厳密な測定値でないことにご留意頂きたい。
・一方で少しコンクリート(測定点2)が高い感じもするので、日を改めて再度計測し報告する予定。追記→この点に関してコメント欄にあるようにコンクリートに含まれる放射線同位元素の影響ではないかという指摘がございました。

Black Cat Systems GM-10, GM-45 ガイガーカウンターの使い方(Linux)

留意:このページに検索で飛んできた人は、まず”東京都中央区日本橋の放射線量計測+Twitter Bot公開。”の記事をご覧ください◆

*************

ミーハーな私は米国Black Cat Sysmtes (以下BCS)が販売しております格安ガイガーカウンター放射線検出器(Geiger Counter Radiation Detector) GM-45を個人輸入しました。GM-10の方が安いのですが、私と同様に問い合わせが多いらしく品不足が続いているようで、一つ上の精度のGM-45しか売っておりませんでした。

公式サイト:BCS GM-45 Geiger Counter Radiation Detector : http://www.blackcatsystems.com/GM/products/GM45GeigerCounter.html

さて、このGM-10やGM-45は、RS-232C(バスパワー)で放射線カウント値(CPM : Counts Per Minute単位)で取得できます。BCSのページには、USBバージョンも売っているわけですが、これは要するにRS-232CシリアルをUSBに変換するアダプターが同封されてくるだけの様です。今回私はRS-232C版(つまりUSB変換アダプタなし)を購入しました。

中身を言ってしまえば普通のRS-232Cレベルのシリアル(57600bps)で取得するだけですので、大した仕組みではありません。ソフトウェアもWindows用、Mac OS X用、Linux用がCD-ROMで付属してくるのでこれを使えば、まぁ手元で計測は大したことはないでしょう。

今回私は、常時稼働しているLinuxサーバで取得することにしました。この検出だけで24時間Windows機を動かしておくのもバカバカしいので。よってこのエントリーでは、LinuxでRS-232C経由(USBも同じ考え方で可能)で取得する方法を紹介します。まぁ、実際に私がやった際に定期取得までに2時間くらい掛かってしまったので、同等システムを組む方がいらしたら、参考になるかなと思い少し解説します。今回のLinux環境は、CentOS5(RHEL5クローン)@x86_64 : 64bit版です。

GM-10/GM-45の常時取得を、使わなくなった古いPCで運用する際に、Linuxは低パワーで動きますし、OSフィーも発生しませんし、オススメだと思います!

◆取得プログラム:たんなるRS-232Cのシリアル通信なので自分で書いても大して難しくはありません。とはいえ、せっかくなので他人の過去の遺産を使わせて頂くことにします。
利用したソフトウェア:Gm4Lin: driver for GM45 and GM10 radiation detectors under Linux : version 1.2.15を利用

0)シリアルポート(デバイスファイルの準備)
0A-1) RS-232C接続の方は、一番最初のシリアルポートにGM-10/GM-45を接続すれば、普通は、/dev/ttyS0に接続されるはずです(てぃーてぃーわい・えす・ぜろ)
0A-2) 試しにcu (UUCPパッケージ | yum install -y uucp)あたりでポートを叩いてみて下さい。# cu -s 57600 -l /dev/ttyS0  <enter> これで接続されなんかゴミをはけば接続できています。”~.”を入力して接続解除。
0B-1) USB経由の方は、USB -> RS-232Cアダプターのドライバを適切にインストールし、デバイスファイルを適切に取得してください。/dev/ttyUSB0とかになるのかな?同じくcuを用いてテスト。
* 以下、/dev/ttyS0に接続されているものとする。

1)関連パッケージのインストール
gm4linは、MySQLサーバのテーブルに10秒毎ロギング(insert)してくれるアプリです。よって、MySQLサーバの起動はもちろん、MySQLのC/C++ベースの開発ライブラリが必要です(mysql-develなり、その辺テキトーに)。基本的にcentosのデフォルトリポジトリだけで対応可能です。dagとかなくても動きました。

2)gm4linのダウンロード
マニュアル:http://mathias.bavay.free.fr/software/gm4lin/readme_file.html
ソース・バイナリ:http://mathias.bavay.free.fr/software/gm4lin/gm4lin_1.2.15.tgz
そして展開。中には、ソースコードと、32bit Linux環境で動作する一応のバイナリが付属しています。

3)付属実行バイナリで一応テスト動作してみる。(MySQLなどへの接続はなしに)
# ./gm4lin –device /dev/ttyS –start 0 –default-sensitivity=GM45_CO60
* ./gm4lin –help  ←ヘルプを出せます。
*これを実行すると10秒に一回値が標準出力されるはずです。できれば成功。ちなみにGM45の場合は、上記の様に”GM45_CO60″と設定。GM10の場合は、”GM10_CO60”と設定します。
*接続デバイスファイルが/dev/ttyUSB1の場合は、–device /dev/ttyUSB –start 1となりますね。予想してください。
*ログファイルが同じディレクトリにできているはずです。log_probeX_日付.datみたいなファイルで。よってMySQLサーバを使わずにファイルロギングならこれでOKだと思います。しかし、私の環境では10秒毎にロギングされず、アプリを終了(Ctrl + C or Kill)したときにflush(書き込まれる)という状態に。なんでかな?ソースコードあるので、その辺見れば良かったけど、MySQLにinsertするのが(後述)うまくいったので、ファイルロギングは無効にしました。

4)MySQL用Insert対応バイナリのビルド(コンパイル)
4-1)付属してくる実行バイナリは、MySQL insertモードが無効になっているので、メイク(make)を通してビルドしないといけない。./configureはない。その為、Makefileを自分で編集する必要あり。まずは、makeを実行して通ればOK.
4-2)64bit環境対応:Makefileの中のARCHITECTURE=#(INTEL_PENTIUM)というのが余計な事をしている。普通に64bitで通すためには、消してしまうのが一番楽。ARCHITECTURE=にしてしまう。これで、makeが64bit環境でも通るはず。
4-3)MySQLに対応させる:Makefileの中の”#comment the following 5 lines to disable my_sql support”につづく5行のコメントアウトをはずす。32bit環境では、makeで通るはず。通らなかったら、yumで関連パッケージをインストールされたし。64bit環境では、通らなかった。
* MYSQL_LIBS=-L’/usr/lib/mysql’ -lmysqlclient -lz -lcrypt -lnsl -lm の部分を
* MYSQL_LIBS=-L’/usr/lib64/mysql’ -lmysqlclient -lz -lcrypt -lnsl -lm に突貫工事で変更。私の環境ではこれで通った。
4-4)できあがったgm4lin実行バイナリは、MySQL insert(10秒毎)対応のバイナリになる。

5)MySQLサーバにデータベースを用意。
これが一番困った。上記のreadmeにはデータベースにinsertすることは分かったが、テーブルのカラムフォーマット(スキーム)が書いていない。ので、紹介。”raddb”というデータベースを作り、ローカルホストからusernameというユーザが”hogepassword”のパスワードでアクセスを許可する。その後、radiationというテーブルを下記に示すカラム名などで作成する。
mysql > create database raddb;
mysql > grant all on raddb.* to username@localhost identified by “hogepassword”;
mysql > use raddb;
mysql > CREATE TABLE radiation (device TINYINT, dose DOUBLE, data DOUBLE, dataunits VARCHAR(3), stamp TIMESTAMP NOT NULL DEFAULT NOW());

6)実行する。
実行例:/usr/local/gm4lin/gm4lin –device /dev/ttyS –start 0 –default-sensitivity=GM45_CO60 –mysql username@localhost:raddb:radiation:gm45_ –passwd hogepassword –port 3306 –log-path /var/log
* これは、MySQLにinsertもするし、/var/log以下にログも残す設定。
実行例2:/usr/local/gm4lin/gm4lin –device /dev/ttyS –start 0 –default-sensitivity=GM45_CO60 –mysql username@localhost:raddb:radiation:gm45_ –passwd hogepassword –port 3306 –log-path /var/log –daemon
* 更に–daemonをつければ、バックグランド実行になる。

7)その他。
・gm4lindは、redhad系の起動スクリプト。私は使っていないが、必要とあればこれを参考にすればいいらしい。
・取得される放射線量単位は、CPM(Counts per minute)です。これをμSv/h (マイクロシーベルト毎時)に換算ですが、何せ放射線源、スペクトルを考えてもそれほど単純ではありません。しかしあくまで概算ということでしたら、BCS社のCs137を用いてキャリブレーションした計算式を使えば、概算値は算出できます。参考:Converting From CPM to mR/hr : uSv/h
・私の備忘録的殴り書きなので誤字など多発しているかもしれませんので、ご容赦を。

東京都中央区日本橋の放射線量計測+Twitter Bot公開。

一度は落としたこのブログでの放射線に関する記事・内容ですが、1~3号機の燃料棒の溶解も認めたわけですし、復旧に最低6~9ヶ月かかるわけですし、また少し情報を公開していくことにしました。

このブログの、”放射線カテゴリー”でも随時紹介しますが、

spacewalker.jp | 放射線関連のページhttps://www.spacewalker.jp/rad/ )も同時にご覧頂ければと思います。

上記ページでは、現在の所
1)東京都中央区日本橋のリアルタイム放射線量(米国Black Cat Systems(BCS)社のガイガーカウンター放射線検出器:GM-45にて測定)のトレンドグラフの公開。
* 以前公開したものとは違う検出器です(ガイガーカウンター)
2)定期的にその放射線量をつぶやく、Twitter Bot : @nihonbashi_rad

を公開しています。また定期的に増やして行く予定です。

◆関連ブログ記事◆
1)2011/04/20 : 道路、砂場、歩行時などの高さの違いによる放射線量調査@東京都中央区日本橋

浦安の復興を確認。

浦安・舞浜・葛西・若洲・お台場の定常ルートを走ってきました。震災前からも定期的に走っているお気に入りのコース。長野県出身だからでしょうか。海が見えるとウキウキする性格は変わっておりません。

明らかに復興は進んでいました。素晴らしいです。先日浦安を訪れた時の記事と比較いただければと思います。→浦安・舞浜ツーリング(液状化を確認)


道にあふれていた砂はどこかに行きました。その為、前回は砂嵐で呼吸も厳しかったのが相当改善されました。


電柱も復旧されておりました。


トイザラスの看板も傾いちゃったのですね。ワイヤーを貼って戻している作業中の様です。


この辺りは、あまり被害がなかったようです。


逆に生活に直結しないような、こういう部分はあまり進んでいませんでした。現地の人はどんどん立ち入り禁止区域に入ってジョギングなどをしています。


このジョギング、サイクリングロードは一部通行可能でした。この道は最高に気持ち良く、新浦安の素晴らしい公園だと思います。


この幼稚園も入り口が傾いていましたが、修復が進んでいます。


1mくらい持ち上がっていたマンホールも埋められていました。

さて、ここで少し疑問が起こっています。浦安をぐるぐる回ってきましたが、液状化の激しい地域と、問題ない地域がある気がしました
もともと陸、海、川があったところなど元のベースによって違いがでているなら問題ないのですが、人工的に埋め立てたにも関わらず液状化の差がでているのであればしっかりと調査すべきではないのかなと思いました。
勝手な妄想をすると、家を建てる前の土台作りを数mまで掘り起こして、土を混ぜてから作った土台と、上層だけ生地した土台では差が出たとか仮にあった場合には留意が必要なのかなと。今回は下水などライフラインがやられてしまったので写真の様に早急に復旧がなされましたが、仮に上記の様な調査結果により液状化に強い土台作りが分かった場合、もう一度掘り起こさなければならないのかなと。
土木は全く専門ではありませんのでよくわかりませんが、是非この震災の傷跡を冷静に評価して対策をしてもらいたいと思います。海に囲まれている国ですから全海岸沿いに人が住んでいますものね。


さて、ツーリング中に緊急地震速報が来ました。チャリでも揺れを確認。Twitterで確認すると”一応津波の可能性があるので注意”とのこと。
そこで、ダッシュで海側から離れました。その時の写真。風が強くて津波なのか風波なのかよくわかりません(結果的に津波は来ていません)
やはり海近くに居るときに地震が起きるとびびりますね。


ディズニーリゾートの回りの道にはこうやって椰子の木(?)が植えてあるわけですが、その表皮が剥がれて道に落下しています。
それを、ディズニーのスタッフが、一つ一つ拾い集めて歩いていました。
こういった裏方の努力が、夢の国と言われるゆえんなのでしょうね(ほとんど行ったこと無いのでわからんですが)
ミッキーなどのメインキャスト以外でも多くの人の努力でディズニーは支えられているなぁと感じました。


葛西臨海公園の桜道。もう散る直前でした。今年の桜は多くの場所で見られましたが綺麗でした。たとえ放射線が飛んでこようとも。


今回のお供もTREK Madoneです。ホイールは、久しぶりにMavic R-Sys SL + Continental GP 4000S (クリンチャー)です。
久しぶりのクリンチャーでしたが、とっても良い感じでした。ローハイトなのでハンドルも楽ですし・・。もう乗り心地良すぎて、乗っていてついニヤけてしまうレベル(危ない)
この組み合わせだとどんなロングライドでも疲れなさそうな気になりました。アルミリムのクリンチャーはホント気楽ですね。持ち物も少なくて良いです。(予想通りだけど)クリンチャー万歳。
一方で、アルミリムが銀色だと、見た目かっこ悪いですね・・・(写真の通り)。外観はあきらめるしかないのですが、良いホイールです。
もう少し後にまとめたいと思いますが、Canyon Ultimate CF SLXとの差が分かってきました。全然違いますが、両方とも素晴らしい自転車で、甲乙の違いではなく個性の違いかなと。安直な表現を使えば、Canyonの方が”そぎ落とされたSolid”な感じです。TREKはとにかく滑らかでまろやかです。これはCanyonの方が好きな人も絶対に多いと思われる”個性”の差だと思っています。全く計測する予定も手段もないのですが、イメージだけでいえば、何かレースをした場合にCanyonの方が辛いけど速そうな”イメージ”です。現時点で、チームも個人タイトルも世界No.1のMadone6 SSLが劣るはずがありませんから、あくまでイメージです。

またあまりにボントレガー inForm RXLサドルだと尻が痛いので、Selle Italia SLR Kit Carbonio Flowに変更しました。もう乗り心地は最高。今までサドルに悩んでいる方のブログを多く拝見していたのですが私には無縁でした。しかしそれは私の尻が柔軟じゃなくて、もともとSelle Italiaと相性が良かっただけでした。で、問題はそこから。SLR Kit Carbonio Flowはレールがカーボンであるため、レール断面が円ではなく、縦長の楕円です。この形状はMadone6のシートマストキャップはつけられません。理由は横から挟み込むタイプなのでレールが円じゃないと掴めないのです(フィットしない)。で上の写真は無理やりつけて走りました。しかし段差を超えたときにバキっと(笑)やはり面接点ではなく、線接点で固定されたサドルは危険です!というわけで、レールが円形状のSelle Italis SLR XPに変更しました。これはCanyon Ultimate CF SLXに付いていた物です。逆にCarbonio FlowはCanyonの”普通”のシートポストに付きました。せっかくデザインもかっこよく軽量なCarbonioだったのにMadoneで使えなくて残念極まりないです・・・。

2011/04/19追記:コメント欄にて、saito様より、”ボントレガー:カーボンレールアダプター”の紹介を頂きました。情弱でした。このアダプターを介せば、上記のカーボンレールサドルも取付られそうです・・・。

2011/05/3追記:結局、Selle Italia SLR TTというチタンレールのサドルが、軽量で且つ、レールの断面が円形で取り付けられましたので、Madoneの標準シートキャップにはこのサドルをつけました。詳しくは、Canyon Ultimate CF SLXとTREK Madone 6 SSLの連日の乗り比べ

復興に関わる仕事に一時的に転職を認めるような制度を考える。

(全くこの分野は知識もなく素人なので、とんちんかんな内容かもしれません)

現地の復興、特に土木、建築、電気、ガス、通信インフラなどの事業は、平常時に比べて圧倒的に作業量が多いのではないかと推測されます。一方でニュースでは、漁師はもちろん、工場が津波で流され仕事を失った(しばらく休止)というニュースも数多く聞かれます。

この話を聞いてぱっと思い出したのは、江戸東京博物館にある”江戸時代の仕事リスト”の部分です。江戸東京博物館で一番面白いところだと私は思っています。江戸は当時から世界最大級の人口の多い街でした。こんな狭い都市に4000万人近くが住んでいたわけですが、そんな人たちが一体どんな仕事をして生計を立てていた、いやむしろ”食いつないでいたか”という興味が沸いてきます。博物館には、当時の仕事のリストと、今の日本人でも大好きな人気職業ランキング(職業番付:当時の物)などが展示されています。その仕事を見ると、極めて細かいところまで仕事があります。トイレの回収はもちろん、足袋の修理、傘の修理、風車屋などとにかく細かいのです。百貨店で各ブロックで売っている物は、それぞれ1職業として存在していました。現代の我々から見れば、こんな細かい仕事をよくやるなぁとか考えがちですが、あのリストを見ると、”何とか生活をしていくためにどんな細かいこともやった”ということが容易に想像できます。

今回の津波は、土地の境界など関係なく押し流してしまいました。この際に、何か国の制度(法律?)で、震災前の職業の境界を越えて一時的に、復興に関わる仕事に就くようなものは実現できないでしょうか。何かそんなシステムを行政が整備してあげれば、本来印刷屋だけど、復興の半年間は道路復興で給料が振り込まれるような仕組みです。増税なり、国債なりで国は復興にお金を出すわけですから、そのお金が特定の建築・土木・通信・電気などのインフラ事業者だけではなく、一時的でも”現時点で本業を直ぐに再開できない方”に給料としてお支払いしながら復興を加速させる様にはならないのでしょうか。この有事に、本来の天職の垣根を越えた復興の為の臨時転職制度みたいなものがあれば、良いのかなと思った次第です。

何せ行政なんぞ素人で、既にやっているかもしれないし、そんな簡単なものじゃないのかもしれませんし、そもそも被災者の方にとっては、別の仕事をするなんて余計なお世話だと思われるかもしれませんが、目の前にある復興という圧倒的な仕事量(需要)に、一時的には、直ぐには、仕事が再稼働できない人々(しかし収入は得なくてはならない)が制度面でマッチするようなアプローチがあればいいのかなと。一方で、そんな制度を決めているウチに日本の圧倒的な建築スピードで、業者さんがあっと言う間にインフラは戻しちゃうのかもしれませんけど。

あと、復興に使う大量の木材ですが、この際、杉とヒノキをがっつり伐採しましょう。花粉症も軽減するかもしれません。日本の国有林はもうちょっと伐採しても問題なかったはずです(と、国産木材にこだわっている親戚大工が言っていた)。知人にも花粉症がいるのですが、明らかにこの時期は生産性が落ちていてかわいそうなので、国全体でみればかなりに被害かと思っています。

東日本大震災に関わる復興が1日でも早く進みますように祈るばかりです。

 

東京桜名所ツーリング2011

さて、東京の桜も満開になりました。そこで、都内の桜の名所をチャリで回ってきました。この企画は思いつきでしたが結果としてすごく良かったと思います。たとえば今年は目黒川だけ・・とかいう年が多いですよね。そんな中名所を1日で端から回って来ちゃうのはお得です。チャリも乗れるし。また来年、興味のある方はご参加くださいな。


走行マップ。クリックすると拡大。

日本橋→月島(佃公園)晴海埠頭築地市場浜離宮恩賜庭園増上寺芝公園→田町→品川→高輪プリンス

五反田から目黒川沿い→中目黒→池尻→代官山→恵比寿(ガーデンプレイス)→南麻布→有栖川宮記念公園

六本木ヒルズ(さくら坂)六本木ヒルズ(毛利庭園)東京ミッドタウン青山霊園明治神宮外苑

皇居外苑:九段・千鳥ヶ淵小石川後楽園皇居日比谷公園→有楽町→銀座→京橋→日本橋:ゴール@距離約50km。

ここからはウザイほど大量な写真を貼り付け。スマホだと途中でタイムアウト(メモリ不足)になるでしょう。 ちなみに写真はクリックすると拡大。


佃公園あたりからスタート。


佃公園。右に聖路加タワーが見えますね。私の朝のジョギングコースです。


佃公園。


佃公園。


佃公園。


晴海埠頭に到着。レインボーブリッジ。今日もお供はTREK Madone。もう完全に乗り慣れました。快適そのもの。


晴海埠頭はあまり桜がありませんでした。


浜離宮は、松が有名ですね。その前にチャリでは入れませんので断念。駐輪場ありますが目を離すのは危険すぎまして・・。


もう一つの浜離宮の入り口。入れませんでしたが、中に桜が少し見えました。


レンズが単焦点・標準レンズだったので東京タワーも含めて入れるには斜めにするしかなかった。増上寺です。


芝公園にある芝東照宮。ここは少し穴場です。


高輪プリンスの写真がイマイチだったのでパス。いきなり目黒川周辺までやってきています。


溝に散りあつまった花びら。痛んでいますが、とりわけ綺麗なピンクでした。


さて、目黒川。定番。ザ・東京の桜の名所。素晴らしきこと限りなし。写真が硬すぎるなぁ(硬調すぎる)


散花の流れもまた美し。


綺麗ですな。


散花もまた美し(2回目)


しつこく目黒川。


代官山、恵比寿にはめぼしい桜はなくスルー。いきなり麻布の有栖川公園。日本橋に引っ越す前には南麻布に住んでいたので、この公園は毎朝ジョギングコースでした(遠い目


六本木ヒルズの桜坂。人工的っぷり甚だしい。けど桜はなんだろうと綺麗。


そう言えば昼飯を食っていなかったので、ヒルズのアリーナのアリーナカフェでCBCを。あ、チョコ/バナナ/生クリームの略ね。


アリーナにチャリンコを持ち込むKTっぷり。もう全然恥ずかしくなくなったけど。うん。フレームの色を死ぬほど悩んだだけある。配色バランスはよし。TREKの文字のデザインとトップチューブ・ダウンチューブの赤の入り方のセンスが若干微妙・・・。だが、TREKである限りそれは諦めなきゃあかん。


森タワー。自家発電なので地震に強いのかな?ただし想定内の地震に限る。


ミッドタウン。ほとんど私はこの地域は絡みがありません。お店は高いし、そもそも服をかわないし。リッツカールトンのラウンジで飲んだ紅茶は高かった!


青山霊園。足がちゃんとあるか確認してください。


青山霊園。外国人が少し見かけるようになりましたね(まぁ、事情があって本国に帰れない人=奥さん日本人とかでしょうね)


さて、外苑に到着。この通りは紅葉シーズンが素敵ですよね。銀杏。


外苑の桜も大したことがなく、このくらい。


皇居、日比谷公園と大して桜がなく写真もなし。で有楽町。今でこそ、銀座=有楽町で一体化しておりますが、昔は銀座からみて有楽町は格上の街でした。華やかな島ですね。やっぱり川を埋めちゃうとみんな一緒になってしまいますね。


さてゴールの日本橋到着。だらだら50kmなので、全く疲れず。チューブラーでしたがスペアタイヤを持たず輪行バッグを持って走りました。パンクしたら地下鉄で帰ってこようかと。


日本橋前にも桜が。こんな道路の基点の上に高速道路を造ってはいけません。早く地下に埋めましょう。
3月に無駄な予算の使い切りをするなら、これを埋めるのに使って下さい。壊れていない道路を壊して直すのは愚か者です。


さて桜も散り始めていました。来週はもう葉桜でしょうね。散るから美しい。


さて、外苑を走っていたところ少年のキャッチボール+モーレツな飛び出しによりジャックナイフ転倒・・。なさけない。
写真の様にエルゴパワーが傷つきました。萎えますね。子供に怪我が無かった(当たってないし。自分の転倒だけで助かった)ので良かったです。
エルゴパワーなんぞまたお金を貯めて買えばいい話です。一方で私は対人のチャリの保険にはいっております。

桜綺麗でした。

江東区立若洲公園:早朝ツーリング。

今日の出勤前の早朝ショート・ツーリングは、江東区にある若洲公園(若洲海浜公園)でした。距離は33km。
もう何度来たかわかりませんが、ここは最高です。人は少ないし、海は綺麗だし、橋の成長を見るのも楽しいし、車が奥までは来ないので空気も(この界隈比)良いし。

公式サイト:江東区若洲公園:http://www.tptc.co.jp/park/wakasu/tabid/402/Default.aspx

サイトをご覧頂ければ分かりますが、キャンプ、BBQ,釣り、ゴルフ(若洲カントリークラブ)、レンタルサイクルを含め、サイクリングロード。
そして、ウリなのか分かりませんが、現在建設中の臨海大橋です。


臨海大橋。なんだか特殊な工法で建設しているようで、利権がプンプンしていますが、やっと全て繋がりました。
金が掛かってそうな橋です。新しい東京のシンボルの1つになるのかな?
あと、無理だとは思いますが、チャリに道を開放してほしいです。

あ、今日のお供もTREK Madone6 SSLです。知人にMadone 6.7 SSLと6.9 SSLのどっちか?と質問されたのですが、TREKのモデル番号小数点以下はコンポ・ホイールなどの差であり、フレームセットで購入した私は、6.7でも6.9でもなく、Madone 6 SSLのフレームセットです(つまり、6.7SSL, 6.9SSLのフレームは一緒です)。同じようにMadone 6.2と6.5もMadone6のフレームセットとして同じもので、コンポなどの違いです。実際にはMadone6シリーズはProject Oneでのカスタムオーダーが基本ですので、色やコンポもきめ細かく選ぶことができます。フレームセット購入(マドン6シリーズ、マドン6シリーズSSL)ができるようになったは、私のようにコンポ・ホイールが既にあるユーザーにはありがたい販売形態ですね。


臨海大橋のさっきと逆側。一応橋として全て繋がりました。この震災前後の頃に繋がった気がします。今まで中央が分断されていたんですけどね。


ちょっと硬い写真(硬調)になっちゃいました。RAW現像でいじりすぎました(笑)
ちなみにカメラはPanasonic Lumix DMC-GF1 + 20mm f/1.7。一時CanonのPowershot S95を持ち歩いていましたが、やはり画像がしょぼくてGF1持ちに逆戻り。
まぁ、そのくらい腕でカバーしろよと言われたらそれまでなのですが・・・。
ちなみに写真で写っている道が、サイクリングロード。全長往復で4kmだったかな。人も少ないしサイクリングとしては最高に気持ち良いです。海がずっと見えますし。


写真のサイクリングロードの左側のフェンスは若洲カントリークラブのボール避けフェンスです。左でゴルフをやっています。
知人によると起伏も少なくハイスコアが狙えるゴルフ場みたいですね。私は行ったことがありません。
その前にもう2~3ヶ月クラブを握っていません。また復活させます。2010年内に90切りを目指していたんですが、チャリばかりで練習不足です・・。


サイクリングロードの先っぽ(引き返し付近)の何ともいえないモニュメント。こりゃなんだ?という感じです。なんだかわかりません。

Google Mapsでの位置は、このあたりになります→http://goo.gl/maps/BUsE


上記の意味不明なモニュメントから引き返します。ここのまっすぐな道が最高です。空港みたいですね。1.5kmくらいまっすぐです。
一方で写真の道をまっすぐいくと砂利っぽくてロードバイクは少々キツイです。少し右側の(白線ガイドのある)サイクリングロードを走らないと走りにくいです。
MTB系は是非まっすぐに行って海沿いを走ってもらいたいです。とはいえ、震災後、このまっすぐの道は一部閉鎖させられていました。


こうやって人も居らず、まっすぐな道をMadoneで走るのは気持ち良い事限りなしです。いとをかしです。

それにしても3T Ergonova LTDのハンドルはとても握りやすくて良い感じです。ハの字になっていてC-C幅が少し狭いので普段使っているハンドルの1サイズ上が良いかもしれませんね。C-C幅はお店で確認した方が良いかもしれません(私は前情報でそれがあったので、+2cmを買いましたが大正解でした)

とにかく、この若洲公園オススメです。新木場の駅からは車も少なくて良いのですが、新木場までがどこから来ても交通量が多いので気をつけてくださいね。
マッタリ来るなら輪行で新木場まで来ちゃうと女性などでもお気軽で良いかもしれません。輪行している女性は片手の指くらいしか見たことがありませんが。

 

今、部屋に飾っている花。薔薇とガーベラ。

知人のツイートに素敵なものが。

”お水じゃなくて薔薇を買いました http://moby.to/uhxjxy” (ちょうど金町の浄水場で規定値を上回る放射線量が出た日で、スーパーから水が一気に無くなった日)

うん素敵です。さて、私も丸の内で良く購入しているお花屋さんへ。HANAHIRO CQ @ 丸の内 このお店は相変わらず品物が素敵です。店員さんも。私がママチャリで買いに行くのを覚えてくれていて(まぁお店の前に留めているんだけど)運びやすい様に工夫してくれます。震災後全く飾っていなかった部屋用のお花を買ってきました。そういえば年明け後いつも通っているフラワーアレンジメント教室が仕事が入ってしまい行けておりません(レッスンの写真を見る限りあいかわらず充実してそう・・)。こういう時だからこそ花に向き合いたいものです。

ガーベラと、薔薇2種類と、チューリップ。やはり部屋にあるとぱっと明るくなりますね。

ちょっと背景などだいぶ手抜きな写真で残念ですが、綺麗さが伝わりますでしょうか。

佐倉ふるさと広場の風車を見てくるツーリング。

千葉県佐倉市にある、佐倉ふるさと広場の風車を見にツーリングに行ってきました。

前日激しい頭痛があったのですが、寝て起きたら調子が良かったので出発。
やはり右足が痛いので無理をせずまったりいってきました。セシウムが飛んでくるのでマスクはバッチリと。ヨウ素は減衰していますが、やはりセシウムは減らないですね・・。教科書通り。


日本橋→佐倉市。印旛沼のほとりにふるさと広場があります。印旛沼を一周して帰ってきました。

距離は110km。

素敵な風車でした。

印旛沼の周回にはサイクリングロードがあり、とても走りやすくすばらしい環境でした。こういうのどかなサイクリングロードがあるといいですね。


今日のお供は、もちろんTREK Madone。パンクしたタイヤも交換しました。今度のタイヤはContinental Competition。前後10barで行きましたが、失敗しました。固すぎる・・・。
タイヤにMAX 12barって書いてあったので、とりあえず10barにしましたが、今まで全タイヤを含めて8.5bar以上あげたことがなかったので、10barは超固かったです(タイヤ自体もCORSA EVOII -> Competitionで固いし)。
東京から印旛沼までの道はルートラボに任せたのですが、山あり、谷あり、田んぼ道、未舗装、地震のひび割れありで、パリ・ルーベほどでは無いにしろかなりの悪路。その為このパンパンなタイヤは大変でした・・・。
少なくとも次はもっと下げます。フレーム云々の前にタイヤの変化、圧力で全然違いますね。そんなのも含め自由度が高すぎて私のような素人にインプレは無理かなと。

が、Madoneとっても良い感じです。今回110km走ってきて、だいぶ乗り慣れてきました。

そういえば、Nokonケーブルの初期伸びはすごいです。先述の通りの悪路でストップアンドゴーが多かったので、シフトをがちゃがちゃやっていたら、帰っていた頃には超伸びまくりで、リアに関してはトップ状態から2個シフトを上げても、スプロケは1個も上がらず(笑)。とりあえず帰ってから調整します。カンパ純正のワイヤーよりは初期伸び多い気がします。