近所の銭湯”湊湯”に行ってみました。

10月に港区から中央区に引っ越しました。今回は、近所の銭湯“湊湯”(みなとゆ)に行ってきました。

中央浴場組合公式サイト:湊湯

男湯に入ると男女を中央にはさんで高い位置に番頭さんが座っているというザ・銭湯スタイル。大学学部時代に高円寺や、大学院時代の三軒茶屋では、このスタイルの銭湯によく通いましたが、懐かしい感じでした。ちなみに料金は東京都一律の450円。ベタにシャンプーと石鹸を忘れてしまい、それぞれ30円で購入して入りました。富士山などの壁絵を期待しましたが、湊湯にはありませんでした。夜10時を過ぎていたせいか、入っていた人は、あしたのジョーの力石似(体の引き締まり具合も)の男性が一人だけで、ゆっくりと入れました。東京の銭湯は共通してそうですが、湯船は45度くらいの熱めでした。かなりゆったりできましてリラックスできました。

風呂からあがって脱着場に戻り、髪を乾かすために20円を入れると一定時間動くドライヤーを使いました。ドライヤーは、90度の角度で保つヒンジの部分がベタに割れており、取っ手をもつとネップが出る先が90度をキープできず下に向いてしまう仕様状態でした。あまりに熱かったので牛乳を飲もうかと思いましたが、瓶ではなく紙パックだったのでどうも趣が良くなく、瓶コーラにしました。風呂上がりのコーラはあまり格別ではありませんでした。失敗です。

いわゆる銭湯がいい感じの状態であって大満足でした。このままのスタイルでぜひ続けてほしいものです。家の風呂も良いですが、やはり大きな風呂は良いですね。

昨年の秋田乳頭温泉郷“鶴の湯”に行ってから、かなり温泉・風呂好きになりました。中央区にも結構銭湯がありそうなので、少しずつ通ってみようと思います。月島の方には結構あるようなので、楽しみなところです。

微速度撮影で、実家の田んぼからの空の流れを撮ってみた。

2つ前のブログ(”あまりの素晴らしい動画に魂が震えた。Nature Time Lapseシリーズ。“)で、すばらしい動画をお撮りになる方を紹介致しました。私も何回か試行錯誤を重ね、同じような手法(といってもまだまだ甘いですが)で撮影してみました。正月に実家の長野に帰省しましたので、実家の田んぼから見える空と雲の流れを撮ってみました。

この撮影方法ですが、いろいろ名前が付いていまして、(たとえば、微速度撮影とか、Time Lapseとか、インターバル撮影とか、ロースピード撮影とか・・・)、私がいちばんしっくりくる名前は、”ロースピード撮影”になるのかなと思いますが、世の中的には微速度撮影(Time Lapse)で通っている様です。ガラスが割れる瞬間などをものすごいシャッター速度で連続撮影し、少しずつガラスの割れが見える撮影をハイスピード撮影と言いますが、今回はその逆です。雲の流れが分かるように、1秒間に1枚定点位置から撮影しつづけます。つまり1分で60枚の写真が保存されます。ロースピード撮影では、この遅く撮った写真を動画としてまとめ、たとえば今回のような60fps (frame per sec = 1秒間のフレーム数)にしますと、1秒間に60フレーム(コマ)なので、1分間(60枚の画像)が1秒の動画として表現されます。つまり20分間の撮影では約20秒の動画になります。20分も定点観測をしますと、普段止まっているような雲の流れもおもしろいほどに良くわかり、感動的です。先日ブログで紹介した方は、この手法にいろいろなレンズを使ったり、音楽をつけたりして臨場感を加え、大変にすばらしい動画に仕上げています。私のものはまだまだ基礎的なものでレベルが格段に違いますが、とりあえず雲の流れっぷりくらいはわかるような動画になってきました。ちなみに、iPhoneでこの方法で撮影する”Time Lapse“というアプリが公開されています。

撮影機材ですが、別にたいしたものではなく、
・ディジタル一眼レフカメラ:EOS 5D Mark II
・タイマー付きリモートコントローラ(Canon TC-80N3):1秒に1回ずつの連続撮影はこれで制御します。
・三脚:がっつりと固定できるもの。
・ふんだんに容量のあるメモリーカード。16Gは必須です。
・ふんだんに容量を充電したバッテリー。

何せ毎秒1枚とるので、カメラが壊れそうです。20分ですと、約1200枚になります。カメラのシャッター耐性はEOS 5D Mark IIで、15万回ですから、同じことを100回やったらカメラの寿命が来ます。このスロースピード撮影ははっきりいっておすすめできません(笑) 結果的に動画にしてしまうため、画面の隅々まで高解像度である必要はなく、カメラを壊すリスクを考えると、もっと下のクラスのカメラの方が良いかもしれません。リモートコントローラ(TC-80N3)をEOS Kissは使えませんから、50Dや40Dの中古なども良いかもしれませんね。まぁ、私はシャッターがぶっ壊れたら修理すればいいかなみたいな気楽な気持ちで使っています(使うようにしています)。カメラをぶっ壊すまで使うのは良いことだと思います(かなり負担をかけた使い方ですが・・・)。

”実家の田んぼから、東太郎山方向を望む。” @ EOS 5D Mark II + EF17-40 F4L USM

2010.01.02 Akasaka, Ueda, Nagano, Japan from Naoki Miyashita on Vimeo.

”実家の田んぼから、烏帽子岳を望む(その1)”@ EOS 5D Mark II + EF17-40 F4L USM

2010/01/02 Eboshi-dake, Ueda, Nagano, Japan from Naoki Miyashita on Vimeo.

”実家の田んぼから、烏帽子岳を望む(その2)”@ EOS 5D Mark II + EF85 F1.4L USM

2010/01/02 Eboshi-dake (No.2), Ueda, Nagano, Japan [1080p HD] from Naoki Miyashita on Vimeo.

さて、上記のvimeoは、再圧縮がかかりFull HDでみた場合、ビットレート不足からブロックノイズが発生してしまいせっかくの高画質が台無しです。vimeoは有料ですからもうちょっとがんばってほしいのですがしょうがないですね。そこで、以下にアップロードした元ファイルを公開致します。1920×1080 FullHDの60fpsで、H.264 40Mbps程度の動画です。Quicktimeあたりで再生できると思います。興味があれば、元データでご覧いただければと思います。ファイルが大きいのでダウンロードなどはご注意ください。元ファイルはかなりの高画質です。

https://www.spacewalker.jp/hdmovies/20100102_tambo_60fps.mp4

https://www.spacewalker.jp/hdmovies/20100102_eboshi1_60fps.mp4

https://www.spacewalker.jp/hdmovies/20100102_eboshi2_60fps.mp4

また、vimeoが再生できないかたは、Youtubeでも公開しておりますので、そちらもご参照ください。vimeoよりもビットレートが低いので更に画質が悪いです。

まぁ、こんな感じでとりあえず基礎的なスロースピード撮影はできるようになりましたので、今後、定期的に撮影して紹介してゆきたいと思います。もうちょっとレンズを導入していろいろな場面を撮影したいと考えています。

年賀状用ホワイトタイガーの撮影と年賀状暗号作戦の失敗。

あけましておめでとうございます。
昨年は、この拙いブログに足を運んでくださりありがとうございました。
今年もよろしくおねがいします。まずは、HTML5ベースのブログ・ウェブに作り替えなければなりませんね。XHTMLは2009年と共に消え去りました。

さて、今年は寅年です。そのため、今年の年賀状を出すにあたり、12/30の明らかに年賀状的には間に合わないタイミングで、寅の写真を撮ろうと東武動物公園に行ってきました。ぶっちゃけいうと、上野動物園でちゃっちゃと済ませる予定でしたが、12/29日から年末年始は閉園というやる気のなさ・・・。そこで次に近い動物園ということで、東武動物公園を選びました。ウェブをみてみるとなんと世界的にめずらしいホワイトタイガーがいるとのこと。ちょうど良いので、20キロ近い大機材を持って動物園開園30分前に到着するように向かいました。余裕で一番かとおもったら、そこは中学生・高校生の集団がゲートで待っていて大賑わいでした。どうやら、動物園ではなく、同園内にある遊園地部で、デートなり集団で遊ぶなりの予定をしている様でした。若い連中に紛れて天下一武道会前の修行の様な大荷物(カメラ機材+三脚付き)を持った30過ぎのおっさんは明らかに浮いておりました。

さて、以下で掲載しているホワイトタイガーの写真を年賀状に貼り付け、何人かの知人に送らせていただきました。今年の年賀状は、表にちょっとした暗号を埋め込むという作戦を立てました。その暗号が解読できますと、その方への簡単なメッセージ、および以下に示しますホワイトタイガーの写真を見て頂こうという作戦でした。出した方全員ではないですが、気がついて頂けるかな?という方に暗号を埋め込んだのですが、なんと一人しか気がつかず全くアクセスがございませんでした。やはり年賀用に変なことを仕組むのは難しいですね(笑)とはいえ、一番本命の優秀な後輩は気がついてくれたので、とりあえずほっとしているところです。毎年携帯メールの台頭で年賀状の販売数は減少傾向の様です。私もまともに書いていませんし、なかなかこの文化は維持が難しいかもしれませんね。私も字が達筆になりましたら、ちゃんと手書きで、きれいな年賀状を作ってみたいものです。

ホワイトタイガーは、やっぱりネコ科というだけあって、ネコにそっくりでした。とても大きくてかわいく、凶暴でなかったらペットとしてはかなりアリだなと思いました。2匹のホワイトタイガーがジャンプして相手に乗っかったり、まさにネコ同士のじゃれ合いみたいなものが絶えず行われているわけですが、あの巨体でのじゃれ合いは、人間が食らったら一発で即死です。そのスピード、重量感含め、犬・ネコのじゃれ合いとは運動量が違いすぎてびびりました。そのじゃれ合いアタックを普通に受けている姿をみると、攻撃力・防護力が非常に高次元の遊びという印象をうけました。久しぶりに動物園に行きましたが楽しいですね。これはgoogleの前にいても分からない感動です。あ、関係ないですが、今年はどんどん脱グー○ルを謀ります。

さて、写真です。
(クリックすると拡大)

EOS 5D Mark II + EF70-200 F2.8L USM + x2 Extender

いちおうFullHDの動画も撮ってきました。

2009.12.30 White Tiger @ Tobu Zoo from Naoki Miyashita on Vimeo.