Lightroom ClassicでついにGPU書き出しが可能に!60%に短縮を確認

2022/6/14に配布されたAdobe Lightroom Classic 11.4、およびそのエンジンのAdobe Camera RAW 14.4にて、GPUによる書き出しがサポートされました。
注意点として自分で「On」にしないとこの機能は働きませんので、どこにチェックを入れるのかシェアします。
RAW画像88枚をJPEG リサイズ+90%画像品質落とし作業が60%に短縮されました。

*ちょっと緊急で動画撮っているんですけどと言いたかっただけ(笑)

<Adobe Camera Raw 14.4説明>
https://helpx.adobe.com/camera-raw/using/whats-new.html


テスト環境: NVIDIA GTX1070 + Ryzen 5 3600 + Windows11 Pro(64bit) Adobe Lightroom Classic 11.4 Adobe Camera RAW 14.4

Fujifilm X-T3の魅力。 1年半使用リビューを動画で紹介(発売前X-T4, X-H1, Canon機, Sony機などとの比較して)

現在、メインカメラはFujifilm X-T3となっています。とても満足しており、多くの撮影場面(風景、ポートレート、家族写真、子供写真、物撮り、動画撮影)で活躍してくれています。2018年秋にCanonシステム(+Sony)からFujifilmシステムに完全移行して約1年半が経ちました。そして2020年4月末に後継機種X-T4の発売を控えています。私はX-T4を予約していますので移行予定ですが、その前にX-T3を使い込んできて(10万枚以上撮影)のリビュー(レビュー)を動画にまとめてみたいと思います。基本的なX-T3の概説や、富士フィルムカメラのカメラ思想、Xマウントレンズの使用感(オススメのレンズ、使用感)、Canon, Sony(フルサイズ・APS-C)から移行して感じた事、そしてJPEG撮って出し(フィルムシミュレーション)、現像・リタッチ、フィルム(アナログカメラ)なども含めて述べてみようと思います。また今はコロナの影響で閉店していますが閉店前に丸の内Fujifilm Imaging PlazaにてX-T4のデモ機を触りましたのでそれとの比較や、ちょうどX-H1を借りているのでそれとの比較も述べたいと思います。
本内容は下手な編集ですがYoutube動画として紹介したいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=QZZqtZBui9g&feature=youtu.be
*本動画の撮影はスマホで撮影しています(4K 30p)。X-T3での撮影動画ではありませんので画質はよくありません。

*動画中に何度かでてくる、X-T3の導入時の記事を参考までに貼っておきます(2018/11):FUJIFILM X-T3を導入。EOS Kiss Mとの比較とCanonから14年ぶりのマウントチェンジ

動画中の誤り:
・XF90mmF2のレンズが手ぶれ補正を述べていますが誤りです。訂正いたします。(手ぶれ補正はついていません)
・動画途中で慌ててレンズの扱いが悪くよろしくありません。丁寧に扱わないといけませんね。

動画の内容
[1] 導入: X-T3の導入の経緯(Canon/Sonyなどからの移行)の紹介
[2] Fujifilm, X-T3のロゴを隠している理由
[3] 電源スイッチの最適な位置、背面液晶(2方向チルト式)の便利さ、X-T4のバリアングル液晶の印象とチルトとどちらが良いか?(発売前デモ機の感想)
[4] フォーカスレバー(AF枠移動ジョイスティック・十字キー)の良さ、AF速度・瞳AFの使い勝手。X-T3, X-H1,他社機のAFの違い。X-H1世代とはAFの迷いが圧倒的に向上している。
[5] ファームウェアアップデートの経緯で安定したこと。フリーズが無くなった、AWBが安定してきた。
[6] バッテリーに関して。持ちに関する体感(私の使い方では困っていない)。X-T4がバッテリーが増量・型番変化した事について
[7] ボディ剛性、日本製?中国製?、X-H1, Canon(EOS 1D系列、Lレンズ)などと比較してのモノヅクリ。華奢な所など。カメラの小型軽量化に関して。故障して修理した箇所、サポートセンターの良い印象。
[8] Fujiflmの撮影モードの考え方。M,A,S,Pモードではない点。露出の4要素(絞り、シャッター速度、ISO、露出補正)のダイヤル化による速射の面での扱いやすさ。レンズの外しにくさ。露出補正ダイヤルがX-H1に比べてX-T3は良いと思う点。
[9] Canon/Sony時代とのRAW, JPEGとの扱い。JPEG撮って出しが基本になった点。RAW現像ではなかなか撮って出しが実現できない。RAW現像をほぼやらなくなり、JPEG撮って出しに移行し人生の時間を圧倒的に短縮。
[10] フィルムシミュレーションが良い感じ(特にフィルムの経験がある方は良い感じ)。Lightroom Classic CCでの現像(JPEGなのでリタッチ)のフローの簡単な紹介。JPEG-> JPEGなので2回圧縮がかかるので劣化するが許容。将来JPEGに変えてHEIF(10bit)を登載してほしい点。
[11] 撮影のカスタムメニューの便利さ。ダイナミックレンジ100%~400%の面白さ。 サブカメラとしても是非富士フイルムも試して欲しい点。
[12] カスタムボタンの割当について。AFモード、測光モードをあまり使わない点。X-T4でStill/Movie切替ダイヤルの歓迎。瞳AFのOn/Offの切替。セルフタイマーに関して。スマホとのBluetooth経由での連動(リモートシャッター、GPS位置情報転送、時間同期)が便利。
[13] レンズの話。XF23mm F2, XF35mm F1.4, XF56mm F1.2, XF90mm F2, XF10-24 F4, Fringer FX(EF-FX)によるCanon EFレンズアダプターの使用感。Canon EF70-200mm F2.8 IS Lの使用感。FujifilmのAPS-Cレンズは気合いが入って作っており高品質な点。ヘリコイドの感じも気持ち良い。APS-Cシステムによって非常に軽い・コンパクトなシステムになっている。軽量・機動力・小型の重要性。*このあたり動画中でレンズの扱いが雑なところがありますが、もっと丁寧に扱わないといけませんね。
[14] X-T3, X-T4の大きな魅力である動画機能の紹介。APS-Cで4K 60P(HEVC, H.265)で撮影できるカメラは少ない点。F-Log撮影、Davinci Resolve 16では無償版でも4K60P動画を扱える点(FujiのETERNAエテルナのLUTを使ったカラーグレーディング)。静止画・動画のオールラウンドカメラである点。RODEのマイク(Video Micro)がオススメ(風切り音防止だけではなく、レンズのAFの音を拾わないためにも)。XF10-24mm F4は手持ち動画が結構いけるが、XF35mmF1.4などは厳しい。X-T4デモ機を試したときにはボディ内手ぶれ補正が良かった点。ジンバルがなくても行けるのではないかと期待。X-T3でも工夫すれば動画は全然問題ない(画質はX-T4と一緒)。X-T4のバリアングルの利点。X-T3は価格が下がっているのでオススメ。
[15] まとめ。1年半を使ってきてX-T3を満足している。JPEG撮って出し、瞳AF、Xマウントレンズの高品質、露出の4要素のダイヤルの重要性など。

長期レビュー(その2)も作成しました。
浅草夜景。東京スカイツリーと共に。

散歩がてら浅草へ。夜景を撮ってきました。
東京スカリツリーは、TOKYO2020 Olympic Gamesなどの文字が展望台に浮き出ていました。いよいよ来年はオリンピックですね。

Fujifilm X-T3 + XF10-24 F4 + Tripod
5 JPEGs HDR by Photomatix Pro
Fujifilm X-T3 + XF10-24 F4 + Tripod
5 JPEGs HDR by Photomatix Pro
Fujifilm X-T3 + XF90 F2 + Tripod
5 JPEGs HDR by Photomatix Pro
TOKYO 2020
Lightroom, ACR新機能[テクスチャー/Texture]機能の美肌処理テスト

2019/5/15 AdobeよりACR(Adobe Camera Raw), およびLightroom Classicに向けて新しい機能「Texture/テクスチャー」が公開されました。

参考記事:
https://theblog.adobe.com/from-the-acr-team-introducing-the-texture-control/

要するに肌のスムージングをめっちゃ簡単に行いたいということで追加した機能のようですね。Lighroomはもともと「明瞭度/Clarity」を調整することで、(言ってしまえば)少しぼかして肌のスムージングを行うというテクニックが一般的でした。今回Adobe公式で肌のスムージングなどにという目的で提供された機能なので比較してみたいと思います。素材は、私が撮った写真よりも肖像権の関係でAdobe Stockのライセンス203879301の画像を使いました。

ACR, Lr 新機能[Texture]テスト動画
Lightroom Classic : Ver 8.3 (ACR 11.3)
現像パネル:補正ブラシとテクスチャーなどの設定

動画なんぞ撮影しちゃいましたのでご覧下さい。実際の画像を以下に紹介。

Source Image Adobe Stock(203879301)
元画像:Adobe Stock (203879301)
左は撮影したままでしょうか。右はプロがリタッチした画像の様です。
今回は、左の画像(顔)にLightroomのテクスチャー、明瞭度を比較で施します。
右のプロのレタッチにさっと近づけるか?
左:新機能「テクスチャー : -100」適用
右:変更なし(プロのリタッチ)
左:「明瞭度 : -100」適用
右:変更なし(プロのリタッチ)
左:「テクスチャー : -100 + 明瞭度: -100」適用
右:変更なし(プロのリタッチ)
左: 新機能「テクスチャー : -100 + 明瞭度: -100」、そして眉毛・まつげに「明瞭度+50」適用
右:変更なし(プロのリタッチ)

テクスチャーと明瞭度はそれぞれ特徴がありますね。両方掛けても良さそうですし、肌の状態、リタッチの目的で使い分けたいですね。
最後は、眉毛・まつげの明瞭度を上げてプロのリタッチに近づけましたが、この程度なら1,2分でLightroom Classicだけで簡単に美肌リタッチができるので便利ですね。

2019.05: 新緑の京都

京都は、紅葉・桜の時期も美しいですが、新緑の命の芽吹きの時期こそ最高です。
X-T3は良いカメラです。犬の写真以外JPEG撮って出し。なので水平でていなかったり余計なものが映っていたり。

ホキ美術館と昭和の森公園

ホキ美術館に足を運んだところ、隣にある昭和の森公園に感動しました。
良い公園でした。こういう公園が都内にもあると良いですね。空気が綺麗で藤棚の香りが良くて素敵な公園でした。

X-T3, XF10-24F4, XF23F2, XF35F1.4, XF56F1.2, XF90F2

Russia Moscow w/ Fujifilm X-T3

前の記事に書いたように新しいカメラX-T3が来たのでモスクワ出張の移動日にパシャパシャ撮ってきました。

この15年で何度もモスクワには行っていますが、毎年毎年街が良くなっています。
まず、空気が実に綺麗になりました。昔は街中でエンストしていた自動車もほぼ見かけなくなりました。(ただし渋滞は相変わらず)
地下鉄もWorld Cupを受けて、最新型の車両も多く、車内にUSB充電ポートやタッチパネルによる多言語対応案内図など日本より進んでいます。
地下鉄の駅は変わらず芸術的に美しく良い感じです。地下鉄の車内放送に英語アナウンスが入るのも感動的です。

またモスクワ中心部は食事が実に美味しくなり、東京の下手なお店よりも数倍美味しい食事が頂けます。
今年はモスクワも暖冬の様で、氷点下に入る時期なのに過ごしやすい気温でした。


*モアレが発生していますが、窓があるからです。