東京湾の花火大会

東京湾の花火大会に始めて行ってきた.
情報不足,ど素人ぶりを発揮して,余裕でお台場海浜公園から見ることにする.
花火開始前にちょっと雨が降ったが,何とか開始までには止んだ.
モーレツな混み具合でビビりまくり.しかも,花火はレインボーブリッジの向こう側で遠い・・・.
しかし,この人ごみの中,三脚,カメラ,レンズ4本の20kgを超える機材を持ち込んだだけあって,
割と良く写真が撮れた.大きな解像度でほしい方がいたら連絡してください.

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17-40mm, 24-70mm, 70-200mm + ISO100, 花火は全て三脚使用.F11程度の絞りで3秒程度露出.

花火終了後,すぐには帰れないだろうかと思い,お台場の写真を2時間ほど撮る.
明らかに花火を見に来ているカップルが多く,一人20kgの機材で汗をかいている人間は異常だ(笑
5分に1回のペースで写真を撮ってくださいコールが掛かる.一度かかると連鎖する.
でかい機材を持っているから,手ぶれなく,しかも後ろのレインボーブリッジまでバッチリというイメージで渡されるのには多少躊躇する.
ハッキリ言おう.コンパクトディジカメで手持ちで,手前の人バッチリ,しかも遥か遠くのレインボーブリッジまでバッチリ夜景写真は無理だ.
とういうことで,自分のカメラで撮ってあげたりしたら,割と後から感謝のメールが来たり気分が良かったりしている.

花火はやはり一刹那の輝きで美しいものですな.

ALWAYS 三丁目の夕日

見たい映画を見つけた.

「ALWAYS 三丁目の夕日」

11月から上映らしいのだけど,TV CMでやっていて面白そうだと思った.一応試写会募集には応募してみた(笑

”いつかはクラウン”.”明日は今日よりもっと幸せになれる”.そう信じてがむしゃらに働いていたじいちゃんたちの高度経済成長時代.その先にいったい何があったのだろうか?

いろいろな意味で,ターニングポイントとなった昭和33年.私見だけど,最低限生きられるための生活から,”豊か”に生きようと,モノづくりも含め切り替わったころかなと思っている.

エンジニアの端くれとして,21世紀からいろいろ感じられたらいいなと思っている.

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試写会あたればいいなぁ・・.誰かあたったら誘ってください(笑

CUTE-I Blogスタート

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もう2年以上も宇宙で活躍している,我々が手作りで開発した人工衛星”CUTE-I“.
そのCUTE-Iが,ブログを書き始めることになりました.
その名も,CUTE-I Blog.
今,各界の社長さんたちや,芸能人さん達,もちろん一般の人たちも書いているブログを衛星が書いているのは,たぶんこのシステムだけだと思います.

衛星が書いているブログとは何でしょうか?
もちろんCUTE-Iがキーボードを使ってブログのエントリー(記事)をかいているわけではなく,
CUTE-Iが電波を使って地上局(東工大にあるデータ受信のためのアンテナなどで構成されるシステム)にデータを送っており,そのデータをそのままブログの記事として投稿するシステムを開発いたしました.確かに疑似的ではありますが,リアルタイムで自動でCUTE-Iが送信しているデータが記事になるので,いわば衛星ブログとなります.

CUTE-Iは我々が開発した最初の衛星であり,先日打ち上がった”すざく”のように宇宙開闢の謎に迫るなどな大きなミッションを実現する機能は持っておりません.CUTE-Iの第一ミッションは,学生の手作りですべての衛星システムを設計し,開発し,実際に地上から運用することです.CUTE-Iは,長期動いている衛星では,東大のXI-IVと並んで世界最小の衛星です.そんな小さな衛星ではありますが,コンピュータ,センサー,無線機,太陽電池,バッテリーなど最低限コンポーネント(衛星バスといいます)を超低価格(秋葉原の部品など多数)で実装し,現実に2年間動作しています.この衛星バスの技術をちゃんと実証することで,次にあがるCute-1.7 + APDという衛星などでチャレンジングなミッションに挑戦できます.つまり現在,CUTE-Iから送信されるデータは,CUTE-Iの状態を示すデータ(例えば,衛星内部時計の時間や,バッテリの電圧など)がほとんどで,そのデータをブログの記事として掲載していますから,もしかしたら皆さんはそれほど面白いものを感じないかもしれません.

しかしこのシステムには未来へ向けたヴィジョンがあります.実は,このブログシステムを作ったのではなく,衛星のからのデータをリアルタイムであらゆる扱い易いデータに変換してブロードキャスト配信をするシステムを開発しまして,その一部がブログという,みなさんのアクセスしやすい形になっています.そのほかにも,いろいろなフォーマットで同時配信しています(詳しい説明は省略します)
つまり,衛星のデータ(例えば,地球を撮った写真,他の銀河を撮った写真,宇宙で検知した地震の予兆,海面温度,鯨の生息状況など)あらゆるデータが,リアルタイムで皆様に届けることができるシステムです.昨年は,某衛星のカメラデータを用いて,リアルタイムの地球映像を皆様に届けるよう,システムを開発して技術的にはクリアになったのですが,多少問題がありまして実現しませんでした(また挑戦してしたいですが・・).
私が宇宙工学を専攻しているミッションは”宇宙をできるだけ綺麗にリアルに皆様に伝える”ですので,このシステムは私のミッションの一部の具現化ともいえます.(実はこのシステムが広まった頃に,次の蓄えている別の概念システムを公開する予定です)
今回のシステムは,リアルタイムサテライトコンテンツプロバイディングシステムと名付けておりまして,後でCUTE-I Blogをご覧になっていただきたいですが,このシステムにより将来の面白いイメージが少しでも皆様の頭に浮かんでくれることを祈っています.

では,CUTE-I Blogサイトアドレスの紹介ですが,CUTE-I Blogを開きますと,毎回の記事にCUTE-Iが送っている(CUTE-Iがしゃべっている)データがエントリーとして公開されています.
バッテリーの電圧やら,温度やらデータが載っています.
そこに,
“この位置を地図上で表示・・・・CUTE-I Position & Telemetry System (Ver1.0)”という
リンクがありますので,是非クリックしてみてください.
そこでは,今流行りのGoogle Mapを用いてそのデータを送ったときのCUTE-Iの位置と東工大地上局の位置を動的に生成し表示するページが開くはずです.
マップ上のCUTE-IのアイコンをクリックするとCUTE-Iのデータが吹き出しとして表示されるはずです.
いかがですか?今はバッテリー電圧などですが,将来いろいろなヴィジョンが描けるのではないでしょうか?同じく”クリップ”のアイコンをクリック(東京地方)すると,東工大地上局の位置と,東工大地上局からCUTE-Iがどの方向に見えて,何キロ離れているかなどの情報が表示されます.
現在,このマップシステムはGoogleだけですが,他の地図システムおよび,私が提案しているより協力なシステムに貼り付ける予定です.今回は,扱いが簡単なGoogle Mapを利用させてもらいました.Google Mapをここまで動的にグリグリいじっているのはまだあまり無いかと思います.

では,ご覧になってください.

CUTE-I Blog : http://lss.mes.titech.ac.jp/ssp/spacerium/cute1blog/

もちろん,同時にRSSでもテレメトリデータを配信しています.

RSS(Rich Site Summary) Ver 1.0 : http://lss.mes.titech.ac.jp/ssp/spacerium/cute1blog/index.rdf
RSS Ver 2.0 : http://lss.mes.titech.ac.jp/ssp/spacerium/cute1blog/index.xml
RSS Viewerなどをお使いの方はアクセスしてみてください.

上記のアドレスにも分かるように,このシステムは”spacerium”という別名を持っています.
スペースリウム(spacerium)とは,宇宙(space)+場所(rium)という私の造語であり,
いろいろな方に宇宙を身近に感じてもらえるような様々な場所,手段,環境を提案し開発しましょうというプロジェクト名です(私だけそういっている)
このシステムをご覧になって,衛星のデータがより身近に感じていただければと思います.

暑いなぁ

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日本の気候が,温帯から亜熱帯に変わるのは時間の問題かな.

新発想自動ドア(笑

先日,大学時代の同期からとっても面白い製品を紹介されました.

有限会社 田中製作所 T・A・F開発グループが開発した,”新発想自動ドア”.

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新発想自動ドア
*写真をクリックすると田中製作所に飛びます.

写真からもわかるように,人間型に開きます!
いや~これはすごい.一節のセンシングをミスって一部だけ開かなかったとかないのですかね?

そういえば・・

最新の宇宙論によると,

”我々の住む宇宙は,11次元空間の中に浮かぶ4次元空間の膜”

だそうです.

全くワカンネーので,ちょっと勉強してみます.工学ばっかりやっていると理論に弱くなるなぁ.