1)ニュースの変な前振りに疑問を感じる。
例えば、畑からメロンが大量に盗まれて、その犯人は猪だったみたいなニュースがあるとします。
民放の何社かのニュースでは、以下の様に読むことがあります。
「意外なものが犯人でした」
↓
カメラワークを切り替え、アナウンサーがアップになる。
↓
「~県のある農家でメロンが大量に盗まれ、その犯人は猪でした」
↓
録画映像に切り替わる。
ここでとても違和感なのが、「意外なものが犯人でした」とような前振りです。
数秒後に答えを言うこの前振りは、ニュースで必要あるのでしょうか?
限られた時間で多くのニュースを読む方が、よっぽど役に立つと思いますし、
全く無駄ではないかと思うのです。
「意外なものが犯人でした」という前振りに、”え?なんだろう?何が犯人だったんだろう”みたいな家族の談笑光景なぞ全く想像できません。
2)Blu-rayとHD DVD
誰が見ても勝敗が明らかであった次世代記録メディア抗争ですが、一応終結しましたね。
HD DVDが負けた理由は多々ありますが、日本人にとって”エイチディーディーヴィーディ”と口を動かす数が多すぎたのも問題だと思います。
略すのが得意な日本人であっても、元々High Difinition – Digital Versatile Discが略されてHD DVDになっているわけで、それ以上略すことができません。HDだけだったらいわゆるハイヴィジョン映像になるわけで、DVDだけだと昔のDVDになるわけで、結局”エイチディーディーヴィーディ”と言わざるを得ません。こんなものネーミング的には完全に論外です。
Blu-rayは既にBDで通じますし、良い名前を付けましたね。新規格がコケることが多かったSonyとしては良かったのではないでしょうか。
3)地デジのSMAP草薙くんのCMを疑問に思う。
地デジの実力を見せつけるのであれば、あのホワイトバランスというか色合いの悪さを何とかするべきだと思います。
草薙くんの顔色も悪く、不健康そうに見えます。それこそ日本の四季なり京都なり、
16.8Mbpsでブロックノイズが出ない程度の静かな映像をガッツリ映したほうが圧倒的に効果があるのと思っています。
ただ、地デジのハイヴィジョン映像をCMで見ている人は、対応のテレビを既に導入している人であり、
地アナ(地上派アナログ)で見ている人には、その美しさは響かないですよね。
4)地方に道路が必要なのか疑問に思う。
財源が欲しいだけだとは思いますが、高速道路、新幹線など高速で便利な気がする交通インフラは、
都会・都心の”情報”→地方に流れて地方が活性化ではなく、地方の”人(若者)”→都心に移動という流れしか生みません。
そんなことは、この何十年かの流れを見れば明らかですが、とにかく道路が欲しいのでしょうね。
救急車が迅速に通れないと主張するなら医師の確保と病院の確保(どちらも大変ではありますが)の議論をした方が”建設的”です。
800兆円の借金がある国にも関わらず、お金が来る前提で予算を組んでいる感覚を何とか断ち切らないと、正にJAPAiNですね。
5)地方のスーパーアピールは、都道府県内の自給率100%ではないか?
最近の環境ブームは、環境ビジネスブームとも言えるわけで、その一部(かなり?)は、儲け話に環境を使い、消費者・一般人の善意も空振りに終わるだけではなく、より環境を痛めていることが少なくありません。一方で地産地消・フードマイレージの低減というセンスはとても良く、やはり地元で”旬”な物を食べるということは地球環境的にも極めて正常です。この際、6字熟語にして適時地産地消とでも言うのでしょうか、無理に長期保存したり、温度管理して変な時期に栽培するのではなく、地球の四季のリズムに合わせて地元で生産し、地元で消費したいものです。
さて、日本の自給率を見ると怖いほど不安になるわけですが、のらりくらりの国会を見ていると、自給率を上げようと思っている議員はあまりいなそうです。地産地消・フードマイレージの事を考えても、どこかの地方都道府県内で100%自給率を実現できないでしょうか。地元の長野あたりなんかでできれば、凄く良いアピールになりますし、都道府県の内ループで自給率を競わせるのはどうですか。旬じゃない野菜を地球の裏側から持ってこなくても良いですし。
6)Nikonの企業CM”光の世界”が妙にかっこいい。
キムタクのデジカメのCMではなく、Nikonの企業CM “光の世界” が、黄色っぽいイメージで山下達郎さんの楽曲で流れています。

リンク先でCMも見られます。
山下さんの独特の雰囲気なのか、黄昏時っぽい黄色いイメージのCMの雰囲気なのかわかりませんが、妙にかっこいいCMだと思っています。
ニコンが長年の歴史の中で光を操ることをまじめに取り組んできたようなイメージを受けます。(完全にCM制作者の意図にハマっていますが)
私は過去に、ニコンから乗り換えた経緯があります。初めて買ったディジタル一眼レフはNikonのD70でした。とても良いカメラだったのですが一度凝り出すとレンズなども集めたくなる企業的には格好のターゲットとなる性格であるため、D70を使っている内に、いずれはもっと良いカメラと考えていました。D70は当時とても良いカメラだったのですが、その上のクラスのNikonのカメラは正直ちょっと頼りないスペックでした。プロは、そんなスペックでも撮れるのかもしれませんが、私のような未だに素人の領域をでない者にとって、カメラの性能が良くなれば写真も良くなるのではないかという完全なる錯覚と妄想に駆られてきます。一眼レフの魔力は色々写真を撮るうちに、様々なレンズが欲しくなってくることです。そのレンズ一本一本は決して安いものではなく、またメーカー毎に互換性がありません。つまりNikonで行くと決めたら、しばらくはNikon用のレンズを買い続けていくことになるわけです。そんなときにNikonが仮に潰れてしまうと、その資産であるレンズが使えなくなるのではないか?という不安を貧乏人なら考えてしまうのです。兄も使っている理由でD70を買ったわけですが、D70が出た頃からのCanonのディジタル一眼の性能は頭一つ出ていました。というわけで、私はNikonのボディ、レンズをすべて売り、Canonに完全移行したのでした。今でも判断は間違っていなかったと思いますし、最近まで、Canonのディジタル一眼レフは全ラインナップで圧倒的な性能でした。しかし、昨年あたりから、NikonもD3, D300などの素晴らしいカメラを発売し、Canon一人勝ちの時代ではなくなってきました。Canonを使っている自分から見てもNikonのD3, D300はとても素晴らしいカメラだと思いますし、D70当時にこのカメラがあったら、Canonに行くことはなかったかなと思います。最近の好調っぷりを感じ、今回のCMを見ると、がんばっているなぁという印象を持ったわけです。2ちゃんねる、kakaku.comなどでの、Nikon派とCanon派の闘争はくだらなすぎて大変面白いです。みんな金持ちで両方持っていればこんな議論は起きることはなく、単純に自分が決めてレンズを買い揃えてしまったメーカーを養護したいために、他社派を叩くという構図です。まぁ切磋琢磨ということで両社はもちろん、カメラメーカーはこれからも世界を牽引してもらいたいものです。
7)Let’s Noteにそろそろ飽きてきた。
バッテリーが長時間持ち、重さ1.2キロで頑丈という性能に魅力を感じPanasonicのレッツノートシリーズ(W2から始まるシリーズ)を使い続けてきました。W2 -> W4 -> W5と3台目になるわけですが、そろそろ飽きて来たというのが本音なところです。1)ダサいデザインが全く改善されない点。2)軽量、長持ち、頑丈はLet’s Noteだけではなくなった。3)頑丈とかいいながら、W2, W4, W5(現機種)すべてにおいて、ヒンジの部分が破損した。4)高い
このあたりを考慮すると次は、VAIOかなと思い始めています。Let’s Noteの前に2回連続でVAIOを買ってバッテリーの持ちの悪さ、そこら中が壊れるなど”一生VAIOは買わない”と決めてLet’s Noteに移行したのですが、最近Sonyは何となく印象が良く、SSD搭載のVaio Type T (Premium)は見た目もかっこいいし、壊れる部分も少ないのではないか?と思い始めています。背中にVAIOっていうロゴが書いていなければ最高なのでVAIOの構造設計をしている後輩に頼んだのですが、それはダメだろうということでした。何か素敵なノートPCを見つけたら教えてください。
8)TBS 世界遺産が終わる(リニューアル)
愛してやまないTBS世界遺産が3月で終わり、THE 世界遺産としてリニューアルするようです。深夜にやっていた荘厳な雰囲気の番組が夕方になりなんかチャラチャラしそうで気になります。映像クオリティは大丈夫だとは思いますが、あの何とも言えない雰囲気は続いて欲しいと思っています。世界遺産の番組はNHKも含め何局もやっていますが、やはりTBS+Sonyの番組が一番好きだったので、ヘボい番組にはしてもらいたくないなと思っています。