ミルクラッパー Shibori “酪農”を考える。

最近、Twitterやテレビで話題のラッパー“Shimori”氏の”酪農”というラップに感動致しました。


関連サイト:shibori @ ナタリー

見て頂ければ一目瞭然です(笑)

Shibori氏とは、”ミルクと牛に関することしかラップしない世界で唯一人の「ミルクラッパー」”ということです。

私がこのラップを見て感動したのは歌詞です。JPOPを滅多に聞かない理由は、歌唱力の問題が大きいのですが、歌詞が”胡散臭い”からです。J-POPジェネレーターなんていうサイトもありますが、とにかくJ-POPの歌詞を聴いていると、あまりに非現実的すぎて、ドラマチック過ぎて、全く歌詞が響かないんですよね・・・(もちろん全部ではありません)。中島みゆきさんなりの大御所は素晴らしい詞をたくさん書かれていますが、なかなかそういうのには出会えない。以前どこかの記事で、”日本語ラップの謝罪率は異常”なんて書かれていたこともありました(笑)

つまりこの平和な日本、普通に育ってくればJPOPの歌詞にあるような修羅場になかなか出くわさずに、高等教育を受けてくるわけです。だから歌詞に重みがない。そんな妄想の歌詞を書くなら、今回のミルクラッパーのような、現状の酪農について淡々の述べている歌詞は実に親しみやすいと思うわけです。動画を見ていると、随所に酪農的なウケねらい(ラップ的にいう酪農+酪農関係者へのリスペクト)の箇所などがあり、実に良く出来ていると思いました。

地方疲弊が続くなか、こういったキャンペーンなどで、地方・農業・酪農など少しでも活性してくれば良いですね。仮想・妄想恋愛を述べる歌よりも、このミルクラッパーの方がよっぽどメッセージ性があると思いました。

クリスマスイブの国際宇宙ステーション@東京をTime Lapse(微速度撮影)で撮ってみた。

今日はクリスマスイブですね。全く興味も沸かない私ではございますが、こんな町中がエントロピーが上がっている日に宇宙ステーションが肉眼で見えるということで、撮影に出かけました。ちょうど風邪を引いて家で静養しながら仕事をしていたのですが、防寒対策をバッチリして、皇居までチャリンコで出かけてきました。

何度もこのブログで紹介しておりますが、世界16カ国位で開発が進められている国際宇宙ステーションは、その巨大な太陽電池パネルに太陽光が反射し、肉眼で見ることができます。自ら光っている訳ではないため、その反射光を見えるのは、明け方・夕方で太陽との角度が良い感じになったときだけです。しかもその時に晴れていないといけないため、その条件が重なるのは数週間に1回位という、結構珍しいものです。それがクリスマスイブに重なるのは数年に1回ということで、2010年前に生まれた男には全く興味がありませんが、その宇宙ステーションの軌跡を一眼レフで撮影に出かけました。

Google Mapsで西の空が開けているということで皇居を選びましたがそのチョイスはバッチリでした。しかし可視時間30分前の時点で一気に雲が発生し、条件が悪化しました。ISSを撮影するには、一般的に長時間露光(開きっぱなし=バルブ撮影)が一般的ですが、雲が発生したこと、その雲がかなり流れている事などから、バルブ撮影ではなくTime Lapse(微速度撮影)で望みました。

で、結果の動画が下です。

Full HD(1080p)対応ですので、是非Youtubeに移動して1080pで見てもらえればと思います。逆にそのくらい解像度をあげないとISSが見えないかも・・・。
0:21~0:23の間に画面左下~上に上がっていくのが分かるでしょうか?(笑)。あまりに雲が多くて隙間で見えた感じですね・・。

動画のMP4の原版も置いておきます。https://www.spacewalker.jp/wp-content/uploads/2010/12/20101224_iss_visible_tokyo.mp4

映画”最後の忠臣蔵”を見た。

映画「最後の忠臣蔵」を見てきました。

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/chushingura/main.html

2010年劇場で見た37作目にして、素晴らしい”邦画”に出会いました。2010年の邦画では1番だと思いました。2010年は(も)駄作が多かったため、邦画好きとしてはほっとしているところです(笑)。キャッチフレーズに”誰もが知っている忠臣蔵・・・”とありましたが、そういえばよく知らなかったのでwikipediaで確認してから見に行きました。結果として、事前知識は一般的な忠臣蔵の知識のみで十分です。(もちろん大石さんの事を知っていれば、もっと感情移入して見られるかもしれません)

さて映画の感想ですが、
1)役所広司さん、佐藤浩市さんの演技が格別に素晴らしかったです。”ダイワハウチュ”なんてやっておりますが、役所さんやはり凄いですね。日本には良い俳優さんがいるなと改めて思いました。この二人の演技は格別で本当に凄いの一言です。”悪人”の樹木希林さんと同様、すごい存在感でした。

2)映像(表現)が綺麗:時代背景がそうなのであたりまえですが、美しい”和”の映像です。”和”の表現と、そのカメラワーク、構図など本当に美しい映像に仕上がっています。滅多に見ないエンドロールを最後までみたのもエンドロールの映像もとても綺麗だったからです。まぁ、実家の風景にそっくりというのがあるかもしれません。

3)(ロリコンだといわれようとも)桜庭ななみさんは本当に美しかった。他の演技を見たことがないのですが、おそらく上記の美しい和の映像をバックに、綺麗な着物、演出含めて”美しかった”のだと思います。和の美しさを改めて感じさせてくれました。おそらくこの映画は桜庭さんをいろいろな意味で良い方向に向かわせるのではないでしょうか。

4)”嫁入り”というのは半端なことじゃねーぞ、と感じた:ある方の嫁入りのシーンがあるのですが、現代の結婚式の様に、式場に私服で入って、バックルームで二人一緒に着替えて、なんていうものではありません。家からちゃんと白無垢をきて、火をたいて、みんなで見送って、まさしく嫁”入り”するわけです。この嫁入りという言葉は簡単には使えないなという荘厳なものを感じました。

5)(おまけ)おそらく海外の映画賞を狙っているのでしょうね。人形浄瑠璃の表現を、明示的にいれていまして、日本の文化たるものこんなもんじゃい的な演出が目立ちます。ちょっとそのあたりがひっかかりましたが、まぁ、これで賞が取れるならいいでしょう。ちょうど北野監督のHANABIの風車みたいな演出です。

こんなわけで、とても綺麗で素敵な映画でした。

フラワーアレンジメントレッスンに参加してきました。

さて、月1で通っているフラワーアレンジメントレッスンですが、10月は鈴鹿エンデューロへ参戦、11月はのっぴきならない事情によりドタキャン(先生ご迷惑をおかけしました)してしまったため、2ヶ月ぶりのレッスンです。

12月ですのでクリスマスのアレンジ。こんな豪華なアレンジテーマにもかかわらず午前中の100km自転車ライドが思いの他時間が掛かってしまったことと、開始時間を私が勘違いしていたのもあり、45分の遅刻!一番下っ端+へたくそが45分遅刻するというヤヴァイ状況でした。よって、過程の写真を撮っている時間が全く無し。


今回は生花でした。オアシス社の”オアシス”利用です。これは家にもたくさん買ってあるので使い慣れている物です。


オアシスの回りには、なんだっけ、花材の名前すらメモできず(遅刻したので)。緑がいっぱいです(笑)
そこに3つのロウソクを立てます。しかもピンぼけしているし、水平でてないし写真も酷い・・・。

しかし!!このレンズはやっぱりすごい・・。フルサイズで撮るとボケ味のトロケっぷりがやばい。背景の他の生徒さんのあたりのボケ味が綺麗でしょう。Canon EF35mm F1.4L USMというレンズです。超おすすめ。


次に薔薇を生けてゆきます。とっても豪華で綺麗な薔薇たち。


で、完成写真。(ホワイトバランスはやや高めにシフト)

う~ん。素材が良いのになんていう雑なアレンジ・・・。酷い・・。まぁ良いんですよ。普段テクニカルな生活が多いので、こうやって何ともうまく行かない作業というのは楽しいものです。理論的に考えると、数学的な美しさじゃないですが、シンメトリックだったり、黄金律なり、なんて考え始めるのですが、それをやるとろくな事にならないことは過去のレッスンで経験済みです。で何も考えずにポンポンやると上の様になる(笑)。ただ、せっかく花材がとても素敵なので、それを最高の状態に引き出せて上げられない自分のセンスが不憫ではあります。

九十九里浜ツーリング:輪行

そういえば、先日会社のメンバーと九十九里浜をロードサイクリングしてきました。会社のメンバーも先日の鈴鹿エンデューロ(オープンクラス:クロスバイクなど)が終わり、ロードバイクへの移行を考えている様です(今のところ移行したのは私だけ)

特急しおさい1号(東京駅発)→銚子駅まで輪行(自転車を専用のバッグにいれて運ぶこと。電車も乗ることができる)して、そこからスタート。

予定のコースは超便利なルートラボで生成し、GARMINのGPSサイクルコンピューターに入力してナビしてもらいました。

予定コース@ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=d50fdf982d28d52abce6cd47fb44468e


クリックすると拡大。

この図にあるように銚子を出て最東端の犬吠岬に向かい、そこから九十九里浜沿岸をひたすら南下。上記の予定コースではそのまま勝浦に行く予定でしたが、結構時間が掛かってしまい茂原にコース変更しました(弱気)。最後勝浦までは起伏があって面白そうでしたが、確かにあの状態でしたら茂原で切り上げて良かったのかもしれません。

走行距離:84.62km
走行時間:3時間7分
平均スピード:27.7km/h ・・やっぱり遅いなぁ。ずっと私が先頭引っ張っていたから私の責任か・・。実際には4人で走っていたので、時速32キロ固定巡航でひっぱりました。この日は海風が、始終向かい風だったのでそれなりにきつかった気がします。そういう意味では茂原で切り上げたのは、私にとっても良かったかもしれません。

結果として、この九十九里浜コースは良いかというと、”微妙”だと思います。犬吠岬を過ぎてからずっと海側を走れるかと思いきや、結構海岸からは離れていて、海を見ながら走れないんですよ。前半で本当に波が押し寄せる海ギリギリのサイクリングロードがあるのですが、これは浜辺の砂でそこら中覆われていてロードバイクではタイヤが取られてしまい走れません。途中一人転倒。さらには砂を巻き上げるために自転車は砂だらけ、砂の場所で降りるのでクリートに砂が溜まる・・など、全くロードバイク・クロスバイクの細タイヤでは走れないコースと言えます(逆にママチャリ、MTBなら気持ち良いかも)。その為、もう一本陸側の道となると九十九里ビーチラインを走ることになります。ビーチラインとか名前が付いていながらビーチラインとビーチには森があり(笑)海が見えない!というわけで、海を見ながら気持ちよく走る目的ならこのコースはオススメできません。先日の館山~南房総一周の方が強くオススメできます。

コースは微妙でしたが、それなりに長い距離を走れて気持ちよかったです。


犬吠岬の灯台。(iPhone4)

サイクリング行くとつい写真を撮るのを忘れてしまいます。いかんなぁ・・・。良いカメラも持って行ってないし。

2010年11月のランニング・ロードサイクリング統計

2010年11月は、足首を痛めてしまい、全く走れ(Running)できませんでした。11月の月統計です。
休日はロードサイクリング、平日もゆっくりと短くロードサイクリングです。
平日は出勤前ですので、ロードサイクリングは長く走れないんです。空気圧チェック、部屋から自転車を出して・・・とかやっていると20分近くかかっちゃうんですよね。

ランニング:23km (目標100km)
ロードサイクリング:520km (目標400km)

先月は両方とも目標に達して怪我もなくて良かった~とか言っていたのですが、さくっと怪我をしました。

 

少しずつ走れる(Running)ようになってきたので、12月はランニングの距離も伸びていくのではと思っています。