2011年6月フィットネス統計

しばらく、足が痛くて距離が伸びず、公開を控えていましたが(笑)、今月からまた復活。

サイクリング:751.67 km
ランニング:27.38 km

基本的には平日朝も最近はMTBで走っているため、ランニングの距離が伸びません。梅雨時期で雨の日だけランニングというスタイルです。
だんだん、膝や足首などの痛みを感じなくなってきました。

東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その3)

以前の関連記事をまずご覧ください
東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その1)
東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その2)
東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その2.5)

番外編:
車載ガイガー+GPSによる東京都の放射線マップ作成(2011/06/17)

********** ”その3”の記事は以下より ***************

さて、最終(の予定)の記事”その3”です。気づいた事を箇条書きで紹介。

1)最も述べたいこと:”放射線が強い地域の自然は本当に素晴らしいものでした”

福島市から東に向けて原発方面に向かいました。線量はどんどん上がってゆき、恐怖感を感じましたが、それよりも思うことは現地の自然の美しさでした。
本当に自然の豊かな場所に、新緑の美しさ、田畑の綺麗さ、とにかく素晴らしい地域でした。
こんなに綺麗な場所がこの線量(簡単に1μSv/h越え)は本当に悔しく、残念で仕方がありません。
自転車好きの人間としては、線量のない時期にこの綺麗な自然をツーリングしたかったです。

写真がしょぼくて申し訳ないのですが、綺麗な福島の風景。

2)他のサーベイメーターとの比較(GM-45は低めに値がでる傾向があった)


一緒に持って行ったGM 計数管式サーベイメータ(TGS-121)

私の安物ガイガー(GM-45)に比べて定番とも言える、むしろ管理区域のある研究機関であればまず置いてあるサーベイメーターを2台持って行き比較しました。
GM-45と比べて、低線量(0.1~0.2μSv/h)程度であれば、GM-45が高めにでて、0.5μSv/h以上になってくると、TGS-121の方がGM-45よりも高い値を示す傾向がありました。
2台のTGS-121でもやや値に差はありました。この写真は、撮影日時 2011/06/11 13:49:20とEXIFに記録されています。ここでの線量を比較してみます。

GM-45 1.32μSv/h
TGS-121 (No.1) 画面左 3μSv/h
TGS-121 (No.2) 画面右 2.1μSv/h

線量が強い地域は、GM-45に対してTGS-121 No.1は、約2倍、No.2は、約1.5倍程度を概ね示していました。
TGSの方が精度が良いことを考えると、GM-45の放射線マップの数値の最大2倍程度と考えても良いかもしれません。

3)胸ポケットに入れておいた線量計がちゃんとカウントされていた

普段、放射線を扱う際に、胸に線量計を入れて、厳密に管理された”放射線管理区域内”で各種試験を行います。
1日の試験が終わって管理区域を出る際に、線量計が、”0(ゼロ)μSv”であることを確認して、ああ、今日も全く問題なしということを記載するわけです。


線量計の電源をONして、リセット(0000μSv)にして、胸ポケットにいれました。ちょうど福島市あたりから使い始めたかな。


浪江、いわきなどを車で通過して帰宅の頃の値。ちゃんと2μSvを示していました。線量計が0(ゼロ)ではないのを始めてみました。
改めて強い線量地域だと思いました。ちゃんと今までの積算被曝線量を個人記録管理をしているので、今回の値もちゃんと記録しています。

これが現実なんですよね。今までは”管理区域内”で普段0(ゼロ)μSvを確認して試験完了していたのに、管理区域でもない屋外(計測は車の中)どこにいても、たった1~2時間で受けてしまう線量の強さに恐ろしさを感じました。

4)防災対策法による、”立ち入り禁止区域”と、地方警察による職務質問。

浪江の近くで、車を止めて放射線を計測していたところ、警察から職務質問を受けました(笑)
最近は留守の家での空き巣被害が多く、全国の警察が当番制で原発界隈の地域を見回っているとのこと。
更に東京ナンバーの車は目立つらしく、声を掛けてきました。車にはノートPC+ガイガー、複数のサーベイメーターで怪しさ満点です(笑
事情を説明し、そもそも20キロ圏内に入っているわけでもないし、問題なく開放されました。現地の見回りも大変ですね。

さて、今回の原発近くの車載計測では、約4~5カ所の立ち入り禁止検問にあたり、それ以上は原発に近づけませんでした。


ここは今回の計測で最も線量が高かった場所。津島中学校の先あたりです。TGS-121のサーベイメーターで10μSv/hを越える非常に高い線量でした。
警察も胸に線量計を付けていました。あの場所では6分に1μSvずつカウントアップされていくでしょうし、大変なお仕事ですね。心配です。
ちなみにここは、20キロ圏よりもずっと離れていて、原発からは30km近く離れています。線量が強すぎて、20kmよりももっと遠いこの地点でブロックしているようでした。


<その1で紹介していますが、再度表示。測定してきたデータのKMLファイルです>
ALLデータ:ポイントと線(表示が重い) : https://www.spacewalker.jp/rad/20110611_fukushima_radiation_all.kml
線データ:線のみ(軽い) : https://www.spacewalker.jp/rad/20110611_fukushima_radiation_lines.kml
ポイントデータ:ポイントのみ (少し軽い): https://www.spacewalker.jp/rad/20110611_fukushima_radiation_points.kml


葛尾村での立ち入り禁止。このように簡易立ち入り禁止も。これは無人だったし、違う理由での立ち入り禁止かな?


ここも本格的に立ち入り禁止。20km圏境界。


ここはいわきの北側の立ち入り禁止。ここは原発まで20km境界。

何カ所か、立ち入り禁止ブロックがかかり迂回することに。一方で車載で計測していると、20km境界はあまり関係なく、線量が高くなったところに検問が置かれている。
つまり、ちゃんと関係者は線量を測っていて、政府発表の20km圏とか関係なく、境界を設けているようだった。
おそらく5km, 10km, 20kmとなし崩し的に避難区域を広げてきたので、今更30kmとか拡大できないとかあるのだろうかと。そもそも風などに影響されるのに、円形の避難区域設定も無理があると思います。

5)まとめ

今回の車載計測を通しての一番印象が残っているのは、1)で紹介した線量が高い地域の自然が非常に美しいということ。私も田舎出身と同様に非常に自然が豊かで綺麗な場所でありその場所が、高線量であることは残念で仕方がないです。
また線量が高い地域で普通に子供がマスクなどもせずに、バスを待っている姿を見かけた。とにかくちゃんと情報が伝わっているのかなど心配な気持ちになりました。
私のシステムと同様に、車載ガイガーシステムなどがぽつぽつ出現しているので、いろいろな情報が集まってくるかと思います。より細かいホットスポットなどが見つかり、リアルタイムでメッシュ的に測れる体制を早く整えたいものです。

五井駅→小湊鉄道・いすみ鉄道沿い→大原漁港ツーリング

この記事は自転車専用ブログに移行しました。そちらをご覧ください。

http://bike.spacewalker.jp/archives/5070

 

 

 

**********************

 

今日は、お昼から雨という天気予報が3日前から出ていました。そこで、雨が降り出すまでに走りきってしまえる(降り始めが変わってもロバストに対応できる)ツーリングにしました。

内房線の五井駅まで輪行(始発だったので4時台に乗車)→単線のローカル線で有名な小湊鉄道沿いの道を走り、養老渓谷へ。そして今度は東の太平洋側に走っているいすみ鉄道沿いの道を走って、大原漁港(太平洋)までのツーリングに行ってきました。

距離はちょうど80km位。途中養老渓谷をトップに緩やかな登りコースで、またずっと向かい風でほどよい負荷で良い感じでした。

ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=72a8772251a7fbb3a8326ff4a65bbcf4
(ただしこれを使う場合は気をつけて下さい。途中ロードでは厳しい場所があります)


クリックすると拡大。

帰りは、沿いを走ってきた大原駅→上総中野駅までいすみ鉄道に自転車を乗せて、更に上総中野駅→五井駅までは小湊鉄道に自転車を乗せて返ってきました。
いすみ鉄道と、小湊鉄道はサイクルトレインで輪行バッグがなくとも直接自転車を乗せることができます。
*留意:小湊鉄道は、サイクルトレインOKな列車が決まっているのと事前に予約する必要があります。詳しくは→http://www.kominato.co.jp/train/cycletrain/cycletrain.html

つまり、行きの五井→養老渓谷→大原も、この両線路沿いを走っているので雨が降ってきたらすぐに電車にのっちゃえば良いという気持ちで雨に備えました。


五井駅あたりはやや市街地という感じでしたが、少し走ると一気に農村地域といった感じに。
単線の小湊鉄道はとても趣きがありました。


電車は1時間に1本程度ですので、いくら線路沿いに沿ってツーリングしていてもそれほどすれ違いませんでした。
ちょうど踏切近くに居たときに踏み切りサイレンが鳴ったので、すぐにシャッターを。
鉄道カメラマンさんからいえば、こういう構図はNGなんでしょうね(笑
これは朝7時くらいかと思いますが、この時間はすごい良い天気でした。


ルートラボで線路にできるだけ離れないコースを作成して行きましたが、途中こんな田んぼ道も多数あり、のどかでした。
長野の実家ももちろん同じような田んぼがひろがっているのですが、何せ山なのでこうやって平地に広がる田んぼとはずいぶん風景がちがいます。
千葉は起伏が少なくて自転車は走りやすいですよね。


今日は、Canyonで行ってきました。予備タイヤをツールボックスに入れていきました。
とはいってもサイクルトレイン沿いを走っているので、予備タイヤはなくても良かったのですが・・・。


ルートラボのURLの部分ですこし書きましたが、私がテキトーに引いたコースは、鉄道にできるだけ沿うものですが、一部かなり変な場所がありました。
その一部のトンネルで、非常に素敵なのですが、このあたりは湿気もすごく、また地震(?)で崖崩れも起きていて、ロードバイクでは避けるべき道だったのかもしれません。
とはいえ、このトンネルは出口先には綺麗な竹林があったりと素晴らしい場所でした。


中に入るとひんやりして、一気に気温が下がりました。コケがそこら中にはえている万年多湿地域の様で、トラブルが発生。


この写真もそうなのですがかなりシャープネスを後処理でかけています。先ほどトンネルに入ったときにレンズの前玉が曇ってしまっていました。
日中で液晶が明るく反射し、それがしばらく気が付かず撮影をしていました。ちょうどソフトフィルターをつけたような写真が、このあたりでは連発していました。
ちなみに、この写真のような道を通るので、ロードバイクには結構厳しかったです。トンネルが4つくらいあり、一番長いトンネルはライトがないと全く見えず大変でした。
(紹介のルートラボはそのコースを通るので注意が必要です)


紫陽花はそこら中に咲いていました。やはり自然の色は綺麗ですよね。美しいです。


養老渓谷駅に到着するとちょうど電車も上がってきました。

そういえば、五井から養老渓谷に向かってずっと登り坂です。五井が海沿いで標高10m以下、養老渓谷のトップが140m程度ですから、じわじわ登りました。
碓氷峠などに比べたらほどよい登り程度です。

養老渓谷を越えると、基本的には下りです。小湊鉄道も、養老渓谷の次の上総中野駅で終点になります。上総中野駅は、いすみ鉄道も終点になっており、ここで乗り換えることができます。
いすみ鉄道は逆に、上総中野駅を終点とし、太平洋側の東側へ繋がっているローカル鉄道ですね。ツーリングも、ここからはいすみ鉄道沿いに走ります。


途中で見えた風景。のどかでした。


途中、いすみ鉄道の”デンタルサポート大多喜駅”という駅がありました。デンタルサポートって何?と思いましたが、ネーミングライツを歯科医が買ったようですね。
いすみ鉄道も経営難らしく、いろいろ苦労されているようですね。大多喜駅はこの辺では人気の場所?らしく、ツーリング中、一番人に出会った地域でした。
ところで、この大多喜町という地域は、wikipediaによると本田忠勝が住んでいたことで有名な城下町の様です。
私は全く知らなかったのですが、この町は上記の写真のような古い建物が多く、新しいビジネス(たとえば床屋など)もこのようなデザインの建物で統一しているようでした。


さて、太平洋側の大原漁港に到着。このころには曇ってきていました。岬の先まで自転車で進めたので行ってみました。釣り人が多かったです。


大原港東防波堤堤防というのが先にありました。左にあるバッグは、釣り人の物。


私の居る岬からは陸つなぎになっていない(写真の奥)エリアにもなぜか人が居ました。泳いでいくのでしょうか?
それにしてもこのテトラポッドは、積み上げるときにどうやるんでしょうね。最後は単純に落とすのでしょうか。
なめらかに置くのはどうやるのか気になりました。


結果的に80kmくらいの距離でしたが、やはりこの組み合わせは本当に乗りやすく、気持ち良い自転車です。
カンパエルゴパワーはやはり格別に握りやすく、扱いやすく、先週のSTIとは、正直言って比較にならない扱いやすさです。
あと、Continental Competitionは乗りやすくて気持ち良かったです。こんなまったりツーリングはCompetitionでも何でもないのですが、まぁ乗りやすいに超したことはないです。
この乗り味に近いオススメチューブラータイヤがあれば教えてください。とりあえず次は、Continental Sprinter GatorSkinを使ってみようかと思っているのですが。


さて、大原駅からは電車に自転車を乗せて五井駅に向かいます。これが大原→上総中野駅まで乗ったいすみ鉄道。1車両のワンマン運転です。
中学生、高校生が結構乗っていて、その中で明らかないじめ(パシリ状態)、電話(通話)しまくりなど、極めて残念な状態でした。
例のデンタルサポート大多喜駅でほとんど降りていきましたが・・・。何かあるんですかね。


1時間に1本しかないので都内の接続になれてしまうと極めて退屈です。大原駅で50分待ち、上総中野駅で小湊鉄道がくるのが50分待ち。
あと、自転車で走った80kmですが、鉄道も時速40~50kmなので結構乗車時間も長い!


上総中野駅で50分待ちだったので、とりあえず線路あたりに出て行って写真撮影。全くのどかなものです。
これはいすみ鉄道側の終点ポイント。


のどかなところでした。


小湊鉄道がやっと来ました。これに乗って五井まで帰りました。

さて、このツーリングに関してですが、五井→大原の自転車ツーリング自体はとても良かったと思います。自然も綺麗ですし、ほどよい坂もあり天気もよく気持ち良いものでした。
一方で、大原から五井までのサイクルトレイン、五井から東京までの輪行、これが非常に時間がかかり失敗でした。11:30頃大原を出たかと思いますが、家に着いたのが午後4時(笑
一度は小湊鉄道、養老渓谷に行ってみたかったのでその点は良かったのですが、少しロスも多かったです。

車載ガイガー+GPSによる東京都の放射線マップ作成(2011/06/17)

福島でやったのと同じ、車に簡易ガイガーカウンター(米国BCS社GM-45)と秋月で購入したGPSを搭載し、NotePCで走行しながら放射線を計測するシステムを用いて、東京都内の一部を走行し放射線マップを作成してみました。測定方法などは、記事最後の参考記事をご覧ください。

今回は福島のシステムに加えて、以下に示すような放射線マップをKML形式でリアルタイムで生成し、車載で計測しながら随時マップが生成されるようにしました。
リアルタイム放射線KMLマップシステム概説書:https://www.spacewalker.jp/rad/readme_realtime_kml.html
* 結果としては、途中E-mobileが妙に切断されてしまい、マップ更新もそれほど頻度良く生成できませんでした。この辺は要改善ですね。

さて、今回も日本橋からスタートし、主に3点を計測して、あとはダラダラ回ってくる経路としました。
1)葛飾区金町浄水場@東京都葛飾区金町3丁目
2)東部スラッジプラント@東京都江東区新砂3丁目9-1
3)南部スラッジプラント@東京都大田区城南島5丁目

金町浄水場は、一時飲み水が基準を超えて、都内から水がなくなりテンヤワンヤになった浄水場です。都内の東半分はこの浄水場にお世話になっています。
スラッジプラントは、今回の震災(放射線問題)で話題になった設備ですね。ここで加熱処理された最後の灰が強い放射線を出していると話題になった所です(おそらく都内では一番強い箇所と言えます)
そこで、上記1)~3)を回るコースで、あとはダラダラ走ることにしました。

< 放射線レベルに応じて色が変わる”線”によるマップ>

< 放射線レベルに応じて色が変わる”ポイントと線”によるマップ>

◆Google Earth用KML : Google Earthにてご覧ください◆
ポイント+線(上図2つめの図):https://www.spacewalker.jp/rad/20110617_tokyo_radiation_all.kml
線のみ(上図1つめの図):https://www.spacewalker.jp/rad/20110617_tokyo_radiation_lines.kml
ポイントのみ:https://www.spacewalker.jp/rad/20110617_tokyo_radiation_points.kml

◆ウェブブラウザ・スマホ・iPhone, iPad, アンドロイドなどで簡易に見る用:上記KMLをGoogle Mapsで表示◆
ポイント+線(上図2つめの図):http://goo.gl/maps/FkYw
線のみ(上図1つめの図):http://goo.gl/maps/PYcU
ポイントのみ:http://goo.gl/maps/1UXj

◆生データ:ご利用の際にはコメント欄に御記載ください。◆
Excel形式:https://www.spacewalker.jp/rad/20110617_tokyo_radiation_map.xls
CSV形式:https://www.spacewalker.jp/rad/20110617_tokyo_radiation_map.csv

◆結果:雑感
・結果として、浄水場、両スラッジプラント共に他の場所に比べて特別強い点などはあありませんでした。上記のKMLファイルをGoogle Earthにて起動し、検索窓で、上記の3つの住所を入力すれば付近の放射線計測結果がわかるかと思います。
・留意点として、車載でどんどん動いているため、プロットしている点は、自然放射線(BG)を含む瞬間値です。
・福島で経験したようなレベルに比べて都内はどこでも、場所によって大差ないように思われましたが、数値の感じ方・読み方は人それぞれですので、どうぞご自身の知識の上でご判断頂ければと思います。
・本システムと同様に車載ガイガー+GPSは、京大なりが計測を始めています。まぁ、考える事は同じですが、ガイガーが超安価な私のシステムが一番安いでしょうね(安さを競っているわけではない(笑))

参考記事(本ブログ):
東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その1)
東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その2)
東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その2.5)

 

東京湾フェリーを使った東京湾一周ツーリング。

日本橋を出発して、久里浜@神奈川→金谷@千葉の東京湾フェリーを使う東京湾一周ツーリングに行ってきました。


走った図。反時計回り。クリックすると拡大。

日本橋→15号→品川→川崎→横浜→八景島→横須賀→久里浜→東京湾フェリー→
金谷→富津→富津岬→木更津→袖ヶ浦→千葉→船橋→浦安→日本橋で、203.2kmでした。

コースルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=70194878cbc5ddb36fc5d2d113e5e4de

このコースの良いところは、東京湾岸の街にお住まいならどこでもスタートできる点ですかね。


今日は、久々LITESPEEDです。フレームが、ドナドナしていく予定でしたが、落札者が被災地の方で震災後にキャンセルされてしまいました。
そのため、昨日急遽、このフレームにDA7900を組み付けました。久しぶりにSTIを使うと、親指と人差し指の間が痛いです・・・。あとブレーキが効き過ぎて困りました。変速性能はピカイチなのですが・・・。
実は、MadoneがBB回りに変な音がしており、トレックストア六本木に持って行った所、検査の後ワランティ交換になりました。
こういう時に生涯保証のMadoneは頼りになります。というわけで約1ヶ月Madoneはお預けなので、急遽この子を組み上げました。Canyonでも良かったのですが、今日は雨が降りそうだったので・・。


久々DuraAceを使って思うのは、お互いもう少し敵を学ばないのかな?と思います。
エルゴパワーのデザイン、ブレーキコントロール、コンポのデザイン(笑)は、カンパより、
逆に変速性能はシマノより、お互いもう少しパクっても良いんじゃないかなと思います。とにかくブレーキが効き過ぎて(ステップ関数的に効く)疲れました。

(追記:後で考えてみたら、このホイールEaston EA90 Aeroは、アルミリムで、その影響もあるのかなと。最近カーボンリム+専用パッドばかりで、アルミリムブレーキは久し振りなので、その影響もあるかもしれません。確かに最初カーボンリムにしたときにブレーキあまり効かないなと思った記憶があるので)


赤煉瓦倉庫はフォトジェニックなので載せまくり。こういう場面ではシフトレンズを持ってくると面白いのですが。


八景島に(行ったことがなかったので)寄り道。この寄り道の山登りが今回のツーリングで一番の坂(つまり大した坂もなくずっとフラットなコースです)
皆、潮干狩りをしていました。


途中ルートラボが勝手に入れたトンネル。超趣きがあって素敵でした。向こうからおばさんがチャリで来ているのがわかりますかね?


久里浜→金谷の東京湾フェリーです。1020円くらいだったかな。時速23キロで航行していました。快適です。1時間に1本くらい走ってます。


私の様に遅いライダーは、iPhone, Garmin 800のバッテリーが切れるかもしれませんので、この船の間に充電。
エネループのモバイルブースターで充電します。2つUSB形状の出力があるので同時充電できました。


富津岬に来ました。何か岬らしいものが置いてあるかと思いきや、このような展望台が。自分で歩いて登ります。
皆さん登っていましたが、私はチャリがあったので、諦め。かなり地元の人でしょうか?潮干狩りなり、ビーチバレーなり多くの人がいました。


で、日本橋到着。移動時間は、7時間26分。うん遅い。ちょいと尻が痛いです。とはいえ、苦しんでいた膝・足首が全く痛くなく!良い感じです。

東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その2.5)

以前の関連記事をまずご覧ください
東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その1)
東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その2)

東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その3)

********** ”その2.5”の記事は以下より ***************

その3の記事を書こうと思っていたら、文科省から素敵なデータが公開されました。

文部科学省及び米国エネルギー省航空機による航空機モニタリング

この内容は、文部科学省と米国エネルギー省DOEが、ヘリコプターを使って福島第一原発周辺を一気に空から計測したデータを公開しています。
極めて強烈なデータであり、さすが米国といった感じです。私の車で計測したデータを無意味にする圧倒的なデータ(笑
とはいえ、今回公開されたのは5/26のデータの様で、多少データ処理と公開に時間が掛かるようですね。

私の車載計測でーたは、”リアルタイム性”と、”より細かい解像度”とうことで何とか意味があるのではと無理矢理考えています(笑

さて、今回の航空機データを、私の計測データを重ねてみました。


2011/06/11 車載ガイガー+GPS独自計測データと、5/26 (MEXT + DOE)航空機測定の重ね合わせ図。

Google Earthのプロットデータ(KML形式):Ver 1.1版。改良してゆきます。

ALLデータ:ポイントと線(表示が重い) : https://www.spacewalker.jp/rad/20110611_fukushima_radiation_all_mext_doe.kml
線データ:線のみ(軽い) : https://www.spacewalker.jp/rad/20110611_fukushima_radiation_lines_mext_doe.kml
ポイントデータ:ポイントのみ (少し軽い): https://www.spacewalker.jp/rad/20110611_fukushima_radiation_points_mext_doe.kml
(前のデータに、MEXT+DOEの航空機測定図が重なったKML)

拡大して見るとわかるのですが、かなり一致していました。特に私の計測の最大値エリア(福島県浪江町立津島中学校あたり)が強いのもちゃんと傾向が出ています。

この結果から私の簡易・安価ガイガーでも傾向を掴む上では有効と言えるのではと考えています。リアルタイム計測+より細かい計測点で、この圧倒的な情報量のヘリコプターデータに張り合ってゆきます(笑

東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その2)

前回の記事をまずご覧ください

東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その1)
東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その2.5)

東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その3)

********** ”その2”の記事は以下より ***************

その1を公開していろいろなご意見、反響を頂きました。
本当は、現地で撮ってきた写真と、計測に関する感想などをまとめたいのですが、仕事の合間にやっておりますのでもう少々時間が掛かります。
その2では、とりあえず頂いたご意見に少し反応します。

1)今回測定していない地域の方から地元を計測してほしいという要請

近日では、多くの市町村や市民団体などが独自に調査しているようですね。主にホットスポットの局所的に強い箇所を探す目的が多い様です(側溝など)。一方で私が頂いた要望は、基本的に行政がまだ細かい調査が進んでいないエリアの方からの要請です。私の装置は金も掛かっていない概算値しか出せない簡易システムではありますが、10秒毎に自動計測し、その1で示した様なマップを自動で作成するので計測は簡単で大量にデータを取得できます。その1でも留意を促しましたが、私の計測方法は、移動しながらの瞬間値を、しかも簡易ガイガーで取得しているためで誤差を多く含む可能性があります。その為何μSv/hだと数値に対して定量的な評価は少し危険です。一方で同じ車の中で同条件(地表高さなど)で同じ日に計り回れるため、少なくとも相対的な値として、他より強い(高い)場所などの特定はできるのではと考えております。車でそこら中を走り回り強い地域などが分かれば、今度はちゃんとした計測で再計測すれば良いのかなと考えています。車で走れる粒度でのホットスポットの発見などには貢献できるのではと考えています。
要請頂いた地域(宮城県仙南地域、前回の試験で行けなかった原発の北側)あたりを計測に行こうと計画中です。もう一台ガイガーを購入したので、同じシステムのクローンは作れます。別車でも計測できればと思いますが、原発が再び強い線量を拡散する可能性も0ではないため、なかなかドライブに行ってくれる人は少ないかもしれませんね(笑
私も平日は仕事で一杯ですのが、一応何か要請などがあればコメント欄などに適当にどうぞ。要望には一部しか応えられませんが、検討材料には致します。

2)Google Earthで放射線マップが見られない。

約4000点の計測点がありましたので、Google Earthでの表示はPCのパワーがある程度必要な様です。その為に、その1でも紹介しましたが、Google MapsにKMLを貼り付ける方法ですと普通のウェブブラウザ、更にiPhone, iPad, アンドロイドなどのスマホでも気軽に表示できるのでお試しください。 例として、計測の”線”だけ示した軽量の図を以下に載せます。(クリックすると拡大)

以上の2枚の図は結局Google Earthのスクリーンショットなのですが、下のリンクをクリックするとウェブブラウザ上でも同等に見られます。

<Google Maps + KML版 : ブラウザ・スマホで普通に開けます>
上記の図と同様に線だけデータ: : http://goo.gl/maps/MDsp
ポイントと線データ : http://goo.gl/maps/Y3Z7
ポイントのみのデータ: http://goo.gl/maps/nV5o

3)生データを頂けないか?(Google Earth, Maps形式ではなく)

生データを公開致します。データはGM-45のガイガー、GPSは秋月で購入したもののデータを加工することなく保存したデータです。とはいえこのデータを用いて何か二次的な問題が起こっても弊サイトでは責任を負えません。あくまでの概算値として参照頂ければと思います。測定時間、東経/緯度、cpm、μSv/h( cpmから換算したもの)、東経・経度から取得できる住所番地名

・Excel形式:https://www.spacewalker.jp/rad/20110611_Tokyo2Fukushima_rad_gps_data.xls
・CSV形式:https://www.spacewalker.jp/rad/20110611_Tokyo2Fukushima_rad_gps_data.csv

*生データを別所などで利用する際にはコメント欄にご一報頂ければと思います。
* NOD32 v4.2 (2011/06/16定義ファイルでウイルススキャン済)

4)記事:その3では?

記事その3では、以下の様な現地の写真を交えて感じたことなどをまとめます。


こんなに美しい農村風景。チャリで爆走したくなる綺麗な自然と道。素晴らしいところでした。(クリックすると拡大)
場所は、http://goo.gl/maps/qoN6 ここです。根岸というのかなこの近くの田んぼのど真ん中の交差点。線量もやや低めの地域です。
今回福島市からいわきに抜ける道はずっとこんな感じで最高の自然に囲まれた綺麗な土地でした。
ロードバイクでツーリングしたかったなぁと思いました。


その一方で現実は、災対法により立ち入り禁止の箇所がこの写真のように何カ所かあり、20km圏境には近づけませんでした。(クリックすると拡大)
何回かこのような立ち入り禁止にあい、結果的には原発から30km程度の距離以上は近づけない様子です。

その3ではこのあたりも含めもう少々詳しく紹介する予定です。

東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その1)

2011/06/16追記:本記事の”その2”を公開いたしました。以下の本文をお読みの後にご覧ください。”東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その2)”
2011/06/17追記:本記事の”その2.5”を公開しました→東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その2.5)

2011/06/29追記:新しい記事を公開しました。

東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その3)

番外編:
・ 車載ガイガー+GPSによる東京都の放射線マップ作成(2011/06/17)

********* 以下、”その1”の本文 **********

2011年6月11日(土曜日)に、車にガイガーカウンター(米国BCS社GM-45)とGPSを搭載して、日本橋から福島県まで走行計測をしてきました。
測定結果が多く得た知見も多いので数回に分けてその結果を随時紹介したいと思います。まずはその1。
NHK ETVで話題になった、ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~に近いことをやっています。

◆計測データをプロットした図◆


Google Earth上にプロットした図のスクリーンショット。クリックすると拡大。

Google Earthのプロットデータ(KML形式):Ver 1.0版。改良してゆきます

ALLデータ:ポイントと線(表示が重い) : https://www.spacewalker.jp/rad/20110611_fukushima_radiation_all.kml
線データ:線のみ(軽い) : https://www.spacewalker.jp/rad/20110611_fukushima_radiation_lines.kml
ポイントデータ:ポイントのみ (少し軽い): https://www.spacewalker.jp/rad/20110611_fukushima_radiation_points.kml

(2011/06/17追記:関連記事”その2.5”にて、航空機観測データと重ねてみたデータも公開しているので、そちらも是非ご覧ください)

* Google Earth(最新版をご利用下さい)が正しくインストールされていれば上記のURLをクリックするだけで自動でGoogle Earthが立ち上がるはずです。
* 自動で立ち上がらない場合は、Google Earthを起動。ファイル(F)から開くを選択し、ファイル名の部分に上記のKMLのURLを入力すれば表示されるはずです。
* 4000点もの計測点を表示するのでとても重たいです。ALLデータをまず試して頂き確認してください。東京から福島を全体表示していると重いですがズームして一部だけにすると割とサクサク動きます。それでも重い場合は、Google Earthを一度閉じて、上記の”線データのみ”をお試しください。
* iPhone4, iPad1でSafariからGooole Earthアプリを起動して表示してみました。一応表示はできました。スマホなどでは”線のみ”が良いかと思います。
* またKMLファイルは、Google Mapsの検索窓でURLを入力して検索すると、Google Earthを立ちあげることなく、Google Maps上にKMLを表示できます。

<Google Maps + KML版 : ブラウザで普通に開けます>
ALLデータ:ポイントと線 : http://goo.gl/maps/Y3Z7
線データ: : http://goo.gl/maps/MDsp
ポイントデータ:ポイントのみ (少し軽い): http://goo.gl/maps/nV5o

◆車載システム概説◆


後部座席上に
1)ガイガーカウンター:BCS GM-45 : RS-232c -> USB変換 -> NotePC
2)GPS : 秋月購入 GT-720F : RS-232C -> USB変換 -> NotePC
3)おまけGPS : チャリ用に使っているGarmin Edge 800 -> 内部メモリ保存(とりあえずデータは使わない)


後部座席には、格安NotePC Lenovo G560eを置いて、シガーライター -> ACインバーターを介してACアダプターで電源供給しました。
図の矢印の様にμSv/h、緯度、経度が出ています。

・ガイガー(GM-45), GPSをそれぞれUSB接続しています。
・リアルタイムで現在位置と放射線量をTwitterにジオタグデータ付きでつぶやく為に、E-MobileのD21LCも接続していました。
・G560eにScientific Linux6をCUI(Runmode 3)で入れ、GM-45データ、GPSデータを10秒に一回記録し、内部のMySQL DBにデータ保存して行きます。Twitterには10分に一回つぶやきました。G560eでのLinuxベース計測システム概要は、このブログの別記事 “Lenovo G560eにLinux(Scientific Linux6)を入れて低消費電力GPS+センサーロガーを構築。“をご参照ください。(興味があればですが・・)
・Twitterは、@nihonbashi_rad アカウントでつぶやきました。6/11のつぶやきの様子は、Twilogに記録されていますので、そちらも参照ください。http://twilog.org/nihonbashi_rad/date-110611
・ガイガーが300ドル、G560eノートPCが30000円、GPSが3200円、各種ケーブルで5000円で、約65000円程度の安価な車載・簡易放射線計測システムですので、あくまで概算値としてご参照ください。一方で、日立アロカメディカルのGMサーベイメータTGS-121を2個持ってゆき、各所でGM-45と比較計測を行いました。(一時話題になりましたが、もちろんアルミキャップは付けて(笑))。GM-45はTGS-121の2台に比べ常に50~70%と低めに出ていたことを紹介しておきます。マップの一番強いエリアでは1台のTGS-121は10μSv/hを超えていました。

<雑感>
・この記事(その1)ではまずデータを淡々と紹介します。各所で感じたこと、現地での災対法による進入禁止の様子などはその2以降の別記事で紹介します。まずはデータの速報としてその1を公開しました。
・全データは自然放射線によるバックグランドを含んだものですからご留意ください。
・本来の計測は一点に止まり時間を掛けて計測し、バックグランド(自然放射線)などを考慮して値を評価するものですが、今回の計測は車載であることから、常時移動しています。その為あくまで瞬間値をプロットしていることにご留意ください。その為、都心に近いところでも0.2~0.3μSv/hとか出ることもあり得ます。
・今までと同様にこのブログではこのデータを元に何か行動を起こせなどの内容は述べません。
・その2以降では各所で撮った写真などを交え、感じたことなどを紹介したいと考えています。

館山駅~千倉~房総フラワーロード~館山駅:南房総ツーリング:輪行

今日は、秋葉原から館山まで特急”新宿さざなみ”で輪行し、館山駅から房総半島の先っぽを1周してくるツーリングに行ってきました。


クリックすると拡大。

館山駅→(東へ)→千倉(海岸)→房総フラワーロードを時計回りに周遊→野島埼灯台→富鮨(地魚の寿司や)→洲埼灯台→館山城→館山駅

距離は、約60km。

ルートラボによるコース:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=66ed1db3ced3bb774e67256b2769f65b

今回は時間もたっぷりあったので写真を撮りまくり。


館山駅(東口)のロータリ。正直いってかなり寂れています。ほとんどのお店が閉まっていました。
(この写真の撮影場所の近くにコインロッカーがあります。この駅に戻ってくるので、着替えや書籍や輪行バッグはロッカーにおいて軽量化)


左:コインロッカー。中:フォークへのダメージ+作業用の軍手2枚、こうやって挟んで緩衝させています。 右:フォークエンドにはプラスチックのはめています(はめてから軍手)


館山駅から東に向かい188号を進みます。のどかで緑がすばらしく、気持ち良いです。写真でも分かるようにずっと曇りの一日でした。


写真ではわかりにくいのですが登りです。ここで一気に80m程度上がります。逆に言えば、このコースでここだけ起伏があり、あとはまったり平らなコースです。
この頂上を越えると南房総市(千倉町)に入ります。以前来たときはクロスバイクだったので、この坂は短いけど急坂といった記憶がありますが、今はチャリもパワーアップし、ものすごく普通の坂になっていました。え?という感じ。


千倉の漁港。人は居なかったのですが稼働はしているようです。この辺りは余震も多かったですし、漁港に影響はあったのでしょうか?
館山から東に行って海に出たところが千倉の海岸です。ここから房総フラワーロードに沿って時計回りで海岸線沿いを走ります。


こんな感じで海沿いをずっと走れます。最高に気持ち良いコースです。曇りだったのが残念でしたが。
あと、すごく風が強くてずっと向かい風でした。よって短いコースでしたが、負荷になりちょうど良かったです。


かなり風は強かったため波が高く、サーファーがたくさんいました。やや肌寒いくらいでしたが、写っているようにおっちゃんは裸で元気。


今日のお供は、TREK Madone6 SSL (2011) 極めて快適でした。
良い感じに親子が写っていますね。また、サーファーがたくさんいるのが分かるかと思います。


フラワーロードはこんな感じで海沿いをくねくね。CHIKURA BEACHというペイントが。良い感じでテキトーでDQNの落書きかと思いました(笑


ちくら潮風王国(だったかな?)そんな感じの公園です。芝生が広範囲にはやしてあって快適な公園です。子供達が遊んでいました。

このコースがオススメな点は、”トイレの充実”です。とにかくフラワーロード沿いにはトイレが多く、しかも多目的トイレが多く設置されています。
ロードバイクでの1人ツーリングだとチャリから目が離せないんですよね。そういう意味で多目的トイレはチャリごと入れるので便利です(笑)。数キロごとにあります。


記念撮影。どうでもいいのですが・・・。


結構この辺は、砂浜ではなく、褶曲(?)とでもいうのでしょうか、なかなかすごい地形の海岸線です。先っぽに釣り人がいます。


野島埼灯台。昼間は有料ですが上に登れます。チャリがあったので登りませんでしたが。天気が良ければ青空に白い灯台でベタな写真が撮れそうです。


野島埼灯台。


フラワーロードに沿ってどんどん西に向かいます。そういえば千倉の浜辺以降、ゴツゴツの海岸でサーファーは見ていません。釣り人は多いのですが。
あと、すれ違いローディーは少なかったですが、モーターバイクツーリング集団は多量に見かけました。


さて、フラワーロードを通るなら、是非おすすめなのが、地魚のおいしいお寿司を出してくれる富鮨さん。これはおすすめです。
しかーし、チャリンコを安全に留められる場所がないので、心配です。今日は1人だったので諦めました。複数人いれば何とかなるんですけど。
ご主人にも、”自転車は盗まれてもお店は責任とれないから、よく見ておいて”とか前回来たときに言われました。味が良いので是非寄って欲しいお店です。


(なんか色が変ですが、この頃どんどん天気が悪くてそろそろ雨が降りそうな様相でした)
さて、大変すばらしいゴルフ場の館山カントリークラブ。ここでプレーしてみたいものです。が、もう3~4ヶ月クラブを握っていません。やばいかな。


フラワーロードもまっすぐなところはまっすぐです。気持ち良いコースです。


今度は西の端にある、洲埼灯台(すのさきとうだい)。うん。オーソドックスなデザイン。美しいですね。


洲埼灯台から西を望む。うっすらと見えるのは横須賀(?)あたりです。たぶん。違うかな。


同じ構図ばっかりですが。とりあえず館山駅はもうすぐそこです。10時に館山に到着して、帰りの特急の時間は3:50。距離は60kmなので、相当まったりツーリングでした。
なので写真撮りまくり。


館山城が見えたら、もうゴールです。

というわけで、梅雨の合間で(曇りではありましたが)館山一周ができて、とても気持ち良かったです。向かい風も良い感じの負荷でした。
館山よりももう少し前の駅で降りて、もう一回り大きな周回をしても良いかもしれません。
このコースは、多くの方が走られていますが、私もオススメのコースだと思います。

*留意:特急さざなみは3.11の震災以降、節電の為本数が減っていますので、事前に確認されるのが良いかと思います。