ブロードウェイミュージカル”コーラスライン”@赤坂ACTを見てきました。

赤坂ACTではじまった、ブロードウェイミュージカルの”コーラスライン”を見てきました。

公式サイト:http://www.tbs.co.jp/act/event/chorusline2011/

さて、”コーラスライン”ですが、過去のブログ(劇団四季の”コーラスライン” (A Chorus Line)を見た。)でも述べているように私が今のところ最も好きなミュージカルです。

***** コーラスラインに関して少し紹介すると *****

舞台は、白い1本の”コーラスライン”と呼ばれる線が引いてあるだけの簡単なセット。

話はブロードウェイのあるミュージカルのオーディションを受けていくお話です。しかしメインキャストのオーディションではありません、台詞もない後ろの”バックコーラス”のオーディションです。

コーラスの人たちはメインキャストを邪魔しないように、その”コーラスライン”を決して越えて演じてはいけません。ブロードウェイを夢見た若者達は、たとえ”コーラス”であっても人生をかけてオーディションを受けに来ています。

このミュージカルを私が好きなのは、あまりに有名なこの作品を演じている1人1人が、また”この作品を演じたくて”オーディションを受けているということなのです。おそらく特別な気持ちでこの作品を演じているだろうと。その模様は映画にもなっています→http://www.broadway-movie.jp/

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実は劇団四季で4回ほど見ていますので、話・台詞・歌・歌詞も含め完璧に把握しています。その為、本場のブロードウェイキャストによるコーラスラインはとても楽しみにしていました。チケット販売が5月頃だったので随分待ったなぁと。

とりあえず計3回分チケットを買ってあるので1回目の今日は全体の雰囲気、演者以外(基本1人ずつ演じていくので)の表情などに注目してみていました。感じたことを何点か。

・やはりマイケル・ベネットは天才であり、演出を生業としている人は是非とも見るべきだと思います。あらゆる場面でアイデアフルな演出がちりばめられてあり、5回目の今回でも新たな発見が多かったです。本当に素晴らしい。

・英語歌詞(サントラでは聞いていますが)のコーラスラインは、やはりとても歌いやすそうで(笑)、劇団四季バージョンとは違った印象をうける曲が2,3曲ありました。甲乙の話ではなく、イメージが違った感じです。

・素晴らしかったのは、キャシー、リッチー、ポール、コニー役でしょうか。映画”ブロードウェイ♪ブロードウェイ”でのコニー役(日本人)にそっくりだと思ったのですが、パンフを見る限り違うみたいですね。キャシー役は綺麗な方でダンスも素晴らしかったです。一方で、キャシー役は、劇団四季の坂田加奈子さんも遜色なく素晴らしかったなぁと本場を見て思いました。

・音響は素晴らしかったですね。指揮の自由劇場はどうしても音響が酷い。そういう意味で赤坂ACTでの音響は素晴らしく感動致しました。

・今回注目していた、演者以外の表情ですがあれはアドリブなのかマイケルベネットの演出なのかわかりませんが、非常に面白いです。初めてご覧になる方はそこまで目が回らないかもしれませんが、是非ラインに並んでいる皆さんの表情にも注目してもらえればすごく面白いと思います。

結果的に大満足でした。このミュージカルを見ると分野が違うのであれ、自分もがんばろうという気になりますね。まさに今回のキャスト、ブロードウェイを目指して、オーディションを受けて勝ち上がってきた人々。つまり自分達の人生の様な気持ちで演じていると思うんですよね。その辺りの思惑、気持ちがこのミュージカルが他の作品と違うところだと思っていて、一番好きな理由でもあります。まだ少し時間がありますので、皆さんもいかがですか?

 

福島駅~磐梯吾妻スカイライン~浄土平~猪苗代湖~隠津島神社~羽鳥湖~新白河駅:ツーリング

2012/06/03 : 浄土平に再度いってきたので別記事をアップ。つべこべ言わずに福島県の”浄土平”には行っておけ。

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先週末の土曜日は、輪行ツーリングに行ってきました。

東京駅→福島駅:東北新幹線(やまびこ)輪行

ツーリング:福島駅~磐梯吾妻スカイライン~浄土平~猪苗代湖~隠津島神社~羽鳥湖~新白河駅

新白河駅→東京駅:東北新幹線輪行

ルートラボ(コース修正版):http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=dd177a39bab4c042ae49f45a352cc7d5

走行距離:155km
獲得標高:2450m

相変わらずのGoogle Earthによるマップ。クリックすると拡大。


福島駅を出て、西に向かい10キロほどで磐梯吾妻スカイラインに入り山登りです。頂上付近に浄土平が。
その後、猪苗代に行って、南下し新白河駅に向かいました。


今回の峠は、2つ。
1つ:磐梯吾妻スカイライン
2つ:隠津島神社の峠


今回はこの辺りを走りました。

さて、結論から言うと、”磐梯吾妻スカイライン~浄土平は最高に素晴らしい所でした”。

いつも通りダラダラ解説。


新幹線やまびこ。始発です。長野新幹線そっくり。鉄道に詳しくないのですが同じ車体なんですかね??


さて、新幹線輪行ですが、手荷物料金で別料金(250円程度)かかる場合があるので、ご留意を。


自分用の備忘録に。車内マップ。


なんつー、手抜き写真。とりあえず福島駅到着。
ここは、先日の福島原発への放射線測定で来たところです。参考:東京日本橋から福島第一原発周辺まで車で放射線計測をしてきた(その1)

前日の福島市付近の放射線量は、約1.0μSv/h程度。やはり高いです。
私が計測しに来たときも既にヨウ素は落ちきっていたので、セシウムがメインの今、直ぐに落ちることはありません。


福島駅を西に走り、約10キロほどで山登りが始まります。写真にあるように磐梯吾妻(ばんだいあづま)スカイラインを上っていくわけですな。

中学生・高校生たちももちろん、何も違和感なく普通に生活しています(あたりまえか)。土曜日でしたが部活の行き帰りでしょうか、ジャージ姿の学生が多かった気がします。


スカイラインを上っていく途中は、とにかくこのような果実の直売所が多かったです。あまり本件に関しては述べませんが、難しい問題です。


さて、登りがはじまりました。毎回、始めていく峠の上り坂は、道や勾配が分からないのでとてもワクワクします。
どのくらい激坂なのか、どのくらいクネクネしているのか、頂上には何があるのかなど。
上のスカイラインはどうやら先月くらいまで有料だったらしく、今は震災の影響でしょうか?今年の11月くらいまで無料開放しているようです。

登りは体感で5~6%くらいが続いていく感じでしょうか。一部で標識にも出ているのですが11%区間があり、なかなかタフで面白い登りです。
女性ライダーが1人降りてきました。チネリ乗りでした。この峠を1人で下ってきたので、もっと早く来て登った帰りなのでしょうね。おそらく地元の方でしょう。
いろは坂よりは勾配きつく、楽しめる登りでした。


写真に分かるように天気は悪かったです。天気予報では、曇りで降水確率0だったので、このツーリングコースを選んだのですが。
とりあえず、登りはじめはこのくらい森に囲まれた道を上がってゆきます。


磐梯吾妻スカイラインの有料道路の料金所。今は無料開放しており、交通量調査をしていました。この時点で既に結構登ってきています。
ここからスカイラインなのか、よくわかりません。


このコースの面白いところは、こうやって標高が書いてあるところです。
福島市はそれほど標高が高くないので、この時点で800m位上がってきたことになります。
どんどん霧がでてきました。少し肌寒くも。


途中、このような柱が所々立っています。地元新聞社(?)の福島民放社が選定した観光・眺めの良いポイントらしく、ここから風景を見ろよというポイント。
曇り+霧で福島市が全く見えません(笑)


さて、途中でつばくろの谷という休憩ポイントがあります。道の駅ではありません。トイレはありますが、自販機はありません。
このスカイラインを上がるときには水分確保は十分に気をつけてくださいね。あまり自販機が途中にないので。
こんな霧が酷い状況なのに、なぜか人が立っていて交通整理をしていました。車は殆ど通っていないのですが。


霧が酷くて、下界はおろか、目の前の橋(不動沢橋)すら先が見えません。


不動沢橋。先が見えない。


霧なので、逆にフォトジェニックな被写体に(笑)。クリックすると拡大。壁紙に使えそうですね。
何枚かの写真はクリックすると拡大します。


標高1200m。登っている感が伝わりますかね?


1200mを越えたあたりから一気に風景が変わりました。写真の先に見えるように今まで森に覆われていたのが、いきなり木がなくなりそうな様相です。
高い木はなく、いよいよ登ってきた感じです。


もうここまで来るといちいち載せてもしょうがないのですが、一応。

もう同じような写真ばかりですが、述べたいことは、だんだん背の高い木が少なくなってきて、山の地肌が見えるようになってきました。


森に囲まれていた道が、一気に風景が変わりました。超綺麗で、写真を撮りまくってきたのですが、載せるのが大変なのでパス!


こんな感じで、背の高い木は完全になくなりました。荒野という感じ。写真の上の方に雲があり、その雲の向こうに街が見えています。


そうなんです。火山なんですよ。硫黄臭いです。火山性ガスが出ているので、車の方は停車してはいけません。
って、自転車は?って感じですが。気にせず止まって写真をとったり、マッタリと。


もう。ここは本当に綺麗でした。写真の中程にこれから走る道がジグザグに走っているのがわかりますでしょうか?
ここは自転車で一度は走って頂きたいと思いました。本当に綺麗なところで、気持ち良かったです。


もう最高です。クリックすると拡大。ちなみに、画面上の方の道を右上に上ったところが浄土平です。


前の写真を逆からみた場所。こんな感じで登ってゆきます。相当気持ち良いです。それにしても写真が40mm相当(135判換算)なのでなんともこの広大な自然が表現できないってことで、


パノラマ写真を作りました。是非クリックして拡大画像を。
とはいえ、パノラマ写真職人さんからみたら底辺レベルの合成っぷりですが、まぁ雄大な風景の一部でも伝わればいいのかなと。

今回のツーリングコースは、The Bike Journal | 自転車が好きだ のNanbaさんに教えてもらったコースです。
ツール・ド・フランスを山岳ステージを見ていたときに、こんな山岳コース走ってみたいと言ったところ、このコースを紹介されました。
写真にあるように、もちろんアルプス・ピレネーとは違いますが、それでも雄大で素敵なコースでした。


磐梯朝日国立公園浄土平到着。


浄土平は大きな駐車場もあり、天文台もあり、写真のような売店もレストハウスもあり、充実しています。
ここは観光スポットなんですよね。車を止めて、後で紹介する登山なり山のトレッキングをするベースポイントなんですよね。
このお店の店員さんは本当にいい人でいろいろ教えてもらいました。福島以外から来ていたおばさんが焼きそば買いながら、”放射線は?”なんて質問していましたが、質問され慣れているのかサクサク答えていました。
どうやら、今登ってきたスカイラインでロードバイクのヒルクライムレースを計画しているみたいです。道も良いですし面白そうですね。
私ももう少し速く登れれば参戦してみたいですが、今のスピードでは話にならなそうです。


看板にピントはきてないし、女性は中途半端な体制だし、酷い写真ではありますが、浄土平から吾妻小富士に登山できます。
MTBなら登っていくのも面白そうですが、ロードバイクなのでやめておきました。


浄土平は、まぁこんな感じで良い補給ポイントです。ここが峠の頂上ではなく、もう少し登ります。ので出発。


というわけで、登頂完了。標高1622mでした。ここから一気に下るので、着替えてウインドブレーカーを着ました。


どんどん下っています。また背の高い木が出てきました。遙か向こうに見える湖が目指す猪苗代湖です。
ブレーキをかける指が痛かったです(長い下り坂で)


峠の下の方は、わかりますかね?車のタイヤの跡です。つまりDQNカーの暴走の跡です。


こんな感じの農業豊かな地域を猪苗代湖に向けて走ります。モーレツな向かい風で負荷たっぷり。


猪苗代湖到着。なんつー、酷い写真・・・。クリックすると拡大するわけですが、先の奥の方の山の上に多量の風力発電が。
次はあの風力発電がある山の向こう側に向かって走ります。平坦コースで坂がないので退屈です。


そういえば、猪苗代周辺は紫陽花満載でした。


またレンズの前玉が曇っていますね・・・。さて、山の上に風力発電があるのがわかりますかね。
写真も撮らずに淡々とはしって、前の猪苗代を越えて山の反対側に来ました。
この村(?)が本当にのどかで素敵でした。

場所Google Mapだとこのあたりです→http://bit.ly/neHqpW


私はルートラボでコースを決める際にこのコースは適当に決めたのですが、相当アタリコースでした。
大型車は越えられないのですが、峠になっているんですよ。
峠の中腹にはかなり大きな隠津島神社がありました。かなり人も集まるようでこの辺りでは大きな神社なのかなと思いました。
ちなみに、名前は一緒ですが、http://okitushima.com/ こことは場所が違う様です。関係あるのかな?

何が素敵か。この峠の頂上の激坂っぷりが良い感じでした。頂上の200mくらいが10%余裕越えの登りですごく登り心地が良い峠でした。
是非このコースは走って欲しいなぁと。


坂の様子が伝わりますかね。車一台通れるかの細い道で道も斜めって居て良い感じの峠です。


で、その頂上は、馬入峠堡塁跡というものがありました。この峠は、馬入峠というのですね。


さて、羽鳥湖まわりを目指している途中で問題が。なんと、橋が崩壊している!!羽鳥湖から新幹線の駅である新白河に向けて”白河羽鳥線レイクライン”という道を通る予定でした(最短だし)
ルートラボでもこのルートを予定したのですが、これでは進めず。まだまだ震災の傷跡はありますね。

で、ここで突然の土砂降り。さらにソフトバンク網がお約束の圏外。非常に困りました。Edge800のUUD社地図に期待して、迂回路・迂回路を繰り返して何とか帰りました。
雨さえ降っていなければ迂回なんぞ大した話ではないのですが、雨でスマホが圏外はピンチですね。皆様も震災の被害が大きかったエリアを走るときは事前に通行確認はお忘れ無く。はっきり言って危険です!


結局迂回して”58号”の山道を通って帰りました。写真の通り。狭い。カーブミラーも無いところが多く、とはいえ車も結構通っており(ここしか通れないから)結構危険です。

上で紹介しているルートラボのコースはこのコースを通るようになっています。


こんな適当な写真なら載せるのも萎えるのですが、まともな写真がなかった・・・。
とりあえず新白河駅に到着。ここから新幹線で輪行して帰りました。

福島は、”うつくしま”でした。本当に浄土平に向かう磐梯吾妻スカイラインは綺麗で是非足を運んで頂きたいと思いました。
天気が良い日に再度行きたいと思っています。

 

 

本庄早稲田駅~渡瀬渓谷~日光東照宮~いろは坂~中禅寺湖~金精峠~椎坂峠~上毛高原ツーリング

ツーリングの記事の前に私が欠かさずチェックしているブログの紹介。

Road in New York

”初心者ロードレーサー”さんの、New Yorkでのロードレース参戦日記です。もともとソロでロードバイクを走り回り、レースに出始め、最近になってチームに所属して・・とNew Yorkでのロードバイク、レース、機材、人々、生活などの各事情が非常に読みやすく、ロジカルに紹介されていてとても読み応えのあるブログです。現地でのロードレーサーのカテゴリーで5→4にアップしチーム戦略なども入ってきてとても興味深いです。

私の退屈な内容とは違い、非常に面白いので是非ご覧ください。

*************** 以下、本記事 *************

ここからは、Road in New Yorkとは比較にならない、いつもの鈍くさいツーリング記事でございます。

今週末は、

東京→本庄早稲田:上越新幹線たにがわにて輪行

本庄早稲田駅(スタート)→伊勢崎市→渡瀬渓谷を渡瀬鉄道に沿って登り→日光東照宮→いろは坂→中禅寺湖→金精山の峠→オルゴール館椎坂→上毛高原駅

上毛高原駅→東京:上越新幹線たにがわにて輪行

というツーリングに行ってきました。峠(らしきもの)は4つ。

1つ目:渡瀬渓谷
2つ目:いろは坂
3つ目:金精峠:中禅寺湖→金精山への峠
4つ目:椎坂峠(少しの峠)

距離:186.2km
獲得標高:2994m

ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=345bedee9fab306e8125a90e44589e50



こんな感じのコースでした。


東京も含めると、このあたり。まぁ、日光やいろは坂がありますから有名な場所ですよね。


今回は本庄早稲田で降りるため、ナウい新幹線ではなく、なんと200系。赤いランプがついているのは入線した直後だから。
この後、こちらを先頭に進むのでランプが白(黄色)になるはず。うーん。今みると古くさいというかレトロですね。かっこいいですけど。


コツはこういう手すりにくくりつけて振動しないように固定です。チャリを運ぶ際の肩に掛ける長いヒモを、手すりに回してから取り付けます。
しかし多くの場合それだけでは固定されないので、もう一本ヒモを使って、サドルのレースあたりを通して固定してしまいます。
よし、今回もばっちり固定と思ったら、すこしぐらぐら・・・。あれれ?と思って調べてみたら200系の新幹線の手すり自体が古すぎてグラグラしてました(笑


一応、車両レイアウト。参考になれば。


本庄早稲田駅到着。暑いです。東京よりもむしろ暑いのかな?という感じ。まわりはのどかなのに・・・。


板東大橋を渡っています。ここから埼玉→群馬に入ります。この橋は立派ですね。利根川(?)を渡る橋だと思います。

ここから伊勢崎市内を渡瀬渓谷まで通過するわけですが(約25~30km)、ここが結構面倒でした。
信号がとても多いのと、運転が雑なドライバーが“たまたま”(笑)多くて、危ないことが多数。右折が特に強引でびびりました。


さて、退屈な伊勢崎市内を通過して、渡瀬渓谷に入りました。

わたらせ渓谷は、昔現代歴史などで学んだかと思いますが、途中に足尾銅山がある渓谷ですね。群馬の伊勢崎の端あたりから始まり、栃木の日光に繋がっている渓谷です。
また、わたらせ渓谷鉄道(わたらせ渓谷線)が、レトロな車両で走っており、道路沿いに”わたらせ鉄道に乗ろう”という看板が。経営難であることが容易に想像できます。
駅もレトロな感じなので、車両の撮影でもしようかと思いましたが今回は長旅なので先を急ぐことにしました。
自転車のツーリングの側面で考えると、この渓谷入り口から日光まで約60km程度約2~4%の登りが続いています。ほどよい登り感が好きな方は良いコースかもしれません。


草木ダム、草木ダム湖、草木湖(色々名前があるみたい)が途中であります。その展望台から。ちょいと逆光っぽいのでしらっちゃけていますが。

今回は天気も良くツーリング集団を多く見かけました。圧倒的にモーターバイクが多く、他にはロードスターだらけのツーリングなど。
チャリツーリングの集団は居ませんで、2,3人渓谷をすれ違いました(つまり既に登って降りてきたのか、日光の方から来たのか)


ダム湖上流側を望む。天気も良く、モーレツに暑い日でした。


さて、淡々と登ってゆきます。60kmの長い登りですが、最後に少しずつ急傾斜になってきます(といっても最大で6~7%位かなぁ・・予想だけど)

峠を登る際の不安材料は、やはり水分とエネルギー補給を如何に確保するかだと、個人的には思っています。
エネルギーゼリーは、コンスタントに登っているときは、1時間に1本取るようにしていて(とりすぎ!??まぁ、ハンガーノックになるよりは良いかなと。登りだし)、水分はスポーツドリンクをボトルに切らさないように気をつけて補給しています。峠の頂上になるほど、店や自販機はなく、更に携帯も底辺のSoftbank網だとまず圏外になりますので、少し注意が必要です。
やはり、iPhone via Docomo環境を整えないと、何かあったときにヤヴァイかなと考え始めています。実際に最近登っている峠の頂上付近のSB網の圏外率はほぼ100%ですし。


さて、日足トンネル(手前)がこの渓谷の頂上になります。


トンネルを抜けると涼しさと、自然が待っています。日光です。


この先には世界文化遺産の日光東照宮が。砂利道なのとチャリから目を離せないので今日はここまでで我慢。


さて、世界遺産の日光の社寺をさっさと後にて次に進みます。
次は中禅寺湖にむけて”いろは坂”を登ります。いろは坂は、2本の坂があり登りが”第二いろは坂”、下りが”第一いろは坂”となっています。
碓氷峠と同様にカーブ毎に看板があります。碓氷峠の180個のカーブとは違いカーブ数は少ないです。いろはにほへと・・と看板にマーキングしてあります。


こんな感じで2車線(先述の通り2本とも登り)を登ってゆきます。
拓海がインナーを落としたような(笑)カーブもありそうな感じですが、チャリとしては写真の通り、白線よりも外側は平行段差になりますので危険です。
碓氷峠の旧道と違って非常に交通量が多いです。勾配は碓氷峠よりもやや急かな?という印象。
途中二人のローディと、一人の女性クロスバイクがいました。女性の方は登れずに自転車を引いて歩いていました。
行楽シーズンだからでしょうか、途中から2車線とも自動車渋滞。その間をチャリで登っていくので、ドライバー&助手席から応援多数(笑)
距離も短いですし大した登りではありません。ただ道が悪いのと交通量が多いので碓氷峠より走りにくいかもしれません。


中禅寺湖到着。ボートが多量に出ていました。良い天気でした。


自転車ごとボートに乗せて・・とも考えましたが、時間がないのと、転覆したらいろいろ悲惨だなと思い断念。


(たぶん)男体山です。綺麗でした。2486mの火山だそうです。


さて、中禅寺湖から更に西に登ってゆきます。
途中で、写真のような戦場ヶ原を通りました。すごく綺麗でした。


さて、中禅寺湖から金精山(こんせいざん)に向けて3つの峠を登ってゆきます。金精峠というらしく、昔は修行の山だったそうな。
うーん。良い感じでキツイ。中禅寺湖から700mくらい上がります。
写真の先(上)の方に道が写っていますよね?


その写っていた道から、上の写真の地点を見下ろす。良い感じの登りで気持ちが良いです。


さて、ほとんど頂上の所で振り返ると湖が。これは中禅寺湖ではなく、その隣の湯ノ湖です。


さてこの金精トンネルの中央部が峠の頂上です。良い登りで気持ち良かったです。


金精トンネルを越えると一気に下りです。下りは超ゆっくり降りてきました。ちなみに頂上で着替えて、ジャケットを羽織りながら。
実際には金精峠も2000mありますので真夏とはいえかなりスースーしていましたので、風邪を引かないようにジェケットを。

ここで1000mくらい降りたところで、ミニベロに乗ったおじさまが、まさに降りてきた峠を登ろうとしていました。
時間も午後3~4時を過ぎていますし、まじであのミニベロで登るのか?とビビりまくり。地元の人でしょうか・・・。


なんか途中でスキー場を見つけました。サマーリュージュ?なりサマースキー?なりを多くの方が楽しんでいました。
夏のスキー場も綺麗ですね。


さて、ルートラボを引いている間は、先ほどの金精峠であとは下りだけだと記憶しました。
しかし、もう1個椎坂峠という小さな峠がありました。まぁ、大した坂でもないのですが登っていたら
なぜか2台の車にガンバレーという応援が(笑)。単純に嬉しいんですよね。こんな素人がダラダラ登っているだけですが、ああやって応援されると力が出ます。でその峠の頂上には、この花とハーブ館という建物が。
あ、ちなみにこの道路も日本ロマンチック街道です。この街道を最近走りまくりです。


上毛高原到着。夕方6:30頃に到着です。結果10時間少し掛かってしまいました。

今回も、自然がとても綺麗で、山登りもありとても楽しいツーリングになりました。

 

満月写真。

空を見上げたら満月が。ってことで、撮ってみました。やっぱりエッジがイマイチですね。手撮りの適当なカメラではなかなかよく写りません。


EOS 5D Mark II, 400mm+トリミング。

(祝)決勝進出:なでしこジャパン!:東京タワーも特別バージョンに。

なでしこジャパンが決勝進出を決めました。ライブで見ていましたが、本当に基礎レベルが高く、パス回しに関しては男の代表よりもうまいんじゃないかというレベル。
本当に素晴らしかったです。決勝で是非勝ってもらいたいですね!

東京タワーもなでしこジャパンのブルーカラーでした。

たまたまLumix GF1を持っていたので下まで行ってきました。やっぱりぶれていますね。三脚が無かったので気合いの手撮り。三脚を使っているカメラマンに三脚借りようかと思ったけど、見つからず・・・・。

安中榛名~横川~碓氷峠~軽井沢~北軽井沢~嬬恋パノラマライン~鳥井峠~真田~実家:ツーリング

ツーリングの記事を書く前に、私も随分長い間お世話になっている素敵な自転車ブログ、”タマルパ山通信”が、ご本人の素性も明かし、新しい自転車ジャーナルサイトを立ちあげました。

“THE BIKE JOURNAL” :  http://bikejournal.jp

私の素人底辺レビューとは違い、経験も実績もある方が読みやすい文体で公正に裁くというサイトでして、次々あがる記事が楽しみで仕方がありません。今はディープリムホイールの頂上決戦と題して、記事がアップされています。タマルパさんの記事が無ければ私も買っていなかったBora2が高評価を得られるのか楽しみなところです。また、最新のロードバイク開発は、”エアロ・空気抵抗”バトルと称し、ロングターム特集として、TREK SpeedConcept 9.9をレビューしていく様です。ツール・ド・スイスの最終ステージの個人TTでは上位が全てSpeedConcept独占で、しかも総合順位までひっくり返してしまいました。もちろん選手の実力もありますが、SC9.9は現在最も速く走れるロードバイクな気がしています。そのレビューも楽しみですね。私も欲しいです。

************ 本記事は以下より。 ******************

今回は、実家(長野県上田市殿城)でBBQをやるというので、帰省ツーリングをしてきました。日本橋から上田までは距離にして190km程度なので、もちろん東京から載っていっても良かったのですが、最近自然・山ばかり走っていると東京→高崎までのコースが平坦で且つ、都会のストップ&ゴーで面倒になり、先週と同様に、長野新幹線輪行で安中榛名駅まで出ました。

長野新幹線輪行:東京駅→安中榛名駅@始発

経路:安中榛名駅→横川(おぎのや:峠の釜飯)→碓氷峠(旧道)→軽井沢→中軽井沢→峰の茶屋→北軽井沢→嬬恋→つまごいパノラマライン→鳥居峠→真田→殿城

距離:119km、獲得標高:2638m

ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=1996564d0b3528b73a3c5c8acfc1c01f

登りのポイントは4つ。
1:碓氷峠@10~32km付近
2:中軽井沢~北軽井沢に抜ける峠@37~45km付近
3:嬬恋パノラマラインのスタート地点への登り@65~78km付近
4:鳥居峠@96~103km付近


広域地図。群馬から長野に入って、もう一度群馬に入って長野に戻ります。


いつも通り、東京駅から輪行です。前ホイールだけ取り外すフレームにダメージが少ないタイプ。
オーストリッチ 超速FIVE輪行袋 (ネイビーブルー)ってやつですな。ストロンガーなんとかという強化版もあるようですが、これは強化版では”ありません”。
先日の館山ツーリングで紹介しているように、バーエンド+軍手などで緩衝材を使っています。


安中榛名駅ロータリです。イマイチ何を撮っているのかわかりませんが、駅前は道もバッチリ整備され、”都会からの移住組”に期待しています。
このあたりは何もないという人も居ますが、チャリ乗りからすれば無いのが良いのです。ここに高層マンションが建ったら全く魅力のない街に。
駅前ロータリにコンビニがあるので非常に便利です。エネルギーゼリーなり水なりを買い込んで出発です。


安中榛名から横川までは10kmちょっとあります。逆に峠登り前の良いウォーミングアップになります。のどかで良いところです。


おぎのや到着。とりあえず朝飯を(敢えて)あまり食べてこなかったので、ここで釜飯を食べます。がっつり食って碓氷峠(旧道)登り。


5月に碓氷峠に登った記事でも紹介しましたが、途中、水道橋があります。ここは見応えありますね。
旧道は180個のカーブがあり、下からカーブの数が書いてあるので、ゴールが予想出来やすいです。
平均勾配は約5度、最大でも8~9度位(?)でしょうか、高低差はありますが距離も長いので勾配はきつくありません。


で、登頂完了。途中、3人ほど他のローディーが登っていました。
今回のお供は、Canyon Ultimate CF SLX 2010 + Campagnolo Bora Ultra Two。カンパフリーのホイールが手元に今これしかないので・・・。
チューブラーで行くのはややリスクがありましたが、写真の様に安チューブラータイヤを携帯して行きました。(結果としてパンクなし)
あと、山登りでディープリムかよという話ですが、このホイールは割と軽量なので全く問題ありません。しかもそれほど激坂登っているわけでもないし。

碓氷峠の頂上で、群馬と長野の県境で軽井沢町に入ります。


なんていうテキトーな写真ではありますが、ここは中軽井沢駅入り口の交差点。日本ロマンチック街道の1地点でもあります。
この中軽井沢から、写真の鬼押出しの方に向かって登っていきます。この坂が碓氷峠よりもよっぽど急坂でして、とってもろまんちっくです。
途中ローディーも3人登っていました。うん。キツイ。


さて2つめの峠を登ると、上には”峰の茶屋”が。ここで食時などを取ったことはありませんが、着替えたり、水分補給したりと一休み。
せっかく登ったのもここから長野原・北軽井沢の方へ一気に下ります。


まさかの2週連続同じ構図(笑)峠を下りている途中にちょっとした広場があって、この看板があります。
せっかくですので、記念撮影。

やはり、このホイールとコンチネンタル・コンペティションの組み合わせはとても素敵で、先週のクリンチャーと比べて随分乗り心地が良いです。
パンクさえしなければ(今回のツーリングではしていないけど)、個人的には理想的なホイール回りです。

とはいえ、この辺りのダンシング中に前ホイールからカラカラと。どう見てもホイールの玉当たりが弱そうです。帰宅後に要調整です。


さて、快適に下り続けると、”万座・鹿沢口”駅の近くまでやってきました。ここから144号に乗って鳥居峠に迎うのも良かったのですが、ネットの情報で嬬恋パノラマラインという道が極めて綺麗という情報を入手しました。そこで、144号には乗らずに、やはり”日本ろまんちっく街道”を草津方面に登って行き、”つまごいパノラマライン”の入り口まで登ることにしました。ちなみにこれは万座川になるんだと思います。


登っていく途中、綺麗な入道雲が・・・。ってことは、考えてみれば夕立が予想できたわけです。


登っていく間は、こんな感じで嬬恋の高原野菜の田畑に囲まれた道でした。


さて、レンズが曇っているのを気が付かずに撮影(苦笑
場所は:http://bit.ly/p1AOWB ここです。ここからつまごいパノラマライン(北ルート)がスタート。このあたりから雲行きが怪しくなってきました・・。


最高に、レンズの前玉が曇っています(笑)
とはいえ、こんな道をずーっと走ってゆきます。道の状態も良く、車もほとんど走らず自転車的に最高の道です。


iPhone4による撮影。入道雲がもくもく発生しまくり。こんな感じの綺麗な高原野菜田畑に囲まれた道を走ってゆきます。


予想通り、土砂降り。完全びしょ濡れ。このカメラ Panasonic Lumix DMC-GF1を首に掛けながら走っていたので、思いっきりぬれました。
それでシャッターが切れなくなりました。原因はシャッターボタン内に水が入り、接点部が水分で短絡しているようです。つまりシャッター押しっぱなしの状態。
電源を入れると直ぐにシャッターが切れて、その後シャッターが押しても撮影できない状態(まぁ押しっぱなしだから当たり前か)
というわけで、電源を入れて撮影し、また切るという作戦に。EOS一桁に慣れているとカメラなんぞ水でも大丈夫という感覚だったためウッカリしていました。


雨が続く中、こんな橋なども。晴れていれば最高に素敵な場所です。(とはいえ夕立の時間は10分程度ですが)


雨も止みましたので、靴下や上着などを着替え。山登りなのでいろいろ着替えを持って走っています。
大雨の中でもBora2とカンパ純正カーボンブレーキシューは特に制動力に問題はありませんでした。
まぁ若干効きが悪いかなという程度。私くらいチンタラ走っていれば問題は全くないレベルです。
写真の通り、チューブラー替えタイヤがツールボックスからはみ出しているのでツールボックスの中まで浸水・・・。


写真がしょぼくて萎えるのですが、要するにこういう道をずっと走れます。気持ち良いです。


さて、パノラマラインが終わると、最後は144号(長野道)を鳥居峠に向かって登ってゆきます。
鳥居峠はウチの地元でも割と有名な峠で、だいぶ覚悟していたのですが、群馬側からは(パノラマラインが終わったところが既にかなり登った後)それほど辛くなくあっさりと登頂。


とりあえず記念撮影。峠の売店がやっていることを期待していましたが、もう数年前には廃業しているようでした。
途中エネルギー不足になりそうで、不安でしたが後は下るだけなのでまぁ、いいかと。

ここからの下り坂が大変でした。長野側は地元で有名なだけあってかなりの激坂。下りはブレーキふみっぱなしで、ブレーキパッド(シュー)が溶けそうな勢いでした。
後でみてみましたが、やはり黒い粉が多数。そりゃ70キロオーバーで下っていけばある速度で安定するんでしょうけど、そこまでチキンなので攻めれません。
まったり、ブレーキ踏みっぱなしで下山。とはいえDuraAceとは違ってブレーキ+エルゴパワーが良いので特に疲れません。


最近の歴史ブーム?で、真田氏が有名な様ですね。鳥居峠を下り、まさに真田氏の本城跡なりを通過して、実家のある地域まで来ました。
写真の置くに見える盆地の市街地が上田市中心街です。

帰宅後、家族でBBQをやり落とした脂肪全て回復(笑)。途中雨が残年でしたが、距離も上りも良いコースでした。
チューブラータイヤのパンクだけが心配でしたが、何とか大丈夫でした。

峠を登るのは好みがあるかと思いますが、嬬恋パノラマラインは綺麗な道ですのでオススメです。

************** 次の日 ************

さて、土曜日→日曜日は実家に泊まり、日曜日は上京しなければなりません。
実家より、軽井沢までの約40km弱を走り、軽井沢から新幹線輪行で帰ってきました。
朝6時前に出発し、7:30の軽井沢の電車に乗れました。

雨の合間に若洲公園に超ショートライド。

雨の合間に若洲公演に超ショートライド。平日朝にも定期的に走っている距離なので近すぎますが、サイクリングコースは相当気持ち良いので、お気に入りの場所ではあります。
雨が降ったり、止んだりで結構水は飛び散り、フレームもどんどん汚れる始末・・・。
梅雨時期・前線・台風の時期は天気の読みが難しいですね。


この橋は、東京ゲートブリッジという名前に決定した様です。構造からしてチャリが通れないことは確実か。


今日は、Madoneが手術中なので、急きょ組み上げたLITESPEED Archon C2で行ってきました。
Canyon/Trek Madoneの2台体勢で行く予定で、ドナドナが決まっていましたが、震災の影響で(ご無事でしたが)キャンセルされました・・・。
ので、部屋の片隅に残っていましたので、同じく残っていたコンポで組み上げた次第です。カンパになれるとシマノ先生のコンポは疲れます(シマノユーザーさんスミマセン)
このバイクに興味がある方はご連絡下さいな。サイズはLです。


LITESPEEDは、2010年モデルですが、今年大流行のエアロダイナミクス形状のフレームです。前から見ると細いです。
そしてなかなかカッコイイです。


後ろから。
2010年の去年時では、1)エアロ形状、2)BB30、3)ISPによるベタな3痛フレームでしたが、
世の中が一気にエアロ形状ブームなので、2痛に収まりました。ISPも残念ですが、BB30がやっぱり残念ですね。
KCNC RD-Shimano BB30を使ってFC-7900 Dura AceのHT2クランクを通していますが、手でクランクを回しても明らかに変心しています。
困ったBBです。まったく。


いつものストレート。気持ち良いです。天気悪いけど。


塗装などは綺麗です。少なくともCanyonよりは。


リアタイヤがフレームに相当接近しているのが分かりますかね。エアロ形状かなり攻めています。
先日S-works Vengeを生で見てきましたが、ここまで攻めていませんでした。


カンパと違って、やっぱり良く入りますね。鉄のかたまりというイメージです。変速イメージが。


相変わらずアウターワイヤーの取り回しがヘタで恥ずかしいのですが。


Mavic R-Sys SLR

山ばかり走っていると平坦を走るのはだいぶ物足りなくなってきました。

軽井沢~草津温泉~上毛高原ツーリング:新幹線輪行で。

今日は、

輪行で東京→軽井沢(長野新幹線あさま始発)

軽井沢→草津温泉→上毛高原にツーリング

輪行で上毛高原→東京(上越新幹線)

で帰ってきました。

ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=b0570f6acc052633eb68640811f72308
距離:113.5km
獲得標高(登り):2200m


クリックすると拡大。

って、これだとどこだか分からないので、東京湾が見える地図は↓

この辺です(黄色丸が軽井沢)。軽井沢は長野県で、草津、上毛は群馬県になりますね(って常識?)


4つの山登りがあります。
1)軽井沢から長野原に抜ける峠
2)長野原から草津高原まで
3)長野原から暮坂峠
4)名前はわからないけど、上毛高原に抜ける峠


長野新幹線で輪行です。始発でしたのでガラガラかと思いきや、トレッキングの格好をしたおじさま、おばさまがたくさん!7割くらいの乗車率でした。


なんていうどうしようもない写真。とはいえスタートの軽井沢駅をマトモに撮っていなかった・・・。
写真のとおり、到着の頃は天気も悪く少し雨もぱらついていました。あと、ここはいつ来てもSoftbank網がだめですね。軽井沢駅でダメってどういうことなんだろう。


なんとも写真が酷いのですが、中軽井沢駅の廃れっぷりも酷かったです(笑
こんな駅だったかなぁ・・とびっくりしました。金はないとおもいますが、ちゃんと街としてマーケティング・ブランディングをしなければならないですね。
良い場所なのにもったいない。

さて、平坦なのはここまで。これから”日本ロマンチック”街道を上ってゆきます。いわゆる146号ですね。
第1登りポイントでした。


で、いきなり登り切っちゃったところです。まだまだ天気が良くないです。滝汗状態です。
写真にうつっているような自然に囲まれた、まさに軽井沢的といえる森林の間を通る道でした。
看板にあるように、この峠の頂上から、右にいけば白糸の滝(チャリは有料道路:白糸ハイランドウェイを通れない)、
左にいけば、鬼押し出し、嬬恋(チャリで通れるか未確認)、そして今回向かった草津、長野原方面です。
ここからは長野原まで下りです。長野原は軽井沢よりも標高が低いので、つまり、今の峠で登った分以上に位置エネルギーを失います。


この下り坂を下りているあたりから天気が良くなってきました。そして軽井沢では少なかった田畑が多く、多くの農作物が植えられていました。
今回のお供は、LITESPEED Archon C2 + Easton EA90 Aero。車体重量は重たいのですが、私的に一番気楽なバイクです。
なにせMadoneがワランティ交換で新フレーム到着待ちですので、それまでは、CanyonとLitespeedのローテです。


もうまったく構図が酷いのですが、この辺のマップがあったので載せておきます。参考になれば。写真はクリックすると拡大できます。


このあたりは、軽井沢っぽい感じですね。


レタスですな。このあたりは農作物が極めて綺麗に植えてあって、綺麗な地域でした。


どんどん下っています(長野原に向かって)。だんだんモヤが取れてきて晴れ始めてきていました。


基本的には交通量は少なく、こんな感じの道をたんたんと1人で走る感じでした。
一方で、峠登りで大きなトラックやバスなどは、急坂でなかなか登らず真っ黒な排気ガスをはいている車は何台も見かけました。
あれを吹きかけられるとチャリ的にはかなり厳しいです。登坂車線やチェーン着脱場所などたくさんありましたし、今回の峠は豪雪地帯もありなかなかタフな坂でした。


こんなのどかな田んぼの風景が。


川はやっぱり綺麗ですね。どうやら昨晩は大雨だったらしく、水は泥水でした。


途中で見つけた”古民具”屋。これは載せなければなるまい。積んであるのが商品です。うん。すごい品揃えでした(笑


途中、東京電力の水力発電設備がありました。まぁ、どうでもいいけどさ。

このあたりから、草津温泉に向けて2つめの峠登りです。すっかり長野原で標高がおちたのでかなりの登りでした。途中フロントインナーリングに落とさざるを得ないポイントが一カ所ありました。


一気に登り終えると、また滝汗状態でした。ロマンチック街道の地図がありました。私の実家のある上田がスタートなのですね(知らなかった)


さて、草津温泉といえば、湯畑。硫黄のにおいも強烈でした。


あまりの蒸気にチャリを近づけるのは良くないかなと思いましたが記念に(笑
ノーマルクランクなので、登りは貧脚にはきついです。シマノフリーのホイールは、これしかないので仕方がないのですが、車体全体は重たいです。
これだけ山登りのツーリングでしたので、Canyonで来たかったのですが、クリンチャーホイールがなかったので、今日はこちらで。


ちなみに、今日は、ツールボックスに、チューブ2本、CO2一本、十徳ナイフ的ツールを入れて、あとは写真のように携帯ポンプを付けています。
田舎でも、自動販売機は定期的にあるのでボトルは1本で十分でした。個人的にサドルバッグがあまり好きじゃないのです。


足湯だけ入ってきました。草津にいって温泉に入ってこないのも相当に微妙なんですが、自転車を預けられないんですよね。
休憩的に宿に入ればいいんでしょうか・・。何か考えないともったいなすぎる。


本家ちちやでの温泉まんじゅうを頂きました。ご主人にとても有用な情報など頂きました。


温泉まんじゅうできたてを1つずつ頂きました。お茶まで出してもらっちゃいました。
本音をいうとまんじゅうは好きではないのですが、ツーリングでは別です。エネルギーがいるので最適かもしれません。
あと2つの山を登らないといけないので、エネルギー補給は欠かせません。

さて、ここから、再度長野原の方に(登った分を全て)降りてしまいます。このあたりは本当に峠という感じで、一つの山を越えるごとに坂道を登らされ、頂上でまた全て下ろされるという道が続いています。


さて、3個目の山登りの頂上:暮坂峠という言うみたいです。3個目の頂上でも滝汗。実際にはバックパックにインナーシャツの着替えを山の数だけ持って行って正解でした(笑
すぐに下りになるので体が冷えちゃうんですよね。登り切って滝汗で、着替えを繰り返しました。


さて、4個目の登りに入っています。この峠は相当に山の中でして、車もほとんど通りません。
途中に一軒家が。田んぼなども綺麗に耕作していました。この辺は本当にのどかでした。


そんなこんなで4つの山(峠)を越えて、上毛高原駅に到着。


終着駅の上毛高原駅(じょうもうこうげん)です。ここから上越新幹線で輪行して帰りました。
上越新幹線は、2階建てのMAXが走っています。これは輪行には非常に不向きの車両ですから少し注意が必要ですね。

さて、今回は天気も良く、4つの山登りもあり、自然も超うつくしく、良いツーリングになりました。
このコースは結構オススメです。しかし、かなりsoftbankが圏外な箇所ばかりですので、途中でトラブった時はリスクがあります。