2012年5月のフィットネス統計

あっという間に5月が過ぎて行きました。今月も仕事が忙しくて、平日の朝は少しの距離しか走れないこと日が多かったです。ふぅ。

2012年5月のフィットネス統計:

ロードバイク:374.67km
マウンテンバイク:572.72km
ママチャリ:159.15km
バイク合計:1106.55km

ランニング:21.53km
スイム:0km

ランとスイムが論外にヤバイです。と、毎月言っております。以前はランニングも毎月200kmは最低走っていたのですが、今は雨の日でバイクに乗れない時しか走っていないので全く距離が伸びません。
6月から朝トレのトレーニングスタイルを変更する予定です。

まずは朝トレ用のTREK MAMBA XTに↓これを取り付けます(週末に)。少しは定量的に評価できるようになるかな。

2012/05/20 – 2012/05/26の朝模様

さて、毎度の朝模様(朝トレ時の空写真)ですが、その前にジーロ・ディターリアでチームカチューシャのホアキン・ロドリゲス選手がマリアローザをキープしています。本日の最終日個人TTで逃げ切れればCanyonのグランツール勝利ですね。私が良いと思ったフレームを買うとそのチームは軒並み不調になるという傾向があるのですが、今回もCanyonを手放してから一気に調子が良くなってきました(笑

さて、

◆2012/05/26

http://instagr.am/p/LEeb-SFX_z/

◆2012/05/25

http://instagr.am/p/LBjR0ZlX_8/

◆2012/05/24

http://instagr.am/p/K-6xh1FX-6/

◆2012/05/23

http://instagr.am/p/K8bDuplXyi/

◆2012/05/22

http://instagr.am/p/K5zYXQlXx5/

◆2012/05/21

http://instagr.am/p/K3ORZOlX9f/

 

 

人工衛星が群になって地球を回るA-TrainコンステレーションをGoogle Earthに表示するシステム。

さて、前回の記事でSpaceXのドラゴンと国際宇宙ステーションの現在位置を表示するシステムを公開しました。

参考:SpaceXのDRAGONとISS(国際宇宙ステーション)のドッキングをリアルタイムでGoogle Earthで見るシステム。

まずは上記の参考記事を読んで頂きたいのですが、同じGoogle Earth上にリアルタイムで軌道計算をするシステムを用いて、A-Trarinコンステレーションという複数の衛星(現在は5機)が同じ軌道面を連続して回る様子を表示するシステムを公開します。

*1)Windows, Mac OS XのGoogle Earthでは、現在位置と軌道線を表示でき、更にその位置が動いていく表示ができます。
*2)iOS, AndroidのGoogle Earthでは、以下のKMLのURLのリンクをクリックすることで、現在位置と軌道線を表示できます(事前にGoogle Earthアプリをインストールしておいてください)

気象衛星(ひまわりなど)は静止衛星と呼ばれ、地球の自転と同期して回る(=1日に地球を1周している)ことで、常に日本上空(36000km)に居て、おなじみの気象画像を地上に送り届けてくれています。一方で地表から近傍を飛ぶ(回る)衛星を低軌道衛星と呼び、例えば低軌道衛星のひとつである国際宇宙ステーションは、1日に地球を約15周しています。どんどん地球を回っていくので、世界中のいろいろな上空を通過するわけですが、最近の宇宙利用の中で、複数の”低軌道衛星”を用いて、協調的なミッションを行う”コンステレーション”(群衛星)という考え方があります。利点としては、同じ地域の撮影を数分おきに撮影して、その短い時間での変化を調べたり、また3Dの立体撮影に応用したりと利点が多いのです。GPS衛星も30機以上の群衛星なので(低軌道ではないですが)コンステレーションと言えますね。

さて、各国(主にアメリカ)が協力してA-Trainコンステレーションというプログラム(プロジェクト)があります。

参考:A-Train(衛星コンステレーション) – Wikipedia

既に、Aqua, Aura, Cloudsat, CALIPSOという4機の衛星が群になって隊列飛行をしています。そこに先日JAXAなどが打ち上げたGCOM-W1 (しずく)が加わることになっています。そのA-Trainの一番前を飛ぶことになっており、現在そのトレインに乗ろうと軌道変更をしている最中です。今回のシステムは、既にトレインになっている4機の衛星に、”しずく”を加えた5つの衛星の現在の位置をリアルタイムでGoogle Earthに表示するシステムを開発しました。

ぶっちゃけ、民間の人工衛星ベンチャーをやっている者としては、JAXAなどの衛星を紹介してもしょうがないのですが、ラボの先輩・後輩はJAXAおよび大型衛星メーカーに勤めていますし、そもそも”コンステレーション”という考え方を知って欲しいので開発・公開することに致しました。コンステレーションはメリットが多く、いろいろなミッションが考えられるため将来性があります。しかし多くの衛星を開発しないといけないので、衛星の開発費が圧倒的に安い民間の衛星ベンチャーの出番ってわけですね(それを言いたかった)

さて、Google Earthに表示させている状態が下図です。(4機が並んで飛んでいるのが分かりますでしょうか?クリックすると拡大)

◆表示の仕方(基本的には前回のSpaceX Dragonの表示の仕方を理解できているものとします)

ネットワークリンクのURLをA-Train用に変更する:https://www.spacewalker.jp/mrorbit/CurrentATrain.kml

以上です。

本日の時点では、”しずく”はかなりA-Trainからは外れていることがわかります。

SpaceXのDRAGONとISS(国際宇宙ステーション)のドッキングをリアルタイムでGoogle Earthで見るシステム。

* 2012/06/01 : DRAGONが大成功の内に地球に帰還したので、システムの公開をストップ致します。以下は、残骸。

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*追記:本システムは、NORADによる最新の軌道情報によって軌道計算をしています。一方でこの情報の更新が数時間に1回ですので、現時点でのISSとDragonの実距離よりだいぶずれているようです。その点をご理解ください。

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米国の民間ロケットベンチャーSpaceX社が、Falcon9ロケットを使って国際宇宙ステーションとドッキングするDragonを打ち上げました。

打上自体は大成功しました。素晴らしいです。”民間衛星開発ベンチャー”を起業している私としては、衛星をいくら安く作ってもロケット打上費が高い現状ではプロジェクト全体の予算がなかなかコストダウンできません。その為、SpaceX社の様な民間ロケットベンチャーの成功は、嬉しい限りです。とはいっても、Falcon9ではなくFalcon1をもっと上げて欲しいのですが・・。

参考1)ファルコン9 – Wikipedia
参考2)ドラゴン(宇宙船) – Wikipedia

今までスペースシャトルが、国際宇宙ステーションへ人と物資を運んでいたのですが先日引退してしまいました。他にもロシアのプログレス補給船、日本のHTVなどがあるわけですが、今回米国の民間会社であるSpaceXが、ファルコン9というロケットを使ってドラゴンを打上げ、そのドラゴンが物資を運んでまさに国際宇宙ステーションとドッキングしようとしています。

ドラゴンはファルコン9ロケットから切り離され、現在国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングすべく、軌道を近づけて接近中です。
そのリアルタイムの2つの追いかけっこをGoogle Earthで表示するシステムを作りましたので公開します。時速28800km同士のドッキングをどうぞご覧ください。


まぁ、何年も前から公開しているシステムに、今回ドラゴンの軌道情報を追加しただけの物ですが。

2012年5月23日のお昼現在は、以下の図の様にDRAGONがISSに少し遅れて接近している状態です。
Google Earth (Windows版 or Mac OS X版)がインストールされていれば簡単に見られますのでお試しください。
ISSとドラゴンがGoogle Earth上に随時移動しながら表示されます。

スマホやタブレット版のGoogle Earthでも表示は出来ると思います。しかし随時更新ができない?かもしれません)

◆今回開発したシステムを使っている様子。Google Earth上に現在の(リアルタイム)の2つの宇宙機が表示されている。

◆使い方。

(1)(最新版の)Google Earthを起動する。

(2)「下図の様に」上記ツールバーの”追加(A)”>>”ネットワークリンク”を選択する。

(3)下図の様に設定する。

・名前(何でも良い):ISS – Dragon
・リンク:(2012/06/01:リンク削除)
(*私のiPhone 4s / Androidで上記のリンクをクリックしたらGoogle Earth iOSアプリが起動し表示できました^^)v 先にGoogle Earthをインストールしてくださいね)
・”更新”タブの、”実行間隔”=定期的に変更し、4秒程度に設定する。この秒数毎に表示が更新される。
・設定後:OKボタンを押す。

(4)無事表示されているはずである。

まぁ、突貫工事で作ったシステムですが、ドッキングに向けて、2つがどんどん近づいていくのでお楽しみに。

********** 追記 *************

同じようなシステムを追加で開発しました。人工衛星が群になって地球を回るA-TrainコンステレーションをGoogle Earthに表示するシステム。

安中榛名駅→碓氷峠→軽井沢→峰の茶屋→二度上峠→サイドカットパンクによりDNF

この記事は自転車専用ブログに移行しました。

http://bike.spacewalker.jp/archives/8216

 

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夕方からミュージカルを見る予定があったので、さっさと行ってこられるというコースで、走り慣れた山岳周遊コースに行ってきました。ところが、峠の下りでパンクし、DNFしました。

ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=e174e4d325e4d4193746693db388e58f
距離:100.2km
獲得標高:2027m

安中榛名駅→おぎのやドライブイン(横川)→碓氷峠(国道18号:旧道)→軽井沢→中軽井沢@ロマンチック街道→峰の茶屋→北軽井沢→二度上峠→安中榛名

距離が100kmちょうど、獲得標高2000mという、トレーニングとしても良いコースセッティング。風景も含め絶大にお勧めできる周遊コースだと思います。
今回は、8時に安中榛名駅に到着し、8:30に出発、13時に安中榛名駅に帰ってくるというタイムセッティング。平均22km/hで走れば良いので何かトラブルが無ければ問題のないスケジュールでした。が後述するリヤタイヤのサイドカットによるパンクが二度上峠下り中に発生し、大変でございました。


(水平出てないけど)。良い天気でした。安中榛名駅を出発。相変わらず超綺麗な駅です。全く人はいないけど。


駅から直ぐに気持ち良い下りがあるのですが、上から見ていると白スポークが綺麗で写真を撮ろうかと。しかーし、このホイールが後半でトラブルに(リアタイヤだけど)
白スポークはお勧めです。


碓氷峠は天気もよく木漏れ日が綺麗でした。この峠は最高ね。


レンズを指で触ってしまったらしく、白くなってしまいましたー。なんて言う素人ミス・・・。液晶では気が付かないんですよね。あ、碓氷峠頂上。


峰の茶屋に向かって登り中。浅間山が綺麗でした。


二度上峠頂上からの浅間山。タイヤの下が切れているけど。


さて、時間も十分残して、あとは二度上峠を下るだけ!と思ったところ、リヤタイヤが、”パン”という音がして、とにかく急ブレーキを掛けました。


何とか転倒することなく、とまることができました。やれやれパンクか?ということで、時間もまだ余裕があるので替チューブで修理と思いきや。


(帰宅後に家で撮影)サイドがかなり長い幅に渡ってボロボロに穴が空いていました。これでは替チューブをいれて空気をいれても直ぐにパンクしてしまいます(しまいました(笑))
写真の左側に、Continental Grandprix 4000sのロゴがありますが、あの辺までずっとサイドカットが続いています。
おそらくは、峠を下っている際に何か溝に落ちて、サイドが引きずって切ったのでしょうね。それに連鎖してチューブが破裂したのかなと。正直体感としては溝に落ちた感覚は全くありませんでした。

恥ずかしい話、今回久しぶりにクリンチャーでツーリングにでかけましたが、携帯品が甘く、替えチューブしか持っていっていませんでした。パッチなども全く無く。
現地で、スマホ経由でローディー知人とやりとりしていましたが、こういうサイドカットの場合に、”ウィダーインゼリー”などの銀袋や、濡らしたお札などを中に貼り付けて応急処置をするなどのテクニックを教えてもらいました。
一方で円周の1/3以上サイドカットされているので、何とも修理も大変です。こういう時にチューブラータイヤはタイヤごと交換できるので安心感はありますね。非常に良い経験になりました。


結局、峠の途中で自走不能になったので、タクシーを呼んで帰宅してきました。
悲劇はもう一つあって、この写真でわかりますかね?フロントホイール(パンクしなかったほう)のZIPPのクイックのレバーの反対側のナットがどこかにいっていました。
その為、東京駅に到着して自宅まで(リヤタイヤパンクのため)引いて帰ろうかなと思いましたが、フロントホイールがつけられないので、担いで帰ることに。散々でした。


このZIPPのチタンクイックですが、とても軽いのですがあまりに華奢でちょっと使用に不安があります(個人的な感覚ですが)。上記の通りフロントのナットがなくなったので他社のクイックに替えようかと。

さて、ENVEクリンチャーですが、なかなか良いホイールですね。さすがにクリンチャー的な乗り心地の悪さはありますが、それでも(リア24Hというのもあり)峠などは登りやすいです。
この感覚から想像するにENVE SES 3.4のチューブラーなんて軽くて凄く反応がよいオールラウンドホイールでしょうね。

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ところで今回一番の活躍は、Docomo網のiPhone 4sです。二度上峠のしかも少し下ったあの場所で電波が受かるのはおそらくドコモだけでしょう。
やはり、腐ってもドコモですな。かといって”スマート”ではないアンドロイドなど全く使う気はないので、SIMフリー iPhone 4s (Xi契約)が最強です。
参考:iPhone 4s SIMロックフリー版をDocomo網で使う。その1。

最近の若洲・お台場・晴海埠頭の朝焼けっぷり。

平日は、毎朝朝トレに行っております。朝方人間ですので朝日を浴びながらのチャリ朝トレなり、ランニングは気持ち良いもので、排気ガスが臭くても、トラックの運ちゃんに幅寄せさせられてもニコニコ走っております。

最近の若洲の朝の空模様、朝焼けなどをだらだらと。書きたい記事がいろいろあるんですけどもちょいと時間が撮れないので、芸もなく写真をペタペタと(思考停止)

 

ちょいと開発中の人工衛星の紹介。

というわけで、開発しております人工衛星がお客さんの元に移動し(昨日持って行った)、各社から報道されております。
記事のURLだけ紹介(私の方で記事の内容を上回るリリースを出せないので)
全て弊社内(御茶ノ水のオフィス)でゼロから設計・開発している衛星です。

◆テレ朝news
北極海観測に民間初の超小型衛星 海氷をモニター
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220515038.html

◆マイナビニュース(最も詳しい。さすが大塚さんです)
ウェザーニューズ、9月打ち上げ予定の「WNI衛星」実機を報道公開
http://news.mynavi.jp/news/2012/05/16/009/

◆日本経済新聞(動画)
ウェザーニューズが北極海観測衛星
http://www.nikkei.com/video/?bclid=67379774001&bctid=186481789002&scrl=1

◆テレ東:ワールドビジネスサテライト
北極海の氷観測 超小型衛星の実機公開
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/news/post_20435

◆朝日新聞
民間初の超小型衛星 ウェザーニューズが公開
http://www.asahi.com/special/space/TKY201205150760.html

◆読売オンライン
民間初の地球観測用超小型衛星…北極の海氷監視
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120515-OYT1T01090.htm

◆日本経済新聞
ウェザーニューズ、北極海観測衛星を公開 9月にも打ち上げ
http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C93819696E3E7E298E48DE3E7E2E7E0E2E3E08698E3E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2

◆産経ニュース
「北極航路」宇宙から観測 民間衛星で海氷予測へ
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120515/trd12051517010014-n1.htm

というわけで明日の新聞にも上記と同様の内容ができるかもしれません。
イヤラシイ話ですが、ちょっとした紹介でございました。
(そういえば、このブログはspacewalkerだった・・・。最近宇宙ネタを全然書いていなかった)

安中榛名駅~須賀尾峠~草津(湯畑)~天狗山~志賀草津道路閉鎖~つまごいパノラマライン~地蔵峠(湯の丸)~軽井沢:ツーリング

この記事は、自転車専用ブログに移行しています。

http://bike.spacewalker.jp/archives/8097

 

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さて、また群馬・長野方面にツーリングに行ってきました。途中で、既に開通していたはずの、”志賀草津道路が閉鎖”というアクシデントがありコース変更になりましたが、天気も良く素晴らしいツーリングになりました。

(走る予定だったコース):安中榛名駅~須賀尾峠~草津(湯畑)~渋峠(引き返し)~草津~つまごいパノラマライン~地蔵峠(湯の丸)~佐久平駅
ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=e30ee6b9b6ec94d22ae78efadd82a460

(実際に走ったコース):安中榛名駅~須賀尾峠~草津(湯畑)~天狗山レストハウス先で道路閉鎖(引き返し)~草津~つまごいパノラマライン~地蔵峠(湯の丸)~軽井沢
ルートラボ: http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=bbaa206bc11e68ce26a90c89c970ad7d
距離:147km
獲得標高:3705m


1)風戸峠:これは盲点でした。いままで安中榛名駅から倉渕に向かう際に、”安榛トンネル”を通っていました。今回はじめて、その道ではなく、風戸峠を通ってみたところびっくり。おそらくもともとこの峠がこの山を越える道だったのでしょうね。この峠を避けるために、”安榛トンネル”を作ったと思います。はい、まだ全然体がウォームアップしていないところで13%の登り。焦りました(笑)。というわけで、安中榛名に降り立ったときに、いきなり体を使いたい方は是非、風戸峠を!(笑)

2)?峠:本来は二度上峠を越えるのが良いと思いますが、今回は長旅だったので、須賀尾峠に向かう比較的緩やかな道を選びました。須賀尾峠の前に確かにちょっとした起伏がありましたが、名前もないし。

3)須賀尾峠:あんまり道が良くありません。あと、二度上峠に比べて交通量が多く、北軽井沢方面に抜けるなら、峠の質を考えると断然二度上だと思います。ただ、二度上峠に登ってしまうと、それなりに足を使ってしまうため(私のような貧脚の場合)、その後のコース取りは留意する必要があります。

4)草津への登り(292号):草津へ上がる道は何個かありますが、今回は”長野原草津口駅”の方から上がる道です。それなりにダラダラ登りが続きますので、”峠”ではありませんが留意は必要です。渋峠を考えると草津までは簡単に上がれるとは思わずに、この登り坂も一応確認を。

5)草津→渋峠(志賀草津道路):天狗山レストハウス先で閉鎖していました。もちろんツール・ド・草津の頃に開通していますが、一昨日季節外れの雪が降ったらしく、本日は除雪の為閉鎖させられていました。残念!

6)つまごいパノラマライン(北ルート):後述しますが、嬬恋の高原野菜畑の中を(極めて美しい道)爆走できます。素晴らしい。ちなみに標高図を見ればわかるように起伏が激しいので(登りもたくさんある)注意が必要です。今回は北ルートの入り口から入り、南ルートに切り替わる辺りで、7)の湯の丸側に離れました。

7)湯の丸高原(地蔵峠):嬬恋側から登る道もそれなりに傾斜がありました。やはり今回のツーリングでいう下りる側(東御市側)はヤバイですね。激坂でした。

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さて、今回は北風が鬼の様に強く、基本安中榛名から北側に向かっていたので始終向かい風で非常にきつかったです。よって気温も5度程度。草津は0度に近かったです(雪降っていたし)。しかし天気は最高で本当に綺麗な山々が見えたので写真貼りまくりで。写真はクリックすると拡大。


長野新幹線安中榛名駅。毎度です。今回は、ランドナーの方も輪行でいらっしゃいました。ランドナータイプのチャリって泥よけもはずれるんですね。私の方が早く組み上がりましたので、挨拶してスタート。


安中榛名駅から(初めて通った)風戸峠頂上付近より。とても緑が綺麗な場所。安中榛名駅周辺は最高です。それにしても、全く体が温まっていないところで13%登りはビビりました。


草津街道沿いの倉渕あたりの風景。のどかです。ウチの母方の祖父・祖母の家にそっくりな赤屋根の家があったのでパシャリ。
この辺りでテンションあがりまくりです。やはりロードバイクは都会で乗っていてもしゃーないなと思わざるを得ない快適な道と風景。
そもそも自転車が走る車道の左側に変な細かいゴミが落ちていないので、何となくですがパンクもしがたい気がします。お台場のあたりってゴミだらけで走っていても”ポツポツ”言っているし・・。


上記標高マップにおける”?峠”のあたり。ちょっとした登りです。道はそれなりに古くて痛んでいます。
ちなみに超お勧めの二度上峠は去年工事をして、峠付近は極めて綺麗な道です。


”須賀尾峠”開始の看板です。大した峠ではありませんが、やはり”この先7.6km間は連続雨量100mmに達したとき、通行止め”に。峠といえば、”連続雨量で閉鎖”看板ですが、これを見るとテンションあがりますね。


写真が酷いですが、須賀尾峠の頂上です。大した峠じゃないので、特別頂上の看板がありません。峠を越えると長野原町に入ります。
あ、ちなみに今回は、Bora Ultra Two の50mmディープリム(チューブラー)で行きました。やっぱり快適ですね。やはり登りに80mmはねーなと思ったり(今後も使う予定だけど)


須賀尾峠を越えてからの下り。緑がとても綺麗な道でした。


須賀尾峠を下りると、”ザ・無駄遣い”の橋が。全くこんな物不要です。本当に下らない橋です。お金がもったいない。この地域から明確に浮いています。
こんなアホ建造物は今後は建てないようにして欲しいですね。下品極まりない。


さて、長野原草津口駅より、草津の方に上がっていきます。峠ではありませんが、この坂も 連続雨量が多いと通行止めです。


こんな感じでそれなりにクネクネで、傾斜もある道を上ってゆきます。


さて、草津温泉の湯畑に到着。そういえば2,3週間前にも来たばかりなのですが。今回は天気もよく観光客が実に多かったです。

草津あたりでは粉雪が舞っていました。気温も氷点下に近い温度。極めて寒く、足湯に入っていてそれほど暖かくありませんでした。とにかく山からの吹き下ろしの北風が寒すぎてびっくり。


天狗山レストハウスよりちょっと上がったところのゲート。志賀草津道路は、一昨日の降雪の為に閉鎖していました。残念。


草津は桜が満開から少しピークを越えた位でした。綺麗でした。


さて、草津から少し下りて、群馬県嬬恋村の高原野菜地域を走る、最高に素晴らしい”パノラマライン”に入ります。ちなみに”北ルート”の入り口になります。

その前に留意点としてパノラマラインは、コンビニは皆無、パンなど売っているお店も殆どなく、自動販売機も殆どありません
つまり、パノラマラインに入る前に、十分に食料・水分を確保しておく必要があるので、この点はご注意を。草津から少し下がってこの北ルートに入る場合は、

292号沿いのセブンイレブンで補給すべきだと思います。これ以降はしばらくありません。
セブンイレブンの位置:http://g.co/maps/xa6pw

さて、ここから”極めて美しく”、”極めて走りやすい”パノラマラインの爆走(当社比)です。


はい。パノラマラインの入り口に入って直ぐにこんな道。如何に素晴らしい道か伝わりますでしょうか。
こういう道を走ってしまうと、100~200mごとに信号に止めさせられる都内でロードバイクを乗る意味がわかりません(笑
もちろん北海道でも沖縄でもこういう道はたくさんあるかと思いますが、東京から気軽に来られる、そして起伏があって登りもあるという山岳道として、非常に素晴らしい道だと思います。


ここは、つまごいパノラマラインのマップが置いてある展望台的な場所。
パノラマラインは上りも下りもある起伏がある道です。がっつりと下りで飛ばして、また登らされるの繰り返しです。車は殆ど通りません。


渓谷を越えるようなところはこういった橋も何本もあります。極めて走っていて気持ちが良いです。


ちょっと振り返って写真を撮りました。下に集落が見えますね。中央奥から今走ってきたパノラマラインが見えます。如何に自然の中を走って来られるわかるかと思います。
ちなみに一番奥の山の上の雪ががっているのが、草津、渋峠のあたりですね。まぁ、こうみれば道路が閉鎖されているのもわかります。


さて、嬬恋村といえば超良質な高原野菜です。パノラマラインを半分くらい過ぎると今度はずっと高原野菜の畑が現れます。皆様土曜日でしたが仕事をされていました。そこにチャリで走っていて申し訳ない・・(私が農家の出身なので・・)
それにしても綺麗な道です。中央ちょいと左側が浅間山です。

ちなみに天気は良いですが北風が超強いので雲がどんどん流れていました。


もう極めて素晴らしい道と、申し分ないバイクセッティングに快適でした。やはり50mmディープはバランスが良いですね。こういった起伏のあるストレート道を爆走(当社比)するには素晴らしいホイールでした。とはいえ、やはり80mmでもう一度来たいですね。

ツールボックスには、工具とCO2あたりが入っていますが、Bontrager RXLボトルケージはちょいと強度が弱くて振動でこのツールボックスがビビってました。Bontrager XXXボトルゲージはかっこいいのですが、500ccのボトルまでしか使えないってことでRXLにしましたが、それでもちょいと華奢ですね。なかなか軽くて良いケージがありませんねぇ・・・。


うーん、素敵過ぎる。車も来ないし。
こんな感じの風景がずっと続くので、自販機もコンビニも無いのが分かるかと思います。


(クリックすると拡大)しょぼい写真で申し訳ないのですが、パノラマラインのマップ。図の左下の”赤線”の部分が北ルートの入り口。
この写真は図で右側に走ってきて、”愛妻の丘”に設置されているパノラマラインのマップです。
”嬬恋”っていう名前だけあって、愛妻の丘があるわけですな。

嬬恋の由来は、Yahoo知恵袋に。群馬県 嬬恋村 「嬬恋村」の名前の由来ってどんなものですか?
(本当かどうかは検証しておりません)


さて、パノラマラインの北ルートを越えて、南ルートには”入らずに”。湯の丸高原を越える地蔵峠に登ってゆきます。
この地蔵峠は、長野の地元の友達に言わせると”東御市側”がなかなかタフな坂道なので今度登ってみてと言われていました。
今回はコース上の関係で、東御市側ではなく、嬬恋側からですが坂を見ておく意味でも越えておきたかったので、今回はコース後半に設定。
もう一つ峠を登るのに全く食料補給が取れないので、草津でエネルギーゼリーを3個買ってきたのは正解でした。
さて、写真はその峠を登り始めるときに見つけた”丁石百体観音像(ちょうせきひゃくたいかんのんぞう)”です。地蔵峠というだけあって、数百mおきに100体の観音像がおいてあります。これを見るなり数えていくのも楽しみですね。
嬬恋側のこの像は、”100番目”。つまり坂を登っていくと数字が減っていき、頂上は80番です。


桟敷山(さじきやま)です。登っている途中で見えました。嬬恋側からの登りは大したことがありませんでした。白樺とか綺麗でした^^)v


さて頂上に到着。地蔵峠みたいな看板があるかと思いきやどこにも無し。というわけで、先ほどの80番目の観音様の前で。標高で1730m程度あるので結構寒かったです。雪は無かったですが。


さて、知人が”タブな坂だよ”といっていた坂の”下り”開始。最初から10%下りでした。その後下りていきましたが、確かにこれは凄い坂でした。
もうブレーキを掛けっぱなしで、しかも超ヘアピンが続くので下りるのも大変。Hyperonのクリンチャーだったら定期的に止まって休まないとリムがチンチンでやばかったかもしれないです。
参考までに途中でとまってBoraのリムを触ってみましたが、全然問題なし。やはりクリンチャーリムは薄いのとクリンチャータイヤを受ける構造的に熱が溜まりやすく逃げにくいのでしょうね。Hyperonのチューブラーなら問題ないのかもしれません(去年の美ヶ原を下りたときのリムの熱さは異常だったものであの頃から妙に気になっていて)

ちなみにこの坂はルートラボで見ると、距離12km、標高差1050m、平均勾配8.8%の素敵な坂です。今度、東御市側から登ってみます。


さて、峠を下りて軽井沢駅に戻り新幹線で輪行です。
のらりくらり走っていたのでもう夕方に。北風が鬼の様に吹いていましたが天気も良く気持ち良いツーリングとなりました。

つまごいパノラマラインは非常に素晴らしい道ですので是非ロードバイクで走ってもらいたい道ですね。安中榛名や高崎あたりから行くと若干距離がある場合は、吾妻線あたりで近くまでアプローチしても良いかもしれませんね。そもそも草津を通るので一泊あたりしても良いかもしれません。

そういえば、中軽井沢から軽井沢駅に向かっていく途中でブルベライダーに遭遇。さっと抜いたところ背中に付いたので、少しスピードを落として5kmほどひっぱってあげました。調べてみると昨日は400kmのブルベが2種類開催していたみたいです。400kmを越えるブルベの連中は本当にすごいです。