2009年2月の東京写真

タイトルとは関係ないですが、そろそろ米国アカデミー賞が発表ですね。
「おくりびと」は私も大変感動し、素敵な映画だと思いましたので、ぜひ受賞してほしいものです。
一方で、今の日米の経済事情と関係を考えると、「おくりびと」は日本の映画ということで受賞する気もします。(夢のない話ですみません)

さて、今年2月は、5月並みの暑さの日があったり、30数年ぶりに黄砂が舞ったり、めちゃくちゃな気候ですね。
今回はそんな2月の東京の街角写真です。

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芝公園(4号地)@御成門交差点近く

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梅:芝公園(1号地)@芝丸山古墳近く

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梅:有栖川宮記念公園

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清澄通りから豊洲方面

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台場公園から

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台場海浜公園

こうみると天気も悪くどうでもいい写真が多いですなぁ。もうちょっとちゃんと撮らんといかんです。

バラ写真:ディジタル処理によるフィルムシミュレーション比較

ディジタルとアナログはどちらが良いか?この命題は、今回比較するフィルムだけではなく、CDとLPレコード、時計などあらゆるジャンルで比較・議論されています。どの分野でもそれぞれ良い点があり、なかなか優越はつけがたいことが多い様です。今回のブログでは、ディジタル一眼レフで撮影した画像と、フィルムの一眼レフで撮影した画像の比較”ではなく”、DxO Filmpack 2という、フィルムシミュレーションソフトを使って見た結果を紹介します。このソフトを使えば、どんな画像(JPEG形式 or Tiff形式)でも、フィルムっぽい色味・粒状感に変換してくれるというわけですね。

このブログでも何度か紹介しているように、私のカメラ庫(除湿庫)には、小判(35mmフィルム = 135サイズ)のライカM、中判(120サイズ)のハッセルブラッド、大判(4×5サイズ)のトヨ・フィールド45が眠っています。と、書いてしまうほど、フィルムカメラは出番が激減しました。ぶっちゃけ、たまにハッセルを使うくらいですが、撮っても現像したままフィルムスキャンもできていないような放置状態です。フィルムで撮って現像し、フィルムスキャンでデジタル化することを考えると、ディジタルカメラでいいじゃんという合理的な意見はわからんでもないのですが、頑なに
1)フィルムカメラのスローライフっぷり(撮ってもすぐ見られない。現像を取りに行く楽しみ)
2)フィルムは有償であるという緊張感(ディジタルと違って失敗しないように、よく場面を見て、考える)
3)機械式(電池がいらない)
4)フィルムによる色味の違い・鮮やかさ
などの理由から、フィルムを捨てきれずにきています。1~3)の理由は写真を”すばやく・確実にとる”という観点から見れば極めて非合理的であり、ここを趣味と言うのだと思います。一方で4)の色味に関しては、確かにディジタルよりいいなぁと思わされることは数多く経験しており、これがディジタル処理でできるなら、さらに”ディジタルでいいじゃん”化が加速するのではと思いました。そこで、話には聞いたことがあったフィルムシミュレーションソフトを試してみました。

被写体は、今年もお世話になりまくると予想される近くのお花屋さんAND ONEさんの黄緑色の美しいバラです。
あらかじめ言っておきますと、なんともいえないほど、”薄い”黄緑が美しいバラです。濃くないのです。この薄さが美しいのです。

DxOは有名なフィルムのプリセットを多く登録されていてメニューで選ぶだけでそのフィルムをシミュレートできます。
今回は、私がフィルムでよく使っている、ベルビア50, プロビア100F, E100VS, Portra 160VC, Across100, T-MAX 100を選びました。
フィルムの色味と粒状感をそれぞれシミュレートでき、色味の濃さの調整や、粒状感をなくすこともできました。

元画像:ディジタル(Canon EOS 5D Mark II + EF100 F2.8 Macro USM) : クリックすると拡大
RAW, sRGB, 1/12sec, F/4.6, 100mm, ISO100, Picture Style = Standard, 2800K
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Fuji Fujichrome Velvia 50 (RVP) simulated by DxO Filmpack 2
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Fuji Fujichrome Velvia 50 (RVP) (粒状感なし) simulated by DxO Filmpack 2
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Fuji Fujichrome Provia 100F (RDP III) simulated by DxO Filmpack 2
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Kodak Professional Ektachrome 100VS (E100VS) simulated by DxO Filmpack 2
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Kodak Professional Portra 160 VC simulated by DxO Filmpack 2
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Fuji Neopan 100 Across  simulated by DxO Filmpack 2
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Fuji Neopan 100 Across (粒状感なし) simulated by DxO Filmpack 2
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Kodak T-MAX 100 Professional simulated by DxO Filmpack 2
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さて、結論と感想です。

・フィルムのシミュレーションの正確性ですが、このあたりのフィルムを使ったことある人なら、ほぼ印象どおりと思われる方が多いのではないでしょうか?ベルビア50とE100VSの硬さ(硬調)は良く出ていると思いますし、RDP IIIのニュートラル感、ポートラの淡さも良く出ていると思います。TMAXに対してAcrossの超極小粒状感も出ていますし、TMAXらしい硬さも出ているのではと思いました。つまり、フィルムっぽさはさすがというのが個人的な感想です。

・実際のバラに一番近いのは、残念ながら(?)、圧倒的にディジタルの元画像です。AND ONEの店員さんももしこのブログをご覧になっていれば、おそらくディジタルの元画像が一番近いとおっしゃると思います。ベルビアなどに比べれば、もちろん派手さはありませんが、今回、この被写体を選んだのは、”薄い黄緑色”の美しさです。派手な色はもちろん私も好きですが、ベルビア、E100VSは予想通り派手目になってしまいました。フィルムは色味が良いという先入観を取り去り、その空間・場面を正確に残すという意味では、ディジタルで良いのかもしれませんね。

・粒状感のアナログ感:レコードが良いという人の中に針を置いたときのプツプツ音が良いという人がいます。最新のGT-Rではなく、初代のプリンス・スカイラインがレトロでかっこいいという人がいます。いわゆるエロカワ的にいえば、”古かっこいい”みたいな感覚ですが、フィルムの粒状感もその一種かもしれないですね。上記の写真で粒状感が良いと思う人がいるかもしれません。私は冷静に判断して粒状感はいらないなと割と現代的な考えを持っていることわかりました。最先端の技術で正確に残す。エンジニアの性かもしれませんが、今まで何となく好きだった粒状感も元画像の色・解像度の正確性からあまり魅力がなくなりました(笑)。ただ、Acrossの粒状感ある・なしを比較すると粒状感があったほうが立体的に見えますね。

・結局、アナログ・ディジタルは個人の好みですから、優越はつけられません。私は今回の比較で、そろそろフィルムは良いかなと思うようになりました(思うようにしました)。

*注意点として、この比較はあくまでソフトウェアによる比較であって、フィルムから撮ったうまい人の写真で比較すると、やはりフィルムは良いなぁと思うことがあると思います。特にネガフィルムは、最新のディジタル一眼レフと比べてもダイナミックレンジ(フィルムでいうLatitude)の幅が数倍あり、その階調の豊かさはすばらしい物があると思います。

デジタル一眼レフを使ってみたい方いらっしゃいますか?貸し出します。

新しいディジタル一眼レフカメラ(EOS 5D Mark II)を導入してから、今まで使っていたカメラの出番がほとんどなくなりました。
カメラ用除湿庫の肥やしになってしまうのももったいないので、宮下と面識のある方に古いカメラを期間限定で無料で貸し出そうかなとふと思いました。

・最近若干ブームになりつつある、デジタル一眼レフを触ってみたい方。
・お子様が最近生まれ、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)や携帯電話でしかお子様を残していない方。
・そんなに安い買い物ではないので、ちょっと使ってみて使いこなせるか試してみたい
・型落ちではありますが、プロ用のEOS-1を使ってみたい

みたいな方が仮にいたらご連絡ください。もちろん、お貸しする際に基礎くらいは教えられます。

また、今既に一眼レフを持っているけど、ぶっちゃけPモード(プログラムオート:全自動)で撮っているだけで、よーわからんという人も、”写真のセンス”以外の使い方などの知識は教えられます。

貸し出し機材:
・本体:Canon EOS-1D Mark II : 800万画素のプロ用デジタル一眼レフ。付属品一式。
・レンズ:Canon EF50mm F1.4 USM : 50mm (人間の目に近い視界)の単焦点レンズ。
・レンズ(検討中):Canon EF17-40mm F4L USM : 広角側ズームレンズ
・レンズ(検討中):Canon EF100mm F2.8 Macro USM : マクロレンズ
・三脚(必要であれば):Gitzo G1320 + Gitzo  G1570M 超大型三脚+雲台。大判カメラ用です。でかすぎますが必要であれば(笑)

*1:他のレンズも貸し出せますが、私も常にカメラは使っているので主力レンズは要相談です。
*2:プロ用の機材ですが、逆に性能が良いので、全自動カメラとも言えます。

そんな人がいるかわかりませんが、使ってみたいという人がいましたらご連絡くださいね。
 

乳頭温泉郷 鶴の湯温泉@秋田に行ってきました

あけましておめでとうございます。

先日、秋田県にある乳頭温泉郷の”鶴の湯温泉”に行ってきました。

乳頭温泉郷オフィシャルウェブサイト

鶴の湯温泉ウェブサイト

乳頭温泉郷は、7つの湯・宿があり、その中でも最も歴史が古く、人気が高い”鶴の湯温泉”にいってきました。1688年ころには既に宿があった記録があるらしいので、300年以上の歴史がある古い温泉のようです。私は、秋田新幹線で田沢湖駅まで行き、バスで40分くらい乗ったバス停で降り、そのバス停まで鶴の湯の車が迎えに来てくれていました。かなりの長旅です。秋田空港まで飛行機で行って、そこから車で行った方が楽かもしれません(予約をすれば秋田空港まで迎えに来てくれるらしい@1.5時間)。

私が行った日は今年最初の大寒気が来ており、モーレツに吹雪いていました。今年初の吹雪だとは知らず、”さすが秋田の山奥だと大雪だなぁ”ともののあはれを感じていると、ご主人に”今年最初の大雪”と言われ、昨日までは雪も無かったことが判明しました。大変な雪と風で寒かったです・・。とりあえず、その大雪にも負けず三脚を立てて写真をとってきました。浴衣での超時間撮影ですから、凍え死にそうでした(笑)

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鶴の湯の入り口。大雪です。

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鶴の湯の位置は、Google Mapsで見るとこんな場所にあるので、周りはがっつり山に囲まれています。
一面真っ白でした。

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鶴の湯所有でしょうか?除雪車がありました。確かにこれがないと一般車では到底たどり着けません。
300年以上歴史がありますが、この雪深い温泉に昔の人は歩いて到達できたのでしょうか?
少なくとも病気持ちの方が傷を癒すためにこの温泉を目指したとしたら、途中で息絶えると思いました。

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鶴の湯の部屋や共同で食べる囲炉裏(いろり)がある食堂の建物です。

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鶴の湯入り口(最初の写真)の夜バージョンです。この死ぬほど寒い中三脚+レリーズ+ミラーアップの気合い撮影です。
EOS 5D Mark IIはISO25600まで感度が上げられるため、手持ちでも十分に行けるのですが、
あとで画像を比較してみると三脚+ISO100の透明感、空気のヌケっぷりはかないませんでした。
今後のカメラ作りとしては、高感度なぞどうでも良いので、ISO800までの画質を追求してほしいものです。

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鶴の湯のゲートを超えた辺り。左が部屋と食堂、右側が、私の泊まった部屋のある建物。
中心奥に温泉があります。鶴の湯だけで、7,8個くらい温泉があるのかな。
女性専用の露天風呂が2つあるので女性はかなり有利です。男性が入れる露天風呂は混浴のみです。

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私が泊まった部屋です。私の荷物を置く前に撮影すべきでした。一泊飯付きで9000円ちょっとだと思います。

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この温泉のウリの一つは夕食の山の芋鍋です。が、あまりにおいしくて速攻で食べてしまい撮影を忘れました。
ということで次の日の朝食です。漬け物などおいしかったです。食事は夕食、朝食共に、相当においしく大満足です。
囲炉裏を囲って皆で食べるので、一人旅でも楽しめます。

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私の部屋の前の廊下です。良い感じです。

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昔ながらのストーブは各所にありました。無いと死にますね。普通に。

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一日でどの位雪が積もったかわかりますね。その後も2,3日降ったようなので、1回の寒波で1m近く降ったかもしれませんね。

その他の写真はfotologueにアップしてあります。興味があれば。

感想は、温泉、部屋、宿の人、ご飯、宿で出会った他の旅人全てにおいて最高に素晴らしかったです。
食事は何杯でもおかわりしたくなるほどおいしく、人々も優しく、秋田弁もすごく良い感じでした。
特に夕飯の山の芋鍋は最強です。囲炉裏を囲んで会話も弾み素晴らしい夜になりました。

夕飯時、私の前の方は温泉を巡って20湯以上全国を回っている30代中盤の関西の男性でした。左に座って居た方は、横浜出身で、150湯を巡ったことがある素敵なおじさまでした。その左には、もう数えられないほど行っているという静岡の女性でした。みなさん、鶴の湯に一人旅で来ており、圧倒的な温泉マニアでビビりました。こうやって知識で全くかなわない分野のお話ができると燃えますね(笑)私も温泉巡りをがんばろうと心に決めました。
鶴の湯は、その数知れず温泉を巡っている女性ですら、7回目というほど、何度も来たくなる名湯とのことです。私も温泉は一般的レベルで好きという程度でしたが、鶴の湯に来て本格的に全国の温泉を目指そうと開眼させられました。

テレビもインターネットもなく、携帯も通じない(ドコモは通じたが、Softbankは全くNG)環境で、木造の旅館で、ゆっくりと温泉に入るのは本当に癒されますね。
是非、ご興味がありましたら、足を運んで頂きたいです。ただ、”じゃらん”の行きたい温泉のNo.1だったり、あらゆる温泉・秘湯本などでも筆頭の人気温泉なので、予約は早めに取らないと大変だと思います。

さて、蛇足です。今回EOS 5D Mark IIのロケデビューということで、このカメラのウリである動画撮影を試してみました。
Full HD(1920 x 1080)をEOS用のEFレンズを通して撮影できるのでこんな面白い機能はありません。
YoutubeもHD(720pだけど)に対応したので、下にアップしてみます。大雪っぷりが伝われば幸いです。
TMPGEncで1280×720に40Mbpsで再エンコーディングしてアップしています。Youtubeでは今までみたことないレベルの超高画質動画ではないでしょうか?
今回は風景ですが、人を撮ったりする際、F1.4程度の大口径で動画を撮ると超綺麗にぼけて今までのビデオカメラにはないおもしろさです。


↑このブログ上ではHD再生は恐らくできません。ダブルクリックしてYoutubeのサイトに移動して、”HD画質で再生”してみてください。綺麗ですよ。

さらに、EOS 5D MarkIIの取り出したままの生動画ファイルも貼っておきます。
映像は、MPEG4 AVC, 40Mbps位の超高ビットレート、音声は2ch PCMあたりです。Quicktime形式です。

MVI_1799_Tsurunoyu_Front_Wide1.MOV
MVI_1789_Tsurunoyu_Honjin_Street1_With_Person.MOV
MVI_1804_Tsurunoyu_Honjin_To_Spa.MOV
MVI_1751_Tsurunoyu_From_Room_To_Side2.MOV

東京タワー新ライトアップ「ダイヤモンドヴェール」

東京タワーが、開業50周年を記念して新ライトアップが行われています。”ダイヤモンドヴェール”という名前が付いているようです。なかなか時間が取れなかったのですが、今日撮影してきました。クリスマス前ということもあってかなりの人出でした。割と有名な様ですね。東京タワーですから、遠くからでもご覧になっている方は多いのかもしれませんね。個人的には割とオシャレで気に入っています。

クリックすると拡大。

携帯壁紙用:https://www.spacewalker.jp/wp-content/uploads/2008/12/20081219_tokyotower1mob.jpg

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さて、EOS 5D Mark IIを導入してから3週間ほど経ちましたが、やっと操作系に慣れてきました(EOS-1D系と大幅に違うため)
やはり良いカメラですね。町歩きカメラとしては画質も重さ(軽い)も頼りになります。

赤い薔薇

いつもお世話になっている近所の花屋さん(AND ONE) に部屋に飾る花を買いに行ったところ、素晴らしく美しい薔薇を見つけました。
店員さん曰く、今年扱った薔薇の中でもとても良い薔薇とのこと。
部屋に一輪飾ってあるだけでも、部屋が素晴らしく明るくなり気が良くなります。

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クリックすると拡大。 

六義園の素晴らしい紅葉ライトアップ(今日まで)

 東京駒込にある江戸の2大庭園の1つ六義園(りくぎえん)に行ってきました。
四季折々の植物が広大な空間に植えられているわけですが、今は紅葉の最終時期です。
その紅葉を特別に12月14日までライトアップしています!
14日はおそらく雨なので行くなら今日(13日)がラストチャンスです!

今年紅葉にあまり行けなかった人、紅葉のライトアップという意外な演出に感動すること間違いなしです。
おそらく週末は混むかと思いますが、広い庭園ですし、茶室もあってお抹茶も頂けるので2,3時間ゆっくりされてはいかがでしょうか?

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紅葉のライトアップは予想以上に綺麗でした。

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庭園中心には水が貼ってあり、ライトアップされた紅葉が綺麗に水面に反射しています。とても綺麗でした。

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ライトアップは午後5時くらいからスタートです。私は4時頃に入園し、昼間の紅葉もみてから暗くなるのを待ちました。

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茶屋が園内に四軒くらいあり、和菓子とお抹茶をいただけます。癒されました。着物で行けば良かった・・。

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紅葉のライトアップはこういった現代的な演出もあります。このライトアップは音楽に同期して変化するナウい演出でした。

12月になっても紅葉が見られるのは温暖化の影響でしょうか。少し心配な気がしますが綺麗なものを長く見られるのは嬉しいものです。
東京にはこういった庭園が多く、六本木・銀座などにはない和の空間が存在しています。明日までのライトアップに是非足をお運びください。

EOS-5D MarkII導入。夜景+物撮り。

2008年11月29日に発売のCanonの新しいディジタル一眼レフEOS-5D Mark IIを購入しました。
予約していたので、発売日に買えることはわかっていましたが、ビックカメラ開店10分前に行ってしまいました(笑)
並んでいる人がいるかな?と期待しましたが、一人もいませんでした(あたりまえ)
大方使い方はマスターしました。今のところ軽くて扱いやすく、とても高画質という印象です。一方で露出計算にやや難アリな感じで、大きく露出を外すときと、マイナス補正を掛けてもマイナス側に行かないケースが多々ありました。私の扱い方が悪い可能性があるのでこの辺は少し調査が必要です。

さて、カメラですので映像に関してですが、以下に紹介しているように2110万画素という多画素だけあってさすがにすごい解像力です。
以下の写真は、クリックするとJPEGですが非縮小の画像にリンクしてありますので、このカメラの導入を検討している方はご参照ください。
フルサイズとはいえ2110万画素ともなると1ピクセルあたりのサイズは小さく、S/N比の低下は免れません。以下の写真も基本的にISO100の画像が多くなっていますが、ISO100でも等倍で見れば結構ノイズ(偽色など)が発生しています。縮小すればこのノイズは気がつきませんので全く実用的には問題ありませんが、多画素になってメーカーが苦労しているのがわかります。2110万画素は全く必要ないので、縮小サイズ設定での利用になりそうな様相です。

さて、操作性ですが、EOS-1D系列からの移行ですので、操作系が大きく変わっていて今のところ大変使いにくいです。特にモードA,T,M,Pダイヤルがいつの間にか回っていることが昨日のウチだけでも2回ありました。1D系列では2つボタンを押さないと変更できないため、このような事はありえず、少し戸惑いました。また、AFポイントが中央に寄った位置で9点しかないのは苦痛です。ファインダー一杯に45点あったAFポイントに慣れているとこの少なさと中央への寄りっぷりはかなり苦労しそうです。

少し不満を書きましたが、それ以外は大変優秀なカメラで大変満足です。液晶は大変明るく綺麗ですし、ボディ剛性もそれほど弱くなく、何よりも軽いのが魅力です。このカメラに50mmの単焦点を1本付けて町歩きが楽しくなりそうな感じです。FullHDの動画も撮れますし、面白いカメラだと思います。

クリックすると生の画像(非縮小)画像が表示されます。大変巨大ですのでお気を付けください。

20081129_eos5d2_no1.JPG
EF50mm F1.4 USM, F=4, S=1/30, RAW, AWB, ISO800
手持ちです。Christian Lacroixのショーウィンドウ。高感度がISO25600まで上がるので
かなり暗くても手持ちで行けそうですね。

20081129_eos5d2_no2.JPG
EF24-70mm F2.8L USM, F=8, S=6s, RAW, AWB, ISO100 + Cross Filter
毛利庭園にNTT Docomoスポンサーのイリュミネーションがありました。

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EF24-70mm F2.8L USM
六本木ヒルズ森タワー。もうこの建物も5年ですね。いつか老朽化して取り壊す日が来るのでしょうね。(と後ろ向きのことを書いてみる)
このレンズは定番レンズですが、やはりすごく良く写っています。画面端までくっきりですね。
このカメラとこのレンズのセットはオールラウンドという意味ではかなり使えそうなセットだと思います。

20081129_eos5d2_no4.JPG
EF17-40mm F4L USM + Cross Filter
このレンズは人気でお持ちの方も多いので、一応掲載しておきます。サイドもあまり流れず良く解像しています。

20081129_eos5d2_no41.JPG
EF24-70mm F2.8L USM
写真がへぼすぎて拡大画像の掲載はなし。
過去にもこの場面の写真を掲載したことがありますが、この場所で写真を撮るのは2ヶ月早いかもしれません。
葉っぱがもう少し経つと落ちてLEDが良く見えるようになりますので、それ以降に撮るのが良いと思います。

20081129_eos5d2_no49.JPG
EF100mm F2.8 Macro USM + 2灯
2灯+ディフューザのテキトーなライティングのセッティングによる物撮りです。
最近またフィルム写真も撮るようになりました。これはハッセルブラッドという中判フィルムカメラです。
三脚+レリーズ+ミラーアップ撮影

20081129_eos5d2_no5.JPG
EF100mm F2.8 Macro USM + 2灯

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EF100mm F2.8 Macro USM + 2灯
被写体を解説すると
奥がHasselblad 501C/M + Carl Zeiss Planar 80mm C T* f/2.8 + A12
手前がHasselblad 500C + Carl Zeiss Sonnar 150mm C T* f/4 + A12
です。 かっこいいカメラです。

20081129_eos5d2_no7.JPG
EF50mm F1.4 USM, RAW, F7.1, ISO100
手撮りです。拡大してもらえればわかるように、てっぺんのアンテナのビラビラまでがっつり解像しています。
このあたりは2110万画素の実力ですね。

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EF50mm F1.4 USM

有栖川宮記念公園の紅葉ですね。色は綺麗でした。写真は下手でした。

報国寺@鎌倉の素晴らしい竹林

親しくさせてもらっている知人ご夫妻から鎌倉の報国寺が素晴らしいと紹介されたので行って参りました。
素晴らしきこと限りなしです。
写真は伝わりにくいですが、こんな感じの素晴らしい竹林に出会いたいなら是非、鎌倉報国寺へ。 

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(久しぶりに)レインボーブリッジの夜景写真

 久しぶりにレインボーブリッジ界隈に写真を撮りに行ってきました。私の周りでディジタル一眼レフを購入された方が多く、その方たちの写真をブログで見ていると最初から上手だなぁと思います。要するにセンスなんでしょうね。カメラは数年前まで高価なもので、おっちゃんたちが高額投資をしてやる趣味の一つでした。つまりツール(カメラ機材)が高価であったため、芸術的センスがある一般の人を寄せ付けない文化がありました。近年、ディジタル一眼レフの高性能化、低価格化により多くの方が気軽に使えるようになってきました。ツールが一般化されると、センスの良い方の写真が溢れ出しました。2、3年前に東京芸大の西洋画の専攻の学生が一眼レフを使って写真を撮った作品を見る機会がありました。カメラを買ったばかりということでしたが、そのセンスの良い視点と構図は、アサヒカメラなどの老舗カメラ雑誌に掲載されているようなおっちゃん写真とは一線を画している素晴らしい写真達でした。 私もそのおっちゃん側の写真しか撮れませんが、そういうときは写真ではなく、”カメラ”が趣味であると答えるようにしています(笑)

 さて、今日はレインボーブリッジの夜景写真ということで既に何度も撮っていますし、橋自体変化もないので、撮影方法/画像処理方法を少し変えました。夜景写真は当然ながら夜間の撮影になるので、高感度性能があがっている最近のディジタル一眼レフであっても、シャッター速度は長くなってしまいます。風景写真に手ぶれは禁物なので、三脚は必須です。また、シャッターボタンを指で押すとその指圧でカメラがブレるのリモートシャッター(いわゆるレリーズ)は必須です。レリーズがない場合は、三脚にのせた状態でセルフタイマーが有効ですね。一眼レフは、シャッターを押したときに内部でクイックリターンミラーが上がって、下がる動作をします。このミラーが上がる時にカメラに微小な振動が発生するために、ミラーを上げて振動がおさまった後に撮影するミラーアップ撮影という方法があります。おそらくほとんどの一眼レフのカスタムファンクションにあるはずですので試してみてください。(エントリークラスのカメラには搭載されていないかもしれません)。ここまで振動対策をしても、風でブレることがあります。その場合は三脚に重りを載せ、でかい傘で風を防ぎます。雨も降っていない時に極太の三脚と傘で夜景を撮っていると、まず目立ちますが、ブレは写真を台無しにしますのでこの辺りの努力は必要不可欠です。その姿は絡み難いので怪しくても声を掛けられないので安心です。高感度特性が飛躍的に進歩している最近のディジタル一眼レフカメラですが、やはり高感度モードにするとノイズが目立ちます。夜景の場合黒部分が多いので暗部ノイズは極めて不愉快なので、ISOはできるだけ下げます(今回は基本ISO100で撮影しています)。夜景は様々な色の街灯/光が入り込むのと、自動露出は高く出る傾向があるので、RAWで撮っておくのが無難です。また基礎的な話ですが、レンズは解放値(F値が一番小さい値)の絞りは画像が安定しません。解放から、2〜3段絞ったF値で撮るとMTFも上がり高解像度な写真が撮れます。逆に絞り過ぎると回折限界が来ますので、注意が必要です。キヤノンは全レンズのMTF曲線をレンズのページで公開しているので、お持ちのレンズがどのF値で一番MTFが上がっているかを確認すると良いかと思います。分からない場合は解放から2段〜F8まで位にすれば大やけどはしないと思います。

 さて、前段落は夜景の基礎と言えるものですが、今回はこの基礎を踏まえた上で、3つの違う撮影方法(画像加工方法)を使って撮ってきました。1)クロスフィルター:道路脇の電灯など強い光が入り込むとクロス(十字架)型の光がでる特殊なフィルターです。レンズの先端にねじ込んでつけます。2)ゼラチンフィルター:大判カメラや中判カメラで良く使うフィルターなのですが、レンズの前にゼラチンフィルムを通して、色をシフトします。今回はマゼンダ側にシフトするフィルターを使いました。色のシフト(補正)は、ご存知の通りPhotoshopを代表とする画像処理ソフトを使えば如何様にも後処理でできるわけですが、後処理とレンズの前に入れるフィルターではやはり色身が違うと思っており、夜景撮影時には好んで使っています。とはいっても、数ある色補正フィルターからマゼンダを選んだのも、おっちゃんたちのカメラ雑誌を昔見ていたときに、”ゼラチンフィルターでマゼンダ側にシフトするのがナウい”という記事を見たからなんですけどね。3)HDR撮影/処理:HDRとは、High Dynamic Rangeから頭文字をとった写真/写真手法です。高感度特性も素晴らしく、益々進歩を遂げているディジタル一眼レフですが、まだフィルムに追いついていない部分が、ダイナミックレンジです。フィルムでいうとラチテュード(Latitude)ですね。いわゆる一枚の写真の中で一眼明るい点と一番暗い点にどれだけ幅(階調)があるかということです。フィルム(特にネガ)の方が圧倒的に幅が広く、たとえば結婚式での白く溶けて行くようなきれいなウェデリングドレスの白(明るい点)から、深い新郎の真っ黒なスーツ(暗い点)までガッつりと階調を残して撮影できます。一方でディジタル一眼レフでは上手くとらないと、ドレスは白く飽和してしまい(階調がなく真っ白)、スーツは黒く潰れて(階調がなく真っ黒)になってしまうことが多々あります。同じように夜景でもライトが照らされた明るい部分が真っ白で階調がなかったり、暗い部分をちゃんと階調を持たせようとすると全体的に暗かったり、ダイナミックレンジの狭さで苦労します。携帯電話のカメラで東京タワーを撮るとタワー本体が真っ白で輪郭しか見えなかったという経験がないでしょうか?そこでHDRという手法があります。同じ場面を時間をあけずに連続して、露出を変えて撮影します。露出を変えるというのは、暗い露出(暗部に階調を持たせる)、普通露出(中間部に階調を持たせる)、明るい露出(明るい部分に露出を持たせる)というような複数の露出で撮影し、後で3枚を合成してダイナミックレンジを広げようという手法です。Photoshopにも搭載されている機能ですが、あまり使い勝手が良くなく、Photomatixなどのソフトを使って合成します。これにより、暗部から明部まで黒潰れ/白トビのないインチキ写真が生成できます。今回HDRで何枚か撮っていますので、その差をご覧ください。こういうのを、”写真が趣味”ではなく、”カメラが趣味”であると言います(笑)

以下の写真の共通情報:
・レンズ:EF17-40mm F4L USM
・クロスフィルター:Kenko PRO1 Digital R-CROSS SCREEN(W) 77mm
・ゼラチンフィルタ:Fijifilm 色補正フィルター(CCフィルター)  CC-30M 10x10cm + Canon ゼラチンフィルターホルダーシステム IV
・撮影条件:三脚利用,  絞り優先AE, ISO100, RAW撮影, ミラーアップ撮影, リモートシャッター(いわゆるレリーズ)利用
・画像処理:Canon DPP(Digital Photo Professional), Photomatix(HDR)

今回の写真はすべて縮小していない画像も掲載しています。画像をクリックすると表示されます。

 夜景写真比較:レインボーブリッジ(首都高速道路11号台場線・東京港連絡橋(臨港道路))の回転部
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標準撮影(色温度3400度)

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3枚HDR画像一つ前の写真に比べて、水に反射している光に階調が残っているのが確認できますでしょうか?

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標準撮影+クロスフィルター装着  (3400度)

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標準撮影+ゼラチンフィルター(マゼンダシフト), AWB*恥ずかしながら広角レンズで撮っているのにゼラチンホルダーのフードを外し忘れ4つ角がケラれています。

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標準撮影+ゼラチンフィルター(マゼンダシフト), 2500度

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どうでも良い写真(宇部三菱セメント)

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レインボーブリッジゼラチンフィルター, 2500度*HDRではないので、中央の縦の支柱が真っ白に飛んでいますね(白トビです)

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3枚HDR:レインボーブリッジ

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3枚HDR : レインボーブリッジ

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3枚HDR : レインボーブリッジ

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3枚HDR :レインボーブリッジ*HDRの欠点は3枚合成なので少しブレます。ブレると眠たい画像になりますね。

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3枚HDR芝公園から東京タワーを望む* 木の葉っぱの階調と東京タワーの階調があるので、不思議な写真になりますね。

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札の辻交差点(第一京浜の新橋方向)*これは標準撮影で20秒くらい開きっぱなしで撮った写真です。