恒星撮影試験@プラトーさとみ(茨城)

現在開発している、人工衛星搭載用”スタートラッカー”というものの校正試験を行うために、星が綺麗に見えることで有名なプラトーさとみに行ってきました。
次のブログで茨城の写真なども含めて公開しますが、以下の様にとても星が良く見えました。

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恒星撮影試験@プラトーさとみ : 右側にオリオンが見えています。

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プラトーさとみ周辺には多くの風力発電用風車がありました。びゅんびゅん回っています。

LUMIX DMC-GF1のススメ。

1つ前のブログでも書きましたが、2009/09/18発売のパナソニックの新”ファッション”デジタル一眼カメラである、LUMIX DMC-GF1を買ってきました。

購入日の昨日は帰宅が遅かったので、昼間の撮影はほとんどできませんでしたので、深夜に近所を散歩がてらパシャパシャとってきました。

20090918_DMCGF1_no1

20090918_DMCGF1_no2

20090918_DMCGF1_no3

大した写真ではないのですが、とりあえず、手持ちでパシャパシャとってもこれだけ綺麗に撮れます。ISO400位で撮っていますが、ほとんどノイズは気にならないですね。F1.7のレンズは極めて明るく、またAFも早いため、大変使いやすく、スナップ写真用カメラとしては最適です。

普段はEOS 5D Mark II + EF50mm F1.4 USMをスナップカメラとして持ち歩いていましたが、その領域をかなり浸食しそうなカメラです。
オリンパスのE-P1に比べると、両方で良い点・悪い点があると思いますが、私は、小ささ・軽さ・デジタル処理の速さの3点でE-P1よりもGF1の方が良いのではないかと確信しています。
もちろんE-P1は宮崎あおいちゃんのCMもあってとてもおしゃれなカメラという印象ですが、私には、どうにもあのデザインが”古ダサく”好めませんでしたので、デザイン面でもGF1で良かったのかなと思っています(GF1のデザインは格別かっこいいわけではありませんが)

携帯電話カメラや普通のコンパクトデジタルカメラをお使いの方で、ちょっと”背景ばぼけたような写真を撮ってみたい”、”自分の料理を綺麗に撮ってブログに載せたい”など、デジタル一眼レフになると大きくて持てない!という方に凄くおすすめのカメラだと思います。

私としては、大きなデジタル一眼レフカメラのサブカメラとしての用途がメインですが、それ以上にこのカメラには期待しているところがあります。上の写真もそうですが、私は1:1の正方形写真(スクエアフォーマット)の写真が好きで、今回のGF1には1:1の撮影モードがあり、いちいち正方形にトリミングする必要がありません。正方形写真は、ポラロイドで有名ですし、私の大好きなハッセルブラッド(参考:記事:ハッセルブラッドの魅力)も正方形フォーマットです。正方形フォーマットは人を撮る際にもしっくりと座りますし、何か写したい物をそのまま配置できるという感じで好きなんです。しかも今回GF1とセットで買った20mm f/1.7は、35mm換算で40mm程度の画角です。これは、ハッセルでいう80mm(35mm換算で40mm)と同じ画角であり、そういう意味でもハッセルらしいフォーマットでお気軽なカメラという位置づけかなと思っています。1日使ってみただけでもかなり出番が多そうなカメラです。

Panasonic LUMIX DMC-GF1を買ってみました。

予定どおり、本日発売(9/18)のパナソニックのデジタル一眼カメラ LUMIX DMC-GF1を買ってきました。

090918_dmc_gf1

とりあえず、ボケっぷり確認ということで、サンプルをアップしてみました。

撮影サンプル:2009.09.18 DMC-GF1サンプル

ファーストインプレッションです。

1)素晴らしいカメラです。普通のコンパクトデジカメからジャンプアップしたい方、ディジタル一眼レフを使っている方のサブカメラとして、とても良いカメラだと思います。
2)弟分のDMC-LX3から一回り大きくなった程度でバックに投げ込んでおける大きさです。オリンパスのE-P1よりも一回り小さい感じです。
3)AF, 撮影処理、シャッター後に次ぎの撮影ができるまでの時間などとても軽く(早く)使える感じです。オリンパスのE-P1より確実に処理は速いです。

またこの週末をかけてちゃんと紹介したいと思いますが、とても良い感じのカメラなので、電気屋に行った際には是非チェックしてみてください。

オリンパスE-P1の対抗馬Panasonic DMC-GF1の噂。

2009.09.18: 追記: 購入しました。https://www.spacewalker.jp/archives/1404

2009.09.01: 追記: おそらく2009.09.02に発表されます。明日ですね。楽しみです。
2009.09.02: 追記: でました! DMC-GF1

多くのサイトで孫コピーされていますが、Panasonicの新しいコンパクトデジカメの情報がリークされました。

マイクロフォーサーズ規格のマイクロ一眼 (*注意:光学ファインダーは外付けのため”マイクロ一眼レフ”ではない)
Panasonic DMC-GF1という機種の情報が中国サイトからリークされました。

宮崎あおいさんのかっこいいCMでも話題になっていますが、オリンパスのマイクロ一眼 E-P1が絶好調の様です。
今までのコンパクトデジカメと比べると、イメージセンサーも大きくレンズも交換できますから、画質も良いですし、幅広い写真表現が可能ですよね。
今回のPanaのGF1は、E-P1に真っ向から戦うことになるカメラです。
Canonも来週あたり、EOS-60D (7D?)やPowerShot G11あたりの発表がありそうですが、高級コンパクトデジカメという分類ですと、このE-P1とGF1は頭が一つ飛び出た高性能なカメラです。

E-P1はお店で触りましたが、とても良くできている良いカメラだと思いました。
しかし今回のリーク情報を見ると、宮下的にはE-P1よりも更に魅力的なカメラっぽいです。

・E-P1よりも更に一回り小さい
・E-P1が見送ったスピードライト(フラッシュ)を搭載:宮下は使わないけど。
・ハイヴィジョン動画(720p)がH.264形式で満足(本当は1080pをがんばってほしかった)。OlyのE-P1はMotion JPEGなので圧縮方式が今更NGです。
・どうせ値段が1.5倍くらい高いだろうけど、LeicaのOEMモデルが発表されるだろうと予想されます。ここまで高性能なコンパクトデジカメならD-LUX4ではLX3に比べて高いという印象でしたが、十分に使えるカメラという意味で多少高くても、アリだと思えるカメラになる気がします。デザインも含め大変楽しみです。
・これはE-P1でも共通ですが、マイクロフォーサーズ+ライカMマウントアダプターを付けて往年のMマウントレンズを楽しめますね。とはいえ、35mm換算で2倍程度になってしまうので、かなり使うのは大変そうですね・・。Summilux-M f1.4/21mm ASPH.あたりでしょうか・・。高いレンズでちょっと手が出ませんね・・。ものすごく素敵なのですが・・。

(2009.08.09追記:あくまで噂ですが((FT3) The additional Panasonic GF1 specs ?)、1080pのFullHDに対応かも?ということです。それは大変素晴らしいです。DMC-GH1がFull HD対応ですから可能性は十分にありますね。とはいえ、全面右下にAVCHD Liteの刻印がありますので、720pが濃厚ですかね・・。エコポイントも含めテレビが絶好調の様で、多くの家庭がFullHD化していますから、1080pになってほしいですね。

20090808_gf1_leak1
20mmのパンケーキレンズ(ライカ製)も出るようですよ。35mm換算(2倍)で40mm相当ですね。これ一本付けておけば普段は大丈夫ですね。

20090808_gf1_leak2
このボディでLeicaのOEM版はかなり楽しみにしています。

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11番のダイヤルがどれだけ使いやすいかですね。A(絞り優先)モードの際の絞り変更がどれだけ一眼レフなみに高速に変換できるかが、宮下的に注目の点です。

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スピードライト(フラッシュ)の外付けもできますが、これは外付け光学ファインダーを付ける人は多いでしょうね。私も付けるかもしれません。

20090808_gf1_leak6

20090808_gf1_leak5

上記のE-P1よりも一回り小さいですね。とはいえ、ほとんどかわらんですね。

一眼レフは、Canon, Nikonがトップを走っています。さすがは老舗カメラメーカーです。私も画質面で言えば、EOS-5D MarkIIなど頂点を走っているカメラだと思っています。
一方でこのマイクロフォーサーズを用いた、高級コンパクト一眼(マイクロ一眼)というジャンルは、逆にエレキメーカー(パナソニックなど)ががんばれる領域ですね。パナはレンズをライカに頼んでいますし、十分に勝機があります。おそらくCanonの新高級コンパクトG11ではかなわないと思います(1080pのH.264動画を乗せてきたら凄いですが)

相変わらずカメラのメカの話ばかりでまともな写真が全然アップされませんが、写真もがんばります。

コンパクトデジカメ(LUMIX DMC-LX3)で、夜景(レインボーブリッジ)を撮ってみるテスト。

以前、このブログでも紹介したように(コンパクトデジカメの選び方について(Panasonic DMC-LX3を買ってみた))、コンパクトデジカメ(Panasonic LUMIX DMC-LX3)を買いました。先のブログでも紹介しているように、このコンパクトデジカメは、最近、”高級コンパクトデジカメ”と呼ばれる、普通のコンデジよりは画質が上、ディジタル一眼レフよりは、コンパクトというレンジのカメラです。実際、結構役に立っていて、最近のコンデジはすごいなぁと思うばかりです。注目のオリンパスE-P1が発表されて、私も店頭で触ってきましたが、思いの外大きく、あれはコンパクトではないなという印象です。とはいえ、画質はこのLX3よりはおそらく良いでしょうな。ま、さておき、LX3でレインボーブリッジを撮ってきました。撮ってきましたというより、移動中に近くを通ったのでささっと撮りました。しかも、たまたまEOS-5D Mark IIも持っていたので(笑)、それとも比較しています。

20090725_RainbowBridge_Lx3_No1
Panasonic LUMIX DMC-LX3 f=5mm, ISO80, F=5.6, 6sec, RAW
三脚 + セルフタイマー
クリックすると拡大(非縮小画像にリンクします)

20090725_RainbowBridge_Lx3_No2
Panasonic LUMIX DMC-LX3 f=13mm, ISO80, F=5.6, 6sec, RAW
三脚 + セルフタイマー
クリックすると拡大(非縮小画像にリンクします)

20090725_RainbowBridge_EOS5DMK2_No1
Canon EOS 5D Mark II + EF24-70 F2.8L USM f=70mm, ISO200, F=8, 10sec, RAW
三脚+レリーズ+ミラーアップ
クリックすると拡大(非縮小画像にリンクします)
*夜遅かったので、EOSに切り替えた頃は、ブリッジの照明が落とされちゃいました・・・(涙

結論:
・上に表示した横幅700px位の大きさなら、一眼レフとほとんど変わらんですな。LX3は大変優秀です。オススメのコンパクトデジカメです。ただ、ちゃんと三脚を使う必要はあります。
・拡大すれば、EOS 5D Mark IIの解像度の高さが分かるかと思いますが、実際にはあまりに強い風でかなりぶれています。あと、フルサイズとはいえ高画素化が進みすぎてISO200でもノイズ感ありますね。そろそろ高解像度化ではなく、S/N比を向上させてもらいたいものです。
・レインボーブリッジなんぞ撮りすぎて飽きたので、明石海峡大橋なり、フランスのミヨー橋(Viaduc de Millau)などの素敵な巨大橋でも写真を撮りたいです。

かなり魅力のコンパクトデジカメOlympus Pen E-P1

予定通りオリンパスから、ハイスペックのコンパクトデジタルカメラ Olympus Pen E-P1が発表されました。

公式サイト:http://olympus-imaging.jp/pen/index.html#/products/index

値段がビックカメラで89800円(10%還元)ですので、発売日頃(7月上旬)には、7万円中盤~後半の値段設定です。予想よりちょっと高めの設定ですね。

おおむねスペックを見る限り良い感じのカメラです。

・マイクロフォーサーズによる(コンパクトデジカメに比べて)、S/N比がよく、高画質、低ノイズを狙える
・マイクロフォーサーズレンズ・フォーサーズレンズはもちろん、ライカLマウント、Mマウントをマウントアダプターを介して使える(これは大変すばらしい)
・つまりレンズ交換式です。イメージセンサーのダストクリーニング機能も付いているようです。
・ハイヴィジョン動画(Fullではなく720p)がとれるので、大満足です。が、動画がH.264ではなく、Motion JPEGなので画質悪そうですね・・(もったいない・・・)
・デザインはフィルムカメラとして有名なPenを思い出せるようなレトロな感じで、個人的にはかっこ悪いと思います。

性能的には十分魅力的だと思います。なにせライカのレンズや、Mマウントのカールツァイスを使えるのはマニア大受けのカメラであることは間違いありません。
Leica M8.2のかっこよさには全くかないませんが、大きさもLX3のほんの一回り大きな程度ですからすばらしいカメラだと思います。

宮下が買い換えるかは発売まで十分に情報を得てから考えますが、かなり魅力的なカメラだと思います。画質的には、LX3, GR digital IIなどは凌駕してくると思われるのでサンプル画像に期待しています。
一眼レフのクイックリターンミラーの必要性が最近問われています。その意味で、このカメラは一石を投じるカメラといえるかもしれませんね。

私ならCarl Zeiss Biogon T* 2/35 ZMとか付けて町に繰り出したいですね。(最近LX3も撮るばかりで全然アップできていませんが)

追記:おもしろいのは、Olympus自身がこのカメラを”マイクロ一眼”と名付けていますね。確かに一眼”レフ”ではありません。一眼レフは、一眼リフレックス(Reflex)カメラで、中のクイックリターンミラーなどを等してまさに”リフレックス”していたのですが、その構造がこのカメラにはありません。入ってきた像をそのままイメージセンサーで撮像しているのですから、たしかに1眼ではありますが、”レフ”ではありません。というわけで新しい領域のカメラになりますね(panaのGH1も同じ方式ですが・・)。と思ったら、普通のデジカメはみんなレフじゃないですね(笑)

オリンパスから明日(6/16)面白そうなコンパクトデジカメラ(Olympus Pen E-P1)がでますよ

明日(2009.06.16)にオリンパスから注目のコンパクトデジカメが発表されます。仮称Olympus Pen E-P1

http://www.olympus.co.jp/jp/info/2009a/if090615imagingj.cfm

59841-oly640r
PIE2009でモックアップとして公開された新製品

olympus_mf
20090616_olym2
リークされた画像

分かっていることは
・コンパクトデジカメである。高級・高性能レンジの製品なのでおそらく4~8万くらいの価格帯で出てくると思います。(追記:と思っていましたが本体だけで10万近くいきそうです)
・レンズ交換ができます。
・イメージフォーマットはマイクロ・フォーサーズです。
マイクロフォーサーズは、ライカMマウントレンズがアダプターを通して使える。つまり往年のライカMシステムのレンズが使えます。とはいえ、イメージセンサーが小さいので画角にして1/2程度に狭くなるので、広角レンズ→標準レンズとしてしか使えないですが・・・(例f=25mmが50mm相当)。たとえば、Carl Zeiss + CosinaのBiogon T* 2.8/25 ZMとか、VoigtlanderのULTRON 28mm F2とか、NOKTON classic 35mm F1.4とか、Leica Summicron M f2/28mm ASPH.とか、コンパクトカメラで使えるのはわくわくしますね。
・噂:1230万画素(4032×3024)。720pのHD動画機能, ISO 200-3200, 手ぶれ補正, 120.5 x 70.0 x35.0 mm, 335g, 3インチ液晶(23万画素), SD. SDHC

私は先日、鞄に忍ばせておく高性能コンパクトデジカメということで、PanasonicのDMC-LX3を選択しました。
実は、明日発表のこのカメラの存在は当時も知っており、待とうかなって思ったのですが、近々に使う予定があったのでLX3にしてしまいました。

参考:コンパクトデジカメの選び方について(Panasonic DMC-LX3を買ってみた)

明日のこのカメラは、高級コンパクトデジカメの人気機種達、Panasonic DMC-LX3, Leica D-LUX4, Ricoh GR-Digital II, Sigma DP2に肩を並べてくることは間違いありません。DP2のイメージセンサーサイズ(APS-C)には及びませんが、レンズ交換ができるという点でかなり注目のカメラです。(もちろんLeica M8.2を使えば超したことはないのですが) 

コンパクトデジカメの買い換えを検討している方はこのカメラはかなり注目です。

コンパクトデジカメの選び方について(Panasonic DMC-LX3を買ってみた)

写真のセンスはありませんが、カメラ好きなので、”今なら何のデジカメ(コンパクトディジタルカメラ=以下コンデジ)がオススメ?”と質問されることが多々あります。今回は、私がコンデジを買うということで、現況機種を少し調べてみました。

私は最初のディジタル一眼レフカメラ[以下デジタル一眼](Nikon D70←今でこそCanonですが最初はNikonを使っていました)を買ってから、コンデジは1度も買っていません。理由として

・デジタル一眼は、やはり高画質である。
・レンズが交換できて、様々な場面に対応できる。
・一生懸命お金を貯めて買ったデジタル一眼に対して、使わなくなると悲しい。
・(逆に)コンデジの画質・レンズなどをナメていた。

などの理由で、避けておりました。しかしハーフ還暦(30歳)を迎え、デジタル一眼を持って出歩くのが、疲れるようになってきました(笑)EOS-5D Mark IIを導入してから、カメラボディはかなり軽量化したのですが、それでもそう思うのでおっさん化爆進中でございます。しかし、ふと見つけた町並みや、オブジェクト、人との集まりなどでカメラは欲しいなぁという場面が多く、”カメラがあれば・・”と後悔するわけです。そこで、バックに投げ込んでおけるコンデジを買ってみようと思ったわけです。

コンデジは、軽量・小型というメリット以外は、デジタル一眼には機能面でかないません。それでも最近のコンデジは高性能化が進んでいますので、よく仕様を調べて妥協できる性能を持ったコンデジを選択しました。

私が今回コンデジを撰んだ選定ポイントは

(1)イメージセンサーが大きく、画素数が少ない
(2)明るく、高性能なレンズ
(3)ハイヴィジョン(HD)動画が撮れる
(4)RAW撮影ができる
(5)奥行きがでかくてバッグに投げ込めないのはNG

解説:
(1)デジカメと言えば画素数の多さみたいな文化がいまだ根強いです。しかし画素数が多くなると”1画素あたりのサイズが小さくなり”、S/N比、およびダイナミックレンジが低下し、撮影画像が低画質化・大ノイズ化します。WikipediaのCCDサイズのページから画像を以下に引用させていただきました。一般的なコンデジの1/2.5インチのイメージセンサーと、EOS 5D Mark IIが搭載しているフルサイズ(36mm x 24mm)では、これだけ面積に差があります。同じ風景・場面を撮るにしても、大きなイメージセンサーでおさめたほうが、多くの光を集められて、シャッター速度も高速化し、相対的に画質が良くなることがわかりますよね。この面積を”画素数”で割れば、1つ1つの画素のサイズが決まります。つまり同じ1000万画素でもイメージセンササイズが違えば、1画素のサイズは異なります。画素が小さくなると光を集められる量が少ないなどの理由で画質は劣化します。そういう意味で、コンデジを買う際には、画素数の多さではなく、”イメージセンサ-が大きくて、画素数が少ない物”の方が高画質を狙えます。では中古で300万画素のコンデジを買えば良いかというとそれも一概にはそうとも言えません。CCD/CMOSイメージセンサーの処理回路(いわゆる画像エンジン:CanonならDIGICみたいなもの)も常に進化し続けているからです。とはいえ、処理回路に比べ圧倒的にレンズ技術は成熟していますから、古い300万画素のNikonなりCanonのコンデジを使って、低ISOで撮れば今のコンデジに負けない高画質は狙える気がします。

ccd_size.png

(2)レンズの明るさは、絞りの開放値(いわゆるF(大文字)値)が小さいほど明るくなります。レンズが明るければシャッター速度を短くできて、手ぶれ・被写体ぶれの軽減、露光時間が短いので画像にノイズが乗りにくいなど良いことずくめです。また明るいレンズは被写界深度が相対的に浅いので、デジタル一眼の醍醐味である、一部だけピントがあって、他がぼけた写真などが狙えます。そういう意味で明るいレンズ搭載のカメラを選択したいものです。ここでも画素と同じようにF値だけで判定するのは難しいところです。最近の超薄型コンデジはレンズ群も超小さく、画質を犠牲にして小型化している可能性があります。また大ズームも危険です。大ズームを実現するためにかなり複雑な光学系になっていることも多いので、”見た目で大きなレンズ”、”ズームは2~3倍ズーム程度か、単焦点レンズ”を押さえた上で、F値が小さいレンズを選びたいと思います。

(3)このブログで何度も訴えておりますが、私は大切な場面・記憶を遺すという意味では写真だけにこだわる必要は全くなく、写真と一緒に動画も遺すべきと考えています。私の4歳の動画が残っていますが、”その撮影した事は全く記憶がありません”。写真+1行のコメントももちろん素敵ですが、動画で、その日の日付、場面、状況などを声で入れておくととても素敵な記録となると思います。当時の実家の建物を見るのも新鮮ですし、とても良いものだと思っています。そういう意味でハイヴィジョン動画は必須かと思っています。この1年は動画機能がハイヴィジョン化およびH.264化の波が来ている様で、対応機種が増えたようです。とはいえ、おそらく1年後にはコンパクトデジカメで、フルHD(1080p)+30fps+H.264で16Mbps程度(?)の高画質動画が実現するかもしれませんね。

(4)デジタル一眼では一般的なRAW撮影ですが、AWB(Auto White Balance)に全く信用をおいていないのと、写真の印象がホワイトバランスで全く変わってしまうことから、RAW撮影ができるのはうれしいことです。とはいえ、PCでの後処理を考えるとコンデジでRAWはやり過ぎかもしれませんね。

(5)上記の機能を備えていくと、コンデジとは言えども、大型になり(たとえばイメージセンサーやレンズが大きい=そのままカメラの外形サイズにつながる)、バッグに入らなくなってしまいます。普段持ち歩きのバッグに入らないのであれば、ディジタル一眼で良いじゃないかとなってしまうので、極端に大きいのは避けたいところです。

さて、こんな観点で現状のコンデジを選定しますと、以下の機種が候補となりました。

20090515_compactdigitalcame_small.jpg
クリックすると大きな画像になります。

結果として、今回はPanasonicのLumix DMC-LX3を選びました。

選定理由・感想など

・Sonyはイメージセンサーの生産ラインを統一化しコスト削減を謀っているのがわかりますね。3機種ともに同じセンサーです。
・T900, T90はあの薄型ボディにレンズを詰め込んでいるので10群12枚の詰め込みまくり感がありますね。いくらカール・ツァイス製とはいえあまり期待できません。レンズもT90/T900は同じ様です。
・Sony T900は形もかっこいいし、ハイヴィジョン動画も素敵ですが、サンプル画像を見た感じのノイズ感、レンズがイマイチっぽく見送り。
・Sigma DP2はこの中での画質面で見たら一つ頭が出ています。コンデジにAPS-Cのサイズですから圧倒的です。しかし、使ってみた感じ、動さが遅く、カメラが大きすぎて見送り。とはいえ、一眼レフは持っていない人は良いカメラだと思います。
・Casio FC100は、宮下の用途ではやや機能不足ですが、ハイスピード撮影(毎秒1000フレーム)は魅力的です。ゴルフスイングには必須です(笑)。私は上位機種を持っているのでFC100は見送りです。とはいえ良い機種だと思います。
・Canon IXY 510ISは普通利用では大変すばらしいカメラです。私の要求機能としてはやや機能不足です。Powershot G10は、大きすぎるのと、動画機能が弱く見送り。
・Fuji F200EXRは大変すばらしいカメラで、とりあえずシャッター押せばちゃんとぶれずに撮れているカメラという意味で、かなり素敵なカメラです。私にはRAWが撮れないのと、マニュアル機能不足で見送り。
・Nikon S710は、知り合いがNikon勤務が多いので書くのも心苦しいのですが、他社に比べやや出遅れ感はありますね。デジタル一眼が調子良いので、コンデジもがんばってほしいです。

以上の理由は、実は一瞬で決まっていまして、実際に悩んだのは、RicohとPana(or Leica)です。

・RicohのGR-Digital IIとGX200は、イメージセンサーも大きく、画素数も抑えており(少なく)、RAWも撮れるので画質は期待できる。小さくて使いやすい。1:1のスクエアフォーマットも撮れる。しかし動画が弱い。あと周りで使っている人が多く、ちょっと避けたい(笑)
・Leica D-LUX4は、PanasonicのLX3の完全OEMで外観だけ変えて販売しています。性能は全く一緒ですが値段が非常に高い。しかしLeicaのロゴはかっこいい(私みたいなのが正にカモの消費者ですね・・)
・PanaのLX3は、イメージセンサーも大きく画素数も抑えられ、レンズもLeicaのレンズで明るく、無理もなく、動画も若干怪しいですが720p (24fps)対応、さらにRAW撮影できる。

結果としては、Leica D-lux4とPana LX3を迷い、安いLX3に至りました。まぁ、現状のコンデジとしてはコストパフォーマンスも含め大変良い機種だと思います。

今回は、私の要求が普通のコンデジの要求よりも高いためLX3になりましたが、普通に使う分なら
Sony T900, Casio FC100, Canon 510IS, Fuji f200EXR, Nikon S710あたりがおすすめです。ハイヴィジョンを撮れることを考えると
T900かFC100か510ISくらいが良いあたりではないでしょうか。

さて、購入したLX3で撮影してみました。RAWで撮影しPhotoshopでJPEG現像しています。
*すべての画像はクリックすると生サイズで最低圧縮・最高画質JPEGの画像を表示できます。
比較のために、Canon EOS 5D Mark II + EF100mm F2.8 Macro USMの画像を載せています。同じくクリックすると拡大できますので、比較になれば・・。

20090514_lumix_dmc-lx3_no0_f5_6_small.jpg 
Panasonic DMC-LX3 RAW, ISO80, F5.6

20090514_eos5d2_no0_f3_5_small.jpg
参考:Canon EOS 5D Mark II + EF100 Macro : RAW ISO100 F3.5

20090514_eos5d2_no0_f9_small.jpg
参考:Canon EOS 5D Mark II + EF100 Macro : RAW ISO100 F9

■被写界深度・ぼけっぷり調査

20090514_lumix_dmc-lx3_no1_f2_4_small.jpg
Panasonic DMC-LX3 RAW, ISO80, F2.4

20090514_lumix_dmc-lx3_no1_f7_1_small.jpg
Panasonic DMC-LX3 RAW, ISO80, F7.1

*すべての画像はクリックすると生サイズで最低圧縮・最高圧縮JPEGの画像を表示できます。

20090514_eos5d2_no1_f2_8_small.jpg
参考:Canon EOS 5D Mark II + EF100 Macro : RAW ISO100 F2.8

20090514_eos5d2_no1_f9_small.JPG
参考:Canon EOS 5D Mark II + EF100 Macro : RAW ISO100 F9

20090514_lumix_dmc-lx3_no2_f2_4_small.jpg
Panasonic DMC-LX3 RAW, ISO80, F2.4
20090514_lumix_dmc-lx3_no2_f6_3_small.jpg
Panasonic DMC-LX3 RAW, ISO80, F6.3

■まとめ
・コンデジの画質をナメていましたが、最近のカメラはよく写りますね。十分に使えそうな感じです。
・デジタル一眼の画像はやはり、被写界深度も薄く、ぼけも美しく、ノイズも少なくすばらしいと改めて感じましたので、今後もデジタル一眼はお世話になりそうです(そうじゃないと、悲しい・・)
・使い方も複雑ですが、LX3良い感じです。ちょっとマニアックなカメラをお探しなら1候補のカメラではないでしょうか?

Sony Handycamの大変素晴らしい”子育て動画撮影シミュレーション”サイト[Cam with me]の紹介と動画の素敵さを改めて考える。

SonyのHandycamのCMをご覧になったことがございますか?竹内さんの音楽に載せてのキーワードは、”毎日がスペシャル”です。普段、何気ない日と思うかもしれませんが、未来から見れば、やはり毎日がスペシャルだなぁと否応なく思わされる素晴らしいHandycamのサイトを見つけました。

Cam with me (カム ウィズ ミー)” @ Sony Handycam

200904handycam.jpg

Handycamの販売促進のサイトですが、とにかく素晴らしいです。
一人の女の子が0歳の誕生から成人するまで時系列で成長していきます。
サイト閲覧者は、マウスでクリックすることでその場面場面を疑似ハンディカムで記録していきます。
最後に自分が撮った映像がまとめられて再生させられます。

成長の過程の映像は”何気ない日々”です。しかしそれを自分のクリックのタイミングで切り抜いておいて、
後から見てみると、つい”ほっ”としてしまう素晴らしいクリップになっています。やはり”毎日がスペシャル”だなぁと(笑)
完全にsonyの戦略にハマっておりますが、やっぱりお子様の成長を綺麗にハイヴィジョンでしかも動画で”遺して”あげることは素敵だなぁと改めて思いました。
大変ほっこりしてしまうので、是非遊んでみてください。

我々の世代の結婚式では、必ずと言って良いほど、新郎・新婦の成長の過程の”写真”をスライドで公開されます。
確かに素敵ですが、我々の”子供の世代”はやはり高画質ハイヴィジョンで遺し、短い動画のスライドショーを20年後に作れるように準備をしましょう(笑)

このサイトで何度か紹介しておりますが、やはり15秒程度の短い動画というあたらしい映像表現は”名前”でも作って広めたいものです。
コンパクトデジカメではほぼ100%動画が撮れるようになりましたし、最新の機種では、コンパクトデジカメでハイヴィジョン動画が撮れます。
ディジタル一眼レフでも、Canon EOS-5D Mark IIを先頭に、Canon EOS Kiss Dx3, Nikon D90, Panasonic GH1などハイヴィジョン動画機能が付き始めました。
こういう流れですので、写真だけではなく、”短い動画”を遺す文化を一般化させたいものです。

お子様がいらっしゃる方は”毎日がスペシャル”なので是非、何気ない日々を短い動画で遺してあげてください。

30歳のおっさんが初めて東京ディズニーシーに行ってみるテスト。

表題のとおり、30歳になって初めて東京ディズニーシーに行ってきました。ヤホーで調べるとTDSと略す様です(笑)
ここで今更TDSの解説をしてもあまりに痛いので割愛し、少年の心を持っていないおっさんが初めてTDSを訪れた感想と、むしろこのエントリーの趣旨ともいえるハイクオリティ動画を紹介します。

アトラクションはどれもスピードなどヌルいものでしたが、そのアトラクションに至るまでの演出などは凝っていて素敵でした。話には聞いていましたが、TDS全体でゴミなどがなく景観も綺麗で、アトラクションのおにーさん・おねーさんの笑顔っぷりが良いのでしょうね。少年の心を持っていなくても十分に楽しめました。ファストパスなどのトラフィックコントロールも、あれだけ人が集まる施設ではうまく考えていますね。きっとあのパスをスマートに取る方法があるのでしょうね。私なんぞ当日知った言葉ですからパスの発券場所にいっても全て閉鎖していました・・・・。戦略が必要だということだけはわかりました。その戦略を練るのも楽しいのでしょうね(たぶん)。TDSに入ったすぐのところにミッキーがいてみんなで写真を撮っていたので、こんな感じでそこら中にウロウロしていると思っていましたが、たまにしかいないのですね。それ以降見あたりませんでした。行った記念になるので写真を撮っておけば良かったです。

そんな感じで、大変すばらしい経験をしました。30歳になって初めてでしたので、同じ周期でいくとなると次は還暦です(笑)。どうなることやら。

さて、もちろんディジタル一眼レフを持っていきましたので、がっつり写真と動画を撮ってきました。TDSは三脚が禁止ということで、しかも夜となると被写体としてはかなり難易度が高いです。この条件でいえば、携帯電話や、コンパクトデジカメのような、イメージセンサーが小さく(=S/Nが悪い)、レンズが暗いカメラでは、撮れている写真は期待できません。こういう場面ではやはりディジタル一眼レフは有利ですね。持って行ったEOS 5D Mark IIはディジタル一眼レフとして世界初のフル・ハイヴィジョン動画を、しかも最高のクオリティで撮影可能ですので、その動画もちょいと紹介。弟分のEOS Kiss Digital X3が先週発表されました。X3もハイヴィジョン動画機能が搭載されることが発表されましたので、一眼レフで動画を撮る文化が増えそうですね。まずは、写真を何枚か。夜のTDSは本当に綺麗でした。

写真はクリックすると拡大されます。

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さて、注目の動画です。5D Mark IIは、1920 x 1080のFullHD解像度で、H.264の45Mbpsというとても高ビットレートで撮影が可能です。地上デジタル放送がMPEG2で17Mbps。BSディジタルがMPEG2で25Mbps。H.264は、MPEG2の約2倍程度画質が良いのため、H.264で45Mbpsはやり過ぎの圧倒的な性能です。下に紹介する動画はFullではないHD動画(1280 x 720)にサイズを下げ、さらにビットレートをH.264の24Mbpsに落とした動画です(Youtube内で再エンコードが掛かっているので、更にクオリティが落ちています)。とはいえ、手持ちのディジタル一眼レフでもこれだけ綺麗に撮れるのが確認できると思います。家では、この動画をBlu-rayに焼き込み、PS3でFullHDのまま再生しましたが、強烈にクオリティが高く驚きました。一眼レフの動画撮影は、AF(オートフォーカス)にまだまだ改善点はありますが、画質という意味ではかなり将来性があると思います。

おそらく、TDSのパレードを高画質なんぞと語っている時点でわかっていないんだろうなぁとこのブログを書いていて思いました(笑)。生にはかないませんね。シルク・ドゥ・ソレイユも動画でみても全くあのすばらしさは伝わないと思います。

YoutubeのHD(ハイヴィジョン)再生は、解像度が大きいので、Youtubeに移動してご覧いただけます。
下の写真をクリックしてごらん下さい。
または直接リンクへ。https://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=mMCmET8csfM&fmt=22

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Youtubeアップ前の動画ファイルは、https://www.spacewalker.jp/hdmovies/200902_TDS_FullHD.mp4に置いてあります
(1280×720, H.264 Main 4.1, 24Mbps, 1.3GB)。