トヨタが旅客ジェット機事業へ参入

トヨタ、旅客ジェット機事業への参入を検討=関係筋
3月5日9時36分配信 ロイター

 [東京 5日 ロイター] 三菱重工業<7011.T>が事業化を進めている旅客ジェット機開発計画への参画をトヨタ自動車<7203.T>が検討していることが5日、わかった。関係者によると、トヨタは三菱重工から打診を受け、三菱重工が設立する製造会社への出資を検討している。

上記の引用のように、トヨタが三菱重工の事業に出資を検討しているようです。
YS-11引退以来、国産の旅客機はないわけですが、これで少し拍車がかかると良いですね。
戦後、GHQにより航空の研究は制限され、その後スーパー301などいろいろなブロックはあったわけですが、もうそういう時代ではない気がしています。

トヨタの生産方式と、ロケット・戦闘機など工芸的な一品生産の三菱重工がうまくマッチして、量産で且つ、高性能な旅客機が生まれることを願っています。
今、あらゆる製品が昔ほどの耐久性を求められなくなり、とりあえず動けばよいというエンジニアリングになりつつあります。とりあえず動けばよいという考え方ですと、人件費が安い国のプロダクトを買えば良く、とてもこの国の経済状態では太刀打ちできません。しかし世界中で日本車が使われている理由は安さだけではなく、燃費が良く耐久性があるというからという話を聞いたことがあります。
エコカーは日本が世界を牽引しているわけですから、エコ飛行機のような、環境にやさしく、安く、安全な日本らしい旅客機ができるのを期待したいところです。

私としては、一品工芸生産とトヨタ量産方式が混ざったときにどのような利点・欠点などがあったかなど、良い製品ができたあとにエンジニア達に聞いてみたいところです。

* ちなみに三菱重工とトヨタが私の勝手に想像する生産スタイルをしているかわかりません。あくまでイメージだけで語っております。

トヨタが旅客ジェット機事業へ参入」への2件のフィードバック

  1. とても嬉しいニュースです。戦後飛行機を作る事をアメリカに禁止されて以来数十年、今まではYS11だけが日本の空を飛んだだけです。
    今は自動車もロケットも世界一の技術の日本にとってはアメリカに負けない飛行機を作るのは朝飯前のことだと思います。
    三菱重工にトヨタが共同して作る飛行機は技術も価格も安全面でも何処の国にも負けないと思います。

    一日も早く日の丸ジェット旅客機が見たいものです。

  2. 時代的には国産とかこだわる時代ではないかもしれませんが、地元意識で良い飛行機を作ってほしいですよね。

    何かあったときに飛行機に技術がないのは困るみたいなセンスはもう必要ないかもしれませんが、やはり飛行機は持っていたいですよね!

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