先日、2回目になる乳頭温泉郷”鶴の湯”に行ってきました。
公式サイト:秋田県の秘湯、乳頭温泉郷 鶴の湯温泉
公式サイトもしっかりされているので、参照頂きたいですが、私の方でもその魅力を紹介したいと思います。回し者ではありませんが、本当に素晴らしい温泉宿で、心の底からおすすめできます。
また、過去にもブログで紹介しておりますので、興味があればそちらも参考に頂ければと思います。乳頭温泉郷 鶴の湯温泉@秋田に行ってきました @ 2009.1.2
東京からだと秋田新幹線こまちで田沢湖駅に降り、バスで”アルパこまくさ”というところまで出て、(事前に電話連絡のうえ)、そこまで鶴の湯の方が迎えに来てくれます。
今回の旅では田沢湖畔で一度バスを降り、猛烈に寒い中、田沢湖湖畔からTime Lapse (微速度撮影)で写真(動画)を撮ることにしました。
Tazawa Lake @ Akita, Japan (Full HD 60fps) from Naoki Miyashita on Vimeo .
もう。モーレツな寒さでして、この30分近い撮影の間、死にそうになりました。動画の後半で出てくるように現地のカップルたちが、この寒さの中、結構余裕な格好でとことこと歩いてきては水際まできて遊んでいます。長野出身の私の寒さ耐性は20代で消え失せましたので、あまりの寒さに倒れそうになりました。田沢湖の写真を何点か。うまく表現できていませんが、雲の合間から太陽光のカーテンが降りてきていて、”生では”相当にきれいでした。
う~む。大した写真ではないですが、実はこの撮影している場所も夏は水の上です。というわけで氷の上に立って撮影しています。
さて、またバスに乗って、お迎えポイントであるアルパこまくさに向かいます。バス停ががっつり雪で埋まっていますね。
奥の山の左側にスキー場があるのがわかりますでしょうか?あれが田沢湖スキー場で、鶴の湯はさらにその奥にあります。
結構、バスで上ってきました(車窓からです)太陽も傾いて来て、遙か向こうに先ほど撮影していた田沢湖があるのがわかりますでしょうか?
車内からなので、被写体ぶれが甚だしいですが、途中はこんな白樺があったりときれいです。
田沢湖スキー場までやってきました。一緒に鶴の湯に来た連中は、朝から滑っていた様です(宿で合流)。雪質も良かった様ですよ。
私は長野出身ですが、高校までスキーをやりすぎて、上京(18歳)以降一回も滑っておりません。果たして滑れるのか?
今はスキーよりもカメラと三脚をもってリフトで上がり写真を撮りたいです。そんなやつ見たことありますか??(できるのかな?)
さて、アルパこまくさに到着し、鶴の湯のマイクロバスを見つけます。鶴の湯は予約困難の人気温泉なので、普通の時間に到着すればまず他のお客もいると思うのですが、田沢湖駅に到着したら宿にお迎え予約が必要です。何時のバスに乗るのでよろしくねと。
車窓から見える最初の鶴の湯の看板。あまりに被写体ぶれが激しいので、ブログにあげるのは忍びないってことで小さい映像で。
アルパこまくさから鶴の湯までの道がモーレツでして。相当背の高い雪の壁の間を通ってゆきます。400年くらい前に鶴が温泉で怪我を癒していたという伝説が残っていて、そこから鶴の湯という名前がついたそうです。その為、治療や怪我を治すために長年愛されてきた温泉の様ですが、車が無い時代のしかも冬に怪我をした状態で行くのは危険です。温泉に癒される前に寒さと雪で逝ってしまいそうです。
さて、鶴の湯に到着です。鶴の湯は、もとよりある”本陣”(=今回お世話になるところ)と”別館:山の宿 ”というのがあります。私は本陣しか来たことがありません。
相当雪深いです。つららもモーレツに垂れ下がっています。ここまで山深いと”秘湯”と書かれなくても、秘湯であることは一目瞭然です(笑
雪のかまくらの中には、”水上様”と、小さい雪だるまがありました。小学校低学年くらい前までは実家でかまくらを作った記憶がありますが、最近はどうなんでしょう?
”疑惑!?”の地球温暖化らしいですし、雪が少なくて作れないかもしれませんね。
さて、ゲートを超えて鶴の湯・本陣のメインストリートです。左側が部屋と食堂、右側が各部屋がある棟です。先の方で写っているおじさまは、私を覚えていてくれました。何度も来たくなりますね。
いい感じで雪が積もっていますね。ここは私の部屋のある棟です。
先ほどのメインストリートを越えると温泉がある橋にたどり着きます。マップは鶴の湯公式サイトの温泉のページ をごらんください。
この建物には、女性(専用)露天風呂と、黒湯、白湯というのがあります。ちなみに温泉は24時間入れます。
温泉の解説をここでしてしまうと、鶴の湯には、数個のお湯があります。すべて泉質が違います!
・(一番大きな)混浴露天風呂:混浴ですがまずお湯が白いのと、女性の脱衣所からはうまくお湯まで入れるので、割と女性でもいけると思います。湯船に入っていれば全く見えないので問題ないです。実際には若いカップルなども仲良く、しかもたくさん入っていました。
・女性専用露天風呂:一応上記の露天風呂は混浴なので、女性専用の露天風呂があります。男性専用はありません。
・中の湯:混浴露天風呂の手前にあります。眼っこの湯といういらしいです。眼に効くのかな?
・黒湯:ぬくだまりの湯、子宝の湯というらしいです。
・白湯:私が一番お気に入りのお湯です。美人の湯というらしいです。
・あとは、滝の湯という打たせ湯があったり、宿泊者用体を洗えるお湯など
があります。写真を少し紹介
黒の湯、白の湯の入り口です。いい感じです。
これは白の湯で、上記の写真の建物の中にあります。今回の旅では結局ここに2時間近く入っていた気がします。お気に入りです。ここにカメラを持ち込むのはかなり勇気がいります。
続いて黒の湯です。白の湯と同じ建物にあります。ここは深さも結構あり、こじんまりと入るにはもってこいです。カメラが壊れそうです。
次に中の湯の解説です。中の湯の写真は撮れませんでした。やっぱり眼っこの湯ということで眼病に効くようですね(ブログを書いていて今知った)
さて、もっとも注目の”混浴露天風呂”ですが、普段は人気のお湯でまずだれか入っています。そこにカメラを持っていって写真を撮るのはかなりのチャレンジャーです(無理です)
と思っていたら、出発の翌朝、定期的に行われている露天風呂の掃除がありまして、そのタイミングで写真が撮れました。
おじさまのいる場所が一番深く、写真の右側まで普段はお湯が張っています。お湯はおじさまの足下のお湯です。白いのがわかりますよね。
おじさまの右側にある大きな岩が隠れるくらいまでお湯を張っている状態です。想像してください(笑)
ここに、宿泊者がのんびーりとゆったあぁりと入っています。星も見えたりして、もう最高です。最上です。完璧です。
上記でも解説しましたが、お湯がこのくらい乳白色ですので、混浴とはいっても全く見えないので女性でもGOです。
おじさまとは反対側の様子。右の建物が男性用の混浴露天風呂に入る様の脱衣所+中の湯があります。女性はさらに奥の建物で着替えて、今は砂利が見えていますがそこまで露天風呂のお湯がありますのでお湯に入りながら”かがんで”入ってこれるシステムです。
さてこのブログを書いているときのBGMが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番です(ベタですが)。今第三楽章です。やばいです。
と、話はそれましたが、メインストリートの方に戻ります。
軒先には、高野豆腐が(長野では染み豆腐)掛かっていました。カラフルです。左には干し柿もありますね。ちなみに私は柿が食えません。
鶴の湯のデフォルト電灯です。LED電球も魅力ですが、趣といえばこのデザインですな。
さて、温泉も最高ですが、鶴の湯の魅力は食事です。
一風呂浴びて、食堂に皆で向かいました。ちなみに今回は6人での旅です。まずはこんな状態で待っていてくれています。
この写真の右上の部分は・・・・
いろりです。最高です。素晴らしいです。川魚が焼かれていました。もちろん我々用の6匹です。
魚を食べ終わった後にこの上にフックがありまして、メインであります、”山の芋鍋”が掛かります。
しかーし、前回もそうだったのですが、あまりのうまさに写真を撮るのを忘れました・・・(苦笑
というわけで、食事は相当に最高です。まさに秋田の田舎料理を堪能でき、腹一杯食べられます。東京では、いや最近では、味わえない感動です。
食事を終えた頃には空は真っ暗で、メインストリートに変化がありました。両サイドに雪がせり上がっていましたが、その中にろうそくが灯してありました。
クリックすると拡大します。
とても素晴らしい空間と光で感動致しました。寒いですが三脚を使っての撮影です。
こんな感じで雪を掘った中にろうそくが灯してあります。
逆サイドの写真です。ちょうど正面が食事を取ったところです。
さて、時間が前後していますが、
私の部屋の建物がある廊下です。
思いっきり散らかってしますが、部屋の様子です。同部屋の方(6人のうちの一人)は、スキーをやってきているので、荷物が多くて大変そうでした(私もカメラが重くて大変でしたが)
部屋に入る前に写真を撮っておくべきでした・・・。
食事をした後は、温泉にだらだらだらだらだらだら入って、一泊二日でしたがのべ4時間くらい入ることができました。相当にリラックスできました。
そして、次の日。とても天気も良くて気持ちが良かったです。
メインストリート(とずっと言っていますが、公式にはそんな横文字の名前が付いているわけではありません)です。
メインゲートです。
鶴の湯のバスが来てしまいました。超リラックスな旅もここで終了です。
2回目でしたが、やはり最高の温泉と料理とおもてなしでした。心の底からリラックスできました。私の名前を覚えていてくれたご主人はじめ、現地の方たちの暖かいお出迎えは本当にうれしいものです。
先日紹介した、近代的なリゾートスパホテル”arcana izu” ももちろん素敵でしたが、やはり田舎出身の私にとっては圧倒的に好みはこちらです。
ちなみに冬は暖房費が別途かかりますが、暖房費込みでも食事付きで1万円を切っておりますので、大変リーズナブルです。
1回目に行ったときは一人旅だったので、夕飯は同じく一人旅の方たちと囲炉裏を挟んでいろいろお話しました。そこに来ていた女性は、既に日本中の温泉を200湯を超えていましたが(その時温泉巡りの単位が湯(とう)であることを知った(笑))、そんなプロから見ても鶴の湯は最高らしく定期的に来てしまう温泉とのことです。多くの温泉・旅雑誌、テレビでも特集を受けたりしていて、予約は相当に困難ですが、心よりおすすめできますので、是非鶴の湯に行ってみてください。何しろ、あまり温泉が好きじゃなかった私が一気に改心しましたので、相当のインパクトでした。ゆっくりされたい方は是非。