デジタル一眼レフセミナーを開催しました。

以前にこのブログで募集したデジタル一眼レフセミナーの第1回目を中央区の新富区民館で開催しました。
今回はブログ掲載後にすぐに連絡頂いた方達を中心に4人ご参加いただきました。

相変わらずの締め切りギリギリっぷりで、セミナーのテキスト作りを開始したのが、セミナー開始12時間前!
というわけで、パワーポイントでモーレツに作成してキンコーズで印刷して準備しました。
デジタル一眼レフセミナーということで、区民館に私の機材、三脚などはもちろん、PCを2台持ち込んで、RAW現像までやってもらうことにしました。

結果としては、私の不慣れなせいもあり後半はバタバタになってしまいました。カメラの操作法なんぞ覚えてしまえば簡単!ってことで、できれば一通りの内容を1日で済ませたいという考えで、1日に詰め込みました。
前半の基礎解説に時間が掛かりすぎてしまい、後半のカメラ実機でのテストが少なくなってしまい申し訳なかったかなと思っています。

ちゃんと説明できたか疑問ではありますが、ご参加された方が今後素敵な写真をとるきっかけとなってくれれば幸いです。

テキストが今回できましたので、また開催する際にはご興味があれば是非ご参加ください。

今回参加者全員の写真を撮るのを忘れました・・・。カメラセミナーなのに・・・。

デジタル一眼(レフ)のレッスンなんて開催したら参加されますか?ご意見を。

2010/07/25 追記:本カメラレッスンにご参加の方(またはとりあえず興味がある方)は、spacewalkerphoto@gmail.com にメールを送っていただけますか?準備が整いましたら連絡先として使わせて頂きます。

さて、今回はブログというよりご意見頂きたいと思います。

このブログでも何度も紹介していますが、私は、結構なカメラ好き(写真好きもそうですがカメラ好き)でございまして、出かけるときはいつもカメラを持ち歩いています。そこで、その拙いレベルではありますが、カメラの使い方のレッスンなどを開催したら、参加されたい方はいらっしゃるのか?お聞きしたいと思います。過去に知人の何人かに教えた事はあるのですが、その後明らかに私の写真なんかよりも素敵な写真を撮られている方がいます。つまり、写真の素晴らしさは、その方の持ったセンスと被写体であり、その部分が欠落している私の写真よりよっぽど素敵な写真を連発しています。今回のレッスンの想定では、その方の持っているセンス・被写体環境に対して、カメラの使い方をマスターすることで更に表現手段を広げるお手伝いという位置づけです。また、いわゆるぶれ、ピンボケ、明暗が激しいなどの失敗写真が原理を知ることで起こらないようにしたいと思います。私は、”カメラ好き”なので、”撮影技術”全般に対しては、それなりに知識と経験がありますので、その技術を紹介できればと思っています。以下に少々条件などを提示しますので、参加してみたいという方がいらっしゃいましたら、私へ直接メール頂くか、コメントなどに残してもらえればと思います。

<機材に関して>
対象1:デジタル一眼レフ(=デジタルカメラで、レンズが交換できて、シャッターを押すとバシャンとカメラの中でバタバタ音がする、いわゆる”一眼レフカメラ”)。どのメーカーでも可能。canon, nikon, sony, olympus, pentax, leica, …..
対象2:ミラーレス一眼(=デジタルカメラで、レンズ交換ができて、コンパクトサイズ。Olympus E-P1/E-P2/E-PL, Panasonic GF1, Sony NEX-3/5など)
対象3:持っていない方:宮下のデジタル一眼レフを貸し出しますので(重いですが)、持っていない方、挑戦してみたい方、知識を得てからカメラを購入したい方など

<参加対象>
例1:一眼レフを持っているが、Pモードばかりで、いろいろな機能を使えていない方。
例2:コンパクトデジカメ・携帯デジカメを使っていて、一眼レフに挑戦したい、とりあえず使ってみたい方
例3:一通り一眼レフの使い方を知っているが、より知識を高めたい(高画質撮影、簡単なRAW現像など)方

<場所>
予定1:中央区の集会場(安いので)を借りる:銀座区民館、京橋区民館あたりを予定。

<日程>
予定:とりあえず1日で終わらせる予定。9:30~5:00終了(お昼挟んで)
とはいえ、帰宅後試してから、また疑問点も出てくるかもしれないので2回くらいかなと・・。
場所が銀座になったら、ランチは”銀座うち山”の鯛茶漬けかな。

<費用>
集会場と機材搬入費の約1万円を参加者+宮下で割り勘。3人だったら、2500円~3000円くらいかな。予定なんだけど。

<内容>
*以下に思いついた内容を列挙しますが難しいものではなく、最初のド基礎(前提知識不要)からやります
・一眼レフのド基礎。AE, AF, モード、絞り、シャッター、ISO、レンズの読み方、ホワイトバランス、露出補正
・ぶれない写真の取り方:手持ち限界の感覚を覚える。
・撮影表現:ボケ撮影解説(被写界深度)
・撮影表現:シャッター速度の差のよる撮影解説
・撮影方法:そのカメラの最高高画質で撮る方法(三脚、ISO、MTFなどの観点から)*重要1:動物サンプル
・物撮り撮影:物撮り、花撮り(マクロレンズなど):チューリップサンプル薔薇サンプル1薔薇サンプル2
・RAW現像(ホワイトバランスと露出補正を行い、綺麗な色に、適切な明るさに追い込む)*重要2
・特殊な撮影方法の解説(リンク先に写真サンプルを掲載)
A) 夜景撮影;夜景サンプル(東京タワー)夜景サンプル1夜景サンプル2夜景サンプル3
B)夕焼け、朝焼け撮影:朝焼けサンプル夕焼けサンプル
C) 微速度撮影(Time Lapse): Time Lapseサンプル
D) 箱庭・ミニチュア化撮影: 横浜のミニチュア撮影サンプル
E) HDR撮影:HDRサンプル1
F) ゼラチンフィルタ・クロスフィルタ・C-PLフィルタなどのフィルタを通した撮影:ゼラチンフィルタ夜景サンプルクロスフィルタサンプルC-PLによる青空写真サンプル(リンク先の後半の青空)
G) スピードライト(いわゆるフラッシュ)を使った撮影
H) 結婚式の撮影
I) 指輪の影でハートを作る写真(笑):ハートの影サンプル
J) ポートレート(?)被写体が居ないのでおそらくできない(サンプルも肖像権の問題でほとんど出せない)。ポートレートサンプル1ポートレートサンプル2

<機材:宮下所有の物は共有利用できます。>
・Canonのデジタル一眼レフカメラ2台(宮下所有)
・Canon系レンズ:10本くらい。
・Panasonic Lumix GF1 (ミラーレス一眼) + 2本レンズ
・三脚:5台

<使用PC>
1)Photoshop CS5 + Adobe RGBモニタ
2)Photoshop CS4 + Adboe RGBモニタ
3)Vaio  Type-Z(sRGB)
以上4台は宮下の物を会場に運びます。Note PC持ち込み歓迎。

<人数>
・最大3~4人。理由はパソコンの台数制限による。

こう書いてみると結構内容が固そうですが、カメラの操作的には基礎レベルですので、既に撮影技術を身につけている人には退屈な内容です。
男性でも女性でも、興味があれば連絡くださいな。

LUMIX DMC-GF1 1080p動画テスト+レンズテスト

このエントリーでは、パナソニックのミラーレス一眼(マイクロ一眼) LUMIX DMC-GF1の1080p動画テストです。え?GF1の動画?何を今更と思うかもしれませんが、とにかく一部で話題の”1080p”の動画のテストです。詳細は省略致します。興味があれば、ご自身で調べてみてください。

あまり天気が良くなかったのですが、八丁堀からリバーシティの方(月島の方)へ渡る”中央大橋”付近でテスト撮影してきました。途中動画が揺れているのは、撮影してわかったことですが、この中央大橋がかなり揺れるためです。

GF1で撮影した1440x1080p動画を、テロップなどを付けるためPremiere CS5で編集。その際に1920×1080にスケーリング処理を掛け、35Mbps, 1-pass, main profile 5.0,  H.264で再エンコーディングを掛けています。なかなか高画質だと思います。Sony NEX5がレンズを中心に画質が結構残念だったのと、バッテリーの持ちが悪い様で私は見送りました。やはり今回の1080p動画も含め”ミラーレス一眼”ではGF1が現状最高カメラだと思います。(あくまで個人的意見)。あとはCMを若手を起用すればばっちりだと思います。 
一方で以下の写真で紹介しているように、三脚までもって行くならEOS 5D Mark II持って行けば最上の画像を得られます。そういう意味でGF1がメインカメラになることは、私としては無いようです。あくまで荷物が持っていけないときのサブカメラですね。


HD再生には、上記をスイッチを1080pに切り替えてください
(当たり前ですがGF1で撮影しているものです)
使用レンズ:

Y/C Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8C (絞りを変えて被写界深度が変化するのをご覧いただけます)
Canon TS-E 24mm 1:3.5 L II
Canon EF70-200 F2.8L IS USM
LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.
LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.

Youtubeよりもおそらくビットレートが高いvimeo.comでもアップしてあります。
http://vimeo.com/12704507
ログインすれば、”MP4″の生データもダウンロードできます。ここで公開しても良いので、必要であればコメント欄にリクエストをどうぞ。

以下はマウントアダプタ経由でGF1にレンズを付けている様子。


GF1 + マウントアダプタ + Canon EF70-200 F2.8L IS USM


GF1 + マウントアダプター + Canon TS-E 24mm F3.5 II (逆アオリ中)


GF1による撮影 : GF1 + Canon EF70-200 F2.8L IS USM
RAW, F2.8 (開放しか使えない), 140mm位


GF1による撮影 : GF1 + Canon TS-E 24mm II
RAW, F3.5 (開放しか使えない), 逆アオリ

以下、比較のためにEOS 5D Mark IIの画像・動画を公開します。参考までに。

Canon EOS 5D Mark II Movie Test (1080p) from Naoki Miyashita on Vimeo.

Canon EOS 5D Mark II Movie Test (1080p) from Naoki Miyashita on Vimeo.


EOS 5D Mark II + TS-E 24mm F3.5 II (クリックすると拡大) 逆アオリ

一眼レフカメラ・コンパクトカメラ用おすすめの革ストラップ(Acru)

カメラ好きで、普段良くカメラを背中に掛けて移動しています。
そこで、困るのが、Canon EOSと書いてある純正のストラップです。企業のブランディングとしては有効なストラップかと思いますが、使っている方にしてみれば恥ずかしくてしょうがありません。
そこで、素敵なストラップに変更することにしました。

見つけたのは、株式会社 Acru (アクリュ)さん。

”ファッションとカメラの新しいカタチ”というキャッチフレーズを掲げ、超素敵な、そして丁寧な革のストラップを商品化しています。
というわけで、買ってみました。一眼レフだけではなく、コンパクトカメラ用など、様々な大きさ、色がありますので、どうぞ興味がございましたら、サイトをご覧になってください。
注文してからの対応も大変丁寧でとても好感がもてました。

以下に、私が購入したワイドレザーストラップ>ホースハイド(チョコ)のワイドカメラストラップ の写真を下に掲載。ライトを使わなかったので変な陰が落ちちゃっていますが・・・。

もちろん大きな一眼レフ用だけではなく、Lumix GF1, Olympus E-P1/P2, Sony NEX-5/NEX-3などのミラーレス機用の細いストラップも多数ラインナップがあります。あの感じだと何でも頼めば作ってくれるのではないでしょうか?(むちゃぶり)

(クリックすると拡大します)

こんな素敵な袋に入っていました。


EOSにつけてみた感じ。とても良い感じです。

2010年春:桜。

ちょいと、伊豆の方まで桜の写真を撮りにいってきました。
が、東京よりも少し前に満開を迎えていたことと、金曜日あたりに猛烈な風が吹いたようで、もう痛み始めでした。
とはいえ、盛者必衰。衰えていく桜も綺麗ですね(言い訳。

うーん。いまいちな写真ですが、今年も桜は綺麗でした。ところで、小岩井農場の一本桜は一度行ってみたいものです。

フラワーアレンジメントレッスン(2回目)+水切り実験結果

さて、最近お花に関するエントリーばかりですが、2回目のフラワーアレンジメントレッスンに行ってきました。
今回のテーマは”春アレンジメント”ということで、とてもさわやかで透明感のある花材・資材でした(それをどーしよーと、自分のセンス次第なんだけども)
さて、早速写真で紹介していきますが、最近液晶ディスプレイを変えまして、そのカラーマネージメントが未だできておらず、写真の色(ホワイトバランスなど)が破綻気味ですのであしからず。


今回は球体の透明なガラスボールにアレンジするという超さわやかなもの。
小さいブロック形状のオアシスに、カーネーションなどを飾っておいて、ボールにいれちゃいます。


更にそこから、4本のチューリップと2本のカラーを回す(と表現すべきでしょうか・・)アレンジで、動きがあり爽快な感じになりました。
とても良い香りがしまして、部屋に飾ってあるのですがとても良い気分になります。チューリップは水抜きを先生が前日にしてくれていて、ややナヨっとなるように準備頂いていました。
それを利用してこの球体にはいるように曲げていくわけですが、なんとも力を入れすぎるとポキっといってしまいそうで、難しいものです。
チューリップは葉っぱもいろいろ利用できそうで、これからの季節、とても参考になりました。


出来た作品を黄色い羽や蝋燭などを使って装飾し、記念撮影。さわやかです。


先生や他の方のアレンジで3段重ねにしてみたり・・。フラッシュ or レフ板があれば、もうちょっと良い写真になるかもしれません。


アレンジ後、今度はケーキ+お茶が出てきました。素晴らしいケーキで、とてもおいしく頂きました。見た目も綺麗ですね。

やはりアレンジメント自体の技術はこれからで、多くの事例を重ね、センスのなさを少しでもカバーできるようにがんばりたいです。
それにしても、花好きが相当加速しており、部屋が花だらけ状態です。これから暖かくなってきて新緑の季節ですから楽しみですね。

さて、先日のブログで少し予告しましたが、”水切り”による花の経過実験に関する報告です。
(一般的に)花にとって良しとされている”水切り”ですが、水切りによる実際の効果を確認する実験をしました。
方法は簡単です。バラの状態を同じにするため、スプレーバラを用いて、水切りしたもの、空中切りしたものを、一定時間毎に定点撮影するというものです。
先日、丸の内のハナヒロにいきましたが、思いっきり空中切りをしていましたし、米国西海岸でアレンジを教わっている知人さんによると、その先生は”ぬるま湯で”というアドヴァイスもあるようで、花の延命法もいろいろです。とりあえず、結果の動画をyoutubeにアップしました。

画面右のトレイ:空中切り
画面真ん中のトレイ:水切り(水平カット)
画面左のトレイ:水切り(斜めカット)

結果は、どうでしょうか・・。かなり微妙ですが、空中切りのものは、まわりのガクの部分がかなり早い段階でポロっとなってしまっている気がします。
花の中央部は切り方に寄らずだいたい同じ感じで弱っていく感じなので、今回の実験での考察として、
”水切りをすると花の全体の寿命はあまりかわらないが、ガク・外側の花びらの持ちが良い”というような印象です。
とはいえ、かなり微妙な差であり、もうちょっとちゃんと実験してみないとわからんですな。とはいえ、水切りでも、ぬるま湯でも、栄養剤でも、LED+光ファイバーによる 光合成(開発中)でも、花に良いことは何でもしてあげたいものです。

Lumix DMC-GF1で微速度撮影(Time Lapse)動画を撮ってみるテスト。

このブログでも何度か紹介している微速度撮影(Time Lapse)による動画生成ですが、その撮影は、EOS 5D Mark II+純正タイマーリモートコントローラで撮影したものでした。
今回は、巷で大人気の(?)Panasonic Lumix DMC-GF1を使って微速度撮影をすることにしました。
GF1はミラーレスですので、1回の撮影で千枚以上の撮影をする微速度撮影には向いているかもしれません(クイックリターンミラーの動作がないため)

GF1で微速度撮影するには結構な難点な課題があります。
GF1では、一定間隔撮影(インターバル撮影)をする方法が公式にはない
ことです。

微速度撮影では、1秒に1回とか、2秒に1回という間隔で長時間撮影し続けます。Panasonicは、GF1, GH1, G1, L1などで使えるリモートコード(いわゆるレリーズ)=シャッターリモコン(DMW-RSL1)を発売していますが、このリモコンは、シャッターを押す(+半押し)ができるだけで、インターバルタイマー撮影はすることができません。また、GF1にもそのような機能はありませんから、公式では撮影ができないわけです。

一方で、DMW-RSL1はよく見てみると4極のφ2.5mm ミニミニプラグを使っています。このプラグは、マルツなどで普通に売っています。(4極ミニミニプラグ MP-425)
この3極目と4極目がリモートシャッターに使うピンです(一番径が太い根本が4極で、次が3極です)。シャッターボタンを押すとこの抵抗値が変わることがテスターで計って確認できました。

抵抗値(3極目と4極目の間の抵抗)
1)シャッターを押していない=40kΩ
2)半押し=5.3kΩ
3)シャッターを押し込む=2kΩ

と、抵抗値の変化をカメラ側で検出しシャッターコントロールをしていることがわかりました。
微速度撮影では、とりあえず焦点(ピント)は、風景なのでMF固定でOKですので、1)と3)の2つの抵抗値を一定間隔で切り替えればインターバル撮影が可能になります。
純正のシャッターリモコンが死ぬほど高いので、単純なレリーズ(タイマーなし)として作りたい方もこの情報で1000円以下で作ることができますね(ヤフオクに安くうっている業者がありますが)
* 自己責任でお願いします。これによってカメラが壊れても責任は負えません。抵抗値や原理などをお調べになってご対応頂ければと思います。

 

上記の動画でわかりますが、この方法でインターバル撮影をすることができるようになりました。自作のインターバルリモートコントローラとして、

・2kΩと39kΩの両端(直列=41kΩ相当)をφ2.5mmの4極ミニミニプラグの3極と4極につなげる。
・39kΩをシャッター時に短絡させれば3極と4極の抵抗が2kΩになりシャッターが切れる。
・一定秒間隔でこの動作をさせるために、今回は、イタリア製の一部でハヤっている超簡単マイコンのArduinoを用いました。マイコンなどの経験がある人なら超簡単に遊べるものです。今回は、たまたま部屋に転がっていたArduinoを使いましたが、単純に一定間隔のパルスを出せば良いので、タイマーICとボタン電池の小さな回路でも十分に実現可能だと思います。
・ArduinoのD/O(Digital Out)で一定間隔でHigh / Lowを切り替え、その出力をフォトカプラを用いて、上記の39kΩの両端をスイッチすることで、インターバル撮影を実現することにしました。
・Arduinoの電源は、USB端子経由で5V供給なのですが、外での撮影ではパソコンなどはないので、SANYOのエネループモバイルブースターを用いました。これは素晴らしい製品です。ACで充電できてUSB端子として出力できるので、このブースターとArduinoの相性は抜群だと思っています。

さて、上記の自作インターバルリモートコントローラを用いて近所に撮影に行ってみることにしました。本当はもっと青空がバックで雲が斑で流れているような時にとても綺麗な動画になるのですが、残念ながら雨で天気が悪いという状態でした。とりあえずGF1での微速度撮影テストということで、この悪天候の中に撮影テストを行いました。

GF1のセッティングは、
・連続撮影でメモリアクセスに遅れがでないように大容量で高速なメモリを選ぶ必要があります。私は、SanDiskのExtreme SDHC Class 10 32GBを使っています。RAWで2500枚くらい撮れます。結果的には2秒間隔の微速度撮影で途中止まることなく撮影し続けることができました。
・三脚は言うまでもなく必須です。
・ISO100, RAW, FullHDにする予定ですので、16:9のアスペクト比で撮りました。
・露出補正は、-2/3にしました。微速度撮影の時は、長時間撮影で太陽の変化も大きく、また途中で変えると不連続になってしまうので、露出補正はよく考える必要があります。私はハイライト飛びを防ぐためにいつも少しマイナス補正をかけて、現像ソフトでぎりぎりに持ち上げて現像しています。
・今回は、2秒に1回のインターバル撮影をしました。1秒に1回でも良いのですが、GF1はEOSなどの一眼レフに比べレリーズラグがありますので、1秒1回は(無理ではないですが、なんとなくぎりぎりな感じです)。今回は余裕を持って2秒に1回にしました。30fpsの動画にした場合、1分間の実時間が、動画では1秒になりますね。

このセッティングで、約30分間撮影しました。撮影後、RAWをJPEGに一括変換しますが、今回はLightroom 3 Betaを用いました。Silkypixでは、一括現像時にリサイズ(RAW元サイズからFullHDの1920×1080にリサイズ)ができないようでしたので、今回は使いませんでした。以下にvimeoとyoutubeにFull HD動画をアップしましたが、やはり再圧縮とビットレートの関係で少し汚くなっています。そこで、元データのMpeg4データも以下にアップしますので興味のある方は元データの動画をご覧ください。VLC Media Playerなどで再生できます。

元データ:https://www.spacewalker.jp/hdmovies/20100304_rivercity21_dmc-gf1_no1.mp4

Timelapse Test Panasonic DMC-GF1 No.1 from Naoki Miyashita on Vimeo.

次にお遊びですが、Lightroomのaged filmプリセットで変換したときの動画を下にアップします。

元データ:https://www.spacewalker.jp/hdmovies/20100304_rivercity21_dmc-gf1_no2.mp4

Timelapse Test Panasonic DMC-GF1 No.2 from Naoki Miyashita on Vimeo.

今回の撮影は、約30分間(2秒間隔)で撮影枚数は約980枚。30fpsのFull HD動画としました。マウントアダプターを介して、MC Araxのチルトレンズをつけて、逆アオリをすればおもしろい動画が撮れるかもしれませんね。

あと余談ですが、今回のタイマーリモート制御ですが、ebayで中国の業者がタイマー機能付きリモートコードを売っていますので、それを(オークションなので自己責任で)買っても良いかもしれません(使ったことないので動作保証は私にはわかりません)

2010/03/07 追記: ebayで中国製のタイマー付きリモートシャッターを買ってみました。


動作は全く問題なしでした。自作が面倒な人はこれでことが足ります。

微速度撮影で、実家の田んぼからの空の流れを撮ってみた。

2つ前のブログ(”あまりの素晴らしい動画に魂が震えた。Nature Time Lapseシリーズ。“)で、すばらしい動画をお撮りになる方を紹介致しました。私も何回か試行錯誤を重ね、同じような手法(といってもまだまだ甘いですが)で撮影してみました。正月に実家の長野に帰省しましたので、実家の田んぼから見える空と雲の流れを撮ってみました。

この撮影方法ですが、いろいろ名前が付いていまして、(たとえば、微速度撮影とか、Time Lapseとか、インターバル撮影とか、ロースピード撮影とか・・・)、私がいちばんしっくりくる名前は、”ロースピード撮影”になるのかなと思いますが、世の中的には微速度撮影(Time Lapse)で通っている様です。ガラスが割れる瞬間などをものすごいシャッター速度で連続撮影し、少しずつガラスの割れが見える撮影をハイスピード撮影と言いますが、今回はその逆です。雲の流れが分かるように、1秒間に1枚定点位置から撮影しつづけます。つまり1分で60枚の写真が保存されます。ロースピード撮影では、この遅く撮った写真を動画としてまとめ、たとえば今回のような60fps (frame per sec = 1秒間のフレーム数)にしますと、1秒間に60フレーム(コマ)なので、1分間(60枚の画像)が1秒の動画として表現されます。つまり20分間の撮影では約20秒の動画になります。20分も定点観測をしますと、普段止まっているような雲の流れもおもしろいほどに良くわかり、感動的です。先日ブログで紹介した方は、この手法にいろいろなレンズを使ったり、音楽をつけたりして臨場感を加え、大変にすばらしい動画に仕上げています。私のものはまだまだ基礎的なものでレベルが格段に違いますが、とりあえず雲の流れっぷりくらいはわかるような動画になってきました。ちなみに、iPhoneでこの方法で撮影する”Time Lapse“というアプリが公開されています。

撮影機材ですが、別にたいしたものではなく、
・ディジタル一眼レフカメラ:EOS 5D Mark II
・タイマー付きリモートコントローラ(Canon TC-80N3):1秒に1回ずつの連続撮影はこれで制御します。
・三脚:がっつりと固定できるもの。
・ふんだんに容量のあるメモリーカード。16Gは必須です。
・ふんだんに容量を充電したバッテリー。

何せ毎秒1枚とるので、カメラが壊れそうです。20分ですと、約1200枚になります。カメラのシャッター耐性はEOS 5D Mark IIで、15万回ですから、同じことを100回やったらカメラの寿命が来ます。このスロースピード撮影ははっきりいっておすすめできません(笑) 結果的に動画にしてしまうため、画面の隅々まで高解像度である必要はなく、カメラを壊すリスクを考えると、もっと下のクラスのカメラの方が良いかもしれません。リモートコントローラ(TC-80N3)をEOS Kissは使えませんから、50Dや40Dの中古なども良いかもしれませんね。まぁ、私はシャッターがぶっ壊れたら修理すればいいかなみたいな気楽な気持ちで使っています(使うようにしています)。カメラをぶっ壊すまで使うのは良いことだと思います(かなり負担をかけた使い方ですが・・・)。

”実家の田んぼから、東太郎山方向を望む。” @ EOS 5D Mark II + EF17-40 F4L USM

2010.01.02 Akasaka, Ueda, Nagano, Japan from Naoki Miyashita on Vimeo.

”実家の田んぼから、烏帽子岳を望む(その1)”@ EOS 5D Mark II + EF17-40 F4L USM

2010/01/02 Eboshi-dake, Ueda, Nagano, Japan from Naoki Miyashita on Vimeo.

”実家の田んぼから、烏帽子岳を望む(その2)”@ EOS 5D Mark II + EF85 F1.4L USM

2010/01/02 Eboshi-dake (No.2), Ueda, Nagano, Japan [1080p HD] from Naoki Miyashita on Vimeo.

さて、上記のvimeoは、再圧縮がかかりFull HDでみた場合、ビットレート不足からブロックノイズが発生してしまいせっかくの高画質が台無しです。vimeoは有料ですからもうちょっとがんばってほしいのですがしょうがないですね。そこで、以下にアップロードした元ファイルを公開致します。1920×1080 FullHDの60fpsで、H.264 40Mbps程度の動画です。Quicktimeあたりで再生できると思います。興味があれば、元データでご覧いただければと思います。ファイルが大きいのでダウンロードなどはご注意ください。元ファイルはかなりの高画質です。

https://www.spacewalker.jp/hdmovies/20100102_tambo_60fps.mp4

https://www.spacewalker.jp/hdmovies/20100102_eboshi1_60fps.mp4

https://www.spacewalker.jp/hdmovies/20100102_eboshi2_60fps.mp4

また、vimeoが再生できないかたは、Youtubeでも公開しておりますので、そちらもご参照ください。vimeoよりもビットレートが低いので更に画質が悪いです。

まぁ、こんな感じでとりあえず基礎的なスロースピード撮影はできるようになりましたので、今後、定期的に撮影して紹介してゆきたいと思います。もうちょっとレンズを導入していろいろな場面を撮影したいと考えています。

年賀状用ホワイトタイガーの撮影と年賀状暗号作戦の失敗。

あけましておめでとうございます。
昨年は、この拙いブログに足を運んでくださりありがとうございました。
今年もよろしくおねがいします。まずは、HTML5ベースのブログ・ウェブに作り替えなければなりませんね。XHTMLは2009年と共に消え去りました。

さて、今年は寅年です。そのため、今年の年賀状を出すにあたり、12/30の明らかに年賀状的には間に合わないタイミングで、寅の写真を撮ろうと東武動物公園に行ってきました。ぶっちゃけいうと、上野動物園でちゃっちゃと済ませる予定でしたが、12/29日から年末年始は閉園というやる気のなさ・・・。そこで次に近い動物園ということで、東武動物公園を選びました。ウェブをみてみるとなんと世界的にめずらしいホワイトタイガーがいるとのこと。ちょうど良いので、20キロ近い大機材を持って動物園開園30分前に到着するように向かいました。余裕で一番かとおもったら、そこは中学生・高校生の集団がゲートで待っていて大賑わいでした。どうやら、動物園ではなく、同園内にある遊園地部で、デートなり集団で遊ぶなりの予定をしている様でした。若い連中に紛れて天下一武道会前の修行の様な大荷物(カメラ機材+三脚付き)を持った30過ぎのおっさんは明らかに浮いておりました。

さて、以下で掲載しているホワイトタイガーの写真を年賀状に貼り付け、何人かの知人に送らせていただきました。今年の年賀状は、表にちょっとした暗号を埋め込むという作戦を立てました。その暗号が解読できますと、その方への簡単なメッセージ、および以下に示しますホワイトタイガーの写真を見て頂こうという作戦でした。出した方全員ではないですが、気がついて頂けるかな?という方に暗号を埋め込んだのですが、なんと一人しか気がつかず全くアクセスがございませんでした。やはり年賀用に変なことを仕組むのは難しいですね(笑)とはいえ、一番本命の優秀な後輩は気がついてくれたので、とりあえずほっとしているところです。毎年携帯メールの台頭で年賀状の販売数は減少傾向の様です。私もまともに書いていませんし、なかなかこの文化は維持が難しいかもしれませんね。私も字が達筆になりましたら、ちゃんと手書きで、きれいな年賀状を作ってみたいものです。

ホワイトタイガーは、やっぱりネコ科というだけあって、ネコにそっくりでした。とても大きくてかわいく、凶暴でなかったらペットとしてはかなりアリだなと思いました。2匹のホワイトタイガーがジャンプして相手に乗っかったり、まさにネコ同士のじゃれ合いみたいなものが絶えず行われているわけですが、あの巨体でのじゃれ合いは、人間が食らったら一発で即死です。そのスピード、重量感含め、犬・ネコのじゃれ合いとは運動量が違いすぎてびびりました。そのじゃれ合いアタックを普通に受けている姿をみると、攻撃力・防護力が非常に高次元の遊びという印象をうけました。久しぶりに動物園に行きましたが楽しいですね。これはgoogleの前にいても分からない感動です。あ、関係ないですが、今年はどんどん脱グー○ルを謀ります。

さて、写真です。
(クリックすると拡大)

EOS 5D Mark II + EF70-200 F2.8L USM + x2 Extender

いちおうFullHDの動画も撮ってきました。

2009.12.30 White Tiger @ Tobu Zoo from Naoki Miyashita on Vimeo.