Microsoft XBOX360 Project Natal @ E3など、ゲーム業界はクリエイティブですね。

ゲームは全くやらないのですが、過去にMicrosoft xbox360, Nintendo Wii, Sony PS3を購入し、PS3だけ残してあります。E3というゲーム業界の大きなイベントが、ちょうど今開催されているらしく、各社新しいゲーム機・周辺機器、ゲームソフトを発表しているようです。車でいうと東京モーターショーみたいな感じなのでしょうか?映像を見ている限り、かなり各社金を掛けているようで、大きなイベントの様です。

さて、Microsoft, Nintendo, Sonyの3大ゲーム機会社ですが、今回のE3では、人間のモーションキャプチャー関係のコントローラーで熾烈な戦いをしています。Nintendo WiiのWiiリモコンが話題を呼び、ゲーマー以外の顧客(女性まで)を取り込んだ事、また近未来的な観点からハヤりの様ですね。その中でもXBOX360用のProject Natalというのは面白そうです。

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Project Natal image courtesy from Engadget Japanese

参考:Microsoft Xbox360のページ プレスリリース Project Natal @ microsoft xbox 360

参考:動画:Xbox 360のモーション操作アクセサリ「Project Natal」発表 @ Engadget

後者の方は実際に動いている動画が見られます。つまり、Wiiリモコンなどのコントローラーを持たずに、テレビの下にあるセンサー(カメラの様です)だけで人間の動きを三次元的に検出するというものです。センサーを見る限り複数チャネルでセンシング(画像処理)をしているので奥行きなどはとれそうな気がしますが、良くできていますね。ゴルフスイングなんか、詳細に解析してくれるソフトがでそうです(すぐに買います)。Xbox用だけではなく、Nintendoも脈拍が測れるWiiバイタリティセンサーの発表や、SonyのPS3 モーションコントローラーなど各社がんばっているようです。PS3のモーションセンサーはXboxに比べて、コントローラーを使うようですが、ゴルフクラブのグリップだと思えば違和感がありません(そればっかり)。

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Sonyのモーションセンサー image courtesy from Engadget Japanese

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Wii バイタリティ・センサー image courtesy from Engadget Japanese

人間の複雑な動きを取り込めるのはゲームだけではなく多くの応用が利きますね。ゴルフスイングはもちろん、より高度なダイエット・エクササイズ、能・歌舞伎などの動き、ダンスなどのレッスン、いろいろ可能性がありますね。今まで体に何点ものセンサーを付けて大規模なシステムを使ったモーションキャプチャーが家庭用ゲーム機でできるわけですから、素敵な進歩だと思います。

それにしても、ゲーム業界はこんな不況の時代でもクリエイティブですね。ポリフォニーデジタルのグラン・ツーリスモなどのゲームを始め、CMでやっているPS3版のファイナルファンタジーなど、内容が面白いかは私にはわかりませんが、クリエイティブパワーを感じる業界だと思います。テレビ各局が不況で厳しく、視聴率モデルが既に限界であることから、テレビ番組のクリエイティブ面のクオリティは残念ながら落ちる一方です。インターネットに関してもblog / アフィリエート、adwordsなどの台頭で本当に素敵な記事が埋もれてしまうことも多く、マッシュアップばかりで、新規の記事が少ない気がします(今回の私のブログの様に、素敵な新製品を貼り付けて突っ込むだけの前進しない記事達です。基本的には避けたいところです)。インターネットなどを通して、情報を得やすくなったのは間違いないですが、この便利さは、新しい物・コンテンツ作りには少し弊害になっているかもしれませんね。私もこのようなマッシュアップ記事は避けて、負けじと新しい物を想像していきたいものです。

ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち@国立新美術館

国立新美術館で開催されている、”ルーブル美術館展 美の宮殿の子供たち”を見てきました。

展覧会概要
 
「美術のなかの子ども」をテーマに、ルーヴル美術館の7つの部門(古代エジプト美術、古代オリエント美術、古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術、絵画、彫刻、美術工芸品、素描・版画)から、名品約200点が一堂に会します。
ルーヴルが所蔵する唯一の子どものミイラから、古代ギリシャの優美な彫刻、古代オリエントのかわいらしい玩具、ティツィアーノやシャルダンの絵画、ルーベンスらの素描まで、時代・地域・分野を横断するさまざまな美術作品を通じて、子どもとそれを取り巻く世界がどのように表現されてきたかをたどります。

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ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス》
1517年頃 油彩、カンヴァス
©RMN /René-Gabriel Ojéda/distributed by DNPartcom

概要にも書いてありますが、テーマが子供・家族・教育という内容でした。
過去のブログ”人類は前進しているのか?”でも述べましたが、エジプトの記憶・記録を残す高度な技術に大変感銘を受けており、よっぽど21世紀の我々よりも進化していたと思っています。今回、人体を5000年も遺しているミイラ、パピルス、石に彫られたエジプトの文字を見て、改めて保存技術の高さを魅せられました。彼らの太陽信仰(沈んでもまた上がってくるので復活の象徴だったらしい)は、未来に復活するときに人体が残っていないと復活できないということでミイラ化する技術を身につけたわけですが、その強い信仰が結局は5000年もの間、人体を遺すことに成功しています。ツタンカーメンの髪の毛も残っていますし、DNAも採取できていますし、血液型もわかっています。DNAで仮にクローン人間を作れる技術が将来できてしまったら本当に”人体”としては復活してしまうわけで、あながち彼らの信仰は間違っていなかったとも言えます。

今回のルーブル展では、子供のミイラが展示されていました。もちろん当時の人々全員がミイラ化されていないので、おそらく王族?の子供かと思いますが、子供が何らかの病気で亡くなったときに、復活を祈って遺したのだろうなぁと5000年後のしかも東の果ての国の人間(私)が見ている感覚が不思議でした。

エジプト系以外にも、”教育”のコーナーがおもしろかったです。紀元前や紀元後(早いころ)の子供のおもちゃが数多く展示されていました。2000年以上前のものもありましたが、”車のおもちゃ”(現代でいうミニカー的な車輪付きのおもちゃ)が多かったことに興味を持ちました。積み木みたいなものは、ばらばらになってしまうと発見しづらいと思うので、こういった車輪のついたものはおもちゃと判定しやすい理由から残っているのかもしれませんが、現代と変わらず”車”は当時の子供にも受けたのでしょうね。

絵画、彫刻などの美術面では評価できないですが、こういった展示会で過去の技術などを見るのは本当におもしろいです。私もエンジニアとして何千年も変わらないすてきなものを作ってみたいものです。

Google Chromeより速いApple Safari4

IEなどのブラウザをスピードで完全にぶっちぎったGoogle Chromeですが、更にAppleのSafari 4が速いです。まだ米国版のベータですが、軽ブラウザラーの方はお試しくださいな。

Apple Safari4 beta @ apple.com

最初起動すると全部文字化けします。この文字化け対策ですが、
下のように”Preferences…”から、赤枠の部分を切り替え、”safari 4を再起動”すれば文字化けを解消できます。
ものすごい速いブラウザーです。

IE8, Windows 7など、MSは重い方重い方に持って行っていますが、Google, Appleは軽い方へ進んでいますので良い傾向ですね。MSも少し反省してWindows XPを最終OSにしてほしいものです。

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Googleがぶっ壊れて(一時的だけど)思ったこと。脱Googleにできるだけ。

土曜夜23時頃からGoogleが壊れています。検索すると”このサイトはコンピューターに損害を与える可能性があります。”と出て、全ての検索結果が危険と判断されています。米国Googleでもそうですし、”Google”のサイト自体も危険と判断されていますので、完全にトラブルですね。Googleの技術力があれば、もう数時間で復活すると思いますが、この機に少しGoogleの存在に依存しすぎているのを感じました。

久しぶりにYahoo! Japanを使ってみましたが、全く論外で使い物になりませんでした。こう1,2時間家で仕事をしているときにGoogleが落ちると困りますね。つまりインターネットを使用する際、Googleに依存しすぎているのに恐怖を感じます。

メールも一部Gmailを使っていますし(@spacewalker.jpメールも使っていますが)、スケジュールもGoogle Calendarです。Gmailはメールの内容をGoogleにパーシング(解析)されていますし、Calendarもリサーチされているでしょう。全世界の人類の今考えている事(メールの内容)、今日やろうとしていること(スケジュール)をGoogleが抑えているわけです。やっぱりこれは怖いですね。メールの単語のランキングをとるだけで、どんなことがこれからハヤリつつあるかなど未来マーティングできますものね。それに対して事前に投資しておけば、しばらくGoogleの一人勝ちです。

私はiPhoneのスケジューラーとGoogle Calendarを連動させていて、スケジュール管理しています。一見進んでいるように見えますが、Googleが潰れる、iPhoneが壊れるなどしたら私の記憶の範囲しかクライアントに会えません。

そろそろ脱Googleを少しずつ考えないといけないですね。私のBlogは自分のサーバーですが、メールもスケジュールもできるだけローカルサーバーで管理できるようにしたいものです。今更Gmailの強力なスパムフィルタから離れられるかわかりませんが・・・。

そういえば、ブログ・日記などAmebloとかmixiとかお使いの方が多いかと思いますが、是非バックアップは定期的に取られてくださいね。米国で某ブログ会社が潰れた時に、もう次の転職やらでエンジニアは1日で散ってしまい、ボランティアでもデータを保護してくれませんでした。皆様の大切な日記も一瞬でなくなる可能性がありますので、どうぞオンラインに依存しすぎないで、バックアップをお忘れ無く。

死ぬほど遅いけど、lastfm.jpに出会いました。(VAIO Type Pも)

もうサービス開始から4,5年くらい経っているみたいですが、最近lastfm.jpを知りました。

昨年にjasracも合法と認めたようですし、すばらしいサービスですね。

いわゆるmixiみたいなソーシャルネットワークの音楽版で、音楽をみんなで共有しネットラジオとして聞けます。
たとえば、bill evansなどで検索すると”bill evansチック”な音楽がノンストップラジオとして流れるわけです。
この”bill evansチック”さがポイントなのです。リスナーの集まり具合で、”同じテイスト”の音楽が流れるので
新しいアーチスト・曲に出会うこともできるわけですね。

しかもiPhoneアプリもあるのでかなり最強です。しかし、圧縮による音声劣化がある曲が多く、スピーカー作りで肥えた耳には厳しいことが多々あります。

lastfmの他にも、無線LAN機能付きSDカードのEYE-FIなど、おもしろいサービス、製品はありますね。

話題のSony VAIO Type Pですが、

この動画を見ても、とてもポケットPCとは思えません。歩けば出てきて、また入れる。これはどう見てもポケットPCは言い過ぎでしょう。

これがポケットに入っていると認定するなら、これもOKだろうと某巨大掲示板ネラーはがんばっています。

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 負けないようにしないと。

新しい領域を確立したデジタルカメラ・ビデオ(CASIO EXILIM EX-F1)

ディジタルカメラ、ディジタルハイヴィジョンカメラなど、各社多種多様なカメラ・ビデオカメラが発売されているが、その中でも異質で性能が頭一つ飛び出した素晴らしいカメラ(CASIO EXILIM EX-F1)を紹介したい。

私は、CanonのEOS-1D系列を使っているため、ほぼ最強の性能のディジタル一眼レフを有している。EX-F1は、ディジタル一眼レフの最高級のCanonのEOS-1D系列、NikonのD3を超えるようなカメラではなく、全く違った新しい領域の”ディジタル”な”カメラ”を作った、エポックメーキングなカメラと言える。

つまり、ディジタルなカメラは今まで
領域1)ディジタル一眼レフカメラ : Canon EOS-1D, Nikon D3など
領域2)ディジタル・レンジファインダーカメラ : Leica M8, Epson R-D1s
領域3)ディジタルコンパクトカメラ :Canon IXY Digital シリーズ、Nikon Coolpixシリーズ, Fijifilm Finepixシリーズなど
領域4)ディジタルハイヴィジョンビデオカメラ: Sony SR21, Canon IVIS HV20など

今回紹介のカメラEX-F1は、領域としては、領域3)と領域4)の中間に位置し、一部の機能は領域1)の高性能ディジタル一眼レフカメラの機能を備えた、新しいディジタルのカメラと言える。

まず、下の映像を見て頂きたい。

見ておわかりのとおり、このカメラは、毎秒300コマ(フレーム)、600コマ、1200コマのハイスピード撮影ができるカメラである。この機能により、上のような液体の動きはもちろん、ゴルフ・野球・テニスのスイング解析など、ハイスピード撮影を簡単に行うことができる(フォーマットはQuicktime形式H.264)。さらに、1920 x 1080のフルハイヴィジョンの動画撮影も行う事ができ、600万画素相当の普通の写真も撮影できる(RAW(DNG)記録もできる)

つまり、
機能1: 領域1の高性能の一眼レフなどが高精度な機械的なシャッターで実現していたハイスピード撮影(せいぜい毎秒10コマ)を、CMOSイメージャーの電子的なシャッターにより毎秒1200コマのハイスピード撮影ができる。

機能2: 領域3のコンパクトディジカメにあるようなSDレベルの動画機能ではなく、フル・ハイヴィジョンの動画撮影ができ、HDMI経由でハイビジョンテレビに表示、パソコンへ記録ができる。

機能3: 領域4のハイヴィジョンカメラがおまけでついているようなスティル画像(静止画)写真撮影ではなく、RAW保存もできる(ある程度ちゃんとした)ディジタルカメラとして撮影できる。

つまり、ほとんどの機能は、これ一台で事が済んでしまう。むしろハイスピード撮影はこの機種くらいしかできないのであるから、他を引き離しているカメラと言える。逆にこのカメラで事足りない機能は
1)超高画質な静止画写真:高性能一眼レフで実現可能
2)超高画質で超時間ハイヴィジョン動画:高性能ハイヴィジョンカメラで実現可能

この2点を目指さない限り、このEX-F1で十分であると思う。特に2)のハイヴィジョンに関しては、最近ソニーなどが何十時間も録画できる機種があるが、普段の利用でそんなに超時間の動画を撮影することがあるだろうか?ほとんどは1分以内の場面が多いと思うし、仮に運動会やピアノ発表会でも10分もあれば十分ではないだろうか?もちろんEX-F1は、SDカードに記録できるので、1Gあたり9分のフルハイヴィジョンが撮影できるので、4Gあたり買ってくれば30~40分動画撮影でき十分ではないだろうか?そう考えると、本当に何十時間も撮影できるハイヴィジョンカメラの用途が一般の人にあるのか疑問に思えてくる。1)の高画質な静止画に関しては、一眼レフを愛している宮下としては、やはり譲れない領域である。やはり画質やレンズを変えて表現を楽しむなどの領域は、このEX-F1では置き換えが効かない。つまり”良い”一眼レフと、このEX-F1があれば、ほとんどの”カメラ”の機能は実現可能だと思う。

EX-F1も別に静止画がそれほど悪いわけではないので、以下にEX-F1で撮影した写真を少し公開する。あいかわらずセンスの無い写真ではあるが、この程度の画像・画質で満足であるなら、このカメラ一機種で事が足りると思う。

EX-F1

EX-F1

EX-F1

以上、ベタ褒めなカメラであるが、少し気になる点(しょうがない点)を紹介したい。

・やはり一眼レフではないので静止画の使い勝手はEOS-1Dには到底及ばない。(ズームが遅い、AFが遅い、レンズが変更できない)
・毎秒300フレームなどのハイスピード撮影は、(当たり前であるが)1/300秒のシャッター速度であるので、1/300秒のシャッター速度で適正露出を得られる外光がないと、とても暗い映像になってしまう。夜にゴルフの打ちっ放しに行って、スイングチェックに使ったところ、夜の暗さで、1/300秒の高速連射では適正露出が得られずとても暗い動画になっていまった。これは原理的にしょうがないが、今後高感度特性が改善すれば少しは改善の余地があるので、次機種には期待したい。
・マクロがワイド側(広角側)のみであり、テレ側(望遠側)にマクロがない。テレマクロがないと小物撮影などには不利である。

私がまさかカシオのカメラを買うなんて過去には思っていなかったが、こういった素晴らしいカメラがでてくると、カメラもディジタル機器だなぁと思う一方、老舗カメラメーカーであるCanon, Nikonなどは是非がんばって欲しいものである。

呼べる地球を作ってみた(音声認識によるGoogle Earthコントロール)

地球儀は、教育的にもインテリアとしてもとても素晴らしいだと思っています。実際私も小さいころよく眺めていましたし、星レベルとしての見るというスケール感と、さまざまな地形、そして多くの国などを教えてくれました。一方でGoogle Earthをはじめとするディジタル地球儀のようなものが一般的になってきています。ただの印刷物だった地球の表面から、衛星の写真とダイナミックなインターネットのコンテンツを連動させたGoogle Earthはいわば地球儀の進化系と言えます。Google Earthに限らず、”触れる地球”など多くのディジタル地球儀が存在するわけですが、今回は、”呼べる地球”を作ってみました。種明かしをすれば、Google Earthを音声認識で制御してキーワードに関する地点に移動するというものです。とりあえず、動作中の映像を撮ってみました。


(音声による解説付き)

同じようなコンセプトはいくらでもあるかと思いますが、今回ちょいとプログラムを書いて作ってみました。上の映像にもあるように、今はテレビにパソコンがつなげる時代ですので、大型テレビなどを使って何か地理の授業でも役立てばいいなぁとは思っています。

今回開発したソフトは雑な作りですが公開しますので、興味があれば使ってみてください。あ、ウェブカメラ付属のものでも十分ですがマイクが必要です。

使い方

1)Google Earthのインストール(最新版をお試しください。現時点で、4.2.0198.2451(beta)で確かめました。

** 以下の2)ですが、コントロールパネルで”音声認識”があり、”Microsoft Japanese v6.1 Recognizer”がインストールされていれば2)をインストールする必要はないかもしれません。

2)音声認識エンジンのインストール(2つ) : Download details: Speech Software Development Kit 5.1
2.1)SpeechSDK51.exe : 認識エンジン本体
2.2)SpeechSDK51LangPack.exe :日本語認識言語パック
2.3)スタート>コントロールパネル>音声認識にて、Microsoft Japanese Recognizer v5.1を選択する(英語で認識させたい場合は、Microsoft English Recognizer v5.1)
3)開発したソフトウェアのダウンロード(バグがあるかも。あったらすみません)
 “呼べる地球”ダウンロード(Beta 1.0)
4)3でダウンロードしたソフトを起動(ここでGoogle Earthは事前に立ち上げないでください。通信をするためには、このソフトからGoogle Earthを起動する必要があります。)
5)とりあえず”アメリカ”などで検索をし、Google Earthが立ち上がり、Google Earthと連動するか確かめる。ここで1回目の検索は必ず失敗します。Google Earthの起動を伴うための問題です。もう一度検索してもらえば動くはずです)
6)音声認識にチェックボックスをいれて、マイクで地名を”呼ぶ”(事前にマイクの調整などはおこなっておいてください)

* 開発したソフトが起動しない場合はご連絡ください。
* ソースコードがほしい方は連絡してください。追記:すみません。昔の記事でコードがどっかいっちゃいました。

***

ここから技術情報です。同等のアプリを作りたい人は参考にしてください。要点を箇条書きにします。

・Google Earthとの連動は、Google Earth COM APIを用いる。earth.idlが公開されているので、VC++でも.NETでも、Javaでも自由に呼び出せる。その中のISearchControllerGEを用いている。ほかにもカメラコントロールなどいろいろインターフェイスはあります。
・文字認識は、上記でダウンロードしているMicrosoft Software Development Kit 5.1を用いている。しかし古いもので、VC++Ver6.0までしかコンパイルが通らない。それ以降は.NETのものがあるようだ。.NETでも音声認識およびCOM通信が容易なので.NETで作ればよかったんですけどね。

地震のゆれやすさをGoogle Earth上にマッピング→住所検索可能

2012/03/11追記:地震に関連するシステム→素人地震予測システムMr.EQの開発。その1(ベータテスト)

***********************************

9月1日は防災の日であった。1923年9月1日に起きた関東大震災を忘れまいと、政府が主導となって各地で防災訓練を行っている。人間以外の一部の動物には地震を予知できる生物がいるらしい。そういう野生の勘を失った人類であるが、最先端の地震に関する研究、また過去の地震による被害を教訓として受け継いでいくことで少しでも対策を考え、スマートに生活したいものである。

かなり以前にこのブログでも紹介しているが、内閣府は、地震のゆれやすさ全国マップを公開している。このマップでは地震が起きた際のゆれやすさを色分けし表示している。実際にこの分布をみたところで、ゆれやすさを改善できるわけではないが、ゆれやすい地域にお住まいの方は、少し地震対策を検討していただければと思う。今回、このゆれやすさマップを、Google Earth上にマッピングし、住所検索できるようにした。現時点では、東京都だけの地図しか貼り付けていないが、追々全都道府県に対応しようと考えている。

表示例:(Google Earth + 東京都のゆれやすさマップ)
東京都ゆれやすさマップ

地震のゆれやすさマップのKML : https://www.spacewalker.jp/earthquake/earthquake_easy_shake.kml
* Google Earthをインストール後にクリックしてください。
* Version : 2007.09.19 rev.5 都道府県の追加更新は一番下の更新情報を確認のこと。

Google Earthは、画面左上の検索の部分に住所(例:東京都世田谷区太子堂2-14-8など)を入力することでその地域にジャンプすることができる。つまりご自宅の住所を検索してもらえれば、ご自宅のゆれやすさがわかる仕組みである。また、Google Earthをインストールできない環境の方は、Google Maps上でも表示することが可能である(ただしマップが半透明にならないため、地図が見え難い)。これは、Google Earth用のKMLをGoogle Mapsが理解できる機能を利用したものである。

Google Maps上にゆれやすさマップをマッピング
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&tab=wl&q=http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&tab=wl&q=https://www.spacewalker.jp/earthquake/earthquake_easy_shake.kml
* ↑これは普通のウェブブラウザで表示できます。

参考:ゆれやすさマップは、内閣府 防災情報ページ 地震のゆれやすさ全国マップの情報を参照し、Google Earthにマッピングしている。事前に内閣府に連絡し、ウェブページでマップを利用することは、引用している点を明記すれば問題ないことを確認済みである。

ちなみにGoogle Earthはフライトシミュレーター機能が公開されて少し話題になっている。

お願い:47都道府県を全て貼り付けるのは少し難儀である。全国の皆様、Photoshopを扱える方、ご自身の都道府県のみで結構ですのでお手伝いいただけないでしょうか?PDFから画像をラスタライズし、Google Earth上に正確に張り付くように位置調整を行う単純な作業です。お手伝いいただける方はご連絡ください。また、この都道府県を是非というのがあればご連絡ください。コツコツやっていく順番が変わります。

更新情報:
0) 東京都追加 2007.09.04 (rev.1)
1) 長野県追加 2007.09.04 (rev.2)
2) 新潟県, 兵庫県, 静岡県追加 2007.09.05 (rev.3)
* 今年起こった新潟県中越沖地震の長岡、柏崎などもゆれやすい地域であることが分かる。今後大地震が予想されている、静岡県も太平洋側はやはり危険である。
* 更新が進むにつれてマッピングする画像読み込みが遅いため表示に時間がかかる場合がある。
3) 神奈川県、千葉県追加 2007.09.10 (rev.4)
4) 埼玉県、群馬県追加 2007.09.19 (rev.5)

Google Maps for Mobile (Googleマップモバイル)とKMLによるGPS連動 | FOMA 903i以降

2007/08/27追記:コメントでアドヴァイスを頂きました。FOMA付属のブラウザで本文をコピーできない件に関して、formのinput type=textの中に表示させることによりコピー機能が使えるようにしました。
追記終わり。

GoogleはFOMA 903i, 904i以降および、PDAなど携帯端末で利用できるGoogle Maps for Mobile(Googleモバイルマップ, Googleマップ モバイル)を発表した。Google Mapsは、パソコンのウェブブラウザで利用できる地図と連動したサービスで、位置情報マッシュアップの代名詞といえるサービスである。そのGoogle Mapsを携帯端末で利用できるサービスが昨年米国で開始していた。今回、やっと日本の携帯(NTT Docomo FOMA 903i以降限定)のサービスが開始された。早速遊んでみることにした。

Google Mapsは、Gmailと並んで、AJAX技術を使った軽量で快適なシステムである。さらに、Google Maps APIを利用することで、地図上に様々な情報を重ねる(マッシュアップ)することができる。今までこのAPIを使って数多くのウェブアプリを開発してきたため、Google Maps for Mobileの発表とそのAPIを楽しみにしていた。しかし問題が発生した。Google Maps for Mobileは、携帯端末のブラウザを利用せず、i-Appli(iアプリ)によるJavaのソフトウェアである。AJAXは、JavascriptのXMLHTTPRequestを非同期で通信することにより軽快な動作を実現している。携帯にもウェブブラウザが搭載されつつあるが未だJavascriptを十分にサポートされておらず、今回のGoogle Maps for Mobileはウェブベースではなくi-appliベースになったものと思われる。つまりi-appliベースであるため、今までのGoogle Maps APIが利用できない。これによりGoogle Maps for Mobileはとりあえず地図を見るだけか(ソフトウェア内で文字列検索はできる)と諦めようとしていたところ素敵な情報を見つけた。

Google Maps for Mobile now supports KML

この記事によると、なんとGoogle Earthで採用されているKMLをサポートしているというのだ。Google Maps for Mobileを起動すると画面左下にメニューがある。その中に、”お店やサービスの検索”という項目があって、そこでキーワードを入力してそのキーワードに関する位置検索ができる。そのキーワード入力欄に、KMLのファイルのURIを入力すればKMLを処理してくれるというである。つまり、このKMLを動的に生成すれば、Google Maps for Mobileに情報をマッシュアップすることができる。

今回のエントリーでは、GPS受信機能を使って位置情報を取得し、その情報からKMLを動的に生成し、そのKMLをGoogle Maps for Mobileに渡すことで、Google Maps for MobileとGPSの連動をテストしてみたので簡単に紹介する。

ここで、FOMAのGPS機能について少し触れる。以前、このブログで紹介したように、最新の携帯電話には位置を検出できるGPS受信機・機能が搭載されている。この機能に関しては、過去のブログを参照されたい。

携帯GPS実験(FOMA 903i, KDDI au)

上記のエントリーで紹介しているように、携帯電話(FOMA)のGPS機能は、i-appli DX(トラステッドアプリ)か、URIに位置情報を付加する方法(ここではちょっとニュアンスが違うがHTTPリクエスト法と呼ぶ)により利用することができる。今回も後者のURIのHTTPリクエスト法を利用する。

KMLを介したGoogle Maps for Mobile とFOMA GPS連動の流れ

1.GPS位置検出を行うためのHTTPリクエストを行うページにアクセス
2.位置情報が付加されたURIをHTTP GETメソッドで取得するサーバーサイド動的ページにアクセス(今回はJava Servletを利用したが、PHP, CGIなどでももちろん可能)
3.取得した経度・緯度・高度をGETパラメータとしたKMLを動的に生成する。(実際にKMLのテキストファイルを生成しておらず、パラメータに対して変化する動的なウェブページである(コンテンツタイプはtext/kml)。
4.KMLファイルのURIを携帯電話のコピー(クリップボード)機能でコピーする。ウェブブラウザを終了し、i-appliのGoogle Maps for Mobileを起動する。
5.Goole Maps for Mobile内の”メニュー”>”お店やサービスの検索”のキーワードにコピーしたKMLのURIをペースト(貼り付け)する。
6.現在位置の地図が表示される。

という流れである。簡単なサーバーサイドアプリで実現可能である。とにかくダサイのは、KMLのURIを連動とかいいながら、コピー&貼り付けで渡している点である。しかし現状の仕様ではこれしか方法はない。ここでもう一つ問題が発生した。携帯のブラウザ上でKMLのURIを表示しているが、私のSH903i, N904iではブラウザ上の文章をコピーできなかった。長いURIの文字列を紙に写すのはさすがにフィジカルコピー過ぎるので、そのURIをメールに送信する機能も追加した。アクセス後、自分にメールが届くので、その本文に掲載されているKMLのURIをコピーし、Google Maps for Mobile上で貼り付けるという過程になった。結果としてはコピー&貼り付けが面倒であるが、極めて良好に動作した。先のブログでも、GPS情報を使ってGoogle Mapsの非公開APIを使って画像の切り出しを使っていたが、あれは所詮画像の切り出しであり、その地図の移動・ズームを行うことができなかった。今回のシステムを用いることで、携帯で自分の位置を検出し、サクサクと地図を移動・ズームすることができた。

さて作成したページを公開する。雑に作ったシステムなので不具合などはご容赦願いたい。

Google Maps for Mobile + GPSテスト
Ver : 2007.08.21
for NTT DOCOMO FOMA 903i, 904i
https://www.spacewalker.jp/iss/gmapgps.html
* 注意1:FOMA 903i以降の機種でアクセスしてください。
* 注意2:標準のブラウザを用いてください。フルブラウザでは、HTTPリクエストによるGPSが動きません。

今回のエントリーでは、GPS機能により位置情報を取得とその情報をGoogle Maps for Mobile上にマッシュアップさせる方法について紹介している。もちろん、Google Maps for Mobileがヴァージョンアップして、GPS受信をアプリケーション上から呼び出せば今回のような面倒な方法をする必要がない。当然考えているとは思うので、その内実装されるのではないかと思われる。一方でGPSの情報以外でのマッシュアップの方法として、とりあえず公式なAPIが公開されていない以上、今回紹介したようなKMLを介した方法を利用するしかない。コピー&貼り付けによるKMLの取り込みはあまりスマートではないので何か使いやすいように改善してもらいたいものである。最後に、同じHTTPリクエスト法によるGPSが使える、Softbank, KDDI AUでもGoogle Maps for Mobileさえ公開されれば同等の機能を実現することができると思われる。ちなみにPC版のGoogle Mapsでも、KMLのURIをそのまま検索キーワードに掛ければ、KMLを読み込むことはできる。

PLAYSTATION3が少し本気を出してきた

たまにしか書かないブログをこんな内容で良いのか気になるが、とりあえずPLAYSTATION3(以下PS3)の話。本日、最新のファームウェアのアップデーターが公開された(Ver.1.8)。今までチョコチョコ更新はあったが、今回のファームアップは今までのPS3のファームアップの中ではもっともドラスティックな更新と言える。更新点は数多くあるが注目すべきは以下の二つ。

・DVDのアップスケーリング(1080p出力)に対応した
DLNAクライアントが搭載された

この2つの更新は、PS3らしい意味のある更新といえる。まず前者のアップスケーリングであるが、ハイヴィジョン解像度の無いDVD動画をいわゆるフルハイヴィジョン画像にアップスケーリング(補間)し、更にプログレッシブ(Progressive)出力するというものである。この機能はほんの1年前までは数十万円以上する高級DVDプレーヤーやAVアンプなどに搭載されていた豪華な機能であり、その機能を満たすために専用のチップを搭載していた。しかしPS3は、このアップスケーリング機能、およびI/P変換(インターレース、プログレッシブ変換)を専用チップではなく、モーレツな処理能力があるCELLによりソフトウェア的に処理している。つまり、今まで専用チップを物理的に搭載しなければならなかった機能が、ソフトウェアで後から追加したことになる。これはスパコン並みといわれている強烈なCELLを搭載しているからこそできる、つまりPS3ならではの機能アップであると言える。言ってみれば、PS3はこれからファームアップ次第でどんどん高機能なハードウェアになっていくことができる。

後者のDLNAは、家庭内のネットワーク機器で画像、音楽、動画などを共有するためのプロトコルである。Windows XP, Vistaに付属のWindows Media Player 11はDLNAサーバー機能を有しているため、Windows Media PlayerにPCで管理している画像、音楽、動画データーを登録し、PS3をクライアントとして承認してあげれば、PS3からその画像、音楽、動画データにネットワーク経由でアクセスできる。PCにあるデータをわざわざPS3で再生する必要があるのか?という疑問にたいして、大いにあると思っている。PS3は、HDMI端子の出力があるため、ハイヴィジョンテレビに接続できる。全く当たり前だが、これこそが、PS3がハイヴィジョンテレビへ出力するゲートウェイ的な役割を一手に担っていると言える。しかもHDMIは、各社対応が遅れているVer 1.3にいち早く対応しているため、Deep Colorの映像、ロスレスマルチチャネル音声など機能的にかなりの余裕をもって出力できる。

このテレビへのゲートウェイとも言える機能により
・DVDの再生:1080pのアップスケーリング
・BDの再生:1080p出力対応
・PCの音楽データ:再生可能
・PCの画像データ:表示可能
・PCの動画データ:再生可能
・PS1, PS2, PS3のゲーム:私は数独(カズオ)しかやらないが・・。

となりとても頼もしい。特に私にとって嬉しい機能は、PCの画像データの再生である。私のディジタル一眼レフカメラはもちろん、コンパクトディジタルカメラや携帯カメラに至るまで高画素化が進んでいる。少し前までは写真はL判サイズで見るものみたいな文化があったが、この機能によりフルハイヴィジョンテレビ(208万画素相当)で大画面で綺麗に見ることができる。これは何ともすばらしい。環境問題もあるし、特別な事でないかぎり紙にプリントする時代ではなくなったと言えるほど綺麗に表示できる。ただ、ディジタル一眼レフカメラなどで利用されるRAW形式には再生が対応していないのが残念であるが、先述の通り、これも強烈にプッシュすればファームアップでいずれ対応してくれるであろう。ファームアップ機能万歳である。

PS3は売れ行きが良くないらしく、SCEIは苦戦を強いられているらしい。ゲーム機と宣伝するからいけないと思う。DVDのアップスケーリング機能を備えたDVDが20万以上で売られているのにファームウェアアップだけでいとも簡単にその機能を有してしまうPS3は、少し本気が出てきたかなといった感じである。Wiiなどのゲーム機として張り合うのではなく、高級機能を有するAV機器とみれば、PS3の値段は破格であると思う(まぁ、高級機能を有するAV機器を望むマーケットが狭いのかもしれないが、これもハイヴィジョンテレビの普及によって増えてくると思う)。将来的に発売されるであろうBD録画機能を備えたPS3が10万円前後で出たらほかの会社は全く追従できないと思う。