東京駅夜景 from KITTE

2014/01/16追記: 撮影の仕方を本家ブログで紹介しています。参考になれば。HDR夜景写真の撮り方概説。| spacewalker

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ちょいとKITTEまで東京駅の写真を撮りに行ってきました。

20140104_TokyoSta3_1200
Canon EOS-M + EF-M 11-22mm f/4-5.6 IS STM RAW ISO 200 F5.6
-3EV ~ + 2EV : 6枚HDR

20130104_tokyo5_1200
Canon EOS5D Mark II + EF24-70 F2.8L USM
-3EV ~ + 3EV : 7枚HDR

EOS 5D Mark II + EF24-70 F2.8L USMで同場面を撮った写真は本家ブログで。
https://www.spacewalker.jp/mt/spacewalker/archives/11667

20140104_TokyoSta2_1200

なかなかKITTEの屋上は良い撮影スポットです。

東京駅 from KITTE

KITTEからの東京駅。

*追記:撮影の仕方を別記事で解説しました→HDR夜景写真の撮り方概説。

20140104_TokyoSta1_1200

EOS 5D Mark II + EF24-70 F2.8L USM
-3EV ~ +1EV 5枚合成HDR

20140104_TokyoSta3_1200
EOS M + EF-M 11-22 F4-F5.6 STM
-3EV ~ +2EV 6枚合成HDR

20130104_tokyo5_1200
EOS 5D Mark II + EF24-70 F2.8L USM
-3EV ~ +3EV 7枚合成HDR

Sony XPERIA Z1 SOL23カメラテスト + EOS 5D MarkIIとの比較(その1)

長年使ってきたiPhone 4s (SIM Free) via Docomoから、Sony XPERIA  Z1 SOL23 via AUにMNPしました。iPhone 4sのSIMフリーは、まさかのDocomo FOMAプラスエリアが受かるという奇跡の端末で、峠の頂上でも電波が拾えたり重宝しておりました。そうなるとiPhone 5s via Docomoに正式に機種変しても良かったのですが、iOS7がアンドロイドっぽくなったのと、ミラーレス一眼を含め最近勢いがあるSonyをそして日本の物作りを応援する意味含めて。さらに800MHzのアンテナ戦略に大成功したAUなどを考え、ここはAUのXPERIA Z1にしました。実際都内では、LTEのパフォーマンスは3キャリアでもっとも良さそうですし。XPERIA Z1の概説は、他の記事にゆずりますが、まぁてんこ盛りのスマホですね。でかすぎて片手では操作難しいです。

さて、端末選択の経緯はともかく、Z1のウリのカメラを少しテストしました。PC画面で見てみると意図しない画質・階調で写っていたり、だいぶ癖があることがわかってきたので、以下の写真はまだまだその実力を発揮できていません。何点か注意すべきZ1の癖がわかってきたので、次回(その2)もう少しまともなサンプルを上げようと思います。また今朝の曇り空は被写体としては厳しい被写体です。テストにはCanon EOS 5D Mark II + EF 24-70 F2.8L (ver 1.0)があったので同じような構図で比較も行いました。ボディもレンズも型落ちではありますが、フルサイズ一眼レフと比較すれば、まぁいろいろ感じることはあるかなと。

すべての写真は、最初にXPERIAの画像を、次にEOS 5D MarkIIを比較で掲載しています。また画像をクリックすると縮小前の画像にリンクを張ってあります。このページに貼られている縮小画像はすべて横1200pxになるようにPhotoshopで縮小し、アンシャープマスクを35% (1)掛けています。EXIFも基本的に残っているはずです。数十枚撮ってEXIFを眺めてみるとすべてがF2になっていました。絞りはF2固定のレンズの様ですね。

◆夜景
DSC_0044s2
Sony XPERIA Z1 : ISO100, 1/8sec, F2, JPEG + Photoshop

20131024_eos5d2_ef24-70_IMG_1295s2
Canon EOS 5D Mark II + EF24-70 F2.8L USM (ver1) : ISO100, F5.6, 0.6sec, RAW + Photoshop

◆曇りの朝の風景
DSC_0158s
Sony XPERIA Z1 : ISO100, F2, 1/1250, JPEG

20131024_IMG_1321s
Canon EOS 5D Mark II + EF24-70 F2.8L USM (ver1) : ISO100, F7.1, 1/160, RAW

DSC_0108s
Sony XPERIA Z1 : ISO50, F2, 1/400, JPEG

20131024_IMG_1304s
Canon EOS 5D Mark II + EF24-70 F2.8L USM (ver1) : ISO100, F7.1, 1/80, RAW

◆バイク撮り
DSC_0099s
Sony XPERIA Z1 : ISO50, F2, 1/160, JPEG

20131024_IMG_1300s
Canon EOS 5D Mark II + EF24-70 F2.8L USM (ver1) : ISO100, F7.1, 1/15, RAW

DSC_0070s
Sony XPERIA Z1 : ISO50, F2, 1/100, JPEG

20131024_IMG_1296s
Canon EOS 5D Mark II + EF24-70 F2.8L USM (ver1) : ISO100, F7.1, 1/13, RAW

DSC_0138s
Sony XPERIA Z1 : ISO50, F2, 1/200, JPEG

20131024_IMG_1318s
Canon EOS 5D Mark II + EF24-70 F2.8L USM (ver1) : ISO100, F7.1, 1/40, RAW

DSC_0123s
Sony XPERIA Z1 : ISO50, F2, 1/160, JPEG

20131024_IMG_1316s
Canon EOS 5D Mark II + EF24-70 F2.8L USM (ver1) : ISO100, F7.1, 1/30, RAW

◆現時点での雑感(使い慣れていない・癖をつかんでいない・マニュアルモードしか使っていない状態)

・(後ろの感想がツッコミが多いのでまず最初に書いておくと)良いカメラだと思います!少なくとも3世代型落ちのiPhone4sのカメラとは比較になりません。(こんなに薄くて小さいのに)安物コンパクトデジカメより良いと思います。それを踏まえて以下の感想を。

・液晶画面の輝度等が明るすぎて、撮影直後にチェックしたところかなり明るく写っていたので(見えたので)、ほとんどの写真をマイナスの露出補正を加えて撮影しました。このカメラは標準よりも少し明るめに露出を決定するカメラなんだろうと勝手に判断してしまいました。しかしPCで見てみるとそんなことは全くなく、`プレビュー時の(標準設定の)液晶の輝度が異常に高かった`ため明るく見えただけで、写真データ自体はちゃんとマイナス補正で暗めに写っていました。つまり全サンプルで過剰に暗く撮影してしまいました。マイナス補正を掛ければシャッター速度も上がるので普通の一眼レフでは(暗くはなりますが)画質は上がる傾向にありますが、Z1の場合マイナス補正を掛けると画質がくすんでしまう傾向がありますね(まだ未検証)。
今回はすべて”マニュアル”モードで撮影しています。上述の通り絞りはF2固定のレンズの様なので、ISOを指定して、シャッターだけ自動露出(AE)が動く仕様です(露出補正は+/-2EV掛けられる)。次回(その2)では、この失敗を踏まえ液晶の輝度を落として過剰にマイナス補正を掛けないように注意したいと思います。なので今回のサンプルは暗い残念な写真たちになってしまいました(曇り空ですし)

・画質は、原寸データを見ればわかるようにイメージャー(画素ピッチ)が小さく、レンズもそこそこですからまぁこんなものだろうなという印象。この筐体の薄さを考えると良いのかな。もっと上を目指すならSony QX100なり、ミラーレスなり、一眼レフなりを使えってことでしょうね。スマホとしては十分に優秀という感じですかね。また画素数がとても多いカメラですが、撮影時にサイズを小さくして撮った場合に`単純に画素間引きによるサイズダウン`なのか`全画素を使ってからの縮小し少しでもS/Nを改善した縮小`なのかは気になるところです。これだけ画素ピッチが小さいと後者等の工夫をしてできる限りのS/Nを確保してほしいものです(やっているかもしれませんが)

・AFのエリアが大きすぎてピントがうまくあわないことがありました。AFの種類はたくさんあるのですが、今回タッチした箇所にピントを合わせる方式だとエリア枠が大きすぎて、タッチしたところより少しずれた後ろの被写体にピントがあったりと。このあたりは少し慣れが必要な様です。

・カメラの操作系としては、ボタン一つで起動できますし、マニュアルモードもワンタッチで切り替えられるのでなかなか快適です(本音をいえば常にマニュアルモードで起動してもらえるとありがたいのですが。できるのかな・・・?)。Z1はカメラ機能だけではなく全部の動きが速いので、特に撮影でストレスを感じることはありません。マニュアルモードを使いこなせば、最初の写真のように夜景もそれなりにいけます。露出補正ができないiPhone(iOS)ではまず撮れない写真だと思います。(もし絞りが固定でないのであれば)絞り・シャッターも含めた完全なマニュアル機能の解放を次のファームアップでは期待したいところですが、この薄さと小さいカメラ部を考えると十分でしょう。露出補正とISOの操作を提供してくれているだけでもカメラ好きには嬉しい機能です。また裏面照射のSony Exmorの特性がまさにという画質だと思います。夜景などではその威力を発揮します。夜景や室内など暗い環境では重宝しそうです。逆にISO50あたりの低感度状態がくすんでしまうのは、これはExmor搭載の一眼レフも含め同じ傾向です。

・ISOの変化による画質の変化ですが、比較してみたところISO50が順当に一番高画質でした。このあたりの小さな高画素センサーだと無理矢理ISO50を作ってむしろ画質が劣化するかなとも思いましたが、マニュアルで高画質を狙うならISO50にすべきかなとは思います。もちろんカメラがぶれないことを前提で。

・型落ちとはいえEOS 5D Mark IIの画質とは比較になりませんが、それは適材適所ですのでちゃんと撮るなら一眼レフでという当たり前の再確認ができますね。そういえば、先日ソニービルで新製品のα7 / α7Rを触ってきましたが良いカメラでした。ソニーのカメラ事業はとても上向きで良いですね。

というわけで、もう少しいろいろな場面でテストをして`その2の記事`をアップしようと思います。繰り返しになりますが今回は私の不慣れなミスもあり、曇り空ということでZ1のカメラの実力が出し切れていませんので今回のサンプルだけでこりゃダメだとは判断しないでくださいな。

Zeiss Otus 1.4/55 どうみても良いレンズ。

Zeissが一切の妥協を排除した標準レンズ Otus 1.4/55 (f=55mm, F/1.4)を発表。今までZeissの標準域といえばPlanarでしたが、最近のED/APOレンズの多用により隅々までクッキリ来るのはDistagon配置とのこと。

News Release (公式) : http://blogs.zeiss.com/photo/en/?p=4313
ここでは、サンプルも原寸大で見られます。驚異的です。Nikon D800によるサンプルのようです。

さて、このレンズに関して少し前に発表された解説ブログ(公式)が極めて面白いので必読。

“Create a perfect picture with perfect optics”

Distagonを採用するに至った経緯などが紹介され、実際にPlanarタイプよりEDレンズ多用のDistagonは驚異的にMTFが上がっているのが分かります。(サイズも相当大きいけど)

comparison_distagon_planar

驚異的な性能ですね。標準域に最近開発の興味がないNikon, Canonの50mm付近の単焦点レンズでは大きく差がついています。Simgaの50mmも周辺部が落ちるので比較になりません。LeicaのAPO Summicron 50mm F2あたりが健闘していますが、このレンズはF1.4の開放からクッキリなので現状最強の標準レンズ(135判)ですかね。

本業で開発している人工衛星に搭載するレンズを、日本の何社かのレンズメーカーさんに依頼して作ってもらっていますが、その場合は特注なのである意味性能を追究できます(コストも掛かりますが)。一方でこのOtus 1.4/55はコンシューマレンズですし、数が出る物にも関わらず妥協を許さないレンズ開発。とても良いですね。大量消費の生ぬるい製品が多いなか、こういうレンズはワクワクしますね。EOSマウントなので欲しいのですが、4000米ドルということで簡単に手はでません。日本では売れそうですね。

*2013/10/20追記:時をあわせたようにNikonがこのレンジの新レンズを発表しました。Nikon AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G コーティングの向上とサジタルコマフレアを抑えることに注力し安価ながらバランスの良いレンズですね。Otus 1.4/55とはコストが違うので同等比較ができませんが、まぁ日本らしい(ニコンらしい)レンズですかね。

第二回:続”茶の湯”を辿りに京都へ赴く(二日目)

”茶の湯”に関する京都への旅に再び行ってきました。その二日目の記事です。

参考(一日目の記事:この記事の前編):第二回:続”茶の湯”を辿りに京都へ赴く(一日目)
参考(前回の京都の旅「一泊二日」):”茶の起源”を辿りに京都へ赴く(一日目)

さて、ビジネスホテルの朝食をできるだけ早く食べて出発。今回もAPAホテルを利用しましたが、さすがは京都・・・。ビジネスホテルとはいえ高いです。京都の宿は、こういったビジネスホテル以外の選択を考えないと。

本当は、東山区鷲尾の西行庵の朝茶(朝5時 or 6時)に行ってみたかったのですが、一人では予約も出来ず。京懐石などもそうですが、やはり京都は一人で行くのはいろいろ不利ですな(笑)門前払いとはこのこと。

さて、京都駅(JR)→向日町駅→(バス)→南春日町バス停という移動・・・。遠い・・。
大原野神社に向かいます。

今回の写真も全てクリックすると拡大します。細部をご覧になりたい方は。

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周辺地図を一応掲載(クリックすると拡大)

◆其之九:大原野神社(おおはらのじんじゃ)

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大原野神社(おおはらのじんじゃ)の解説板。クリックすると拡大。

大原野神社公式サイト:http://oharano-jinja.jp/

この神社の由来は公式サイトなどをご覧頂きたいですが、784年に平城京→長岡京に遷都の際に、春日大社の分霊を遷し祀ることにしたのが起こりとのこと。1200年以上の歴史があります。

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大原野神社 一の鳥居

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(酷い写真ですが)鯉沢の池

この時期は何もないですが、かきつばた、水蓮の花が綺麗とのこと。

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千里桜 : 春に来れば綺麗でしょう。

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本殿 ちょうど朝9時で祈祷(?)されていました。

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本殿。

さて、これだけですと歴史のある神社の紹介で、一見`茶の湯`に関わりがないようですが・・。

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なんと、茶筅形。おみくじをくくりつける竹の置き物。

どうやら、ある茶の流派の方達が、茶会や茶筅供養などこの神社で以前やっていたことから来ているようです。

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春日乃茶屋

神社内に春日乃茶屋というのがあります。ここで薄茶でも頂きたかったのですが、営業していませんでした。

さて、大原野に来たのは、この大原野神社だけではなく、勝持寺を見たかったからです。大原野神社からすぐ近くなので歩いて向かいます。その道が実に素晴らしく。

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素晴らしい太さの竹が生える竹林

野上彌生子の小説『秀吉と利休』をベースとした映画「利休」で、利休役の三國連太郎が竹林に入って、”竹を一本貰うよ・・”というシーンがあるですが、あんな太い竹林なんぞ京都には普通にあるのかな?(あのシーンは小田原界隈かもしれませんが)と思っていましたが、やはりあるのですね。正月に実家に返った際に、茶杓用に実家の竹林を見に行きましたが、とても細くて茶杓にはむきませんでした。こうやって、写真の様なガッツリ太い竹を見ると、確かにの花入れを作りたくなりますね。一本持って帰りたかったです(もちろんダメ)

◆其之十:勝持寺(しょうじじ):花の寺

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勝持寺に到着したとおもったら、あれれ門が閉まってる。どうやら2月は一般拝観はしていないようで、拝観したい場合はインターフォンで呼び出して門を開けて貰う必要があるとのこと。勝持寺は、”花の寺”として知られ桜が極めて有名なお寺です。きっとこの2月に来る方は少ないのでしょうね。季節外れに勝持寺を訪れる際には、事前に問い合わせください。

勝持寺公式サイト:http://www.shoujiji.jp/

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西行桜

西行さんが植えたと伝わるこの”西行桜”が有名で花の寺と呼ばれるようになったとのこと。

お寺の由来を公式サイトより引用。

当山は、京の西山連峯の麓にあって、小塩山大原院勝持寺と呼ぶ古刹であります。白鳳8年(西暦679年)天武天皇の勅によって神変大菩薩役の行者が創建したのが始まりで、延暦10年(西暦791年)に伝教大師が桓武天皇の勅を奉じて堂塔伽羅を再建され、薬師瑠璃光如来を一刀三礼をもって刻まれて本尊とされました。

このお寺も非常に歴史があるのですが、1140年にこの寺で出家して”西行”と名乗ったことで有名なお寺でもあります。西行さんが出家したのがこの勝持寺で、朝茶に”行けなかった”西行庵が、西行さん最後の地とのことです。さて、この勝持寺を訪れたのは、このお寺で”闘茶”を行っていたという記録があるため。

前回の京都の茶の起源を訪ねる旅(二日目)で、高山寺の栂尾茶の茶畑を見てきました。栂尾茶は本茶と呼ばれ、それ以外と区別されていたようです。”闘茶”は、その茶が本茶か否かを当てるゲームであり、一時流行ったとのこと。このお寺は花が綺麗なので、花見をしながら闘茶がとても盛り上がったようです。今は闘茶にかかわらず茶事などの行事もないようです。

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解説板。クリックすると拡大

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2月は拝観者が少ないとのことですが、椿が庭中に。むしろ茶の湯の方達は2月頃来て、静かに見て回るのも良いかもしれません(おそらく桜の季節にきたら意見がかわる来もしますが(笑))

(*さてこの記事を書くのが遅くなってしまい、今はもう3月も下旬。京も東京と同様に桜の開花が今年は早いようですので、今頃勝持寺は桜満開かもしれません)

さて、ここでもバスの時間を調べておいたので、南春日町バス停にダッシュで戻ります。バスで向日町駅に戻り、JRで京都駅に戻ります。そして、京阪電車で八幡市駅に向かいます。

◆其之十一:松花堂 庭園・美術館(しょうかどう)

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松花堂美術館(どうでもよい写真ですが・・・)

松花堂庭園・美術館公式サイト:http://www.yawata-bunka.jp/syokado/

さて、前日に本阿弥光悦の光悦寺に行って参りましたが、光悦と共に寛永の三筆として、書の達人であり、茶人としても名高い松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)の邸宅があった松花堂庭園、および美術館に向かいました。はっきり言って勝持寺あたりからだと公共の交通の便が悪くかなり時間がかかりました。車があればだいぶ違ったかもしれませんが、観光シーズンだと車は渋滞の可能性もあり難しいところです。

写真の美術館は庭園を見た後に見に行ってきました。松花堂昭乗の生い立ち・文化人との交流など歴史を学べます。利休の時代よりも新しく、小堀遠州との交流が深かったため、少し茶風も変わってきていたのでしょうね。そういえば、美術館の内容を含めどんな茶風であったのかは、あまり書かれていなかったような・・(気が付かなかっただけかな)

庭園とこの美術館の間に、「きっちょう」松花堂店があります。松花堂といえば松花堂弁当を思い浮かべる方もいるかと思いますが、その松花堂弁当の発祥はもちろんココ。そこでここの「吉兆」では元祖松花堂弁当のランチを頂けます。今回は時間がなかったので頂けませんでしたが。

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数寄屋”梅隠”(再現したもの)

松花堂庭園は数寄屋(茶室)がたくさんあります。一般でも予約すれば使えるようで茶事などに使われている様ですね。この”梅隠”は、利休の孫”千宗旦”好みの四畳半の数寄屋を再現したもの。という様に私が解説するよりは・・・

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茶室「梅隠」の解説板。クリックすると拡大。

このようにそれぞれの茶室に間取りも含め解説されています。

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蹲(つくばい)も。

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数寄屋「松隠」

小堀遠州の数寄屋「閑雲軒」を数寄屋研究の第一人者中村昌生先生が再現された茶室とのこと。4畳台目。数寄屋を学ぶときに中村先生の本は避けては通れないですね。家にも数冊あります。数寄屋の研究とはなんと優雅な。

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「松隠」の蹲。こんなに高い位置に。元々床の高い建築の様で。どうやって手を清めるかこの高さだと分かりません(・・・と外からやるわけではないのかな??)

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さて、「梅隠」「松隠」と来て、

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数寄屋「竹隠」

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この「竹隠」は、千宗旦・小堀遠州などの再現ではなく、現代の数寄屋大工(茶室専門の大工)が現代の技術を使って作った茶室とのこと。右奥には金色の竹が見えますでしょうか?

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「竹隠」から見える金明孟宗竹

竹の中で最も美しいと言われる金色の竹「金明孟宗竹」が「竹隠」からは見え、借景としています。素敵です。

ちなみに松竹梅の茶室。それぞれの茶室は一般人でも利用できるようですね。
http://www.yawata-bunka.jp/syokado/shiyou/index.htm
これによると竹隠で15000円。意外と安い??

さて、いよいよ松花堂昭乗の草庵茶室「松花堂」に向かいます。しかし写真禁制でした。しかも茶室「松花堂」自体も工事中で外観が見えないという・・・。少し遠くから覗きましたが小さな草庵で、晩年多くの昭乗の友達(超一流文化人達)が気楽に遊びに来ていた雰囲気が出ておりました。昭乗が寛永14年(1637)に建てたもので(復元ではない)、京都の有形文化財となっています。

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とにかく松花堂庭園は綺麗でした。ちょいと京都市内から遠いですが、数寄屋(茶室)にご興味があれば是非に。

◆其之十二:朝日焼窯元@宇治(あさひやき)

さて、宇治にやってきました。

京都の焼き物といえば、樂焼、京焼、清水焼、御室焼と・・・・朝日焼。

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朝日焼(窯元)

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朝日焼(窯元)

宇治の窯元 ”朝日焼” 公式サイト:http://asahiyaki.com/

茶の湯と共に400年の歴史のある窯元。宇治に訪れた際に是非足を運ぼうと思っていました。現15世にはお二人の男性のお子様がいて、お二人とも陶芸をされているとのこと。弟さんは、今までの朝日焼とは違うテイスト(というより全然違った)で作品を作り、兄弟でコラボしたりいろいろ試しているようですね。長男さん(次期16世の方)の作品を拝見しましたが、素敵でした。買うなら値段の安い今のうちですかね(笑)先日の多治見に行った際にも同世代の`次`代が活躍していましたが、こうやって家を繋いでいくのも大変ですが素敵な文化ですね。(当たり前ですが)茶の湯もされているとのこと。

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福寿園の宇治工房が朝日焼窯元の隣にありました。とりあえず、家稽古用の抹茶を買ってきました。

◆其之十三:通圓(つうえん)

さて、宇治と言えば、宇治橋のたもとにある通圓。

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通圓(つうえん)

通圓公式サイト:http://www.tsuentea.com/

もともと武家であり、宇治の橋の橋守などから商売をはじめ、橋を渡る人々にお茶を配り(売り)売り続けて853年。すごい歴史です。実際には前回の京都の旅の記事でも書いたように、栄西さんが茶の種を持ってきて建仁寺を建立したのは、1202年ですから通圓創業(1160年)より後です。その旨を通圓のご主人に質問したところ、最初は上記の様に、橋守などから始めたようです。茶の起源を自分の足で歩いておきますと、こういう無駄な知識が付きますね(笑)

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さて遅いお昼。茶そば。

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続けて、薄茶と茶だんご。

さて、お土産に”橋守の昔”という抹茶を買ってきました。家稽古に使いましたが、とても美味しかったです。少なくとも今までの家稽古(ウチの水、釜などの環境を含めた)では一番美味しく。また通販で取り寄せようかと。

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宇治橋

さて、通圓では、秀頼から茶会用の水を汲んでくる仕事を頼まれたらしく(第10代、第11代)、今でも10月に宇治橋三の間から水汲をくむ茶祭りをされているとのことです。素敵ですね。一度見てみたいです。

さて、もう新幹線の時間が近く、上林春松本店で徳川家康が愛した”祖母昔(ばばのむかし)”の濃茶用抹茶を速攻で買って京都駅に戻り新幹線に飛び乗りました。

今回の2回目の京都の旅も実に素敵な旅となりました。1回目が茶の起源+利休に関する旅、今回は利休より少し新しい時代の茶人などや、広義な意味で茶に関する場所・寺院を訪ねました。京懐石も実に美味しく、やはり素敵な町ですね。また近々、今度は誰か茶の湯好きな人を誘って、二人以上から予約できる各所を訪ねたいと思います。

第二回:続”茶の湯”を辿りに京都へ赴く(一日目)

去年(2012)12月に”茶の起源”を訪ねて京都に行ってきましたが、再度行ってきました。一泊二日で。

前回の旅の記事(参考):”茶の起源”を辿りに京都へ赴く(一日目)

前回の旅では、千利休とその関係者にスポットを当て、また茶の種を日本に持ち帰ってきた栄西さん関連の茶の種の流れを中心に京都を回りました。大方そのテーマでは回り終わってしまったので、今回はもうちょっと時代をずらして、茶の湯に関わりのある人・場所を巡ってきました。さすがに京都の交通機関も慣れてきましたが、結果としては、Google Maps(スマホのGoogle Mapsアプリで現在値から行き先で検索)で検索する方法が、ほぼ正確で最短・最速だと思いました。偉大です。

*写真は全てクリックすると拡大。文字など見えにくい際には。

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朝9時に京都に到着。まずは大原に向かいます。京都駅からバスで向かうと時間がかかるので、地下鉄も併用。京都駅周辺は曇りでしたが、山の方は雪の予報。

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京都タワーはなにやら工事中で先端に網が掛かっていました。

 ◆其之一:三千院(さんぜんいん)

三千院最寄りの”大原バス停”で下りたら帰りのバスの時間をチェックすべきです。当たり前の事ですが、大原くらい京都中心地から離れてしまうと、効率良く観光するには、計画通りに進まないとあっと言う間に時間が過ぎてしまいます。まぁ京都に来ているのですから時間を気にせず見るべきとも思いますが・・・。

さて、大原は雪景色でした!

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大原のバス停から三千院までの参道も雪景色。綺麗でした。

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三千院門跡。雪で綺麗でした。

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三千院の説明は、看板にお任せしましょう。クリックすると拡大。

参考:三千院公式サイト
参考:三千院 | Wikipedia

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雪の大原三千院は本当に素敵でした。

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宸殿

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中には、国宝の阿弥陀三尊坐像が。

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わらべ地蔵も雪を被っていました。

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さて、この日は、”初午大根炊き”の日でした。ラッキーでした。
幸せを呼ぶといわれているそうです。無料で大根を配っていました。2つ頂いたり。寒かったので体もあたたまり。

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本日一服目の薄茶。

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三千院は、直接茶の湯に関わりのあるお寺ではございません。しかし薄茶を頂けますし、この大原という地域が綺麗ですし、お寺全体の雰囲気が山の中で静かで素晴らしかったです。

さて、直ぐにバスに飛び乗り大原を離れます。大原は、その地域で取れた野菜・野花などが豊富で、その市場もあるようです。茶人達は茶事の日の早朝に、大原を訪れて季節の物を買っていくとか・・・。とにかくのどかな大原の地域で最初から癒されました。

 ◆其之二:通圓寺(ついえんじ)

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さて、圓通寺にやってきました。

公式サイト:円通寺 (京都市) – Wikipedia

圓通寺は素晴らしすぎて腰が抜けるかと。

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さて、圓通寺の沿革は看板で(手抜き)。クリックすると拡大。

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枯山水式の圓通寺庭園。日本の名勝。素晴らしき事限りなし。

この庭園は”借景”(しゃくけい)を使っています。つまり、写真にも写っている毎日姿を変える(一日として同じ姿のない)比叡山の姿を”借”りて完成させる庭の風”景”。それで借景。しかもこの庭園には、今の時代では奇跡的に電柱などの人工物が一切入り込まず、その景観を維持しています。庭の石は、ほんの一部だけを覗かしているだけで、下に深く沈み込み(遠くから持ってきた)、植えてある花も非常に多数に及び。圓通寺の庭園は本当に素晴らしかったです。また、霊元天皇宸翰消息という重要文化財も見られます。写真は最近になって、庭園側のみ撮影可能ですが、借景ですから、カメラで残しても意味がありません。

ここでも薄茶を頂きました。(室内なので写真撮影は禁止)。二服目。

さて、圓通寺を出て、どんどん京都市内に向かって移動します。

◆其之三:光悦寺(こうえつじ)

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さて、書でも、茶碗でも有名な多才な茶人”本阿弥光悦”の光悦寺にやってきました。

八つもの数寄屋(茶室)があるお寺として有名です。

参考:光悦寺 | Wikipedia

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光悦寺内は素敵な景観が続いていました。静かで綺麗です。

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数寄屋:”三巴亭”

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数寄屋:”大虚庵”と、竹の垣根の”光悦垣”

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数寄屋:”了寂軒”

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数寄屋:”本阿弥庵”

近づけない数寄屋(茶室)も多く、そもそも中も覗けないので庭や外観しか楽しめず・・・。天気が悪かったので写真はありませんが、光悦寺から見える3つの山(鷹峰三山=鷹ヶ峯、鷲ヶ峰、天ヶ峰)の山並みはとても静けさがあり素敵でした。

数寄屋に関しては、普段から内覧などで解放されることはなく、私の様な一般人が入れる可能性があれば、年に1回行われる光悦会という茶会しか方法は無いようです。しかし、光悦会は正に本阿弥光悦にちなんだ茶会・茶事なので、家元クラスの人々が行うもので格式が高すぎて行くのは相当困難とのこと。最終日だけは、それでも少し一般人側の枠があるようですが、それでも東京在住で茶の湯の”いろは”も分かっておらず、そもそも光悦会に`つて`も無い私では実質参加は不可能に近い様です。いつか行かれると良いですが、客の作法も含め中途半端な状況ではいけないなと。

光悦の茶碗は私も結構好きなので、おそらく光悦作の樂も出ると思うので、いつかは・・なんていう気持ちも。京の方がこのブログを読んだら論外過ぎて鼻で笑ってそうですが・・(笑)

また、昭和40年くらいまでは数寄屋の中も自由に見ることが出来たようです。近所のやんちゃ坊主がボール遊びなどをして痛むので内覧禁止になったという話が・・・(ホントかな?)

上の光悦会などの話は、光悦寺の近くにある”光悦茶屋”のご主人に薄茶を頂きながら、お話しを伺いました。本日三服目。是非、光悦寺に行く際にはお寄りください。せっかく茶人で有名な光悦寺に来たのに抹茶を頂かないわけにはいかず!

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参考:光悦茶屋(食べログ)

さて、光悦寺から歩いて鹿苑寺へ。20~30分歩いたかな。

 ◆其之四:鹿苑寺(舎利殿`金閣`が有名な):夕佳亭(ろくおんじ・きんかくじ・せっかてい)

京都と言えば金色の舎利殿`金閣`が有名な鹿苑寺。今回は舎利殿を見たかったわけではなく、裏にある茶室:夕佳亭(せっかてい)を見るために。

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舎利殿。中学校の修学旅行以来ですが、やはり大人気で多くの観光客が居ました。個人的に、この舎利殿はセンスレスな建物だなぁと・・。放火焼失前の写真などを見ると、金箔が剥げているだけらしいですが、何となく趣があって良いかなと。さて、さっさと先に進んで夕佳亭へ向かいます。

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夕佳亭

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茶室ではなく、”茶席”と書いてありますね。クリックすると拡大。

その名の通り、夕方に金閣が誠に美しく見えることから名付けられた茶席の様です。荒廃が激しく、野ざらしの為、状態はかなり良くないです。大徳寺で禅を学んだ金森宗和の設計の様です。

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とりあえず、観光客がものすごい中、一応鹿苑寺でも薄茶を。四服目。

さて、仁和寺に向かいます(近いので)

 ◆其之五:仁和寺(にんなじ)

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仁和寺の二王門。”仁”王門じゃないですよ。こだわって”二”王門。タクシーがなかなか動かず、日も落ちてきたのでフレームアウトできず。北野天満宮などもそうでしたが、山門前にタクシー乗り付けはなんとかならないものか・・・。

仁和寺公式サイト:http://www.ninnaji.or.jp

さて、仁和寺に来たのは、金堂、五重塔などもありますが、尾形光琳の数寄屋”遼廓亭(りょうかくてい)”が目的です。しかし全くの調査不足で突然行って拝観はできませんでした・・。二畳半台目の小さな数寄屋ということで、是非見たかったのですが残念です。拝観するには、事前予約が必要とのことでした。準備不足でした。仕方がないので金堂などを拝観。

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仁和寺 金堂(国宝)

完璧すぎて説明する必要もなく。仁和寺は、国宝と重要文化財だらけです。

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仁和寺の後に、銀閣に向かう予定でしたが、拝観時間を考えると寺院拝観はこの日は仁和寺で最後。とりあえず夜の京懐石の予約時間までまだあったので、市内を少し。

 ◆其之六:表千家不審庵(おもてせんけ・ふしんあん)

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おきまりの表千家不審庵も。ただ、私は川上不白を祖とする表千家なので厳密にはここは家元の家元なのですが(上層のことはよくわからん)。
その後対面にある茶道具やましたさんにも寄り、稽古帛紗を購入。

◆其之七:裏千家今日庵(うらせんけ・きょうあん)

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不審庵のお隣(お裏と表現すべきか)にある裏千家今日庵。5時過ぎていたので門が閉まっています。お友達はお裏の方が多いので、今日庵写真も紹介。

今日庵の対面にある本法寺もふらっと見てきました。本法寺は”利休居士像”で有名で且つ、利休とも親交の深かった長谷川等伯が一時寝泊まりしていた寺です。その為、等伯の資料などいろいろ残っているようですが、5時過ぎているため中には入れず。また庭園のプロデュースは、本阿弥光悦が行っており、それもまた茶の湯・利休に近いお寺でもあります。さて、時間も遅くなってきたので、京懐石を食べに祇園に向かいます。

◆其之八:京懐石 さくら

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今回は、京懐石「石塀小路さくら」で食事。菊乃井などにも連絡をいれたのですが、やはり一人では予約できず・・・。この辺が京懐石は難しいところです。とりあえず、一人でも受け入れてくれた石塀小路さくらさんで。おいしかったですね。お店の雰囲気もよく、お皿などを置く手つきなど料理人としての所作も綺麗でした。

さて、ほどよく酔っ払って京都駅前のビジネスホテルで一泊。一日目から非常に素晴らしい京都を巡ることができました。

二日目の記事に続きます

 

ウクライナの首都キエフを一日観光。

本業の出張で、ウクライナのドニプロペトロウシクに来ています。12月末に続いて2回目。前回は、成田→モスクワ→ドニプロで1日で移動できたのですが、モスクワ→ドニプロ間の飛行機会社の素性が悪く、モスクワ→キエフ→ドニプロにならざるを得ませんでした。そうしますとキエフでトランジット泊。少し時間があったのでキエフ市内を一回りしてきました。キエフはウクライナの首都。なかなか見応えがありました。

今回はEOS M + EF17-40mm F4Lのみカメラは持ってきました。あいからずAFがダメ過ぎるカメラですが、軽くて持ち運びには便利な構成ですね。

今回も写真をクリックすると拡大(撮って出し)

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泊まっていたドニエプルホテル(Dnipro)。部屋はイマイチでしたが朝ご飯(バイキング形式)が割と豪華でした。フレシチャーティク通りと独立広場の目の前でとても良い立地条件です。空港からタクシーで3000~4000円程度。観光するには良いホテルかもしれません。

ホテルに荷物を預けて徒歩で観光開始。気温は-13度位でした。

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Свято-Михайлівський Золотоверхий монастир =  St. Michael’s Golden-Domed Monastery
聖ムィハイール黄金ドーム修道院 (wikipedia日本語)

ウクライナ国民の大半が正教会(ギリシャ正教)とのこと。街中には修道院、大聖堂、教会が沢山あります。写真の修道院はドニエプルホテルから徒歩10分くらい。他の建物もそうですが、ウクライナの配色はとても綺麗です。いわゆる三原色(赤・緑・青)をそのまま使わず、青なら上記のように薄い青にしたりと、彩度を落として配色されていることが多く、落ち着いていて下品にならずとても素敵でした。

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違う方向から。入り口が開いていますね。この日は日曜日でしたので聖体礼儀(カトリックでいうミサ)が行われていました。宗教歌(声楽)が極めて美しく歌われており心から感動してしまいました。というのは、なんとそこで流れていたのは私がラフマニノフの曲で最も好きなVespers。

このブログのVespersに関する記事:ラフマニノフ 作品37 Vespers (徹夜禱, 晩禱)

日曜日の朝に普通にVespers(徹夜祷)が歌われるのか疑問なので聞き間違えか、標準的なメロディーがあってそれは似ていたのかな?

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正門と右奥に先ほどの大聖堂が見えますね。日曜日なので多くの方がこの門をくぐって大聖堂に向かっていました。

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МІНІСТЕРСТВО ЗАКОРДОННИХ СПРАВ УКРАЇНИ : ウクライナ外務省

威圧感のある建物です。

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Андріївська церква = St Andrew’s Church
聖アンドリーイ教会 :

薄い青と濃い緑がとても綺麗な教会でした。この前の路面店で、民芸品を購入(参考:キエフの民芸品を茶道具に見立てて稽古

ここから少し歩きましてソフィア広場の方に向かいます。

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Софійський собор : Saint Sophia’s Cathedral
聖ソフィア大聖堂 : (Wikipedia)

1990年に「キエフ:聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群、キエフ-ペチェールスカヤ大修道院」として世界遺産(文化遺産)に認定された聖ソフィア大聖堂(の入り口)。これは有料です。全部見るのは500円くらいかな。入るだけなら30円位だったような・・。

公式サイトはリンク切れしているので、情報はWikipediaで取得するしかないですね。

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大聖堂外観。このように一部白くなくて煉瓦が見えているのには訳があります。11世紀の建物なのですが、その頃の土台が煉瓦地などが今でも残っており、それを見える様なデザイン、展示の仕方をしています。もし行かれたら是非中も入ってご覧くだされ。アプスのモザイクが素晴らしいです。(写真禁止)

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外観。

さて、聖ソフィア大聖堂を後にして街を歩きます。

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キエフのオペラ座。今回は日程的に見ることはできませんでしたが、キエフバレエの白鳥の湖が最前列で500グリブナ(5000円)。参考まで。

公式サイト:http://www.opera.com.ua/

チケットもネット予約できるのでは?と思います。

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Володимирський кафедральний патріарший собор : St Volodymyr’s Cathedral
聖ヴォロディームィル大聖堂

公式サイト:http://www.katedral.org.ua/
Wikipedia日本語:聖ヴォロディームィル大聖堂

聖ヴォロディームィルなのか、聖ウラディミールなのかイマイチ読み方がわかりませんが、今回は”黄色い”大聖堂。大聖堂なのか修道院なのか教会なのかその差もよく分かっておりませんが、どうやらウェブサイトの豪華っぷりをみると何らかの総本山みたいですね。多くの人が礼拝されていました。原色の黄色ではなく、彩度が少し落ちている感じが分かるかと思います。修道院だけではなく、街の建物も同様に白に、彩度を落とした色を使った建物が多いです。

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キエフ大学
公式サイト:http://www.univ.kiev.ua/

ウクライナの国立大学で最高学府なのかなと思います。オレンジの建物を中心に写真をとりましたが、左奥の赤い建物がメイン(正門)でした。歴史的に戦った?人の血の色とかで赤いとかなんとか・・・。

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-10度以下だったので少し歩くだけで寒い!定期的にカフェやレストランに入って体を温めました。

写真はボルシチ。その後の出張先でも毎日ボルシチを飲んでいるので、こちらでは味噌汁みたいなものですかね。

さて、次の場所は少し離れているのでタクシーで向かいました。タクシーは白タクが多いので、ぼったくられないように注意とのこと。

向かったのは、先ほどの聖ソフィア大聖堂とともに世界文化遺産に認定されたキエフ・ペチェールシク大修道院。

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Києво-Печерська лавра = Kiev Pechersk Lavra
キエフ・ペチェールシク大修道院

公式サイト:http://www.lavra.ua/
日本語Wikipedia : キエフ・ペチェールシク大修道院

1051年:11世紀建立の歴史ある大修道院。上の写真は一つの門を入って、その内側から撮影。

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大修道院というだけあり広大な敷地にいろいろな建物があるのですが、その中でも最も大きな生神女就寝大聖堂(ウスペンシキイ大聖堂)

とても美しいです。ドームは相変わらず黄金。

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裏側に回ってドームの拡大(望遠)で。

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裏側に回っての外観。美しいかったです。全部の写真はクリックすると拡大するので、あまり良いカメラではありませんが、それなりにディテールは見られると思います。

というわけで、天気が悪かったのが残念でしたがキエフを一回りしてきました。ここで紹介した位であれば、一日あれば回れそうです。しかし冬期は極めて寒いので体を冷やさないようにお気を付けくだされ。とても綺麗な街で感動いたしました。

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さて、今回の出張でも出張先で朝ランニングをするためにGarmin Fenixを持ってきています。GPS腕時計はスポーツだけではなく、こういった街の観光にも極めて便利です。

Garmin Fenixによるキエフ観光歩行記録:http://connect.garmin.com/activity/266766699#

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こんな感じで歩行記録が取れますので便利ですよ。スマートフォンでももちろんできますが、現時点ではバッテリーが不安ですので。というわけでGarmin Fenixは海外旅行にもオススメです。

中判フィルムカメラ “Hasselblad”再始動。

大学の後輩に貸していた中判フィルムカメラ “Hasselblad” (ハッセルブラッド)が戻ってきました。なにせ無性に中判のフィルムカメラを触りたくなって戻してもらうことにしました。

少し解説すると、いわゆる普通の35mmフィルム(ライカ判、135判)より大きな中判と呼ばれるフィルムを使うカメラです。アポロ計画で、月面の写真を撮ってきたのもこのハッセルブラッドですな。昔はあまりに高価なカメラで家を買うかハッセルを買うかとかいう選択があったとか(ホントかな?)。詳しくはハッセルブラッドなりで検索してみてください。某サイトに引っかかると思います(笑)

(クリックすると拡大。隅々までこの美しいカメラをご覧くだされ(笑))


Hasselblad 501C/M + Carl Zeiss Planar 80mm C T* f/2.8 + A12

いやはや、なんて言う素晴らしい美しさ。とりあえず中判フィルム120判の6×6 : 12枚撮りのA12フィルムバックを装着。レンズは定番80mmのPlanar Cシャッターレンズ。T*なので比較的後期のレンズ。中判なので135mm判(ライカ判)で40mm相当の画角です。


フォーカシングスクリーンは、スプリットのアキュートフォーマットです。久しぶりにハッセルファインダーを覗きましたが、素晴らしいですね。これは覗くだけでゾクゾクします。501CMは、かなり出荷数の少ないボディです。基本的には503CWとそんなに変わらなかったと。その前にハッセルのVシステムは500C/M以降それほど変化は無かったかと。


フードは一度落とした時の影響でモーレツに曲がっています。おそらくA12は光線漏れしそうな気がしますが、とりあえず一本撮って現像してみます。


もう一本レンズを持っておりf=150mm F4。SonnarのCシャッターレンズ。これは強烈なレンズで、是非直ぐに撮りたいです。

とりあえず、今日到着したばかりなのでまたテストしていませんが、出張から帰ってきたら試してみようと思います。残念ながら、この貸していた時にKodakがフィルムから撤退してしまいました。しかし冷蔵庫を見るとE100VSが数本入っていたので(余裕で期限切れだけど)大切に使おうと思います。

私がハッセルを使っていたのは2004~2006年頃。久しぶりにハッセルブラッド再始動です。

初冬のステルビオ峠。

初冬のステルビオ峠のすごく素敵な写真たちが、以下の記事に掲載されていました。

Early Winter on the Passo dello Stelvio | Cycling Tips

(一枚だけ引用)
Image from  “Photography and Words by Jered Gruber”

実に寒そうです。素敵な写真が掲載されていますので、是非ご覧くだされ。

参考までに同サイトの2012ジロの20ステージの写真。
Giro d’Italia – Stage 20 | Cycling Tips

最近の若洲海浜公園の朝焼け。

平日は、毎朝トレーニングとして、自転車なら若洲海浜公園かお台場を、ランニングなら隅田川テラスを走っています。
毎朝5:30に家を出るのですが、この時期になると出発する頃は真っ暗で、折り返し地点に到着する頃にちょうど朝日が昇ってきてとても綺麗です。この2、3日かなり気温も下がってきていますが、冬らしい綺麗な朝焼けが見られました。

富士山もばっちりでした。空気が澄んできていてこれからの朝トレが楽しみです。もちろんかなり寒くなってきているので、厳しくもあるわけですが。皆様も体調にはくれぐれもお気を付けくだされ。