自転車写真の撮り方に関する殴り書き。

こんなものが役に立つかわかりませんが、自転車写真の撮り方に関して殴り書き。写真など各場面において臨機応変に撮っているわけですが、最低限これは気に掛けているようなことの雑な紹介。いつも通り写真はクリックすると拡大し、画像にEXIFも残してあります。F値なりボディなり、レンズなり確認したい場合はそちらでどうぞ。

(1)自転車のセッティング

このあたりは割と浸透していますよね。何が正解かなんてありませんが、私が撮影時に最低限やっていること。

・撮影サイド:チェーンリングが見える側
・ギア:アウター+トップ
・ボトル:基本的には抜いている(たとえば黄色いキャップのツールボックスなどは配色が悪いのでまず抜く)
・クランクの位置:クランクアームをチェーンステーと平行( or シートチューブと平行)。最近はほぼ前者。シートチューブ平行だとクランクの文字の書いてある向きがおかしくなるし。*言わずもがなですが、逆サイドのクランクを使ってバイクを立てている場合はこれが実現できないケースが多いですね。私がよくやるヘルメットスタンドもしかり。
・ホイールの回転位置:バルブの位置が下が基本ですが、最近はホイールのデカールがある程度綺麗に見える位置にセット。Boraだったら、”B”の文字が真上になるようにするなど。何にしろ前後は揃えた方が綺麗ですね。
・ペダル:スピードプレイの場合はクランクアームに平行にした方が綺麗ですかね。

このあたりは、皆さんされている人が多いですかね。

例えばこんな感じ。 スピードプレイは、やはりクランクアームに平行の方が良さそうですね(写真は曲がっています)。そもそもBoraのBを上にするようになったのは、フォークがBoraとCampyの間に入るからだったからだと思います。少なくとも前後は揃っていないと格好悪いですね。

(2)背景を考える。

カメラの自動露出計(Auto Exposure : AE)は何を基準に適正露出を計算されているかご存じでしょうか?”18%グレー”で検索して調べて頂きたいのですが、一眼レフから携帯のカメラまでその精度の差はあれ、適正露出が出やすい被写体はグレーです。一眼レフなど上位のカメラは半押しして、AEが働き適正露出が算出されます。それに補正を掛けることができ、-2EV~+2EV(EV : exposure value)の範囲で若干明るくする or 暗くする補正が可能です。しかしiPhoneをはじめ、携帯カメラなどではこの露出補正ができず、カメラのAEがイマイチな算出を出した場合(明るすぎる or 暗すぎる)それに従ってシャッターを押すしかありません。つまり、下位のカメラでは、露出補正ができない前提で被写体(この場合自転車)の環境を用意しなければなりません。要するに画面全体でグレーな被写体だと、カメラは算出ミスをせず、AEをそれなりに適切に算出してくれます。というわけで、背景はグレー、特に18%くらいのグレーだとどんなアホなカメラでも適正露出を出し、暗すぎる・明るすぎるみたいな写真にはなりません。

これに関しては、たとえば結婚式に行き画面一杯に純白の花嫁をとったら写真が暗かった、黒いスーツを着込んだ新郎を画面一杯に撮ったら写真が白っぽく明るすぎたみたいな経験があるのではないかと思います。カメラはグレーの被写体は得意ですが、画面全体が白、黒だとその露出計算をミスるということですね。自転車なんてフレームが細いですから、自転車の色は気にする必要はありません。写真の構図で見て、全体的に灰色っぽく持っていくと良い傾向に撮れる”確率”が向上します。もちろん上位のカメラを使って露出補正ができれば、グレーにこだわる必要はありません。

私は露出補正ができるカメラしか使っていませんが、グレーの背景が多いのは、まぁ自転車が主役なので背景がウルサイよりは良いかなと。

(3)太陽の方向を考える。難しいけど逆光のススメ。

順光か逆光か斜光か。自転車に限らず光(自然光でもライティングでも)を制すものはカメラを制すわけですが、太陽光をどうやって取り込むかは難しいところです。一般的に逆光は嫌われる傾向があるそう(?)ですが、私は基本的には逆光(方向)を使う事が多いです。理由はいろいろあります。順光・斜光だと自転車の陰が背景に落ちる。強い光が順光・斜光でフレームに当たると、テカる(たとえば黒フレームでも黒く見えず白く見える)。そうなると、消去法で逆光になるわけですが、逆光は逆光で露出が難しいです。カメラにもダイナミックレンジ的な限界があり、太陽光ががっつり逆光で入るとまず手前の自転車は暗くてまともに写りません。ポートレートではスピードライトを炊いていわゆる日中シンクロをしますが、自転車にスピードライトを当てるのは、上記の順光反射と一緒でなかなかまともに撮れるとは思えませんし、そもそも太陽からの逆光をなんとかしないと写真自体がそっちに引っ張られて、自転車の写真になりません。

私の場合は、あくまで逆光にするのは背景光を確保するために逆光にし、写真の構図の中には太陽光が直接入らないにしています。灰色の背景で、太陽が逆光”方向”で入って、しかも太陽自体を構図から外すには、”仰角が低い早朝”であり、背景の壁が東向きにある必要があったりといろいろ大変です。

ここで逆光をお勧めするのはあくまで自転車を綺麗に撮るためであって、いろいろ試して貰えればと思います。

1個前の写真の場面を少し引いた場所で撮った写真。壁の上から逆光の光りが入ってきています。曇っていてわかりませんが、雲の向こうの太陽がいます。逆に晴れて太陽が直接入り込むと、この場面で自転車は真っ黒で写っていなかったでしょう。風景を入れずに自転車だけとるなら、少し曇りくらいのほうが太陽光が拡散してフラットな(均質な)環境光として入り込むので良い感じです。

違う日の快晴の逆光写真だと、

(写真右下に自転車があります)

太陽および(向こう岸の)舞浜の方の風景に適正露出なるように撮影すると、やはり自転車が逆光で全くわかりませんね。デジカメのダイナミックレンジが人間の目レベルに拡大すればこのような場面でも自転車までしっかり階調がくるのでしょうが、現在のデジカメではまず無理でしょう(HDRを使う方法もありますが、個人的にはあまり好みではないので)。しかしこのような場面でも、しゃがんで太陽光が直接カメラに入らないようにすれば、

このように、さきほどの強い逆光が綺麗な環境光として働いてくれます。逆光なので自転車の影も壁に落ちませんし。 ただ、これができるのは早朝に限るのがわかると思います。昼間だと太陽の仰角が高すぎて、今回のように壁で太陽を隠すことができないので。朝トレの特権ですね(笑)

では、昼間。太陽の仰角が高い場合は強い光が上からバイクに当たります。バイクの塗装にもよりますが、強い光が上から当たる場合は、バイクの黒が”黒く見えず”バイクが引き締まって見えません。たとえばこんな感じ・・・

私はこういう写真をブログで載せることはあまりありません。影が強く後ろの壁に落ちちゃっていますし、黒いフレームが光の反射で白っぽく見えるのがわかりますでしょうか(特につや消しフレームはよく分かりますね)。まぁこれはこれで良いのかもしれませんが、 基本的には避けています。これはそれなりに上から順光で当たっているのでこの程度ですが、もっと仰角が低い太陽から順光であたるとフレームは反射して真っ白になります。昼間の場合はこのような壁を使わず、背景がむしろ抜けている場面で撮って、絞りを開いて(F値を小さく)背景をぼかしてしまうのが良いかもしれませんね(そんなレンズを普段持って乗っていることなど少ないと思いますが)

次は斜光ですが、斜光も影が落ちるのは変わりませんが、バイク自体は立体感を出して撮影できるので使えるといえば使える光です。ポートレートなどを撮る際には、斜光にしてモデルさんの鼻の影を鼻横に落として立体感(掘りが深い)を狙うこともありますね。

斜光のあまり良い写真がないのですが、これは右から強く差し込んでいますね。影の方向をみれば分かると思います。なんとなく自転車が立体的に見える気がしますかね?斜光は影が斜めに落ちるので、その影がバイクと重なるように、斜めから撮るのも良いのですが、自分の影が今度写真の下側に落ちるんですよね。

また、逆光(の話に戻りますが)は盛大に光を入れ込んで、レンズフレアをわざと起こさせたり、ハレーションが起こった写真に敢えて狙っていくのも良いのかなと。先日のブログ記事”連日EOS Mテスト@晴海埠頭“の最初の写真も積極的に逆光に向かっていった写真ですが、エントリーレベルのレンズだとレンズフレアも盛大に発生し逆に好きな人もいるのではと。

とにかく光を制すものは写真(の大部分)を制すのでこればかりはいろいろ試してもらうしかありません。

(4)画角を考える。

たとえば画面一杯にバイクを一台だけ載せるならあまり関係ない気がするかもしれませんが、レンズを広角側と望遠側でそれぞれ画面一杯に自転車を載せる写真を撮ると、自転車の見え方に違いがでます。


EOS 5D Mark II + TS-E 24mm F3.5L II : つまり35mm換算で24mmの広角


EOS M + EF100 F2.8 Macro : つまり35mm換算で100 x 1.6 = 160mm相当の望遠

ハンドル周り(特にブルホーンのブレーキレバー部など)での違いが分かりますでしょうか?望遠の方が横一線に重なって見えます。画面一杯に自転車を入れているので、前者(広角)はかなり自転車に近づいています。後者(望遠)は、数m離れたところから撮っています。これによってハンドルの重なり具合が違うのが分かるかと思います。なので、焦点距離200mm以上あたりの望遠で撮れば、ドロップハンドルなども真横では、右・左のドロップ部がピッタリと重なってバイクのシルエットとしては綺麗になります。写真が綺麗なThe Bike Journalでは、プロが、大口径超望遠レンズで撮っていますので、凄くボケが綺麗なだけではなく、バイクシルエットも綺麗ですよね。

望遠にもデメリットはあります。やはり遠くから小さい部分を拡大しているのと同じですので、手ぶれに非常にシビアになります。慣習的な手持ち限界式というのが一眼レフの世界にはあるので、興味があればググってみてください。写真は、どんなに良い被写体でも手ぶれで台無しというのはよくあります。広角になればなるほど手ぶれに寛容ですので、ズームレンズを使う際には、上記のバイクシルエットのメリット、手ぶれのデメリットも考慮して検討する必要があります。望遠側にして、ISO感度を上げ、シャッター速度を稼げば、手ぶれに関しては一つの解決になりますが、個人的には屋外で撮っているのにISOを上げるのは避けているので、ISO400以下(実際には100しか使っていない)で手ぶれなく撮れる画角を選ぶべきだと思います。ちなみにデジタルズームなんて論外すぎてもってのほか。

(5)背景壁が使えないとき

あくまで自転車を撮る場合には、グレー系の背景壁が有効であることは述べましたが、光の方向などで壁が使えないことも多々あります。また、むしろ背景が海なり、山なりであればバイク+背景も綺麗にという場面があるでしょう。それはパンフォーカスで普通に撮ってもらえればよろし(手抜き)

この記事はあくまで”自転車写真の撮り方”ですので、とりあえず被写界深度を浅くして背景をぼかして、背景の”うるささ”を軽減するのも一つの手です。しかし、総じて大口径レンズが必要ですのでそれを持ってスポーツバイクに乗っている姿も想像できないので、なかなか実現が難しい写真ではあります。The Bike Journalには多い写真ですね。あのサイトの写真達はかなり良い機材を使っているので、いつか撮影している状況を客観的にわかる写真なども掲載してもらいたいですね。え?こんなデカイレンズでこの1枚を撮っているの?と思うかと思います。


EOS 5D Mark II + EF24-70 F2.8L USM : 70mm側F2.8(開放)撮影

バックパックに積んで持って行けるレンズなんぞこのセットくらいが限界で(笑)それほど強烈なボケが発生できていませんが、”うるさい”(=ごちゃごちゃしている)背景に70mmの望遠側で開放(F=2.8)で撮影した様子。背景壁が使えない場合は、こんな感じでそれなりにぼかして撮影するのも一つの手ですね。300mm F2.8, 400mm F2.8あたりで撮れば、この場面でも後ろに何が写っているか分からないくらいにボケます。しかし、10g単位で軽量化しているスポーツバイクに5kgを越えるレンズを背負っていけるかは難しい問題です(笑


EOS M + EF100 F2.8 Macro USM : F2.8(開放)撮り

背景を手っ取り早くぼかすならマクロレンズを使う事ですが、まぁ屋外に持ち出すレンズではあまりないですね。

また、壁を使わない場合、バイクを何らかの形で立てなければなりません。The Bike Journalなどでは拡大してよく見てみるとアクリルの透明な棒を、BB/裏側のクランクあたりに差し込んでバランスを撮らせているようです。私はヘルメットで立てる場合もありますが、これはよく倒れるのでカーボンバイクではあまりお勧めできません(笑) とくに風の強い日は注意。Topeakのフラッシュスタンドみたいな製品もあるようですが、これを持ち歩くのも悩ましいですよね。段差を上手く使うなど工夫がいるところです。くれぐれも自転車を倒さないように・・。


ヘルメットスタンドの図。非常に不安定で、特にディープリムを履いていると風にめっぽう弱く。確かこの撮影の直後に倒れてエルゴパワーのカーボンレバーに傷が付いたような・・(笑
*この写真はホイールが前後ずれていますが、やはり落ち着かないですね。前後揃えた方が見栄えは良さそうです。あと、拡大して見れば分かるようにこの写真は手ぶれを起こしています。つまり残念な写真の例。

(6)基本を抑える。

ここではちょいと息抜きで、綺麗に撮影するための基本をちゃんと行っているかの確認。多くの自転車ブログがありますが、正直カメラ性能のポテンシャルが引き出せていない写真をみかけます。(5)節までは割とちゃんとしたカメラ+レンズを使うことが前提の話になっていますが、携帯カメラでも、コンデジでも綺麗に撮る”基本”は重要です。

基本A)レンズ曇ってない? : ブログを拝見すると結構多いかなと。携帯なりコンデジをジャージのポケットにそのまま突っ込んで、それを素手で取り出すときにレンズを指でべっとり触っている or 汗で少し濡れて曇っているなど。そんな理由でレンズがクリーンで乾いていない状態で撮っていると思われる写真をよく見かけます。レンズペーパーなど無いでしょうから、少なくとも何か上手い方法でレンズ表面は綺麗にしましょう。(iphoneなんかは、ジャージの綺麗な部分で拭けばいいと思うけど、そういうことはあまり書かないようにします)

基本B)ピントの合わせ方を理解してる? : 明らかに快晴と思われる天候なのにピンぼけしている写真を見かけます。快晴であれば多少手ぶれしてもシャッター速度が速いのでブレは起こりません。つまりそもそもピントが合っていないのでは?(=合わせ方を知らないのでは?)と思います。スマホならクリックしたところにピントが合うなり、半押しして合わせるなりちゃんとピントを合わせて、そこからずらさないで撮影したいものです。半押ししてピントを合わせてカメラを動かすのはあまりお勧めしません。AFポイントをちゃんと動かしてピントを合わせましょう。

基本C)カメラ・レンズの特性を理解する。操作を覚えることはもちろん、レンズの特性を掴んでおくと良いです。これは一眼レフの交換レンズを使う場合ですが、各社MTFを公開しているので、そのレンズはズームレンズなら画角がどのくらいで画質が良いのか、F値がどのくらいで最高画質になるのかなどを知っておくと良いと思います。EOS Mをここ連日いろいろ試しているのも、MTFを把握した上で、実際にF値を替えて撮影し画質がそれなりに安定するのを調べていました。せっかくですから、カメラ・レンズが持っている最大の画質のポテンシャルをできるだけ引き出してあげたいものです。いわずもがなですが、絞りすぎには注意です。ディジタルですとF8が限度ですかね。

基本D) フレーミングを最低限気に掛ける : やはり人間は水平が出ている・対称であるみたいな幾何学的な美しさを無意識に感じています。なので写真を撮る際に水平が出ているか(壁などの筋とカメラのグリッドをちゃんと揃える)、そもそもバイクが壁に対して平行に置かれているかなど、簡単に気をつけられるフレーミングは意識しましょう。

基本E)・・・上で書いた、グレーの背景に自転車を置いて、カメラの自動露出を失敗させない工夫や、光の方向を少し考えるだけで、随分違いがでると思います。


iPhone4sによる撮影。iPhone4sは露出補正はできず、まさに押すだけカメラですが、グレーの背景を使えばそれなりに写ります。

(7)ブログに載せる際の縮小について。

(この内容は重要でありながら、Retinaディスプレイみたいな高密度ディスプレイが始まっているので数年後この通りかはわかりませんが、現状の環境での手法です。)

現在のカメラはディジタル一眼レフはもちろん、コンデジでもかなりの高画素化が進んでいます。一方でブログで記事内に載せる写真は、横600~800px程度が一般的かなと思います。そうなるとおそらく撮影した画像から1/4程度まで縮小する必要があります。もちろん大きいまま貼っておいて、ブラウザ側の縮小に任せるのも手です。しかしブラウザの縮小は画素の”間引き”であり、その方法の画像縮小は、せっかく綺麗に撮れている写真も”ネムく”なります。私のブログでは、記事内の写真は全て横800pxに縮小していますが、その際に必ず”アンシャープマスク”をかけています。写真のディジタル的な加工になるので賛否両論があるかもしれませんが、実際問題として、縮小した際にアンシャープマスクをかけるのは定石です。Photoshopまたは、Photoshop Elementsをお持ちであれば、ブログに掲載するサイズに縮小の際にアンシャープマスクを適量かければ、きっちり締まった写真になると思います。


G1 x + DPP現像→Photoshop転送→横800px縮小→アンシャープマスク(量33%, 半径1px, しきい値0レベル)適用


上記のアンシャープマスクが”掛かっていない”状態。

若干後者が”ネム”いのがわかりますかね。CanonのRAW撮影可能カメラ(EOSやPowerShot上位機種)なら、Digital Photo Professional (DPP)が付属しているかと思いますが、DPPもいつからかアンシャープマスク機能が追加されているはずです。お試しくだされ。私はどうも使いにくく現像だけDPPで、リタッチ(縮小+アンシャープマスクなど)はPhotoshopに渡してしまいます。

*先ほどのRetinaなどの高密度ディスプレイの話ですが、高密度ディスプレイが一般化すれば、デカイ画素のまま縮小せずに貼っておいて、ディスプレイ側で詰めて(いわゆる間引き縮小ではなく、その画素の分だけ高精細に解像する)表示すれば相当綺麗になる可能性があります。その場合、せっかく高解像度で撮ったのを上記の解説の様に800pxに縮小するとむしろ高精細のドットを使い切れずもったいないことになります。これが懸念されるため、この縮小の話は”現時点”での話と書きました。

(7)RAW現像処理で何をすべきか。

これこそ正解があるわけではないので、各人自由にすれば良いかと思いますが、私が普段やっていることを簡単に紹介。現在は、Canonのカメラしか使っていませんので、現像はDPPしか使っていません。PhotoshopのCamera RAWを使っていることがありましたが、新カメラが出るとCamera RAWの対応機種の為だけにPhotoshopをバージョンアップしなければならず、金が掛かって仕方がないし、そもそもDPPは非常に優秀な現像ソフトなので全く不満はありません。Lightroomも良いらしいですが、私はどうもあのインターフェイスは慣れませんでした。

7A) 露出調整 : 基本的にハイライトが飛ばないように普段から-2/3EVあたりのマイナス補正を掛けて撮影しているので撮影したままの写真は暗めに写っています。ヒストグラムを見ながらハイライトが飛ばない程度に上げています。-2/3EVで撮っているので、+2/3EVほど上げる事が多いですが、その辺は臨機応変に。

7B) ホワイトバランス : ちゃんと追い込むべし。とはいえ最近のカメラはAWB(Auto White Balance)がかなり良くなりましたね。

7C) “RGB”タブの彩度は10%くらい上げることがあるかなぁ。これはいわゆるディジタル的なリタッチなので、インチキという人も居ますな(笑)

以上で現像(DPP)は終わり。この状態でPhotoshopに転送。縮小+アンシャープマスク。

基本的には露出調整とホワイトバランス(+たまに彩度調整)の処理程度です。コントラストなどは、そもそもレンズ屋の魂なのでディジタル後処理では基本的にいじっていません。
今回はRAWファイルを以下にアップしました。上記(4)画角を考えるでの広角側の写真の元RAWデータをちょいと公開。EOS 5D MarkIIのRAW(.CR2)データ。28MBytes。DPPでの調整を保存してある状態。

https://bike.spacewalker.jp/wp-content/uploads/2012/10/IMG_4350.CR2
(ダウンロードする場合は、クリックしないでリンク先を保存したほうが良いと思われ)

先述のとおり-2/3EV程度暗めに撮影し、DPPで0.83EV上げています。ホワイトバランス調整なし、DPPの”RGB”タブで彩度を100 -> 112に上げて、Photoshopに渡しています。その後縮小してアンシャープマスクをすれば、上のJPEG画像ができあがる。

(おまけ:露出補正について) -2/3EV程度下げて、DPPで2/3EV程度上げるなら最初から+/-0EVの露出補正なしで撮影すれば良いじゃないかと言われればその通りです。一方でこれは自転車に限らず多くの場面の写真を撮っていれば分かることですが、とにかくハイライトを飛ばさないことというのは重要です。グレーの背景+黒のバイクだと、+/-0EVで撮影する場合、たとえば”TREK”の文字が白で、フレームは黒のバイクだと、この”TREK”の白文字はハイライト側に飛んでしまって階調がなくなってしまうことがあります。カメラの設定で撮影後プレビューにハイライトで飛んでしまったらその部分を点滅する機能があるのでそれを設定するなり、撮影後のプレビューでヒストグラムを出して、画面でハイライト側(右端)に飛んでいるかどうかを把握すると良いかと思います。ハイライト側にギリギリ階調を残すという目的で、少しマイナス側に補正することが多く、(大概)-2/3EVマイナス補正というのは、これに起因するものです。-2/3EVしてしまうことは、シャドウ側に-2/3EV分だけダイナミックレンジを失うということになりますが、まぁそれはある程度妥協で(モノクロ写真なら最も暗いシャドウ側の階調を失うのは痛いかと思いますが)。またマイナス補正することでシャッター速度が上がり、手振れを軽減できる効果もあります。RAW現像必須ではありますが、白が多いと思われるバイクのロゴがハイライトで飛んで、その輪郭がもやもやした写真になるよりは、白の部分でもギリギリ階調が残るように工夫すべきだとは思います。よって、その場によっては-1EV下げて撮っておいて、DPPで、ハイライトが飛ぶ直前の+2/3EVで現像みたいなことはDPPのヒストグラムを見ながら臨機応変にやっています。また、あくまで-2/3EVなどは一例で被写体によって調整が必要です。過剰にマイナス補正しすぎて、シャドウ側のダイナミックレンジ過剰に失わないようにご注意ください。また、白い壁で白いバイクを撮る場合は、むしろ撮影時に+側に露出補正しておかないと、画面全体でシャドウ側に飛びすぎてしまうので、やはり撮影後プレビューにヒストグラムを出して、大方の階調がカメラのダイナミックレンジ内に収まっている位は瞬間的に確認しましょう。

(8)まとめ

あくまで私が普段やっていることを、ダラダラ殴り書きしましたが、所詮これは一例であり、もっと上手い人の手法も参考にご自身の撮り方を確立してもらえればと思います。途中で(6)基本を抑えることを言及しましたが、やはりこれが重要で、手ぶれなく、レンズを綺麗にして、ピントを合わせるという極基本を確実に実行するだけでも、随分写真が良くなると思います。そこに、一眼レフ・ミラーレスなら意図的に調整を、調整が全くできないコンパクトなカメラだったら、カメラのあらゆる”自動”機能が迷わない(失敗しない)ように被写体・環境(光など)を用意してあげるのがコツです。

皆様の愛車が少しでも綺麗に撮れるよう、参考になれば幸いです。何か質問がございましたらお気軽にどうぞ。

また、都内の若洲・お台場あたりに早朝に来られる方がいらっしゃいましたら、カメラやバイクなどをお持ちいただければ直接何か解説することもできるかと思います。その場合もご連絡ください。

Canon EOS M 銀座夜景を試し撮り。

Canon EOS Mを試し撮りしてきました。細かい仕様は公式サイトをご覧くだされ。大手カメラメーカーでは一番遅れていわゆる”ミラーレス”カメラを投入です。

公式サイトCanon EOS M : http://cweb.canon.jp/eos/lineup/m/index.html

操作インターフェイスはお粗末で、EOSカメラとして考えると全く話になりません。Powershotならそんなものかと許されるとは思います。ガッキー&妻夫木さんを使っていますので、まさにあのターゲット層を狙っていることは分かりますが、現EOSユーザーが慣れた操作系を継承して欲しかったです。この使いにくさは、慣れの問題ではありません。右手親指で動かすダイアルは”押す、回す、十字キー”の3つの機能を兼ね備えているというダメ仕様で操作性は底辺です。ミスタッチが頻出です(ダイヤルを回そうとして押してしまったり)。Powershotなどのコンデジにも長年採用されているこのダイヤルは早急に撤廃すべきものだと思います。また、シャッターボタンの”枠”が3点のモード切り替えスイッチになっていて、シーンインテリジェントモード、静止画モード、動画モードで切り替えられます。EOSに慣れている人なら、シーンインテリジェントモードによる訳わからん撮影(内容すら調べる気もないけど)は甚だ迷惑で、いつも”静止画”で撮ることになるのですが、これが簡単に回ってしまって、シーンインテリジェントモードになってしまいます。こういうカメラのモードが変わってしまうという幼稚な設計をカメラ会社はいつまで繰り返すのでしょうか?EOS 5D Mark IIもモードダイヤルが回ってしまうので後付けでロックを付けられるようになりました。なぜ同じミスを繰り返すのでしょうか。未だにこんな事で不満を持つこと自体が不愉快です。以上が少しだけ使った中での不満点です。

これから良い点を書きます。全体的な処理速度、レスポンスはなかなか良いです。PanaのGF,GXシリーズよりやや遅い程度ですが、不快な遅さではありません。EOS MはAPS-Cでいろいろデカイものをブン回しているのでそれを考えれば優秀なプロセッサとソフトウェアが乗っていると思います。またボディの小ささ・軽量さは素晴らしいと思います。よく詰め込んだと思います。EOS M専用のEF-M22mmパンケーキのAFはそれなりに速く快適です。アダプターを介したEFレンズはさすがに遅めですが、EFレンズが使えるだけで十分に及第点と言えます。持ちやすさなどは問題なし、ストラップはハッセルブラッドのストラップ方式(すぐ着脱できる)、バッテリ-+メモリカード入れの蓋もしっかりしていて勝手に開いたりすることはなさそうです。つまりボディ系はとても良い設計と言えます。やはり残念なのは、絞り・シャッター速度・露出補正用のダイヤルは独立して欲しかった・・。EOS M MarkIIに期待しましょう。散々要望は出るでしょうし。AFはAFポイントの大きさがやや大きいですがこれはコツを掴めば何とかなる気がします。一方で部分拡大してピントをMFであわせるなどのインターフェイスはなかなかよくできていて好印象です。

さて、最も良い点。それは画質だと思います。銀座に夜用事があったので、その間パシャパシャ雑に撮ってきました。相変わらずセンスレスな写真達ですが、参考になれば。
(全ての写真はトリミング・回転などの処理はしておらず撮って出しです。クリックすると原寸のJPEG画像が表示されます。EXIFもあり。更に今回は最も低圧縮高画質で載せていますのでデータは大きいですが、参考になればと思います。)


EOS M + TS-E 24mm F3.5L II
F8, ISO100


EOS M + TS-E 24mm F3.5L II (約10mmシフト)
F7.1, ISO100


EF-M22mm F2 STM
F2.2, ISO400

EF35mm F1.4L USM
F2.8, ISO100


EF35mm F1.4L USM
F1.4, ISO100


TS-E 24mm F3.5L II
F8, ISO100
*特に酷い構図ですね・・・。やはりAPS-Cでせっかくの24mmレンズが36mm相当になってしまうのが残念です。狭い。逆に言えばレンズの(イメージサークルの)良いところしか使っていないので隅々までくっきり来ていますね。


EF35mm F1.4L USM
F1.4, ISO400
*若干ネムいのは、ショーウィンドウ用のガラスを通している為。


EF35mm F1.4L USM
F2.2, ISO100


EF35mm F1.4L USM
F2.2, ISO100


EF35mm F1.4L USM
F2, ISO100


EF35mm F1.4L USM
F1.4, ISO100
* やはりレンズが古い事もありパープルフリンジがでますね。


TS-E 24mm F3.5L II
F8, ISO100, 1cmシフト


EF35mm F1.4L USM
F1.4, ISO100


EF-M22mm F2 STM
F2, ISO100
EOS M専用のEF-Mレンズの22mmパンケーキですが、なかなか優秀なレンズですね。上の写真は開放で撮っていますが良い感じですね。

同じような写真ばかりで恥ずかしいのですが参考になれば幸いです。敢えて開放側を多用しています(ボケ味を確認するため)
個人的な意見では、画質としては想像以上でした。このサイズのボディとしては優秀なのではと。

また昼間の写真などを撮って確認してみたいと思います。

*********************

2012/10/22 追記:Photo Yodobashi K氏の作例きました。こちらもご参考に。http://photo.yodobashi.com/gear/canon/cameras/eos_m/index.html

またも福島県浄土平(磐梯吾妻スカイライン)にいってきちゃいました。

新幹線で行ける地域の天気予報を見ていたら、福島市に晴れマークが。というわけで、急遽新幹線に飛び乗って、またも福島県浄土平に行ってきました。前回言ったのが3週間前なのでかなりの高頻度(笑

参考(3週間前の記事):つべこべ言わずに福島県の”浄土平”には行っておけ。

一方で、午後はちょいと仕事をしたかったので、さっさと行ってこないといけません。そこで、

ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=14d24cd207f04d4a54834da979d7545f
距離:66.1km
獲得標高:1600m

という短く、獲得標高も少ないまったりコース。


さて、登り初めて少しのところに、”無散水消雪道路”というのは、2エリアあります。ここは10%越えの気持ち良い傾斜ですので、登る方はお楽しみに!


こうやってぐにゃぐにゃの道を上っていくのは楽しいですな。


空もとても綺麗でした。飛行機雲がたくさん。


”つばくろの谷”


標高1200m付近には、不動沢橋というのが”つばくろの谷”に掛かっています。ここには、レストハウス、トイレがありますが、”自販機はありません”

地図で言えば。http://goo.gl/maps/iNSG

今回は距離が短く、獲得標高も大したことがないので、TREK Superfly Eliteで行ってきました。後述しますが、やはりこのバイクは最高でした。


3週間前よりもだいぶ雪が減りましたね。次回来るときにはなくなっていそうです。

この位置から動画を撮ってみました。

という感じで360度綺麗な場所です。


タイヤが太いですし、車体重量も10kgですから、前回登った時よりも明らかに登坂ペースは遅かったのですが、だた重りを持って走っている印象とは全く異なり、とにかく登りやすく力が入れやすく気持ち良いバイクです。辛さなどは全くなくむしろグイグイ進むのが楽しいです。


さて浄土平に付きますと、中央に写真にあるようなレストハウスがあります。
キノコ汁、煮卵、玉こんにゃく、キノコご飯などが食べられます。
ここの運営は、民間経営らしく、平日は違う事業をされている方が週末上がってきて運営されています。
3週間前に来たときにお話したのですが、また来たってことで覚えていてくれていて、なんと名刺交換(笑
是非、浄土平に行く際にはこのお店で煮卵なり食べてみて下さい。その際に、ミヤシタの名前を出して貰えればと思います。何かきっと良い事があるでしょう。


買った物。キノコご飯、フランクフルト、煮卵。そして、ご主人が玉こんにゃくをサービスしてくれました^^)v
素敵な方なので是非声をおかけください。東京から始発の新幹線で来て、浄土平に登り、さっさと帰り午後は東京で会議をしているというスタイル(で3週間前も同じ状況)で気になったようです(笑


さて、浄土平は磐梯吾妻スカイライン(道路)の最高点ではありません。浄土平を越えて約1.5kmくらいの所に最高点1622.0mの看板があります。
今回はここまで登って引き返しました。
ロードバイクの場合はここから憂鬱な下りになりますが、今回は良質なディスクブレーキですのでむしろワクワクでした。
実際に約25kmの距離を下り続けるわけですが、ロードバイクですと、良質なカンパエルゴパワーでもなかなか指が痛くなり、疲れるものです。
特にカーボンリムですとブレーキが効きにくいので大変なのですが、このDeore XTのディスクブレーキは超良質でして、マウスのクリックと同程度力で指一本で完全に留められるので下りも安心。
いやはや素晴らしい事限りなしです。Superflyが素晴らしいのもあると思いますが、カーボンの29er HTは自転車として現状かなり完成系に近いですね。
(とはいえ、いつまで経っても舗装道路ばかりでこの自転車を乗っているのももったいないのですが・・)

というわけで、午後3時には東京に戻ることができ、次の予定にも問題なく間に合い、良いツーリングになりました。
浄土平は本当に素晴らしいのですが、何せ福島に来る度(震災後7回目かな?)に妙に声を掛けられるんですよね。皆様、気さくに話しかけてくれていろいろな出会いがあります。
是非足をお運びください。今回走ったコースは、風景が綺麗ですし坂もきつくないのでどなたでも登れると思います。

******** おまけ情報 **************
今回、磐梯吾妻スカイラインを初めて”下って”気が付きましたが、前回の記事で紹介した清水屋よりも上の位置で自販機を見つけました。

参考(前回記事):つべこべ言わずに福島県の”浄土平”には行っておけ。

文中で、清水屋が最後の補給と書きましたが、更に上にありました(笑


旅館:高原荘(下っている方向から撮影しているため、登っていて振り返らないとこの自販機は気が付かない)

場所: http://goo.gl/maps/p5QF

というわけで、清水屋で釣り銭なり売り切れなりのトラブルがあった場合はここもチャンスです。これから暑くなるので水分補給は忘れずに
(実際には、もっと下の登りはじめで水を買っておいてもコースプロファイルを見ても最後まで登って行かれます。一方で初めて登る方などは、是非水分補給を忘れずに)

 

 

 

またも若洲海浜公園。Canon Powershot G1 Xのテスト撮影。

ちょっとした機材テスト(Canon Powershop G1 X)の為、またも(いつもの)若洲海浜公園の朝の写真たち。同じような写真ばかりで進歩なし。
思いっきり曇りで天気悪し。G1とXの間に空白があるのがすごく微妙なんだけど、そういう製品名なので仕方ない。

基本的には、AWB, ISO100 (何枚かISO200), RAW, DPP(v3.11.26)現像+(縮小)JPEG化。レンズは基本的にはワイド端を使用。絞りは開放F2.8に対して少し絞ってF4付近を多用。曇りであるため、基本的にAEマイナス補正を掛けて空でも飛ばない程度に抑えて暗めに。全写真クリックすると拡大。


うーん。なんかこの写真おかしいですね。ピントがずれているのか、手ぶれがあったのか・・。イマイチですが、これは私の要因もありますのでノーカウントで(笑


この写真は、DPPで現像して、Photoshop CS5 (Tiff)渡し、Photoshop内で縮小(幅800px)+30%アンシャープマスクを掛けた状態。
すこしピリっとしますね。DPPにアンシャープマスク付いたんだけど、いまいち使い方がわからん(というよりプレビューをどうやって確認すれば良いかわからん)

とりあえず撮って出し写真たち。今朝使った感想だと、

・カメラの動作のひとつひとつが遅め。Lumix GF1,GX1に比べるとイメージサークルが大きくレンズが大きい為、その機械的な動作からくる遅延時間。あとディジタル処理がやや遅め。総合的にちょいと遅め。瞬間を狙わずにゆったりとスナップ写真的に撮るのであれば問題なく我慢できるレベル。とはいえ、遅いわね。前処理が終わっていない時に、次の撮影をしようとして、半押し判定されず撮影されてしまうケースが数回発生。
・右手親指のダイヤルはCanonが長年採用している回転と十字キーを押せるデザインだけど、これはちょいと押しにくいですね。慣れるとは思いますが。
・全体的にAWBがやや不安定。今回の写真は全て色温度は変更しておらず。
・AFエリアがやや大きいのでAFの癖をちょっと知っておく必要があるかな。まぁ一眼レフに慣れた人ならそのエリアのどの辺で合焦しているかは勘で分かるレベル。
・画質は:とりあえず上の撮って出しを見て判断してくだされ。GF1, GX1に比べるとワンランク上。一方でDPPが使えるメリットは非常に大きいと思っています。DPPが優秀なので。とはいえ、ピリっとした画質ではなくやや眠い傾向がありますが、これはしょうが無いレベルかな。縮小時にアンシャープマスクをやや強めに入れないと、素人ウケは良くない(っておまえも素人だろうというツッコミが今聞こえました)
・カメラ質量に関しては、GF1 + パンケーキレンズより100g位重いかな。まぁ一眼レフを持ち歩くよりは良いでしょうという感想。
・レンズキャップが、紐付きなのでツーリングには良いかも。(GF1の時も紐付きキャップをサードパーティー製で買って使っていたので)
・バッテリーの持ち:まだ分からず。GF1は驚異的な持ちっぷりだった。
・再生プレビュー:はっきりいって液晶は酷い。先ほど上のAFエリアがでかいので求める場所に合焦しているか拡大プレビューで確認したいのだけど、この液晶で合焦を確認するのはほぼ不可能。AFの癖をいろいろな場面を撮って知っておく必要はある。カメラ好きなら十分に対応できるレベル。この辺は文句を言う連中も多い気がする。
・イメージサークルがでかい(APC-Sのちょい小さい1.5型CMOSイメージャーなので)ため、レンズもでかい。その為レンズの最短合焦距離域までAFで常に振っているとAFが遅くて仕方が無くなる。というわけで、このカメラにはチューリップのマークのマクロモードがある。つまりこのモードに入れれば最短合焦距離域までレンズを動かすっていう仕組み。それでもワイド側で最短20cm, テレ側で最短85cmなので、ボケ写真好きの人はこの辺の仕様で文句を言うだろう。私の様に風景にしか使わない人間はこの仕様で全く問題ない。ボケで遊ぶなら一眼レフ+大口径レンズで遊んでくれと。全部叶えるカメラ(レンズ)なぞない。
・総合的に見て、”Canonがレンズ交換式のAPC-S未満のミラーレスは出さない”ことを具現化したようカメラであるG1 Xは、ほぼ満足かなと思っています。人工衛星で搭載カメラを作っていますが、その設計の際にも、どの性能を追求して、どこを妥協するかのトレードオフの連続です。全てを求めても物理的・光学的・技術的な限界はあり、その辺りのバランスを考慮すれば、G1 xは十分に良い位置にいるカメラだと思います。とはいえ、デザインも含めて、宮崎あおいさん、綾瀬はるかさんのようなカメラ女子が主たるユーザーのイメージでは無いですな。あと、全体的にトロい動作はファームアップなどで10%でも改善するならやってほしいですね。G2 Xあたりでまともになるでしょう。今回のDIGICは、1.5型CMOSのドライブで結構処理が一杯一杯の様です。
・2012/07/23 : Canonがまさかのミラーレス一眼 EOS-Mを発表しました(笑

台風一過のお台場。良い天気でした。

なにやら、コンパクト台風やら、スピード台風などという意味の分からん名前が付けられている台風4号が過ぎ去っていきました。

昨晩の夜は帰宅時に相当に雨風にやられましたが、起きたらスッキリ。まさに台風一過。西風(南風)が強く残っていましたが、青空が綺麗な天気でした。
よって、朝トレ時に一度出かけましたが、戻ってディジタル一眼レフ(EOS 5D Mark II + EF35 F1.4L USM)をもってお台場に出発。


水平が出ていないという手抜きっぷり(笑
お台場にあるEVERGREENのコンテナ港は非常に巨大です。今日はたまたまなのか台風の影響なのか、Everが付く船がいませんね。


こっちは水平が出ているな。ちゃんと撮らんと・・。


遙か先に全く人が入らず閉鎖になった船の科学館跡。(縮小営業中)。あの内容では子供達への訴求力はないかな。かといって、じゃぁどうすればの対案も思いつかないんだけど。


今日のお供はTREK Superfly Elite (2012)。
朝トレ出発前のストレッチで左足首にやや違和感を感じ、今日はまったり流しにしました。というわけで、行き先もショートコースのお台場でバイクはMTBにしました。


グリップをErgonにした以外”ど”ノーマル状態ですが、そもそも変えるべき所がほとんど皆無の素晴らしい自転車。

(正直カーボン29erを他に乗ったことがないのと、MTBなのにオンロードばかりで走っているのでテキトーな事を書いていますが)
車体はでかいですが、小回りなどハンドル回りは全然突っかかること無く、極めて操作しやすいバイクです。
特質すべきはBB回り(BB95)で、盛大に盛られたカーボンのBBですが、重さは感じないけど、確かに固まりがあるようなBBで、トルクを掛けた時の反応が実に素晴らしい。いろいろ自転車に乗ってきましたが、Superflyで初めてBB回りの設計は重要だと感じました。他は”普通”か、”酷いか”くらいの印象しかBB回りに感じたことはありませんでしたが、SuperflyのBBは”良い”と感じています。ぐっと踏んだときに(普通でなく)すっと進む印象をうけるのは、先述したBB回りに”固まり”みたいな感覚があるから。それが金属の重量物質の様な物ではなく、”軽い”固まりなので、ぐっと受け取り、すっと進む。この感じがまぁ、何せ素晴らしい(いわゆる与えたトルクの予想よりもバイクが少し前にいく感じがする。よよよ先に行かないでみたいな)。タイヤが太いしロックアウトしているとはいえサスペンションフォークがあるので振動吸収性が良いので乗り心地が良く、強烈にすっと進むBB回りに、車体はでかくても全然大回りというような感じを受けない回しやすいハンドル周りと、全てのバランスが絶妙で実に素晴らしいバイク。

このBB周りの進む感覚はMambaでは得られないので、(車体重量差も十分一因になると思いますが)、Superflyに乗るととても気持ち良いです。ちなみに車体重量は10kg程度。ホイールがBontrager Race Liteで若干セコイアッセンブリなので、これをENVE 29er チューブラーにして、それこそXTRにコンポを換えれば9kgくらいになるとは思います(やりませんが)

ちなみにTREKユーザー以外の方は、Bontragerブランドを全くご存知ないかと思います。私も以前そうでした。正直言えばTREKはともかくBontragerブランドはダサいので使いたくないなと思っていました。しかし人間は慣れるもの(笑)。TREKを使い始めるとBontragerに違和感がなくなるので不思議です。さて、Bontragerのプロダクトラインの考え方をご存じない人の為にちょっと紹介。

トップ:RXXXL (Race XXX Lite) : 最軽量を狙った完全レースモデル。れーす・とりぷるえっくす・らいと と読む。
2番目:RXL (Race X Lite):その次。シマノで言えばUltegraや、DeoreXTみたいなもの。れーす・えっくす・らいと と読む。基本的には、Superfly EliteはRXLの製品群でアッセンブリされている。(米国には、Superfly Proというモデルがあってこちらは、RXXXLの製品群でアッセンブリされている)
3番目:RL (Race Lite):その次。れーす・らいと と読む。Superfly Eliteは、Deore XT + RXLなので基本セカンドグレードのアッセンブリのはずですが、ホイールだけRLなんですよね。なんでかね。
という、豆知識でした。

s-worksのstump jumper carbon 29あたりもおそらく素晴らしいとは思いますが、何か機会があってSuperflyを試乗できる機会があれば是非また試して頂きたいです。(Superflyの今年モデルは完売らしいのですが・・・)

こんなに面白いバイクはありませんね。しかーし、いつもオンロードで乗っているという残念な状況に。とにかく早く山に持って行ってあげないと。


お台場のクレーン群は見ていて気持ち良いです。
風が超強くて水面は荒れていました。


台風一過といっても、雲一つ無いという感じではありませんでした。風も残っていましたし。
しかし、あの大雨から数時間後にこれだけ晴れるのは面白いですね。

2012/06/03 – 2012/06/09の朝模様

カテゴリー”朝模様”では、毎朝のトレーニング時の朝模様をiPhone 4s + Instagramで撮影し、1週間分まとめて公開しています。

◆2012/06/09

http://instagr.am/p/LojeZ5FX2Q/

◆2012/06/08

http://instagr.am/p/LlmBmbFX-S/

◆2012/06/07

http://instagr.am/p/Li_4nOlX2z/

◆2012/06/06

http://instagr.am/p/LgfRo4lX4h/

◆2012/06/05

http://instagr.am/p/Ld276HlX2O/

◆2012/06/04

http://instagr.am/p/LbSaOUFX-C/

◆2012/06/03

http://instagr.am/p/LY0tEMFXxM/

つべこべ言わずに福島県の”浄土平”には行っておけ。

今回の記事の結論はタイトルの通り。

福島県の浄土平には、復興の意味もかねてとりあえず行っておけと。チャリがもちろん最高だけども、自動車でもなんでもOK。このくらいの標高で森林限界(木が生えないのは、標高というよりは火山の地層の関係だと思う)が見えるのも面白いですしね。風景は最高です。浄土平で迎えてくれる人々も素敵な方達で、素晴らしい場所でございます。

ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=64ef15f16e6e430766079e40dc65ecb2
(注意:このコースは、浄土平を越えて、土湯バイパスあたりのコースが震災の影響で通行できません。詳しくは後述。浄土平に上がって、引き返して下りるなら全く問題なし)
距離:79km
獲得票高:1588m
というショートコース。



最高に良い天気でした。


さて、浄土平を登る上での注意点は一つ。水分補給(確保)です。福島駅あたりではコンビニも多いので問題はないと思いますが、浄土平に登っていく一番風景が綺麗なエリア(後半部)は自販機がありません(浄土平に到着すればある)ので、この写真の清水屋の駐車場の自販機(コカコーラ社)が最期の水分補給場所です。ちなみに地味にアクエリ500cc = 200円(笑
地図でいうと、このあたり。 http://goo.gl/maps/dn4K
この場所は覚えておくと良いと思います。(浄土平で会話した別のローディーが初めて登ったらしく、途中で水が無くなって困ったと)

2012/06/24追記:3週間後に再度行った際にもっと上の位置で自販機を見つけました。またも福島県浄土平(磐梯吾妻スカイライン)にいってきちゃいました。


ドライブイン清水屋を越えると、磐梯吾妻スカイラインのゲートがあります。今は無料開放中。
ちなみに傾斜としては、このゲートまでがやや厳しく、ゲートを越えるとマッタリ上り。このゲートまでに”無散水消雪道路”というのが2箇所あります。名前の通り、道路の下に熱源を敷いておいて、冬期に雪を溶かす機能を持った道路。つまり急坂です(12~14%くらいかな)。他は大した坂ではありません。


(なんか妙にコントラストが高くて変な色合いになっていますが・・・)
最初は森に囲まれていた道もだんだんと木々が減ってきます。この辺が最高です。


まだ雪が残っていました。真夏よりこの位の時期が暑すぎもせず、雪渓もあり一番綺麗な気がします。ということで思い立ったらGO!(笑


今回は、大した上りではないのでBora Ultra 80で行きました。やっぱり上りはモッサリ(笑)リアスポークがもう3本あれば反応が良い気がするのですが(平坦巡航では十分に最適な本数です。山に持って行く方が悪い)


火山ガス吹き出しゾーンを越えて、まもなく浄土平に到着ですが、何しろこの辺りが美しい!


というわけで今回のバイクセッティング。Madone 6.9SSLに80mmリム。
そういえば、このカンパのボトルは廃盤になったんですね。もうちょっと買っておこうかとおもってお店にいったらもう完売だと。
結局、このフレームは最強だといつも思う。完成形。乗れば乗るほど分かる。


浄土平では、天文台があったり、ビジターセンターがあったりと、いろいろ充実しています。食い物も飲み物もあります。
とくにキノコご飯、味付け卵など最高です。バイクスタンドが前回来たときにはあったのですが、ご主人に聞いたところ、冬が開けてまだ組み上げていないとのこと。お店の皆さん親切で素敵な人たちです。


浄土平と越えると、磐梯吾妻スカイライン(道路)の最高点1622mの看板を発見。ここまで来たら引き替えてして、また絶景を”下り”で楽しむのも十分ありだと思います。

さて、私はルートラボにあるように、更に南側に下りて行きましたが、道が震災の影響で通れない箇所がありました。
(猪苗代湖に向かう方面は問題なし。下りて福島市の方に向かう道で、しかも旧道と呼ばれる細い道が復旧していない)

具体的には

工事エリア) http://goo.gl/maps/mqVA


上記のGoogle Mapでいう東に入っていく細い道(115号から30号に入る道)が閉鎖中です。今年の12月20日まで。
というわけで、(自転車的には悪名高き)土湯バイパスを通らざるを得ません。看板などでは、自転車は土湯バイパスは走行禁止、旧道(30号)を通れと書いてあるにも関わらず旧道が全然復旧していないのでバイパスを通らざるを得ません。トンネルが3~4つあるので、やむを得ずこの道を通らざるを得ない場合は、テールランプ+目立つ格好をしていった方が良いと思います。
その前に、この道を通るなら浄土平で引き返すが、猪苗代湖の方に抜けるのが良いと思います。
前回福島を走ったときもそうだったのですが、チャリに最適な細い山道は復旧が遅れているので出発前に十分に情報を集めてから行ってください。相当引き帰させられたりリスクがあります。

猪苗代に向かう道は、過去のブログを参照。
福島駅~磐梯吾妻スカイライン~浄土平~猪苗代湖~隠津島神社~羽鳥湖~新白河駅:ツーリング

*************

さて、浄土平は2回目ですが、やはり最高です。文句なく満足できると思いますので、つべこべ言わずに(笑)行っておけと。

**********************************

2012/06/24追記:この記事の3週間後にまた行ってきた時の記事。こちらもご参考ください。またも福島県浄土平(磐梯吾妻スカイライン)にいってきちゃいました。

最近の若洲・お台場・晴海埠頭の朝焼けっぷり。

平日は、毎朝朝トレに行っております。朝方人間ですので朝日を浴びながらのチャリ朝トレなり、ランニングは気持ち良いもので、排気ガスが臭くても、トラックの運ちゃんに幅寄せさせられてもニコニコ走っております。

最近の若洲の朝の空模様、朝焼けなどをだらだらと。書きたい記事がいろいろあるんですけどもちょいと時間が撮れないので、芸もなく写真をペタペタと(思考停止)

 

ライカがM9-MとM9-Pエルメスエディッションを発表。

独ライカが、とっても素敵なカメラを2つ発表。私もお金があれば是非欲しいM9をベースに、

1)モノクロ専用(もちろん世界初):M9-M (Monochrom)

公式サイト:http://jp.leica-camera.com/photography/m_system/m_monochrom/

 

2)ブランド”エルメス”との2回目のコラボ製品:M9-P エルメスエディッション (Hermes Edition)

公式サイト:http://jp.leica-camera.com/photography/special_editions/m9_edition_hermes/

 

以上の2製品を発表しました。え?デジカメなんてNikon, Canonが世界で最も高画質じゃないの?と思われるかもしれません。ほとんど正解です。
しかしライカのMシステムは求めるものが違います。”良い物作り”を感じる官能的なカメラ。この感覚は言葉で説明できるレベルじゃありません。しかも、いきなりライカMシステムのカメラを買ってきて使っても分かることは半分くらいかもしれません。NikonなりCanonなりのいわゆる普通の一眼レフの使用フィーリングに慣れた頃にMシステムを使うと、その感動たるや素晴らしき事限りなし。ライカのレンズ群も素晴らしいです。あのヘリコイドのタッチフィールを知ってしまうと、他のレンズはゴミと思ってしまいます(笑)。両製品とも値段は敢えて書きませんが、カメラに詳しくない方でしたら、値段を見て驚愕されると思います。

エンジニアとしては、こういう物作りは本当に素晴らしく、羨ましく、ほほえましく、是非今後も続けて欲しいとは思います。このご時世にモノクロ専用のデジカメを出せるのは確かにライカ社しかありません。 私の衛星ベンチャー企業も、こういったユニークな製品が作れる会社を目指したいですね(現状はその状況だと思っていますけど)

お金が余って仕方がない方は、エルメスエディッションの3本レンズセットを是非お求めください!!

(一方で、モノクロのサンプルがしょぼいんですよね・・・。まだプロトタイプのものでしょうか・・。もう少しうならせるサンプルが出てくると良いのですが・・・)