カメラと三脚をもって自転車で東京タワーの周りを回った。それは、下の写真にある場所を探すため。並木道の先に東京タワーが見える写真を以前見たことがあり、それを探して回った。
結局この場所は,御成門交差点前@google localでした.
カメラと三脚をもって自転車で東京タワーの周りを回った。それは、下の写真にある場所を探すため。並木道の先に東京タワーが見える写真を以前見たことがあり、それを探して回った。
結局この場所は,御成門交差点前@google localでした.
タイトルだけみて気が付いた方は相当の写真好きだと思う.今回は,海外の素敵な写真サイト”chromasia”を紹介したい.
イングランドの北西部に,奥様と5人の子供を持つとても素敵なパパさん.下手くそな私は毎朝彼の写真を見ることから一日が始まる.そして,素晴らしい写真とはこういうものかと毎日考えさせられる.彼はこれほどすばらしい写真をとりながら,写真家ではなく,ボルトン大学で心理学を教えている.才能にただただ羨ましい限り.
いわゆる綺麗な写真ではないかもしれない.だが全ての写真に極めて強いメッセージを感じる.綺麗な写真というより,強さ,汚さ,深さ,などを感じる写真である.
興味があればご覧ください.素晴らしい写真が待っています.
下手なりにも写真をやっている関係で,おすすめのディジカメありますか?と良く質問される.もちろんディジタル一眼レフをおすすめしたいが,大きさ,値段,重さなど含めて多少勇気がいる.そこでおすすめのコンパクトディジカメを紹介.
以前このサイトでも紹介した富士フイルムのF10の後継機が今月末に発売されます.
ちなみにイメージキャラクターは,モデルのエビちゃんを起用(富士フイルム デジタルカメラ 「FinePix」新イメージキャラクターに
蛯原友里さんを起用!! )する気合いの入れよう.性能は素晴らしく,ブランディングも(コテコテだけど)気合い入っているので売れるのではないでしょうか.
現時点で頭1つか2つ性能が抜きに出ているコンパクトディジタルカメラです.写真を芸術として,またはプロとして扱うのであれば,一眼レフが良いでしょう.一方でコンパクトディジタルカメラは,旅行先,友達との飲み会,遊んでいるとき,家族の団らん写真など,”大切な記念”をしっかりと残すことがミッションだと考えます.ブレた写真はせっかくの記念が台無しです.私のようなカメラ好きなら撮影技術を学び失敗しない撮影法を拾得すれば良いのですが,全員がというわけにはいきません.このF30は,きっと多くの場面で失敗の少ない写真を残してくれると思います.メーカーにこだわりがない,機種が多くてよく分からないとか,悩んでいるなら迷わずF30を購入するのをお勧めします.
特徴
・室内,夜,ディズニーランドでもフラッシュなく写真がとれる(額がテカらない,お店の雰囲気をフラッシュで損なわない,赤目にならない,手前の人物と遠くにいるミッキーを一緒に写せる・・など)
・手ぶれ補正は付いていないが,そもそもF30では多くの場面で手ぶれしても問題はない(シャッター速度が速いので多少のブレなぞ写真に影響しない)
・シャッター速度が速いので,被写体のブレも影響しない.手ぶれするように,相手も動いてしまうのが人間です.手ぶればかり宣伝文句にしているカメラは要注意です
少し欠点:メモリーカードがマイナーなxDピクチャーカードというものです.世の中SDカード全盛のため,今までSDカードを持っていた人などは流用できず新規購入しなければなりません.またマイナーなので若干値段がSDカードなどに比べて高いです.xDピクチャーカードだけは何とかしてほしいものです・・.
手ぶれ,被写体ブレ,夜は暗いなど,どうしようもないことを,F30はその頭一つ飛び出している技術で極力カバーしてくれます.ディジカメ買いに迷っているなら是非選択肢の一つに加えてみてくださいな.それでもFujifilmは嫌だという人は,Canon IXY Digital 800 ISあたりもおすすめです.高画質を目指すならやはりCanonの性能はとても高く安定しています.頭1つ飛び出しているというFinepixの技術も,後1年もすればCanonに追いつかれるでしょう(具体的な事をいうと高感度でのノイズ特性の技術です.ディジタル一眼レフの世界ではCanonが突出して性能が良く,この技術がコンパクトディジカメに降り初めてきているので,現時点でコンパクトディジカメで高感度特性が良いFinepixに追いつくのは間近だと思われます)
その他の機種はどうなんだ?とか何でも質問あれば気軽に問い合わせてください.

昨日の“桜写真 – 2006 -“に続く,2006年の桜写真の第2弾.第1弾はディジタルカメラによる写真であったが,今回はハッセルブラッドによる中判フィルムの桜写真を紹介したい.今回桜撮影に多くのリバーサルフィルム(ポジフィルム)を使用した.現像をプロラボに出し1日後ウキウキしてフィルムを取りに行った.しかし,大問題が発生.なんとハッセルブラッドの後方に装着されるフィルムマガジンが壊れた様だ.どこかから光が漏れて入ってしまい,ほとんどのフィルムの左側が白く感光していた・・.その為,多くの写真が使い物にならず,このウェブで紹介することができない.とても残念ではあるが,中古屋で買ってから一度もオーバーホールを掛けていないのでしょうがない.これを気に修理に出そうと思う.
光線漏れの失敗で使えそうな写真が少ないのであるが,このエントリーでは桜写真を使ったリバーサルフィルムの違いを紹介したい.フィルム選びはフィルムを使う醍醐味である.今回使用したフィルムは5種類.そのうちほぼ同じような構図で撮った写真があった3つのフィルムを比較する.
(1) 富士フイルム フジクローム フォルティア SP
富士フイルムの限定フィルム.桜撮影用に赤みなどを強調したフィルム.昨年発売されたフィルムだが,まだ何とか購入することはできる.ディジタル全盛の時代に限定でこういうフィルムを作ってくれるのは非常に嬉しい.極めて高い彩度で細かい粒状感.赤みが強すぎて私のような素人には扱いにくいが,桜撮影には是非利用したいフィルムである.
(2) コダック プロフェッショナル エクタクローム フィルム E100VS
私の大好きなフィルム.基本的にはこのフィルムを使って写真を撮ることが多い.VSはVivid(目の覚めるような),Saturation(色飽和度)の略からわかるように彩度の高いとっても素敵なフィルムである.このフィルムで人を撮ると人肌もとても綺麗で写真が上手くなった錯覚に陥る.
(3) 富士フイルム フジクローム プロビア100F プロフェッショナル (RDPIII)
空気,ガラス,水などの透明感を写したいときに利用しているフィルム.極めてナチュラルな色再現であり,(1), (2)のような彩度が高いフィルムに比べ,腕にごまかしが利かない.時々無性にプロビアで撮りたくなることがある.それは雑誌などで見る素敵な写真にプロビアが多く,その印象が鮮明に残っているからだ.プロビアを上手く使いこなせるようになりたいと思っている.
注意:写真を見ても分かるように左側が光線漏れの影響で白っぽくなっている.そのため,フィルムの持っている色に少なからず影響している可能性がある.

Hasselblad 501C/M + Carl Zeiss Sonnar 150mm f/4 T* + Fujichrome Fortia SP

Hasselblad 501C/M + Carl Zeiss Sonnar 150mm f/4 T* + Ektachrome E100VS

Hasselblad 501C/M + Carl Zeiss Sonnar 150mm f/4 T* + Fujichrome PROVIA 100F (RDPIII)
最後に使用したハッセルブラッドの紹介.過去の日記(ハッセルブラッドの魅力)でも書いたが,本当にすばらしいカメラである(今回マガジンが壊れたが・・・).ファインダーを覗いたとき,ピントを合わせるとき,フィルムを巻き上げるとき,一つ一つの動作が撮っていて楽しい.現在非常に中古市場が安くなってきているので是非おすすめしたいカメラである.

EOS-1D Mark II + EF17-40mm F4L USM, RAW
Hasselblad 501C/M + Carl Zeiss Planar 80mm f/2.8 T* + A12 Broken Film Magazine
今年は桜が咲いてからスッキリ晴れる日がない.そのため,何とも写真を撮る気が起きないのだが,晴れるのを待っていたら散ってしまうので,カメラを持って出かけることにした.出かけるといっても,東工大.歩いて5分でこの桜が見られるのは本当にすばらしい.ディジタル一眼レフ,ライカレンジファインダー(小判135),ハッセルブラッド(中判120・ブローニー),トヨフィールド(大判4×5)とカメラを総動員させて撮りまくった.とりあえず,現像に時間が掛からないディジタル一眼レフによる写真を掲載.
写真をやるようになってから,桜を含め日々自然の移り変わりにドキドキしてしまう.日々変化する美しい自然を綺麗に残そうという気持ちが抑えられなくなるのだ.桜満開のこの時に,こうやってブログを書いているだけでも何とも気が落ち着かない.こういう自然の移り変わりを感じ,花鳥風月を観る習慣がついたのは写真を始めてよかった点である.




*1: EOS-1D Mark II + EF100mm f/2.8 Macro USM, RAW (DPP2.1)
*2,3,4: EOS-1D Mark II + Sigma 15mm Fisheye f/2.8, RAW (DPP2.1)
”ライカ”という名前を聞いてどういうイメージが沸くだろうか?私の世代になると”名前は聞いたことがあるがよく分からない”という程度しかご存じない方が多いのではないだろうか.今回のエントリーでは,ライカの極簡単な説明と魅力を紹介したい.
– ライカとは?
ドイツのライカカメラ社(Leica Camera AG)のカメラである.創立者のエルンスト・ライツ(Ernst Leitz)が,光学機メーカー”エルンスト・ライツ”社(Ernst Leitz Optische Werke) を設立しカメラを作った.ライカとはLeitz + Camera = Leicaという意味であり,”ライカ”ブランドが有名になり会社名もライツ社からライカカメラ社に変更された.
– どういうカメラ?
ライカには,大きく二つの種類のカメラがある.
M型ライカ(M-System Leica):レンズ交換式距離計連動式カメラ(Rangefinder = レンジファインダー)
R型ライカ(R-System Leica):レンズ交換式一眼レフカメラ(Single Lens Reflex = SLR)
参考:
レンジファインダーカメラ – Wikipedia
一眼レフカメラ – Wikipedia
レンズを交換できるカメラを一眼レフと思っておられる方は多い.その理由は,日本のカメラメーカーをはじめとして,現在生産されているレンズ交換式カメラは,圧倒的に一眼レフが多いからである.なぜレンジファインダーカメラが少数派なのか?それは,1954年にライツ社が発表した初代M型ライカ”M3″に起因する.現在と違って1950年代は,レンジファインダー式カメラが主流であり,世界中のカメラメーカーが良いレンジファインダーカメラ開発に奮起していた.そんなときライツ社の技術者オスカー・バルナック(Oskar Barnack)が開発したライカM3は,他のメーカーがレンジファインダー開発を諦めるに十分なほど完璧なカメラであったらしい.その衝撃で他のメーカーは,レンジファインダーを諦め,一眼レフ式カメラに移行していったと言われている(諸説あるが・・)
– レンジファインダーカメラと一眼レフカメラはどちらが優れるのか?
M3の登場により世界のカメラメーカーは一眼レフに移行したことは先に述べた.それから50年.世界のカメラ市場は日本メーカーが圧倒的にリードしており,そのカメラのほとんどは一眼レフカメラである.ライカカメラ社は正直ほとんど売れず,最近倒産寸前まで行きそうになった.この現状により,一眼レフが優れていてレンジファインダーが劣っているという風に世間では見られている.甲乙を付けることに意味があるとは思えないが,事実,ライカカメラ社もR型という一眼レフを開発している以上,一眼レフが主流であることは間違いないであろう.
しかし,ライカカメラは今でもすばらしいM型ライカを販売しており,私が魅力を感じるのもやはりM型ライカである.この魅力を紹介するには,簡単に一眼レフとレンジファインダーの仕組みと写真の撮り方を解説しなければならない.
一眼レフ:
一眼レフのファインダーを覗くと,レンズを通した世界が見える.レンズを通しているので,望遠レンズなら遙か遠くの世界が,広角レンズなら人間の目で見えるよりも遙かに広い世界がファインダーで確認することができる.シャッターを押すとそのファインダーで見えた世界がそのまま,フィルムやディジタルの場合はCCD/CMOSなどのセンサーに記録され写真に残る.方式でいえば,携帯カメラ,コンパクトディジカメ,写るんですなどのインスタントカメラもファインダーで見えたものが写真に写るという点で同じ方式といえる.
レンジファインダー(つまりライカM型方式)
レンジファインダーを覗くと,肉眼で見える普段の世界がそのまま見える.つまりファインダーは倍率を変更するレンズを通しておらず,ただの覗き穴である.しかし,そのファインダーにはレンズに応じて大きさが変わる小さな”枠”が表示されており,撮りたい空間をその枠に入れてシャッターを押す.つまり望遠レンズだと枠が小さく,広角レンズだと枠が大きく見えるだけで,覗いた空間が縮小,拡大されて見えるわけではない.私はこの方式の方が極めて自然だと思っている.人間が普段生活しているときに遠くにあるものを肉眼で拡大して見えるわけではなく,肉眼で見える空間のうち,見たい対象のものだけに注意を向けている.レンジファインダーはまさにこの方式で,空間の撮りたいものに枠にあわせて切り取る方式なのだ.
(注:厳密にいうと焦点のあわせ方など多くの違いはあるが,撮り方という点ではこの点に差異がある)
一眼レフ方式は,撮りたい物に拡大して見えた空間がそのまま写真になる点で,”写真を撮る道具”として使いやすい方式であり,世界的にも主流となった.一方レンジファインダーは,撮りたい物を肉眼で見える世界から切り取るという,普段の生活に近い方式である.つまり,レンジファインダーには,一眼レフにあるような極端な望遠や広角レンズは存在しない.人間の目で見える世界しか基本的に対象としていないのだ.写真を効率良く残すという点では確かに一眼レフの方が機能的に優れていると思うが,レンジファインダーには一眼レフにない撮影感覚がある.
・肉眼そのままの空間から気になったものを切り取る感覚
・一眼レフにあるミラーの動く動作がないので,撮影に下品な音がしない.極めて静か.
・一眼レフに比べてカメラのサイズがコンパクトに抑えることができ,ふと散歩に持ち歩こうと思える.
実はこのレンジファインダーの魅力だけでライカM型を使っているのではない.ライカM型にしかない魅力があるからだ.
– ライカM型の魅力とは?
ライカの魅力は本音を言うとこんなエントリーで伝えられるとは思っていない.それは私自身ライカの魅力を知る前は,いろいろなカメラ本・雑誌などで紹介されているライカの記事にやや疑問を感じていたからである.その時私は,キヤノン,ニコン,ミノルタをはじめとする最先端のカメラを利用し,しかもディジタルに完全移行が完了しており,まさに写真を効率よく量産するという姿勢でカメラ・写真を楽しんでいた.工学部の性か,写真を撮ること,見ることももちろん好きなのだがカメラという機械をいじるのが好きで,カメラ雑誌を読んでは各社のカメラの差異,特徴などを追いかけていた.基本的に新製品が紹介されるカメラ雑誌に定期的に,新製品でもないライカM型が素晴らしい写真とともに掲載される.ここに何とも違和感と疑問を感じずにはいられなかった.なぜそんな古いカメラを未だに取り上げるのか?古い方式のレンジファインダー(当時使ったことは無かった)はそんなに魅力なのか?常に頭の片隅にライカへの疑問があった.そんな疑問の中でも実際に使ってみようと思わなかったのには訳があり,カメラを始めた頃,中古カメラ屋でライカのM型を手にとった覚えがあった.金属カメラで持ったときの印象は冷たく,そしてファインダーを覗いても肉眼と同じ世界が広がっているだけ・・・.ピントのあわせ方もわからず,シャッターを押しても一眼レフのようなバシャリといういい音もしない.こんな経験がライカへ疑問を持っていた理由だと思う.
ある時オークションで完全に未使用の中古ライカ(M6)を見かけた.定年退職を迎えたフェリーの船長さんで,ライカM6を新品で3台購入し,2台を使用し1台はコレクションとしてとっておいたものをオークションに売り出していた.しかもライカとしてはあり得ない低価格であったので即決購入をし,ついに半信半疑のままライカを手に入れてしまった.ずいぶん一眼レフに慣れていた時分でライカのシャッターを切った瞬間・・・”ん?”
正直言うとビックリした.一眼レフのバシャリという音に既に慣れ,町中で撮り歩いた経験などからうるさいとまで感じていたシャッター音がほとんどなく,そのレリーズを押し込んだ時の手に返ってくる柔らかな感覚がものすごく心地よかったのだ.そして次のシャッターを撮るためにクランクを巻き上げた時,またビックリした.カメラ機械として精巧に作られているからか,本当にしなやかに適度な重さをもったフィルムの巻き上げ感だった.レンズのピントヘリコイド,絞りヘリコイドを回してみると,日本のメーカーのレンズにはない何とも表現し難い柔らかく滑らかな感じであった.カメラ自体が今まで撮りまくっていた一眼レフとは全く違い,精巧で丁寧で気品すら感じるものであったのだ.そしてカメラの大きさ,手にすっぽりと収まりそのデザインもお洒落で,一気にライカの魅力にとりつかれた.私が感じた魅力は写真の写りには一切作用しないカメラ自体の魅力であった.
この感覚が嬉しくて,研究室のカメラを持つ後輩などにシャッターを切ってもらった.すると”違いがわかりません・・・・”.たぶん私が過去に中古屋でライカを手に取った時と同じ感覚だったと思う.はっきり言ってカメラ雑誌に書いてあった魅力などを読んでライカ好きになったのではなく,一眼レフなど多く使用し,その後実際にライカを使うことでこのライカの魅力を感じている.だからこんな拙い文章のエントリーでライカの魅力を伝えられるとは思っていないのだ.
とはいえライカの魅力を是非伝え,一人でも経営が奮わないライカカメラに貢伝していただきたい.そこで極めて安直であるがライカの格好いい(かわいい?)姿を写真で紹介する戦略とする.私は一眼レフとの差異がきっかけでライカの魅力に至ったが,初めてのカメラがライカでもその魅力は十分に感じていけると思う.いつか一眼レフを触ったときにいかにライカが良くできたカメラか感じることができるであろう.ライカは小さいカメラなので,女性などにもお勧めのカメラである.むしろ日本の黒くて大きなダサいカメラなど使って欲しくない.ある撮影の仕事で一緒になった女性モデルさんがライカをたすきがけにして持っていた.最近カメラを趣味で始めたらしく,形がかわいいのと”あるブランド”が魅力で買ったという.そのブランドとはエルメスである.
ライカカメラ社復活にエルメス社が筆頭株主となり多くのお金を援助した.その関係から3年前とんでもないライカが発表された.Leica MP Hermes Edition (ライカMP エルメスエディッション).ライカのMPという最新型のM型のボディとストラップに最高級エルメスの革を使ったという限定モデル.値段は130万円.ブランド戦略などと批判を浴びたがやはり日本から多くの購入があったらしい.限定とはいえさすがに値段が高いのでまだ購入することができる.さすがに私は手が出ないが,実際エルメスの革が極めて美しくなんとも素晴らしいライカである.

Leica MP Hermes Edition
ライカは高級なカメラだと思う.他のメーカーに比べるとすべての物が高いが,その分極めて精巧に大切にしっかりと作られておりちょっと落としたくらいでは壊れない.しかも相当な壊れ方をしない限り修理が可能である.50年前のライカM3は現在でも修理可能である.つまり一生のカメラなのである.人生の大切な思い出を残すカメラという道具に少々お金をかけることは決して無駄遣いだとは思わない.今逆に何十年も使える道具が他にあるだろうか?携帯電話でも”写真”が撮れる今,とても素敵にお洒落に気持ちよく”写真”が撮れ,また普段の生活に近い空間を切り取るというレンジファインダー式のライカをこれからも愛してやまないと思っている.
先日,ネットで知り合ったライカ友達に子供が生まれた.病院で子供の写真を撮った後,カメラ屋に走ってライカMPを買ったという.娘さんの誕生日と同じ日に買ったライカを物心が付いたらプレゼントするそうだ.ライカなら誕生年のワインを買っておくのと同じくらい味わい深く,そして壊れることのない素敵なプレゼントになると思った.
注意:最近アユがCMしているように現在ライカカメラ社はパナソニックと組んでレンズなどを提供している.しかしあんなものは”ライカ”ではない.コンパクトディジタルカメラを買うならルミックスではなく,フジのファインピックスをおすすめする.
– 比較的中古市場で安く出回っているライカM6の紹介

Leica M6 Silver + Leica Summicron 50mm f/2 Silver

Leica M6 Silver
背面

Leica M6 Silver + Carl Zeiss Biogon 35mm f/2 T* with food

Leica M6 Silver + Leica Summicron 50mm f/2 Silver

Leica M6 Silver
背面のフィルム感度設定.横に革が見えると思うが,エルメスエディッションはこの革とカメラストラップがエルメスの最高級革なのである.

Leica M6 Silver
全て撮り終わった後のフィルムの巻き上げクランク

Leica M6 Silver
シャッターレリーズとフィルム残量表示窓

Leica M6 Silver
フィルム残量表示窓:全て彫り込みである.ここまで精巧な物は現代には少ないと思う.

Leica Summicron 50mm f/2 Silver
絞りヘリコイド・ピントヘリコイドは極めて精巧に動く.

Leica M6 Silver
R印は,リバースのRで全てを取り終えたあとこのリバースレバーを倒してフィルム巻き上げを行う.

Leica M6 Silver
ドイツ製

Leica M6 Silver + Carl Zeiss Biogon 35mm f/2 T*
今までの写真で気づいた人もいるかもしれない.ライカのボディにカールツァイスのレンズが付いている.ライカとコンタックス(カールツァイス)といえば,完全なライバル会社でありこの組み合わせは昔ではありえないことである.しかし,時は経ちカールツァイスがライカのボディに搭載できるレンズ(ZMシリーズ)を昨年発表し話題を呼んだ.ライカの精巧なボディと空気まで写し込むと言われるカールツァイスの夢のコラボレーションも現在なら可能である.

Leica M6 Silver
フィルム巻き上げクランクとシャッタースピード調整とシリアルナンバー.シリアルナンバーを調べることで,開発の年を調べることができる.つまり生まれた年のライカを探すことも可能である.実際にそれをねらって中古市場を探している人は多い.

Leica M6 Silver + Leica Summicron 50mm f/2 Silver
私はライカのレンズなどで使われているフォント(書体)がカクカクしていて好きである.

Leica M6 Silver
本当にフィルム巻き上げがし易いように工夫されているクランク.使っていて気持ちが良い.

ストラップを付けたLeica M6 Silver + Carl Zeiss Biogon 35mm f/2 T* ZM
P.S. ライカM型はM3が最初でM3 > M2 > M1 > M4 > M5 > M6 > M7 + MPという発展をしている.現行機種はM7とMPである.

近頃急速に高画素化が進んでいるディジタルカメラ業界.1,2年前までは,ディジタルカメラの性能評価のパラメータとして高画素化が宣伝文句として掲げられ,各社多少他の点を犠牲にしてまで高画素化が進んだ.ほとんどの方が,コンパクトディジカメで300~500万画素程度,携帯でも100万画素以上のカメラをお持ちではないだろうか.画素は,被写体を写しこむイメージセンサーの要素であるから,高画素化が進めば一般的には細かいところまで写っている写真になる.しかし,実際にはレンズ性能や,高画素化によるノイズ・ダイナミックレンジの低下などの要素が加わり,高画素化には限界もある.
高画素化には限界があるとは言いながら,ある1カ所からの撮影で何処まで高解像度で写真を撮れるかというのは,単純に興味がある.先日,横浜ランドマークタワーでの夜景の写真を公開したが,あの写真はディジタル一眼レフ(840万画素)による写真であった.実はその時に大判のフィルムカメラも同時に持ち込んでおり,その現像が上がってきたので,早速フィルムスキャナで取り込んでみた.私の使っている大判カメラはフィルムサイズが4インチX5インチ(通称4x5とかいてシノゴと呼ぶ)である.私のフィルムスキャナが3200dpiなので,ざっと計算すると204,800,000 = 約2億画素相当のカメラとなる.今回,その2億画素の写真を公開するので,是非”等倍”でみて,その解像力を見て欲しい(笑).もう完全に趣味の話であり,写真の話をしていないのが残念であるが,興味のある方は是非ご覧いただきたい.
下の最初の写真は,Photoshopで縮小したもの(600 x 492 pixel = 30万画素程度)である.
当初,この写真をクリックすると2億画素の写真へリンクする予定であったが,2億画素の画像ファイルはJPEG高画質で160Mバイト.なんとWindowsのInternet Explorerでは”表示できません”となってしまった.そこで,Photoshopなどで閲覧できる方には,そのファイルを公開しつつ,画面をInternet Explorerでもそのまま表示できるサイズに分割することにした.4分割写真は,そのまま写真をクリックするとその画像ファイルにリンクするので,気軽にご覧頂ければと思う.
カメラ:TOYO FIELD 45AII
レンズ:Fuji Fujinon-W 250mm f/6.3
フィルム:Fuji Fujichrome Velvia 100 (RVP100)
スキャナ:Epson F-3200

横浜みなとみらい21 横浜ランドマークタワーから
TOYO Field 45AII + Fuji FUJINON-W 250mm f/6.3 + Fuji RVP100
*600×492(30万画素程度)に縮小した画像(クリックしてもリンクなし)
*Photoshopなど大型ファイルを開ける人用リンク(JPEG : 39MByte) * 大きいので注意!
↓↓↓分割画像はこちら↓↓↓

4分割写真:わかりにくいですが上下左右で4つに分割されています.
(それぞれクリックすると拡大:リンク先のファイル=JPEG 4MByte)
使用したレンズが若干望遠側のレンズであるため,写真としては全くおもしろみがない.大判カメラはこの解像度があるからこそ,超広角レンズなどで観覧車から遠くベイブリッジまでしっかりと写っているような写真を是非撮ってみたい.今回の撮影条件は,絞り22位,撮影25秒くらい.焦点コントロールに前面のティルト(tilt)をやや用いている.
今回,2億画素という値になったのは,フィルムの大きさとスキャナの解像度である.実は原理的には,フィルムにはもっと解像感があり,スキャナの性能を上げればより高解像度は狙える.しかし今回の写真をみても,1ピクセルレベルで解像しているようにはさすがに思えず,レンズ性能も含め,スキャニングの解像度的にはこの位が限界かなと思っている.全く必要は無いが,これ以上の高解像度を目指すのであれば,より大きなフィルムを使うことだ.今回はシノゴ(4x5インチ)であるが,大判カメラの世界には11x14インチなんていう化け物フィルムがある.これを先程のスキャニングをすれば,約16億画素の写真ができる.JPEGサイズで1G Bytesを越える可能性がありかなり危険な領域だ.きっと出版,印刷業種,デザイナーさん達はこの位の画像を扱っているのかもしれないが,何せ素人の私のPCでは無理であろう.
今回の高画素の話を通して,高画素の追求は”写真”として見たときにはどうでも良いことが分かる.やはり写真だ.良い写真を撮るようにしよう.
*注意:一般にフィルムのスキャニングにおいて画素という表現は用いない.しかしあくまで同じ感覚の使い方として2億画素という表現を用いた.