印刷博物館
以前より行きたかった印刷博物館@凸版印刷(株)に。
活版印刷体験があり、自ら活字(鉛製)を拾って印刷の原理・手法が学べます。今回は名前を拾って付箋に印刷しました。膨大な活字の棚から集めてくる作業を、最盛期は3秒に1個のペースで拾ったとのことです。集めるのも大変なので、印刷後は棚に戻すことなく`使い捨て`とのこと(溶解して再製作)でした。活字は鉛製でとても柔らかく、「銀河鉄道の夜:二、活版所」でジョバンニがピンセットで拾うシーンがありますが、あれは誤りとのことでした(指で丁寧に拾うもの)
1445年頃にグーテンベルクが活版印刷を発明し、人類の知識は膨大に増え、新しい学問が次々に生まれました。本業に関わるケプラー、ガリレイ、ティコブラーエらの書籍(レプリカ)も展示されており大変興味深い展示物でした。
500年間基本原理も変わらず使われてきた活版印刷技術は、遂にこの50年のディジタル技術で完全になくなりました。しかしその技術は、紙への印刷だけではなく、タブレットへ表示、プリント基板、カメラ(写真)技術など多くへ応用されましたし、そもそも印刷という大量の同一内容の配布により社会をまとめる力があったと展示されていました。その最たる例が、聖書による宗教改革であり、日本においても家康公の印刷技術の奨励により各藩で書を印刷紙(木版)し、世の平安と学問を進めたとのことです。
印刷技術など、記憶と記録に関わる内容は実に興味のある分野でして、四時間くらい展示を見ておりましたが、大変面白い博物館ですので、興味のあるかたはどうぞ。活版印刷は日程・時間があるので、事前にウェブで確認ください。
今日の一服:2017/1/7
若洲の朝焼けとFuji CC M30色補正光学フィルターによる比較撮影
今朝の若洲の朝トレ。気温-1.8度まで下がりました。撮影後の確認だったので-2度までいったかもしれません。
朝焼けは水平線近くに雲が出てしまいましたが綺麗でした。
このブログでよく紹介している富士フィルム製の光学フィルター(一般的にはゼラチンフィルターと呼ばれているもの)の一種:色補正マゼンタ(30)[通称CC-M30]の有無を朝焼けで比較しました。
ピラピラシートのフィルターをフィルターホルダーに入れてレンズの前に通します。今回の撮影ではホルダーを使わずに手でシートフィルターをレンズの前に押し付けて撮影しました(風が強い時は大変です)
フィルム時代や、Photoshopが無かった時代はこういったシートフィルターで色補正なりNDなりを実現することも多かったのですが、最近のディジタル処理を考えると無用になりつつあります。
名前の通り、マゼンタ側にシフトするフィルターですので、Photoshopで同様の処理をすることは技術的には可能かと思います。
私もPhotoshopは多用しているので、こういったフィルターを使うのは矛盾しているのですが、それでもできるだけ「光学的に」「化学的に」「一刹那的に」被写体を残すことに少しのこだわりがあり、このマゼンタシフトのフィルターを愛用しています。
このゼラチンフィルターは、7.5cm x 7.5cmの3インチ規格と、10cm x 10cmの4インチ規格が一般的です。

Sony a6500 + SEL1018 + Canon製シートフィルターホルダー(ゼラチンフィルターホルダーシステムIV) + CC M30
参考までに富士の光学シートフィルターの詳細スペックシート(PDF)を掲載しておきます。
http://fujifilm.jp/support/filmandcamera/download/pack/pdf/ff_opticalfilter_001.pdf
* CC M(マゼンタ)は、PDF中のP38に掲載されています。500~600nm波長域を吸収していることがわかりますね。
比較撮影条件:
・カメラ:Sony a6500 (ILCE-6500)
・レンズ:Sony E10-18 F4 OSS : SEL1018
・三脚固定、手ぶれ補正Off、F11、RAW(IDC現像 : ホワイトバランス白熱灯、歪曲収差補正 On)、ISO100
・フィルター:富士フィルム製シートフィルター(10cm x 10cm) : CC M30 (色補正:Color Compensating : Magenta 30um)
夜景で使っても面白いですし、シートフィルターホルダーがとりあえずなくても、手でレンズの前に支えるだけでも(三脚撮影時)フィルターが掛けられるので興味があればどうぞ。
Canon EOS M3 サンプル
Canon EOS M : 近赤外Falseカラーテスト
IRカットフィルターを外したCanon EOS M(初代)を使って、近赤外(NIR)をRedに割り当てたFALSEカラーイメージを作ってみました。この時期は、紅葉も終わり常緑種だけがNIRを反射させるため、反応が面白いです。
IR透過・RGBカットフィルター(0.72um)を有り無しで連続撮影しています。波長が違うので焦点距離がずれ、特に広角撮影だと若干ズレが発生しています。
また、IR透過・RGBカットフィルター無しの場合は、NIRもセンサーとしては受かってしまっているので原理的にはうまくバンド間で切れていません。IRカットのシートフィルターなんかが安価に購入できれば良いのですが(または正常なEOS Mボディ)。
今日の一服:2016/12/24
第九十六回目稽古+納会 2016/12/24
第九十六回目稽古+納会 2016/12/24
七事式:数茶(6人)
役目:札元
Sony α6500 朝焼け4K動画テスト
Sony α6500 (a6500 : ILCE-6500)を導入してから約3週間経ちました。私の場合はやはり静止画がメインなので、RAW現像フローの確立に未だ四苦八苦しており、Canon DPPの様に上手くコントロールできていませんが、大方自己流のフローは出来てきました。
α6500に移行した理由の一つとして、4K動画を撮ってみたかったというのがありますので、静止画テストを兼ねてたまに動画撮影もしています。動画はズブの素人で全く分かりません。とりあえず4K XAVC 100Mbpsの最高ビットレートで保存しYoutubeに4K解像度でアップしてみるところから始めました。
Adobe Creative Cloudはフォトプランに入っているためPhotoshop, Bridge, Lightroomは最新版を持っているのですが、動画編集のAfter Effects, Premiere Proは昔購入したCS5しか手元にありません。4Kコンテンツを古いAfter Effectsで扱うのはプロファイル的に上手く動かず、とりあえずPremiere Pro CS5だけで何とか扱っています。
冬期になり関東平野の晴天率が上がってきました。朝トレ時期の朝焼けは連日綺麗でトレーニングも気持ちが良いです。冬至の日に浅草周辺からスカイツリーをバックに、そして昨日は荒川CR(河口付近)より朝焼けを撮影してきました。
https://www.youtube.com/watch?v=GDAyP_0e9zc
朝焼け4K動画テスト
– Sony a6500 (4K : 24fps/30fps : 100Mbps) + SEL1018 (E10-18mm F4 OSS) + CC-M30 : 三脚固定
– Premiere Pro CS5で動画結合および音声割り付け
マシンパワーは要りそうですがS-Log記録もできるとのことなので少し勉強してみたいと思います。本業で衛星画像を散々1bit単位で処理・解析しているので、動画のslogなりLUTなりのダイナミックレンジをできるだけ使おうとする工夫は調べていて興味深いです。
さて、静止画も数枚載せておきます。朝焼けの強烈なグラデーションを破綻することなく、そして低ノイズで現像することが難しく苦戦しています。RAW現像ソフトも固まっておらずSony IDC, Photoshop(Lightroom)のCamera RAW, Capture Oneを行ったり来たりしていますが、多少UI/UXに難があっても出してくる絵はやはり純正IDCが良い感じです。私の現像フローが未熟なのかもしれませんが、朝焼けの様な強い逆光+グラデーションの被写体におけるISO100の画質(特に色ノイズ)がどうもイマイチで、古いCanonユーザーから見るとEOSは良く写ったなぁと思います。本音を言うと3年前に一時導入したSony α7Rを手放したのは、ISO100の画質に不満があったからでした。フィルム時代からの感覚が抜けていない古い人間なので、ISO800以上とかの高感度の改善とか全く必要はなく、ISO100~ISO400だけを完璧に出し切ったカメラを作って貰いたいと常に思います。この辺りはCanon/Nikonのカメラはきっちりまとまってくるんですよね。Sonyと比較すると、やはりCanonのDPPが安定して安心して使えたのが大きかった気がします。RAW + JPEGで撮影し、後でRAWをDPPで現像すると同時撮影のJPEGを完全に(それ以上に)再現できる安心感がありました。Sony IDCもさすがの純正で一番良い絵を出しますが、今のところRAW + JPEG同時撮影のJPEGをRAW + Sony IDCで再現ができず困っています。知人に言わせるとFuji Xシリーズもカメラ内JPEGが良いとのこと。メーカーの考え方もあるのかもしれませんが、私としては、ゆっくり抹茶を飲みながら、PCでRAWを高精度・高再現度で現像できるっていうのは必須だと思うので、この辺りはCanon DPP + DLOの安定感は抜群だと思います。とはいえ、私の現像テクニックが未熟であることが問題だと思うので、Sonyの現像フローを早く確立させたいと思います。
上記はRAW現像に限った話ですが、それ以外のα6500の3週間使った感想は概ね良好です。ボディ・レンズも許容範囲内の軽さで、MC-11経由のAFは快適だし、パシャパシャ撮れるし、4K動画は綺麗に撮れるし、EOS M5を見送ってα6500に移行したのは大正解でした。
第九十五回目稽古2016/12/17
第九十五回目稽古2016/12/17


















































