映画「バンテージポイント:(Vantage Point)」を見てきました。
キャッチフレーズは「大統領を打ち抜いた1発を、あたなは8回目撃する」です。
スペインのある街で行われるテロ撲滅サミットで、米国大統領が狙撃されます。大衆の中での出来事を8人が目撃し各人の視点から狙撃を回想しストーリーが展開していきます。つまり映画の中で同じ時間に巻き戻して、8人の視点で同じ狙撃を見ます。その8人の視点から謎が解けていくわけですが、スピード感、8回時間が巻き戻るという演出、(ベタだけど)ハリウッド映画的なアクションはかなり面白かったです。恐らくこの狙撃の内容を普通に犯人とSP(警察)が追いかけっこしている映画なら多量に存在するアクション映画と変わらないのですが、この8人の視点という演出がとても面白くさせているのだと思います。
この映画の好感が持てたところは、無駄なラブシーンがないところです。ハリウッド映画といったら極限状況でのラブシーンみたいな実に下らん演出があるわけですが、これは、最近邦画で乱発している”人気若手女優がヒロインを演じる女の子が不治の病で死ぬ”という展開と同レベルにチープな映画に見えてしまいます(実際に骨髄バンクの登録者数が増えた映画もあるようなので一概に否定できませんが)。それを言うなら、ハリウッドも自国の大統領が狙撃される映画が多すぎるわけですが・・・。アクション映画をあまり見ない私も、Vantage Pointは無駄なラブシーンも無かったことが好印象で、アクション、展開、演出を素直に楽しむことができました。逆にアクション映画をほとんど見ないため面白いと思ったのかもしれませんが・・・。
人の映画のおすすめを実際に見る人は、0.5割以下であるという持論がありますが、どうしようもなく暇でしたらおすすめの映画です(ちなみに私は人のおすすめの映画は、その人の感性が分かる、映画タイトル探しの手間が省けるという理由でよく見ます)。ちなみにスピード感がある映画なので、ご自宅でのBlu-ray鑑賞ではなく、映画館がおすすめです(笑)
映画好きな空なので、これもみました♪
実は見始めてすぐに、読めてしまったのですが、
(残念ながら数々の作品をみているうちに、配役や動きなどで
読めてしまったりなんです・・悲)
8人の視点で時間を巻き戻すという意味では、
今までになかった作品だと思いました。
映画のことになると、熱くなりがちですが、
いつまでも心に残る作品と巡りあうことは、
なかなかナイですね。
映画館で是非、に賛成です笑。
コメントありがとうございます。
私も最初の時点で読めました。
チームバチスタ、Perfect Strangerもそうでしたが、最近は安直な映画が多いですよね(笑
今回は演出って部分でしょうか。
心に残る映画はなかなか巡り会いませんよね!