お隣の惑星から・・

地球のお隣の惑星”火星”から素敵な映像が届きました.

NASAが,打ち上げたスピリットという火星探査機が無事,火星に着陸していろいろな調査を開始しました.

開発したのは,NASAの一機関である,JPL(Jet Propulsion Laboratory)
http://jpl.nasa.gov/
我々宇宙エンジニアは誰もが憧れる研究所です.

P2302-380-478.jpg
火星の表面

もっと大きな画像を見たい方は,
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/?IDNumber=pia04995

画像への直接なアクセスは,
http://photojournal.jpl.nasa.gov/jpeg/PIA04995.jpg

地球じゃない惑星の写真.今パソコンの壁紙にしているんですけど,本当に吸い込まれるような感覚です.違う星の大地.もう考えただけでワクワクしてしまいます.

火星には水があったなど,いろいろな議論があります.今回の探査で何かわかるかもしれません.
赤く見える大地は,酸化鉄の赤だと言われています.つまり,酸素+鉄なわけですね.
昔,地球のように水も空気もある惑星だったのでしょうか?
地球も同じような道をたどるのでしょうか?
おもしろい発見に期待しています.

最後にすてきなプレゼント・・・

自分も含めウチの研究室でつくった人工衛星CubeSatは,6ヶ月経った今も元気に宇宙を飛んで,毎日毎日宇宙からデータを届けてくれています.

東工大CubeSat “CUTE-I”←自分が命名
http://lss.mes.titech.ac.jp/ssp/cubesat/

それが,記事になっていました.(yahoo.co.jpのトップニュース)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031231-00000053-kyodo-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031030-00000205-kyodo-soci

リンクがいつか切れてしまうのも悲しいので勝手に転載

さいころ衛星、今も元気 太陽フレアに負けずに交信

 東京大と東京工業大の学生らが中心となって作った2個のさいころ形超小型衛星が、打ち上げ半年以上経過した現在も元気に地球を回り、地上と交信を続けている。日本の宇宙開発は昨年、環境観測衛星みどり2の故障、情報収集衛星を積んだH2Aロケット打ち上げ失敗など、暗い話題が続いたが、さいころ衛星は地球の画像を送ってくるなど極めて順調。学生らは「次はさらにいい物を」と意気込んでいる。
 衛星は一辺10センチ、重さ約1キロ。1999年に米国の大学教授が提案した教育目的のプロジェクトで世界60以上の大学が開発に取り組み、東大、東工大の2個とデンマークの2個、カナダの1個の計5個がトップバッターとして6月、ロシアとドイツの合弁会社のロケットで打ち上げられた。
 外国勢が行方不明となる中、日本の2個は次々と地上との交信に成功、技術とアイデアの確かさを証明した。(共同通信)
[12月31日15時50分更新]

最後,本当に最後に素敵なプレゼントがとどきました.
こうなったらずっとずっと長生きしてほしいです.

spacewalkerは.

spacewalker.jpは,宇宙のホームページでした←管理人が忘れていました.
たまには宇宙の話を書かないといけないよね.
自分と会ったことがある人は,”宇宙の話し”が出ないことはないんだけど・・・.
spacewalker.jpにも載せないと.

よく聴かれること.”宇宙の研究って何をやっているんですか?”
宇宙の研究というと,いろいろあります!でも,大きく分けると3つ.
(A)宇宙物理
(B)天文学
(C)宇宙工学

(A)宇宙物理は,とっても難しい学問で,なぜ宇宙ができたか?ビッグバン理論,量子論にいたるまで,もー頭がくらくらになっちゃう(自分にとって)くらい難しい学問です.理学部になります.

(B)天文学は,とっても難しい学問で,上の宇宙物理と重なる部分もあると思いますが,惑星や星などを調べて,その生成方法・過程などを研究しています.これも理学部系かな.

(C)宇宙工学は,とっても難しい学問で,ロケット,人工衛星,宇宙ロボットなどを実際に作って宇宙にとばしたりする学問です.作るばっかりじゃなくて,どうやったらロケットがうまく飛ぶのか?どうやったら人工衛星が重力のない宇宙でちゃんと動作するのかなどを研究しています.これは,もちろん工学部.

ちなみにこのページの著者であるmiyashitaは,宇宙工学を研究している大学院生.

宇宙工学って,工学界の技術の結晶なんです.

ロケットを例にすると.
・燃料:化学屋さん,燃焼工学
・材質(ボディとか):金属屋さん,材料工学
・形(飛んでいくためによいボディデザインとか):流体力学
・そもそも飛んでいく方法:力学,軌道力学
・温度とか熱とか:熱工学
・打ち上げる時の衝撃・振動:振動工学
(適当です・・漏れている工学屋さんすいません!)

このように各工学が協力して,さらに極限状態まで精度を高めロケットができあがります.
いわば,工学の結晶です.

車とかも各工学が必要ですが,ロケットは一度打ち上がったら修理ができないという難しさから,
その完成度(精度など)の要求が非常に厳しい!
壊れたら直せばいい・・っていうのができない分野なんですね.

ロケットの目的は宇宙に行くことでななくて,ロケットの先に取り付けられる人工衛星を宇宙まで持っていき
・適切な場所(高さ)
・適切な速度
をもって切り離すことです(その後ロケットは地球におちてくる)

地球には重力があって,その重力に打ち勝って宇宙まで飛び出るには,毎秒11kmものモーレスなスピードを出さないといけません.

・毎秒11kmまでスピードを出す
・要求どおりの場所まで飛んでいく
・壊れちゃだめ

これを満たすために宇宙工学に関わるエンジニアたちは,昼夜を問わず命をかけて研究開発しています.
(命は大げさと思うかもしれませんが,ロケット開発の歴史には,世界中で大勢の優秀なエンジニアが命を落とされています)

自分は,そんな極限状態に挑戦しつづける工学の結晶に,一生捧げようと決めています!

たとえば,箸がありますよね.箸のお尻を手の指の上で立たせて,箸の先の方向にバランスをとりながら押してみてください.
つまりロケットが進むように.なかなかまっすぐ進むのも難しいですよね!
それを,まっすぐ,超速く,決められた場所まで正確に飛ばす.

すばらしい!(感動の涙

この大学院生とは思えないひどい文章は,半分わざと半分本気です.(いろいろな方がご覧になっているもので・・)

プラネタリウム復活(池袋)

23区にプラネタリウムがない!
宇宙工学を研究している者として,これは悲しい・・・.
って思ったら復活♪池袋に.

星をみること.特別なことで,難しいことでもなくて,
普通にふと見上げてしまう,そんな力を信じていますし,
そうなるように動きます!

以下,yahooニュースより.

プラネタリウムを再開 コニカミノルタ、来春に

 コニカとミノルタが合併して誕生したコニカミノルタホールディングスは17日、閉館中の東京・池袋の「サンシャインプラネタリウム」を来年3月に再開させると発表した。コニカミノルタグループが運営する。東京の名物プラネタリウムの復活は天文ファンなどから歓迎されそうだ。
 サンシャインプラネタリウムは池袋のサンシャインシティ内に1978年に開設され、入場者数はピーク時の89年前後には年間40万人を超えていた。
 だが近年は人気が低下し、入場者数は20万人台まで減少。ことし6月1日にプラネタリウムとしての営業を停止。「サンシャインスターライトドーム」と改名して貸し会場として利用していた。
 コニカミノルタグループは国内約170館にプラネタリウム設備を納入していることからサンシャインプラネタリウムを再開させたいと考え、所有者のサンシャインシティ(東京)と賃貸借契約を締結した

ドイツ到着

さて,ドイツ,ブレーメンにいたりしてます.

理由は,IAC2003っていう国際学会に参加するため.

写真です.

こんな感じ・・・

ホテルではネットにつながらないので会議場で接続・・(ので,面倒・・)

多少寒いですが,いいところですな.

宇宙からの夜景

夜景:人間が作った芸術ですね.Artificial Art.
前,六本木ヒルズにいったのですが,高いところへ行けば行くほど,夜景ってきれいだなと・・・.

去年,Washington D.C.からBostonへ飛行機で移動していたときに,N.Y.のマンハッタン上空を通過しました.その時の夜景はモーレツでした・・・

宇宙から夜景をみると

Earth at Night, C. Mayhew & R. Simmon, NASA Goddard Space Flight Center

ガリレオが木星に突入!

NASAが1998年に打ち上げた木星探査機ガリレオが,様々な観測を終え,今月21日に木星に突入します.
日本は,地球以外の惑星などに探査機を送って,有用なデータを取得したことがないので,ガリレオはじめ,ボイジャーとか本当にすごいです!


Celebrate the Legacy of Jupiter Exploration (NASA)

NASAにおけるガリレオのページは・・・・こちら
続きを読む “ガリレオが木星に突入!”

ロシア滞在記

6月下旬にロシアに行って来ました!
大学で,人工衛星を作っていまして,その作った人工衛星は今宇宙を飛んでいます!
人工衛星を宇宙に運んでいってくれるのが,ロケット!
ということで,ロシアには,作った人工衛星をロケットの先っぽにくっつけてくるためでした・・・.

その時,ロシア滞在記を作りました・・・・こちら


開発した人工衛星CUTE-I