the last samuraiに関する話題をよく耳にする.
賛否両論があるが,自分はまぁ,良かったかなって思ってる.
他国の文化を良い悪いは含め,ちゃんと調べようとしていた姿勢は映画を見ればわかるし,
純粋に楽しめる映画だと思った.
the last samuraiにも出てくる”腹切り”これは,やっぱり侍魂,日本の心なのであろうか?
こう思ったのは,以下の事件がきっかけ.
1/13日午後:静岡県のある中学の校庭で,強風によってサッカーゴールが倒れた.そのとき校庭で遊んでいた14歳の学生が下敷きになり,とても残念なこと・悲しいことに命を失った.サッカーゴールを固定するのは推奨されているが,日本の狭い敷居では,クラブ活動が活発でゴール移動が頻繁に起こるなど,ほとんどの学校でゴールを固定していないということだった.この学校も例外ではなかった.
このニュースを聞いたとき,サッカー部(バスケ部兼任)だった自分も他人事のようには思えず,とてもいたたまれない気持ちになる.
そして,
1月18日:事故が起こった学校の校長先生が自殺.
校長先生は,きっと未来ある学生を,自分の管理不届きの為,自ら命をたったのかもしれない.
とにかく,学生,校長先生ともにご冥福をお祈りします.
とても悲しい事故がきっかけで,このような結果になってしまった.
なんだろう・・この喪失感.サッカーゴールが倒れなければ・・・・っておもってしまう.
校長先生の取った行動が日本の心(とうか責任のとりかた)なのだろうか・・・.
本当にこれが正しかったのだろうか?
last samuraiの批評で,日本人が忘れていた心を思い出させてくれる映画・・・.
自分はやっぱりよく分からない.日本の心=切腹して責任をとる
このような構図が,”伝統だからとか”そんな理由で,受け継ぎたくない.
結果・形しかみていない気がした.
校長先生の取った行動ではなく,校長先生の生徒への気持ちが残ればいいと思う.