TREK Mamba XT (2012)を1年乗って。

今日は朝から雨ということで、降る前にお台場方面へ朝トレ。雨が降ってきても良い様にTREK Mamba XT (2012)で出発。

お台場の観覧車。もう久しく乗っていませんが、最近お客さんは入っているのですかね?ダイバーシティもどうみても失敗ですし、お台場に人がいないのですが。

2012年モデルの29er HT MTBである”TREK Mamba”を、コンポを全てDeore XTに、ホイールもXT相当、フォークをG2オフセットのFox Factory Float 32 RLC 100mm、ハンドル・ポスト回りをカーボンに、そしてPower2Maxのパワーメータークランクに換装してあります。つまりフレーム以外は全て置き換わっています。そこにDHバーを取り付けて700x38cのブロックタイヤを履かせて朝トレ用に用いています。去年の10月中旬から使い始め現時点で1年1ヶ月程度使い、走行距離は6800kmを越えたところです。Mamba関連の記事は、

最初の記事 ”トレーニング用MTB: TREK MAMBA XT 2012”から始まって、Mambaカテゴリーにまとまっています。

朝トレコースではそれほど起伏もないので、12kgの車体質量もそれほど気にならず、むしろトレーニングなので重いのは問題ありません。とにかくDeore XTの”質”がよいので走行感は非常に満足しており、変速性能は言わずもがな、ブレーキも実に素晴らしいです。外部の資料には載っていなかった気がしますが、現行のXTRとXTでは、XT(XCモデルにおいて)の方が制動力が強く、つまり制動力だけでいえばXTが最も効くブレーキです。ブレーキの素性が良いと自転車全体で質があがった気がするので、重要なパーツですよね。Mamba 2013のカラーは(オレンジのもの)なかなか格好いいので、もし購入される際にはXT or XTRのブレーキ+ローターだけは是非換装くださいな。

コンポも良し、ホイールもデザインは底辺ですがハブはそれなりに良いシマノホイールなのでドライブトレイン回りは実に良く動き、特別不満はありません。フォークはせっかくのRLCフォークなのにいつもロックアウトで走っているというもったいなさ・・・。つまりMambaはかなりのエントリーバイクではありますが、換装すべき部分を抑えればとっても良く走るバイクだと思っています(あたりまえ)。先日の記事”若洲の綺麗な朝焼けと冬期朝トレ用バイクのこと。”でも書きましたが、これから寒くなってくると体が硬くなるので、こういったエントリーMTB(部分的に良い物に換装する)で冬期トレーニングをするのも良いかなと思います。

ローラーを持っていないので(導入する予定もなし)、雨の日の朝トレはこのMambaで行きます。大雨でもディスクブレーキなのでリムブレーキよりはちゃんと効きますし。なので毎回泥だらけになるので、基本的には掃除をしておらず(よくないことですが)。その辺りの気楽さもあって、いろいろ使い勝手が良いです。写真のフォークも汚れていますね。

スピコンのポジションに慣れてしまったので、今となってはMambaのDHバーは遠すぎて違和感があるのですが、それでも、DHバーを付けて走るのは気持ちが良いものです。あまりストップ&ゴーが多かったりカーブが多い地域の方は厳しいかもしれませんが、若洲・お台場の直線道路系に比較的に簡単に出られるのであれば、DHバーは有効かもしれません(見た目が格好いいかはおいておいて)

これから本格的な冬になり、既にシューズ先防寒カバーなどを導入していますが、今冬もこのMambaを中心に朝トレを続けてゆきたいと思います。

最近の若洲海浜公園の朝焼け。

平日は、毎朝トレーニングとして、自転車なら若洲海浜公園かお台場を、ランニングなら隅田川テラスを走っています。
毎朝5:30に家を出るのですが、この時期になると出発する頃は真っ暗で、折り返し地点に到着する頃にちょうど朝日が昇ってきてとても綺麗です。この2、3日かなり気温も下がってきていますが、冬らしい綺麗な朝焼けが見られました。

富士山もばっちりでした。空気が澄んできていてこれからの朝トレが楽しみです。もちろんかなり寒くなってきているので、厳しくもあるわけですが。皆様も体調にはくれぐれもお気を付けくだされ。

今年最後の六本木ヒルズ&表参道ヒルズのポイントキャンペーン。

六本木ヒルズと表参道ヒルズでは、年に4回コミュニティパスポートポイントキャンペーンというセールがあります。今年最後のキャンペーンが、11/22~25にあるようです。クレジットカード機能付きのポイントカードをお持ちであれば、”約”15%相当のポイントが溜まります。そこまで聞くとファッション系のセールを想像かもしれませんが、両ヒルズに所属する全店舗に対して適用です。

参考:六本木ヒルズ&表参道ヒルズ ポイントキャンペーン 2012.11.22START

つまり、
1)六本木ヒルズのトレックストア六本木
2)表参道ヒルズのビアンキ表参道ヒルズ

の様な自転車プロショップも例外に漏れず。(ビアンキはよく知りませんが、)対面販売が基本で割り引きがないトレックバイクが、ヒルズのポイントを介するとはいえ15%相当還元されるのはかなり大きなセールです。

プロジェクトワンのバイクなどではかなりお得になると思われますので、この時期にご検討されてはいかがでしょうか?

あ、トレックストア・トレックジャパンの回し者ではありません。むしろ回して欲しいくらいです(笑)

チューブラータイヤにシーラントを入れるのをやめました。

Lightweight Autobahnは、ディスクであるため窓の角度的に入れるのが面倒でシーラントはあきらめました。そしてBontrager Aeolus 7 D3 チューブラーも、タイヤを貼る際にシーラントを入れるのが面倒になり入れませんでした。そもそも不要なのではないかと。

NoTubesのシーラントを今まで入れてきましたが、そもそもこれが効いているのか実感がなく、そろそろ入れるのをやめようかなと思っていたのでちょうど良いタイミングかなと。

・シーラントの効果を実感としてよく分かっていない
・替えタイヤを持って走っている(+チューブラーテープ)
・バルブ内部が詰まる(特にバルブエクステンダー使用時)
・(上記に関連して)空気が入れにくい
・空気を気軽に抜くのができない(固まっちゃうので)
・タイヤを貼るときにシーラントを入れるのが面倒くさい
・あるプロライダー、ジャーナリスト、インプレライダーさん達の、”良いタイヤはあんまりパンクしないよね”という言葉を聞いて。
・そもそもツーリングに行ってきてパンクなく帰ってきた時にタイヤ表面をチェックしていないので、仮にシーラントがあったから帰ってこられた→新品タイヤに張り替え:この作業をして、初めてシーラントの恩恵を得られるのにチェックすらできていない。
・(ちょっと重くなる)

きっとこの記事の直後にパンクする気がしてならないのですが、良いタイヤはパンクし難いという個人的+プロの経験と、替えタイヤを持って走っている以上、シーラントは不要であると考え入れるのをやめました。こういう点で入れた方が良いよなどアドヴァイスあれば教えてください。

それにしてもBontrager Aeolus 7 D3 Tubularホイールはとても素敵です。また紹介します。

Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular (その1)

昨年(2011年)冬期に発売を開始したBontragerのカーボン極太リム幅ホイールAeolus D3シリーズ。Bontrager/TREKが持ち前のカーボン技術はもちろん、数値シミュレーション、風洞実験などを経て気合いを入れて開発したホイール群です。リムハイトは3cm, 5cm, 7cm, 9cm。それぞれクリンチャーとチューブラーを用意し、しかも前後独立して購入できるので、組合せは柔軟に構成できます。

(米国Bontrager公式サイト: 英語) Bontrager Aeolus D3

TREK JapanのAeolus D3がそれなりに解説してあるページ(こんなに良いホイールなのに、ちゃんと解説した日本語ページはない。残念すぎる。詳しい解説なら、英語サイトを見た方が良いです。)

D3 = Dual Direction Designの略らしく、イマイチキャッチーな名前ではありませんが、かなり空力に関して追求したらしく、Zipp, Hed社の同クラスディープリムを完全に空力特性で上回る結果を発表しています。結果をそのまま信じれば、現時点で張り合う相手はMavic CXR 80だけでしょうか。

Aerodynamic Development of the Bontrager Aeolus D3 Tubular Wheel Line 
(PDFファイル)

空力特性・・。どうなんでしょうね。ホイールだけで議論すればまだまだ改良点はあると思いますが、なにせライダーの体は風を受けるので・・・・と言ったら議論が終了してしまうので、空力特性は重要ということにしておきましょう。少なくともレースでコンマ秒で争うならわずかな空力特性も良いに超したことはありません。ホイールエンジニアとしては追求して当然です。アイアンマンなり180kmの平坦をただ走り続けるなら、コンマ秒が、数秒・数分となり効果があるでしょうね。

 TREK Madone 6.9 SSL (2011) +  Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular

D3ホイールは前後独立して購入でき自由度が高いのですが、デザインに関しては制限があります。ホイールとして単品で買う際には、スポークの色は黒、”Bontrager”のロゴの色も白になり他のカラーは選べません。Project Oneで完成車を同時に購入した時のみ、スポークは白くになり、”Bontrager”のデカールも色を9色から選ぶことができます。白スポークはかっこええのですが、単品では購入できません。

今回”Bontrager”の文字カラーが赤のバージョンです。ちなみに全てデカールは”シール”なので剥ぐことができます。TREKユーザー以外でも剥いでしまえば、この高性能ホイールの恩恵を得ることができます。私もTREKバイクを買うまでは、Bontragerは正直ダサいと思っていましたが、TREKユーザーになっちゃうと全く気にならなくなります(あたりまえ)。さらに堅実な物作りで、むしろ好きなブランドになりました。コロコロ印象は変わるものですね。(おそらくイタリアンバイクなどに乗っている方は、ボントレガーはなぁ・・と思っている人がいらっしゃるのでは?)

ニップルは写真で見にくいですが外から調整できるのでチューブラータイヤが貼ってあっても振れ取りは可能です。BontragerはTREKジャパンが完全サポートしてくれるので、おそらくスポーク一本単位で修理は可能かと思います(たぶん) Lightweight, Cosmic Carbone Ultimate, Mad Fiberなどの修理が困難なスポークとは違い、普通に入手可能なDT Aeroliteスポークなのでメンテナンス性は極めて良好です。

写真の黒のバルブエクステンダーは付属していました。他にはクイックリリースと、バルブエクステンダーを回す小さい”Cの字”のパーツ、そしてホイールバックとマニュアル・・。内容物はそんなものだったかな。

ハブは、チューブラーとクリンチャーで違う様です。少なくともチューブラーがDT180 (OEM)で、クリンチャーはそれより1つグレードが下がる(DT240s???)です。詳しくは知らないので、クリンチャーをご検討中の方は一応ご留意くだされ(といっても何ともならんけど)

現時点でのデフォルトのフリーボディは、Shimano/SRAMの10sだと思われます。一方で、Shimano 11sフリーボディ、Campagnolo 11sフリーボディーも販売していますので、交換すればいずれにも対応可能です。少し経てばShimano 11sがデフォルトになるのでしょうね。DT180 / DT240sのフリーボディは共通の様なので、TREK経由で買わずとも直接DTのパーツとして買えば良いのではと思います。私は当然のことながらカンパフリーボディに変更。引っ張って抜いて、また差し込むだけ。交換は簡単です。

参考:DT Swiss Rotor kits Road Campagnolo
http://www.dtswiss.com/Accessories/Rotor-kits


超極太リム(27mm)で、コンチコンペ(22mm)より両側2~3mmリムの方がはみ出ています。これによりブレーキの調整が面倒です。ここまで太くする必要があるかは疑問ですが。乗っていて安心感・安定感があるのは事実です。

これだけ太いのでブレーキのセッティングは他のホイールと共通にすることはできず、すんなり交換というわけには行きません。Bora/Hyperonあたりと交換する場合はワイヤーの調整まで必要です。Madoneはともかく、Speed Conceptは最悪のメンテナンス性のブレーキなので、全く替える気になりません・・。

このホイールに関して、スポーク数と質量を比較してみると、

・Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular : 18/24H, 660/795g
・Campy Bora Ultra 80 : 16/18H, 715/825g
・Campy Bora Ultra Two : 18/21H, 565/745g
・Lightweight AUTOBAHN Disc : 780g

質量だけで見れば、Bora2とBora80のちょうど間に入り、LWのディスクとは(後輪)同じ位です。

さて、実際に乗ってみるとこれが実に素晴らしく良い感じ。記事のタイトルが(その1)なのはまだまだ全然乗りこなしていないので、続編で紹介したいと思います。ハッキリ言ってかなり良い感じで、一発で気に入りました。まず、Madoneでいろいろ試して、(面倒ですが)スピコンに履き替えてTTバイクで試してみようと思います。D3 3cmの軽量チューブラー(1150g)をヒルクライム用に、平坦コースやトライアスロンはD3 7cmがあれば、この2セットで全てが事足りるのではと思いました。少なくとも、Bora Ultra 80のようなマッタリ感は全くなく、LWディスクとは質量が同じでも、ここまで違うのかというほど、さっと加速でき、スラロームをしても本当に安心して体を預けてゆけます。いろいろな場面で使うのが楽しみです。

********

2012/11/15 次記事更新:Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular (その2)

紅葉ツーリング:安中榛名駅→碓氷峠旧道→軽井沢→峰の茶屋→二度上峠→安中榛名駅

さて、土曜日は荒川CRをダラダラ流そうと思ったら、山ガール(峠好き女性ローディー)のNさんが小渕沢を攻める情報をキャッチ。もう山は寒くて無理かなーと思っていたのにそんなこと聞かされては張り合わないわけにはいかず。速攻で”えきねっと”で始発の長野新幹線(安中榛名とまりの始発)を予約。

参考:Nさんのブログ記事:小海線沿いを行く | 椰子の実通信

私の方は、いつものトレーニング山岳コース。コースを覚えているのでGarminにマップすらダウンロードせずに出発。前回、タイヤがサイドカットバーストしたのと同じコース。つまり距離100km, 獲得標高2000mの適度なコース。

参考:安中榛名駅→碓氷峠→軽井沢→峰の茶屋→二度上峠→サイドカットパンクによりDNF

コース解説は、上記の記事を参照。

ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=e174e4d325e4d4193746693db388e58f
距離:100.2km
獲得標高:2027m

Lap3~Lap6過ぎあたりが碓氷峠で、その頂上で群馬から長野に入ります。軽井沢を走って、峰の茶屋(Lap10を越えるあたり)を越えると、また長野から群馬にはいります。あと、今回はEOS M + 22mm F2を持って出発。

安中榛名スタート時は、天気もとても良く暑いくらいで、持ってきたグラブが低温(+6度付近で使えるもの)用だったのですが、ちょっと厚着をし過ぎたかなと・・。ススキがたくさんあり綺麗でした。

のどかな農村風景。良いところですね。

おぎのやドライブインで朝飯の釜めしを頂きました。10月1日から1000円に値上げ・・。高くなったなぁと。

さて、吉永小百合さんのJR東日本のCMでおなじみの碓氷峠(旧道)の散歩道ですが、自転車は入ってはいけない看板がありました。残念。皆さん歩いていました。

めがね橋でワンショット。上にも人がたくさんいました。自転車で通れるようになると良いですね。

碓氷峠(旧道)の登っている様子。紅葉が綺麗過ぎて素晴らしかったです。ローディーもたくさん登っていました。

今回は、距離も獲得標高も少ないことからTrek Superfly Elite (2012)で行ってきました。相変わらず素晴らしいバイクで大変気持ち良かったです。ロードバイクから比べればもちろんスピードは出ませんが、トレーニングも兼ねているので問題なく。個人的にはデザインも配色もかなりお気に入りです。2013のSupefly SLは最強にパワーアップして悲しいですが、このバイクもまだまだ全然行けます!(って山にまだ持って行っていないし・・)

さて、碓氷峠を越えると長野県軽井沢です。一気に気温が下がり、この時点で6度くらいでした。非常に寒く、厚手のグラブを持ってきて良かったと。軽井沢は紅葉がちょうど満開くらいでしたがあまり人が居なかった気がします。

軽井沢の楓はとっても赤かったです。綺麗でした。

痛んでいる葉もいとをかしく。

なんか、このブログのテンプレートだと写真が切れていまいますね。えーとどこを直せばよいのかな。写真をクリックして見て欲しいのですが、非常にフォトジェニックな車と楓の木。素敵でした。(いずれcssを直してちゃんと記事中で表示されるようにします。最近のCSSは複雑で・・)

その後、14%の傾斜が少し続く中軽井沢→(ロマンチック街道)→峰の茶屋に登り、北軽井沢に下り、二度上峠へ。

二度上峠からの浅間山。残念!雲が無ければ超綺麗に見えるロケーションなのですが。

二度上峠からの風景。カラマツが凄かったです。とても綺麗でした。この辺りは雪が舞っていました。

前回サイドカットパンクをした、二度上峠の下り。ここも綺麗な道で気持ち良かったです。Supeflyの下りほど楽しいものはなく、ディスクブレーキも最高でした。この時期は葉っぱがあるので注意しながら。

鳥川渓谷。もうパーフェクトの美しさでした。素晴らしきこと限りなし。ここは穴場でしょうかね?全く人も車もおらず。

一つ前の写真を撮ったのが右上の橋の場所から。ちょいと下がって振り返り二度上峠山頂側を望む。

ここまで来ると、あとは下るだけと安心していると、最後に”風戸峠”のデザート峠。短いですが急坂で最後まで良いツーリングとなりました。このくらいの距離をMTBのブロックタイヤで走ると良いトレーニングになりますね。

軽井沢・峰の茶屋などは非常に寒くなっていました。今後この地域に行くのはかなり防寒対策が必要だと思いますが、まだ紅葉は見られるので、是非足をお運びください。自転車でなくても車のドライブでも。大方天気も良く気持ち良いツーリングとなりました。

若洲の綺麗な朝焼けと冬期朝トレ用バイクのこと。

毎朝同じ時間にトレーニングをしていると、時期によってトレーニング時間が朝焼け時間になります。まさに今はその時期で、5:30に家を出ると若洲なりお台場に着く頃に太陽が上がってきて非常に綺麗です。


(どうもEOS Mはハイライト側に粘りがないなぁ・・。ダイナミックレンジがやや狭いのかな?)

さてこの時間に朝焼けですからどんどん気温も下がってきています。実家の長野をはじめ、雪国から比べれば相当大したことはないですが、それでも冬は東京でも寒いです。昨年の朝トレも氷点下の時期などは辛かった記憶があります。まず、体がストレッチをしてもあまり柔らかくならないですし、防寒対策をしてもなかなか体温が上がらず関節も痛みやすいです。また指先も冷たいので、ブレーキタッチもやや大変です。とくにコルク+カーボンリムだとブレーキ制動力も弱いので、寒い日は大変です。

そんな寒い時期のトレーニングといえば、MTBとクロス(シクロクロス)でしょうか(それを言いたかっただけなんだけど)。タイヤが太いので振動吸収性は明らかにロードバイクよりも良く、体がカチンコチンの冬期には体に優しく、フラットバーはその形状的にハンドルを切る方向にトルクが掛けやすく(つまりハンドルを切りやすい)、ディスクブレーキなので指を下ろせば完全に止められ(良質ディスクブレーキに限る)、路面摩擦・車体質量が大きいので同じ距離でも高い運動負荷がある、などどう見ても冬期にはお勧め。

例えば、カーボンエントリーロードバイクに乗っていて、コンポを良い物に替えると外したコンポが余る。またトップモデルのカーボンフレームを買うと、またフレームが余る。そうなるとその余ったコンポとか、余ったフレームで、”サブロードバイク”と称するバイクを組み上げたりしていませんか?そう、私もそうでした。しかし良いロードバイクを持っているのに、明らかにグレードが下のフレーム・コンポのロードバイクなんかあったってまず乗りません。だって乗っていてつまらないし、明らかにダメなので。しかし、そんな乗らないセカンドバイクにちょこちょこパーツを買ってきたりして無駄なことをしていませんか?そう、私もそうでした(笑)。これは完全に無駄遣いです。良いロードバイクがあれば、ヘボイロードバイクはまず乗らないので、そんなものにお金を掛けるなら、ジャンルを替えたバイクに投資すべきです。(ロードバイクには差があるということを体感を持って知ったという意味では無駄ではなかったのですが)。セカンドロードバイクを用意するなら、メーカーが違うトップモデルでも揃えないと、せっかくのツーリングに、まずそのバイクを持っていく気にならないと思います。MTB、クロス(シクロクロスね)、TT/Triバイクなり。ジャンルが違えば、多少グレードが低くても楽しく乗れます。私は車がないので、このSuperfly Eliteも山に繰り出せていないという情けない状態ではありますが、このバイクはロードを走っていても”超”面白いです。ロードバイクに還元できることも多く、上記の理由で冬期には体にも優しくお勧めです。

これから冬期のトレーニング寒くて大変ですが、ロードバイクの効かないブレーキで、カチカチのバイクに乗るより、MTBなりクロスなりのマッタリ”高負荷”、安全バイクをご検討されてはいかがでしょう。29er HTのアルミバイクでブレーキだけDeore XTあたりに交換するだけでも超面白いと思います。

家での薄茶のお点前稽古と和菓子とお抹茶と。

住んでいるマンションには和室がありません。少し前の私であったらマンション選びに洋室しか選択肢に入りませんでしたが、今は和室があれば良いなぁと思います。 しばらくは無理ですので、とりあえず”い草”の上敷きの京間(本間)一畳を買って部屋の片隅にお茶のお点前の空間を作りました。京間サイズなので、3尺1寸5分×6尺3寸(955mm×1910mm)です。関東の一畳よりもちょいと大きめです。はやく尺・寸・分の”感覚”を身につけなければなりません。

先生には、薄茶の基本的な一点前を教えて頂きましたが、まだまだ記憶が曖昧で、家でのお稽古といっても”あっているか”分かりません(笑) それでも教えて頂いた記憶をたどりながら少しでも真似をしてみようかと。上敷きとはいえ、本物の”い草”ですし香りもして良い気分になります。今まで最先端ディジタルデバイスを揃えていた部屋でしたが、一角に和が入ってくると雰囲気が変わりました。そして、どんどんディジタル家電が滑稽な物に見えてきました。

何せ本物の畳ではなく、上敷きの言ってみればマットですので、しわが寄ったりと写真を撮るのも大変です(笑) あんまり良い写真ではないので、次回からもっと気合いを入れます。お茶の世界は写真禁制ですが、家での稽古時はたまに写真を撮ろうかと。写真を撮って拡大してみると、また気が付くことが多いことが分かりました。

さて、今日は銀座三越に行った際に、B2の和菓子コーナーに行ってみました。今まで無縁の和菓子の世界、完全にスルーしていたコーナーでしたが今は興味津々。まずは”とらや”さんに行って羊羹から始まっていろいろお菓子について解説頂きました。先生のお稽古時にはいつも生菓子・干菓子が用意されているのですが、どういうところで買ってきているのかな?とか疑問があったので、三越の和菓子メーカーが揃っているこのフロアはいろいろ勉強になりました。

今日は、家での稽古のくせに和菓子をちゃんと買ってきました。菓子鉢なんぞもっていませんので、銀座の和小物屋で見つけたお皿と黒文字で。なんか先生の所にあった黒文字よりもでかいんだけど・・・。
今日のお菓子は、とらやの”あん焼 こがねぎく抹茶餡(まっちゃあん)”です。なかなか美味しいお菓子でした。がっつり食べて口を甘くしてから、見よう見まねのお点前開始。記憶が飛んでいて・・散々ですが・・。

さて、”とらや”の近くに茶舗もありましたので、お抹茶も買ってみました。 一保堂茶舗の”月影”という今の季節限定の物と、それと対照的にさっぱり系の”今昔”(いまむかし)というのを店員さんと相談して決定。こういうお抹茶選びも楽しいですね。レピシア、マリアージュフレールでリーフを探していた頃を思い出します。マリアージュフレールといえば、そろそろ限定Noelが出る頃ですね。

(写真を撮り忘れ一口頂いてからの写真なんだけど(笑))

最近はお茶に関することを調べるのが楽しくて仕方がありません。しかし基本的なお点前もまともではない今、知識だけ頭でっかちになるのは、利休の・・(と書くのはやめましょう。まだまだですので)。とにかくまずは基本のお点前をしっかりと。

 

Ritte “The 1919” Time Trial Bike

RITTE。アメリカのブランドの様ですが、あまりよく知りませんでした。

“The 1919″というTTバイクがありました。なかなか他のメーカーにはない配色でかわいい感じですね。2450USDなのでそのままの値段で購入できれば20万切りですからフルカーボンTTバイクとしてはリーズナブル。BB86なので心配なし。なかなか素敵なバイクですね。

フロントブレーキは普通のキャリパーブレーキぽいですし、リアはBB下・・。どうだろう・・。メンテしやすいかな?この位気楽なTTバイクって素敵だと思います。

RITTE “The 1919” Time Trial : http://rittecycles.com/carbon/1919-2/

茶道のお稽古(五回目)と サツマイモ掘りのお手伝い。


(家での練習中の写真です)

今日は茶道のお稽古の第五回目に行ってきました。季節的には炉の季節ですが、私は風炉でのお稽古。今日も基本的な薄茶のお点前を通して教えて頂きました。やはり各部忘れてしまっていて、先生に各所作ごとに教えて頂きながらのお稽古。今回は通しの点前を二回お稽古させて頂きました。まだ流れを覚える事に精一杯で、一つ一つの所作に美しさを・・・なんて考える状況ではないので、まず基本的な流れを自然にできるように繰り返し練習しようと思います。特に柄杓の扱いを綺麗になりたいです。一緒にお稽古を受けているお二人のお点前を見ることはとても勉強になり、覚える事が多くて記憶が脳の中でくるくるしているのを、整理(定着)するにもよいですね。また、コツなども見えたり。

まだまだ足が痛いのですが、この痛みの回復っぷりもだんだん短くなり慣れてきました。果たして、どんなに超時間座っていても足が痺れなくなるのでしょうか。その進化(?)も楽しみです。今月は、先生のご予定の関係で一回しかお稽古がないので、家でしっかりと練習をしたいと思います。最安物ですが茶道具も揃ってきました。

さて、お稽古の後に、先生がさつまいも掘りをするというので手伝ってきました。さつまいも掘りは実家で毎年やっていましたが、もう上京して16年。久しぶりでした。長野の実家とはさつまいもの植え方が違っていて、抜く際の一回目に生えている方向に焦りましたが、こういう植え方もあるのねと学習。近所(?)の子供達も一緒にわいわい芋掘りでした。収穫した、サツマイモ、大根、ネギも少し分けて頂きました。早速明日の朝のお味噌汁に入れて頂こうと思います。


頂いた大根とネギ。主役のさつまいもは、あまり良い写真が無かった・・・(苦笑

とにかく教えて頂いたことを今日のウチに忘れないように復習しておかないと。少し稽古が空いてしまうのが心配になってきました。

******

2012/11/05 追記:翌朝の味噌汁になりました。味噌は実家の自家製味噌。サツマイモは中に沈んで写っていませんが(苦笑