TREK Mamba XT (2012)を1年乗って。

今日は朝から雨ということで、降る前にお台場方面へ朝トレ。雨が降ってきても良い様にTREK Mamba XT (2012)で出発。

お台場の観覧車。もう久しく乗っていませんが、最近お客さんは入っているのですかね?ダイバーシティもどうみても失敗ですし、お台場に人がいないのですが。

2012年モデルの29er HT MTBである”TREK Mamba”を、コンポを全てDeore XTに、ホイールもXT相当、フォークをG2オフセットのFox Factory Float 32 RLC 100mm、ハンドル・ポスト回りをカーボンに、そしてPower2Maxのパワーメータークランクに換装してあります。つまりフレーム以外は全て置き換わっています。そこにDHバーを取り付けて700x38cのブロックタイヤを履かせて朝トレ用に用いています。去年の10月中旬から使い始め現時点で1年1ヶ月程度使い、走行距離は6800kmを越えたところです。Mamba関連の記事は、

最初の記事 ”トレーニング用MTB: TREK MAMBA XT 2012”から始まって、Mambaカテゴリーにまとまっています。

朝トレコースではそれほど起伏もないので、12kgの車体質量もそれほど気にならず、むしろトレーニングなので重いのは問題ありません。とにかくDeore XTの”質”がよいので走行感は非常に満足しており、変速性能は言わずもがな、ブレーキも実に素晴らしいです。外部の資料には載っていなかった気がしますが、現行のXTRとXTでは、XT(XCモデルにおいて)の方が制動力が強く、つまり制動力だけでいえばXTが最も効くブレーキです。ブレーキの素性が良いと自転車全体で質があがった気がするので、重要なパーツですよね。Mamba 2013のカラーは(オレンジのもの)なかなか格好いいので、もし購入される際にはXT or XTRのブレーキ+ローターだけは是非換装くださいな。

コンポも良し、ホイールもデザインは底辺ですがハブはそれなりに良いシマノホイールなのでドライブトレイン回りは実に良く動き、特別不満はありません。フォークはせっかくのRLCフォークなのにいつもロックアウトで走っているというもったいなさ・・・。つまりMambaはかなりのエントリーバイクではありますが、換装すべき部分を抑えればとっても良く走るバイクだと思っています(あたりまえ)。先日の記事”若洲の綺麗な朝焼けと冬期朝トレ用バイクのこと。”でも書きましたが、これから寒くなってくると体が硬くなるので、こういったエントリーMTB(部分的に良い物に換装する)で冬期トレーニングをするのも良いかなと思います。

ローラーを持っていないので(導入する予定もなし)、雨の日の朝トレはこのMambaで行きます。大雨でもディスクブレーキなのでリムブレーキよりはちゃんと効きますし。なので毎回泥だらけになるので、基本的には掃除をしておらず(よくないことですが)。その辺りの気楽さもあって、いろいろ使い勝手が良いです。写真のフォークも汚れていますね。

スピコンのポジションに慣れてしまったので、今となってはMambaのDHバーは遠すぎて違和感があるのですが、それでも、DHバーを付けて走るのは気持ちが良いものです。あまりストップ&ゴーが多かったりカーブが多い地域の方は厳しいかもしれませんが、若洲・お台場の直線道路系に比較的に簡単に出られるのであれば、DHバーは有効かもしれません(見た目が格好いいかはおいておいて)

これから本格的な冬になり、既にシューズ先防寒カバーなどを導入していますが、今冬もこのMambaを中心に朝トレを続けてゆきたいと思います。

今年最後の六本木ヒルズ&表参道ヒルズのポイントキャンペーン。

六本木ヒルズと表参道ヒルズでは、年に4回コミュニティパスポートポイントキャンペーンというセールがあります。今年最後のキャンペーンが、11/22~25にあるようです。クレジットカード機能付きのポイントカードをお持ちであれば、”約”15%相当のポイントが溜まります。そこまで聞くとファッション系のセールを想像かもしれませんが、両ヒルズに所属する全店舗に対して適用です。

参考:六本木ヒルズ&表参道ヒルズ ポイントキャンペーン 2012.11.22START

つまり、
1)六本木ヒルズのトレックストア六本木
2)表参道ヒルズのビアンキ表参道ヒルズ

の様な自転車プロショップも例外に漏れず。(ビアンキはよく知りませんが、)対面販売が基本で割り引きがないトレックバイクが、ヒルズのポイントを介するとはいえ15%相当還元されるのはかなり大きなセールです。

プロジェクトワンのバイクなどではかなりお得になると思われますので、この時期にご検討されてはいかがでしょうか?

あ、トレックストア・トレックジャパンの回し者ではありません。むしろ回して欲しいくらいです(笑)

チューブラータイヤにシーラントを入れるのをやめました。

Lightweight Autobahnは、ディスクであるため窓の角度的に入れるのが面倒でシーラントはあきらめました。そしてBontrager Aeolus 7 D3 チューブラーも、タイヤを貼る際にシーラントを入れるのが面倒になり入れませんでした。そもそも不要なのではないかと。

NoTubesのシーラントを今まで入れてきましたが、そもそもこれが効いているのか実感がなく、そろそろ入れるのをやめようかなと思っていたのでちょうど良いタイミングかなと。

・シーラントの効果を実感としてよく分かっていない
・替えタイヤを持って走っている(+チューブラーテープ)
・バルブ内部が詰まる(特にバルブエクステンダー使用時)
・(上記に関連して)空気が入れにくい
・空気を気軽に抜くのができない(固まっちゃうので)
・タイヤを貼るときにシーラントを入れるのが面倒くさい
・あるプロライダー、ジャーナリスト、インプレライダーさん達の、”良いタイヤはあんまりパンクしないよね”という言葉を聞いて。
・そもそもツーリングに行ってきてパンクなく帰ってきた時にタイヤ表面をチェックしていないので、仮にシーラントがあったから帰ってこられた→新品タイヤに張り替え:この作業をして、初めてシーラントの恩恵を得られるのにチェックすらできていない。
・(ちょっと重くなる)

きっとこの記事の直後にパンクする気がしてならないのですが、良いタイヤはパンクし難いという個人的+プロの経験と、替えタイヤを持って走っている以上、シーラントは不要であると考え入れるのをやめました。こういう点で入れた方が良いよなどアドヴァイスあれば教えてください。

それにしてもBontrager Aeolus 7 D3 Tubularホイールはとても素敵です。また紹介します。

Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular (その1)

昨年(2011年)冬期に発売を開始したBontragerのカーボン極太リム幅ホイールAeolus D3シリーズ。Bontrager/TREKが持ち前のカーボン技術はもちろん、数値シミュレーション、風洞実験などを経て気合いを入れて開発したホイール群です。リムハイトは3cm, 5cm, 7cm, 9cm。それぞれクリンチャーとチューブラーを用意し、しかも前後独立して購入できるので、組合せは柔軟に構成できます。

(米国Bontrager公式サイト: 英語) Bontrager Aeolus D3

TREK JapanのAeolus D3がそれなりに解説してあるページ(こんなに良いホイールなのに、ちゃんと解説した日本語ページはない。残念すぎる。詳しい解説なら、英語サイトを見た方が良いです。)

D3 = Dual Direction Designの略らしく、イマイチキャッチーな名前ではありませんが、かなり空力に関して追求したらしく、Zipp, Hed社の同クラスディープリムを完全に空力特性で上回る結果を発表しています。結果をそのまま信じれば、現時点で張り合う相手はMavic CXR 80だけでしょうか。

Aerodynamic Development of the Bontrager Aeolus D3 Tubular Wheel Line 
(PDFファイル)

空力特性・・。どうなんでしょうね。ホイールだけで議論すればまだまだ改良点はあると思いますが、なにせライダーの体は風を受けるので・・・・と言ったら議論が終了してしまうので、空力特性は重要ということにしておきましょう。少なくともレースでコンマ秒で争うならわずかな空力特性も良いに超したことはありません。ホイールエンジニアとしては追求して当然です。アイアンマンなり180kmの平坦をただ走り続けるなら、コンマ秒が、数秒・数分となり効果があるでしょうね。

 TREK Madone 6.9 SSL (2011) +  Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular

D3ホイールは前後独立して購入でき自由度が高いのですが、デザインに関しては制限があります。ホイールとして単品で買う際には、スポークの色は黒、”Bontrager”のロゴの色も白になり他のカラーは選べません。Project Oneで完成車を同時に購入した時のみ、スポークは白くになり、”Bontrager”のデカールも色を9色から選ぶことができます。白スポークはかっこええのですが、単品では購入できません。

今回”Bontrager”の文字カラーが赤のバージョンです。ちなみに全てデカールは”シール”なので剥ぐことができます。TREKユーザー以外でも剥いでしまえば、この高性能ホイールの恩恵を得ることができます。私もTREKバイクを買うまでは、Bontragerは正直ダサいと思っていましたが、TREKユーザーになっちゃうと全く気にならなくなります(あたりまえ)。さらに堅実な物作りで、むしろ好きなブランドになりました。コロコロ印象は変わるものですね。(おそらくイタリアンバイクなどに乗っている方は、ボントレガーはなぁ・・と思っている人がいらっしゃるのでは?)

ニップルは写真で見にくいですが外から調整できるのでチューブラータイヤが貼ってあっても振れ取りは可能です。BontragerはTREKジャパンが完全サポートしてくれるので、おそらくスポーク一本単位で修理は可能かと思います(たぶん) Lightweight, Cosmic Carbone Ultimate, Mad Fiberなどの修理が困難なスポークとは違い、普通に入手可能なDT Aeroliteスポークなのでメンテナンス性は極めて良好です。

写真の黒のバルブエクステンダーは付属していました。他にはクイックリリースと、バルブエクステンダーを回す小さい”Cの字”のパーツ、そしてホイールバックとマニュアル・・。内容物はそんなものだったかな。

ハブは、チューブラーとクリンチャーで違う様です。少なくともチューブラーがDT180 (OEM)で、クリンチャーはそれより1つグレードが下がる(DT240s???)です。詳しくは知らないので、クリンチャーをご検討中の方は一応ご留意くだされ(といっても何ともならんけど)

現時点でのデフォルトのフリーボディは、Shimano/SRAMの10sだと思われます。一方で、Shimano 11sフリーボディ、Campagnolo 11sフリーボディーも販売していますので、交換すればいずれにも対応可能です。少し経てばShimano 11sがデフォルトになるのでしょうね。DT180 / DT240sのフリーボディは共通の様なので、TREK経由で買わずとも直接DTのパーツとして買えば良いのではと思います。私は当然のことながらカンパフリーボディに変更。引っ張って抜いて、また差し込むだけ。交換は簡単です。

参考:DT Swiss Rotor kits Road Campagnolo
http://www.dtswiss.com/Accessories/Rotor-kits


超極太リム(27mm)で、コンチコンペ(22mm)より両側2~3mmリムの方がはみ出ています。これによりブレーキの調整が面倒です。ここまで太くする必要があるかは疑問ですが。乗っていて安心感・安定感があるのは事実です。

これだけ太いのでブレーキのセッティングは他のホイールと共通にすることはできず、すんなり交換というわけには行きません。Bora/Hyperonあたりと交換する場合はワイヤーの調整まで必要です。Madoneはともかく、Speed Conceptは最悪のメンテナンス性のブレーキなので、全く替える気になりません・・。

このホイールに関して、スポーク数と質量を比較してみると、

・Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular : 18/24H, 660/795g
・Campy Bora Ultra 80 : 16/18H, 715/825g
・Campy Bora Ultra Two : 18/21H, 565/745g
・Lightweight AUTOBAHN Disc : 780g

質量だけで見れば、Bora2とBora80のちょうど間に入り、LWのディスクとは(後輪)同じ位です。

さて、実際に乗ってみるとこれが実に素晴らしく良い感じ。記事のタイトルが(その1)なのはまだまだ全然乗りこなしていないので、続編で紹介したいと思います。ハッキリ言ってかなり良い感じで、一発で気に入りました。まず、Madoneでいろいろ試して、(面倒ですが)スピコンに履き替えてTTバイクで試してみようと思います。D3 3cmの軽量チューブラー(1150g)をヒルクライム用に、平坦コースやトライアスロンはD3 7cmがあれば、この2セットで全てが事足りるのではと思いました。少なくとも、Bora Ultra 80のようなマッタリ感は全くなく、LWディスクとは質量が同じでも、ここまで違うのかというほど、さっと加速でき、スラロームをしても本当に安心して体を預けてゆけます。いろいろな場面で使うのが楽しみです。

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2012/11/15 次記事更新:Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular (その2)

紅葉ツーリング:安中榛名駅→碓氷峠旧道→軽井沢→峰の茶屋→二度上峠→安中榛名駅

さて、土曜日は荒川CRをダラダラ流そうと思ったら、山ガール(峠好き女性ローディー)のNさんが小渕沢を攻める情報をキャッチ。もう山は寒くて無理かなーと思っていたのにそんなこと聞かされては張り合わないわけにはいかず。速攻で”えきねっと”で始発の長野新幹線(安中榛名とまりの始発)を予約。

参考:Nさんのブログ記事:小海線沿いを行く | 椰子の実通信

私の方は、いつものトレーニング山岳コース。コースを覚えているのでGarminにマップすらダウンロードせずに出発。前回、タイヤがサイドカットバーストしたのと同じコース。つまり距離100km, 獲得標高2000mの適度なコース。

参考:安中榛名駅→碓氷峠→軽井沢→峰の茶屋→二度上峠→サイドカットパンクによりDNF

コース解説は、上記の記事を参照。

ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=e174e4d325e4d4193746693db388e58f
距離:100.2km
獲得標高:2027m

Lap3~Lap6過ぎあたりが碓氷峠で、その頂上で群馬から長野に入ります。軽井沢を走って、峰の茶屋(Lap10を越えるあたり)を越えると、また長野から群馬にはいります。あと、今回はEOS M + 22mm F2を持って出発。

安中榛名スタート時は、天気もとても良く暑いくらいで、持ってきたグラブが低温(+6度付近で使えるもの)用だったのですが、ちょっと厚着をし過ぎたかなと・・。ススキがたくさんあり綺麗でした。

のどかな農村風景。良いところですね。

おぎのやドライブインで朝飯の釜めしを頂きました。10月1日から1000円に値上げ・・。高くなったなぁと。

さて、吉永小百合さんのJR東日本のCMでおなじみの碓氷峠(旧道)の散歩道ですが、自転車は入ってはいけない看板がありました。残念。皆さん歩いていました。

めがね橋でワンショット。上にも人がたくさんいました。自転車で通れるようになると良いですね。

碓氷峠(旧道)の登っている様子。紅葉が綺麗過ぎて素晴らしかったです。ローディーもたくさん登っていました。

今回は、距離も獲得標高も少ないことからTrek Superfly Elite (2012)で行ってきました。相変わらず素晴らしいバイクで大変気持ち良かったです。ロードバイクから比べればもちろんスピードは出ませんが、トレーニングも兼ねているので問題なく。個人的にはデザインも配色もかなりお気に入りです。2013のSupefly SLは最強にパワーアップして悲しいですが、このバイクもまだまだ全然行けます!(って山にまだ持って行っていないし・・)

さて、碓氷峠を越えると長野県軽井沢です。一気に気温が下がり、この時点で6度くらいでした。非常に寒く、厚手のグラブを持ってきて良かったと。軽井沢は紅葉がちょうど満開くらいでしたがあまり人が居なかった気がします。

軽井沢の楓はとっても赤かったです。綺麗でした。

痛んでいる葉もいとをかしく。

なんか、このブログのテンプレートだと写真が切れていまいますね。えーとどこを直せばよいのかな。写真をクリックして見て欲しいのですが、非常にフォトジェニックな車と楓の木。素敵でした。(いずれcssを直してちゃんと記事中で表示されるようにします。最近のCSSは複雑で・・)

その後、14%の傾斜が少し続く中軽井沢→(ロマンチック街道)→峰の茶屋に登り、北軽井沢に下り、二度上峠へ。

二度上峠からの浅間山。残念!雲が無ければ超綺麗に見えるロケーションなのですが。

二度上峠からの風景。カラマツが凄かったです。とても綺麗でした。この辺りは雪が舞っていました。

前回サイドカットパンクをした、二度上峠の下り。ここも綺麗な道で気持ち良かったです。Supeflyの下りほど楽しいものはなく、ディスクブレーキも最高でした。この時期は葉っぱがあるので注意しながら。

鳥川渓谷。もうパーフェクトの美しさでした。素晴らしきこと限りなし。ここは穴場でしょうかね?全く人も車もおらず。

一つ前の写真を撮ったのが右上の橋の場所から。ちょいと下がって振り返り二度上峠山頂側を望む。

ここまで来ると、あとは下るだけと安心していると、最後に”風戸峠”のデザート峠。短いですが急坂で最後まで良いツーリングとなりました。このくらいの距離をMTBのブロックタイヤで走ると良いトレーニングになりますね。

軽井沢・峰の茶屋などは非常に寒くなっていました。今後この地域に行くのはかなり防寒対策が必要だと思いますが、まだ紅葉は見られるので、是非足をお運びください。自転車でなくても車のドライブでも。大方天気も良く気持ち良いツーリングとなりました。

若洲の綺麗な朝焼けと冬期朝トレ用バイクのこと。

毎朝同じ時間にトレーニングをしていると、時期によってトレーニング時間が朝焼け時間になります。まさに今はその時期で、5:30に家を出ると若洲なりお台場に着く頃に太陽が上がってきて非常に綺麗です。


(どうもEOS Mはハイライト側に粘りがないなぁ・・。ダイナミックレンジがやや狭いのかな?)

さてこの時間に朝焼けですからどんどん気温も下がってきています。実家の長野をはじめ、雪国から比べれば相当大したことはないですが、それでも冬は東京でも寒いです。昨年の朝トレも氷点下の時期などは辛かった記憶があります。まず、体がストレッチをしてもあまり柔らかくならないですし、防寒対策をしてもなかなか体温が上がらず関節も痛みやすいです。また指先も冷たいので、ブレーキタッチもやや大変です。とくにコルク+カーボンリムだとブレーキ制動力も弱いので、寒い日は大変です。

そんな寒い時期のトレーニングといえば、MTBとクロス(シクロクロス)でしょうか(それを言いたかっただけなんだけど)。タイヤが太いので振動吸収性は明らかにロードバイクよりも良く、体がカチンコチンの冬期には体に優しく、フラットバーはその形状的にハンドルを切る方向にトルクが掛けやすく(つまりハンドルを切りやすい)、ディスクブレーキなので指を下ろせば完全に止められ(良質ディスクブレーキに限る)、路面摩擦・車体質量が大きいので同じ距離でも高い運動負荷がある、などどう見ても冬期にはお勧め。

例えば、カーボンエントリーロードバイクに乗っていて、コンポを良い物に替えると外したコンポが余る。またトップモデルのカーボンフレームを買うと、またフレームが余る。そうなるとその余ったコンポとか、余ったフレームで、”サブロードバイク”と称するバイクを組み上げたりしていませんか?そう、私もそうでした。しかし良いロードバイクを持っているのに、明らかにグレードが下のフレーム・コンポのロードバイクなんかあったってまず乗りません。だって乗っていてつまらないし、明らかにダメなので。しかし、そんな乗らないセカンドバイクにちょこちょこパーツを買ってきたりして無駄なことをしていませんか?そう、私もそうでした(笑)。これは完全に無駄遣いです。良いロードバイクがあれば、ヘボイロードバイクはまず乗らないので、そんなものにお金を掛けるなら、ジャンルを替えたバイクに投資すべきです。(ロードバイクには差があるということを体感を持って知ったという意味では無駄ではなかったのですが)。セカンドロードバイクを用意するなら、メーカーが違うトップモデルでも揃えないと、せっかくのツーリングに、まずそのバイクを持っていく気にならないと思います。MTB、クロス(シクロクロスね)、TT/Triバイクなり。ジャンルが違えば、多少グレードが低くても楽しく乗れます。私は車がないので、このSuperfly Eliteも山に繰り出せていないという情けない状態ではありますが、このバイクはロードを走っていても”超”面白いです。ロードバイクに還元できることも多く、上記の理由で冬期には体にも優しくお勧めです。

これから冬期のトレーニング寒くて大変ですが、ロードバイクの効かないブレーキで、カチカチのバイクに乗るより、MTBなりクロスなりのマッタリ”高負荷”、安全バイクをご検討されてはいかがでしょう。29er HTのアルミバイクでブレーキだけDeore XTあたりに交換するだけでも超面白いと思います。

Ritte “The 1919” Time Trial Bike

RITTE。アメリカのブランドの様ですが、あまりよく知りませんでした。

“The 1919″というTTバイクがありました。なかなか他のメーカーにはない配色でかわいい感じですね。2450USDなのでそのままの値段で購入できれば20万切りですからフルカーボンTTバイクとしてはリーズナブル。BB86なので心配なし。なかなか素敵なバイクですね。

フロントブレーキは普通のキャリパーブレーキぽいですし、リアはBB下・・。どうだろう・・。メンテしやすいかな?この位気楽なTTバイクって素敵だと思います。

RITTE “The 1919” Time Trial : http://rittecycles.com/carbon/1919-2/

Garmin Fenixの新ファームウェア(v3.1)が公開と初期捕捉遅延問題について。

2012/12/07追記:新ファームウェア Ver3.0が公開されました。初期GPS捕捉の改善は項目に含まれていませんね。610になれちゃうと、遅くて仕方がないのですが・・・。
2013/01/18追記:ver3.1ファーム公開。

******** 以下本分 ************

Garmin Fenixに新ファームウェア ver 2.9が公開されました(2012/11/01)→3.1

fenix software version 2.90 as of November 1, 201
http://www8.garmin.com/support/download_details.jsp?id=5809

新たに”Indoor Training”というのが追加されたようです。
http://garmin.blogs.com/softwareupdates/2012/11/getting-fit-with-fenix.html
なにやら、室内でFoot Podみたいなデバイスをつけて動くのでしょうか。私は全く使い道がありません(笑)

v2.9になり、各部の修正が入りましたが、衛星の捕捉問題の改善は今回含まれていません。

衛星の捕捉問題に関しては、前の記事をご覧ください。
参考:Garmin Fenix その後の雑感。

ここで少し述べているように、GPS On (start)してから位置が決定されるまでの時間が、Forerunner 610, 910XTに比べて圧倒的に遅いという問題です。

その後、いろいろな場面で試してみたところいろいろ分かりました。コツは、(他のgarmin製品も同様で基本的な話ですが)、「GPSをOnにする時には、十分に空視界が確保されているところで行う」というものです。

前日に使っているのであれば、ほぼ最新のGPS衛星の軌道情報は持っていますから、Onにする時刻から、おおよそ見える衛星は推定できるはずです。しかし、ビルなどの影で空が狭くGPSからの電波が届かない場合、Fenixとしては、この時間ならこの衛星が見えるはずなのに、電波が入ってこない→ユーザーはGPS Offの間に長距離移動した?などと判断し、今受けている電波だけ(見えている衛星だけ)で新たに位置計測のアルゴリズムを回し始めます。これがFenixは特に遅い。というわけで、日本橋のビルの間でも交差点など少しでも空が広いところでOnにすれば、それなりに衛星の電波が受かるので、0からリセット計測ではなく、それなりに早く決まる傾向があることがわかりました。上記のアルゴリズム云々の話は、原理を考えての推測ですが、まぁ、この3週間の利用を見る限り、電源Onの場所を気にすれば初期捕捉の時間は短縮できそうです。

この問題はgarminに報告しても良いかもしれませんね。自然豊かな、ビルにも囲まれていない環境で開発・テストしている場合、そもそもこの現象を把握していないかもしれません。

さて、Fenixですが、やはりGPSを明確にOFFにできるのが610よりは良いですね。610は、GPSをオフに強制的にできないため、バッテリーに影響がありますし、時間が経ってGPSがオフになるときにアラームがなり、映画館などで困ります(笑)。610とFenixはそもそも用途がちがいますが、日常腕時計として見たときには両者一長一短ありそうです。

2012/11/28 追記:この記事の続報を書きました。Garmin Fenix 初期衛星捕捉遅延問題その後。

 

自転車写真の撮り方に関する殴り書き。

こんなものが役に立つかわかりませんが、自転車写真の撮り方に関して殴り書き。写真など各場面において臨機応変に撮っているわけですが、最低限これは気に掛けているようなことの雑な紹介。いつも通り写真はクリックすると拡大し、画像にEXIFも残してあります。F値なりボディなり、レンズなり確認したい場合はそちらでどうぞ。

(1)自転車のセッティング

このあたりは割と浸透していますよね。何が正解かなんてありませんが、私が撮影時に最低限やっていること。

・撮影サイド:チェーンリングが見える側
・ギア:アウター+トップ
・ボトル:基本的には抜いている(たとえば黄色いキャップのツールボックスなどは配色が悪いのでまず抜く)
・クランクの位置:クランクアームをチェーンステーと平行( or シートチューブと平行)。最近はほぼ前者。シートチューブ平行だとクランクの文字の書いてある向きがおかしくなるし。*言わずもがなですが、逆サイドのクランクを使ってバイクを立てている場合はこれが実現できないケースが多いですね。私がよくやるヘルメットスタンドもしかり。
・ホイールの回転位置:バルブの位置が下が基本ですが、最近はホイールのデカールがある程度綺麗に見える位置にセット。Boraだったら、”B”の文字が真上になるようにするなど。何にしろ前後は揃えた方が綺麗ですね。
・ペダル:スピードプレイの場合はクランクアームに平行にした方が綺麗ですかね。

このあたりは、皆さんされている人が多いですかね。

例えばこんな感じ。 スピードプレイは、やはりクランクアームに平行の方が良さそうですね(写真は曲がっています)。そもそもBoraのBを上にするようになったのは、フォークがBoraとCampyの間に入るからだったからだと思います。少なくとも前後は揃っていないと格好悪いですね。

(2)背景を考える。

カメラの自動露出計(Auto Exposure : AE)は何を基準に適正露出を計算されているかご存じでしょうか?”18%グレー”で検索して調べて頂きたいのですが、一眼レフから携帯のカメラまでその精度の差はあれ、適正露出が出やすい被写体はグレーです。一眼レフなど上位のカメラは半押しして、AEが働き適正露出が算出されます。それに補正を掛けることができ、-2EV~+2EV(EV : exposure value)の範囲で若干明るくする or 暗くする補正が可能です。しかしiPhoneをはじめ、携帯カメラなどではこの露出補正ができず、カメラのAEがイマイチな算出を出した場合(明るすぎる or 暗すぎる)それに従ってシャッターを押すしかありません。つまり、下位のカメラでは、露出補正ができない前提で被写体(この場合自転車)の環境を用意しなければなりません。要するに画面全体でグレーな被写体だと、カメラは算出ミスをせず、AEをそれなりに適切に算出してくれます。というわけで、背景はグレー、特に18%くらいのグレーだとどんなアホなカメラでも適正露出を出し、暗すぎる・明るすぎるみたいな写真にはなりません。

これに関しては、たとえば結婚式に行き画面一杯に純白の花嫁をとったら写真が暗かった、黒いスーツを着込んだ新郎を画面一杯に撮ったら写真が白っぽく明るすぎたみたいな経験があるのではないかと思います。カメラはグレーの被写体は得意ですが、画面全体が白、黒だとその露出計算をミスるということですね。自転車なんてフレームが細いですから、自転車の色は気にする必要はありません。写真の構図で見て、全体的に灰色っぽく持っていくと良い傾向に撮れる”確率”が向上します。もちろん上位のカメラを使って露出補正ができれば、グレーにこだわる必要はありません。

私は露出補正ができるカメラしか使っていませんが、グレーの背景が多いのは、まぁ自転車が主役なので背景がウルサイよりは良いかなと。

(3)太陽の方向を考える。難しいけど逆光のススメ。

順光か逆光か斜光か。自転車に限らず光(自然光でもライティングでも)を制すものはカメラを制すわけですが、太陽光をどうやって取り込むかは難しいところです。一般的に逆光は嫌われる傾向があるそう(?)ですが、私は基本的には逆光(方向)を使う事が多いです。理由はいろいろあります。順光・斜光だと自転車の陰が背景に落ちる。強い光が順光・斜光でフレームに当たると、テカる(たとえば黒フレームでも黒く見えず白く見える)。そうなると、消去法で逆光になるわけですが、逆光は逆光で露出が難しいです。カメラにもダイナミックレンジ的な限界があり、太陽光ががっつり逆光で入るとまず手前の自転車は暗くてまともに写りません。ポートレートではスピードライトを炊いていわゆる日中シンクロをしますが、自転車にスピードライトを当てるのは、上記の順光反射と一緒でなかなかまともに撮れるとは思えませんし、そもそも太陽からの逆光をなんとかしないと写真自体がそっちに引っ張られて、自転車の写真になりません。

私の場合は、あくまで逆光にするのは背景光を確保するために逆光にし、写真の構図の中には太陽光が直接入らないにしています。灰色の背景で、太陽が逆光”方向”で入って、しかも太陽自体を構図から外すには、”仰角が低い早朝”であり、背景の壁が東向きにある必要があったりといろいろ大変です。

ここで逆光をお勧めするのはあくまで自転車を綺麗に撮るためであって、いろいろ試して貰えればと思います。

1個前の写真の場面を少し引いた場所で撮った写真。壁の上から逆光の光りが入ってきています。曇っていてわかりませんが、雲の向こうの太陽がいます。逆に晴れて太陽が直接入り込むと、この場面で自転車は真っ黒で写っていなかったでしょう。風景を入れずに自転車だけとるなら、少し曇りくらいのほうが太陽光が拡散してフラットな(均質な)環境光として入り込むので良い感じです。

違う日の快晴の逆光写真だと、

(写真右下に自転車があります)

太陽および(向こう岸の)舞浜の方の風景に適正露出なるように撮影すると、やはり自転車が逆光で全くわかりませんね。デジカメのダイナミックレンジが人間の目レベルに拡大すればこのような場面でも自転車までしっかり階調がくるのでしょうが、現在のデジカメではまず無理でしょう(HDRを使う方法もありますが、個人的にはあまり好みではないので)。しかしこのような場面でも、しゃがんで太陽光が直接カメラに入らないようにすれば、

このように、さきほどの強い逆光が綺麗な環境光として働いてくれます。逆光なので自転車の影も壁に落ちませんし。 ただ、これができるのは早朝に限るのがわかると思います。昼間だと太陽の仰角が高すぎて、今回のように壁で太陽を隠すことができないので。朝トレの特権ですね(笑)

では、昼間。太陽の仰角が高い場合は強い光が上からバイクに当たります。バイクの塗装にもよりますが、強い光が上から当たる場合は、バイクの黒が”黒く見えず”バイクが引き締まって見えません。たとえばこんな感じ・・・

私はこういう写真をブログで載せることはあまりありません。影が強く後ろの壁に落ちちゃっていますし、黒いフレームが光の反射で白っぽく見えるのがわかりますでしょうか(特につや消しフレームはよく分かりますね)。まぁこれはこれで良いのかもしれませんが、 基本的には避けています。これはそれなりに上から順光で当たっているのでこの程度ですが、もっと仰角が低い太陽から順光であたるとフレームは反射して真っ白になります。昼間の場合はこのような壁を使わず、背景がむしろ抜けている場面で撮って、絞りを開いて(F値を小さく)背景をぼかしてしまうのが良いかもしれませんね(そんなレンズを普段持って乗っていることなど少ないと思いますが)

次は斜光ですが、斜光も影が落ちるのは変わりませんが、バイク自体は立体感を出して撮影できるので使えるといえば使える光です。ポートレートなどを撮る際には、斜光にしてモデルさんの鼻の影を鼻横に落として立体感(掘りが深い)を狙うこともありますね。

斜光のあまり良い写真がないのですが、これは右から強く差し込んでいますね。影の方向をみれば分かると思います。なんとなく自転車が立体的に見える気がしますかね?斜光は影が斜めに落ちるので、その影がバイクと重なるように、斜めから撮るのも良いのですが、自分の影が今度写真の下側に落ちるんですよね。

また、逆光(の話に戻りますが)は盛大に光を入れ込んで、レンズフレアをわざと起こさせたり、ハレーションが起こった写真に敢えて狙っていくのも良いのかなと。先日のブログ記事”連日EOS Mテスト@晴海埠頭“の最初の写真も積極的に逆光に向かっていった写真ですが、エントリーレベルのレンズだとレンズフレアも盛大に発生し逆に好きな人もいるのではと。

とにかく光を制すものは写真(の大部分)を制すのでこればかりはいろいろ試してもらうしかありません。

(4)画角を考える。

たとえば画面一杯にバイクを一台だけ載せるならあまり関係ない気がするかもしれませんが、レンズを広角側と望遠側でそれぞれ画面一杯に自転車を載せる写真を撮ると、自転車の見え方に違いがでます。


EOS 5D Mark II + TS-E 24mm F3.5L II : つまり35mm換算で24mmの広角


EOS M + EF100 F2.8 Macro : つまり35mm換算で100 x 1.6 = 160mm相当の望遠

ハンドル周り(特にブルホーンのブレーキレバー部など)での違いが分かりますでしょうか?望遠の方が横一線に重なって見えます。画面一杯に自転車を入れているので、前者(広角)はかなり自転車に近づいています。後者(望遠)は、数m離れたところから撮っています。これによってハンドルの重なり具合が違うのが分かるかと思います。なので、焦点距離200mm以上あたりの望遠で撮れば、ドロップハンドルなども真横では、右・左のドロップ部がピッタリと重なってバイクのシルエットとしては綺麗になります。写真が綺麗なThe Bike Journalでは、プロが、大口径超望遠レンズで撮っていますので、凄くボケが綺麗なだけではなく、バイクシルエットも綺麗ですよね。

望遠にもデメリットはあります。やはり遠くから小さい部分を拡大しているのと同じですので、手ぶれに非常にシビアになります。慣習的な手持ち限界式というのが一眼レフの世界にはあるので、興味があればググってみてください。写真は、どんなに良い被写体でも手ぶれで台無しというのはよくあります。広角になればなるほど手ぶれに寛容ですので、ズームレンズを使う際には、上記のバイクシルエットのメリット、手ぶれのデメリットも考慮して検討する必要があります。望遠側にして、ISO感度を上げ、シャッター速度を稼げば、手ぶれに関しては一つの解決になりますが、個人的には屋外で撮っているのにISOを上げるのは避けているので、ISO400以下(実際には100しか使っていない)で手ぶれなく撮れる画角を選ぶべきだと思います。ちなみにデジタルズームなんて論外すぎてもってのほか。

(5)背景壁が使えないとき

あくまで自転車を撮る場合には、グレー系の背景壁が有効であることは述べましたが、光の方向などで壁が使えないことも多々あります。また、むしろ背景が海なり、山なりであればバイク+背景も綺麗にという場面があるでしょう。それはパンフォーカスで普通に撮ってもらえればよろし(手抜き)

この記事はあくまで”自転車写真の撮り方”ですので、とりあえず被写界深度を浅くして背景をぼかして、背景の”うるささ”を軽減するのも一つの手です。しかし、総じて大口径レンズが必要ですのでそれを持ってスポーツバイクに乗っている姿も想像できないので、なかなか実現が難しい写真ではあります。The Bike Journalには多い写真ですね。あのサイトの写真達はかなり良い機材を使っているので、いつか撮影している状況を客観的にわかる写真なども掲載してもらいたいですね。え?こんなデカイレンズでこの1枚を撮っているの?と思うかと思います。


EOS 5D Mark II + EF24-70 F2.8L USM : 70mm側F2.8(開放)撮影

バックパックに積んで持って行けるレンズなんぞこのセットくらいが限界で(笑)それほど強烈なボケが発生できていませんが、”うるさい”(=ごちゃごちゃしている)背景に70mmの望遠側で開放(F=2.8)で撮影した様子。背景壁が使えない場合は、こんな感じでそれなりにぼかして撮影するのも一つの手ですね。300mm F2.8, 400mm F2.8あたりで撮れば、この場面でも後ろに何が写っているか分からないくらいにボケます。しかし、10g単位で軽量化しているスポーツバイクに5kgを越えるレンズを背負っていけるかは難しい問題です(笑


EOS M + EF100 F2.8 Macro USM : F2.8(開放)撮り

背景を手っ取り早くぼかすならマクロレンズを使う事ですが、まぁ屋外に持ち出すレンズではあまりないですね。

また、壁を使わない場合、バイクを何らかの形で立てなければなりません。The Bike Journalなどでは拡大してよく見てみるとアクリルの透明な棒を、BB/裏側のクランクあたりに差し込んでバランスを撮らせているようです。私はヘルメットで立てる場合もありますが、これはよく倒れるのでカーボンバイクではあまりお勧めできません(笑) とくに風の強い日は注意。Topeakのフラッシュスタンドみたいな製品もあるようですが、これを持ち歩くのも悩ましいですよね。段差を上手く使うなど工夫がいるところです。くれぐれも自転車を倒さないように・・。


ヘルメットスタンドの図。非常に不安定で、特にディープリムを履いていると風にめっぽう弱く。確かこの撮影の直後に倒れてエルゴパワーのカーボンレバーに傷が付いたような・・(笑
*この写真はホイールが前後ずれていますが、やはり落ち着かないですね。前後揃えた方が見栄えは良さそうです。あと、拡大して見れば分かるようにこの写真は手ぶれを起こしています。つまり残念な写真の例。

(6)基本を抑える。

ここではちょいと息抜きで、綺麗に撮影するための基本をちゃんと行っているかの確認。多くの自転車ブログがありますが、正直カメラ性能のポテンシャルが引き出せていない写真をみかけます。(5)節までは割とちゃんとしたカメラ+レンズを使うことが前提の話になっていますが、携帯カメラでも、コンデジでも綺麗に撮る”基本”は重要です。

基本A)レンズ曇ってない? : ブログを拝見すると結構多いかなと。携帯なりコンデジをジャージのポケットにそのまま突っ込んで、それを素手で取り出すときにレンズを指でべっとり触っている or 汗で少し濡れて曇っているなど。そんな理由でレンズがクリーンで乾いていない状態で撮っていると思われる写真をよく見かけます。レンズペーパーなど無いでしょうから、少なくとも何か上手い方法でレンズ表面は綺麗にしましょう。(iphoneなんかは、ジャージの綺麗な部分で拭けばいいと思うけど、そういうことはあまり書かないようにします)

基本B)ピントの合わせ方を理解してる? : 明らかに快晴と思われる天候なのにピンぼけしている写真を見かけます。快晴であれば多少手ぶれしてもシャッター速度が速いのでブレは起こりません。つまりそもそもピントが合っていないのでは?(=合わせ方を知らないのでは?)と思います。スマホならクリックしたところにピントが合うなり、半押しして合わせるなりちゃんとピントを合わせて、そこからずらさないで撮影したいものです。半押ししてピントを合わせてカメラを動かすのはあまりお勧めしません。AFポイントをちゃんと動かしてピントを合わせましょう。

基本C)カメラ・レンズの特性を理解する。操作を覚えることはもちろん、レンズの特性を掴んでおくと良いです。これは一眼レフの交換レンズを使う場合ですが、各社MTFを公開しているので、そのレンズはズームレンズなら画角がどのくらいで画質が良いのか、F値がどのくらいで最高画質になるのかなどを知っておくと良いと思います。EOS Mをここ連日いろいろ試しているのも、MTFを把握した上で、実際にF値を替えて撮影し画質がそれなりに安定するのを調べていました。せっかくですから、カメラ・レンズが持っている最大の画質のポテンシャルをできるだけ引き出してあげたいものです。いわずもがなですが、絞りすぎには注意です。ディジタルですとF8が限度ですかね。

基本D) フレーミングを最低限気に掛ける : やはり人間は水平が出ている・対称であるみたいな幾何学的な美しさを無意識に感じています。なので写真を撮る際に水平が出ているか(壁などの筋とカメラのグリッドをちゃんと揃える)、そもそもバイクが壁に対して平行に置かれているかなど、簡単に気をつけられるフレーミングは意識しましょう。

基本E)・・・上で書いた、グレーの背景に自転車を置いて、カメラの自動露出を失敗させない工夫や、光の方向を少し考えるだけで、随分違いがでると思います。


iPhone4sによる撮影。iPhone4sは露出補正はできず、まさに押すだけカメラですが、グレーの背景を使えばそれなりに写ります。

(7)ブログに載せる際の縮小について。

(この内容は重要でありながら、Retinaディスプレイみたいな高密度ディスプレイが始まっているので数年後この通りかはわかりませんが、現状の環境での手法です。)

現在のカメラはディジタル一眼レフはもちろん、コンデジでもかなりの高画素化が進んでいます。一方でブログで記事内に載せる写真は、横600~800px程度が一般的かなと思います。そうなるとおそらく撮影した画像から1/4程度まで縮小する必要があります。もちろん大きいまま貼っておいて、ブラウザ側の縮小に任せるのも手です。しかしブラウザの縮小は画素の”間引き”であり、その方法の画像縮小は、せっかく綺麗に撮れている写真も”ネムく”なります。私のブログでは、記事内の写真は全て横800pxに縮小していますが、その際に必ず”アンシャープマスク”をかけています。写真のディジタル的な加工になるので賛否両論があるかもしれませんが、実際問題として、縮小した際にアンシャープマスクをかけるのは定石です。Photoshopまたは、Photoshop Elementsをお持ちであれば、ブログに掲載するサイズに縮小の際にアンシャープマスクを適量かければ、きっちり締まった写真になると思います。


G1 x + DPP現像→Photoshop転送→横800px縮小→アンシャープマスク(量33%, 半径1px, しきい値0レベル)適用


上記のアンシャープマスクが”掛かっていない”状態。

若干後者が”ネム”いのがわかりますかね。CanonのRAW撮影可能カメラ(EOSやPowerShot上位機種)なら、Digital Photo Professional (DPP)が付属しているかと思いますが、DPPもいつからかアンシャープマスク機能が追加されているはずです。お試しくだされ。私はどうも使いにくく現像だけDPPで、リタッチ(縮小+アンシャープマスクなど)はPhotoshopに渡してしまいます。

*先ほどのRetinaなどの高密度ディスプレイの話ですが、高密度ディスプレイが一般化すれば、デカイ画素のまま縮小せずに貼っておいて、ディスプレイ側で詰めて(いわゆる間引き縮小ではなく、その画素の分だけ高精細に解像する)表示すれば相当綺麗になる可能性があります。その場合、せっかく高解像度で撮ったのを上記の解説の様に800pxに縮小するとむしろ高精細のドットを使い切れずもったいないことになります。これが懸念されるため、この縮小の話は”現時点”での話と書きました。

(7)RAW現像処理で何をすべきか。

これこそ正解があるわけではないので、各人自由にすれば良いかと思いますが、私が普段やっていることを簡単に紹介。現在は、Canonのカメラしか使っていませんので、現像はDPPしか使っていません。PhotoshopのCamera RAWを使っていることがありましたが、新カメラが出るとCamera RAWの対応機種の為だけにPhotoshopをバージョンアップしなければならず、金が掛かって仕方がないし、そもそもDPPは非常に優秀な現像ソフトなので全く不満はありません。Lightroomも良いらしいですが、私はどうもあのインターフェイスは慣れませんでした。

7A) 露出調整 : 基本的にハイライトが飛ばないように普段から-2/3EVあたりのマイナス補正を掛けて撮影しているので撮影したままの写真は暗めに写っています。ヒストグラムを見ながらハイライトが飛ばない程度に上げています。-2/3EVで撮っているので、+2/3EVほど上げる事が多いですが、その辺は臨機応変に。

7B) ホワイトバランス : ちゃんと追い込むべし。とはいえ最近のカメラはAWB(Auto White Balance)がかなり良くなりましたね。

7C) “RGB”タブの彩度は10%くらい上げることがあるかなぁ。これはいわゆるディジタル的なリタッチなので、インチキという人も居ますな(笑)

以上で現像(DPP)は終わり。この状態でPhotoshopに転送。縮小+アンシャープマスク。

基本的には露出調整とホワイトバランス(+たまに彩度調整)の処理程度です。コントラストなどは、そもそもレンズ屋の魂なのでディジタル後処理では基本的にいじっていません。
今回はRAWファイルを以下にアップしました。上記(4)画角を考えるでの広角側の写真の元RAWデータをちょいと公開。EOS 5D MarkIIのRAW(.CR2)データ。28MBytes。DPPでの調整を保存してある状態。

https://bike.spacewalker.jp/wp-content/uploads/2012/10/IMG_4350.CR2
(ダウンロードする場合は、クリックしないでリンク先を保存したほうが良いと思われ)

先述のとおり-2/3EV程度暗めに撮影し、DPPで0.83EV上げています。ホワイトバランス調整なし、DPPの”RGB”タブで彩度を100 -> 112に上げて、Photoshopに渡しています。その後縮小してアンシャープマスクをすれば、上のJPEG画像ができあがる。

(おまけ:露出補正について) -2/3EV程度下げて、DPPで2/3EV程度上げるなら最初から+/-0EVの露出補正なしで撮影すれば良いじゃないかと言われればその通りです。一方でこれは自転車に限らず多くの場面の写真を撮っていれば分かることですが、とにかくハイライトを飛ばさないことというのは重要です。グレーの背景+黒のバイクだと、+/-0EVで撮影する場合、たとえば”TREK”の文字が白で、フレームは黒のバイクだと、この”TREK”の白文字はハイライト側に飛んでしまって階調がなくなってしまうことがあります。カメラの設定で撮影後プレビューにハイライトで飛んでしまったらその部分を点滅する機能があるのでそれを設定するなり、撮影後のプレビューでヒストグラムを出して、画面でハイライト側(右端)に飛んでいるかどうかを把握すると良いかと思います。ハイライト側にギリギリ階調を残すという目的で、少しマイナス側に補正することが多く、(大概)-2/3EVマイナス補正というのは、これに起因するものです。-2/3EVしてしまうことは、シャドウ側に-2/3EV分だけダイナミックレンジを失うということになりますが、まぁそれはある程度妥協で(モノクロ写真なら最も暗いシャドウ側の階調を失うのは痛いかと思いますが)。またマイナス補正することでシャッター速度が上がり、手振れを軽減できる効果もあります。RAW現像必須ではありますが、白が多いと思われるバイクのロゴがハイライトで飛んで、その輪郭がもやもやした写真になるよりは、白の部分でもギリギリ階調が残るように工夫すべきだとは思います。よって、その場によっては-1EV下げて撮っておいて、DPPで、ハイライトが飛ぶ直前の+2/3EVで現像みたいなことはDPPのヒストグラムを見ながら臨機応変にやっています。また、あくまで-2/3EVなどは一例で被写体によって調整が必要です。過剰にマイナス補正しすぎて、シャドウ側のダイナミックレンジ過剰に失わないようにご注意ください。また、白い壁で白いバイクを撮る場合は、むしろ撮影時に+側に露出補正しておかないと、画面全体でシャドウ側に飛びすぎてしまうので、やはり撮影後プレビューにヒストグラムを出して、大方の階調がカメラのダイナミックレンジ内に収まっている位は瞬間的に確認しましょう。

(8)まとめ

あくまで私が普段やっていることを、ダラダラ殴り書きしましたが、所詮これは一例であり、もっと上手い人の手法も参考にご自身の撮り方を確立してもらえればと思います。途中で(6)基本を抑えることを言及しましたが、やはりこれが重要で、手ぶれなく、レンズを綺麗にして、ピントを合わせるという極基本を確実に実行するだけでも、随分写真が良くなると思います。そこに、一眼レフ・ミラーレスなら意図的に調整を、調整が全くできないコンパクトなカメラだったら、カメラのあらゆる”自動”機能が迷わない(失敗しない)ように被写体・環境(光など)を用意してあげるのがコツです。

皆様の愛車が少しでも綺麗に撮れるよう、参考になれば幸いです。何か質問がございましたらお気軽にどうぞ。

また、都内の若洲・お台場あたりに早朝に来られる方がいらっしゃいましたら、カメラやバイクなどをお持ちいただければ直接何か解説することもできるかと思います。その場合もご連絡ください。

Garmin Fenix その後の雑感。

Garmin Fenixを2週間ほど使ってみました。

参考前記事:Garmin fenix : GPS”常用”腕時計。

2週間使っての雑感。

1)日常生活の腕時計としては、全く問題ありません。GPSをOnにしたタイミングで極めて正確に時計が合うため、1秒としてずれることがなく、現時点で最高精度の腕時計であることは間違いありません。曜日、日付も常に出ているので”今日何日だっけ?何曜日だっけ?”の確認も問題なくオフィスでも活躍です。機能面重視の時計としてみた場合、バッテリーの持ちも含め良い時計だと思われます。

2)ベルトがしょぼい。各種スポーツやトレイルなどを想定しているため、ベルトは防水を考慮し、樹脂で安っぽく、交換可能なもの。ここに高級感を求めてはいませんが、あまり良い物ではございません。他のGarmin腕時計はみんなそうだけど。質感は910xtのベルトに近い柔らかいもの。

3)操作系: Forerunner 610にあった非常に反応が悪いタッチパネルは排除され、ボタンをベースに操作。動きは機敏でストレスはなく、操作に関して不満はないかなと。

4)大きさ:そもそも大きい時計に違和感を感じないため問題はありませんが、Forerunnerシリーズと比べると特に厚みに関して大きいので、気になる人は気になるかもしれない。

5)GPS精度。まあ、そこそこ。特別問題もなし。

6)とにかく衛星の初期捕捉が遅い。しばらくGPSをOnにしないと衛星の軌道情報が古いため初期捕捉が遅い場合があるのはGPSとしては常識。問題はそれではなく、前日使ったような状態であってもGPS On(Start)してから、初期捕捉完了するまでの時間が、他のForerrunnerシリーズなどと比べても明らかに遅い。これは、普段の徒歩、自転車など全ての移動を記録している私からすればかなりストレスフル。参考までに、前日GPSをOnにして軌道情報はほぼ最新である前提で、空も開けた場所で、初期捕捉が完了するのに最低90秒、遅いときは4~5分掛かることがあります。これはファームウェアで何とか改善してもらいたいです。(コツとしては、中途半端に空の視界が狭いところでOnにするのは良くないようで、開けたところでOnする方が捕捉完了が早い傾向です。この傾向は他のgarmin製品にも言えますが)

写真の通り、本日の出勤には、Forerunner 405CX, Forerunner 610, 910XT, Fenixの4つを左右2つの腕に付けて出勤しましたが、初期捕捉完了のスピードは

(早)Forerunner 610, 910XT, 405CX, Fenix(遅)の順番でした。しかも、Fenix以外は久しぶりなので衛星の軌道情報は古い状態からの捕捉なので、Fenixが如何に遅いかわかります。610に関しては圧倒的で、おそらく30~45秒程度で捕捉完了。これは素晴らしい。

7) Power2MaxのパワーメータとANT+経由で接続できない。

今回の雑感(というより最近思うこと)

・Fenixのバッテリーの持ちはすばらしい。腕時計としても機能十分で使える。しかし初期捕捉が遅いのが難。これはファームウェアで改善するのかわかりませんが、少し気になるところ。2分弱までば良いだけの話だけど。

・610はタッチパネルの操作は酷いのですが、初期捕捉の早さ、無線経由でのアクティビティのアップロード、小型化など含めて、ペース表示も問題なく、良い時計だなと思いました。Fenix発売後でも610を買う価値は十分にあると思います。携帯と一緒で毎日帰宅時に充電すれば良い話なのでバッテリーの持ちはそれほど気にしなくて良い気がします。910xtにあるようなペースラップがおかしい(なかなか改善されない)問題もありませんし、フルマラソンくらいで使う人なら、普段使いも含め610が現状良いのかもしれませんね。持っていて損はないと思います。

・要するに910xt, 610, Fenixは用途が違う腕時計なので用途に合った物を選びましょう。

・私の405CXはバッテリーフル充電で5分後に画面が真っ白で終了。610も2時間程度でバッテリー枯渇な状態です。その為にFenixに移行したわけですが、少なくとも610は用途によっては使えそうなので、Garminにバッテリー交換ができないか問い合わせてみます。交換実績がございましたら教えてください。

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2012/11/02 追記:別記事を公開。Garmin Fenixの新ファームウェア(v2.9)が公開とその他。