カテゴリー別アーカイブ: 農業

2013年正月。実家での母親の茶道具での茶の湯。

あけましておめでとうございます。今年も今までどおり、食わず嫌いにならずあらゆる分野に興味深く関心を持ち、広くアンテナを張って過ごしてゆきたいと思います。今年もよろしくお願いします。

20130101_mi_hutaoki1

年賀状””写真。蓋置が干支になっているのに加えて、柄杓と蓋置の影で”琵琶”を表現したかったのですが、どうもうまくいかず。これでは瓢箪に見えますよね。瓢箪でも縁起が良いので良いかなと思いましたが、やはり蛇+琵琶にしたかったので、年賀状は巳だけの違う構図の写真にしました。

さて、年末に実家の長野に帰省致しました。ウクライナで既に極寒を経験しているからか、毎年新幹線を降りる時に感じる”つーんとする寒さ”を感じず。両親に言わせればこの2,3日暖かいと言っていましたが。

さて、母親は20代の頃に少し裏千家で稽古をしていた事があるとのことでした。通っている内にお腹が大きくなってきて(兄)、やめてしまったそうですが、将来また稽古を再開するということで、先生に頼んで茶道具一式を揃えたそうです。その茶道具を使って実家で薄茶を点ててみることにしました。そういえば大学で上京するまでの18年間床の間に風炉釜(当時は風炉という言葉も知りませんでしたが)が飾ってあって完全に風景と化していましたが、今回その風炉釜が40年ぶりに再稼働させました(つまり、結局母親は稽古を再開しなかった)

20121231_chanoyu2

さて、40年ぶりなので内部が埃っぽいのと、風炉の灰を少し減らすために外に持ってきていろいろ掃除。風炉に灰が入っていたってことは少し使ったのかな?と母親に質問するも、まったく記憶がないとのこと。そこらじゅう拭いて、釜の部分は何度も水で流して清掃。炭での風炉点前なんぞ、なかなか練習できないので良いきっかけとなりました。

20121231_chanoyu3

”炭”自体は、当時買ってあったものがそのまま残っており良質な炭が大量にありました。ガスコンロで火をつけて、炭を配置。何度か試行錯誤を繰り返すことで火力や加減などがわかってきました。そもそも、農家の出身なので昔から野焼や山焼で炭はよく扱ってきました。この綺麗な炭がなくなっても、実家には炭がたくさんあるので扱いなどは大丈夫そうです(東京でやるには少し考慮が必要ですが)。あと炭が定期的に火花を飛ばしますが、そのために風炉の前にガード(名前がわからん)があるのも経験的に分かりました。東京の自宅で使っている電気式の風炉釜も見た目をそろえるために前にガードがありますが、これも実際に炭を使って火花が四方八方に飛ぶのを見ると見方が変わりますね。

20130101_chanoyu1

先日のブログで紹介したように、風炉先屏風を東京の家で購入頂きましたが、実家には無いようで、写真のように奥に父親の碁盤が写ってしまっています(笑)。風炉先重要ですね。また長野県ですので、やはり畳は江戸間。いつもより狭くて少し感覚が違いました。

さて両親、兄夫婦、姉夫婦に下手な点前ではありますが、薄茶を点てました。あと兄夫婦の甥っ子たちにも。彼らは走り回っていましたが(笑)。やはり炭の風炉は見た目貫禄あって良いですね。火力のコントロールは止められないので難しいのですが、水差しで調整するなどだいぶ慣れてきました。それにしてもこの風炉釜が沸騰温度近くになったときに”鳴き”は本当に良い音です。水を差すとまたすっと収まるのも良い音ですし。

さて、建水が抹茶色なのは理由がありまして後述。

20121231_chanoyu4

新幹線で上田駅に帰ってきた時、迎えに来てくれた母親に”お菓子屋さんないの?お茶の前に食べる主菓子を買いたい”と聞いたところ、家にお菓子があるよとのこと。そこで出てきたのが写真の主菓子。見た目はちょいと悪いですが、実家でとれたサツマイモと小豆(あんこ)で作った母親手作りのお菓子。とても素敵でした。東京ではそれこそ一個数百円もする主菓子を御菓子司から買ったりするのが当たり前でしたが、こうやって実家の自家製でさっと出されると、東京の生活をちょっと考えてしまいますね。これには少し感動しました。母親からすれば(正月だし)あんこもいくらでもあるのに、お菓子位さっと・・という感覚の様でしたが、”わび茶”なりいろいろ歴史を調べているにも関わらず、なんでも買って揃えている感覚が少しずれているなと。

20130101_chanoyu2

今回の抹茶は、(記事の公開が遅れていますが)先日行ってきた京都の醍醐寺で買ってきた金粉入りの抹茶。醍醐寺ですから、秀吉がモーレツに豪華な茶会を開いた記録が残っています。それに合わせて、金粉入りの抹茶が売っていました。正月にはちょうど良いかなと思ってその抹茶で点てました。写真で金粉見えるかな?

さて、金粉はめでたいので良いのですが、どうもこの抹茶があまりおいしくない・・・・・。いろいろ抹茶の量や、別に買ってきた一保堂茶舗の抹茶と比べてもやはり味が劣る・・・。一連の点前の後にいろいろ試行錯誤して抹茶を捨てたりしていたので前の写真の建水が緑になっているのでした。結果的にはやはり観光地で売っていた抹茶で金箔のみが売りの抹茶という結論になりそうですが、その前に釜の白湯の味が良くない。姉夫婦が昼に実家に来て、私は待せまいと、ガスの瞬間湯沸かし器で中途半端に温めたお湯を釜で加熱したのですが、やはりお茶に限らず経験的に瞬間湯沸かし器のお湯ってまずいですよね。その白湯のまずさが直接お茶にも出てしまっていました。感覚的にはそう思っていたのですが、今回金粉の不味の抹茶で”おかしいなー”と思った為にいろいろ試行錯誤をして、この白湯の味にも気が付きました。やはり水を一気に釜で沸かしたほうが白湯の味が良いですね。プラセボかな?(笑)

そういえば、帛紗さばきで”ちりうち”をしたところ、母親も稽古でちりうちをしたとのこと。そして茶道具と伴に出てきた教則本に”表千家”と。というわけで母親も表千家でした(笑)勘違いしていたようですが、40年前ですからそんなものかなと。私は一緒に稽古に行っているお友達以外表千家の方を見たことがないので、珍しいなと。

まだまだお点前が下手すぎて話にならないのですが、家族に薄茶を点てられたのはとても良い経験とお稽古になりました。特に炭を扱えたのが大きかったですし、先述の自家製菓子や、白湯の味などいろいろ学ぶことは多く楽しい”茶の湯”の帰省になりました。茶杓作りに挑戦しようと実家の山の畑から竹を持って帰ろうとしましたが、細い竹しかなくどうも作れそうにありませんでした。またそれは別途考えます。あと、先日、記事を書いた上田紬の反物も見てきました(参考:地元の伝統工芸”上田紬”と”真田紐”)。男性の反物は数が少なかったのですが、女性物の反物はかわいいものが多く素敵でした。いずれ上田紬の着物もほしいなと(聞くと、東京よりも仕立て代が安いみたいですし)

****************

さて・・。正月なので、ウチの檀家のお寺さんと、近くの神社に初詣に行ってきました。

20130101_chanoyu3

お世話になっているお寺の観音堂。激傾斜の石の階段が右側に。昔、この階段上るの怖かったなぁと思い出しました。ちなみに観音堂は年々傾いているそうです。怖い・・・。

天気も良く、茶の湯も楽しみ、兄弟の甥っ子・姪っ子にも会えた良い正月となりました。

 

 

******* 2013/01/02 追記 *************

さて、1月2日の午後に上京予定だったのですが、早朝に朝ランニングして、出発までにまた薄茶を点てました。

20130101_chanoyu4

そもそも表千家のお点前は、薄茶を点てるのにこれ以上省略できないところまで最適化されている訳ですが、今回また一つ良い経験がありました。湯を茶碗に入れ、茶筅通しをする訳ですが、四〇年間使われていなかった茶筅だからでしょうか?、この三日の点前で茶筅の先の一本がポキッと割れました(茶筅通しの時に)。茶筅通しは、茶筅の先の痛みを確認する意味があるのですが、こうやって古い道具で実際に茶筅から先が折れるとこの茶筅通しを省略せずにお点前に残っている理由が分かりますね。茶碗に1cm程度の竹片が入ったのはわかったのですが、そのまま点前をしたところ、茶巾で茶碗を拭く時点で回収できました。これが抹茶に入ってしまったら客の口に入ってしまう可能性がありますものね(もちろん水屋で仕組む時点で確認する必要があるとは思いますが)。やはりいろいろな環境で点前をするといろいろ経験することができますね。

茶道のお稽古(五回目)と サツマイモ掘りのお手伝い。


(家での練習中の写真です)

今日は茶道のお稽古の第五回目に行ってきました。季節的には炉の季節ですが、私は風炉でのお稽古。今日も基本的な薄茶のお点前を通して教えて頂きました。やはり各部忘れてしまっていて、先生に各所作ごとに教えて頂きながらのお稽古。今回は通しの点前を二回お稽古させて頂きました。まだ流れを覚える事に精一杯で、一つ一つの所作に美しさを・・・なんて考える状況ではないので、まず基本的な流れを自然にできるように繰り返し練習しようと思います。特に柄杓の扱いを綺麗になりたいです。一緒にお稽古を受けているお二人のお点前を見ることはとても勉強になり、覚える事が多くて記憶が脳の中でくるくるしているのを、整理(定着)するにもよいですね。また、コツなども見えたり。

まだまだ足が痛いのですが、この痛みの回復っぷりもだんだん短くなり慣れてきました。果たして、どんなに超時間座っていても足が痺れなくなるのでしょうか。その進化(?)も楽しみです。今月は、先生のご予定の関係で一回しかお稽古がないので、家でしっかりと練習をしたいと思います。最安物ですが茶道具も揃ってきました。

さて、お稽古の後に、先生がさつまいも掘りをするというので手伝ってきました。さつまいも掘りは実家で毎年やっていましたが、もう上京して16年。久しぶりでした。長野の実家とはさつまいもの植え方が違っていて、抜く際の一回目に生えている方向に焦りましたが、こういう植え方もあるのねと学習。近所(?)の子供達も一緒にわいわい芋掘りでした。収穫した、サツマイモ、大根、ネギも少し分けて頂きました。早速明日の朝のお味噌汁に入れて頂こうと思います。


頂いた大根とネギ。主役のさつまいもは、あまり良い写真が無かった・・・(苦笑

とにかく教えて頂いたことを今日のウチに忘れないように復習しておかないと。少し稽古が空いてしまうのが心配になってきました。

******

2012/11/05 追記:翌朝の味噌汁になりました。味噌は実家の自家製味噌。サツマイモは中に沈んで写っていませんが(苦笑

福島県ドライブ(浄土平~昭和の森~鞍手茶屋)

震災後行きまくっている福島県ですが、自転車ではなくレンタカーでドライブしてきました。
福島駅まで新幹線で、福島駅からレンタカーを借りてスタート。

福島駅→磐梯吾妻スカイライン→浄土平→吾妻小富士(ちょいと登山)→昭和の森→鞍手茶屋→郡山駅

レンタカーの返しは、郡山駅で。そこからまた新幹線で帰ってきました。

ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=1529a9c8d5b084b47eae386a37286715

普段自転車で登っている磐梯吾妻スカイラインを車で上っていくのは新鮮でした。
車で上っていても結構な急坂であることは分かりました。が、スピードメーターを見ると12%越えの区間でも余裕40km/hとか・・。エンジン(プリウスだけど)は偉大です(笑)


福島市は晴れていたのですが、遙か先に見える浄土平付近の山側には雲が・・。実際に登っていく際に少し雨が来たり・・。
心配でしたが、浄土平に着いた頃は大方雲は減っていました。(というより山の天気なのでどんどん変化していた)
今まで何度も登りたかったのですが、ロードシューズの為にあきらめていた吾妻小富士に登ることにしました。
とりあえず、観光客はみんな登っています。この木の階段が実に上りにくい。


吾妻小富士の中のすり鉢。
うーむ。G1 Xの広角側ではここまでしか引けずその壮大さが全然伝わらないのですが、結構凄かったです。まさに火山といった感じ。
是非登ってみてください。


上から見た浄土平の駐車場+レストハウスなど。右上の標高が高い山は、東吾妻山と言うらしいです。途中から火山ガスが吹き出しています。

浄土平でランチをとって、次は”昭和の森”へ。車で1時間くらい。


昭和の森は、昭和天皇さんをお迎えして2万人規模で赤松を植林した公園です。

参考サイト:http://www.inawashiro.or.jp/institution/showa/


猪苗代湖も見えて凄く綺麗な公園でした。全く人もおらず・・・。東京でこの規模の綺麗な公園があればBBQでごった返しでしょうね。

この公園までのアプローチする道が実に良い傾斜があり、自転車で訪れても良いかもしれません。

少し散歩して出発。最後夕飯を取る予定の”鞍手茶屋”へ。


茅葺き屋根が目印の鞍手茶屋。入り口も良い感じ。

サイト:http://www2.ocn.ne.jp/~kurate19/


注文したもの。けんちんうどんセット(けんちんうどん、とろろ飯、餅(5種類から選べる))。1330円。素敵でした。
おばちゃん達がやっていましたが、ああいうおばちゃんがやっているお店で外れがあるとは思えないです。東京でこのお店があればと考えてしまいますね。場代で値段が上がっちゃうのも悲しいですが・・。

というわけで、福島ドライブはとても良い感じでした。自転車以外でも是非この地域に足をお運びください。県外ナンバーもポツポツ見かけましたが、まだまだ少ない様子でした(震災前を知らないのですが・・)