カテゴリー別アーカイブ: 星レベルで考え,人類として行動する

2015/09/28 Supermoonと月までの距離インチキ計測

2015/09/28は満月であり、また地球・月間の距離が近くスーパームーンと呼ばれます(最近になってこういう呼び方が)

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Canon EOS-M3 + EF70-200mm F2.8L IS USM + x2 Extender : RegiStax6 (4枚合成)。
f=200mm x2 = 400mm, RAW ISO 100にも関わらずノイジーです。かなりシャープをかけています。RegiStaxのコンポジット合成の威力は発揮できず。

さて、この200mmでx2テレコン状態で今度は道路の`止まれ`文字の撮影。

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20.51m離れた場所から59.5cmの`止`の文字を撮影した場合にピクセル間距離は3044px。
昨日は満月なので満月撮影時の写真から赤道直径をピクセル間距離で求める。赤道直径をインチキだけどWikipediaから3471.3kmという値を使えば、撮影地点から月の距離が求まる。結果354662km。
9/28は956900kmまで接近するという記事があったので妙に正確に出てしまった。記事の距離はおそらく地球中心からの距離だろうし(撮影は北緯35度の東京)、しかも南中時に撮影していないのでたまたま。

よく使う200mm x2 = 400mmの画角とピクセル間の比を求めたのは今後いろいろ使えそうです。とりあえずスカイツリーの高さから距離を求めてみようかな。

おまけの動画。

(祝)東京オリンピック・パラリンピック2020。そして東京および日本がこの7年間でやるべきことを考える。

2020年のオリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決定しました。この決定までに相当な労力があったと思いますし、プレゼンに登壇された方、後ろで支えた方達含め、本当にお疲れ様でしたと申し上げたいです。本当に選ばれて良かったです。

さて、7年後の開催に向けてまさにこれからというわけですが、ある意味インフラが充実している東京ですと、無難な開催であれば、普通にやっていれば実現可能だとは思います。しかし、2020年のオリンピック・パラリンピックその時だけ良ければOKみたいな方針にするのはあまりにももったいないと思います。やはり、この機会をきっかけにこれからの東京、日本、そして世界へ発信する都市デザイン・日本技術・文化のモデルケースになり得る開催にすべきかなと思っています。

これからの7年間、時間にしては短すぎず、長すぎずの良い期間だと思うので、こんなのが実現できたら面白いかなというのを考えてみようと思います。面白いかなではなく、”やる”と思わないと何も実現しないですね。

●`omotenashi`ではなく、`おもてなし`の再考。

今回のプレゼンでも使われた`おもてなし`という言葉。同じく世界でも(国連などでも)使われているらしい`mottainai`(もったいない)などの言葉。日本の言葉を横文字で表現するのは良いのですが、その`おもてなし`というのを日本人は知った気になっているのではないかなと。かく言う私も例外ではなく、茶の湯の世界に触れ、何となく日本の文化を知った気になっていた自分に気が付きました。横文字になったイマイチよく分からない`omotenashi`ではなく、本質的に日本的に美しいおもてなしができるように。それはきっとド派手な演出ではないはずです。

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●日本の伝統文化のまず我々の認知と事業維持

(これは言われなくてもやるかとおもうのですが、)おそらく開会式は着物でしょうし、和太鼓なり祭のテイストで行われるでしょう。そういう演出プロデューサーが、一部の有名な日本の文化を採用して外国に見せるのではなく、この機に我々日本人がちゃんと日本の多くの文化を勉強し認知し、良い物を見極める目(+五感)を育て、その文化(事業)を維持するにはどうすれば良いか考えたいものです。ユニクロのような安価大量消費・捨て文化の一部をちゃんと見直せるように。もちろん、それは日本食文化も含めて。
茶の湯を初めてから国内様々なところに訪ねていますが、そこで感じるのはとても良い文化があっても、それをうまく表現することに苦心しており、結果後継者も育たず困っている場面に出会します。東京にはピンからキリまでコンサルと呼ばれる職業の方が実に沢山いるようです。その一部の方達には自分の事業を3年間休んで地方に飛んでその能力を活かしてこの問題に取り組んで欲しいと思います。都内の狭いところで、例えば一つのITシステムを導入させるのに優秀な連中が切磋琢磨して凌ぎ合っているより、ごっそりその頭の使い先をシフトさせてもらいたいです。国の支援・法律などで、彼らにそういう時間を作らせることができないでしょうか。とはいえ、東京で使っているような何でもロジカルに考えすぎると、また掴みにくいのが日本文化なのですが(笑)。いろいろな物を手に持って見てみないと分からない(写真では伝わらない)世界があることを知って欲しいですね。漆・塗の文化なんて角度があるので写真ではその素晴らしさが伝わりません。

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●電力システムの見直し

今回の招致運動でも毎度質問されていましたが、3.11の福島第一原発の処理は難しい問題です。少なくとも3.11から2020年までの約10年で原発を収拾させるのは絶対目標に掲げたいですね。まだまだ第一原発の建屋はテントが掛けられたままで中は手つかずです。あまりの高線量に人が近づけませんから、作業は困難を極めますが、山側からどんどん水が流入していて、最近の漏れも含め、ゆっくりやっているわけにはいきません。2020年をリミットと位置づけて何とか収拾させ、もし事故が起こった場合にどのような構造になっていると収拾させやすいのかなど、設計にまでフィードバックできるようにしてもらいたいですね。世界にある既設・新設原発に向けて少しの修正で改善できるかもしれません。

また、この会場・施設・運営には、直流ネットワークに挑戦してもらいたいです。電力の地産地消とでもいうのでしょうか、電力を遠くから送電するのは無駄が多すぎてもったいないです。風力、太陽電池などのローカルで発電でき、それを一度交流に変換してまた熱にする様な無駄な熱・電気変換を最小にする電力マイクロネットワークを一地域でも実現させて世界に発信してほしいです。すくなくとも晴海・有明・お台場地域はそういう特区にしても良いと思うんですけどね。

2009年の古い記事ですけど、昔このブログでも書いています。
参考:人類として最も進化した”住み方”を考える。完全自家発電自給自足ハウスモデルの提案。

また電力に関わりますが、ボストンの町並みが綺麗なのは一時あった電線を全て地下に埋めたからだと思っています。電線が飛び交って、窓から白シャツとパンツが干してあるのもアジアっぽいですが、そのあたりは脱却して、ちゃんと電線を地下に埋めて欲しいです。毎年2~3月の予算使い切りで綺麗な道路を無駄に掘り起こすのであれば、予算使い切りは全て電線の地中埋めに使うみたいな流れになれば良いのですが。

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●首都圏交通ネットワーク+スマート避難システムの構築

東京の交通網は正に網の目です。網ですから、どこにでも行き渡っている様に見えて、それが各種利権の縦割りでそれが有機的に結合できていません。機械的に編み目になっているだけです。東京メトロと都営地下鉄の`馬鹿の壁`がやっと撤廃される様ですが、JRも含め東京の駅を三次元的に見てもっと最適な接続を再検討していただきたいです。パラリンピックも開かれるのでバリアフリーはもちろん、日本語が分からない外国人がきても100%絶対に迷わず最適(+ちょっと遊びで観光ができる)交通ネットワークシステムを作って欲しいですね。
東京に限らず日本のバスの路線図って最悪だと思っています。例えば”何系統の何とか神社行き”とかって地元の人しかわからないですよね。全部のバス停がバス停の看板には書いていなかったり、バス停の自体が見つからなかったり。正直バス会社は路線図作成に努力が足りないと思っています。日本人でも分からないのですから、外国人がわかるはずがありません。地下鉄・鉄道・そしてタクシーとの垣根を越えて実にスマートな交通システムを確立してほしいです。たぶんそれができるようになると、まもなく発生する首都圏直下地震のスマートな人輸送にも使えると思うんですよね。網を貼っていれば魚がひっかかるわけではなく、戦略をもって交通網を見直したいものです。スマホ利用前提でも良いと思いますし。
それに関連して、首都高整備など道路見直しも出てくるとおもいますが、真っ先に日本橋の上の首都高を撤廃してほしいです。高度経済成長時代の第一回東京オリンピックで突貫工事でつくり、今回成熟した第二回の東京オリンピックで撤廃したみたいなストーリーがよろしいかと思います。日本橋在住としては、日本の道路基準に空が無いのは悲しすぎます。

●首都圏のビル風・アスファルト照り返しの異常な暑さへの対策

上述の電力システムの見直しに近いのですが、熱い熱いとエアコンを入れて、室外機の熱風をまた別の部屋でエアコンで冷やして・・・という繰り返しでは熱くなるばかりです。今まで原発を好き勝手に建設できた時代は、都心が要求した電力をまかなうように原発を増発すれば良い話でした。3.11以降もう一度節電意識を高め、とにかく首都圏から電力を要求しない体制を作らなければなりません。
首都圏からの電力は地方から相当な電送ロスをもって運ばれ、何かの電化製品を通して熱に変わるわけです。この暑さは(一時的な)異常気象もあるわけですが、まず東京で電力→熱変換をさせない意識を高め発熱を激減したいものです。細かい話でいえば、DC/DCコンバーターなんてこの最近は変換効率で90%近いです。PCに代表されるようにちょっと使わなければスリープに入る技術も成熟しました。この最新の電力変換デバイスとこまめなスリープ機能を電力食い虫の工場の各施設に(国の支援も使って)導入をはかり、たとえば旋盤などの工場機械も直ぐにスリープに入って電力が落ちるなど、徹底的に省電力化をはかりたいですね。全ての工場機械にスリープ機能は必須みたいな法整備が必要かと思います。たぶん旋盤などの機械まで導入すれば世界でも売れるはず。
あと、アスファルト・コンクリート・ビルの壁の素材など、もう少し光学的(α・ε)を考えた材料を導入してもらいたいですね。面積に効いてきますから、今後建設するビル・道路などは、最先端の素材で作り替えていけばいずれ大きく違いが出てくると思います。自転車は走りにくくなりますが、自動車道では、アスファルトと草をゼブラ的な道を作ってみるとか・・・。

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ダラダラ書いてしまいましたが、2020年の期間中だけ乗り切る開発ではなく、7年後以降のスマート東京(次世代東京)になるように意識を変え、そしてそのモデルが世界に発信し、そのモデルに関わる産業が儲かるようになればと願うばかりです。たとえば、今の日本の緊急地震速報なり水道システムなんて世界で十分に売れると思います。私もエンジニアの端くれとして技術面では努力と、茶の湯を嗜む面から本当の日本の美・文化に向けて情報を発進して行きたいと思います。

 

東京都慰霊堂、震災いちょう、大正の関東大震災から90周年。

本日2013年9月1日は、大正時代に起こった関東大震災から90周年でした。人類が他の地球の生物に対して、何を持っているか?と言われれば`記録`です。知性も記憶もそのレベルの違いはあれどのような生物にもあるかと思うのですが、人類といえばパピルスから始まる人類の記憶を残す`記録技術`です。先輩達の残した記録は、現代人はちゃんと振り返り失敗を繰り返さないようにしなければなりません。むしろ、動物たちは、地震の前に海沿いからサーっと山に逃げるという動物的勘があると言われます。人類はその機能が失われてしまったため、むしろ個性である記録を大切にしなければなりません。

参考:関東大震災 – Wikipedia

関東大震災が9/1に起こったことは、長野県出身の私でも小学校の頃から防災・避難訓練があったため知っていました。しかし、それがどういう規模で、どの地域で、どういう状態だったのか?少なくとも教科書レベルでは大した事は書いてありません。そこで今年も両国にある`東京都慰霊堂`に行ってきました。

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東京都慰霊堂の由来は上記の看板をご覧ください。

公式サイト:東京都慰霊堂

つまり、この慰霊堂のあった場所は、当時大きな公園(広間)になっていて、この近所に住んでいた住民が寝具などをもって避難してきました。その時に、火災旋風(火の竜巻)が起きて一瞬でその避難してきた人を飲み込みました。そこで、一瞬にして 38000人もの人が焼死しました。かろうじて免れた方の証言などによると、火の回りはあっと言う間で、そして竜巻なので人も自転車も寝具も巻き上げられたそうです。最も被害の大きかったこの場所に、震災後身元不明の納骨も含め慰霊堂が建てられました。東京市のその他の地域の身元不明のお骨もここに収められました(結果58000人)。関東大震災後、やっと復興した東京は、今度は太平洋戦争の`東京大空襲`で失われた人達もここに納められるようになり、二つの一般市民が巻き込まれた人々が眠る東京都慰霊堂になりました。私個人的な意見では、東京に住む以上ここには一度は訪れないといけないのではと思っています。特に被害の大きかった1945年3月10日(3.11の震災の一日前と覚えれば忘れないですね)の東京大空襲では一夜にして10万人近くの一般市民の命が奪われ、一般市民向けに行った空襲では人類史上最悪の被害数の出来事です。

慰霊堂の中には、`夢`を書く札(ゆめ供養)があります。突然命を奪われた、震災・空襲の人々のかなわなかった夢に変わって、我々が夢を書くという趣旨のものです。慰霊堂に訪れた際には是非。慰霊堂の中には、映像資料などもありますので是非中へ。

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慰霊堂の裏にある納骨堂。

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”東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑”

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復興記念館

この復興記念館は慰霊堂の隣にあるのですが、無料ですので是非お運びください。ここで、関東大震災がどのくらいすごい火災であったかを学んでください。そして30万人が皇居前に避難している大型のパノラマ写真もありますので、そこの混乱を是非想像してみてください。

ちょうど昨日、NHK Megaquake III 巨大地震
http://www.nhk.or.jp/special/megaquake3/index.html

にて、この関東大震災の特集が紹介されていました。相模湾を震源として起こった関東大震災は、鎌倉、小田原などに津波等直接被害を与え、また千葉の館山などにも強い震度をおこしました。しかし距離のある東京市は地震の揺れで亡くなった人はあまりいません。95%はその時東京市に同時に起こった137箇所の火災によるものです。現在の東京よりも人口密度が高く、木像が多かった東京で、11:58というお昼時で火を使っている時間に、台風が迫っていて強い風が吹いているという条件が重なり、震災後3日間東京は燃え続けました。NHKの番組で、震災後数時間の神田周辺の動画映像が紹介されていました。写真なども含め震災後、火事は多点で起こっていましたが、人々はそれほど焦って逃げている様子はありません。つまり、一般的な火事(東京は江戸時代から火事の町)と一緒で少しずつ広がると結構楽観的に考えていた様です。しかし多点での火災で広範囲で上昇気流が発生し、そこに強い風が吹き込むと火災旋風というまさに火柱のような竜巻が発生し、あっと言う間に火が四方八方に広がったとのことです。日本橋三越前の写真も残っていますが、皆どちらに逃げて良いかわからないような写真があります。

現在の東京で同等の震災が起こったとき、木造建築は少なくなったとはいえ、やはり多点火事は免れないでしょう。阪神淡路大震災の時でも、火災旋風が起こったという証言は多々聞かれます。ビル風と、多点火災を考えると、全く起こらないとは思えません。インターネットインフラもおそらく直ぐに麻痺してどちらに逃げれば良いかなどの情報把握は困難かと思われます。

復興記念館に足を運んでいただき、関東大震災を学び少しでも個人個人で対策を考えたいものです。MTBのようなパンクしにくい自転車で長野の方まで逃げるのがよいのか。仮にビル風に煽られて火災旋風みたいなものが都内で発生すると、3.11の震災のようにみんなで歩いて帰るなんというのは危険かもしれません。

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20130825_ireido8この`震災いちょう`は皇居のまわり、気象庁近くの公園にある`いちょう`です。

解説にあるように関東大震災の時に奇跡的に火災を免れたいちょうとのことです。関東大震災の東京市全土の火災は、やはり皇居まわりのお堀、浜離宮のような水場で火災がとまり、その後、火事を食い止める堀・川・水・木を残していこうと考えたようです。是非、このいちょうも皇居ランニングなどをする際には行ってみてください。

人類が唯一できる`記録`というのを、現代人は忘れることなくちゃんと足を運んで少しでも対策はないか?少なくとも自分ならその時どうするべきかなど考える必要があるのかなと思います。

(本当は史上最悪の東京大空襲に関しても書きたかったのですがまた別記事で)