カテゴリー別アーカイブ: 宇宙

Mr.Orbit4公開:スマホやフルスクリーン表示に対応した人工衛星がどのように地球のまわりを回っているかを魅せるシステム

ウェブブラウザ上で、人工衛星が地球のまわりをどのように回っているか魅せるシステム (Mr.Orbit)ですが、今回Version 4にアップグレードしMr.Orbit4として公開しました。

Mr.Orbit4 : https://www.spacewalker.jp/~mrorbit

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今回のVersion4.0から使い方ページを新たに設けました。

参考:Mr.Orbit4 – 使い方解説

◆Version 3 -> 4への新規機能として

1)マップの画面解像度(サイズ)の変更機能
マップの画面解像度をディスプレイサイズに合わせて変更できます。これはブラウザのフルスクリーン機能(キーボードF11キー)を使う事で画面一杯でマップを表示させることを狙っています。

2)スマートフォン対応
Mr.OrbitはPC/Macのウェブブラウザ(Chrome/Firefox/IEなど)のGoogle Earthプラグインを用いて表示しているため、スマートフォン(iOS, Android)などではプラグインが未対応で表示ができませんでした。一方でGoogleはGoogle EarthアプリをそれぞれのスマートフォンOS用に公開しています。そのため、Mr.Orbit4の衛星の軌道表示・衛星の観測方向表示などの機能を提供するKML生成機能を追加しました。KMLなのでもちろんスマートフォン専用だけではなく、Windows, MacOSのGoogle Earthでも表示できます。(Mr.Orbit1はそもそもWindowsのGoogle Earth用のシステムだったのですが・・)
このスマホ対応により、たとえば国際宇宙ステーションを肉眼で見る場合に、皆さんの居る位置から衛星がどの方向に見えるかを表示することができます(画面右上に方位角・仰角などが表示されています)。
衛星と現在観測位置を事前に選択してから、マップの下の`Generate KML for Google Earth App (for smartphone, PC, MacOS)`を押してください。

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iPhone 4s (iOS7) + Google Earthアプリ + Mr.Orbit4 (横にしたり、縦にしたりしてみてください)

3) 軌道線やマップ画面内にいろいろ情報を表示
マップの画面右上に衛星の位置情報、観測位置からの方向情報などを表示しました。
また、衛星が通過していく軌道線は今から100分後までの軌道を表していますが、今まで緑色一色でした。今回は、観測位置から仰角が0度以上になる箇所では、軌道線が”赤色”になるように変更しました。

*登録されている以外の衛星で表示してみたいなど要望がございましたらお気軽にお問い合わせください。

Mr.Orbit3: 人工衛星がどんな感じで地球を回っているかを魅せるシステムのバージョンアップの紹介

先日バージョンアップした`人工衛星がどんな感じで地球を回っているかを魅せるシステム`のMr.Orbit2ですが、この度Mr.Orbit3にバージョンアップしました。

Mr.Orbit3 : https://www.spacewalker.jp/~mrorbit/

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‘旧版’の参考記事:人工衛星がどんな感じで地球を回っているかを魅せるシステム(Mr.Orbit2)の公開
*以下は、Mr.Orbit2の時の内容と前半は一緒で、Ver3に加わった内容を最後に追記しています。

◆概説

宇宙ステーションや我々が開発して打ち上げた人工衛星の軌道をウェブブラウザー内のGoogle Earthプラグインを用いて表現しています。それぞれの人工衛星の現在の位置をリアルタイムで計算して表示しています(動いているはずです)。緑の線は今から100分後までの衛星が通る軌道を表しています。たとえば宇宙ステーションでは、地上から約350km上空を回っています。こうやってGoogle Earth上で見てみると遠い星(恒星)の世界に行っているわけではなく、地球のスレスレを沿って回っていることが分かりますね。

◆使い方

1)Mr.Orbit3のウェブページ( https://www.spacewalker.jp/~mrorbit/ )を開く。Google Earthプラグインがインストールされていないブラウザではインストールが開始されます。その場合はブラウザを立ち上げなおして再度ページを開いてください。留意点として、少し重い処理を行っている関係で、稀にページの初期表示に失敗することがあります。その場合は、リロード(F5 or Ctrl + R)でページを読み直してください。Google Chrome, Firefoxを推奨IEで動かない場合は、互換モードでお試しください

2)ページが正常に開きますと、画面中央に国際宇宙ステーション(ISS (ZARYA))が表示されるはずです。さらにその宇宙ステーションのアイコンがどんどん動いているのが分かるかと思います。第一宇宙速度という時速28000kmで回っていますので、かなりのスピードで地球を回っているのが分かるかと思います。
*留意:やや重い処理をしているので衛星が動いていくはずなのに止まってしまうことがあります。その場合はページをリロードしてください。

3)”衛星の選択” : 画面上部Satellitesのセレクトボックス
国際宇宙ステーションの他に私達が学生時代に開発して打ち上げた衛星が選択できます。衛星名を切り替えると、その衛星が画面中心になるように視点が移動します。

4)”衛星と視点との距離の設定” : Range[KM]のテキストボックス
衛星の居る位置から画面の視点は”距離を離して”見えています。初期値は2000km。この数値をたとえば0kmに設定すると、画面の視点は衛星と同じ場所になり、まさに衛星から見た眺めになります。ちょうど宇宙飛行士達が宇宙ステーションの窓から見ている視点になるわけですね。

5)”視点の上下角設定”: Tilt Angle[deg]のテキストボックス
視点を地球中心(真下・鉛直方向)を0度、衛星の進行方向(水平方向)を90度として、視点の角度を変更できます。初期値は45度。4)のRangeを0kmに設定して、このTiltを0度にすると宇宙ステーションの宇宙飛行士が、地球に向かって真下に見ている視点になります。いろいろ変更してお楽しみください。

6)”画面の表示方向の設定” : Heading Angle [deg] のテキストボックス
この角度を設定すると、画面の見ている方向(水平方向)の角度を変更できます。説明が面倒なので(笑)、いろいろいじってみてください。すぐに理解できると思います。留意として後述する`Auto Heading Angle Control`モードがOnになっていると、この数値は自動計算になり変更できません。

7)自動追跡モード : Auto Trackingのチェックボックス
このチェックボックスにチェックが入っていると、衛星が画面の中央になるように自動で追跡してゆきます。しかし、あくまで衛星が画面の中央に持ってくるだけの追尾なので、衛星の後ろを追跡したい場合は後述8)を。

8)自動追跡+衛星の後ろを追跡するモード:Auto Heading Angle Controlのチェックボックス
このチェックボックスが入っていると、7)の自動追跡に加えて、衛星が進んでいく後ろを着いていくように画面方向(Heading Angle)を自動計算して追跡してくれます。この角度計算は結構気まぐれなのでチェックボックスを入れてしばらくして動いたり、たまに計算を間違えて変な方向に一度向いて戻ったり、愛嬌がありますのでアシカラズ。

◆Ver 2.0 -> Ver 3.0の変更点

9) 観測点の設定 : Your Ground Pointセレクトボックス
衛星を見ているあなたの地上地点を都道府県庁所在地として設定できるようになりました。初期値は東京都。皆さんの現在位置に近い都道府県を選ぶと、その地点から衛星がどの方向に見えるか(方位角[azimuth], 仰角[elevation], 距離[range (km)], 距離レート[range rate (km/sec)]などを表示できます。上の図に表示されている様に仰角が0度以上の時は、地上地点と衛星間に青いリンク線が描画されます。

10) 自動追跡モードチェックONの時に各種数値の表示
自動追跡モードにチェックを入れると、衛星の現在の位置(経度・緯度・高度)、速度、また、9)で設定された地上地点からの方位角・仰角・距離・距離レートなどがマップの上に表示されます。

11) 衛星のアイコンの横に衛星の位置情報を表示
衛星のアイコンの横に衛星名に加えて、経度(lon), 緯度(lat), 高度(alt : 単位km)の表示を追加しました。

◆Mr.Orbit3 まとめ
・人工衛星のスピード(時速28000km = 秒速7.9)
・地表のスレスレを回っていること
・宇宙飛行士が窓から見えている景色
・地上から衛星がどの方向を通過しているかわかる
など少しでも人工衛星が地球を回っているイメージが伝わると嬉しいかなと思っています。

人工衛星がどんな感じで地球を回っているかを魅せるシステム(Mr.Orbit2)の公開

地球の周りをグルグル回っている人工衛星ですが、どんな感じで回っているのか?イメージしやすいシステムをちょいと開発しました。最近、このブログも茶の湯ばかりですので、たまには本業も書かないとマズイということで紹介。実は、過去にも同様のシステムを開発(参考記事:宇宙ステーションからの視点をGoogle Earth上に再現 | 2007/12/13)したのですが、その時は、専用アプリケーションをダウンロードしたりやや面倒でした。今回は、Ver 2.0ということでウェブブラウザだけで見られるように改良しました。(残念ながらスマホでは動きません。またIE10の方も互換モードでないと動きません。chrome, firefox推奨

Mr.Orbit2 : https://www.spacewalker.jp/~mrorbit/

20131005_mrorbit2

◆概説

宇宙ステーションや我々が開発して打ち上げた人工衛星の軌道をウェブブラウザー内のGoogle Earthプラグインを用いて表現しています。それぞれの人工衛星の現在の位置をリアルタイムで計算して表示しています(動いているはずです)。緑の線は今から100分後までの衛星が通る軌道を表しています。たとえば宇宙ステーションでは、地上から約350km上空を回っています。こうやってGoogle Earth上で見てみると遠い星(恒星)の世界に行っているわけではなく、地球のスレスレを沿って回っていることが分かりますね。

◆使い方

1)Mr.Orbit2のウェブページ( https://www.spacewalker.jp/~mrorbit/ )を開く。Google Earthプラグインがインストールされていないブラウザではインストールが開始されます。その場合はブラウザを立ち上げなおして再度ページを開いてください。留意点として、少し重い処理を行っている関係で、稀にページの初期表示に失敗することがあります。その場合は、リロード(F5 or Ctrl + R)でページを読み直してください。

2)ページが正常に開きますと、画面中央に国際宇宙ステーション(ISS (ZARYA))が表示されるはずです。さらにその宇宙ステーションのアイコンがどんどん動いているのが分かるかと思います。第一宇宙速度という時速28000kmで回っていますので、かなりのスピードで地球を回っているのが分かるかと思います。
*留意:やや重い処理をしているので衛星が動いていくはずなのに止まってしまうことがあります。その場合はページをリロードしてください。

3)”衛星の選択” : 画面上部Satellitesのセレクトボックス
国際宇宙ステーションの他に私達が学生時代に開発して打ち上げた衛星が選択できます。衛星名を切り替えると、その衛星が画面中心になるように視点が移動します。

4)”衛星と視点との距離の設定” : Range[KM]のテキストボックス
衛星の居る位置から画面の視点は”距離を離して”見えています。初期値は2000km。この数値をたとえば0kmに設定すると、画面の視点は衛星と同じ場所になり、まさに衛星から見た眺めになります。ちょうど宇宙飛行士達が宇宙ステーションの窓から見ている視点になるわけですね。

5)”視点の上下角設定”: Tilt Angle[deg]のテキストボックス
視点を地球中心(真下・鉛直方向)を0度、衛星の進行方向(水平方向)を90度として、視点の角度を変更できます。初期値は45度。4)のRangeを0kmに設定して、このTiltを0度にすると宇宙ステーションの宇宙飛行士が、地球に向かって真下に見ている視点になります。いろいろ変更してお楽しみください。

6)”画面の表示方向の設定” : Heading Angle [deg] のテキストボックス
この角度を設定すると、画面の見ている方向(水平方向)の角度を変更できます。説明が面倒なので(笑)、いろいろいじってみてください。すぐに理解できると思います。留意として後述する`Auto Heading Angle Control`モードがOnになっていると、この数値は自動計算になり変更できません。

7)自動追跡モード : Auto Trackingのチェックボックス
このチェックボックスにチェックが入っていると、衛星が画面の中央になるように自動で追跡してゆきます。しかし、あくまで衛星が画面の中央に持ってくるだけの追尾なので、衛星の後ろを追跡したい場合は後述8)を。

8)自動追跡+衛星の後ろを追跡するモード:Auto Heading Angle Controlのチェックボックス
このチェックボックスが入っていると、7)の自動追跡に加えて、衛星が進んでいく後ろを着いていくように画面方向(Heading Angle)を自動計算して追跡してくれます。この角度計算は結構気まぐれなのでチェックボックスを入れてしばらくして動いたり、たまに計算を間違えて変な方向に一度向いて戻ったり、愛嬌がありますのでアシカラズ。

◆まとめ
・人工衛星のスピード(時速28000km = 秒速7.9)
・地表のスレスレを回っていること
・宇宙飛行士が窓から見えている景色
など少しでも人工衛星が地球を回っているイメージが伝わると嬉しいかなと思っています。