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ミュージカルRENTと帝国ホテルのパンケーキ。

さて、随分前に予約していたミュージカルRENT @ シアタークリエ(日本語版)を見に行ってきました。

公式サイト:http://www.tohostage.com/rent2012/

“Seasons of Love”があまりに有名なミュージカルで、N.Y.での公開前日に全てを手がけたJonathan Larsonが亡くなったという事実もこのミュージカルを伝説化させている一因と言われています。(参照:レント (ミュージカル) – Wikipedia
“Seansons of Love”は、ちょうとキリンの缶コーヒーFireの江口洋介さんのCMで使われていますね。

”家賃”の意味を示している”RENT”ですが、NYでのHIV、同性愛、ドラッグ・・様々な問題に直面しながら今を生きることに、とにかく必死なボヘミアニズムの若者達を描いたミュージカルです。そもそもRENTを手がけたJonathan Larsonがミュージカルを手がけるまでに、このストーリーの様な生活をしていたようで、まさに本人の体験も含め描かれたようです。非常に荒廃したNYの片隅で若者達の苦悩と葛藤が伝わってきます。

今回のシアタークリエでのRENTは日本語版。このミュージカルは非常に早口で、ストーリー的にもスラング的な汚い言葉がたくさん飛ぶので、英語版の歌もかなり早口です。それを無理矢理日本語にしているので、歌になっていない箇所や、日本語でも聞き取りづらい箇所はありましたが、ソニンさん含めキャストの皆さんは非常にパワフルで素晴らしいパフォーマンスをしてくれました。もちろん英語版が音楽的に聞けばかっこいいのでしょうけど、RENTの作品力は今回のキャストさんのパフォーマンスで十分に伝わりました。何となくお客さんにプロが混ざっていた感じがありましたが(笑)、会場も盛り上がり一体となって楽しめました。

まだ今月一杯やっているようなので、ご興味があるかたは是非。

ミュージカルを見た後は、定期的に通っている帝国ホテルのパークサイドダイナーへ。

最近、東京ではやたらめったら”行列の出来る”パンケーキ屋がオープンして、パンケーキに1時間待ちというような意味の分からない現象が起こっています。パンケーキといえば、この パークサイドダイナーの超定番のパンケーキも良いですよ。流行っているパンケーキみたいにフワフワだったり、超甘かったりとは違いますが、コンベンショナルなパンケーキもお勧めです。見た目も実に美しく。

 

米国のベテランキャスターが引退の日にサプライズでRENTの”Seasons of Love”を送られる素敵な動画を紹介

私も大好きなミュージカル”RENT”ですが、2012年の今年も、秋にシアタークリエで再演されます。
いわゆる”家賃”の意味を持つRENTなのですが、様々な若者・社会の問題・苦悩を描いたミュージカルで音楽と共に本当に素晴らしい作品です。
公演の初日にこの作品の作詞/作曲/脚本を担当したジョナサン・ラーソンが亡くなっています。そんなことからも伝説的なミュージカルであり、”レントヘッド”という熱狂的なファンがいます。また世界中で公演されておりますが、その最前列は予約ができず当日並べば安く購入できます。それはジョナサンがお金のない苦学生にもこのミュージカルを見て欲しいという意志を今でも受け継いでいるからです。
そんなこんなで素敵なミュージカルですが、何よりも”Seasons of Love”をはじめとする素晴らしい歌も魅力です。


(Image from siteforrent.com )

参考1)ミュージカルRENTのWikipedia :
参考2)RENTのオフブロードウェイの公式サイト:http://www.siteforrent.com/

2012年秋:シアタークリエRENTの公式サイト:http://www.tohostage.com/rent2012/

現在はシアタークリエのサイトでは、今秋のRENTのオーディションが終わった旨が紹介されています。
今回のシアタークリエは、”マイケル・グライフ”版であり、より原点に近い演出になるそうです。もう今から楽しみで仕方がありません。

さて、このRENTにちょっと関わる素敵な動画を見つけました。
米国で非常に長年”Live!”という番組の司会者をやっていたRegis Philbiniさんという方が、番組の最後(つまり引退)を迎えます。日本でいえばみのもんたとかその位のキャリアの人かと予想されます。その時にRENTのキャストがサプライズ壇上に上がり、RENTの”Seasons of Love”の替え歌を送ります。Regisさんも相当なRENT好きとのことですが、この歌の歌詞も含め途中で本人も感動して泣きそうになっています。とても素敵な動画なので紹介したいと思います。

RENT’s “Seasons of Love” Tribute to Regis Philbin

参考ブログ記事:リハーサルの模様なども。
http://rentoffbroadway.blogspot.com/2011/11/regis-thank-you-for-love.html

ちなみに、2008年までブロードウェイでやっていたときの最後の講演の動画らしいです。もうファン達が発狂しそうなほど盛り上がっています。
このSeasons of Loveは第2幕の最初に歌うのですが、まーそれはそれは鳥肌ものです。

ブロードウェイミュージカル”コーラスライン”@赤坂ACTを見てきました。

赤坂ACTではじまった、ブロードウェイミュージカルの”コーラスライン”を見てきました。

公式サイト:http://www.tbs.co.jp/act/event/chorusline2011/

さて、”コーラスライン”ですが、過去のブログ(劇団四季の”コーラスライン” (A Chorus Line)を見た。)でも述べているように私が今のところ最も好きなミュージカルです。

***** コーラスラインに関して少し紹介すると *****

舞台は、白い1本の”コーラスライン”と呼ばれる線が引いてあるだけの簡単なセット。

話はブロードウェイのあるミュージカルのオーディションを受けていくお話です。しかしメインキャストのオーディションではありません、台詞もない後ろの”バックコーラス”のオーディションです。

コーラスの人たちはメインキャストを邪魔しないように、その”コーラスライン”を決して越えて演じてはいけません。ブロードウェイを夢見た若者達は、たとえ”コーラス”であっても人生をかけてオーディションを受けに来ています。

このミュージカルを私が好きなのは、あまりに有名なこの作品を演じている1人1人が、また”この作品を演じたくて”オーディションを受けているということなのです。おそらく特別な気持ちでこの作品を演じているだろうと。その模様は映画にもなっています→http://www.broadway-movie.jp/

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実は劇団四季で4回ほど見ていますので、話・台詞・歌・歌詞も含め完璧に把握しています。その為、本場のブロードウェイキャストによるコーラスラインはとても楽しみにしていました。チケット販売が5月頃だったので随分待ったなぁと。

とりあえず計3回分チケットを買ってあるので1回目の今日は全体の雰囲気、演者以外(基本1人ずつ演じていくので)の表情などに注目してみていました。感じたことを何点か。

・やはりマイケル・ベネットは天才であり、演出を生業としている人は是非とも見るべきだと思います。あらゆる場面でアイデアフルな演出がちりばめられてあり、5回目の今回でも新たな発見が多かったです。本当に素晴らしい。

・英語歌詞(サントラでは聞いていますが)のコーラスラインは、やはりとても歌いやすそうで(笑)、劇団四季バージョンとは違った印象をうける曲が2,3曲ありました。甲乙の話ではなく、イメージが違った感じです。

・素晴らしかったのは、キャシー、リッチー、ポール、コニー役でしょうか。映画”ブロードウェイ♪ブロードウェイ”でのコニー役(日本人)にそっくりだと思ったのですが、パンフを見る限り違うみたいですね。キャシー役は綺麗な方でダンスも素晴らしかったです。一方で、キャシー役は、劇団四季の坂田加奈子さんも遜色なく素晴らしかったなぁと本場を見て思いました。

・音響は素晴らしかったですね。指揮の自由劇場はどうしても音響が酷い。そういう意味で赤坂ACTでの音響は素晴らしく感動致しました。

・今回注目していた、演者以外の表情ですがあれはアドリブなのかマイケルベネットの演出なのかわかりませんが、非常に面白いです。初めてご覧になる方はそこまで目が回らないかもしれませんが、是非ラインに並んでいる皆さんの表情にも注目してもらえればすごく面白いと思います。

結果的に大満足でした。このミュージカルを見ると分野が違うのであれ、自分もがんばろうという気になりますね。まさに今回のキャスト、ブロードウェイを目指して、オーディションを受けて勝ち上がってきた人々。つまり自分達の人生の様な気持ちで演じていると思うんですよね。その辺りの思惑、気持ちがこのミュージカルが他の作品と違うところだと思っていて、一番好きな理由でもあります。まだ少し時間がありますので、皆さんもいかがですか?