信号の遵守は、”自分の身を守る為のものではなく、他人を守る為のもの”

普段より、トレーニング、ツーリング、通勤などで自転車に乗ることが多いのですが、その数だけ町の信号・交差点に出会しているわけです。もちろん車やモーターバイクに乗っている方も多いとは思いますが、自転車で見る視点ですと、より歩行者の信号・交差点における行動を数多く目にしている訳です。そこで気がついた事を少し紹介。

信号の遵守や交通ルールを守る事は、他人に危害を与えない行動であって、自分の身を守る為のものではないということ。

信号や交通ルールを守っていれば事故が起こらないというのは、”全員がルールを守る”という性善説に立ったものであり、これだけ社会モラルが低下した現状では、その”全員が守る”という前提は残念ながら成立していません。

実を言うと、私も3年くらい前までは、あまり考えもせず信号さえ守っていればそれなりに自分の身も安全だろうと考えていました。厳密に言えば、信号を遵守することで、身が安全かどうかはあまり考えたことはなかったと言うべきでしょう。

しかし、約3年前にある事故に巻き込まれた時に明確に意識が変わりました。

私は、図の岩本町の交差点の”赤丸”の位置で、いわゆるママチャリにまたがって信号を待っていました。私は信号を遵守する人生を歩んでいますので、青に変わった後、そのまま赤い矢印の方向にスタートしたわけです。そうしたら右から青矢印の様に原付が車の左側をすり抜けて突っ込んできてぶつかり、私は左に飛ばされ転倒しました。

結果として怪我はありませんでしたが、見るとバイク配達員で、バイクの前面部も何度か事故でも起こしたことがあるのかガムテープで補修されている酷い状態のバイクでした。彼は完全に信号無視(というより信号がかなり前の段階で赤になっていましたが、そのまま行けると思って突っ込んだのでしょう)にも関わらず、なぜか”危ぶねーよ”と言ってキレている。口論になり、交差点対岸にある岩本町交番にいきました。実を言うとその交番の警官は、この口論を見ているにも関わらずぼけっと突っ立っているわけです。交番まで言って事情を説明しても、全く原付の運転手は支離滅裂な事を言っている。つまり話をしても通じない連中です。あの傷だらけのバイクを見ても普段から荒い運転をしていることは容易に想像が付きました。

あの様な運転をする若者は、今後増えてくることは間違いありません。私はこの時信号だけを見ていて、信号無視して突っ込んでくる右側方向を確認を怠りました。結果的に怪我は無かったですが、当たり所が悪ければ大けがをしていた可能性もありました。

私は町で自転車に乗っていて、子供達の信号での動きを見ていると実にしっかりと信号は守っているなぁと思っています。しかし、青になった瞬間に前進してしまう子供が多すぎて非常に心配です。彼等は全く悪くはありません。ちゃんと教えられた様に信号は遵守しているのですが、あの行動方針ですと私と同じ目に遭う可能性を否定できません。私も小学校の頃に”信号が変わったら、右を見て、左を見て”と教わった記憶がありますが、あまりキャッチーではありませんでした。そこで、明確に”信号を守る事は、自分の身を守ることではなく、人に危害を与えない為”と教えるべきだと思っています。自分の身は、信号の青ではなく、目視で確認することをちゃんと教えなければならないと思っています。またハイブリッドカーなどの台頭により、無音に近い車も多いことですから、やはり目視確認は重要と思います。

信号を守ってさえいれば、確かに事故を起こした後に裁判などになっても有利でしょう。しかし、上記の私の事故は、交番が近くであっても目撃者が少なく結局、どっちが無視したの議論になりました。その前に、お子様を亡くして裁判で何年も争って勝つことが重要ですか?裁判でどっちが悪いか否かではなく、事故に巻き込まれないことが重要です。というわけで、お子様にも、皆さん自身でも、一度意識をリセットして、身を守る事と信号・交通ルールの遵守は違うことを再認識・再教育していただきたいと思います。

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2012/4/19追記:ちょうどミスチルの”タガタメ”の歌詞を思い出しました。

参考:http://j-lyric.net/artist/a001c7a/l0025d7.html

まさに、”子供らを被害者に、加害者にもせずに この街で暮らすため何をすべきだろう?”ですね。

◆視聴覚を活用して自らの身を守ること:被害者にならないために。
◆信号・交通ルールを守ること:加害者にならないために。

信号の遵守は、”自分の身を守る為のものではなく、他人を守る為のもの”」への6件のフィードバック

  1. 20さん

    結果的には彼には何も”なし”ですね。結果的には完全に向こうの信号無視ですが、客観的な証拠がないんですよね。で私も、その日は極めて仕事で重要な日であり全く議論が進まないその状況で”もういいや”宣言をしてきました。彼も支離滅裂なことを繰り返してその状態になるのを待っていたような(戦略)感じでしたが。
    つまり、話をしても論外の連中が居るわけで、何よりも巻き込まれないことが重要ですね。

  2. 初めまして、Zeroさんのところから来ました。

    凄く考えさせられました。
    今年から下の子が小学校に入学しましたが、これから色々と行動範囲が広くなるにつれ、
    このような事も起きる可能性がゼロではありません。
    事故に巻き込まれない事が重要…ホントその通りだと思います。
    自転車や車も乗っていますので、その視線から色々と再度教えて行きたいと思いました。

    それにしてもお怪我が無くて良かったですね。
    私も気をつけるように致します。

  3. zakkwindsさん

    はじめまして。Zeroさんの所から。ありがとうございます。

    私も、この事故(3年前の話ですが)までは、信号を遵守しておりましし、むしろ何となくそれで身を守られているだろうと思っていました。しかし、この事故と、あの何とも話しにならん連中と口論をしたところ、もうこれは巻き込まれないことに注力することが重要だと。

    信号を守ってさえいれば、他人を傷つけることはまずないですし、さらに目視なりで信号とは別に身を守っていくことをちゃんと意識しなくてはいけないなーと思い、この記事に至りました。

    お子様も是非巻き込まれませんように。

  4. こんばんは

    やりきれない憤慨を感じましたけど、怪我などなかったのは不幸中の幸いで良かったです。
    証拠が無く泣き寝入りとかの話を聞くと、証拠を得られるようにしたくなり
    ドライブレコーダーみたいな物が時々欲しくなります。
    と言っても自転車で常時稼動は厳しいだろうと思って諦めるのですど。
    そもそもガジェットが欲しいだけかも知れませんが(笑)

    安全を考える良い機会を頂きました。有難うございます。

  5. albaさん

    この記事の趣旨からは外れてしまうので最小限の説明にとどめていますが、この事故は本当に腹立たしく、加害者(まぁ言ってみれば殺人未遂犯)、警察、その地域の住民も含めてどうしようもない連中だなと。
    あんな連中に巻き込まれたら本当に終了です。馬鹿すぎて。というわけで巻き込まれないスマートな生活を致しましょう(笑

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