Fujifilm祭:X-Summit NYC 2020 X-H2とX-T5のスペック・差別化予想(だらだら動画)

富士フイルムユーザーの秋のお祭り「X-Summit NYC 2020」がいよいよ9/9(日本時間)に行われます。X-H2の予想はほぼ固まりつつありますので細かいスペックの予想と、X-T5, X-PRO5, X-S20などの今後続く第5世代機はどのようなスペックでどのように差別化されて発売されるのか予想(希望)を含めだらだらと動画で語っています。話していたら非常に長い動画になってしまったので、倍速再生や何か作業をしながらでもお付き合いいただければと思います。 X-T4を愛用しており静止画・動画ともにほとんど不満なく使っています。発売日から使っており各部壊れてきており早くX-T5の発売を待っています。

*この動画を作った後で早速、新噂。「X-H2は4K120Pが未対応」という非常にまずい(=X-T5もそうなる可能性が高い)情報が。これはやばい。この動画の内容と全然違う方向の発言ですが、こうなったら、やはり「X-Trans 5HSのX-T5」が欲しい・・。

<動画チャプター>
0:00 導入
2:23 X-Trans CMOS5のラインナップ
6:09 X-H2, X-T5のポジショニング
7:45 X-H2, X-T5, X-PRO4, X-S20予想と差別化
42:05 40MPixのファイルサイズ
42:32 新レンズ予想
45:59 まとめ

Fujifilm機:人物撮影(ポートレート)撮って出し撮影設定の紹介

富士フイルム機のミラーレスカメラで設定できる撮って出し写真・動画の設定を紹介します。あくまで個人的な好みの設定であり、今回の動画を参考にいろいろ調整して皆さんの好みを見つけていただければと思います。富士フイルム機はフィルムシミュレーションも魅力ですが、撮って出しにはDR設定(ダイナミックレンジ設定:200%, 400%)がとても有用ですのでそれも合わせて解説しています(検証もしています)。私の場合は、Astia(ソフト)が人肌には好きなので、Astiaベースにハイライト・シャドウ・カラー、そしてDR設定、撮影時の露出補正の基準を紹介しています。

 また撮って出しを自分の好みに調整できると静止画も動画も同じ結果で残せるので、近年は静止画も動画も両方残す方も多いと思うので有用だと考えています。 *動画中で何度も触れていますが、丁寧なRAW現像、動画ポスプロを否定していません。撮って出しを追求するならという点で何らかの参考になれば幸いです。 また、撮って出しを自分の呑み

X-T4をベースに紹介していますが、(おそらく)全ての富士フィルムのミラーレス機(レンズ交換式・固定式両方)で適用可能だと思います。どうぞお試しください。

*撮影時の設定が悪く音量がチャプターによって上下しています。すみません。


<動画チャプター>

0:00 導入
3:12 静止画撮影時設定
6:49 動画撮影時設定
7:45 DR設定の注意点(最低ISO)
10:04 測光&フォーカスエリア
11:23 露出補正の基準(+2/3EV)
12:53 実際の撮影時の様子(静止画)
14:36 実際の撮影時の様子(動画)
16:03 撮影データによる解説(サンプル1)
19:17 撮影データによる解説(サンプル2)
21:46 グレーカードによるDR設定の検証
27:43 まとめ

スマホ用熱赤外カメラ FLIR ONE PRO(Android版)を試す

熱赤外(いわゆるサーモグラフィー的な撮影)のために、以前はiOS用に持っていたFLIR熱赤外カメラですが、iOS端末と一緒に手放してしまいました。しかしやはり定期的に熱赤外カメラは使いたくなるわけでAndroid用を買いなおすことにしました。以前使っていたFLIR ONEから、FLIR ONE PROにアップグレードし、Android USB-C接続用が発売されていました(発売自体は2017年らしい)。FLIR ONE PROは、iOS用とAndroid用があるのですが(日本はiOS(iPhone)ユーザーが多いのから?)、iOS用はamazon, yodobashiでも売っているのですがandroid版は在庫がないか、在庫があっても非常に高いか。いろいろ調べた限りAndroid版FLIR ONE PROはアールエスコンポーネンツが一番安く売っていました(在庫があったので即納でした)。おそらく定価はiOS版もAndroid版も一緒だと思うので、日本はAndroid版の流通量が少ないからこんな値段の差がでているのですかね。RSといえば本業ではよく使っていますが、個人でも回路づくり等で電子部品をロジックICなどチップ単位で購入できるので定期的に使っていますが、最近はこんなカメラ単位の製品も扱っているのですね。ずいぶん前の記事「iPadでプリメインアンプの音量を遠隔制御するシステムを作ってみた。」でも紹介していたプリメインアンプを遠隔で制御する回路のNPNダーリントントランジスタICが壊れていたので今回新調して久しぶりに動かしました。それにしても近年の半導体不足は深刻で、FPGAなどはどこにも売っていないですね・・。

さて、FLIR ONE PROを開封してゆきます。

FLIR ONE PRO (Android USB-C接続)

以前の旧型Android版は、microUSB用だったので当時としてUSB-C版が出るまで待とうと思い、とりあえずiOS版を買った記憶があります。その後2017年になってFLIR ONE PROになりUSB-C版で発売されていました。

See the Heat.
うん。かっこいいw
FLIR ONE PRO (Android用 : USB-C)
専用ソフトケースがついていました。

このとても暑い夏にむけてパシャパシャ撮影してみました。スマホはGoogle Pixel 4a。USB-CのAndroidであれば必ず動作するとは限らないので購入前にご確認ください。さすがにGoogle Pixelは大丈夫かなとおもいましたが、やはり全く問題ありませんでした。

部屋の撮影:エアコンの冷気出口が明確にわかりますね。
木々の中で前を歩いていた人。
木々に比べると人体は暑いですが、体温が30.6度では低いので絶対温度計測はもう少し工夫がいりそうです。
真夏の炎天下で道・橋・建物はチンチンに暑そうです。
道・橋・建物に比べると空は温度が低く見えますね。
その中でも人体は高く表示されていました。車が通ると車の排気ガスの部分が一番熱く検出されていました。
大きな鏡があったので自分自身を鏡で撮影してみました。
熱赤外って鏡で反射するのですね(あたりまえか)
やはり自分の体温も31.8度ってことはないのでやや低く出ますね。キャリブレーション機能があるようなのでもう少し調査してみます。
動画も撮影可能です。

今回はとりあえずFLIR ONE PROのクイックな撮影テストをしてみました。温度に応じた着色の仕方、キャリブレーションの仕方(絶対温度がどうもあっていない)などもう少し使い慣れたら再度レビューしたいと思います。