Fujifilm ポートレート高速現像ワークフローの紹介(JPEG+RAW混在): Lightroom Classic, PhotoMechanic, X-TOUCH MINI

Fujifilm X-T3などを用いたポートレート(人物撮影)等の撮影からPCによる現像処理の全フローを紹介した動画を作成しました。

Fujifilm X-T3等の人物・家族撮影から高速な現像までのワークフローを紹介します。FujifilmはJPEG撮って出しユーザーが多いと思うので、JPEG, RAWの混在の現像をどのように処理するか、現像パラメータ(メタデータ)の動きなども紹介します。また簡単な撮影ターゲットとして、人物・ポートレートを仮定し、美肌処理・目力処理もその過程で解説します。とにかく写真を高速に裁くこと、そして高速に現像することに注力しています。

使用ソフト・機器
・カメラ:X-T3など富士フイルムや他のミラーレスカメラ
・PC : Windows 10 Pro (Ryzen5, GTX1070, NVMe SSD)
・カタログ・現像ソフト:Adobe Lightroom Classic CC (9.2.1, Camera RAW 12.2.1)
・高速画像選択(レーティング)ソフト:Photo Mechanic 6.0 build 4538
・Lightroom Classic用高速現像ハードウェア:Behringer X-TOUCH MINI (MIDI2LR経由)

<動画のメニューと時間>
0:00 動画概要(一連のワークフローに関して)
0:48 人物撮影環境(即席の布団バックと発泡スチロールの顔像+美肌処理説明)
1:50 撮影時設定紹介(X-T3 + XF56mmF1.2 : Astia(Soft), H/S/Color, DR400, RAW + JPEG)
3:04 解放F1.2, 絞り優先AE, 露出補正, 瞳AF On/Off, あえて失敗写真も撮る
4:52 PC環境紹介(Win10Pro(1909), Lr Classic(9.2.1), Photo Mechanic(6.0: b4538, Behringer X-TOUCH MINI, Ryzen 5 3600, GTX 1070, NVMe SSD PCIe 4.0)
7:09 RAW + JPEG撮影における、FujiのJPEG撮って出し画像、RAW画像(ファイル名が一緒、拡張子だけ異なる)をどのように独立して扱うか説明。SDカードからSSDに画像をコピー。
9:38 フローの流れを項目別に具体的に紹介。
15:04 Lighroom Classicの新規カタログ(RAW, JPEGをうまく独立して現像できるような設定),メタデータ情報保存設定など。
実際にカタログにファイルを読み込み。読み込み時にファイル名を日付・時間を付加して変更して読み込み。
22:56 読み込み完了。Lighroomを閉じて、Photo Mechanicを立ち上げて、高速にRating(レーティング:星付け)。Photo Mechanicの設定解説。レーティングのメタデータ(IPTC)がどこに保存されているのか解説。RAWとJPEGでは保存の場所が異なる。XMPサイドカー、およびJPEG内メタデータ。
31:29 RAW用のXMP(XML形式)の中身を解説
32:16 Lightroom classicに戻って、Photo Mechanicで書き換えられたメタデータを読み込んでカタログ更新。ライブラリモジュールでの「メタデータ」フィルターの使い方。Lightroom Classicのライブラリモジュールでのレーティング設定の紹介(Photo Mechanicを使わない場合)
38:25 Lightroom Classic現像モジュールでの各現像パラメータを、Behringer X-TOUCH MINIを用いて高速に現像する方法の紹介。
40:39 MIDI2LR(オープンソース)の紹介と、スマホ連動でのGPS情報(メタデータ)が読み込まれていることの紹介。
41:57 Lightroom Classic現像モジュールで実際に現像処理をする。主にFuji JPEG撮って出し画像を現像。ポートレート(人物撮影)での美肌・目力処理(明瞭度)の概説。
51:43 JPEGの現像とは?Lightroom Classicの画像ソースを非破壊の原則。その場合の現像処理設定はどこに保存されるのか?(メタデータに現像パラメータが書き込まれている)。XMP内の現像パラメータを確認してみる。
57:11 現像処理メタデータ付きの特殊のJPEGをPhotoshopで開いてみる。
58:55 現像済みの写真を書き出し(Publish)の手順。またFacebookなど2048pxのサイズに変更して書き出す方法など
1:02:23 現像後フォルダのバックアップ。一方でLightroom Classicのカタログデータはどうするか?バックアップ先としては、Cloud(クラウドストレージ), NAS, M-DISCなどの長期間保存メディア。Cloudの考え方。多量の画像は、Lightroom Classicのカタログ管理は限界を感じている点
1:06:51 まとめ

関連ブログ記事:
X-T3の1.5年長期リビューブログ記事:https://www.spacewalker.jp/1656
X-T3導入時のブログ記事:https://www.spacewalker.jp/1015

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Adobe Lightroom Classic (Creative Cloud) : https://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom-classic.html
Photo Mechanic : https://home.camerabits.com/
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Fujifilm X-T3の魅力。 1年半使用リビューを動画で紹介(その2)

前回の記事で、Fujifilm X-T3の1年半のリビュー動画をYoutubeに公開しました。しかしアップ後にもう数点紹介したいことがありましたので、その2動画を作成しました。

前回の動画:X-T3長期レビュー(その1)

参考:前回記事:Fujifilm X-T3の魅力。 1年半使用リビューを動画で紹介(発売前X-T4, X-H1, Canon機, Sony機などとの比較して)

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Fujifilm X-T3の魅力。 1年半使用リビューを動画で紹介(発売前X-T4, X-H1, Canon機, Sony機などとの比較して)

現在、メインカメラはFujifilm X-T3となっています。とても満足しており、多くの撮影場面(風景、ポートレート、家族写真、子供写真、物撮り、動画撮影)で活躍してくれています。2018年秋にCanonシステム(+Sony)からFujifilmシステムに完全移行して約1年半が経ちました。そして2020年4月末に後継機種X-T4の発売を控えています。私はX-T4を予約していますので移行予定ですが、その前にX-T3を使い込んできて(10万枚以上撮影)のリビュー(レビュー)を動画にまとめてみたいと思います。基本的なX-T3の概説や、富士フィルムカメラのカメラ思想、Xマウントレンズの使用感(オススメのレンズ、使用感)、Canon, Sony(フルサイズ・APS-C)から移行して感じた事、そしてJPEG撮って出し(フィルムシミュレーション)、現像・リタッチ、フィルム(アナログカメラ)なども含めて述べてみようと思います。また今はコロナの影響で閉店していますが閉店前に丸の内Fujifilm Imaging PlazaにてX-T4のデモ機を触りましたのでそれとの比較や、ちょうどX-H1を借りているのでそれとの比較も述べたいと思います。
本内容は下手な編集ですがYoutube動画として紹介したいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=QZZqtZBui9g&feature=youtu.be
*本動画の撮影はスマホで撮影しています(4K 30p)。X-T3での撮影動画ではありませんので画質はよくありません。

*動画中に何度かでてくる、X-T3の導入時の記事を参考までに貼っておきます(2018/11):FUJIFILM X-T3を導入。EOS Kiss Mとの比較とCanonから14年ぶりのマウントチェンジ

動画中の誤り:
・XF90mmF2のレンズが手ぶれ補正を述べていますが誤りです。訂正いたします。(手ぶれ補正はついていません)
・動画途中で慌ててレンズの扱いが悪くよろしくありません。丁寧に扱わないといけませんね。

動画の内容
[1] 導入: X-T3の導入の経緯(Canon/Sonyなどからの移行)の紹介
[2] Fujifilm, X-T3のロゴを隠している理由
[3] 電源スイッチの最適な位置、背面液晶(2方向チルト式)の便利さ、X-T4のバリアングル液晶の印象とチルトとどちらが良いか?(発売前デモ機の感想)
[4] フォーカスレバー(AF枠移動ジョイスティック・十字キー)の良さ、AF速度・瞳AFの使い勝手。X-T3, X-H1,他社機のAFの違い。X-H1世代とはAFの迷いが圧倒的に向上している。
[5] ファームウェアアップデートの経緯で安定したこと。フリーズが無くなった、AWBが安定してきた。
[6] バッテリーに関して。持ちに関する体感(私の使い方では困っていない)。X-T4がバッテリーが増量・型番変化した事について
[7] ボディ剛性、日本製?中国製?、X-H1, Canon(EOS 1D系列、Lレンズ)などと比較してのモノヅクリ。華奢な所など。カメラの小型軽量化に関して。故障して修理した箇所、サポートセンターの良い印象。
[8] Fujiflmの撮影モードの考え方。M,A,S,Pモードではない点。露出の4要素(絞り、シャッター速度、ISO、露出補正)のダイヤル化による速射の面での扱いやすさ。レンズの外しにくさ。露出補正ダイヤルがX-H1に比べてX-T3は良いと思う点。
[9] Canon/Sony時代とのRAW, JPEGとの扱い。JPEG撮って出しが基本になった点。RAW現像ではなかなか撮って出しが実現できない。RAW現像をほぼやらなくなり、JPEG撮って出しに移行し人生の時間を圧倒的に短縮。
[10] フィルムシミュレーションが良い感じ(特にフィルムの経験がある方は良い感じ)。Lightroom Classic CCでの現像(JPEGなのでリタッチ)のフローの簡単な紹介。JPEG-> JPEGなので2回圧縮がかかるので劣化するが許容。将来JPEGに変えてHEIF(10bit)を登載してほしい点。
[11] 撮影のカスタムメニューの便利さ。ダイナミックレンジ100%~400%の面白さ。 サブカメラとしても是非富士フイルムも試して欲しい点。
[12] カスタムボタンの割当について。AFモード、測光モードをあまり使わない点。X-T4でStill/Movie切替ダイヤルの歓迎。瞳AFのOn/Offの切替。セルフタイマーに関して。スマホとのBluetooth経由での連動(リモートシャッター、GPS位置情報転送、時間同期)が便利。
[13] レンズの話。XF23mm F2, XF35mm F1.4, XF56mm F1.2, XF90mm F2, XF10-24 F4, Fringer FX(EF-FX)によるCanon EFレンズアダプターの使用感。Canon EF70-200mm F2.8 IS Lの使用感。FujifilmのAPS-Cレンズは気合いが入って作っており高品質な点。ヘリコイドの感じも気持ち良い。APS-Cシステムによって非常に軽い・コンパクトなシステムになっている。軽量・機動力・小型の重要性。*このあたり動画中でレンズの扱いが雑なところがありますが、もっと丁寧に扱わないといけませんね。
[14] X-T3, X-T4の大きな魅力である動画機能の紹介。APS-Cで4K 60P(HEVC, H.265)で撮影できるカメラは少ない点。F-Log撮影、Davinci Resolve 16では無償版でも4K60P動画を扱える点(FujiのETERNAエテルナのLUTを使ったカラーグレーディング)。静止画・動画のオールラウンドカメラである点。RODEのマイク(Video Micro)がオススメ(風切り音防止だけではなく、レンズのAFの音を拾わないためにも)。XF10-24mm F4は手持ち動画が結構いけるが、XF35mmF1.4などは厳しい。X-T4デモ機を試したときにはボディ内手ぶれ補正が良かった点。ジンバルがなくても行けるのではないかと期待。X-T3でも工夫すれば動画は全然問題ない(画質はX-T4と一緒)。X-T4のバリアングルの利点。X-T3は価格が下がっているのでオススメ。
[15] まとめ。1年半を使ってきてX-T3を満足している。JPEG撮って出し、瞳AF、Xマウントレンズの高品質、露出の4要素のダイヤルの重要性など。

長期レビュー(その2)も作成しました。
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