再び、福島県の磐梯朝日国立公園の一角、”浄土平”に行ってきました。もう何度も行っておりますが。
コースは、以前の記事と同様のショートコース。
ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=14d24cd207f04d4a54834da979d7545f
距離:66.1km
獲得標高:1600m
朝5:30に起きて、ウェザーニューズの天気予報で全国の天気を確認。福島周辺の天気が良さそうだったので、eki-netで6:40の東北新幹線やまびこを予約。30分で用意して東京駅から新幹線に乗り込みました。東京駅がたまたま近いため、当日朝に天気が良いのを確認してから即座に対応できるので便利です。
浄土平に福島市内から上がっていく磐梯吾妻スカイラインが先日冬の閉鎖から開放されました。(*5/10までは夜5時~翌朝7時までは夜間閉鎖)Facebookの浄土平ビジターセンターの情報より、高湯側から浄土平まではノーマルタイヤ(自動車)での走行可能という情報を仕入れていたので、天気さえよければ自転車で上がれると予想していました。
福島駅周辺は実に暑く20度位あり汗ばむ程度。しかし浄土平は5~6度になるためその寒暖差に対応する格好だけは気をつけて出発。結果的には、上下長袖なのは言うまでも無く、ウインドブレーカーとハーフのシューズカバーを持っていったのは良かったです。あとはクラフトのインナーを別で持っていったので浄土平で着替えたのも良かったかなと。
相変わらず良い登り坂で気持ち良い事限りなし。始めての方は高湯付近の清水ドライブインで最終水補給などは忘れずに(過去の記事を参照)→2014/04/19編集。この清水ドライブインの自販機が撤去されていました。もう少し登ったところの、`旅館高原荘`の駐車場にはありました。
磐梯吾妻スカイラインの魅力は、なんと言っても森林限界を途中で超えてきて広がる大パノラマの絶景。
超綺麗です。1300mを越えたあたりから一気に気温がスーっとしてきます。
吾妻小富士。皆さん上っています(簡単に上れます)人が写っていますね。
*全部の写真はクリックすると拡大。
硫黄ガス吹き出しエリア。あんまり止まってはいけません。何せ綺麗で写真を撮りたくなりますが。
浄土平到着少し前に1500mを越えます。この辺りは暴風で極寒でした。
浄土平到着。GWの天気が良い日だからでしょうか?駐車場は満車で少し渋滞に。自転車は関係ないので、やはり自転車で来るべきでしょうね(笑)
今回は距離も短く、獲得標高も少ないのでTREK Superfly Elite (2012)で。相変わらず素晴らしいバイクで。
さて、浄土平には公営のレストハウスもありますが、オススメはこの写真の(レストハウスと天文台の間にある)民営の”ななかまど”さん。平日は別の仕事をされている方たちが、週末などにこのお店を経営しています。浄土平に上った際に、このななかまどが空いていたら是非お立ち寄りください。
たまこんにゃくや、きのこ汁、きのこ蕎麦など大変美味しいです。ご主人の”佐藤”さんという方が大変親切にしてくれて、行くたびにお話し相手になってもらっています。
是非行った際には、宮下なり、spacewalkerなり名乗り出て貰えれば何か良いことがあるかもしれませんよ。去年も何人かブログを見てきたというお客さんがいたそうで。
吾妻小富士。駐車場に車を止めて、皆さん徒歩で上ってゆきます。さっと上れます。私はロードシューズだったので上りませんでしたが、ドライブで行く際には是非。上のすり鉢状の形状は実に素晴らしいです。SPDなどのMTB系シューズの方は、ななかまどさんあたりにバイクを預けて置いて上ってみるのも良いかと思います!
さて、浄土平から更に上がって行きます。磐梯吾妻スカイラインの最高標高点へ。更に標高があがるので雪の回廊が見えてきました。かなり天気が良いのでどんどん溶けていますがそれでも2.5m以上はある箇所がまだまだありました。開通直後に来ると面白そうですね。
さて、最高標高点1622mに到着しました。この奥に看板があるのですが雪で埋もれています。
今日も実に素晴らしい乗り味でした。下りは良質なディスクブレーキとサスペンションがあると超面白いですな。この位の長さの下りをロードバイクのキャリパーブレーキで降りてくるのはなかなか指も痛くなって萎えるのですが、ディスクなら指一本のクリックで完全停止ができるので何せ面白いです。少なくともスピコンで来たら私の実力ではこの坂を安全に下りてくる自信がありません。
現地の人によるとGWの中でも今日が一番天気が良かったのこと。やはり天気を見てから出発するのは確実ですね。距離は短かったですが、絶景に出会えて気持ち良かったです。是非皆様、浄土平へ足をお運びくだされ。雪渓が残っている今が良い機会ですよ。