今年もよろしくお願い致します。
大雪の中、地元のお寺、神社に初詣に行ってきました。
カテゴリー: 家族
実家から自家製味噌が届きました。そして味噌汁。
さて、長野の実家から自家製味噌を送ってもらいました。実家は大豆もお米も作っているのでこの味噌は正に実家の自家製です。何せこの味噌で育っているわけですからこの味噌がどんな味噌よりもおいしいです。慣れかもしれませんが。
写真がどーにもテキトーなのですが、こんな感じの味噌。確か、大豆とお米を1:1で使っているとか母親が以前言っていたような・・・。
で、早速味噌汁。”おふ”、豆腐、厚揚げ、わかめに万能ネギの味噌汁。今回は昆布を前日の夜に水につけておいて、そのだし汁で作りました。
まぁ、旨いに決まっていますわな。これからの世の中を考えると、ウチの実家のようにお米から大豆・小豆、野菜を作っていることのプライスレスな価値は計り知れません。
追記:万能ネギを鍋に全部いれちゃうの?という指摘を受けました(笑
2012年二年参り@滝宮神社
さて、2012年の初詣は、実家近くの滝宮神社(たきのみやじんじゃ)にいってきました。夜11:45に出て二年参り。
毎年ここで二年参りをしていますが、2006年の様子は、昔のこのブログの記事で(ほとんど写真同じじゃないか・・):2006 謹賀新年:帰郷
当時の方が写真ちゃんと撮っているなぁ・・・。最近やる気なし・・。カメラもレンズも良いものを持って帰ったのに手抜き。
近くの人が年明け近くになると集まってきています。子供達もたくさんいるのですが、誰一人分からず。分かるのはおじさまたちで、私が小さい頃にお世話になった人たちです。
同世代も皆さん結婚され、割と地元(または長野県の比較的近い地域)に住んでいるらしいのですが、そういう連中はあまり来ていませんでした。
火を焚いて迎えてくれるのでほとんど氷点下くらい寒かったですがぽかぽかです。地元のおっさんとしばし談笑。
私が宇宙関連の仕事をしていることを知っているらしく、”はやぶさ”の話などいろいろ質問されました。”はやぶさ”はやはり有名なんですねぇ。
ちなみに私もカメラ開発で参加したイカロスに関してはほとんど知らず・・。あれもすごいプロジェクトなんですが・・・。
地元の早起きおっさんソフトボールチーム(ウチの親父も所属)が御神酒と年越しそばを振る舞ってくれます。
親父いわく、みんな足腰が痛くて本来の目的であるソフトボールはできないらしく(笑)、最近は獅子舞をやったり、このそばを作ったり別のことをしているようです(笑)
二礼、一拝、一礼(だったかな?)でお参り。という二年参りでした。
実家のお盆のお墓参り。お盆さんのお出で(迎え盆)
さて、精霊棚の準備ができたので(参考:お盆の精霊棚準備過程。)、お盆さん(ご先祖さんを呼びに)お墓参りにみんなで出かけます。
いわゆる迎え盆ですね。ちなみに8月13日と決まっています
実家がお世話になっている真言宗のお寺。屋根をふき替えたばかりです。
これもお寺の一つの建物(名前忘れた)。急坂の階段を何十段か上って上がります。100数年経っているのでそろそろ修復だそうです。
(ウチのお墓の写真を公開するのは一応やめておいて)。お墓の前で去年実家で採れた藁を焚いてお線香をつけます。
実家の方ではこの時に、”盆さん、盆さん、この灯(あかり)でお出でなすってよー♪”と皆で歌います。
ここから、数十人にいるご先祖さんを、お墓参りに来たみんなで分担して家まで背負ってゆきます。
お寺にある六地蔵さんにもお線香を。ご先祖さんが背中に乗って来ていますので、これで家に帰ります。
全く写真をちゃんと撮っていないので、焼けた後なのですが、家について、家の入り口でも同じように藁を焚いて、同じように歌います。
ちゃんとお墓から家に着いてきているか、再度火を灯して呼ぶわけですね。
この後、精霊棚に皆でお線香を上げて、ご先祖さんを家に呼びます。これでお盆さんがお出でになったわけです。16日の送り盆までお盆さん(ご先祖さん)には家でゆっくりしてもらいます。
さて、私は諸事情により8月16日の送り盆は立ち会えませんでした。上記とは逆の順番で同じことを行い、お盆さんをお墓に送って行きます。
前記事で紹介した、茄子で作った牛に現世のいろいろな物を載せて送っていくわけですね。
藁を焚くときは、”盆さん、盆さん、この灯(あかり)でお帰りなすってよー”と、歌います。
私は毎年このようなお盆を過ごしているのですが、時代が変わりつつある今、経験されたことがない方も多いかもしれませんね。
お盆は、お盆さんが来ることだけではなく、本家に親戚達が集まり、近況などを酒でも飲みながら話あっている機会もとても大切で、お盆さんたちも子孫達の反映、成長を楽しみに見ているのでしょうね。こういう文化は大切にしたいものです。
お盆の精霊棚準備過程。
さて、実家のお盆の”精霊棚”の準備過程です。
お盆に関しては、以前調べブログの記事を書いています。”お盆”という行事について調べ感銘を受けた。”
この記事でも書いたように、お盆にご先祖さんたちを呼ぶために、精霊棚を用意します。
いろいろ地方・ご家庭でルールがあるかと思いますが、宮下家の準備の様子。
そんなとき2歳になったばかりの甥っ子が掃除を手伝ってくれています。
これはウチのお位牌たち。中心が祖母・祖父ですね。古いものは字を読むのも困難です。
先述の記事でも紹介しておりますが、馬と牛を表現した実家で採れた野菜たち。
馬は、ご先祖さんが少しでも速く帰ってきてくれるように。
牛は、お盆が終わってまた戻っていく時に、現世からたくさんのお土産を持って行ってもらうように。
びっくりしたのですが、最後全部飾り終わった正面写真を撮るのを忘れました(笑)
なので、斜めからのこの写真のみ・・・。棚の両サイドに盆提灯、後ろに掛け軸、棚にはお位牌、先ほどの馬・牛、お線香など、まぁこんな感じです。
会社のメンバーに聞いてもあまりお盆をやっていない様で、地方によっても違うのですかね?
私が存在しているのもご先祖さんたちのおかげですから1年に1度帰ってくる行事を大切にしたいものです(片付けは手伝えなかったのですが・・・)