題名から,これを連想される人は,病気です(苦笑
それはおいといて・・・
インターフェイスっていう言葉がある.言葉の意味は,辞書でひいてみると
1 〔コンピュータ〕インタフェース:複数のシステムの境界面.
2 (異なるものの)接触面,界面.
3 (研究分野などの間の)共通事項.
Progressive English-Japanese Dictionary, Third edition Shogakukan 1980,1987,1998/プログレッシブ英和中辞典 第3版 小学館 1980,1987,1998
一般的に使われるのは,機械をくっつける窓口的な意味.
いつもキョロキョロして,世の中に何か見つからないか模索し,アイデアを絞り出す楽しい毎日の中で,
想像力はモーレツに広がる.その頭に浮かぶイメージを,人に伝えるのが難しい(笑
自分のプレゼンテーション能力の問題もあるんだけど,その伝え方は,まさにインターフェイス.
相手がインターネットだとする.適当な単語に何十万もの検索結果をだしてくるgoogleに対して,
本当に探したい情報がなかなか見つからないことがある.
この問題に関しては,2つのアプローチがある.
1.Semantic Web
2.インターフェイスの改善
1.Semantic Webは,今までのような適当にHTMLで作った,だらしないページではなく,そのページのこの記事(文章)は,”こんなカテゴリー”の”こんなサマリ”をもった文章ですよ.っていう意味(Semantic)をトッピングしたウェブの事である.この技術を使うことで,google君も,”浜崎あゆみ, 画像”の検索ワードに対して,”浜崎あゆみ, ファンクラブオフ会”のコアな画像がひっかかって来ることは少なくなる(技術的によりひっかけることもできるけど・・・).ちなみにSemantic Webはこれだけではないですけど・・・・.ちなみに,このウェブログ(MovableType)のトラックバックなども,Semantic Webの根底の技術を使っている(RDF)
→つまり,文字列検索性能を向上させるアプローチ
2.インターフェイスの改善は,”文字列・言語”っていうもの以外に何か使えないか?っていうアプローチ.
2.1 人間側:マイノリティリポートでトム君が使っているような,ヘッドセット+指ぬきみたいなもので,情報へアクセスする.
2.2 機械側(インターネット側):インフォメーションアートなどのアプローチ.
自分が研究以外でやっているプロジェクトは,ここら辺がずっとテーマになっている.
ちなみに,研究テーマは,”次世代宇宙用分散ネットワークシステムに関する研究”
それはさておき,研究以外で,
宇宙をテーマとして,技術的な部分は,完全に自分がカバーできるけど,
・人がどうやって,言語を認知するか?
・人がどうやって,感動するか?
・どういうデバイスで,思考を機械に伝えるか?
・このような情報を,どんな形で表現するか?
こういった,とっても”柔らかい”部分は,いろいろな場面で知り合った友達の知恵を拝借してちょっとづつ進めている.
プロジェクトの詳細は,もうちょっとで,その最初のデモソフトができそうなので,その時に公開するとして,今,そのコンセプトを表すといったら,
“Inspiration & Imagination Web”
Inspiration や Imaginationっていう漠然としたモーレツなモノを,
”表現し”,そして”伝え”,”感動する”っていう,
ほとんど無理っぺーものを作ってみようかと・・・.ちなみに,Webにする必要も無いけど,データ引っ張るのは,Semantic Webを使おうかなと・・・.
でも,正直,こんな言葉はどうでもよくて,大切にしたいのは,それぞれの人の”ハート”.熱いものを.
一つ,インフォメーションアートの分野から紹介.
Proposal of spatial memory architecture
開発者の星さんの言葉では,
”現実の都市空間の中で、特定の場所や時間によって得られるサイトスペシフィックな感覚や情報を相互に交換するコミュニケーション・システム、もしくは、現実空間の位置情報によって管理されたデータベース・システム”
Semantic Webやインフォメーションアートの表現方法は,自分にとっては,Toolであって,使うことが目的ではない.宇宙っていうものを,最先端の技術と芸術を用いて,少しでもリアルに,有機的に伝え,下45度に向いている首を,上45度(もっと上)に向けて,星を見上げさせる力を生み出すことが,自分のテーマ.
すげー雑文・・・・.日本語っていうインターフェイス能力不足ですな・・.