by 少し前のブログ（7月15日: 2ヶ月で10kgダイエットしました(ダイエットの考え方とダイエットシステムの公開）でも紹介しましたように、今年5月上旬からダイエットを行いました。詳しくは先のブログをご覧頂きたいのですが、
１）二人の知人に同じ日に太った？と聞かれた（笑）
２）自分自身痩せなきゃあかんとこの３，４年思っていた
３）作ったダイエットシステムの第一被験者になる必要があった
の3点からダイエットに望みました。先のブログの時点ではまた目標体重に達していなかったのですが、先週末に目標のBMI 20.0切りを達成しましたので、とりあえずのダイエットは終了です。この3ヶ月間で15キロ近いダイエットを終えての感想と雑感を述べたいと思います。
上のグラフがこの３ヶ月の体重・体脂肪率・BMIの推移です。目標のBMI=20以下をとりあえず達成しました。このグラフだけでみれば順調に下がっていることがわかりますが、1日単位で細かくみていると激しく上下に揺れており、また1日に２，３キロ増大することもあることがお分かりだと思います。今回は、このあたりの細かい変動などについても紹介したいと思います。
１）リバウンドに関して
目標体重に達したわけですので、ダイエットは一応終了になるわけですが、巷で言うリバウンドしてしまっては意味がありません。私の場合リバウンドするのかを考えてみます。リバウンドは私自身ダイエットが初めてなので過去に強烈なリバウンド経験があるわけではありません。今回の経験からするに、ダイエットを始めたときに突然”夕食抜き”とか、”毎日10キロ走る”とか無理なアクションを起こした方が、最初の1，2日で体重が落ちたのは良いものの、その後一度の”ヤヴァイ空腹”を経験する、”避けられない飲み会に参加する”などの食べる機会を得てモーレツに食べ、増えてしまう現象であると思われます。私の場合、空腹のキャリブレーションをまず最初の１，２週間で行うことから始めました。つまり急激に最初から落とそうとせず、少しだけ食べる量を減らすことで、現在の体の代謝量に準じた食料摂取量を調整しました。つまり、これをゆっくり行うことで食事の量が減ることになりますが、その量でも十分に生活を行えるようになるので特に辛くはありません。これに対してリバウンドするケースは、急激に食事量を減らして、体がまだその少量に対応できず過度な”空腹感”を乱発させ暴飲・暴食につながりリバウンドという流れだと考えています。先のブログにも書いていますが、私もダイエット当初に少し無理をして”ヤヴァイ空腹感”領域まで攻めてしまい、寿司を暴食し、その３，４日のダイエットが無駄になりました（そう考えると私もリバウンドを経験していたのかもしれません）。”ヤヴァイ空腹感”は、ダイエットをしているという冷静な判断を忘れて食べてしまうので、達する前に食事を適量とることが大切です。
２）ダイエット後のの良かったこと、悪かったこと
良かったこと：
・とにかく体が軽く、健康体になった感じです。
・みなさんに痩せたと言われます（これが良いかわかりませんが）
・ダイエットのために運動量を増やしたのですが、体力も増えてきて良い感じです。
悪かったこと：
・スーツはじめ、服がすべて買い直しになったこと。
・食べる量が減ってしまったので、外食でのコースメニューが、前菜と次（パスタ）でお腹いっぱいになってしまい、メイン料理が食べられないこと。これは結構困ります。しかもデザートなんて出てくると全く手が出ません。
３）現状での生活
食生活：前回のブログでも紹介しているようにご飯（白米）を1食あたり100gに制限していました。3週間前くらいから100gを90gに減らした（100gでは多くなってきた）食生活をしています。辛い制限ではなく、食べられなくなりました。相変わらずおかずはたくさん食べているので白米の量だけ減らす生活です。ちなみに間食は言わずもがなですが全く無しです。アイス1個150キロカロリーを走って落とすのは容易な事ではありません。食べる時でも1カップアイスを4回位（4日）に分けて食べていました。
運動：基本的に朝30分位走っています。この暑い中、長袖／長ズボン＋ウインドブレーカーの防寒着を着用して走っているのでドMと言われかねません。ラジオ体操の時のおばあさん達にも大丈夫？と心配される始末です（笑）このモーレツに暑い環境で走っていますので1度走った時の発汗量は多量でダイエットに大きく貢献してくれました。あと時間を見つけては港区のスポーツセンターに行って、バスケットを1時間位しています。ほぼ毎日走っていますので体力もかなり回復してきました（大学4年間はよく走っていて走るのは好きです）
酒：お酒は別の理由で5月より飲めなくなりましたので、これはかなりダイエットに貢献している様です。外食での出費も減りました。
４）開発したダイエットシステムの一般利用について
開発したダイエットシステムを無料で公開し、合計17人に使って頂いています。残念ながら9割の方がご利用をやめてしまった（？）様で、なかなか難しいところです。一方で毎日データ入力を欠かさず行っている男性3人がいるのですが、（失礼ながら久しぶりにデータを見せて頂いたところ）、順調に体重が減っているようです。また、毎日の測定でご自身の食事と体重との関係を定量的に、客観的に判断できたでしょうから、食生活を見直す機会になったのではないかと勝手に考えています。この3人の方には是非継続して頂きたいものです。
５）開発したダイエットシステムによる減量の仕組み
前回のブログには詳しく書いてありますが、私が開発したダイエットシステムは、開発したと大げさに言うほど大したものではありません。
・体重、体脂肪率を”最大限”に簡単に早く入力する
・体重、体脂肪率の推移をいつでも容易に見られる
この2点を実装しただけのシンプルなシステムです。
ダイエット方法は、このシステムを使って、朝晩必ず体重を量り、”現状の体重を維持する”という方法です。維持する方法は人それぞれで構いません。体重を減らすのではなく体重を維持するのがポイントです。毎日体重を量り、維持をするだけで（理由は述べませんが）ゆっくりですが自然と体重は減ってくると思います。あくまで毎日2回測らないと効果がありませんが。
６）効果的なアイテム
私のダイエットの強い味方は、オニオン低カロリードレッシングでした。近くの１つのスーパーでしか売っていないのですがこの味が大変好きでいくらでも食べられる味です。夜は白米は食べずにキャベツだけの食事も定期的に入れていましたが、キャベツとこのドレッシングでお腹いっぱいにできるのでこれはかなり貢献してくれました。思いっきりお腹がすいたときでも、カロリーの低い食いまくれるアイテムを用意しておくのは大切です。暴飲・暴食をすると1回で、2，3日の努力は簡単に消えます。
７）その他雑感
ダイエットのきっかけを与えてくれた人に最近会ったところ、痩せたとは言われましたが、今度は筋肉つけた方が良いよ～と勝手なことを言われました（笑）。実際に運動量を増やしているので無くなった脂肪がこれからは徐々に筋肉に変わるかもしれません（これは良くわかりませんが）。
先日献血をしたところ、血液検査の結果が葉書で届きました。そこには7年前の血液検査の結果も載っていました。現在の数値は、7年前の数値（特にコレステロールなど）に近く、この2，3年とは結構違う値を示していました。血液の成分を見ても7年前くらいの運動を良くやっていた頃に近くなりました。コレステロールなどは、運動を増やしたこと、現在の代謝量に応じた適切な食事量にしたことにより、油分も減り、大幅に減じたのではないかと直感的に思っています。
目標体重に達した為、これからは現状維持ですが、常に体重を量って体調を整えたいと思っています。これからも体の代謝量が老化により減っていくと思うので、半年に1回くらい軽くダイエットをして、食べる量を調整したいと考えています。