Robert Casadesus’ Mozart Piano Concertos

少し前のエントリー(Michelangeli’s Mozart Piano Concertos Nos.20 & 25)を書いて以来、クラシック熱が数年ぶりに再燃している。このGWもプログラム三昧であったが、プログラミングという退屈な時間もクラシックにより随分満たされた。何せこの5,6年クラシックのCDを追っかけていなかったものだから、Amazon, HMVのウェブサイトを見ているだけでもワクワクする(残念ながら大きなCDショップには行っていない)。その中から見つけたCDを紹介。クラシックに興味がなければ、極めて退屈なエントリーである。

619.jpg
ピアノ協奏曲選集 カサドシュ、セル&クリーヴランド管、コロンビア響(3CD)@HMV

なんというのか、こんな名盤がCD化されているとは・・・といった感じである。モーツァルトのピアノ協奏曲は個人的にかなり好きな曲集で、ベタではあるが特に20番台は特に好んで聞いている。クララ・ハスキル、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリなどのマエストロも大好きであるが、何せ高校の時にもっとも聞き込んだのは、ロベール・カザドシュ(Robert Casaadesus)である。高校の担任から借りたLP盤をカセットテープにダビングしてエンドレスに聞きまくった。大学のために上京後、このLP盤がCD化されないかいつもお店を見回っていた。そして、どうやら昨年2006年9月20日にCD化されたようである。いやはや、この50年前の名演を2006年という最近になってCD化されたことは何とも嬉しい限りである。

カザドシュに関しては、極めて詳しい方がウェブなどで公開されているのでそちらに譲りたい(下手な事を書いて恥をかきたくない(笑))

Robert Casadesus

ロベール・カサドシュ – Wikipedia

上記の3枚組CDには、モーツァルトのピアノ協奏曲として、21,22,23,24番が入っている。私の記憶では25番は録音されておらず(あるかもしれない・・)。26番(戴冠式)、27番は、

Piano Concerto.24, 27: Casadesus(P), Sezll, Barbirolli / Nyp

ピアノ協奏曲第21番、第26番 カサドシュ(p)セル&クリーヴランド管、コロンビア響

この2枚を別に買えばCDで聞くことができる。それにしても1枚800円とかいう値段は、消費者にとっては喜ばしいものだが、あの名演が安すぎる!という悲しい気持ちも湧いてくる。ハスキルのような優しい、女性らしいピアノではなく、ミケランジェリのような鋭く繊細なピアノではなく、堅実、実直なしっかりとしたカサドシュのピアノも是非聴いて欲しい。

また、オーマンディ指揮による協奏曲選集もあるようだ

モーツァルト:ピアノ協奏曲選集
ジョージ・セル指揮のものしか聴いたことがなかったので、近々聴いてみようと思っている。

Robert Casadesus’ Mozart Piano Concertos」への5件のフィードバック

  1. まことさん>

    おお!いいじゃないですか!赤ちゃんしか聞こえない音域ってあるらしいですよね。良い音楽を聴かせてあげてくださいな。

  2. わかばさん>

    お?クラシック聞かれるのですか!
    ご紹介ありがとうございます。世の終わりのための四重奏曲とはすごいタイトルの曲ですね。参考にさせていただきます。
    弦楽重奏がお好きなのですか?ブラームスとかいやというほど名曲がありますよ。もしご興味があれば。ブラームス弦楽六重奏なんて体がとろける美しさです。

  3. ありがとうございます!
    ブラームスですね!チェックします。
    クラシックはあまり分からないけど、安いしタイトルが変で面白いので時々買います :)

コメントは停止中です。