XAML, WPFによる次世代ウェブ開発の紹介(その1)

いよいよ来年始めにWindows Vistaが登場する。Windows Vistaのウリのひとつは、WPF(Windows Presentation Foundation)とXAML(eXtensible Application Markup Language)によるウェブおよびアプリケーション開発である。WPFは、Windows用のスタンドアプリケーション(ExcelやPhotoshopなど)だけではなく、ウェブアプリケーションも開発できる。どのようなウェブアプリケーションかというと、”華やかでインタラクティブ”なウェブアプリケーションである。

現在の華やかでインタラクティブなウェブといえば、

・Flash (+Flex)によるウェブ
・XHTML + AJAXによるウェブ(Google Maps, Gmail, Google Calendarなど)
・WPF, XAMLによるウェブ(今回のエントリーのテーマ)

上記2つが既にスタンダードになりつつあるが、WPFはマイクロソフトが次世代ウェブ用の方式としてモーレツにアピールしているものである。WPFが将来デファクトスタンダードになるかわからないが、Vista発売前にWPFによるウェブアプリケーションの開発概念をウェブデザイナーさん、ウェブプログラマーさん、ウェブディレクターさんが知っていれば少しだけ、同業者さんよりも前にでられると思う。そう思ってVista発売前に少しだけ紹介する。
VistaのプログラムといったらWindowsのみの規格でLinuxなどオープンな環境では使えないと思うかもしれないが(実際私もそう思っていた)、実はそうではなく、LinuxでもWPFのウェブアプリケーション(XBAP)を配信できる。

今回は長いので別ページに敢えて作った。

XAML + WPFプログラミング @ spacewalker.jp

興味がある方はご覧くださいな。
まだすべては完成しておらず、今回はその1である。

・XHTMLの次のウェブ言語になるかもしれないXAMLという名前に興味が沸く方。
・最新のウェブ技術の概念だけかじっておこうかなという方。
・Illustratorで素敵なウェブを作りたいと思うイラストレーターさん
などで、WPFをご存知ない方はご覧くださいな。