東京タワーを詳細に見る

 台風のような大風が吹いた昨日とは打って変わって、今日は鮮烈な青空が広がった。こうなったらチャリンコで写真を撮りに行かない手はない。ということで、家を出発し東京タワーを横目に見ながら皇居・江戸城を一周してきた。皇居・江戸城の写真は後日公開するとして、赤羽橋に差し掛かったとき、綺麗な青空をバックにした東京タワーがとても綺麗だったので、その写真を公開する。東京タワーは、東京のランドマークとはなっているが、もともと日本電波塔株式会社がその名の通り様々な電波を送る塔として機能している。そのため東京タワーには良く見てみると多くのアンテナなどいろいろくっついているのがわかる。今回、比較的解像力の高いレンズで撮った3連続スティッチ写真を公開する。下の写真は縮小してあるが、クリックすると2206 x 7320ピクセルの大きな画像が開くので、興味のある人は等倍で見てみて欲しい。東京タワーの先端など私も肉眼ではわからなかったが、今回の写真でどうなっているか見ることができた。展望台の人もよく見える。

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赤羽橋から見る東京タワー(クリックすると3枚スティッチの拡大写真が表示)

 ここからは写真の少しテクニカルな話。今回の写真はEF100 F2.8 Macro USMで撮影してきた。この100mmのマクロレンズは、MTF曲線(EF100 F2.8 Macro USM MTF曲線)を見ると数値的にかなり良い性能のレンズである。私の持っているレンズでは、このレンズが数値的にも、経験的にも解像力があるので、今回このレンズを利用した。しかし、もともと皇居周りが目的であったことから三脚を持っていかなかったため、三脚、レリーズによる完全固定撮影ができていない。さらにMCプロテクターを外すのを忘れてしまった。その2点を考慮すればもっと解像力のある写真が望めたと思う。絞りはF8程度に絞っているので、レンズ的には一番良いあたりで撮れていると思う。

更に、今回は新兵器を導入している。

20061007_GPS.JPG

ソニーのGPS-CS1Kである。大したものではないが、電池を入れて電源を入れておけば、数秒に1回位置データを内部メモリに記録しており、あとでPCに取り込むことができる。写真のEXIFの時間と比較して、その位置データをEXIFに追記してくれるシステムである。今回公開している東京タワーの写真にも一応位置データをEXIFに埋め込んでおいた。実際取得した位置をGoogle Mapsで表示したところ全然不正確で愕然とした。原因をこれから調べないといけない。写真のマッシュアップに役立つかと思って買ってみたが、いろいろ面倒なのでやはりカメラにGPSくらいはつけて欲しい。

東京タワーを詳細に見る」への2件のフィードバック

  1. かなりおもしろいですね。
    先端の方は、強風が通り抜けられるように、細かい鉄柵が組み合わされたようになっているんですね。

  2. shumaくん>

    どうもです。
    あれだけ大きな建物だと風による振動もすごいでしょうね。
    いろいろな工夫がされているのがわかりますね。

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