ピアノを弾いたことがある人なら誰もが一度は憧れるショパン(フレデリック・フランソワ・ショパン (Frédéric François Chopin)).ショパンの詳しい解説はいつも通りWikipediaに譲ろう(フレデリック・ショパン – Wikipedia).今日はショパンの名曲として知られているバラード(Ballade)のお話.
私も例外ではなく多くのショパン好きは,大好きな曲としてバラードを挙げることが多い.バラードとは,元々中世(14~15世紀)フランスにある詩の形式であった.日本でいう俳句・和歌みたいなものだろうか.そのバラードを器楽曲に転用してしまったのが,ピアノの詩人ショパンである.ショパンは,バラード曲を4曲書いており,そのどれもが胸キュンもの(最低な表現だが・・)の素晴らしい作品である.その後バラードは,怪獣のバラードやら,日本のJPOPアーチストが”今回の曲はバラードを書きました”みたいな最低な使われ方をしているが,バラードの音楽といったらやはりショパンである.
その最高に素晴らしいショパンのバラードであるが,youtubeをうろうろしていたら,なんとHorowitzのカーネギーホールの映像が見つかった.ピアノを弾く・聴く人なら当たり前の事だが,同じ楽譜であってもピアニストによって全く違う.私がバラード1番において最も素晴らしいと思っている演奏は,このブログでも過去に扱っている(Horowitz “The Legendary 1968 TV Concert”)の演奏だと思っている.今回見つけた映像は,その3年前,1965年5月9日にN.Y.カーネギーホールで行った伝説の復活コンサートのバラード1番である.この演奏も大変素晴らしい!このコンサートはHorowitz好きの中ではかなり有名で私もHMVのCD(ホロヴィッツ・ライヴ&未編集!(2CD+特典DVD) 受注393セット )を持っており演奏は聴いたことがあったが映像は今回始めてである.世界中のピアニスト・ピアノ好きを魅了してやまないショパンのバラード1番を,貴重なHorowitzの映像で是非聴いて欲しい.
↓クリックすると再生(from youtube)
HOROWITZ plays Chopin Ballade Nr.1 Op.23 @ Carnegie Hall, 9th May, 1965.
私は2番と4番が好きです。
特に2番。高校の時に、友達が音楽室で弾いてくれたのが忘れられません、という個人的にセンチメンタルな曲です。
dairaさん>
こんにちは!お仕事大変そうですね!
体調には十分にお気を付けてください!!
さて,2番は始まりから切なく素敵な曲ですよね.1番が情熱的に終わり,2番があのように切なく始まるとほろっといってしまいそうです(笑
それにしてもお友達高校生でバラード2番とは素晴らしいですね!
実は私もバラードでは,4番が一番好きでして好んで聞いております.
私は、今高校2年生で、バラード2番を練習しています♪
頑張ります(b’v`d★)
りんごさん>
おお!高校2年生でバラード2番ですか!!すばらしい。
音大を目指しているのですか??
もう始まった瞬間から美しい曲ですよね!
がんばってくださいね~