先日学会で行ってきたドイツ・ミュンヘン近郊に,Dachauという町がある.
Dachauは,ナチス・ドイツによる最初の強制収容所であるDachau 強制収容所(Konzentrationslager: KZ)がある.
この収容所をベースに,有名なアウシュヴィッツ-ビルケナウ強制収容所(KZ Auschwitz-Birkenau)も作られているという.
ドイツは,その収容所をそのままの形で保存し,(当然)無料で公開している.
当時の映像,行った行為なども全て公開しているため,目をふさぎたくなる内容ではあるが,
これだけの情報を公開している姿勢は過ちを起こさないという気持ちの表れだと思う.
薄暗い部屋に閉じ込められ,シャワー室として通されるガス室の先には,死体を焼く火葬場があった.
収容所内には,その後建てられた教会があり,いつもロウソクと花が飾られている.
Dachau駅
Arbeit Macht Frei(働けば自由になる)
KZ Dachau
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1933 – 1945
後に立てられたモニュメントですが,人々の苦悩が表現されていますね.
有刺鉄線
飛び越えようとした人もいたのでしょうか.
収容部屋がたくさん入っている建物
収容部屋廊下
25
収容部屋のトイレ
収容部屋のドアの覗き窓
収容部屋内の窓
この窓から何を思ったのでしょうか?
収容部屋内の窓
仕切り門
収容部屋はある一定数ごとに門で区切られていました.
各言語対応の音声解説
ナチス・ドイツ時代の旧・市庁舎
ガス室(シャワー室として入れられた)の説明
ガス室入り口
ガス室
ガス室
ガス室の奥の火葬場
収容所中心の並木
並木の先に,後に建てられた教会があります.
献花台
教会
教会
ロウソク
とにかく会話もできないほど,衝撃を受けた.
ここで起こったことのほとんどが情報として公開されている感じだった(少なくとも自分にはそう感じた)
アウシュヴィッツにいつか行きたいと思っていたため,今回(行くまでは知らなかったのだが・・),その原点ともいえる,Dachauを訪れることができたのは,良い経験になった.
胸がつぶされるような息苦しさが写真から伝わってきました。
*miho*さん>
まったくもって同感です.
今年アウシュビッツに行きましたが
ダハウ収容所も行ったほうがいいですね。
アウシュビッツに行ったときはかなりの衝撃でしたが
いろいろと考えさせられました。
ダハウ収容所にも絶対行きます!!
まことさん>
アウシュヴィッツの合理的なガス室の構造は、このDahauがベースとなっているようです。アウシュヴィッツを私はいったことがないので、近々訪れてみたいとおもっています。
宮下さん
はじめて、メールさせていただきます。
趣味でブログを開設しております。
宮下さんのブログを拝見いたしました。
宇宙からはじまり、かなり多方面へご興味が広がっていらっしゃるようですね。
■お願いがあり、メールいたしました。
2005年9月26日付けの記事の写真を、転載させていただけませんでしょうか?
本日下記のアドレスに掲載させていただきました。
(許諾前に掲載し、申し訳ございません。イメージがしやすいと考えた次第です。)
「次からオールウェイ」
http://ameblo.jp/selamatpagi/entry-10746023492.html
「まじぽらんのボウリング辞書」
http://majiporan.blog49.fc2.com/blog-entry-2628.html
不具合があれば、訂正または削除します。
転載のご許可をいただければ幸いです。
ご高配のほどよろしくお願い申し上げます。
2010.12.24.
さいたま市在住 まじぽらん
拝見いたしました。
ちゃんと引用いただいておりますので、全く問題ございません。
一方で私のブログで本名を載せておりますが、貴殿のブログでは名前を掲載を避けていただけますか?ブログ名:spacewalkerにしておいてもらえればと思います。