iPadを3週間使ってみた感想。(はやるのか?買いなのか?)

2010/05/10追記:一番下に購入先情報を追記。
2010/05/14追記:”一瞬起動”に関して追記。こんな強力なメリットを書き忘れていました。
2010/05/14追記:”iPadの改善点”について追記

******** 本文は以下より ****************

iPodを開発用に購入してから3週間が経ちました。このエントリーでは、その個人的な雑感を述べたいと思います。日本でも今月末(5/28)の発売を控え、5/10から予約が開始されます。その前に何かの参考になれば幸いです。
(* 私は米国に行った際に開発用に購入して来ました。日本では技適がまだ取れていませんので、日本国内で原口大臣と同様に違法に使用することはありません)

非常に長くなってしまったので、赤字の部分だけ斜め読み頂くだけでも、iPadの雰囲気が伝わるように工夫しました。

iPodの細かいスペックは言わずもがなですが、iPadの公式サイトをご覧ください。私の感想は、iPodの何となく見えてきた魅力は、ウェブのスペック(仕様)からだけでは見えてこない、つまり、”iPhone, iTouchの画面がでかいデバイスではない”という印象です。このブログでは、いろいろな場面で使った感想・感じ・雰囲気を箇条書きで、雑に述べていきますので、何かその内の1つでもピンと来たら、ご予約の検討にされてみてはと思います。

1)画面の大きさは想像以上に魅力的。
iPhone / iTouchに比べて、物理的にも解像度的にもiPadは4倍の画面面積があります。(iPad = 1024×768 @ 9.7インチ | iPhone = 480×320 @ 3.5インチ)
iPadを使ってみると、この画面の大きさは単純にiPhoneより大きいという予想できる恩恵以上の、かなり大きな力・アドヴァンテージがあることが体感できます。

PCでウェブを見る精神状態でPC用ウェブページを見られる。つまり、フルブラウザの搭載が当たり前になった今の携帯電話で、大きなPCのウェブページを、スクロールを多用させ、とりあえず見られるという状態ではありません。当たり前の事を言っていますが、ウェブを普通に見るという精神状態が、iPhoneが大きくなっただけでしょとは違う感覚がiPadにはあるということです。これが、iPhoneと同様に”瞬時”に起動して、しかもベッドに入っても、ソファに寝っ転がってもできるという感覚を想像してください。

◆付属のカレンダーアプリ(google カレンダー、Exchangeサーバーなどと連動可能)は、大画面の恩恵で大変見易くなりました。横置きにして、1ヶ月間表示にしたときが感動で、まさに机の上に置く紙の卓上カレンダーと同じものです。これもiPhoneでスケジュールが”見ることができた”、から紙媒体のカレンダーを置き換えうるものであり、更にネット経由で各カレンダーと同期しますから、卓上カレンダーだけでなく、手帳をも置き換えられる可能性があります。

◆マルチアカウント対応の付属のメーラも横置きで見たときが秀一で、私の様に数個のメールアカウントを切り替えているユーザーは、左にアカウント+フォルダ構成(受信トレイ・振り分けフォルダ)、右にメール本文が表示できるので、可視性も良く使いやすいです。Word, Excel, PDF, JPEGなどの添付ファイルは当たり前ですが表示できますので、メールチェックという機能としては完璧です。ちなみに、日本のiPhoneは、softbankが、専用のメアド(@i.softbank.jp)を提供しています。それは、IMAPでアクセスするメールアカウントなのですが、iPadでそのアカウントにアクセスしても、絵文字が表示されません。iPhoneにはsoftbankの何らかの実装が入っているのかもしれませんね。

◆ブラウザ・メーラーなどで多用するキータッチ式のキーボードですが、横置きにすれば、1つ1つのボタンがかなり大きいので、それなりに使いやすくなりました。物理キーボードの約30%(慣れれば50%位も?)のスピードで入力ができるのではないでしょうか。とはいえ、やはり物理キーボードには(今のところ)敵いません。物理キーボードだと、指が落ちた瞬間に、キーの位置を触覚で微妙に調整を行っていますよね。iPadではそれがないので、ミスタッチが多いです。ただ、これがキー溝が無いことの問題かはまだわかりません。FとJのホームポジションに常に正確に戻っていられれば、ミスタッチも減るのかもしれません。FとJの位置のボッチ(でっぱりマーク)が物理キーボードでは役に立っているかもしれません。これは、慣れと、インプットメソッド(+サジェスト)での文字補完機能などで、精度は上げられそうな気がします。Googleなどでは、検索窓の入力中でどんどんサジェストが入りますし、タイプミスも”もしかして”で保管されますから、こういうバックの技術も合間って、iPadのキーボードはかなりの高速タイピングが期待できます。実際には、全指を使って打つことはまだ難しく、左右の人差し指と中指を、北斗百裂拳のように打っていることが多く、素人ブライドタッチみたいな状態です。

◆ここまで書いていて思うことは、横置きで使っていることが多い様です。ウェブもメールもカレンダーもキーボードも、Youtube, ビデオも含め基本横置きで使うことが多いです。パソコンのディスプレイも640×480のVGA時代から始まり、1024×768、1600×1200, 1920×1200などのように発達してきていますが、考えてみればみんな横長のアスペクト比ですよね(人間の眼が横に配置されていますし)。携帯、iPhoneなどが縦使いが多く、iPadで横置きが多いというところからも、iPadは携帯の延長ではなく一つ上のレイヤーのデバイスなのかなと思っています。

◆電子書籍リーダーとして
この部分はiPadの発展に大きく影響していると思うので、後で1つのテーマとして扱います。結果を述べると、電子書籍リーダーとしては最高に使えます

◆動画、Youtubeは解像度と画面が大きいですから当たり前ですが良い感じです。iPadの解像度が、DVDの解像度(720×480でしたっけ?)よりも解像度があるんですよね。なのでDVDの程度の動画はもちろん、Youtube HD動画などは大変美しく見られます。私は、谷将貴ツアープロコーチの動画をiPadに入れてありますが、とても良い感じです。ゴルフ練習場で活躍中です。

◆マップアプリは、カーナビとして使える可能性がある。(ただし3Gモデル)
画面が大きいので、マップは大変見やすいです。”経路”機能を使えば簡易カーナビとして使えるかもしれません。一方で、GPS機能は、3Gモデルしかついていませんので、Wi-Fiモデルだけですと少し厳しいかもしれません。Wi-Fiの位置情報サービスで数10m程度は決まる様ですが・・。

フォトフレームとしては完璧です。近年フォトフレームが流行りで、結構売れている様ですね。ただ写真を表示するだけの普通のフォトフレームは、iPadが来てしまうと存在価値はありません。低価格くらいしか魅力がありません。Sonyは高級路線で2万を超えているフォトフレームが出ていますが、iPadが4万中盤(?)から発売されることを考えると、すぐにでも発売を引っ込めた方が良さそうです(もちろんSonyの上位機種はHDMI出力などがあるわけですが、iPadの外部画面出力なりネットワーク出力なりで、いずれ(次機種?)解決されるでしょう)

◆(ニッチな使い方ですが)オーディオ出力ソース+ジャケット表示デバイスとしての素敵かもしれません。
LPレコードはもちろん、CDすら売れないこの時代、音楽はネットダウンロードが主流になっています。一方で私も含めピュアオーディオと呼ばれる狂信的な音楽”聞き”(機器)好きの連中は、CDやLPのジャケットの綺麗さも一つの楽しみだったりします。ジャズなどのLP判のジャケットデザインは秀逸でとてもかっこいいのが多いです。彼らは何百万円も掛けている家のオーディオで、LPまたはCDなどを聞く際に、いちいちそのジャケットを斜め45度の台において、このジャケットの曲を掛けているんだぞ的な誇示をするわけです。ジャケットも含めての音楽アルバムなんだと。iPadはiPod機能(=音楽再生機能)は言わずもがな搭載されている訳ですが、音楽再生中にジャケットのアルバムアートワークが画面一杯に拡大されて表示されます。この”大きさが”私からすれば”おお”っと思う訳で、iPadを同じように45度に傾けてオーディオの前に置いておけば、ジャケット披露には使えるなという印象を持ちました。
ここには(簡単に解決できる)課題がいろいろあります。まず、iTunesの各オーディオファイルに埋め込めるアルバムアートワークを解像度の高い綺麗なものを用意しなければなりません。今までのアートワークは低解像度の物が多く、iPadで拡大されるとシャギーやJPEGのブロックノイズが目立って全く美しくないです。私は自分でジャケットの写真で撮って取り込んでいましたが、iPadまでの解像度を考えず小さめに取り込んでいるものが多かったです。今までのアルバムを全部高解像度で撮り直すはだいぶ萎えますが、上記の為にはがんばらないといけません。
また、高音質で再生するためには、iPadから後段のDACにデジタルデータ”で”渡さなければいけませんが、ここにもいろいろ問題があります。私の環境では、DENONのDCD-1650SEというCDプレーヤーをDAC代わりに使っています。CDプレーヤーなのですが、外部からSPDI/Fの光デジタル入力と、USB経由でのデジタルデータ取得ができる機種であるため、外部ソースのデジタルデータを内蔵のDACを通して、プリアンプ・パワーアンプに渡しています。過去にも述べていますが(avexの”microSD”による楽曲販売について、ナウイのか考える。)、CDはさすがに時代遅れでして、これだけフラッシュメモリが安くなった時代に敢えてモーター+レーザーでの非接触呼び出しをする必要はありません。私もこのCDプレーヤーはSACDを希に聞く以外は、iTouchに入っているデジタルデータを入力してDACとして使っています。同じ様にiPadも接続してみましたが、現時点では再生できません。iPadのドックコネクタは、カメラが付いたりUSB、カードリーダーが付いたりといろいろ機能が拡張されているようなので、少しプロトコルが変わっているのかもしれません。DCD-1650SEをはじめ、デジタルで音声を引っ張れるOnkyoのND-S1など機種は動作確認が必要です。この問題は、ファームウェアのアップで対応してもらえるのか少々心配です。iPadでジャケットを大きく表示し、デジタルデータのままDACに渡し、プリメインアンプに渡すというのがオーディオヲタク達には喜ばれると思うのですが・・・。
また、ヘッドフォンで聞く限り、iPhone/iTouchに比べて、iPadは明らかに音質が良くなりました。iPad内蔵のDACが良いのか、筐体が大きいためグランドが広くとれているからか?わかりませんが、音質は向上しています。

SSH / Telnet端末としては、”本格的には”使えない印象。サーバー・デーモンの管理程度なら問題なし
これもややニッチな使い方かもしれませんが、iPad対応アプリiSSH – SSH / VNC Consoleを使って、私の管理しているLinuxサーバーにリモートログインしてみたところ、画面が大きいためかなり良い感じに思えました。しかし、やはり1024×768とはいっても、その半分がキーボードで使われているので結構厳しいです。またキーボードが数字キーが無いのと、テンキー、矢印キー、頻繁に使うキー(コロン・セミコロン・|バー、括弧系文字)が、切り替えないと出せないため、かなり使いづらいです。これはキーボード問題を解決しないと、本格的には使えない印象です。実際にviを使って、C++言語でhelloworldを書いてコンパイルしてみましたが、超時間がかかりました。おそらく、デーモンの起動・再起動など管理程度なら問題ないので、そういう使い方をするのでしょうね。VPNクライアント(L2TP, PPTP, IPSec)を付属しているので、サーバーの管理などは非常に便利かと思います。また、キーボード問題も外部物理キーボードをbluetooth経由で接続できるので、解決してしまうんですよね。

◆リモートデスクトップクライアント端末としては、少しは使えるかも。
これもややニッチな使い方かと思いますが、iPad対応のアプリRDP(from MochaSoft)を使って、遠隔地のWindowsPCにリモートログインしてみました。iPad付属のVPNクライアント(PPTP)経由で遠隔地のLANに接続し、VPN経由で、Windowsにリモートログインしたところ、全く問題なく自分のPCにログインすることができました。複雑な作業は面倒ですが、少し自分のPCに保存されているwordファイルを開いて見るとか、そんな使い方なら全く問題なく使えます。上記のSSHとも含め、このあたりはiPhone / iTouchでもできましたが、やはり画面が大きいので、少し”使う気”になれるかなという印象です。

そんなこんなで、いろいろな場面でiPadを使ってみると、画面の大きさはやはり魅力でして、iPhoneで何とかやっていたというものを、本格的に使ってやろうという場面が多々多かった気がします。細かいことを書きましたが、やはり、ウェブ、メール、スケジューラ、電子書籍、これに関しては最高だと思いました。

2)電子書籍について
電子書籍の発展が、iPadが成功するかを左右するみたいな情報が多く飛び交っているのではないかと予想されます。私も同様の意見です。遅ればせながら、最近村上春樹さんの1Q84を読み始めたのですが、なにせハードカバーで本が大きい!。出勤用のバッグには、NotePC + 財布などに1Q84が入るともうパンパンで、ジッパーを閉めるのがきつい状態でした(バッグが小さいからなんだけど)。そこで、iPad + PDFリーダーのアプリ(CloudReaders = 無料:良いソフトです)で試しに本を読んでみることにしました。1冊100円で自分の書籍を裁断しPDF化してくれる会社”BOOKSCAN“にお願いして、1Q84と実家にあった北斗の拳(漫画)をPDF化してもらいました。実際に読んでみた感想は、全くもって書籍と同じ、全く問題なしです。紙を実際にめくる感覚など・・・なんていうアナクロな考えは遠に消え去り、普通に読めます。活字の1Q84はもちろん、コマをおいかける漫画も全く問題なく読めます(しかも早く)。それ以降、出勤バッグには、NotePCとiPadになったので、パンパン状態は解消されました。NotePCを持っているならPDFリーダーを立ち上げて見れば事は足りるのですが、電車に乗ってNotePCを使うのは(私はしますが)一般の人はしないと思うので、やはり良いデバイスだと思います。しかし、立ち乗車でiPadによる読書は少し厳しいかもしれません。日本の混雑した車内で、iPadを片手に本を読むにはすこし重すぎるかもしれません。iPadの重さに関しては、後述します。
さて、私はBOOKSCANでPDF化してもらいましたが、これは全くエコではありません。紙に出力して、また電子データに戻しているわけですから。やはり出版物を直接電子データで購入できる仕組み必要です。ここは明言を避けますが、日本の出版業界の既得権益と、Apple, Amazonなどの新参者との権力争いですね。出版業界は、利益激減を裏腹に、電子データだとコピーが出回るとかいってしばらく阻止してくるかもしれませんね。おそらく、Apple, Amazonなどの電子書籍出版側は、著者に対して、紙媒体の出版業界よりも大幅に高い印税で釣ってくると思いますので、この両者がどのように折り合いをつけていくか楽しみです。いずれは、電子書籍化になるわけですから、出版業界はへんなブロックを掛けて崩壊するよりは、日経新聞の様にどんどん前向きに出て行った方が良いと思います。とはいえ、実際には、私のスキャンしてもらった1Q84のPDFも、コピーが出回れば1800円の値段を払わなくて済むわけで、コピー問題は真剣に取り扱う必要がありますね。アメリカはAmazon Kindleが売れているらしいので、日本では、iPadをきっかけになかなか進まなかった電子書籍化インフラが整備されるのか楽しみなところです。
日本では、村上春樹さんくらいの大物文壇が、今後電子書籍しか記事を書きませんくらい言わないと変わらないかもしれませんね。私としては、iPadを使っての読書が相当に快適だったので、どんどん進んで欲しいと願っています。

3)Wi-Fiモデルか3Gモデルか?
日本では、3Gモデルに対して、NTT DocomoがMicroSIMをサービス提供することが発表されました(その後、3Gはsoftbankだけになりました。Docomoの戯言でした)。iPadは、いろいろ使ってみてやはりネットに繋がっていないとおもしろくないです。ネットに繋がっていないと電子書籍くらいしかやることがありません。よって、E-mobileのPocket Wi-Fi + iPad Wi-Fiモデルか、iPad 3Gモデルのいずれかで常にネット環境は確保しなければならないと思います。私は、Wi-Fiモデルを購入しましたので、Pocket Wi-Fiとの連携でネット環境を確保する予定しています。また、DocomoのM-Zone(Mopera U)に契約しているので、東京の地下鉄、スタバ、マックなどでは、Wi-Fiが確保できています。(M-Zoneはお勧めです。M-Zoneはほとんどの駅で飛んでいるので、駅に到着している1~2分の間でメールチェックはできますし、打ち合わせの際にスタバ・マックなどを選べ ば、多くの場面で確保できます。現Docomoユーザーは、数百円で使えます)。一方で、Pocket Wi-Fiのバッテリーの持ち時間、小さいとはいえ持ち歩く必要がある点、接続したりすることの煩わしさを考えると、やはり3Gモデル+ M-Zoneが最強かなと思います。カーナビとして使う場合は3Gモデルが必須ですね。
Docomoの価格体系も発表されていないし、3Gモデルの値段は10万近くになりそうな様相ですが、可能であれば3Gを買っておけばより楽しめるのではないかと思います。

4)ストレージ容量は必要か?
16GB, 32GB, 64GBと発売されるわけですが、私はWi-Fi で16GBと一番弱気な機種を買いました。これは使い方次第かと思いますが、電子書籍のデータが結構大きいのと、画面が大きいので写真・動画を載せる可能性が高く、大きいに超したことは無い印象です。ちなみに北斗の拳のPDFが1冊約70MB程度(200ページ)で結構使います。こち亀全169巻ですと12Gになるので、16Gモデルですとこち亀だけで終わってしまいます(笑)。参考になれば。

5) 雑感・いろいろと思った事。
レストランなどで、さっと出せる
先日、知人のフランス人と、割と良い感じのフレンチレストランに行ったのですが、そこでiPadを割と自然に使えました(もちろん本来はよろしくないのかもしれませんが)。いわゆる良い感じのレストランで、NotePCを取り出して、トップカバーを開いてとなると、高さ方向があるため、目立ちますし、きれいなテーブルの上では広げられません。それを平置きできるiPadは、まぁまぁ出しやすいかなと思いました。平置きなので、一緒に居た全員が、のぞき込むことができます。NotePCだと画面が立つので、見る人の方向に向けなければならないですよね。それとみんなが指を伸ばしてページをめくるなど、結構いろいろな使い方ができました。このレストランの場面で、みんなでのぞき込んでいる場面が、iPadっておもしろいなと思いました。iPadは加速度センサが付いているのでどの方向に向けてもコンテンツが回転されて表示されるわけですが、人間は結構逆転していも文字や写真は理解できるもので、平置きのiPadのコンテンツを4方向からみても、問題はなく、結構会話は弾むものです。 ネットにつないでウェブなどを見れば、会話の中で出てきた内容にささっと検索することもできますし、良いデバイスだなぁと思われます。
上記で、さんざん”NotePC”的に使えると機能重視の解説をしてきましたが、そのNotePC級の機能を、こういった環境でささっと出せることに、このiPadのおもしろさがあるのではと思っています。NotePCだと仰々しい、携帯だとこぢんまり、そこを埋めるものだと思います。

◆(ぶっちゃけ:汚い話)トイレにも持って行かれる
汚い話ですが、敢えて書いておきますと、Wi-Fiがどの家庭にも飛びつつある今、トイレ内にも飛んでいるわけです。そうなると、iPadはトイレに持って行かれるんですよね。トイレで本を読む人がいるのですから、電子書籍という側面では、不思議ではありません。一方で、上のレストランの話の裏腹で、トイレにNotePCだと仰々しいですが、iPadならさっと持って入れる。この感覚は携帯をトイレに流しちゃう人が多いことを考えると携帯は持ち込んでいるですよね。書籍の側面、携帯の側面でiPadは全世界のトイレにどんどん進出するかと思われます。この話を書いておくと宮下のiPadは毛嫌いされそうなので、ちゃんと消毒します。

◆会社のミーティングをiPadを持って参加してみた
会社の定例ミーティングには、NotePCをもって参加していましたが、最近はiPadで参加しています。進捗報告と今週の予定は、カレンダー機能を使えば話せます。メールベースの内容はメーラーで確認できるということで、NotePCが無くともスマートに会議には参加できそうな様相です。しかし、議事録当番の時はNGでした。ミスタッチの多い現段階では、議事録メモは間に合いませんでした。iPad + キーボードを持っていくなら、NotePCでいいじゃんってことなので、このあたりのビジネスユースは、どうiPadが入り込んでいくか楽しみなところです。

電車の中で取り出すと、内容は隠せない
混雑した電車の中では、自分のメールは後ろの人に読まれている可能性があります。女性の多くは見えづらいシートを貼っている様ですが、液晶メーカーからすれば多くの方向から見えるように視野角を広げる努力をしているわけで皮肉な状態です。iPadに関してもそのようなシートは発売されるのかもしれませんが、それはあまりに面積が広いので防ぐのは不可能だと思います。実際に電車の中でiPadを取り出して、北斗の拳を読むわけですが(笑)、どう考えても隣の人は一緒に読むことができます。iPadを使って、読む物はホクケンかよと思われているかもしれません。というわけで、ウェブ、メール、電子書籍としてはかなり使えますが、電車の中ではコンテンツはオープンなので、卑猥な小説を読む方には向かないかもしれません。スポーツ新聞のエロコーナーを思いっきり見ているおじさまもたまに見かけますので気にしないのかもしれませんが。

意外と重たくて手首が疲れる
これは結構重要な問題です。スタバで1~2時間だらだらiPadを使ってみたところ、画面が結構反射するので、机に平置きだとやや見難い感じです。そこで、自分に正対させるように手首を使って45度傾けて支えるわけです。両手なら気にならないのですが、片手はコーヒーも飲みたいわけですし、ずっと両手で支えるのは体制が変です。そこで片手で45度を支えるのですが、これが結構重たくて疲れます。折りたためる45度の置き台みたいなものは売れるかもしれませんね。この重さは、電車で立っているときに片手で支えるのも同様に厳しいかと思います。次世代では軽くなるのでしょうか?画面の大きさは魅力ですが、逆に重さは少しネックかもしれません。もちろん膝の上に置く、机の上に置く環境では問題ありません。

◆教育目的ツールとして、
長くなるのであまり触れませんが、アプリ次第、制度次第でとても有用、魅力でしょうね。Crayon PhysicsのiPad対応版がでたら買ってみたいと思います。

◆いろいろな操作端末として、
wifi + 3GでIP接続ができるわけですから、いろいろな物の遠隔操作デバイスとしては使えますね。

クックパッドなど、”手が汚れた環境で使える”
日本でトップ級にアクセス数があるクックパッドですが、まさにiPadでクックパッドを表示して、キッチンに持ち込むという使い方は良いかもしれません。物理キーボードではないのでタイピングが遅いと書きましたが、逆に物理キーボードじゃないメリットとして、キーボードの間に料理中の手で付いた小麦粉が落ちることがないわけです。これはむしろメリットです。料理を作りながら、食材で汚れた手でもiPadは使えますし、その後表面を掃除すれば良いので、むしろこういった場面はiPadの独壇場かもしれません(とはいえ、ホームスイッチ、イヤフォン穴などは防塵・防滴ではないのと思うので注意が必要です)

◆iPad的ウェブサイトが出てくるかも?
上記のクックパッドは、基本的にはレシピを参照するだけですので、iPadなどではとっても快適に見られるサイトです、逆に”2ちゃんねる”の閲覧は最悪です。まず、現iPad搭載のSafari(ウェブブラウザ)はウェブページの内容の検索ができないので、2チャンネルの昔のサイトデザインは全く向いていません。スレッド名が多量に並んだ分岐ページでは、iPadはとても大変です。Googleで検索して2ちゃんねるのページが引っかかって、そこに飛んでもキーワード検索ができないのでたどり着けません。そう考えると、2ちゃんねる的なサイトは、iPadには向いておらず、”ページをスクロールして、押していくだけ”のサイトが向いていると言えます。これはどんどん人間が退化している気もするのですが、そういう誘導系のサイトデザインが好まれるかもしれませんね。逆に2ちゃんみたいなサイトは、ビューワーみたいなアプリで対応していくのかなと思います。クックパッドは偶然かもしれませんが、iPadとの親和性が高く、参考サイトになると思います。

◆(2010/05/14追記)一瞬起動のメリット
そういえば書き忘れていましたが、iPhone OSですので、iPadはスリープ状態から、瞬時に起動できます。こんなメリットを書き忘れていました。上記で紹介した、”PCサイトをストレスなく見られる”という行為が、さらに瞬時に始められるというメリットは強大です。さっと起動、さっと検索、さっとスリープ。現状、Win7ですと、スリープにしておけば瞬時起動は可能ですが、電気代を考えると電源オフ or 休止状態に入らざるを得ません。そうなると起動にSSDを使っても1分はかかるので、勝負になりません。一瞬起動のメリット。これはiPhone / 携帯では当たり前ですが、大変なメリットです。

6)誰が買うのか?
◆私の様な新し物好きの馬鹿野郎はまず飛びついて良いでしょう。おもしろいです。+3G契約か、PocketWiFi + M-Zone(Mopera)公衆無線LANの準備はお忘れ無く。
◆モバイル系(軽量)NotePC+常時ネット環境を持っている人は?
私の状態でもありますが、基本的に機能面だけ見れば、その状態は超えませんので必要がないかと思います。一方で上で書いた、NotePCでは仰々しくて出せない環境でささっと使える感覚は、少し新しいものでここに面白さが発見できそうなら買ってみても良いかもしれません。私もいろいろ考えたのですが、家・職場には超強力なデスクトップPCがあり、専門のCAD, 開発ソフトなどを多用しています。そういう場所ではそれを使えば良い。一方で出勤中、外出先まで、完璧のPC環境が必要か?というとそうではないかもしれません。そうなると、意外と持ち歩きはiPadだけで事足りる場面もあるかもしれませんよ。と書いておいて、私は、NotePCとiPadを持ち歩いていますが、この体制がどうなるか今後楽しみです。
◆奥様達、女性の一人暮らし(OL,女子大生など)は?
女性達の生活は想像の域をでませんが、iPadでほとんど事足りてしまうのではないですか?ウェブ見て、Youtube見て、音楽聞いて、メール(は携帯か・・)。下手なネットブックにお金出すよりも、スマートで良いかもしれません。ちょっと大きいかもしれませんが、女性でも持ち運べるぎりぎりのサイズだと思います。

7)FLASH非搭載について思うこと。
私もiPhoneを長年使っていて、FLASHサイトが見られないのは大変不満でした。少なくなってきましたが、FLASH(swf)を1つだけページのど真ん中に張ってあるサイトが、iPhoneでは何ともならないわけです。町でレストランを探して、レストランのサイトに行くと、無駄に凝ったのかそういうサイトがあり電話番号すら調べられないケースが多々ありました。しかし、先日JobsがFLASH非搭載についてプレゼンしました(ジョブズCEOがiPhoneへのFlash非搭載について声明-AppleはWeb標準を重視。「Flashこそがクローズド」)。この演説でこの問題は終了したと思います。今後ウェブデザイナーはFLASHを1つだけ貼ったようなサイトは作らないでしょう。今のiPhoneの普及率と、このプレゼンでAppleは今後FLASHをサポートしないと表明したことで、サイトの発注者は、デザイナーに”iPhone/iPad”でも見られるようにしてねとなるかと思います。動的ウェブがJava AppletやDHTML(いわゆるjavascriptを使った動的サイト)としてはやりだした時に、FLASHはそのアニメーションとインタラクティブ性でシェアを勝ち取りました。今度は、iPhoneの端末のシェア数という力でまた変わっていくだけのことだと思います。私もテキストベースが好きなので、HTML5はとても期待しておりますので、良い流れだと思います。

8)まとめ
だらだら書きましたが、iPadは携帯とNotePCの間に1つのレイヤーを作ったデバイスなのかなと思います。むしろNotePCの大半の機能を搾取し、上に押しやって入り込んだようなイメージかもしれません。パソコンの機能(むしろ実用面)の8割位はiPadが、携帯性を備えた上で実現し、残り2割のビジネス的、テクニカル的な使い方はNotePC,デスクトップとして上に追い出された様な印象です。このエリアはPDAなりタブレットPCなり構想はたくさんありましたが、毎回失敗しました。今回、再三にわたる参戦ですが、iPhone/iPodでこれだけシェアを取ったアップルが、成功するか楽しみなところです。おそらく常時ネット接続が確保できる現代だと、過去のように失敗しないのでは?と思います。
1年後、iPad全然売れていないねぇとなっているのか、電車に乗れば、iPadでみんなが本を読んでいるのか、楽しみですね。
私のようなガジェット好きは、iPadはいろいろ楽しめると思いますよ。

9)追記
・2010/05/08 23PM追記:SoftbankがSIMロック状態でプランを発表しましたね。この時期にSIMロックかよとだいぶ残念ですね。私はSoftbankキャリアの弱さが嫌いなので、Softbankラインはなしかなと思います。Apple StoreでSIMロックフリーで購入し(本体を買い切り)、Docomoの方が良い気がします。とはいえDocomoがまだプランを発表していないので、調査は必要ですが・・・。なんかiPadは、分割で購入っていうイメージでもないんですよね。私も含めE-mobileなど別キャリアでのネット環境を持っている人は、このあたりのプランをどうするか悩ましいところですね・・・。E-Mobileをお持ちでないなら、AppleStoreで3Gモデル本体購入、Docomoで3G契約+MoperaU(M-Zone)契約が最強かと思います

・2010/05/10 5AM追記:Apple Store(ウェブ)でiPadの予約が始まりましたね。予定通り4万後半からです。またウェブショップでは、Wi-Fiモデルのみのようですね。Softbankキャリアで行く人は、Softbankショップでの予約が早く入手できるのかな?、Docomoで行く人は、Apple Store銀座などの直営店に足を運んで予約しなければようですが、かなり情報が錯綜しているようですねはっきりいってDocomoの動きが悪すぎて、やる気があるのかと思いますね。上にも書きましたが、Pocket WiFiなどを持っていない人は、3Gモデルに行くべきです。カーナビとして使う人はもちろん、ささっと出してすぐ使う感じを考えるとPocket Wifiよりも3Gの方が圧倒的に利便性は高いと思います。iPadを買う人は絶対に持ち出すような人たちだと思うので(笑)、是非3Gモデルを。

・2010/05/11 1AM 追記:なんとDocomoがiPadから撤退なのですね。完全にこの会社終わっていますな。何やっているんですかね。先日、iPadのmicroSIMに参入なんて社長が言っていましたが、現iPhoneのSB網、SIMロックまわりをその方が全く理解していない状態での戯言だったのですな。全くの論外でありますね。電電公社時代(親方日の丸時代)の電柱インフラは評価すべきですが、現代の状況を全く理解できていない会社の様ですね。iPadが成功するかわかりませんが、電子書籍のターニングポイントとも言える、この製品に(失敗・成功はおいておいて)こんな形で撤退という状況に、全くお話になりません。iPadに参入すると社長自ら言ったのですから、10日の時点で、撤退しますくらいのプレスリリースをすべきで、この辺りも全く論外の対応でした。

・2010/05/14 iPadの改善点について
会議に持ち込み、メモ用に利用した際に問題が起こった。会話中、指がiPadに触れていることがあります。iPadを落とさないようにiPadの縁を持っていることが多いのですが、その縁の近くにはBSキーがありまして、ふとしたときにそのキーを押しっぱなしにしていることが何度かありました。つまり会議のメモが相当消えてしまいました。undoがiPadには無いので、そのメモは失われました・・・。物理キーボードは触覚でわかりますが、押しっぱなし時には非判定する機能は必須だと思います。

何か質問があればコメント欄に。

iPadを3週間使ってみた感想。(はやるのか?買いなのか?)」への7件のフィードバック

  1. 大変参考になりました!
    日本で一番使い込んでるんじゃないですかね(笑)
    4~5万円なら買っちゃおうかなと思えてきました。

    それとE-Mobileの年間割引がちょうど更新月なので、どうしようか迷っていたのですがPocket Wi-Fiに
    替えようと決心しました。ちなみにUQ WiMAXは家で試しましたが、電波1本しか立ちませんでした…。

    電子書籍は是非盛り上がって欲しいですねー。
    家が本だらけで困ってます(笑)
    小説や漫画はどうせ1回しか読まないので、電子データで充分な気がします。
    半額ぐらいならガンガン買っちゃいますね。

    iPad買ったら一緒に遊びましょう!

  2. なかよくん

    こんにちは。

    今日、ソフトバンクがSIMロックでプラン・値段などが発表されましたね。
    なんか、iPadは、ソフトバンクが提示しているような分割で買うようなものではない気がしています。

    PocketWiFiは、バッテリーがやや弱いですが、便利ですよ。機種変はおそらく1円くらいですよね?それなら機種変はGOだと思います。iPad + PocketWiFiも良い環境だと思います。

    電子書籍は本当に期待ですね。漫画なんかは本当に進んでほしいですね。ここは日本の古い出版業界がどう動くか期待です。

    また遊びましょう~

  3. こんにちは。
    せっかくアメリカにいるので、帰国の際iPadを買って帰ろう!という話が持ち上がっています。
    夫は私の自宅用のおもちゃとして、買う予定らしいのですが、、、(そもそもこれは、持ち運び用?)
    非常に低レベルな質問で申し訳ないのですが、これを使うと何がいいのでしょうか?
    今使っているWindowsのPCはいらなくなるのでしょうか??

    miyashitaさんの記事を読んで、確かにクックパッド、電子書籍の件はとても魅力的に感じました。
    私のような一般女性には、Too muchでしょうか??

  4. 度々すみません、、、言葉足らずでした。。。
    今現在アメリカで、台湾のAcerパソコンを使っていまして、(夫が興味本位で買い与えた)
    基本問題はないのですが、一日に一回は画面がざ~となり、突然消えてしまいます。

    なので、もうこのPCは日本では使いたくなく、代替のデスクトップを買って帰ろうと言っていたのですが、
    iPadなるものが出てきたので、今私はこのノートPCでやっている事が、iPadで代替できるのかしら・・・と、
    思った次第です。初歩的な質問で申し訳ありません。。。

  5. こんにちは。

    いよいよ帰国ですね!(あっという間ですね~)

    さてさて、現地で買ったAcerのデスクトップが何とも調子があがらず、
    iPadで代用が効くか?というお話ですね。

    私の記事がダラダラしすぎていて要点がまとまっていないのも問題ですが、
    他の多くの記事も、何点かメリット・デメリットを挙げているだけで、
    ずばりiPadはこういう物と決めうちの使い方はなかなかできていませんね。

    私がGoldenさん with iPadに関して思う事を箇条書きで

    ・Windows PCは”まだ”要らなくはなりません。
     iPadの現時点でのメインユースは、ゆったり・まったりとウェブを見て、メールを見て、本を読んで、写真を見て。という感じです。よってGoldenさんの様な、センスあふれる綺麗な写真と、しっかりとした文章のブログを書くという行為がある方にとって、iPadは少々力不足です。具体的に挙げれば、SDカードから写真を取り込んで編集し、長文の文章を書くという行為が、iPadでは不可能ではないですが、やや面倒です。iPadにキーボードをつければ入力に関してはかなり効率があがりますが、写真の取り扱いなどはやや面倒でしょう。またiPadは、多くのPC機能を備えているデバイスではありますが、やはりiTunesでの同期作業など、”まだ”PCあってのデバイスだと思います。今後どうなるかわかりませんが。

    ・一般女性には、Too muchなのか?という点
     私から見ればGoldenさんは、行動力もセンスもありますので、全く一般女性ではないと思いますが、女性にこそiPadかなという印象です。いろいろな記事でも携帯なのか?NotePCなのか?という表現が使われていますが、私の印象では、両者の間(いいとこ取り)という印象です。特にお二人ほど、ライフハッカーな夫婦であれば、テーブルにiPadが置いてある環境は必ずや良い影響を与えてくれると思いますよ。記事でも挙げましたが、テーブルに平置きした薄いiPadが、一瞬で起動し、PCサイトがストレスなく見られる。それってかなり快適で、現状は”この小さな行為”のためにいちいちPCを起動していることって多いと思うんですよね。

    ・iPadがあると何が良いのか?
     私は(あえて言い過ぎますが)一家に一台、一部屋に一台、iPadのようなデバイスが置いてあっても良いのかなと思います。そういう意味では、家に一台居座るデスクトップPCというより、その辺のテーブルにおいてある本という印象です。何が良いのか?は、使ってみると”おおお”と思うことがたくさんありますので、是非お持ち帰り頂ければと思いますよ(日本の家にはWiFiを設置するでしょうから)。本当は3Gモデルがおすすめですが、日本はソフトバンクがSIMロックで発売されているので米国で持ち変える場合はWiFiモデルでよいのかなと思います(3Gモデルを買ってきても日本のキャリアで契約できない=できるけど定額制が適用されない)。ご主人などはiPadを持ち歩くケースが出てくるかもしれませんが、その時は日本で3Gモデルを買えば良いと思うので、とりあえず遊び感覚でWiFiモデルを買ってくれば良いのではないかと思います。

    ・結局・・・
     Goldenさんのブログ更新っぷりを見る限り、日本でiPad以外にPCを買うことは必須だと思います。ご主人もお仕事で必要でしょうからそれは良い物をがっつり買ってください。それとは別のラインでお遊びiPadはご自宅に必ずメリットをもたらしてくれると思います。お堅い日本の出版業界も、意外と電子書籍化に積極的でして、もう何年後かには紙の本を買うという行為が無いかもしれませんよ。

  6. miyashitaさん、早速のご回答ありがとうございました。
    まさに、ずばりの回答で大変よく分かりました。
    色々とサイトなど見ましたが、やはりPCとの併用が前提のようですね。
    ただ、併用と言っても、この併用にかなりのメリットがある事が、段々腑に落ちてきました!!

    キーボード無しのPC、ってかなりありがたい存在かも知れませんね。
    私の場合、ブログの更新やメール以外は、ただスクロールしてページを見ていることが極めて多いので、
    机だけでなく、ソファーに座ってひざの上や、ベッドの中など、気軽にどこでも見れそうでこれはポイントたかいですね。ノートPCでも、キーボードのせいで使用場所が限られていた事に、今更ながら気づきました!!
    私の方が、買う気まんまんになってきました^^
    日本に帰ったら、ぜひ見せっこしましょう♪♪
    ありがとうございました。

  7. いえいえ、何かの参考になれば幸いです。

    頂いたコメントではっと思いました。”ソファーに座って膝の上”。確かにこういうスタイルでウェブがストレスなく見られるって無かった環境ですよね。きっとこういう使い方のイメージは、女性の方が沸くのでは?と思いました。
    液晶も綺麗ですし、ブログやメールを読むっていうのなら、本当にNotePCは開かなくなると思いますよ。

    ご帰国、楽しみに待っています~~

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