映画”アップルシード“を見る.
最先端のCGを駆使したアニメの映画である.
アニメ映画なんて見に行くのは久しぶりだが,なんか見に行きたかった.
とりあえず,映像はすごい.これは間違いなく今までの映像とは違った.
内容はネタバレになるので控えるが,こういう近未来の話を振り返ってみると,
”ロボット対人間”の構図が必ず描かれる.
いままで,その構図をみていたとき,”またか・・”とか,”こうすればうまくいくのでは・・”みたいな,結果を見た視点での感想だった気がする.
モノを作るエンジニアは,マゾ&ナルが多い(笑
寝る時間を惜しんでいても,(または学生の場合,論文提出に追われるとかかな・・),研究を進める人が多く,そんな自分を気に入っていたりする.
ロボット対人間の構図,クローン人間の生命倫理,地球を無視した他の星へ移住計画.いろいろ議論があって,しかも解決し難い問題を抱えつつ,頭の片隅にそれを気にしながらも,つい手元のはんだごて,顕微鏡を使って技術を追求してしまう.
この映画での,ロボットたちの攻撃力は凄まじい.ビルでも何でも破壊しまくり.
もうとにかくロボットの力強さを人間が押さえるのに精一杯.
身近にあるフォークリフトや,ショベルカーの力でさえ,既に人間の力は及ばない.
もう,その時点で,ロボット対人間の問題が始まっているのかなと思った.
(他にもいろいろ感じたけど・・・)
物作りのモチベーションと,それが形になって,そして壊れて地球に戻るまで,広い視点をもったエンジニアになりたいものです.
こんにちは。
ちょっと前に映画イノセンスを見ました。
人間とロボット、そしてアンドロイドの関係が描かれていました。そこでは消耗品であるロボットは飽きたら捨てられる運命にあるんです。
なかなか切ない話で、いろいろ考えさせられました。
APPLESEEDご覧になったんですね。
ずいぶん前に原作を読んだことがあります。
近いうちに見に行くつもりです。
やっぱりこのテーマは,手塚さんなども含め何度も何度も描かれて,訴えられていますよね.
このまま行けば,自分の意志で動くロボットは10年以内にでも完成しそうです.
その時に,自分の仕事を投げ打ってでも,開発を止める勇気があるかですね.
私は宇宙開発なので,ロボットから離れていますが,エンジニア全体に言える問題ですね.