Fujifilm X-T3 (X-Trans CMOS4)センサーでの近赤外撮影テストを行ってみました。 カメラ自体の改造はせずに、近赤外線通過フィルター(可視波長カットフィルター)Kenko R72を用いて、僅かに漏れて入る近赤外域での撮影テストをしてみました。 体感ですが、Canon機よりも近赤外域はセンサーに届いている印象(感度がありそう)で、シャッター時間(露光時間)は長くなりますが、X-T3(X-Trans CMOS4)センサーは比較的近赤外撮影ができるようです。
*(注意!)最近の衣服は、近赤外領域も乱散させるような繊維になっており、この撮影による盗撮はほぼ不可能だと思います。この動画は盗撮等の行為を助長させるものではありません。
<動画の内容>
0:00 近赤外撮影についてと、Kenko R72フィルターについて
2:51 実際に庭のツツジをX-T3 + XF56mmF1.2 + R72(赤外線通過・可視光カット)フィルターで撮影した写真の紹介
7:53 過去にCanon EOS M (改造:赤外線吸収フィルター破壊)+ R72等(赤外線通過・可視光カット)フィルター撮影写真(風景)。最近の衣服は透けない話。
<参考リンク>
・私のCanon EOS Mを改造して近赤外撮影をしたブログ記事:
・可視光線 – Wikipedia
・赤外線 – Wikipedia
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赤外線と近赤外の違いはなんですか?
赤外線は幅が広く用途も異なることから、いろいろな呼び方があります。
可視光の波長に近い赤外線を近赤外と呼ぶことがあります。