映画「おくりびと」を見て来ました。本木雅弘さん演じる”納棺師”を中心に、人の死を送ることについて、人の死を送る仕事についてを綺麗な映像と音楽で表現している映画でした。昨年度に祖母を亡くしたときに、映画で演じられていたような”納棺”の儀式が行われていたかあまり記憶にありません。もちろん宗派、地方によっても違うと思いますが、今回の映画では、表現が良いかわかりませんが、納棺という儀式をとても美しく表現されておりました。映画の中で数々の人々の最後が表現されていますが、その演出、演技、音楽なども含め、モントリオール世界映画祭でグランプリを取っただけあるなという素敵な映画でした。ご覧になっていた方は、ご年配の夫婦の方が多かった気がしますが、皆笑い、泣き良い映画だったのではないでしょうか。私ももう一度死を考えるきっかけとなりました。
調べてみたところ、納棺の時に行う湯灌(ゆかん)は、生前の苦しみ・悲しみ・悩みなどを洗い流す儀式という意味があるようですが、日本書紀などの古い書物で説明があるようで、もう1300年以上の歴史があるようですね。とても大変なお仕事かと思いましたが、その歴史と意味を知るととても感慨深く、色々と考えさせられました。綺麗な映画なのでもし興味がありましたらご覧になってみてください。
相変わらず月に数本は劇場で映画を見ておりますが、今年は”マジックアワー”、”クライマーズハイ”、”おくりびと”など、元々好きな邦画で良い作品が多く、今後も益々邦画界にはがんばっていただきたいです。
追記:この映画は、本木さんが、旅先でたまたま遭遇したおくりびとの儀式をみて感銘を受けて企画がはじまったそうです。おそらく生で見たその儀式の意味と美しさに役者として何かを表現しなければと思ったのでしょうね。公式ページのプロダクションノートが良くまとまっていて面白い内容となっています。
おくりびと、私も見ました。
プレスの方から今年の邦画No.1だとお勧めされて行ったのですが、本当に
良かったですね。死という重いテーマなので暗い話なのかと思いきや、笑い
も涙も両方ある素敵なお話でした。身近な方が亡くなった時は、納棺の儀式
を行ってお別れをしたいと思いました。
ひーちゃん。
ちょいとお久しぶり。
良い映画でしたね。2回の泣ける場面では、会場全体で大泣きな感じでした。
笑いもあり私もとても感動した映画でした。
ちょうど先週末に見ました。とても良い映画ですね。
映画館から出るエレベーターに乗り合わせた年配の夫婦から感想を聞いたけど、やっぱり死生観というのは年代によって違うのだなぁと感じました。「送られる」ことを待望するようになる段階というのが、いつか我々にも来るのかも、ですね。
shumaくん
死生観は世代によって違うでしょうね。ご年配が多かったので、いろいろ映画後にお考えになったご夫婦も多かったのではないでしょうか。私というとこの映画で、”送られる”方を考えましたね。納棺はすばらしい儀式だと思いましたが、人に迷惑を掛けるのが嫌な人間なので、自分は極力時間とお金を掛けてほしくないなぁと思いました。私の葬式、納棺にお金を掛けるのであれば、生きている方が旨い寿司でも食いに行ってほしいものです。
映画館に見に行こうかどうか、迷ってたところだったので、
直己くんの日記を読んで、やっぱり行ってみようという気持ちになりました。
私もお祖父ちゃんが亡くなたとき、納棺師の方に身を綺麗にして頂いて、
どんどん肌つやがよく、健康だった頃のお祖父ちゃんの顔に戻っていったときは、
悲しいのに、ほっと心があったまるような不思議な気持ちになったのを思い出しました。
ぜひ今週末は見に行ってみようと思います。
じゅんじゅんさん
この映画は100%オススメです。絶対にご覧になってください。
じゅんじゅんさんの感性でしたら、100%満足されると思いますよ。
笑いあり、涙ありの爽やかな映画ですので是非!
コメント今更ですみません。
おくりびと、空も公開2日目にみました。
美しい映像でしたね~
日本の美しい所作を表現し
邦画の良さがでている作品ですよね~
直己さんの日記のとおり、
笑いあり、涙ありで、
ホント
温かい気持ちになりました。
おひさしぶりです~
綺麗な映画でしたよね。日本アカデミー賞はまず間違いなくとるでしょうし、ハリウッドでも評価されると良いですね!
内容も良かったですし、いろいろ考えさせられる映画でした。