今日は茶の湯の稽古。稽古を始めた頃は洋服(+帯だけ巻いて)で稽古に通っていたのも最近は着流しで通うようになり、電車等移動もだいぶ慣れてきました。しかし今日は夏陽気だったので、袷の着物は実に暑く。
来月で茶会デビュー(亭主と板東+雑用)ですが、今日の稽古はその最終確認。お友達が亭主の時に板東をやったり、その逆をやったりととっても楽しく。そして奥深く。毎度の事なら勉強になります。しかし板東をやっていると友達の綺麗なお点前が見えないのが少し残念だったかな。今回の茶会での道具の組合せを先生に見せて頂きましたが、香合などとっても素敵なもので、遊び心もあり興味津々でした。6月らしく、涼しげな道具の組合せになりそうです。
来月の茶会で使う袴のお仕立てが上がってきたので取りに行ってきました。馬乗りです。とっても良い感じ。やっぱり出来合の物が多い時代にこうやって仕立てて貰うというのは愛着がわきますね。大切にしようと。さすがに正式な(最高格)の仙台平は高すぎて手がでませんでしたが、まずはこの袴で。これだと知人の結婚式にも出られますし。
昨日優秀な後輩の結婚式でしたが、残念ながら黒スーツでの参加でした。スーツでの結婚式参加は昨日をもって最後にしたいものです。せっかくの日本に生まれておきながら着物で冠婚葬祭に参加するのはやはりもったいないなと。それにしても年下のお二人の結婚式でしたが、素晴らしすぎておっさん(私)はウルウル来そうでした(笑)とてもしっかりしていて、同じ歳の頃の自分と比べると雲泥の差。こんなに将来が心配”する必要がない”カップルもないですな。末永くお幸せに。
7月になりますと盛夏の着物になるわけで、麻の反物をちょうど探していました。袴をいつもの閉店セールのお店に取りに行ったところ、いままで無かった麻の反物(男性用キングサイズ)が入っていました。閉店じゃないの?という疑問を抱きつつ5本新しく入ったとのこと。というわけで、麻の反物を買ってきました。お仕立ては茶の湯の先生のお知り合いに特別お安く仕立てて頂けるのでとっても安心です。もちろん良い反物は上天井であるのでしょうが、まずはこんなところから。
盛夏の着物も楽しみです。さて、暑い中どれだけ着物で出かけられるか。洋服よりも涼しいのかなど楽しみもあり。
先週後半の家での茶の湯の稽古は、神田神保町の御菓子処”さゝま”さんの主菓子でとっても素敵でした。よって紹介。
抹茶:上林 綾の森
主御菓子:御菓子処 さゝま `玉川(錦玉羹)`
「小豆の漉し餡と白餡と黒胡麻の入った白餡を錦玉羹で固めた物です。美しい流れの玉川を表現しています。」とのこと。田舎で川遊びをしたのを思い出します。いかにも涼しげ。
抹茶:上林 綾の森
主御菓子:御菓子処 さゝま 紫陽花(錦玉)
紫陽花。素敵ですよね。梅雨の時期は憂鬱ですがこういう御菓子を見ると少し気持ちが晴れますね。
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日本政府観光局がとっても素敵な外国人向け`日本`紹介動画を作成しています。もう数年前作成の物ですが、内容的に全く色褪せるものではなく。その為FullHDではなく画質が悪いですが、実に素晴らしかったので紹介。音楽も素晴らしく。
本当にこの国に生まれて良かったと思います。茶の湯を始めて、指先に気を遣うようになり、茶人・日舞の方達の手の動きの美しさにはっとさせられます。自分が同じようにできないから美しいと感じる。これも茶の湯を始めて良かったことの一つです。
そうですそうです。
香合の番付の展示会でしたので、そのようなラインナップだったわけで見応えがあったんです。
各美術館が所有しているものはまだしも、個人所有のものですとなかなか拝見することはないですからね。
楽しかったですよ。物の良さという枠ではなく、かの時代に数寄者達が遊び心をもって愉しんだようす
(愉しむだけではないと思いますがw)をも垣間見れたようで良かったです。
徳川さんもお宝がありますからねー。
以前、これでもかというほどのお宝の展示会がありましたが
その時は道具の持つ独特の力に負けてしまった思い出があります。
是非出かけてみてください。
お茶は、どんどんと深みにはまっていきますね。楽しいやら怖いやらw
香合・・。私は稽古用も一つも持っていないのですが(格が高いので良く学んでから買おうかと)、やはり目を鍛えるためにも、そういう展示会は面白そうですね。やはり、文化は時代が狂っている時に開花しますよね。江戸ではなく安土。ウチラの世代よりもバブル世代など(笑)。ヨーロッパの強烈な城・建築も圧倒的な封建制度があったからと。
徳川美術館ははやく行ってみたいと思っています。また行きましたらブログで紹介致します。
奥深いですね。